JP2011056077A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】主制御装置に対して従属状態及び独立状態のいずれの状態でも、画像表示装置の演出遊技の動作を副制御装置で制御できるようになるスロットマシンの提供。
【解決手段】回転リール11の動作をフリーズさせる第一演出の継続時間として第一演出時間T1を主制御装置20A に設定し、液晶表示装置60で実行される第二演出の継続時間として第二演出時間T2を副制御装置20B に設定し、第二演出時間T2の値を第一演出時間T1の値以下に設定する。これにより、第一演出の継続時間内に第二演出を完了でき、第二演出の実行を主制御装置20A に従属させることができる。そのうえ、遊技の終了信号で、第二演出を開始させれば、第二演出時間T2の満了後に、第二演出が自動的に終了するので、第二演出の実行を主制御装置20A から独立させることもできる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、外周面に複数種類の図柄が記されているとともに回転動作する複数の回転リールと、これらの回転リールに回転を開始させるために操作されるスタートスイッチと、これらの回転リールの回転を停止させるために操作されるストップスイッチとを備え、回転リールの回転中に、遊技者が前記ストップスイッチを操作して回転リールのすべてを停止させた際に、予め設定された有効ライン上に所定の図柄の組み合わせが表示されていると遊技者に利益がもたらされる遊技が行われるスロットマシンに関する。
従来から、人々に娯楽を提供する遊技機として、複数の回転リールに記された図柄を揃える遊技を行うスロットマシンが利用されている。このスロットマシンは、複数種類の図柄が記されるとともに回転駆動される回転リールを備え、遊技者が所定の操作を行って回転リールを停止させた際に、表示されている図柄が所定の組み合わせになっていれば入賞となり、入賞した役に対応する枚数のメダルが遊技者に払い出される遊技機である。
このようなスロットマシンには、複数設けられた回転リールの回転を開始させる際に操作されるスタートスイッチと、これらの回転リールの回転を停止させる際に操作される複数のストップスイッチと、スタートスイッチが操作されたことを契機として遊技における当否に係る抽選を行う当否抽選手段とが設けられている。
そして、遊技者がスタートスイッチを操作すると、複数の回転リールが回転を開始するとともに、当否抽選手段によって当否に係る抽選が行われ、この抽選で何らかの役に当選した場合にのみ、図柄が所定の組み合わせに揃って入賞することが可能となっている。
近年のスロットマシンは、液晶表示装置等の画像表示装置を備え、この画像表示装置の画面に様々な映像を表示することで、多種多様な演出が行えるようになっている。
また、スロットマシンとしては、メダルをベットした後に、スタートスイッチを操作しても、回転リールが回転を開始しないフリーズ状態、あるいは、回転している回転リールを停止させるために、ストップスイッチを操作しても、回転リールが停止しないフリーズ状態に移行する、いわゆるフリーズ演出を行うものがある。
このようなフリーズ演出を、当否抽選手段による抽選で所定の役に当選した際に行えば、フリーズ演出の開始に伴い、スタートスイッチやストップスイッチの操作が一時的に一切行えないフリーズ状態となり、これにより、演出用に設けた演出装置を一切利用することなく、所定の役に当選したことを遊技者に確実に報知することができる。
このようなスロットマシンでは、フリーズ演出が開始されると、スタートスイッチやストップスイッチの操作が一切行えないフリーズ状態に移行して、遊技者によっては、スロットマシンが故障したとの誤解を抱いたり、あるいは、フリーズ演出の継続時間によっては、遊技者が退屈に感じたりする。
このため、フリーズ演出時に遊技者が誤解や退屈しないように、フリーズ演出時において、画像表示装置の画面に表示される画像を利用した疑似遊技である演出遊技をフリーズ演出に従属して行わせるスロットマシンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、フリーズ演出時の遊技者を確実に楽しませるために、フリーズ演出が開始されると、画像表示装置の画面に、複数種類の図柄が記された複数の図柄列が変動状態で表示されるようにし、変動している図柄列に対して所定のストップ操作を行うと、図柄列が静止するようにし、画面に表示される図柄を所定の組み合わせに揃える演出遊技を行えるようにすることが考えられる。
このようにすれば、遊技者は、フリーズ演出時に、実際の回転リールで行う本物の遊技に類似する演出遊技を遊技者に行わせることができ、この演出遊技でフリーズ演出時の遊技者を確実に楽しませることができ、遊技の興趣性を向上することができる。
以上において、回転リールを含む遊技用の装置及び副制御装置の動作は、主制御装置によって制御され、主制御装置からは、制御指令の内容を示す信号が一方に遊技用の装置及び副制御装置へ送出され、主制御装置は、遊技用の装置及び副制御装置からの戻り信号を一切受信することなく制御動作を進行させるようになっている。
また、副制御装置は、主制御装置から送られてくる制御指令の内容を示す信号に基づいて、画像表示装置の動作を制御するようになっている。
このため、フリーズ演出においては、副制御装置は、主制御装置に従属して画像表示装置の動作を制御し、主制御装置の指令に基づいて演出遊技を開始し、且つ、主制御装置の指令に基づいて演出遊技を終了するようになっている。
特開2009−5929号公報
従来のスロットマシンでは、副制御装置は、主制御装置に従属するものであるので、フリーズ演出の実行に伴って演出遊技を行うことはできるが、フリーズ演出が実行されない遊技の終了後には、主制御装置が制御動作を行っていないので、主制御装置からの指令が受けられず、演出遊技を実行できない。
このため、フラグの持ち越しが可能なビッグボーナス等の役に当選したことを、遊技の終了後に演出遊技で報知したくとも、主制御装置が制御動作を行っていない遊技の終了後には、演出遊技を行うことができないので、遊技の終了後に当選報知が行えない、という問題もある。
なお、遊技の終了後に演出遊技が行えるように、副制御装置が主制御装置から独立して演出遊技を行うようにしたスロットマシンが利用されているが、このようなスロットマシンでは、副制御装置が独立して演出遊技を行うため、演出遊技の実行に時間的制約がなく、遊技者は、演出遊技を長時間楽しむことができるので、遊技場におけるスロットマシンの稼働率が低下する。そのうえ、演出遊技については、副制御装置が主制御装置から独立して制御を行うようにしたので、フリーズ演出に連動して開始/終了することができず、フリーズ演出に伴って演出遊技を行うことができない。
このため、主制御装置に対して従属状態及び独立状態のいずれの状態でも、副制御装置で画像表示装置の演出遊技動作を制御できるようにしたい、という要望がある。
そこで、各請求項にそれぞれ記載された各発明は、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、主制御装置に対して従属状態及び独立状態のいずれの状態でも、画像表示装置の演出遊技の動作を副制御装置で制御できるようになるスロットマシンを提供することである。
各請求項にそれぞれ記載された各発明は、前述の目的を達成するためになされたものである。以下に、各発明の特徴点を、図面に示した発明の実施の形態を用いて説明する。
なお、符号は、発明の実施の形態において用いた符号を示し、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(請求項1)
(特徴点)
請求項1記載の発明は、次の点を特徴とする。
すなわち、請求項1に記載の発明は、外周面に複数種類の図柄が記されているとともに回転動作する複数の回転リール(11)と、これらの回転リール(11)に回転を開始させるために操作されるスタートスイッチ(45)と、これらの回転リール(11)の回転を停止させるために操作されるストップスイッチ(43)とを備え、回転リール(11)の回転中に、遊技者が前記ストップスイッチ(43)を操作して回転リール(11)のすべてを停止させた際に、予め設定された有効ライン上に所定の図柄の組み合わせが表示されていると遊技者に利益がもたらされる遊技が行われるスロットマシン(1)であって、前記複数の回転リール(11)を含む遊技装置の遊技動作を制御するとともに、制御対象となる遊技装置に対して一方向に制御信号を送信し、且つ、当該制御対象の遊技装置からの信号を受信することがないように形成された主制御装置(20A) と、遊技を演出するために、複数種類の図柄が記された複数の図柄列の変動状態及び静止状態の画像を表示する画像表示装置(60)と、この画像表示装置(60)を含む演出装置の演出動作を制御する制御装置であって、前記主制御装置(20A) からの制御信号に従って制御動作を行う副制御装置(20B) とを備え、前記主制御装置(20A) には、前記スタートスイッチ(45)の操作を契機に、遊技における当否に係る当否抽選を行う当否抽選手段(22)と、この当否抽選手段(22)の当否抽選の結果に応じたフラグを成立させるとともに、フラグの状態を示すフラグ状態信号を前記副制御装置(20B) へ送出するフラグ設定手段(22E) と、前記スタートスイッチ(45)の操作を契機に、当該主制御装置(20A) に遊技動作が制御される遊技装置に対する操作を無効にする遊技操作無効状態にする第一演出に係る第一抽選を行う第一抽選手段(25)と、この第一抽選手段(25)による第一抽選で第一演出を行うことが選択されると、第一演出を開始するとともに、前記副制御装置(20B) へ第一演出信号を送出し、且つ、予め設定された第一演出時間が経過するまで、前記遊技操作不能状態を維持する第一演出手段(24)とが設けられ、前記副制御装置(20B) には、前記第一演出手段(24)から第一演出信号を受信すると、予め設定された第二演出時間が経過するまで、前記画像表示装置(60)の画面に所定の図柄の組み合わせが表示されるように、当該画面に表示されている画像の操作を遊技者に行わせる第二演出を実行する第二演出手段(56)と、前記副制御装置(20B) の前記第二演出時間の値は、前記主制御装置(20A) の前記第一演出時間の値以下に設定されていることを特徴とする。
(請求項2)
(特徴点)
請求項2記載の発明は、前述した請求項1に記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項2記載の発明は、前記フラグ設定手段(22E) により所定のフラグが成立した状態で、所定の図柄の組み合わせに応じた遊技状態へ移行せずに遊技が終了した場合に、前記画像表示装置(60)の画面に前記フラグ設定手段(22E) が成立させたフラグに基づいた所定の図柄の組み合わせが表示されるように、当該画面に表示されている画像の操作を遊技者に行わせる演出である第三演出を実行する第三演出手段(57)が設けられていることを特徴とする。
(請求項3)
(特徴点)
請求項3記載の発明は、前述した請求項2記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項3記載の発明は、前記副制御装置(20B) に、第三演出が開始されると、所定の図柄の組み合わせを成立させるのに要する時間が第二演出で成立させる時間と同等以下となるように、前記画像表示装置(60)の画像に対する遊技者の操作において、所定の図柄の組み合わせが成立するのを促進する画像操作促進手段(57B) が設けられていることを特徴とする。
(請求項4)
(特徴点)
請求項4記載の発明は、前述した請求項1から請求項3までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項4記載の発明は、前記副制御装置(20B) に、第一演出の開始に伴って第二演出が開始された後、第二演出の継続時間が予め設定された操作制限時間に達するまでの間、前記画像表示装置(60)の画像に対する遊技者の操作を制限する画像操作制限手段(56B) が設けられ、第二演出においては、操作制限時間への到達後よりも到達前の方が、所定の図柄の組み合わせを成立させるのに、より長い時間がかかるように形成されていることを特徴とするものである。
(請求項5)
(特徴点)
請求項5記載の発明は、前述した請求項1から請求項4までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項5記載の発明は、前記副制御装置(20B) に、第一演出の開始に伴って第二演出が開始された後、第二演出の継続時間が予め設定された強制成立時間に達した際に、所定の図柄の組み合わせが表示されていない場合、前記画像表示装置(60)の画面に表示されている画像を自動的に操作して、前記当否抽選手段(22)による当否抽選の結果に応じた所定の図柄の組み合わせを強制的に成立させる画像自動操作手段(56C) が設けられていることを特徴とするものである。
(請求項6)
(特徴点)
請求項6記載の発明は、前述した請求項1から請求項5までのいずれかに記載の発明において、次の特徴点を備えているものである。
すなわち、請求項6記載の発明は、指先を画面に接触させることで、遊技者による表示画像の操作が可能となるように、前記画像表示装置(60)の画面表面には、画面への接触、当該接触のあった接触位置及び当該接触位置の移動を検出する接触位置検出装置(5)が設けられていることを特徴とする。
(請求項1の効果)
以上のように構成されている本発明は、以下に記載されるような効果を奏する。
すなわち、第一抽選手段による第一抽選の結果に応じて、主制御装置で遊技動作が制御される遊技装置に対する操作を無効にする遊技操作無効状態にする第一演出を開始し、予め設定された第一演出時間が経過するまで、遊技操作不能状態を維持する第一演出手段を主制御装置に設けたので、スタートスイッチを操作しても、回転リールが回転を開始しないフリーズ状態、あるいは、回転している回転リールを停止させるために、ストップスイッチを操作しても、回転リールが停止しないフリーズ状態に移行する、いわゆるフリーズ演出を行うことができるようになる。
また、第一演出としてのフリーズ演出を開始する際に、第一演出手段が第一演出信号を副制御装置へ送出するようにし、且つ、第一演出手段から第一演出信号を受信すると、予め設定された第二演出時間が経過するまで、画像表示装置の画面に所定の図柄の組み合わせが表示されるように、当該画面に表示されている画像の操作を遊技者に行わせる第二演出を実行する第二演出手段を副制御装置に設け、さらに、副制御装置側の第二演出時間の値を、主制御装置側の第一演出時間の値以下に設定したので、フリーズ演出に連動して演出遊技としての第二演出を行うことができる。
この際、演出遊技としての第二演出の開始/終了を、フリーズ演出としての第一演出の開始/終了に同期させることができず、フリーズ演出に従属するように演出遊技が行われるようになり、従って、主制御装置に対して従属状態で、画像表示装置の演出遊技の動作が副制御装置で制御されるようになる。
一方、副制御装置の第二演出手段に、第二演出の継続時間である第二演出時間を設定したので、主制御装置からの終了指令がなくても、副制御装置は、第二演出を適時に終了することができる。換言すると、主制御装置が終了指令を送出することのない遊技終了後でも、副制御装置は、第二演出を終了させることができる。
ここで、遊技が終了する際に、主制御装置がその旨の信号を副制御装置へ送出するようにし、この信号を受信したことを契機に副制御装置が第二演出を開始するようにすれば、第二演出の開始/終了が適時に行われるので、従来のように演出遊技の時間が過度に長くなることがなく、遊技場におけるスロットマシンの稼働率が低下することもない。
このため、遊技終了後においては、主制御装置に対して独立状態で、画像表示装置の演出遊技の動作が副制御装置で制御されるようになる。
従って、主制御装置に対して従属状態及び独立状態のいずれの状態でも、画像表示装置の演出遊技の動作を副制御装置で制御でき、これにより、前記目的が達成される。
(請求項2の効果)
請求項2記載の発明によれば、上記した請求項1記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項2記載の発明によれば、所定のフラグが成立した状態で、所定の図柄の組み合わせに応じた遊技状態へ移行せずに遊技が終了した場合に、換言すると、所定のフラグ成立状態で入賞しなかった場合に、画像表示装置の画面に当該フラグに対応した所定の図柄の組み合わせが表示されるように、画像の操作を遊技者に行わせる演出である第三演出を実行する第三演出手段を設けたので、遊技の終了後に第三演出を行うことができ、フラグの持ち越しが可能なビッグボーナス等の役に当選したことを、遊技の終了後に第三演出で報知することがでる。
そして、遊技の終了後に第三演出を行えば、ビッグボーナス等への当選に気付かずに、遊技を終えて帰ろうとする遊技者にその旨を報知でき、これにより、ビッグボーナス等への入賞等、遊技で利益を獲得する機会を遊技者が逸することを防止できる。
(請求項3の効果)
請求項3記載の発明によれば、上記した請求項2記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項3記載の発明によれば、第三演出が開始されると、所定の図柄の組み合わせを成立させるのに要する時間が第二演出で成立させる時間と同等以下となるように、画像表示装置の画像に対する遊技者の操作において、所定の図柄の組み合わせが成立するのを促進する画像操作促進手段を副制御装置に設けたので、画像操作促進手段によって、例えば、図柄を移動させるべき軌道に沿ってのみ図柄の移動操作を可能にする促進動作、あるいは、図柄列を勢いよく変動可能するとともに、目的の位置で図柄列を自動的に停止させる促進動作等が可能となり、これにより、遊技者は、図柄の組み合わせを短時間で成立させることができる。
このため、遊技者は、第三演出が開始されたことから、当否抽選手段による当否抽選で当選の可能性があることを知ることができ、このことを知った遊技者は、第三演出を速やかに完了させて当否抽選の結果を速やかに把握でき、例えば、ビッグボーナスゲーム等に当選したことが速やかに把握できるようになるので、遊技者は遊技に更に熱中するようになり、従って、遊技の興趣性を向上することができる。
(請求項4の効果)
請求項4記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項3までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項4記載の発明によれば、第二演出が開始された後、第二演出の継続時間が予め設定された操作制限時間に達するまでの間、画像表示装置の画像に対する遊技者の操作を制限する画像操作制限手段を副制御装置に設けたので、第二演出が開始された当初は、画像操作制限手段によって遊技者の操作が制限、例えば、遊技者による図柄の移動速度や図柄列の変動速度が低速に抑制され、所定の図柄の組み合わせを成立させるのに、ある程度の時間を要する一方、操作制限時間への到達後は、画像操作制限手段による操作制限が解除され、例えば、遊技者の意思通りに図柄を移動させたり、図柄列を変動させたりすることができ、これにより、操作制限時間に到達する前よりも、短時間で所定の図柄の組み合わせを成立させることができる。
このため、遊技に慣れた遊技熟練者でも、操作制限時間への到達以前は、短時間で所定の図柄の組み合わせを成立させることができない一方、遊技に慣れていない遊技初心者でも、操作制限時間への到達以降には、短時間で所定の図柄の組み合わせを成立させることができ、第二演出で図柄の組み合わせを成立させる時間については、遊技熟練者及び遊技初心者の両者に差がなくなる。
従って、遊技熟練者及び遊技初心者のいずれも、第二演出に設定された第二演出時間のほぼ全部を費やして、第二演出を楽しむことができるので、第二演出時間の満了前に図柄の組み合わせを成立させてしまったために、第二演出が早く終わってしまったとしても、第一演出の遊技操作無効状態が解除されて、遊技が再開されるまでの待ち時間が短くなり、これにより、遊技者が退屈に感じることがなくなり、遊技の興趣性を向上することができる。
(請求項5の効果)
請求項5記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項4までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、請求項5記載の発明によれば、第二演出が開始された後、第二演出の継続時間が予め設定された強制成立時間に達した際に、所定の図柄の組み合わせが表示されていない場合、当否抽選手段による当否抽選の結果に応じた所定の図柄の組み合わせを強制的に成立させる画像自動操作手段を設けたので、不慣れなため、自力で所定の図柄の組み合わせを成立させることができない遊技初心者が遊技を行っている場合でも、所定の図柄の組み合わせが自動的に成立する。これにより、当否抽選手段による当否抽選の結果を確実に当該遊技者に報知することができ、報知演出として行われる第二演出の役割を確実に果たすことができる。
(請求項6の効果)
請求項6記載の発明によれば、上記した請求項1から請求項5までのいずれかに記載の発明の効果に加え、次のような効果を奏する。
すなわち、画像表示装置の画像を操作するために、十字キーと押しボタンの組み合わせ、或いは、トラックボールと押しボタンの組み合わせ等、専用の操作様装置をスロットマシンの前面に追加設置することが考えられるが、請求項6記載の発明によれば、画像表示装置の画面表面に、接触や接触位置の移動を検出する接触位置検出装置を採用したので、接触検出を行う範囲を画面の別の位置に任意に変更可能となるうえ、画面に表示される押しボタン装置やレバー装置等の操作対象装置、並びに、図柄列の変動表示動作や図柄の移動表示動作等の操作対象動作も任意に変更可能となる。このため、図柄列を変動させるために、画面にスタートボタンを表示し、このスタートボタンに触れて変動を開始させる操作から、図柄の位置を移動するために、画面に表示された図柄をドラッグ操作する操作へ、操作の変更を行うことができ、従って、操作対象や操作内容の変更の自由度が広く設定でき、これにより、操作遊技状況に応じて最適な操作環境の構築が図れ、この点からも、遊技の興趣性を向上できる。
本発明の第1実施形態に係るスロットマシンを示す正面図である。 前記実施形態に係る制御装置を示すブロック図である。 前記実施形態に係る制御装置の要部を示すブロック図である。 前記実施形態に係る主制御処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態に係る第一演出処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態に係る遊技終了処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態に係る副制御処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態に係る第二演出処理を説明するためのフローチャートである。 前記第二演出処理に係る最初のサブリール操作処理を説明するためのフローチャートである。 前記第二演出処理に係る次のサブリール操作処理を説明するためのフローチャートである。 前記第二演出処理に係る最後のサブリール操作処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態に係る第三演出処理を説明するためのフローチャートである。 前記第三演出処理に係る最初のサブリール操作処理を説明するためのフローチャートである。 前記第三演出処理に係る次のサブリール操作処理を説明するためのフローチャートである。 前記第三演出処理に係る最後のサブリール操作処理を説明するためのフローチャートである。 前記実施形態に係る第四演出処理を説明するためのフローチャートである。 前記第四演出処理に係る最初のサブリール操作処理を説明するためのフローチャートである。 前記第四演出処理に係る次のサブリール操作処理を説明するためのフローチャートである。 前記第四演出処理に係る最後のサブリール操作処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本発明を実施するための形態である一実施形態について、図面に基づいて説明する。
(スロットマシン1の概要)
本発明の第1実施形態に係るスロットマシン1は、周面に複数種類の図柄が記された複数の回転リール11を備え、回転リール11に記された図柄が所定の組み合わせとなるように、回転している回転リール11を停止させる遊技を行うものである。
このようなスロットマシン1は、図1に示すように、当該スロットマシン1の各種装置を内部に収める箱状に形成されるとともに、長方形の正面形状を有する筐体2を備えている。この筐体2には、正面を塞ぐ前扉3が回動可能に設けられている。
前扉3の上下方向における中央部分は、スロットマシン1の遊技操作を行うための操作部4となっている。この操作部4には、次のような操作用の手段が設けられている。
すなわち、操作部4の図1中右端近傍には、前扉3の施錠を行う鍵が差し込まれる鍵穴41と、遊技媒体としてのメダルが投入されるメダル投入口42とが設けられている。
操作部4の図1における中央部分には、複数の回転リール11の回転を停止させる際に、それぞれ操作される複数のストップスイッチ43が設けられている。
これらのストップスイッチ43のうち、図1中左端のストップスイッチ43の斜め左上方には、メダル投入口42に投入されたメダルのうち該遊技に賭けるメダルの枚数を設定するために、二つのベットスイッチ44が設けられている。これらのうち、右側に配置されているものは、最大枚数のメダルをベットするマックスベットスイッチ44A であり、左側に配置されているものは、1枚のメダルをベットするシングルベットスイッチ44B である。
また、ストップスイッチ43の図1中左側には、回転リール11の回転を開始させる際に操作されるスタートスイッチ45が設けられている。
このスタートスイッチ45の図1中左側には、貯留されているメダルを払い戻させるための精算スイッチ46が設けられている。
このような操作部4の下方には、文字及び図の少なくとも一方からなる標章、例えば、スロットマシン1の機種名を鮮明に表示するための下パネル31が設けられている。この下パネル31の裏側には、下パネル31を後方から照らす図示しないバックライト装置が設けられている。さらに、下パネル31の下方には、払い出されたメダルを溜めておくためのメダル受け皿32が設けられている。
操作部4の上方には、精緻な動画の表示が可能となった画像表示装置としての液晶表示装置60が設けられている。液晶表示装置60は、その画面がスロットマシン1の横幅一杯に広がった大型のものであり、このような液晶表示装置60を備えたことによって、スロットマシン1は、いわゆる全面液晶タイプの遊技機となっている。
この液晶表示装置60の画面には、外周面に複数種類の図柄が記された複数の回転リールの画像が表示されるようになっている。
ここで、液晶表示装置60の画面に表示される画像イメージの回転リールと、実際の回転リール11とを明確に判別する必要がある場合には、前者をサブリール65といい、後者をメインリール11という。
また、液晶表示装置60の画面に表面には、図1には示されていないが、当該画面への接触、当該接触のあった接触位置及び当該接触位置の移動を検出する接触位置検出装置であるタッチパネル装置5の透明電極が設けられている。
タッチパネル装置5について更に詳しく説明すると、タッチパネル装置5は、液晶表示装置60の画面の表面に設けられた図示しない透明電極を備え、この透明電極への接触による物理量の変化に基づき、画面への接触、当該接触のあった接触位置及び当該接触位置の移動を検出し、且つ、接触位置を示す座標データ信号を出力するものとなっている。
液晶表示装置60の上方には、横方向に細長い長方形状に形成された図柄表示窓61が設けられている。図柄表示窓61は、筐体2の内部に収納された回転リール11の図示しない図柄を遊技者に見せるための窓である。
これらの液晶表示装置60及び図柄表示窓61の周囲には、液晶表示装置60及び図柄表示窓61の図1中左方、上方、右方を囲むように、逆U字形に配列された装飾ランプ部62が設けられている。
一方、前扉3の下端縁近傍近傍であって、メダル受け皿32の底面から立ち上がった前扉3の前面部分には、種々の音声を出力するためのスピーカ63が設けられている。
ここで、装飾ランプ部62及びスピーカ63は、各遊技毎にスロットマシン1の内部で行われる当否抽選で、所定の当選役に対応した当選フラグが成立した際に行われる報知演出等の遊技を演出するための演出動作を行う演出手段64となっている。
この演出手段64は、液晶表示装置60とともにボーナスフラグが成立した場合等、当選フラグが成立すると、その旨を報知する報知演出を行うものである。なお、演出手段64が報知演出を行う場合、必要に応じて液晶表示装置60も報知演出表示を行う。
具体的には、当選フラグが成立すると、液晶表示装置60の画面にその旨を知らせるための動画を表示させる、装飾ランプ部62を点灯又は点滅させる、スピーカ63から当選音を発生させる等のいずれか一つを単独で作動させる、若しくは、これら二つ以上、又は、全部を同時に作動させることにより、遊技者に当選フラグの成立を報知する報知演出を行うようになっている。
なお、スロットマシン1は、ボーナスフラグ等の当選フラグが成立した場合等、所定の場合に、後述するフリーズ演出を行うようになっている。
筐体2の内部において図柄表示窓61の裏側には、前述の三個の回転リール11を回転可能に支持するとともに、各回転リール11を回転駆動する図示しないモータを備えたリールユニット10が設けられている。
また、筐体2の内部においてメダル投入口42の下方には、当該メダル投入口42に投入されたメダルを検出するメダルセンサ6が設けられている。
下パネル31の裏側には、メダルセンサ6の近傍を通り過ぎたメダルを貯留するとともに、必要に応じて、貯留されたメダルを払出口33から払い出すホッパユニット7が設けられている。
以上のようなスロットマシン1は、遊技者がメダルをベットした後に、スタートスイッチ45を操作することにより、複数の回転リール11が回転を開始し、この後、遊技者が複数のストップスイッチ43を操作して、所定の図柄の組み合わせを示す位置に複数の回転リール11を停止させることができた場合に入賞となって、入賞した役に対応する枚数のメダルを遊技者に払い出すように形成されている。
(スロットマシン1の制御装置20)
次に、スロットマシン1の制御装置20について説明する。
図2には、スロットマシン1に係る制御系統の概略構成が示されている。
図2において、制御装置20は、当該スロットマシン1で行われる遊技の動作を制御する主制御装置20A と、遊技を盛り上げる演出の動作を制御する副制御装置20B とに分割されたものとなっている。
主制御装置20A 及び副制御装置20B のそれぞれは、両方とも、マイクロコンピュータを利用したCPU、並びに、ROM及びRAM等の記憶手段を含んで構成されたハードウェアに、遊技動作制御や演出動作制御を行うためのソフトウェアがインストールされたものである。
このうち、主制御装置20A は、遊技が行われる毎に遊技の当否に係る当否抽選を行うものであり、当否抽選により所定の当選役に対応した当選フラグが成立することにより、遊技者に対して当該当選役への入賞を可能にするものである。
また、主制御装置20A は、遊技者がストップスイッチ43を操作したことにより、当該ストップスイッチ43に対応した回転リール11を停止させる際に参照すべき停止テーブルとして複数種類の停止制御テーブルを記憶しているものである。
換言すると、主制御装置20A は、複数種類の当選役のうちの一つを当否抽選で当選させると、遊技の状態及び当選した当選役の両方に対応した停止制御テーブルを選択し、選択した停止制御テーブルを参照して回転リール11の停止を行うものとなっている。
このようなスロットマシン1の遊技動作を制御する主制御装置20A は、信号の受信や送信を行うために、図示しない信号入力部及び制御信号出力部を備えている。
信号入力部には、図2に示すように、前述したメダルセンサ6、シングルベットスイッチ44B 、マックスベットスイッチ44A 、スタートスイッチ45、ストップスイッチ43、及び、精算スイッチ46等、遊技者により操作されて遊技用の信号を出力する機器が電気的に接続されている。
制御信号出力部には、リールユニット10、及び、ホッパユニット7等、能動的に動作する装置が電気的に接続されている。
これにより、主制御装置20A は、遊技者の操作や遊技の結果に対応して、リールユニット10及びホッパユニット7等の動作制御が行えるようになっている。
スロットマシン1の演出動作を制御する副制御装置20B は、主制御装置20A と同様に、信号の受信・送信のために、図示しない信号入力部及び制御信号出力部を備えている。
信号入力部には、演出として行われる遊技である演出遊技を行う際に、遊技者による操作で信号を出力する演出遊技様操作機器、具体的には、図2に示すように、前述したタッチパネル装置5が電気的に接続されている。
なお、本実施形態では、演出遊技様操作機器として、タッチパネル装置5を採用しているが、演出遊技様操作機器としては、タッチパネル装置5に限らず、十字キーと押しボタンとを組み合わせたもの、或いは、トラックボールと押しボタンとを組み合わせたものも採用できるが、操作の自由度の点からタッチパネル装置5を採用するのが好ましい。
制御信号出力部には、演出手段64(装飾ランプ部62、スピーカ63)及び、液晶表示装置60等、能動的に演出動作を行う装置が電気的に接続されている。
これにより、副制御装置20B は、遊技者の操作や遊技の結果に対応して、演出手段64、及び、液晶表示装置60等の演出動作を制御できるようになっている。
この際、主制御装置20A には、インストールされている前述のソフトウェアにより、スロットマシン1の遊技全般に係る制御を行う遊技制御装置21と、遊技に係る当否を決める抽選を行う当否抽選手段22と、回転リール11の動作制御を行うリールユニット制御手段23と、いわゆるフリーズ演出を含む遊技者の操作を無効にする第一演出に係る第一抽選を行う第一抽選手段25と、この第一抽選の結果に基づいて行われる第一演出における演出動作を制御する第一演出手段24とが設けられている。
(遊技制御装置21)
このうち、遊技制御装置21は、図2の如く、ボーナスフラグ等の当選フラグが何ら成立していない状態で行われる通常遊技における遊技動作を制御する通常遊技制御手段21A と、ボーナスゲーム等に入賞すると行われる特別遊技の遊技動作を制御する特別遊技制御手段21B とを備えたものとなっている。
(通常遊技制御手段21A)
通常遊技制御手段21A は、ボーナスフラグ等の特別当選フラグ成立の権利の持ち越しを制御する持ち越し制御機能と、フラグ成立の権利が持ち越しがなされない小役に入賞した際にメダルを払い出す払い出し制御機能とを備えている。
通常遊技制御手段21A は、三個の回転リール11の回転が全て停止した際に、図柄表示窓61の有効ライン上に、予め設定された当選役である小役を構成する複数の図柄が揃うと、その払い出し制御機能により、ホッパユニット7に対して所定枚数のメダルを払い出させる。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットを増やしても良い。
ここで、スロットマシン1の遊技全般における当選役としては、入賞すると、メダルの払い出しを伴い、遊技者に利益を付与する小役入賞に対応する当選役と、この小役入賞よりもさらに大きな利益を遊技者に付与する特別入賞に対応する当選役と、メダルの払い出しは無いが、遊技メダルを新たに投入することなく再度の遊技を行うことができる「再遊技(Replay)」に対応する当選役とが準備されている。
そして、当否抽選手段22には、当否抽選である当選役に当選した場合、その当選役に対応した当選フラグを成立させる機能を有している。この点については、後で詳述する。
また、スロットマシン1には、回転リール11が停止した際に、所定の図柄が表示された状態、すなわち、所定の出目が表示された場合、通常の遊技状態から、所定の利益が遊技者に提供されることとなる特殊な遊技状態するようになっている。特殊な遊技状態としては、例えば、「再遊技(Replay)」への当選確率がより高くなった「リプレイタイム」や、ストップスイッチ43の押し順を表示し、その表示通りのストップスイッチ43操作によって入賞に導かれる「アシストタイム」等が設定されている。
この際、当否抽選手段22による当否抽選の結果が特別入賞に対応する当選である場合、特別当選フラグ、いわゆるボーナスフラグが成立し、且つ、この特別当選フラグ成立中に、リールユニット10に設けられた回転リール11の停止図柄の組み合わせが、予め定められた所定の組み合わせである特別入賞図柄(例えば、有効ライン上に「7」が三個揃うもの)と一致していることを条件に入賞となり、スロットマシン1の遊技は、遊技者に有利な特別遊技に移行するようになっている。
一方、当否抽選手段22の抽選により特別当選フラグが成立したものの、回転リール11の停止図柄の組み合わせが特別入賞図柄と一致していない場合、当該遊技では、特別遊技に移行することはない。
この場合、通常遊技制御手段21A は、その持ち越し制御機能によって、特別当選フラグ成立の権利を、それ以後の遊技に持ち越すように、特別当選フラグの成立状態を維持するように制御を行うようになっている。そして、それ以後の遊技で、遊技者が停止図柄の組み合わせを特別入賞図柄と一致させることができれば、特別当選フラグ成立の権利が持ち越されていることから、特別遊技に移行するようになっている。
例えば、特定導入遊技(BBゲーム)、特定遊技(RBゲーム)、及び、アシストタイム遊技(ATゲーム)の当選フラグは、当該当選フラグの成立した遊技で入賞しなくとも、次のゲームに持ち越されるようになっている。
なお、小役の当選フラグは、当選フラグが成立した遊技で入賞できなかった場合、不成立の状態に戻り、当選フラグ成立の権利が次の遊技に持ち越されることはない。
(特別遊技制御手段21B)
特別遊技制御手段21B は、通常遊技とは異なる特別遊技における遊技動作を制御するものとなっている。
すなわち、スロットマシン1には、特別遊技として、特定導入遊技(以下、「BBゲーム」という。)が設定されている。
ここで、BBゲームは、スロットマシン1の遊技における最も大きな役であり、通常遊技よりも当選確率の高い遊技が行える特別遊技である。
ここで、BBゲームは、遊技者に払い出されたメダル枚数が予め設定された最大枚数に達すると、終了するようになっている。
(当否抽選手段22)
当否抽選手段22は、スタートスイッチ45が操作されたことを契機に、予め定めた抽選確率に基づいて当選か否かの当選判定の抽選を行うものである。
そして、当否抽選手段22による抽選結果が当選である場合に当選フラグが成立し、この当選フラグ成立中に、回転リール11の停止図柄の組み合わせが予め定められた入賞図柄と一致したことを条件に入賞となり、遊技者にメダルの払い出しや、特別遊技等の利益が付与されるように設定されている。
このような当否抽選手段22には、図2に示すように、当否抽選用の乱数を発生させる乱数発生手段22A と、この乱数発生手段22A が発生した乱数を所定の条件で抽出する乱数抽出手段22B と、当否判定の際に当選領域が参照される抽選テーブルを記憶した抽選テーブル記憶手段22C と、この抽選テーブル記憶手段22C の抽選テーブルに基づいて当否判定を行う当否判定手段22D と、前述したように、当選時にフラグを成立させるフラグ設定手段22E とが設けられている。
乱数発生手段22A は、予め設定された所定の数値領域内(例えば、十進数で0〜999の範囲内)で、当否抽選用の乱数を発生させるものである。
乱数抽出手段22B は、予め設定された所定の条件が達成されたことを契機に、例えば、スタートスイッチ45が操作されたことを契機に、乱数発生手段22A によって次々発生される乱数の中から一の乱数を抽出し、抽出した乱数を抽出乱数データとするものである。
抽選テーブル記憶手段22C は、乱数発生手段22A が取り得る乱数の全領域における所定の箇所に、BBゲーム等の各入賞役に対応した当選役の各々を決定する当選領域がそれぞれ割り当てられた抽選テーブルを記憶している。
抽選テーブルとしては、各当選役の当選する確率である抽選確率データが互いに異なる複数種類のものが用意されている。
当否判定手段22D は、各遊技に対応した抽選確率データを有する抽選テーブルを選択し、選択した抽選テーブルと、乱数抽出手段22B が抽出した抽出乱数データとに基づいて、当否の判定及び当選の場合には当選役を決定するものである。具体的には、当否判定手段22D は、乱数抽出手段22B が抽出した抽出乱数データと、選択した抽選テーブルにおける各当選領域の当否判定領域データとを照合し、乱数抽出手段22B が抽出した抽出乱数データに一致する当否判定領域データが属する当選領域から、当否の判定及び当選役の決定を行うものである。
フラグ設定手段22E は、上述のような当否抽選を行った結果、当選した際にフラグを成立させるものである。
ここで、フラグ設定手段22E は、通常遊技制御手段21A から持ち越し指令を受信しない限り、各遊技で成立させたフラグを遊技の終了時にリセットするようになっている。
換言すると、フラグ設定手段22E は、各遊技で成立させた小役フラグを遊技の終了時にリセットするが、BBゲームのフラグが成立すると、遊技が終了してもリセットせず、BBゲームが遊技が終了した際にリセットするようになっている。
また、フラグ設定手段22E は、フラグの状態を示すフラグ状態信号を副制御装置20B へ送出するようになっている。
(リールユニット制御手段23)
リールユニット制御手段23は、リールユニット10に設けられている回転リール11の動作を制御するものである。
このリールユニット制御手段23には、回転リール11に回転を開始させる制御を行う起動制御手段23A と、各回転リール11の回転角度位置を判定する回転角度位置判定手段23B と、回転リール11に回転を停止させる制御を行う停止制御手段23C とが設けられている。
このうち、起動制御手段23A は、三個の回転リール11のそれぞれについて、回転を開始させる制御を行うものである。
具体的に説明すると、起動制御手段23A は、三個のストップスイッチ43のそれぞれが操作されると、操作されたストップスイッチ43に対応する回転リール11の回転を停止させるようになっている。
また、停止制御手段23C は、当否抽選の結果と、ストップスイッチ43の操作タイミングとの両方に基づいて、回転リール11の停止制御を行うものである。
換言すると、何らかの当選フラグが成立しているときに、対応する入賞図柄を有効ライン上に揃えることができるか否かは、回転リール11の回転速度が一定の場合、ストップスイッチ43の操作タイミングの適否によるものとなっている。
具体的には、停止制御手段23C は、ストップスイッチ43の操作後、190ms以内に回転リール11を停止させるようになっており、ストップスイッチ43を操作した後、ストップスイッチ43を操作したほぼその時点の位置だけでなく、190ms以内に停止可能となる回転リール11の円周上の引き込み可能範囲内における任意の位置にも停止させることが可能となっている。
換言すると、当選フラグが成立している場合、停止制御手段23C は、停止図柄から連続する4個の引き込み可能図柄の中に、対応する入賞図柄が含まれているときには、停止するまでの時間を遅らせて、有効ライン上にその入賞図柄を引き込んで回転リール11を停止させるように制御を行うようになっている。
なお、ストップスイッチ43の操作タイミングが不適切である等により、かかる4個の引き込み可能図柄の中に、成立した当選フラグ対応する入賞図柄が含まれていない場合には、当選フラグが成立していても、有効ライン上に、入賞図柄を引き込んで停止することは不可能となっている。
(第一抽選手段25)
第一抽選手段25は、当否抽選手段22による当否抽選の結果に基づいて、第一演出を行うか否かの第一抽選を行うものである。
更に具体的に説明すると、第一抽選手段25は、当否抽選手段22による当否抽選で、所定の当選役、例えば、BBゲームに当選すると、第一演出に係る第一抽選を行うようになっている。
なお、第一抽選手段25は、当否抽選で所定の当選役に当選した場合だけでなく、予め設定された所定のハズレを引き当てた場合にも、第一演出に係る第一抽選を行うようになっている。
ここで、第一抽選手段25は、予め定めた抽選確率で第一抽選を行うように形成されている。
すなわち、第一抽選手段25は、前述の当否抽選手段22と同様に、内部発生させた乱数を所定の条件で抽出し、抽出した乱数を抽選テーブルに照らし合わせ、抽出した乱数が抽選テーブルの所定領域に含まれている場合に第一演出を行う旨の選択をし、含まれていない場合に第一演出を行わない旨の選択をするものである。
また、第一抽選手段25は、第一抽選の結果、第一演出の実行を選択すると、第一演出の継続時間である第一演出時間T1を設定するようになっている。
さらに、第一抽選手段25は、第一抽選で第一演出の実行を選択すると、演出の内容として、抽選テーブル中のフリーズの項目を選択し、その項目を示すコードを含んだフリーズ演出信号Aを第一演出手段24へ送出するようになっている。
(第一演出手段24)
第一演出手段24は、第一抽選手段25が第一抽選を行って、第一演出の実行を選択した場合に、主制御装置20A に遊技動作が制御される遊技装置に対する操作が無効となる遊技操作無効状態にする第一演出を行うものである。
ここで、第一演出は、具体的に説明すると、回転リール11が回転を開始する前に、スタートスイッチ45の操作を無効にする、又は、遅延させることにより、回転リール11の動作を一時的に停止状態に凍結にする演出である。
更に詳しく説明すると、第一演出手段24は、常時、スタートスイッチ45の信号を遮断状態にしておき、第一抽選手段25が第一抽選で第一演出を実行しないことを選択した場合は、スタートスイッチ45の信号を保持しておくとともに、スタートスイッチ45の信号の遮断状態を解除し、これにより、スタートスイッチ45の信号をリールユニット10まで到達させて、回転リール11に回転を開始させるものとなっている。
一方、第一演出手段24は、第一抽選手段25が第一抽選で第一演出を実行することを選択した場合は、スタートスイッチ45の信号遮断状態を解除せず、或いは、その解除を遅らせ、これにより、スタートスイッチ45が操作されても、スタートスイッチ45の信号を無効又は遅らせて、一時的に回転リール11を停止状態に凍結するものとなっている。
なお、遊技操作無効状態としては、回転リール11の動作を一時的に停止状態に凍結にするものに限らず、回転リール11が回転を開始した後に、ストップスイッチ43の操作を無効にし、回転リール11の動作を一時的に回転状態に凍結にするものでもよい。
また、第一演出手段24は、抽選で第一演出を行うことが選択されると、第一演出を開始する際に、副制御装置20B へ第一演出信号を送出し、且つ、予め設定された第一演出時間T1が経過するまで、回転リール11を停止状態に凍結するようになっている。
(副制御装置20B)
副制御装置20B は、演出手段64(装飾ランプ部62、スピーカ63)及び、液晶表示装置60で演出動作を行うために、演出手段64及び液晶表示装置60を制御する演出制御手段50を備えている。以下に、この演出制御手段50について詳しく説明する。
(演出制御手段50)
演出制御手段50は、当否抽選手段22の抽選の結果、演出を実行することが選択された際に、演出手段64及び液晶表示装置60を作動させて演出を行わせるものである。
演出制御手段50には、当否抽選手段22が演出実行を選択した際に、演出の内容を選択する演出選択手段51と、音源装置を備えるとともに、演出選択手段51の選択した選出内容に応じた音声をスピーカ63から出力させる音声制御手段52と、演出選択手段51の選択した選出内容に応じて装飾ランプ部62を点滅させるランプ点滅制御手段53と、液晶表示装置60の制御を行う液晶表示装置制御手段54と、遊技の終了後に後述する第四演出を行うか否かについての抽選を行う第四演出抽選手段55とが設けられている。
このうち、液晶表示装置制御手段54には、図3に示すように、液晶表示装置60の画面に表示すべき回転リールの画像データを記憶している画像生成手段59A と、液晶表示装置60の画面に表示されている回転リールの表示状態を制御する表示制御手段59B とが設けられている。
画像生成手段59A は、外周面に複数種類の図柄が記された複数の回転リール(サブリール65)の画像データが記憶され、第一演出(フリーズ演出)が実行され、メインリール11が停止している時に、液晶表示装置60の画面にサブリール65の回転状態及び静止状態の画像表示を可能にするものである。
なお、第一演出(フリーズ演出)が実行されない場合、リールユニット制御手段23は、スタートスイッチ45の操作によってメインリール11に速やかに回転を開始させ、その後、ストップスイッチ43の操作でメインリール11を停止させるようになっている。この際、画像生成手段59A は、停止したメインリール11が表示している図柄の組み合わせに対応した図柄の組み合わせ、例えば、停止したメインリール11が表示している図柄の組み合わせに基づいた図柄の組み合わせを、液晶表示装置60の画面に表示させるようになっている。
表示制御手段59B は、フリーズ演出の実行時に、液晶表示装置60の画面における回転リール(サブリール65)が表示されている範囲への接触がタッチパネル装置5によって検出され、さらに、液晶表示装置60の画面への接触が維持されたまま接触位置が移動したことがタッチパネル装置5によって検出されると、接触位置の移動に応じて液晶表示装置60の画面に表示されている回転リール(サブリール65)を回転させるものである。
換言すると、第一演出が実行されてメインリール11が停止している時には、液晶表示装置60の画面に表示されるサブリール65に対して、遊技者が指先でサブリール65の画像表示位置に接触させ、この接触状態で指先を移動させることで、サブリール65を回転させ、所定の図柄の組み合わせを成立させる演出遊技である第二演出が行えるようになっている。
なお、表示制御手段59B は、副制御装置20B に搭載されたマイクロコンピュータのソフトウェアとして設けられたものである。
以上において、第二演出は、第一演出の開始に伴って始まり、タッチパネル装置5の出力信号に応じて副制御装置20B が液晶表示装置60の動作を行うことで実行され、第一演出の終了する前に、終わるものとなっている。
換言すると、副制御装置20B の液晶表示装置制御手段54には、第二演出を継続させる時間として第二演出時間T2が設定され、この第二演出時間T2は、回転リール11を停止状態が継続する時間である第一演出時間T1よりも短い値となっている。これにより、液晶表示装置制御手段54は、主制御装置20A の第一演出手段24から第一演出信号を受信すると、第二演出を開始し、第一演出時間T1が満了する前に、第二演出時間T2が満了するため、第一演出の終了する前に、第二演出を終了させるようになっている。
また、液晶表示装置制御手段54は、第二演出の進行に伴い、サブリール65の操作が制限される第一段階、この操作制限が解除される第二段階、及び、所定の図柄の組合せを成立させる操作をスロットマシン1側が自動的に行う第三段階の三段階を経過した後、第二演出を終了させるようになっている。
以下に、液晶表示装置60で行われる演出を行う際の制御装置20の機能について、図3を参照しながら、更に詳しく説明する。
図3において、第一抽選手段25は、スタートスイッチ45の操作を契機に、第一演出の実行に係る第一抽選を行い、第一抽選で第一演出(フリーズ演出)の実行を選択すると、第一演出を実行せよとの指令コードを含むフリーズ演出信号Aを第一演出手段24に送出するようになっている。
また、当否抽選手段22は、当否抽選がなされると、その抽選結果に応じた図柄コードを示す信号、換言すると、第一演出の終了後、成立させるべき図柄の組み合わせを示す図柄コードを示す図柄信号Bをリールユニット制御手段23に送出するようになっている。
さらに、当否抽選手段22(フラグ設定手段22E) は、当否抽選の結果に応じたフラグを成立させるとともに、フラグの状態を示すフラグ状態信号Cを副制御装置20B へ送出するようになっている。例えば、当否抽選手段22は、当否抽選でビッグボーナスに当選すると、この抽選結果に応じたフラグであるBBフラグを成立させ、且つ、フラグ状態信号であるBBフラグ信号Cを副制御装置20B へ送出するようになっている。
なお、フラグ状態信号Cには、演出遊技の終了時に、液晶表示装置60の画面において成立させるべき図柄の組み合わせを示す図柄コードが含まれている。
第一演出手段24は、スタートスイッチ45及びストップスイッチ43と、リールユニット制御手段23との間に介装され、常時は、スタートスイッチ45及びストップスイッチ43の各々からの操作信号を遮断するようになっている。
そして、第一演出手段24は、スタートスイッチ45からの操作信号を受信するとともに、受信した操作信号を所定の微小時間だけホールドできるようになっている。
ここで、第一演出手段24は、操作信号の受信してから所定の微小時間が経過するまでの間にフリーズ演出信号Aを受信しなかった場合、遮断状態を解除し、スタートスイッチ45及びストップスイッチ43の各々からの操作信号がリールユニット制御手段23へ到達させるようになっている。
一方、第一演出手段24は、操作信号の受信してから所定の微小時間が経過するまでの間にフリーズ演出信号Aを受信した場合、第一演出が終了する第一演出時間が経過するまで、遮断状態を維持するものとなっている。これにより、第一演出が実行されている間は、スタートスイッチ45及びストップスイッチ43の各々からの操作信号がリールユニット制御手段23に到達しないようになっている。
また、第一演出手段24は、抽選で第一演出を行うことが選択されると、前述したように、副制御装置20B へ第一演出信号Dを送出するようになっている。なお、第一演出信号Dには、演出遊技の終了時に、第二演出で行うべき演出の項目を示すコード、具体的には、液晶表示装置60の画面において成立させるべき図柄の組み合わせを示す図柄コードが含まれている。
リールユニット制御手段23は、第一演出手段24を介してスタートスイッチ45からの操作信号を受信すると、速やかに、メインリール11の回転を開始させる一方、リールユニット制御手段23は、第一演出手段24を介してストップスイッチ43からの操作信号を受信すると、速やかに、メインリール11の回転を停止させるようになっている。
ここで、リールユニット制御手段23は、当否抽選手段22から図柄信号Bを受信した後、ストップスイッチ43からの操作信号を適切なタイミングで受信した場合、図柄信号Bに基づいた図柄の組み合わせ、換言すると、当否抽選の抽選結果に応じた図柄の組み合わせが成立するように、メインリール11を停止させるようになっている。
リールユニット制御手段23は、すべてのメインリール11を停止させ、さらに、停止したメインリール11が示す図柄の組み合わせについての判定処理を行い、この判定処理が完了した時点から所定の待機時間が経過した後、遊技が終了したことを示す遊技終了信号Eを副制御装置20B へ送出するようになっている。ここで、リールユニット制御手段23における前述の待機時間は、ホッパユニット7の作動時間、すなわち、メダル払い出しの開始から完了までの作動時間等を参照して決定することができる。
ここで、副制御装置20B の液晶表示装置制御手段54は、図3に示すように、第一演出に伴って行われる第二演出の動作を実行するための第二演出手段56と、所定の当選役に当選したことを遊技終了後に報知するために行われる第三演出の動作を実行するための第三演出手段57と、第四演出を行うか否かについての抽選を行う第四演出抽選手段55による抽選で第四演出を行うことを選択した場合に、第四演出の動作を実行するための第四演出手段58とを備えたものとなっている。
ここで、第三演出手段57には、第三演出の継続可能な最長時間として第三演出時間T5が設定されている。同様に、第四演出手段58には、第四演出の継続可能な最長時間として第四演出時間T6が設定されている。これらの第三演出時間T5及び第四演出時間T6は、第二演出時間T2の値と等しくされ、第一演出時間T1の値以下の値となっている。
また、液晶表示装置制御手段54は、上述した一連の手段56〜58に加えて、液晶表示装置60の画面に表示されているサブリール65の表示状態を、タッチパネル装置5からの操作信号に基づいて制御する表示制御手段59と、液晶表示装置60の画面に表示すべきサブリール65の画像データを記憶している画像生成手段59A とを備えている。
第二演出手段56、第三演出手段57及び第四演出手段58の各々は、それぞれの演出遊技が開始されると、遊技者が液晶表示装置60の画面に触れさせた指先を移動させることで、その画面に表示されている複数のサブリール65に対して、当該サブリールを変動させる画像操作を制御するものであり、この画像操作によって、予め設定された所定の図柄の組合せを成立させる演出遊技を遊技者に行わせるものである。
そして、第三演出手段57及び第四演出手段58の各々は、各サブリール65に記された図柄のうち、所定の図柄が予め設定された有効ラインの位置まで移動すると、当該位置にその図柄を固定する一方、所定の図柄以外の不適切な図柄が有効ラインの位置まで移動しても、演出遊技の終了時に、不適切な図柄を別の位置へ移動させるように形成されている。
これにより、演出遊技が終了するまでの間に、設定されていない当選役に対応した図柄の組み合わせ、例えば、ビッグボーナスに当選していないにもかかわらず、ビッグボーナス対応した図柄の組み合わせが液晶表示装置60の画面に成立されていると、演出遊技の終了時に、単なる「ハズレ」の図柄組み合わせに変更されるようなっている。
このうち、第二演出手段56は、図3の如く、第二演出において、タッチパネル装置5からの操作信号に基づいて、サブリール65の表示状態を制御する第二演出制御手段56A と、同じく第二演出において、遊技者によるサブリール65の画像操作を制限する画像操作制限手段56B と、第二演出が終了に近づくと、所定の図柄が有効ラインまで移動するように、各サブリール65の画像を自動的に操作する画像自動操作手段56C とを備えている。
画像操作制限手段56B について更に詳しく説明すると、画像操作制限手段56B は、第二演出の継続時間t2が予め設定された操作制限時間T3に達するまでの間、画像表示装置50の画像に対する遊技者の操作、ここでは、図柄の移動速度を所定速度以下に制限するものである。
第二演出制御手段56A は、第二演出が開始されると、速やかに、画像操作制限手段56B を作動させるようになっている。
第二演出制御手段56A は、作動を開始すると、第二演出の開始時点から、第二演出の継続時間t2が操作制限時間T3に到達するまでの間、画像表示装置50の画像に対する遊技者の操作を制限するようになっている。
これにより、第二演出においては、継続時間t2が操作制限時間T3に到達した後よりも到達前の方が、所定の図柄の組み合わせを成立させるのに、より長い時間がかかるようになっている。
なお、画像操作制限手段56B としては、図柄の移動速度を制限するものに限らす、サブリール65の回転方向を制限するもの、例えば、当選役に係る図柄と有効ラインまでの距離を検知し、より長い距離を図柄が移動するように、サブリール65の回転方向を制限するもの、或いは、有効ラインの前後、図柄5個分の範囲内に、当選役に係る図柄が存在するか否かを判定し、当選役に係る図柄が存在する場合には、図柄が有効ラインから遠ざかる方向へのみ、サブリール65の回転方向を許容するものを採用してもよい。
画像自動操作手段56C について更に詳しく説明すると、画像自動操作手段56C は、第二演出の継続時間t2が予め設定された強制成立時間T4に達した際に、所定の図柄の組み合わせが表示されていない場合、液晶表示装置60の画面に表示されている画像を自動的に操作して、当否抽選手段22による当否抽選の結果に応じた所定の図柄の組み合わせを強制的に成立させるものである。
なお、画像自動操作手段56C は、継続時間t2が強制成立時間T4に達した後、継続時間t2が第一演出時間T1に達する直前、すなわち、第二演出が終了する直前に、所定の図柄の組み合わせを成立させるようにになっている。
また、第三演出手段57は、図3の如く、第三演出において、タッチパネル装置5からの操作信号に基づいて、サブリール65の表示状態を制御する第三演出制御手段57A と、同じく第三演出において、遊技者によるサブリール65の画像操作を促進する画像操作促進手段57B と、第三演出が終了に近づくと、所定の図柄が有効ラインまで移動するように、各サブリール65の画像を自動的に操作する、前述の画像自動操作手段56C と同様の画像自動操作手段57Cとを備えている。
画像操作促進手段57B について更に詳しく説明すると、画像操作促進手段57B は、第三演出において、所定の図柄の組み合わせを成立させるのに要する時間を第二演出よりも短くするものである。具体的には、画像操作促進手段57B は、遊技者が液晶表示装置60の画面に触れさせた指先を移動させた際に、該当するサブリール65があたかも滑っているように、当該サブリール65を回転表示させるとともに、所定の図柄が有効ラインの位置まで移動すると、当該サブリール65を停止表示し、且つ、その位置に所定の図柄を固定するものとなっている。
次に、本実施形態に係る主制御装置20A 及び副制御装置20B の制御処理について図4〜図19のフローチャートを参照しながら説明する。ここで、主制御装置20A の制御処理と、副制御装置20B の制御処理とは、互いに独立した並行処理となっており、主制御装置20A の制御処理における処理の節目で、主制御装置20A から副制御装置20B へ指令信号が送られ、この指令信号によって、副制御装置20B 制御処理が主制御装置20A の制御処理に同期させられるようになっている。なお、図4〜図19のフローチャートにおいては、主制御装置20A 及び副制御装置20B のどちらの処理であるかが容易に判別でるように、主制御装置20A のステップ番号の頭には、「MS」の符号が付され、副制御装置20B のステップ番号の頭には、「SS」の符号が付されている。
(主制御装置20A による制御処理)
最初に、本実施形態に係る主制御装置20A による遊技制御処理及び第一演出処理について図4〜図6を参照しながら説明する。
スロットマシン1の電源が投入されると、遊技制御処理が開始され、スロットマシン1のゲームが開始される。この際、遊技制御処理は、図4の如く、ステップMS1000から処理が開始される。
すなわち、図4に示すように、ステップMS1000において、メダルの投入により操作が可能となったスタートスイッチ45の操作を検知する検知処理が行われ、スタートスイッチ45が操作されて、スタートスイッチ45の内部接点が閉じると、これに対応して、遊技スタート時の音声を出力する処理を開始する等、スタートスイッチ45の操作に対応した処理も行われ、この後、次のステップMS1100へ進む。
ステップMS1100では、当否抽選手段22により当否抽選処理が行われ、ステップMS1200では、当否抽選手段22により第一演出抽選処理が行われる。図4では、当否抽選処理の後に第一演出抽選処理が行われるように記載されているが、実際は、当否抽選処理及び第一演出抽選処理は同時に行われている。当否抽選処理及び第一演出抽選処理が完了したら、次のステップMS1300へ進む。
ステップMS1300では、第一演出抽選で第一演出実行が選択されたか否か、換言すると、これから第一演出を行うか否かかが判定される。
そして、このステップMS1300で第一演出を行うと判定された場合、次のステップMS2000へ進む。一方、ステップMS1300で第一演出を行うと判定されなかった場合、ステップMS2000をスキップして、ステップMS3000へ進む。
ステップMS2000では、第一演出処理が行われ、この第一演出処理が完了したら、次のステップMS3000へ進む。この第一演出処理については、後で詳述する。
ステップMS3000では、回転リール11の回転駆動を開始させるリール回転駆動開始処理が行われる。このリール回転駆動開始処理によって、回転リール11が回転を開始したら、次のステップMS3100に進む。
ステップMS3100では、ストップスイッチ43の操作を検知する検知処理が行われ、ストップスイッチ43が操作されて、ストップスイッチ43の内部接点が閉じたことが検知されると、次のステップMS3200へ進み、回転リール11の回転停止処理が行われ、回転リール11が停止したら、次のステップMS3300へ進む。
ステップMS3300では、三個の回転リール11に対応するすべてのストップスイッチ43の操作が行われたか否かが判定される。そして、三個の回転リール11に対応するストップスイッチ43がすべて操作されたと判定された場合、次のステップMS3400へ進む。
一方、ステップMS3300で、三個の回転リール11に対応するストップスイッチ43がすべて操作されていないと判定された場合、ステップMS3100に戻る。
ステップMS3400では、当選フラグ成立中に当該当選フラグに対応する入賞図柄が有効ライン上に揃ったか否か、すなわち、入賞したか否かが判定される。そして、入賞したと判定された場合には、次のステップMS3500へ進む。ステップMS3500で、入賞図柄に対応する枚数のメダルの払い出しが終わったら、次のステップMS4000へ進む。
一方、ステップMS3400で、入賞していないと判定された場合、ステップMS3500をスキップして、ステップMS4000に進む。
ステップMS4000では、前述した遊技終了信号Eを送出する処理等を行う遊技終了処理が行われる。この遊技終了処理が完了すると、一回分の遊技が終了する。
(第一演出処理)
続いて、前述の遊技制御処理におけるステップMS2000の第一演出処理について、図5を参照しながら、さらに詳しく説明する。
まず、図5に示すように、ステップMS2100において、第一演出を開始するにあたり、第一演出の継続時間を計測するために、第一演出手段24に設けられている時限タイマ(t1)を起動する。この時限タイマ(t1)が起動したら、次のステップMS2200へ進む。
ステップMS2200では、副制御装置20B へ第一演出信号Dを送出する第一演出信号出力処理を行い、この第一演出信号出力処理が終了したら、次のステップMS2300へ進む。
ステップMS2300では、時限タイマ(t1)の計時値、換言すると、第一演出の継続時間t1が第一演出時間T1に達したか否かが判定される。
このステップMS2300で継続時間t1が第一演出時間T1に達したと判定されなかった場合、継続時間t1が第一演出時間T1に達するまで、ステップMS2200を繰り返し行う待機処理が行われる。
これにより、スタートスイッチ45からの操作信号の遮断状態が維持され、スタートスイッチ45の操作が無効にされ、スタートスイッチ45を操作しても回転リール11が起動しない遊技操作無効状態となる第一演出(フリーズ演出)が行われるようになっている。
一方、ステップMS2300で継続時間t1が第一演出時間T1に達したと判定された場合、次のステップMS2400へ進む。
ステップMS2400では、第一演出手段24によって遮断されていたスタートスイッチ45からの操作信号の遮断状態を解除する信号遮断状態解除処理が行われる。この信号遮断状態解除処理によって、スタートスイッチ45からの操作信号がリールユニット制御手段23に到達し、回転リール11が回転を開始したら、以上により、第一演出処理が終了する。
(遊技終了処理)
次いで、前述の遊技制御処理におけるステップMS4000の遊技終了処理について、図6を参照しながら、さらに詳しく説明する。
まず、図6に示すように、ステップMS4100において、遊技を終了させるにあたり、遊技終了信号Eを副制御装置20B へ送出する遊技終了信号出力処理が行われる。この遊技終了信号出力処理が完了したら、次のステップMS4200へ進む。
ステップMS4200では、第一演出手段24によってスタートスイッチ45及びストップスイッチ43のそれぞれからの操作信号を遮断状態にする信号遮断状態移行処理が行われる。この信号遮断状態移行処理が完了したら、以上により、遊技終了処理が終了し、これと同時に、一回分の遊技も終了する。
(副制御装置20B による演出処理)
続いて、本実施形態に係る副制御装置20B による演出処理について図7を参照しながら説明する。
副制御装置20B による演出処理は、図7に示すように、ステップSS1000において、第一演出手段24から第一演出信号Dを受信したか否かが判定される。
このステップSS1000で第一演出信号Dを受信したと判定されなかった場合、次のステップSS2000をスキップして、ステップSS3000に進む。一方、第一演出信号Dを受信したと判定された場合、次のステップSS2000へ進む。
ステップSS2000では、第二演出処理が行われ、この第二演出処理が完了したら、次のステップSS3000へ進む。第二演出処理については、後で詳述する。
ステップSS3000では、リールユニット制御手段23から遊技終了信号Eを受信したか否かが判定される。
このステップSS3000で遊技終了信号Eを受信したと判定されなかった場合、ステップSS1000へ戻る。一方、ステップSS3000で遊技終了信号Eを受信したと判定された場合、次のステップSS3100へ進む。
この際、第一演出手段24は、第二演出時間T2よりも短く設定された出力停止時間が設定され、第一演出が開始されてから出力停止時間が経過すると、第一演出信号Dの出力を停止するようになっている。
これにより、第二演出が第一演出よりも早く終了し、第一演出の実行中にステップSS3000へ進んだために、ステップSS1000へ戻っても、再度、第二演出が開始されることが回避されるようになっている。
ステップSS3100では、当否抽選手段22からのフラグ状態信号Cを参照して、予め設定された所定のフラグ、例えば、BBフラグが成立しているか否かが判定される。
このステップSS3100で所定のフラグが成立していると判定された場合、ステップSS4000へ進む。
ステップSS4000では、第三演出処理が行われ、この第三演出処理が完了したら、副制御装置20B による演出処理が終了する。この第三演出処理については、後で詳述する。
一方、ステップSS3100で所定のフラグが成立していると判定されなかった場合、ステップSS3200へ進む。
ステップSS3200では、第四演出を行うか否かを抽選で選ぶ第四演出抽選処理が行われる。この第四演出抽選処理が完了したら、次のステップSS3300へ進む。
ステップSS3300では、第四演出抽選の結果、第四演出抽選処理が行われるか否かが判定される。
このステップSS3300で第四演出抽選処理が行われると判定された場合、次のステップSS5000へ進む。
ステップSS5000では、第四演出処理が行われ、この第四演出処理が完了したら、副制御装置20B による演出処理が終了する。なお、ステップSS5000で行われる第四演出処理については、後で詳述する。
一方、ステップSS3300で第四演出抽選処理が行われると判定されなかった場合、このステップSS3300を以て、副制御装置20B による演出処理が終了する。
(第二演出処理)
次いで、本実施形態に係る副制御装置20B による第二演出処理について図8〜図11を参照しながら説明する。
まず、図8に示すように、ステップSS2100において、第二演出を開始するにあたり、第二演出の継続時間を計測するために、第二演出手段56に設けられている時限タイマ(t2)を起動する。この時限タイマ(t2)が起動したら、次のステップSS2200へ進む。
ステップSS2200では、第一演出信号Dに含まれる図柄コードに基づいて、液晶表示装置60の画面において成立させるべき図柄の組み合わせを設定する指定図柄設定処理が行われる。この指定図柄設定処理が終了したら、次のステップSS2300へ進む。
ステップSS2300では、第一演出信号Dに含まれる図柄コードに基づいて、液晶表示装置60の画面において成立させるべき図柄の組み合わせを設定する指定図柄設定処理が行われる。この指定図柄設定処理が終了したら、次のステップSS2300へ進む。
ステップSS2300では、液晶表示装置60の画面において、図柄を停止させる際の基準位置を示す有効ラインを抽選で決定する有効ライン抽選処理が行われる。この有効ライン抽選処理で有効ラインが決定したら、次のステップSS2400へ進む。
ステップSS2400では、液晶表示装置60の画面に表示されている複数のサブリール65を操作するにあたり、その操作の順番を抽選で決定するサブリール操作順抽選処理が行われる。このサブリール操作順抽選処理でサブリールの操作順が決定したら、次のステップSS2500へ進む。
ステップSS2500では、サブリール操作順抽選処理で決定した第1番目のサブリール65に対して、遊技者が指先を液晶表示装置60の画面に接触させて移動操作を行うサブリール操作処理が行われる。この第1番目のサブリール操作処理が終了したら、次のステップSS2600へ進む。なお、第1番目のサブリール操作処理については、後で詳述する。
ステップSS2600では、サブリール操作順抽選処理で決定した第2番目のサブリール65に対して、遊技者が指先を液晶表示装置60の画面に接触させて移動操作を行うサブリール操作処理が行われる。この第2番目のサブリール操作処理が終了したら、次のステップSS2700へ進む。なお、第2番目のサブリール操作処理についても、後で詳述する。
ステップSS2700では、サブリール操作順抽選処理で決定した第3番目のサブリール65に対して、遊技者が指先を液晶表示装置60の画面に接触させて移動操作を行うサブリール操作処理が行われる。この第3番目のサブリール操作処理が終了したら、次のステップSS2800へ進む。なお、第3番目のサブリール操作処理については、後で詳述する。
ステップSS2800では、画像自動操作手段56C によって、三つのサブリール65が操作され、所定の図柄の組み合わせが自動的に成立する全サブリールの自動操作処理が行われる。この全サブリールの自動操作処理で所定の図柄の組み合わせ成立したら、副制御装置20B による第二演出処理が終了する。
次いで、前述の第二演出処理におけるステップSS2500の第1番目のサブリール操作処理について、図9を参照しながら、さらに詳しく説明する。
まず、図9に示すように、ステップSS2510において、第1番目のサブリール65に対して、遊技者が指先を液晶表示装置60の画面に接触させて移動操作を行う操作処理と、この操作処理におけるサブリール65の回転速度を制限する速度制限処理とが開始され、この後、次のステップSS2520へ進む。
ステップSS2520では、時限タイマ(t2)の計時値、換言すると、第二演出の継続時間t2が操作制限時間T3に達したか否かが判定される。
このステップSS2520で継続時間t2が操作制限時間T3に達したと判定されなかった場合、ステップSS2530へ進む。
一方、ステップSS2520で継続時間t2が操作制限時間T3に達したと判定された場合、ステップSS2540へ進む。
ステップSS2530では、サブリール65の操作によって、ステップSS2200で指定した図柄がステップSS2300で選択した有効ラインに達したか否かが判定される。
このステップSS2530で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されなかった場合、第1番目のサブリール65に対する操作処理及び速度制限処理は継続されるので、ステップSS2520へ戻る。
一方、ステップSS2530で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS2580へジャンプする。
ステップSS2540では、第1番目のサブリール65の操作処理において実施されていたサブリール65の回転速度を制限する速度制限処理を終了し、サブリール65の回転速度制限を解除し、遊技者の操作が迅速に行えるようになったら、次のステップSS2550へ進む。
ステップSS2550では、第二演出の継続時間t2が強制成立時間T4に達したか否かが判定される。
このステップSS2550で継続時間t2が強制成立時間T4に達したと判定されなかった場合、ステップSS2560へ進む。
一方、ステップSS2550で継続時間t2が強制成立時間T4に達したと判定された場合、ステップSS2570へ進む。
ステップSS2560では、ステップSS2530と同様に、サブリール65の操作によって、指定した図柄が有効ラインに達したか否かが判定される。
ステップSS2560で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されなかった場合、第1番目のサブリール65に対する操作処理は継続されるので、ステップSS2550へ戻る。
一方、ステップSS2560で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS2580へ進む。
ステップSS2570に進むと、第1番目のサブリール65の操作処理が終了する。
ところで、ステップSS2530又はステップSS2560で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されたためにステップSS2580へ進むと、このステップSS2580では、有効ラインに達した図柄をその位置に固定するサブリール65の固定処理が行われ、この固定処理が終了すると、第1番目のサブリール65の操作処理も終了する。
そして、サブリール65の固定処理が終了すると、第1番目のサブリール65についての操作処理も終了し、この後、ステップSS2600へ進み、第2番目のサブリール65の操作処理を開始する。
ここで、サブリール65の固定処理が終了すると、当該サブリール65については、それ以上、処理を行う必要がないので、第2番目のサブリール65についての処理へ速やかに移行することができる。
また、このようなサブリール65の固定処理は、第1番目のサブリール65だけでなく、第2番目及び第3番目のサブリール65についても行われ、サブリール65の固定処理の実行によって、各サブリール65の操作時間が短縮されるようになる。
これにより、第二演出において、遊技者の操作要領が悪くても、一のサブリール65の操作に時間がかかり過ぎることがなく、残りのサブリール65の操作が行えなかった等の操作上の不手際が矯正されるので、初めての遊技者でも第二演出を充分楽しめるようになる。
続いて、前述の第二演出処理におけるステップSS2600の第2番目のサブリール操作処理について、図10を参照しながら説明する。第2番目のサブリール操作処理は、前述の第1番目のサブリール操作処理とほぼ同様のため、その説明は簡単に行う。
まず、図10の如く、ステップSS2610では、第2番目のサブリール65に対して遊技者が移動操作を行う操作処理と、その際の速度制限を行う速度制限処理とが開始され、この後、次のステップSS2620へ進む。
ステップSS2620では、第二演出の継続時間t2が操作制限時間T3に達したか否かが判定され、ここで、継続時間t2が操作制限時間T3に達したと判定されなかった場合、ステップSS2630へ進む一方、継続時間t2が操作制限時間T3に達したと判定された場合、ステップSS2640へ進む。
ステップSS2630では、サブリール65の操作によって、指定した図柄が有効ラインに達したか否かが判定され、ここで、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されなかった場合、ステップSS2620へ戻る。一方、ステップSS2630で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS2680へジャンプする。
ステップSS2640では、サブリール65の回転速度を制限する速度制限処理を終了し、遊技者の操作が迅速に行えるようになったら、次のステップSS2650へ進む。
ステップSS2650では、第二演出の継続時間t2が強制成立時間T4に達したか否かが判定され、ここで、継続時間t2が強制成立時間T4に達したと判定されなかった場合、ステップSS2660へ進む一方、継続時間t2が強制成立時間T4に達したと判定された場合、ステップSS2670へ進む。
ステップSS2660では、サブリール65の操作によって、指定した図柄が有効ラインに達したか否かが判定され、ここで、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されなかった場合、ステップSS2650へ戻る。一方、ステップSS2660で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS2680へ進む。
ステップSS2670に進むと、第1番目のサブリール65の操作処理が終了する。
ステップSS2680では、有効ラインに達した図柄をその位置に固定するサブリール65の固定処理が行われる。
この固定処理が終了すると、第2番目のサブリール65の操作処理も終了し、この後、ステップSS2700へ進み、第3番目のサブリール65の操作処理を開始する。
次いで、前述の第二演出処理におけるステップSS2700の第3番目のサブリール操作処理について、図11を参照しながら簡単に説明する。第3番目のサブリール操作処理も、前述の第1番目のサブリール操作処理とほぼ同様である。
まず、図11の如く、ステップSS2710では、第3番目のサブリール65に対して操作処理及び速度制限処理とが開始され、この後、次のステップSS2720へ進む。
ステップSS2720では、第二演出の継続時間t2が操作制限時間T3に達したか否かが判定され、ここで、継続時間t2が操作制限時間T3に達したと判定されなかった場合、ステップSS2730へ進む一方、継続時間t2が操作制限時間T3に達したと判定された場合、ステップSS2740へ進む。
ステップSS2730では、指定した図柄が有効ラインに達したか否かが判定され、ここで、有効ラインに達したと判定されなかった場合、ステップSS2720へ戻る。一方、ステップSS2730で、有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS2780へ進む。
ステップSS2740では、速度制限処理を終了し、遊技者の操作が迅速に行えるようにし、次のステップSS2750へ進む。
ステップSS2750では、継続時間t2が強制成立時間T4に達したか否かが判定され、ここで、強制成立時間T4に達したと判定されなかった場合、ステップSS2760へ進む一方、強制成立時間T4に達したと判定された場合、ステップSS2770へ進む。
ステップSS2760では、指定した図柄が有効ラインに達したか否かが判定され、ここで、有効ラインに達したと判定されなかった場合、ステップSS2750へ戻る。一方、ステップSS2760で、有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS2780へ進む。
ステップSS2770に進むと、第3番目のサブリール65の操作処理が終了する。
ステップSS2770で第3番目のサブリール65の操作処理が終了した場合、所定の図柄の組み合わせが成立していないので、次のステップSS2800で、自動的に所定の図柄の組み合わせを成立させる処理が行われる。
具体的には、当否抽選で何らかの当選役に当選している場合には、当該当選役に対応する図柄の組み合わせ、例えば、ビッグボーナスゲームの場合、「7」「7」「7」が成立したり、或いは、当該当選役に対応しない図柄の組み合わせ、例えば、ボーナスゲームのリーチ目、又は、リプレイタイムの出目が成立したりするので、これにより、何らかの当選役に当選していることを遊技者に告知するようになっている。
一方、当否抽選で何の当選役にも当選していない場合には、主制御装置20A に設けられている第一演出手段24から送られてきた第一演出信号Dに含まれる図柄コードに基づいて、「ハズレ」に対応した図柄の組み合わせが自動的に成立し、これにより、当該遊技では何の当選役にも当選しないことが遊技者に告知されるようになっている。そして、液晶表示装置60の画面に表示されるサブリール65における、当該「ハズレ」に対応した図柄の組み合わせは、メインリール11の停止図柄に応答するようになっている。
ステップSS2780では、有効ラインに達した図柄をその位置に固定するサブリール65の固定処理が行われる。
この固定処理が終了すると、すべてのサブリール65の操作処理も終了する。
この際、当否抽選で何らかの当選役に当選している場合には、当該当選役に対応する図柄の組み合わせ、例えば、ビッグボーナスゲームの場合、「7」「7」「7」が成立し、或いは、当該当選役に対応しない図柄の組み合わせ、例えば、ボーナスゲームのリーチ目、又は、リプレイタイムの出目が成立し、これにより、何らかの当選役に当選していることを遊技者に告知するようになっている。
一方、当否抽選で何の当選役にも当選していない場合には、ステップSS2780が終了すると、前述の第一演出信号Dに含まれる図柄コードに基づいて、「ハズレ」に対応した図柄の組み合わせが成立する。これにより、当該遊技では何の当選役にも当選していないことが遊技者に告知されるようになっている。そして、サブリール65における「ハズレ」に対応した図柄の組み合わせは、メインリール11の停止図柄に応答するようになっている。
(第三演出処理)
次に、本実施形態に係る副制御装置20B による第三演出処理について図12〜図15を参照しながら説明する。
まず、図12に示すように、ステップSS4100において、第三演出手段57に設けられている時限タイマ(t3)を起動する。この時限タイマ(t3)が起動したら、次のステップSS4200へ進む。
ステップSS4200では、第一演出信号Dに含まれる図柄コードに基づいて、成立させるべき図柄の組み合わせを設定する指定図柄設定処理が行われる。この指定図柄設定処理が終了したら、次のステップSS4300へ進む。
ステップSS4300では、液晶表示装置60の画面において有効ラインを抽選で選択する有効ライン抽選処理が行われる。この有効ライン抽選処理で有効ラインが決定したら、次のステップSS4400へ進む。
ステップSS4400では、サブリール65の操作の順番を抽選で決定するサブリール操作順抽選処理が行われる。このサブリール操作順抽選処理でサブリールの操作順が決定したら、次のステップSS4500へ進む。
ステップSS4500では、決定した操作順における第1番目のサブリール65に対して、遊技者が移動操作を行うサブリール操作処理が行われる。この第1番目のサブリール操作処理が終了したら、次のステップSS4600へ進む。なお、第1番目のサブリール操作処理については、後で詳述する。
ステップSS4600では、第2番目のサブリール65に対して、遊技者が移動操作を行うサブリール操作処理が行われる。この第2番目のサブリール操作処理の終了後、次のステップSS4700へ進む。なお、第2番目のサブリール操作処理についても、後で詳述する。
ステップSS4700では、第3番目のサブリール65に対して、遊技者が移動操作を行うサブリール操作処理が行われる。この第3番目のサブリール操作処理の終了後、次のステップSS4800へ進む。なお、第3番目のサブリール操作処理については、後で詳述する。
ステップSS4800では、画像自動操作手段57C によって、三つのサブリール65が自動的に操作され、所定の図柄の組み合わせが強制的に成立される全サブリールの自動操作処理が行われる。この全サブリールの自動操作処理で所定の図柄の組み合わせ成立したら、副制御装置20B による第三演出処理が終了する。
次いで、前述の第三演出処理におけるステップSS4500の第1番目のサブリール操作処理について、図13を参照しながら、さらに詳しく説明する。
まず、図13に示すように、ステップSS4510において、第1番目のサブリール65に対して、遊技者が指先を液晶表示装置60の画面に接触させて移動操作を行う操作処理と、この操作処理が短時間で行えるように、当該操作を促進する操作促進処理とが開始され、この後、次のステップSS4520へ進む。
ステップSS4520では、時限タイマ(t3)の計時値、換言すると、第三演出の継続時間t3が第三演出時間T5に達したか否かが判定される。
このステップSS4520で継続時間t3が第三演出時間T5に達したと判定されなかった場合、ステップSS4530へ進む。
一方、ステップSS4520で継続時間t3が第三演出時間T5に達したと判定された場合、ステップSS4550へ進む。
ステップSS4530では、サブリール65の操作によって、ステップSS4200で指定した図柄がステップSS4300で選択した有効ラインに達したか否かが判定される。
このステップSS4530で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS4550へ進む。
一方、ステップSS4530で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されなかった場合、ステップSS4540へ進む。
ステップSS4540では、遊技者によってベットスイッチ44が操作されたか否か、要するに、ベット操作がなされたか否かが判定される。
このステップSS4540で、ベット操作がなされたと判定されなかった場合、第1番目のサブリール65に対する操作処理及び操作促進処理は継続されるので、ステップSS4520へ戻る。
一方、ステップSS4540で、ベット操作がなされたと判定された場合、メインリール11による遊技が開始する必要があるので、図12のステップSS4800が処理された後の状態に進み、これにより、第三演出は強制的に終了される。
ステップSS4550では、有効ラインに達した図柄をその位置に固定するサブリール65の固定処理が行われ、この固定処理が終了すると、第1番目のサブリール65の操作処理及び操作促進処理も終了する。
第1番目のサブリール65の操作処理が終了した後、ステップSS4600へ進み、第2番目のサブリール65の操作処理を開始する。
続いて、前述の第三演出処理におけるステップSS4600の第2番目のサブリール操作処理について、図14を参照しながら説明する。第2番目のサブリール操作処理は、前述の第1番目のサブリール操作処理とほぼ同様のため、その説明は簡単に行う。
まず、図14の如く、ステップSS4610では、第2番目のサブリール65に対して遊技者が移動操作を行う操作処理と、その際の速度制限を行う速度制限処理とが開始され、この後、次のステップSS4620へ進む。
ステップSS4620では、第三演出の継続時間t3が第三演出時間T5に達したか否かが判定される。ここで、継続時間t3が第三演出時間T5に達したと判定されなかった場合、ステップSS4630へ進む一方、継続時間t3が第三演出時間T5に達したと判定された場合、ステップSS4650へ進む。
ステップSS4630では、サブリール65の操作によって、指定した図柄が有効ラインに達したか否かが判定される。ここで、指定した図柄が有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS4650へ進む。一方、ステップSS4630で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されなかった場合、ステップSS4640へ進む。
ステップSS4640では、ベット操作がなされたか否かが判定される。ここで、ベット操作がなされたと判定されなかった場合、第2番目のサブリール65に対する操作処理及び操作促進処理は継続されるので、ステップSS4620へ戻る。
一方、ステップSS4640で、ベット操作がなされたと判定された場合、メインリール11による遊技が開始する必要があるので、図12のステップSS4800の処理後の状態に進み、これにより、第三演出は強制的に終了される。
ステップSS4650では、有効ラインに達した図柄をその位置に固定するサブリール65の固定処理が行われ、この固定処理が終了すると、第2番目のサブリール65の操作処理及び操作促進処理も終了する。
第2番目のサブリール65の操作処理の終了後、ステップSS4700へ進み、第3番目のサブリール65の操作処理を開始する。
次いで、前述の第三演出処理におけるステップSS4700の第3番目のサブリール操作処理について、図15を参照しながら簡単に説明する。第3番目のサブリール操作処理も、前述の第1番目のサブリール操作処理とほぼ同様である。
まず、図15の如く、ステップSS4710では、第3番目のサブリール65に対して操作処理及び操作促進処理とが開始され、この後、次のステップSS4720へ進む。
ステップSS4720では、第三演出の継続時間t3が第三演出時間T5に達したか否かが判定される。ここで、継続時間t3が第三演出時間T5に達したと判定されなかった場合、ステップSS4730へ進む一方、継続時間t3が第三演出時間T5に達したと判定された場合、ステップSS4750へ進む。
ステップSS4730では、サブリール65の操作によって、指定した図柄が有効ラインに達したか否かが判定される。ここで、指定した図柄が有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS4750へ進む。一方、ステップSS4730で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されなかった場合、ステップSS4740へ進む。
ステップSS4740では、ベット操作がなされたか否かが判定される。ここで、ベット操作がなされたと判定されなかった場合、第3番目のサブリール65に対する操作処理及び操作促進処理は継続されるので、ステップSS4720へ戻る。
一方、ステップSS4740で、ベッド操作がなされたと判定された場合、メインリール11による遊技が開始する必要があるので、図12のステップSS4800が処理された後の状態に進み、これにより、第三演出は強制的に終了される。
ここで、第三演出の強制終了時に、所定の図柄の組合せを成立させることができなかった場合、この第三演出では、遊技者に何らかの当選役に当選したことを告知できない。
ステップSS4750では、有効ラインに達した図柄をその位置に固定するサブリール65の固定処理が行われ、この固定処理が終了すると、第3番目のサブリール65の操作処理及び操作促進処理も終了し、さらに、第三演出も終了する。
ここで、第三演出の開始条件が、何らかの当選役に対応したフラグが成立していること、換言すると、何らかの当選役に当選していることなので、第三演出の強制終了以外で、第三演出が終了すると、所定の図柄の組合せが成立していることとなる。所定の図柄の組合せを成立させて表示することで、遊技者にどのような当選役に当選しているかを告知することができる。
例えば、ボーナスゲームに当選している場合、第三演出の終了時に、ボーナスゲームのリーチ目が成立しているので、これにより、遊技者にボーナスゲームに当選していることを告知することができる。
(第四演出処理)
続いて、本実施形態に係る副制御装置20B による第四演出処理について図16〜図19を参照しながら説明する。
まず、図16に示すように、ステップSS5100において、第四演出手段58に設けられている時限タイマ(t4)を起動する。この時限タイマ(t4)が起動したら、次のステップSS5200へ進む。
ステップSS5200では、第一演出信号Dに含まれる図柄コードに基づいて、成立させるべき図柄の組み合わせを設定する指定図柄設定処理が行われる。この指定図柄設定処理が終了したら、次のステップSS5300へ進む。
ステップSS5300では、液晶表示装置60の画面において有効ラインを抽選で選択する有効ライン抽選処理が行われる。この有効ライン抽選処理で有効ラインが決定したら、次のステップSS5400へ進む。
ステップSS5400では、サブリール65の操作の順番を抽選で決定するサブリール操作順抽選処理が行われる。このサブリール操作順抽選処理でサブリールの操作順が決定したら、次のステップSS5500へ進む。
ステップSS5500では、決定した操作順における第1番目のサブリール65に対して、遊技者が移動操作を行うサブリール操作処理が行われる。この第1番目のサブリール操作処理が終了したら、次のステップSS5600へ進む。なお、第1番目のサブリール操作処理については、後で詳述する。
ステップSS5600では、第2番目のサブリール65に対して、遊技者が移動操作を行うサブリール操作処理が行われる。この第2番目のサブリール操作処理の終了後、次のステップSS5700へ進む。なお、第2番目のサブリール操作処理についても、後で詳述する。
ステップSS5700では、第3番目のサブリール65に対して、遊技者が移動操作を行うサブリール操作処理が行われる。この第3番目のサブリール操作処理が終了すると、副制御装置20B による第四演出処理も終了する。
次いで、前述の第四演出処理におけるステップSS5500の第1番目のサブリール操作処理について、図17を参照しながら、さらに詳しく説明する。
まず、図17に示すように、ステップSS5510において、第1番目のサブリール65に対して、遊技者が指先を液晶表示装置60の画面に接触させて移動操作を行う操作処理が開始され、この後、次のステップSS5520へ進む。
ステップSS5520では、時限タイマ(t4)の計時値、換言すると、第四演出の継続時間t4が第四演出時間T6に達したか否かが判定される。
このステップSS5520で継続時間t4が第四演出時間T6に達したと判定されなかった場合、ステップSS5530へ進む。
一方、ステップSS5520で継続時間t4が第四演出時間T6に達したと判定された場合、ステップSS5550へ進む。
ステップSS5530では、サブリール65の操作によって、ステップSS5200で指定した図柄がステップSS5300で選択した有効ラインに達したか否かが判定される。
このステップSS5530で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS5550へ進む。
一方、ステップSS5530で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されなかった場合、ステップSS5540へ進む。
ステップSS5540では、遊技者によってベットスイッチ44が操作されたか否か、要するに、ベット操作がなされたか否かが判定される。
このステップSS5540で、ベット操作がなされたと判定されなかった場合、第1番目のサブリール65に対する操作処理は継続されるので、ステップSS5520へ戻る。
一方、ステップSS5540で、ベット操作がなされたと判定された場合、メインリール11による遊技が開始する必要があるので、図16のステップSS5700が処理された後の状態に進み、これにより、第四演出は強制的に終了される。
ステップSS5550では、有効ラインに達した図柄をその位置に固定するサブリール65の固定処理が行われ、この固定処理が終了すると、第1番目のサブリール65の操作処理も終了となり、この後、ステップSS5600へ進み、第2番目のサブリール65の操作処理を開始する。
続いて、前述の第四演出処理におけるステップSS5600の第2番目のサブリール操作処理について、図18を参照しながら説明する。第2番目のサブリール操作処理は、前述の第1番目のサブリール操作処理とほぼ同様のため、その説明は簡単に行う。
まず、図18の如く、ステップSS5610では、第2番目のサブリール65に対して遊技者が移動操作を行う操作処理が開始され、この後、次のステップSS5620へ進む。
ステップSS5620では、第四演出の継続時間t4が第四演出時間T6に達したか否かが判定される。ここで、継続時間t4が第四演出時間T6に達したと判定されなかった場合、ステップSS5630へ進む一方、継続時間t4が第四演出時間T6に達したと判定された場合、ステップSS5650へ進む。
ステップSS5630では、サブリール65の操作によって、指定した図柄が有効ラインに達したか否かが判定される。ここで、指定した図柄が有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS5650へ進む。一方、ステップSS5630で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されなかった場合、ステップSS5640へ進む。
ステップSS5640では、ベット操作がなされたか否かが判定される。ここで、ベット操作がなされたと判定されなかった場合、第2番目のサブリール65に対する操作処理は継続されるので、ステップSS5620へ戻る。
一方、ステップSS5640で、ベット操作がなされたと判定された場合、メインリール11による遊技が開始する必要があるので、図16のステップSS5700が処理された後の状態に進み、これにより、第四演出は強制的に終了される。
ステップSS5650では、有効ラインに達した図柄をその位置に固定するサブリール65の固定処理が行われ、この固定処理が終了すると、第2番目のサブリール65の操作処理も終了する。
第2番目のサブリール65の操作処理が終了した後、ステップSS5700へ進み、第3番目のサブリール65の操作処理を開始する。
次いで、前述の第四演出処理におけるステップSS5700の第3番目のサブリール操作処理について、図19を参照しながら簡単に説明する。第3番目のサブリール操作処理も、前述の第1番目のサブリール操作処理とほぼ同様である。
まず、図19の如く、ステップSS5710では、第3番目のサブリール65に対して操作処理が開始され、この後、次のステップSS5720へ進む。
ステップSS5720では、第四演出の継続時間t4が第四演出時間T6に達したか否かが判定される。ここで、継続時間t4が第四演出時間T6に達したと判定されなかった場合、ステップSS5730へ進む一方、継続時間t4が第四演出時間T6に達したと判定された場合、ステップSS5750へ進む。
ステップSS5730では、サブリール65の操作によって、指定した図柄が有効ラインに達したか否かが判定される。ここで、指定した図柄が有効ラインに達したと判定された場合、ステップSS5750へ進む。一方、ステップSS5730で、指定した図柄が有効ラインに達したと判定されなかった場合、ステップSS5740へ進む。
ステップSS5740では、ベット操作がなされたか否かが判定される。ここで、ベット操作がなされたと判定されなかった場合、第3番目のサブリール65に対する操作処理は継続されるので、ステップSS5720へ戻る。
一方、ステップSS5740で、ベット操作がなされたと判定された場合、メインリール11による遊技が開始する必要があるので、図16のステップSS5700の処理後の状態に進み、これにより、第四演出は強制的に終了される。
ステップSS5750では、有効ラインに達した図柄をその位置に固定するサブリール65の固定処理が行われ、この固定処理が終了すると、第3番目のサブリール65の操作処理も終了し、さらに、第四演出も終了する。
ここで、当否抽選で何の当選役にも当選していない場合に、第四演出が開始されるので、第四演出が終了すると、フラグ状態信号Cに含まれている「ハズレ」の図柄の組み合わせを示す図柄コードに基づいて、「ハズレ」形態の図柄の組み合わせが成立する。
前述のような本実施形態によれば、次のような効果が得られる。
すなわち、当否抽選手段22による第一抽選の結果に応じて、主制御装置20A で遊技動作が制御されるリールユニット10等の遊技装置に対する操作を、無効にする遊技操作無効状態にする第一演出を開始し、予め設定された第一演出時間T1が経過するまで、遊技操作不能状態を維持する第一演出手段24を主制御装置20A に設けたので、スタートスイッチ45を操作しても、回転リール11が回転を開始しないフリーズ状態に移行する、いわゆるフリーズ演出を行うことができる。
また、第一演出としてのフリーズ演出を開始する際に、第一演出手段24が第一演出信号を副制御装置20B へ送出するようにし、且つ、第一演出手段24から第一演出信号を受信すると、予め設定された第二演出時間が経過するまで、液晶表示装置60の画面に所定の図柄の組み合わせが表示されるように、当該画面に表示されている画像の操作を遊技者に行わせる第二演出を実行する第二演出手段56を副制御装置20B に設け、さらに、副制御装置20B 側の第二演出時間T2の値を、主制御装置20A 側の第一演出時間T1の値以下に設定したので、フリーズ演出に連動して演出遊技としての第二演出を行うことができる。
この際、演出遊技としての第二演出の開始/終了を、フリーズ演出としての第一演出の開始/終了に同期させることができず、フリーズ演出に従属するように演出遊技が行われるようになり、従って、主制御装置20A に対して従属状態で、液晶表示装置60の演出遊技の動作を副制御装置20B で制御することができる。
一方、副制御装置20B の第二演出手段56に、第二演出の継続時間である第二演出時間T2を設定したので、主制御装置20B からの終了指令がなくても、副制御装置20A は、第二演出を適時に終了することができる。換言すると、主制御装置20A が終了指令を送出することのない遊技終了後でも、副制御装置20B は、第二演出を終了させることができる。
ここで、遊技が終了する際に、主制御装置20A がその旨の信号である第一演出信号Dを副制御装置20B へ送出するようにし、この第一演出信号Dを受信したことを契機に副制御装置20B が第二演出を開始するようにすれば、第二演出の開始/終了が適時に行われるので、従来のように演出遊技の時間が過度に長くなることがなく、遊技場におけるスロットマシン1の稼働率の低下を未然に防止することができる。
このため、遊技終了後においては、主制御装置20A に対して独立状態で、液晶表示装置60の演出遊技における動作を副制御装置20B で制御することができる。
従って、主制御装置20A に対して従属状態及び独立状態のいずれの状態でも、液晶表示装置60の演出遊技の動作を副制御装置20B で制御することができる。
また、所定のフラグが成立した状態で、所定の図柄の組み合わせに応じた遊技状態へ移行せずに遊技が終了した場合に、例えば、ビッグボーナスに当選してBBフラグが成立した状態で入賞しなかった場合に、液晶表示装置60の画面に当該BBフラグに対応した所定の図柄の組み合わせ、例えば、いわゆる「リーチ目」が揃うように、遊技者に画像の操作を行わせる演出である第三演出を実行する第三演出手段57を設けたので、BBフラグが成立した状態で遊技が終了すると、その後に第三演出が行われるようになり、フラグの持ち越しが可能なビッグボーナスに当選したことを、遊技の終了後に第三演出で遊技者に報知することがでる。
そして、遊技の終了後に第三演出を行えば、ビッグボーナス等への当選に気付かずに、遊技を終えて帰ろうとする遊技者にその旨を報知でき、これにより、ビッグボーナス等への入賞等、遊技で利益を獲得する機会を遊技者が逸することを防止できる。
さらに、第三演出が開始されると、所定の図柄の組み合わせを成立させるのに要する時間が第二演出よりも短くなるように、液晶表示装置60の画像に対する遊技者の操作において、所定の図柄の組み合わせが成立するのを促進する画像操作促進手段57B を副制御装置20B に設けたので、画像操作促進手段57B によって、サブリール65を勢いよく変動することが可能となり、且つ、サブリール65を勢いよく変動させ、図柄を高速で移動させても、所定の図柄が目的の位置に達すると、サブリール65が自動停止するようになり、これにより、遊技者は、図柄の組み合わせを短時間で成立させることができる。
このため、遊技者は、第三演出が開始されことから、当否抽選手段22による当否抽選で当選の可能性があることを知ることができ、このことを知った遊技者は、第三演出を速やかに完了させて当否抽選の結果を速やかに把握でき、しかも、当選した役に対応した遊技状態、例えば、ビッグボーナスゲーム等へ速やかに移行できるようになるので、遊技者は遊技に更に熱中するようになり、従って、遊技の興趣性を向上することができる。
また、第二演出が開始された後、第二演出の継続時間が予め設定された操作制限時間T3に達するまでの間、液晶表示装置60の画像に対する遊技者の操作を制限する画像操作制限手段56B を副制御装置20B に設けたので、第二演出が開始された当初は、画像操作制限手段56B によって遊技者の操作が制限、例えば、遊技者によるサブリール65の変動速度が低速に抑制され、所定の図柄の組み合わせを成立させるのに、ある程度の時間を要する一方、操作制限時間T3に到達した後は、画像操作制限手段56B による操作制限が解除され、例えば、遊技者の意思通りにサブリール65を変動させたりすることができ、これにより、操作制限時間T3に到達する前よりも、短時間で所定の図柄の組み合わせを成立させることができる。
このため、遊技に慣れた遊技熟練者でも、操作制限時間T3に到達する前は、短時間で所定の図柄の組み合わせを成立させることができない一方、遊技に慣れていない遊技初心者でも、操作制限時間T3に到達した後には、短時間で所定の図柄の組み合わせを成立させることができ、第二演出で図柄の組み合わせを成立させる時間については、遊技熟練者及び遊技初心者の両者に差がなくなる。
従って、遊技熟練者及び遊技初心者のいずれも、第二演出に設定された第二演出時間T2のほぼ全部を費やして、第二演出を楽しむことができるので、第二演出時間T2の満了前に図柄の組み合わせを成立させてしまったために第二演出が早く終わってしまったとしても、第一演出の遊技操作無効状態が解除されて、遊技が再開されるまでの待ち時間が短くなり、これにより、遊技者が退屈を感じることがなくなり、遊技の興趣性を向上することができる。
さらに、第二演出が開始された後、第二演出の継続時間が予め設定された強制成立時間T4に達した際に、所定の図柄の組み合わせが表示されていない場合、当否抽選手段22による当否抽選の結果に応じた所定の図柄の組み合わせを強制的に成立させる画像自動操作手段56C を設けたので、不慣れなため、自力で所定の図柄の組み合わせを成立させることができない遊技初心者が遊技を行っている場合でも、所定の図柄の組み合わせが自動的に成立するようになる。
これにより、当否抽選手段22による当否抽選の結果を確実に当該遊技者に報知することができ、報知演出として行われる第二演出の役割を確実に果たすことができる。
また、液晶表示装置60の画像を操作するために、液晶表示装置60の画面表面に、接触や接触位置の移動を検出するタッチパネル装置5を採用したので、接触検出を行う範囲を画面の別の位置に任意に変更可能となるうえ、画面に表示される押しボタン装置やレバー装置等の操作対象装置、並びに、サブリール65の変動表示動作や図柄の移動表示動作等の操作対象動作も任意に変更可能となる。このため、サブリール65を回転させるために、サブリール65に触れた指先を移動する操作や、弾くようにしてサブリール65を高速に回転させる操作も可能となり、図柄の位置を移動するために、様々な操作の変更を行うことができ、従って、操作対象や操作内容の変更の自由度が広く設定でき、これにより、操作遊技状況に応じて最適な操作環境を構築でき、この点からも、遊技の興趣性を向上できる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲における変形及び改良などをも含むものである。
すなわち、画像表示装置としては、液晶表示装置に限らず、プラズマディスプレイ装置や有機EL表示装置等、異なる形式の表示装置でもよく、画像表示装置の具体的な構造等は、実施にあたり適宜選択できる。
また、演出遊技用操作機器としては、タッチパネル装置5に限らず、十字キー、又は、トラックボールでもよく、或いは、専用の操作装置として設置されるものに限らず、メインリールの操作装置であるスタートスイッチ45及びストップスイッチ43で演出遊技用操作機器を兼用してもよい。
ここで、演出遊技用操作機器として十字キーを採用し、十字キーの横棒における左右の端部を押圧操作することで、サブリールの選択を行い、サブリールの選択後、十字キーの縦棒における上端を連打することで、一打毎にサブリールを上方向へ一図柄分回転させ、十字キーの縦棒における下端を連打すれば、一打毎にサブリールを下方向へ一図柄分回転させるようにすれば、円滑な画像操作が行えるようになる。
また、演出遊技用操作機器としてトラックボールを採用し、トラックボールを左右方向に回転操作することで、サブリールの選択を行い、サブリールの選択後、トラックボールを上下方向に回転操作すると、トラックボールの回転に対応してサブリールが回転するようにすれば、トラックボールでも円滑な画像操作が行えるようになる。
さらに、スタートスイッチ45及びストップスイッチ43で演出遊技用操作機器を兼用するにあたり、ストップスイッチ43の押圧操作で、サブリールの選択を行い、サブリールの選択後、スタートスイッチ45を操作している間、サブリールが回転するようにすれば、サブリールの回転方向が一方向に限定されるが、スタートスイッチ45及びストップスイッチ43で円滑な画像操作が行えるようになる。
或いは、ストップスイッチ43の連打により、対応するサブリールが一打毎に所定方向へ一図柄分回転するようにするとともに、スタートスイッチ45を操作しながら、ストップスイッチ43の連打すると、対応するサブリールが一打毎に、逆方向へ一図柄分回転するようにすれば、サブリールを両方向に操作することができる。
1 スロットマシン
5 接触位置検出装置としてのタッチパネル装置
11 回転リール(実物:メインリール)
20A 主制御装置
20B 副制御装置
22 当否抽選手段
24 第一演出手段
25 第一抽選手段
43 ストップスイッチ
45 スタートスイッチ
60 画像表示装置としての液晶表示装置
65 回転リール(画像:サブリール)
56 第二演出手段
56B 画像操作制限手段
56C 画像自動操作手段
57 第三演出手段
57B 画像操作促進手段

Claims (6)

  1. 外周面に複数種類の図柄が記されているとともに回転動作する複数の回転リールと、これらの回転リールに回転を開始させるために操作されるスタートスイッチと、これらの回転リールの回転を停止させるために操作されるストップスイッチとを備え、回転リールの回転中に、遊技者が前記ストップスイッチを操作して回転リールのすべてを停止させた際に、予め設定された有効ライン上に所定の図柄の組み合わせが表示されていると遊技者に利益がもたらされる遊技が行われるスロットマシンであって、
    前記複数の回転リールを含む遊技装置の遊技動作を制御するとともに、制御対象となる遊技装置に対して一方向に制御信号を送信し、且つ、当該制御対象の遊技装置からの信号を受信することがないように形成された主制御装置と、
    遊技を演出するために、複数種類の図柄が記された複数の図柄列の変動状態及び静止状態の画像を表示する画像表示装置と、
    この画像表示装置を含む演出装置の演出動作を制御する制御装置であって、前記主制御装置からの制御信号に従って制御動作を行う副制御装置とを備え、
    前記主制御装置には、
    前記スタートスイッチの操作を契機に、遊技における当否に係る当否抽選を行う当否抽選手段と、
    この当否抽選手段の当否抽選の結果に応じたフラグを成立させるとともに、フラグの状態を示すフラグ状態信号を前記副制御装置へ送出するフラグ設定手段と、
    前記スタートスイッチの操作を契機に、当該主制御装置に遊技動作が制御される遊技装置に対する操作を無効にする遊技操作無効状態にする第一演出に係る第一抽選を行う第一抽選手段と、
    この第一抽選手段による第一抽選で第一演出を行うことが選択されると、第一演出を開始するとともに、前記副制御装置へ第一演出信号を送出し、且つ、予め設定された第一演出時間が経過するまで、前記遊技操作不能状態を維持する第一演出手段とが設けられ、
    前記副制御装置には、
    前記第一演出手段から第一演出信号を受信すると、予め設定された第二演出時間が経過するまで、前記画像表示装置の画面に所定の図柄の組み合わせが表示されるように、当該画面に表示されている画像の操作を遊技者に行わせる第二演出を実行する第二演出手段と、
    前記副制御装置の前記第二演出時間の値は、前記主制御装置の前記第一演出時間の値以下に設定されていることを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記フラグ設定手段により所定のフラグが成立した状態で、所定の図柄の組み合わせに応じた遊技状態へ移行せずに遊技が終了した場合に、前記画像表示装置の画面に前記フラグ設定手段が成立させたフラグに基づいた所定の図柄の組み合わせが表示されるように、当該画面に表示されている画像の操作を遊技者に行わせる演出である第三演出を実行する第三演出手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のスロットマシン。
  3. 前記副制御装置には、
    第三演出が開始されると、所定の図柄の組み合わせを成立させるのに要する時間が第二演出で成立させる時間と同等以下となるように、前記画像表示装置の画像に対する遊技者の操作において、所定の図柄の組み合わせが成立するのを促進する画像操作促進手段が設けられていることを特徴とする請求項2記載のスロットマシン。
  4. 前記副制御装置には、
    第一演出の開始に伴って第二演出が開始された後、第二演出の継続時間が予め設定された操作制限時間に達するまでの間、前記画像表示装置の画像に対する遊技者の操作を制限する画像操作制限手段が設けられ、
    第二演出においては、操作制限時間への到達後よりも到達前の方が、所定の図柄の組み合わせを成立させるのに、より長い時間がかかるように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載のスロットマシン。
  5. 前記副制御装置には、
    第一演出の開始に伴って第二演出が開始された後、第二演出の継続時間が予め設定された強制成立時間に達した際に、所定の図柄の組み合わせが表示されていない場合、前記画像表示装置の画面に表示されている画像を自動的に操作して、前記当否抽選手段による当否抽選の結果に応じた所定の図柄の組み合わせを強制的に成立させる画像自動操作手段が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれかに記載のスロットマシン。
  6. 指先を画面に接触させることで、遊技者による表示画像の操作が可能となるように、前記画像表示装置の画面表面には、画面への接触、当該接触のあった接触位置及び当該接触位置の移動を検出する接触位置検出装置が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかに記載のスロットマシン。
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