JP2011055911A - シャントキャップ及び体外循環回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】体外循環回路の製造コストの低廉化を図ることが可能なシャントキャップを提供する。
【解決手段】内部に貫通孔112が形成された本体部110と、本体部110の一方端部114に設けられ、貫通孔112に通じる開口を有する第1開口部130と、本体部110の他方端部116に設けられ、貫通孔112に通じる開口を有するコネクタ接続部140と、本体部110の一部に設けられ、貫通孔112に通じる開口を有する第2開口部150とを備えるシャントキャップ100。第2開口部150は、第1開口部130と嵌合可能に構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、シャントキャップ及び体外循環回路に関する。
血液透析等に用いられる体外循環回路は、通常、使用するごとに体外循環回路内にプライミング液(例えば生理食塩水)を導入・充填し、体外循環回路内の異物及び空気を除去する処理(いわゆるプライミング処理)を行っている。
従来、オス型の嵌合部を備えるシャントキャップ(以下、オス型シャントキャップ)と、メス型の嵌合部を備えるシャントキャップ(以下、メス型シャントキャップ)とを備える体外循環回路が知られている(例えば、特許文献1参照。)。オス型及びメス型シャントキャップのいずれか一方は動脈側回路に接続されており、他方は静脈側回路に接続されている。オス型及びメス型シャントキャップは、オス型の嵌合部とメス型の嵌合部の部分でオス−メス嵌合可能に構成されている。
従来の体外循環回路によれば、オス型シャントキャップの嵌合部とメス型シャントキャップの嵌合部とを接続することにより、比較的容易にプライミング処理することが可能となる。
登録実用新案第3054661号公報
しかしながら、従来の体外循環回路においては、体外循環回路内のプライミング液を循環させる方式(以下、回路循環方式と略す。)でプライミング処理を行う場合、上記のように、嵌合部の形状が異なる2種類のシャントキャップを使用しなければ、体外循環回路をプライミング処理することができないという問題がある。製造コストの面から見れば、プライミング処理に用いるシャントキャップの種類は少ない方が好ましい。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、体外循環回路の製造コストの低廉化を図ることが可能なシャントキャップを提供することを目的とする。また、製造コストの安価な体外循環回路を提供することを目的とする。
[1]本発明のシャントキャップ(100)は、内部に貫通孔(112)が形成された本体部(110)と、前記本体部(110)の一方端部(114)に設けられ、前記貫通孔(112)に通じる開口(132)を有する第1開口部(130)と、前記本体部(110)の他方端部(116)に設けられ、前記貫通孔(112)に通じる開口(142)を有するコネクタ接続部(140)と、前記本体部(110)の一部に設けられ、前記貫通孔(112)に通じる開口(152)を有する第2開口部(150)とを備え、前記第2開口部(150)は、前記第1開口部(130)と嵌合可能に構成されていることを特徴とする。
このため、本発明のシャントキャップによれば、上記した第2開口部を備えているため、本発明のシャントキャップを2つ準備し、一方のシャントキャップの第1開口部と他方のシャントキャップの第2開口部とを接続すれば、プライミング処理を行うことができる。すなわち、1種類のシャントキャップであっても回路循環方式で体外循環回路をプライミング処理することができる。
したがって、本発明のシャントキャップは、体外循環回路の製造コストの低廉化を図ることが可能なシャントキャップとなる。
[2]上記[1]に記載のシャントキャップ(200)においては、前記第2開口部(250)には、係止部(256)が設けられ、前記第1開口部(230)には、前記係止部(256)と係止可能な被係止部(238)が設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、一方のシャントキャップと他方のシャントキャップとを接続したときのシャントキャップ同士の望ましくない外れを抑制することが可能となる。
[3]上記[1]又は[2]に記載のシャントキャップ(100)においては、前記第1開口部(130)の前記開口(132)を閉塞する栓部(170)をさらに備えることが好ましい。
このように構成することにより、必要時(プライミング処理時など)まで第1開口部の開口を栓部で閉塞しておくことが可能となるため、第1開口部が雑菌で汚染されるのを抑制することが可能となる。
[4]上記[1]〜[3]のいずれか1つに記載のシャントキャップ(100)においては、前記本体部(110)は、前記本体部(110)の一方端部(114)から他方端部(116)までの間の所定位置(P)で、前記一方端部(114)側の第1本体部(120)と前記他方端部(116)側の第2本体部(125)とに分離可能に構成されており、前記第2開口部(150)は、前記第2本体部(125)の端部のうち前記所定位置(P)側の端部(126)に配置されていることが好ましい。
このように構成することにより、2つ準備した内の一方のシャントキャップのみを第1本体部と第2本体部とに分離したうえで、2つに分離した方のシャントキャップの第2開口部と2つに分離していない方のシャントキャップの第1開口部とを接続すれば、2つのシャントキャップの接続が完了し、比較的容易にプライミング処理をすることができる。
また、上記のように構成することにより、第1本体部と第2本体部とに分離する前の状態においては、第2開口部における第1開口部と接触する部分が露出しないこととなるため、プライミング処理時に第2開口部(及び第1開口部)が雑菌で汚染されるのを抑制することが可能となる。
[5]上記[4]に記載のシャントキャップ(100)においては、前記第1本体部(120)の端部のうち前記所定位置(P)側の端部(121)に配置され、前記貫通孔(112)に通じる開口(162)を有する第3開口部(160)をさらに備え、前記第3開口部(160)は、前記第2開口部(150)と嵌合可能に構成されていることが好ましい。
このように構成することにより、第3開口部から第2開口部を外す(嵌合状態を解除する)だけで、比較的簡単に第1本体部と第2本体部とに分離することが可能となる。
[6]上記[5]に記載のシャントキャップ(200)においては、前記第2開口部(250)には、係止部(256)が設けられ、前記第3開口部(260)には、前記係止部(256)と係止可能な他の被係止部(266)が設けられていることが好ましい。
このように構成することにより、第1本体部と第2本体部との望ましくない外れを抑制することが可能となる。
[7]上記[4]〜[6]のいずれか1つに記載のシャントキャップ(100)においては、前記本体部(110)を前記第1本体部(120)と前記第2本体部(125)とに分離したときに前記第1及び第2本体部(120,125)をつなぐ連結部(180)をさらに備えることが好ましい。
このように構成することにより、本体部を第1本体部と第2本体部とに分離したとしても、誤って第1又は第2本体部を紛失してしまうこともない。
[8]上記[1]〜[7]のいずれか一項に記載のシャントキャップにおいては、前記第2開口部の前記開口を閉塞する他の栓部をさらに備えることが好ましい。
このように構成することにより、第2開口部の開口を閉塞しておきたいときには、他の栓部で閉塞することが可能となる。
[9]本発明の体外循環回路(1)は、回路部材(20,30)と、前記回路部材(20,30)の一方端及び他方端に接続可能に構成された2つのシャントキャップ(100a,100b)とを備え、前記2つのシャントキャップは、上記[1]〜[8]のいずれか1つに記載のシャントキャップであることを特徴とする。
このため、本発明の体外循環回路によれば、上記の優れたシャントキャップを備えているため、製造コストの安価な体外循環回路となる。
なお、特許請求の範囲及び本欄(課題を解決するための手段の欄)に記載した各部材等の文言下に括弧をもって付加された符号は、特許請求の範囲及び本欄に記載された内容の理解を容易にするために用いられたものであって、特許請求の範囲及び本欄に記載された内容を限定するものではない。
実施形態1に係るシャントキャップ100の正面図。 実施形態1に係るシャントキャップ100の左側面図。 図2のA−A線断面図。 実施形態1に係るシャントキャップ100の正面図。 栓部170の機能を説明するために示す図。 実施形態1に係るシャントキャップ100を説明するために示す図。 実施形態1に係る体外循環回路1を説明するために示す図。 実施形態2に係るシャントキャップ200の正面図。 実施形態2に係るシャントキャップ200の正面図。 実施形態2に係るシャントキャップ200を説明するために示す図。 実施形態2に係るシャントキャップ200を説明するために示す図。
以下、本発明のシャントキャップ及び体外循環回路について、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
まず、実施形態1に係るシャントキャップ100の構成について、図1〜図6を用いて説明する。
図1及び図4は、実施形態1に係るシャントキャップ100の正面図である。図2は、実施形態1に係るシャントキャップ100の左側面図である。図3は、図2のA−A線断面図である。なお、図1〜図3においては、本体部110を第1本体部120と第2本体部125とに分離したときのシャントキャップ100を図示しており、図4においては、本体部110を第1本体部120と第2本体部125とに分離していないときのシャントキャップ100を図示している。
図5は、栓部170の機能を説明するために示す図である。図5(a)は嵌合凹部172を第1開口部130に嵌めていないときの一部拡大断面図であり、図5(b)は嵌合凹部172を第1開口部130に嵌めたときの一部拡大断面図である。
図6は、実施形態1に係るシャントキャップ100を説明するために示す図である。図6(a)は2つのシャントキャップ100a,100bを接続する前の状態を図示しており、図6(b)は2つのシャントキャップ100a,100bを接続した後の状態を図示している。なお、図6(a)及び図6(b)においては、発明の理解を容易にするため、一方のシャントキャップ100aの一部(第1本体部120a)を断面で図示している。
実施形態1に係るシャントキャップ100は、図1〜図4に示すように、第1本体部120及び第2本体部125を有する本体部110と、本体部110の一方端部114に設けられた第1開口部130と、本体部110の他方端部116に設けられたコネクタ接続部140と、第2本体部125に設けられた第2開口部150と、第1本体部120に設けられた第3開口部160と、第1本体部120に設けられた栓部170と、第1及び第2本体部120,125をつなぐように設けられた連結部180と、第1本体部120に設けられ、所定の撓み性を有する把持部182とを備える。
本体部110は、図2及び図3に示すように、例えば円筒形状の管状部材であり、内部に貫通孔112が形成されている。
本体部110は、図4に示すように、本体部110の一方端部114から他方端部116までの間の所定位置Pで、一方端部114側の第1本体部120と他方端部116側の第2本体部125とに分離可能に構成されている。
第1開口部130は、図1〜図4に示すように、貫通孔112に通じる開口132と、ネジ状の突起からなる螺合部134とを有する。第1開口部130の内面136(図3参照。)は、第1開口部130の先端側から奥側に向かうにしたがって(第1開口部130側から第3開口部160側に向かうにしたがって)、内径が小さくなるようなテーパ状に形成されている。
なお、図1などにおいては、螺合部134の螺旋形状を簡略化して図示している。後述するコネクタ接続部140の螺合部144についても同様に簡略化して図示している。
コネクタ接続部140は、図1〜図4に示すように、貫通孔112に通じる開口142と、ネジ状の突起からなる螺合部144とを有する。詳細については後述するが、コネクタ接続部140に体外循環回路のコネクタ部材(後述する図7(b)に示すコネクタ部材26,34)が接続され、螺合部144に固定具(後述する図7(b)に示す固定具27,35)が接続されることとなる。コネクタ接続部140の内面146(図3参照。)は、コネクタ接続部140の先端側から奥側に向かうにしたがって、(コネクタ接続部140側から第2開口部150側に向かうにしたがって)、内径が小さくなるようなテーパ状に形成されている。
第2開口部150は、図1〜図4に示すように、貫通孔112に通じる開口152を有し、第2本体部125の端部のうち所定位置P側の端部126(図4参照。)に配置されている。第2開口部150の外面154(図3参照。)は、第2開口部150の先端側から奥側に向かうにしたがって(第2開口部150側からコネクタ接続部140側に向かうにしたがって)、外径が大きくなるようなテーパ状に形成されている。
第3開口部160は、図1〜図4に示すように、貫通孔112に通じる開口162を有し、第1本体部120の端部のうち所定位置P側の端部121に配置されている。第3開口部160の内面164(図3参照。)は、第3開口部160の先端側から奥側に向かうにしたがって(第3開口部160側から第1開口部130側に向かうにしたがって)、内径が小さくなるようなテーパ状に形成されている。
栓部170は、図1〜図4に示すように、第1開口部130の開口132を閉塞するための部材であって、嵌合凹部172と、嵌合凹部172の内側に設けられた凸部174と、嵌合凹部172と第1本体部120とをつなぐ栓部用連結部176と、嵌合凹部172の一端に設けられたフック部178とを有する。
嵌合凹部172は円筒状であり、嵌合凹部172と凸部174とによって形成される隙間(空間)に、第1開口部130を嵌合可能に構成されている(図5参照。)。
栓部用連結部176は、所定の撓み性を有する。これにより、嵌合凹部172を第1開口部130に比較的容易に嵌めることができる。
フック部178は、先端がL字状に屈曲していることから、例えば、排液処理の際に、排液用配管の口部分や排液用バケツの縁部分などにフック部178を引っ掛けることが可能となる。
連結部180は、図1、図3及び図4に示すように、本体部110を第1本体部120と第2本体部125とに分離したときに第1及び第2本体部120,125をつなぐための部材であって、所定の撓み性を有する。
シャントキャップ100を構成する各部材は、金型により一体成形されている。シャントキャップ100を構成する材料としては、例えば、ポリプロピレンやポリエチレンなどのプラスチック材料を好適に用いることができる。
第1開口部130はメス型の嵌合部であり、第2開口部150はオス型の嵌合部であり、第3開口部160はメス型の嵌合部である。第2開口部150と第1開口部130とは、オス−メス嵌合可能に構成されている。また、第2開口部150と第3開口部160とは、オス−メス嵌合可能に構成されている。
第2開口部150と第1開口部130とがオス−メス嵌合可能に構成されていることから、図6に示すように、シャントキャップ100と同一形状の2つのシャントキャップ100a,100bを準備したとき、一方のシャントキャップ100aの第1開口部130aと他方のシャントキャップ100bの第2開口部150bとを接続することができる。
次に、実施形態1に係る体外循環回路1の構成について、図7を用いて説明する。
図7は、実施形態1に係る体外循環回路1を説明するために示す図である。図7(a)は体外循環回路1の概略図であり、図7(b)は2つのシャントキャップ100a,100bの接続部分を拡大して示す図である。
実施形態1に係る体外循環回路1は、血液透析用の体外循環回路であって、図7(a)に示すように、血液処理器(ダイアライザーともいう。)10と、回路部材としての動脈側回路20及び静脈側回路30と、動脈側回路20の端部に接続されたシャントキャップ100bと、静脈側回路30の端部に接続されたシャントキャップ100aとを備える。血液処理器10は、例えば中空糸型の血液処理器である。動脈側回路20は、血液処理器10の一方端部に接続されており、静脈側回路30は、血液処理器10の他方端部に接続されている。
動脈側回路20は、図7(a)及び図7(b)に示すように、チューブ21〜23と、チューブ21とチューブ22との間に配置されたドリップチャンバ24と、チューブ22とチューブ23との間に配置されたローリングチューブ25と、チューブ23の端部に接続されたコネクタ部材26と、チューブ23の端部に取り付けられた固定具(ロックナットともいう。)27とを有する。チューブ23には、プライミング液としての生理食塩水を回路内に導入するための生食ライン41と、ヘパリン液を回路内に導入するためのヘパリンライン42とが接続されている。ドリップチャンバ24には、モニターライン43が接続されている。
コネクタ部材26は、図示による説明は省略するが、チューブ23とシャントキャップ100bとを接続する管状の部材である。固定具27は、図示による説明は省略するが、チューブ23とシャントキャップ100bとの接続を固定する管状の部材であって、内部に螺旋状の突起が設けられている。
静脈側回路30は、図7(a)及び図7(b)に示すように、チューブ31,32と、チューブ31とチューブ32との間に配置されたドリップチャンバ33と、チューブ32の端部に接続されたコネクタ部材34と、チューブ32の端部に取り付けられた固定具(ロックナットともいう。)35とを有する。ドリップチャンバ33には、プライミング処理時に余分な生理食塩水を排出するための排液ライン44と、モニターライン45とが接続されている。
コネクタ部材34は、図示による説明は省略するが、チューブ32とシャントキャップ100aとを接続する管状の部材である。固定具35は、図示による説明は省略するが、チューブ32とシャントキャップ100aとの接続を固定する管状の部材であって、内部に螺旋状の突起が設けられている。
以上のように構成された実施形態1に係るシャントキャップ100によれば、上記した第2開口部150を備えているため、シャントキャップ100(100a,100b)を2つ準備し、一方のシャントキャップ100(100a)の第1開口部130(130a)と他方のシャントキャップ100(100b)の第2開口部150(150b)とを接続すれば、プライミング処理を行うことができる。すなわち、1種類のシャントキャップであっても回路循環方式で体外循環回路1をプライミング処理することができる。
したがって、実施形態1に係るシャントキャップ100は、体外循環回路の製造コストの低廉化を図ることが可能なシャントキャップとなる。
実施形態1に係るシャントキャップ100においては、第1開口部130の開口132を閉塞する栓部170をさらに備えるため、必要時(プライミング処理時など)まで第1開口部130の開口132を栓部170で閉塞しておくことが可能となり、第1開口部130が雑菌で汚染されるのを抑制することが可能となる。
実施形態1に係るシャントキャップ100においては、本体部110は、本体部110の一方端部114から他方端部116までの間の所定位置Pで、一方端部114側の第1本体部120と他方端部116側の第2本体部125とに分離可能に構成されており、第2開口部150は、第2本体部125の端部のうち所定位置P側の端部126に配置されている。これにより、2つ準備した内の一方のシャントキャップのみを第1本体部120と第2本体部125とに分離したうえで、2つに分離した方のシャントキャップの第2開口部150と2つに分離していない方のシャントキャップの第1開口部130とを接続すれば、2つのシャントキャップの接続が完了し、比較的容易にプライミング処理をすることができる。また、第1本体部120と第2本体部125とに分離する前の状態においては、第2開口部150における第1開口部130と接触する部分(例えば第2開口部150の外面154)が露出しないこととなるため、プライミング処理時に第2開口部150(及び第1開口部130)が雑菌で汚染されるのを抑制することが可能となる。
実施形態1に係るシャントキャップ100においては、上記した第3開口部160をさらに備え、第3開口部160は、第2開口部150と嵌合可能に構成されている。これにより、第3開口部160から第2開口部150を外す(嵌合状態を解除する)だけで、比較的簡単に第1本体部120と第2本体部125とに分離することが可能となる。
実施形態1に係るシャントキャップ100においては、上記した連結部180をさらに備えるため、本体部110を第1本体部120と第2本体部125とに分離したとしても、誤って第1又は第2本体部120,125を紛失してしまうこともない。
実施形態1に係る体外循環回路1は、上記の優れたシャントキャップ100(100a,100b)を備えているため、製造コストの安価な体外循環回路となる。
[実施形態2]
図8及び図9は、実施形態2に係るシャントキャップ200の正面図である。なお、図8においては、本体部210を第1本体部220と第2本体部225とに分離したときのシャントキャップ200を図示しており、図9においては、本体部210を第1本体部220と第2本体部225とに分離していないときのシャントキャップ200を図示している。
図10は、実施形態2に係るシャントキャップ200を説明するために示す図である。図10(a)は本体部210を第1本体部220と第2本体部225とに分離したときのシャントキャップ200の断面図であり、図10(b)は第1開口部230周辺部分の拡大端面図であり、図10(c)は第2開口部250周辺部分の拡大端面図であり、図10(d)は第3開口部260周辺部分の拡大端面図であり、図10(e)は第1本体部220と第2本体部225とを接続したときの第2及び第3開口部250,260周辺部分の拡大端面図である。
図11は、実施形態2に係るシャントキャップ200を説明するために示す図である。図11(a)は2つのシャントキャップ200a,200bを接続する前の状態を図示しており、図11(b)は2つのシャントキャップ200a,200bを接続した後の状態を図示している。なお、図11(a)及び図11(b)においては、発明の理解を容易にするため、一方のシャントキャップ200aの一部(第1本体部220a)を断面で図示している。
実施形態2に係るシャントキャップ200は、図8及び図9に示すように、基本的には実施形態1に係るシャントキャップ100と良く似た構成を有するが、第1〜第3開口部の構成が、実施形態1に係るシャントキャップ100とは異なる。
すなわち、実施形態2に係るシャントキャップ200においては、図10に示すように、第1開口部230の内面236のうち開口232の近傍には、所定の凹凸形状からなる被係止部238が設けられている。また、第2開口部250の外面254には、所定の凸形状からなる係止部256が設けられている。また、第3開口部260の内面264のうち開口262の近傍には、所定の凹凸形状からなる他の被係止部266が設けられている。係止部256と被係止部238とは互いに係止可能であり、係止部256と他の被係止部266とは互いに係止可能である。
第1開口部230はメス型の嵌合部であり、第2開口部250はオス型の嵌合部であり、第3開口部260はメス型の嵌合部である。第2開口部250と第1開口部230とは、オス−メス嵌合可能に構成されている。また、第2開口部250と第3開口部260とは、オス−メス嵌合可能に構成されている。
第2開口部250と第1開口部230とがオス−メス嵌合可能に構成されていることから、図11に示すように、シャントキャップ200と同一形状の2つのシャントキャップ200a,200bを準備したとき、一方のシャントキャップ200aの第1開口部230aと他方のシャントキャップ200bの第2開口部250bとを接続することができる。
なお、実施形態2に係るシャントキャップ200における他の構成(本体部210、コネクタ接続部240、栓部270、連結部280及び把持部282)については、実施形態1で説明したものと同様であるため、詳細な説明は省略する。
このように、実施形態2に係るシャントキャップ200は、実施形態1に係るシャントキャップ100とは第1〜第3開口部の構成が異なるが、実施形態1に係るシャントキャップ100の場合と同様に、第1開口部230と嵌合可能に構成された第2開口部250を備えているため、図11に示すように、シャントキャップ200(200a,200b)を2つ準備し、一方のシャントキャップ200(200a)の第1開口部230(230a)と他方のシャントキャップ200(200b)の第2開口部250(250b)とを接続すれば、プライミング処理を行うことができる。すなわち、1種類のシャントキャップであっても回路循環方式で体外循環回路をプライミング処理することができる。
したがって、実施形態2に係るシャントキャップ200は、実施形態1に係るシャントキャップ100と同様、体外循環回路の製造コストの低廉化を図ることが可能なシャントキャップとなる。
実施形態2に係るシャントキャップ200においては、第2開口部250には係止部256が設けられ、第1開口部230には、係止部256と係止可能な被係止部238が設けられている。これにより、一方のシャントキャップ200aと他方のシャントキャップ200bとを接続したときのシャントキャップ同士の望ましくない外れを抑制することが可能となる。
実施形態2に係るシャントキャップ200においては、第3開口部260には、係止部256と係止可能な他の被係止部266が設けられている。これにより、第1本体部220と第2本体部225との望ましくない外れを抑制することが可能となる。
実施形態2に係るシャントキャップ200は、第1〜第3開口部の構成が異なる点以外では、実施形態1に係るシャントキャップ100と同様の構成を有するため、実施形態1に係るシャントキャップ100が有する効果のうち該当する効果をそのまま有する。
以上、本発明のシャントキャップ及び体外循環回路を上記の各実施形態に基づいて説明したが、本発明は上記の各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
(1)上記各実施形態においては、第1本体部120,220にのみ栓部170,270が設けられている場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、第2開口部の開口を閉塞する他の栓部が、第2本体部に設けられていてもよい。この場合、上記した栓部170,270は、第1本体部に設けられていてもよいし、設けられていなくてもよい。
(2)上記各実施形態においては、第1開口部130,230及びコネクタ接続部140,240の各螺合部134,234,144,244が、左右対称に1つずつ配設されている場合(例えば図2参照。)を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、上下対称に1つずつ配設されていてもよい。また、各螺合部の数も2つに限定されるものではなく、1つ又は3つ以上であってもよい。
(3)上記各実施形態においては、本体部110,210が円筒形状の管状部材である場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば角筒形状の管状部材であってもよい。
(4)上記各実施形態においては、シャントキャップ100,200を構成する各部材が、金型により一体成形されている場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、シャントキャップを構成する各部材を個別に作成した後、各部材を接合してもよい。
(5)上記各実施形態においては、シャントキャップ100,200が、プラスチック材料(例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等)からなる場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、プラスチック材料以外の材料を用いてもよい。
(6)上記各実施形態においては、第1開口部130,230がメス型の嵌合部であり、第2開口部150,250がオス型の嵌合部であり、第3開口部160,260がメス型の嵌合部である場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、第1開口部がオス型の嵌合部であり、第2開口部がメス型の嵌合部であり、第3開口部がオス型の嵌合部であってもよい。
(7)上記各実施形態においては、本体部110,210の所定位置Pで第1本体部120,220と第2本体部125,225とに分離可能に構成されており、当該分離部分に第2開口部150,250が配置されている場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本体部が2つに分離できないように構成されている代わりに、本体部の側面部分又は第1開口部の近傍に第2開口部が設けられており、「第1開口部−コネクタ接続部間」と「第2開口部−コネクタ接続部間」とで流路を切り替える流路切替手段が設けられていてもよい。この場合、2つ準備した内の一方のシャントキャップについては「第1開口部−コネクタ接続部間」で流体が流れるように流路切替手段で流路を設定し、他方のシャントキャップについては「第2開口部−コネクタ接続部間」で流体が流れるように流路切替手段で流路を設定したうえで、一方のシャントキャップの第1開口部と他方のシャントキャップの第2開口部とを接続すれば、2つのシャントキャップの接続が完了し、比較的容易にプライミング処理をすることができる。
なお、上記の流路切替手段に代えて、第2開口部の開口を閉塞する他の栓部を設けてもよい。この場合、2つ準備した内の一方のシャントキャップについては、「第1開口部−コネクタ接続部間」で流体が流れるように、第1開口部には栓をせず第2開口部に栓をし、他方のシャントキャップについては、「第2開口部−コネクタ接続部間」で流体が流れるように、第1開口部に栓をして第2開口部には栓をしない。そのうえで、一方のシャントキャップの第1開口部と他方のシャントキャップの第2開口部とを接続すれば、2つのシャントキャップの接続が完了し、比較的容易にプライミング処理をすることができる。
(8)上記実施形態2においては、第1開口部230の被係止部238が所定の凹凸形状からなり、第2開口部250の係止部256が所定の凸形状からなる場合を例示して説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。第1開口部の被係止部と第2開口部の係止部とが互いに係止可能であれば、係止部及び被係止部の形状は、他の形状からなっていてもよい。第3開口部260の他の被係止部266についても同様に、第2開口部の係止部と第3開口部の他の被係止部が互いに係止可能であれば、他の被係止部の形状は、他の形状からなっていてもよい。
(9)本発明のシャントキャップは、上述した回路構成からなる動脈側回路20及び静脈側回路30を備える体外循環回路1に限らず、上述の構成とは異なる回路構成からなる回路部材を備える体外循環回路に用いることができる。また、血液透析用の体外循環回路に限らず、他の用途として用いられる体外循環回路(例えば、血漿分離用の体外循環回路や人工心肺用の体外循環回路等)に用いることもできる。
1 体外循環回路
10 血液処理器
20 動脈側回路
21〜23,31,32 チューブ
24,33 ドリップチャンバ
25 ローリングチューブ
26,34 コネクタ部材
27,35 固定具
30 静脈側回路
41 生食ライン
42 ヘパリンライン
43,45 モニターライン
44 排液ライン
100,100a,100b,200,200a,200b シャントキャップ
110,210 本体部
112,212 (本体部の)貫通孔
114,214 (本体部の)一方端部
116,216 (本体部の)他方端部
120,120a,120b,220,220a,220b 第1本体部
121,221 第1本体部における所定位置側の端部
125,125a,125b,225,225a,225b 第2本体部
126,226 第2本体部における所定位置側の端部
130,130a,130b,230,230a,230b 第1開口部
132,232 (第1開口部の)開口
134,234 (第1開口部の)螺合部
136,236 (第1開口部の)内面
238 被係止部
140,140a,140b,240,240a,240b コネクタ接続部
142,242 (コネクタ接続部の)開口
144,244 (コネクタ接続部の)螺合部
146,246 (コネクタ接続部の)内面
150,150b,250,250b 第2開口部
152,252 (第2開口部の)開口
154,254 (第2開口部の)外面
256 係止部
160,160b,260,260b 第3開口部
162,262 (第3開口部の)開口
164,264 (第3開口部の)内面
266 他の被係止部
170,270 栓部
172,272 嵌合凹部
174,274 凸部
176,276 栓部用連結部
178,278 フック部
180,180a,180b,280,280a,280b 連結部
182,282 把持部
P 本体部の所定位置

Claims (9)

  1. 内部に貫通孔(112)が形成された本体部(110)と、
    前記本体部(110)の一方端部(114)に設けられ、前記貫通孔(112)に通じる開口(132)を有する第1開口部(130)と、
    前記本体部(110)の他方端部(116)に設けられ、前記貫通孔(112)に通じる開口(142)を有するコネクタ接続部(140)と、
    前記本体部(110)の一部に設けられ、前記貫通孔(112)に通じる開口(152)を有する第2開口部(150)とを備え、
    前記第2開口部(150)は、前記第1開口部(130)と嵌合可能に構成されていることを特徴とするシャントキャップ(100)。
  2. 請求項1に記載のシャントキャップにおいて、
    前記第2開口部(250)には、係止部(256)が設けられ、
    前記第1開口部(230)には、前記係止部(256)と係止可能な被係止部(238)が設けられていることを特徴とするシャントキャップ(200)。
  3. 請求項1又は2に記載のシャントキャップにおいて、
    前記第1開口部(130)の前記開口(132)を閉塞する栓部(170)をさらに備えることを特徴とするシャントキャンプ(100)。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のシャントキャップにおいて、
    前記本体部(110)は、前記本体部(110)の一方端部(114)から他方端部(116)までの間の所定位置(P)で、前記一方端部(114)側の第1本体部(120)と前記他方端部(116)側の第2本体部(125)とに分離可能に構成されており、
    前記第2開口部(150)は、前記第2本体部(125)の端部のうち前記所定位置(P)側の端部(126)に配置されていることを特徴とするシャントキャップ(100)。
  5. 請求項4に記載のシャントキャップにおいて、
    前記第1本体部(120)の端部のうち前記所定位置(P)側の端部(121)に配置され、前記貫通孔(112)に通じる開口(162)を有する第3開口部(160)をさらに備え、
    前記第3開口部(160)は、前記第2開口部(150)と嵌合可能に構成されていることを特徴とするシャントキャップ(100)。
  6. 請求項5に記載のシャントキャップにおいて、
    前記第2開口部(250)には、係止部(256)が設けられ、
    前記第3開口部(260)には、前記係止部(256)と係止可能な他の被係止部(266)が設けられていることを特徴とするシャントキャップ(200)。
  7. 請求項4〜6のいずれか一項に記載のシャントキャップにおいて、
    前記本体部(110)を前記第1本体部(120)と前記第2本体部(125)とに分離したときに前記第1及び第2本体部(120,125)をつなぐ連結部(180)をさらに備えることを特徴とするシャントキャップ(100)。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載のシャントキャップにおいて、
    前記第2開口部の前記開口を閉塞する他の栓部をさらに備えることを特徴とするシャントキャンプ。
  9. 回路部材(20,30)と、
    前記回路部材(20,30)の一方端及び他方端に接続可能に構成された2つのシャントキャップ(100a,100b)とを備え、
    前記2つのシャントキャップは、請求項1〜8のいずれか一項に記載のシャントキャップであることを特徴とする体外循環回路(1)。
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