JP2007330344A - コネクタ - Google Patents

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Eiji Sanada
英司 眞田
Yutaka Nakahara
豊 中原
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Abstract

【課題】ロック部材及びコネクタの種類によらず、オスコネクタとメスコネクタとを緩み難く接合することが可能なコネクタの提供。
【解決手段】チューブ140と針とを連結するロック式コネクタであって、周壁外面に螺条135が設けられた筒状のメスコネクタ103と、周壁内面に螺条121が設けられ、メスコネクタ103と螺合可能な筒状のロックナット102と、ロックナット102の貫通孔に挿入され、一端にチェーブ140が装着され、他端がメスコネクタ103の他端と嵌合される筒状のオスコネクタ101とを備え、オスコネクタ101は、オスコネクタ101とメスコネクタ103とが嵌合し、かつロックナット102とメスコネクタ103とが螺合した状態で、ロックナット102の貫通孔を押し広げる拡大部115を有する。
【選択図】図5

Description

本発明は、コネクタに関し、特に医療用のロック式コネクタに関する。
従来から、例えば腎機能不全の患者に対して、患者の血液を浄化するために、血液透析が行われている。このような血液透析には、血液及び透析液等の流体を流すチューブ、針、透析器(ダイアライザー)並びにフィルター等の医療器具を連結して形成される回路が用いられる。そして、医療器具同士の連結には、規格化されたロック式コネクタが一般的に用いられている。ロック式コネクタでは、オスコネクタとメスコネクタとを嵌合させた後、オスコネクタに取り付けられたロックナットとメスコネクタとを螺合させてオスコネクタとメスコネクタとが結合される。
図10は、従来のロック式コネクタの構造を示す図である(例えば、特許文献1参照)。
このコネクタは、メスコネクタ(図外)と嵌合されるオスコネクタ205と、回転摺動可能な状態でオスコネクタ205に取り付けられた筒状のロックナット201とを持つ。オスコネクタ205には、ルアーテーパ部200と、ロックナット201が摺動する摺動部202と、摺動部202からのロックナット201の抜脱を防止する段差203とが設けられている。また、ロックナット201の内面には、メスコネクタに設けられたネジ溝と螺合可能な突起部204が設けられている。
実公平4−38149号公報
ところで、メスコネクタに設けられたネジ溝、及びロックナットの内面に設けられた突起部の形状は、ISO(International Organization for Standardization)等により規格化されている。しかしながら、この規格には幅があるために、メーカ毎にネジ溝及び突起部の形状・寸法が若干異なる。従って、例えば異なる製造元により製造されたロックナットとメスコネクタとでは、ネジ溝と突起部との間に大きな隙間が生じる可能性がある。また、この隙間が小さい場合でも、ネジ溝及び突起部を構成する材料は規格化されていないために、ネジ溝及び突起部の材料のマッチングが悪く、十分な摩擦力が得られない可能性がある。その結果、オスコネクタとメスコネクタとを結合しようとした場合、ロック部材による螺合が十分でなく、振動等によりオスコネクタとメスコネクタとの結合が緩むという問題がある。
本発明は、かかる問題点に鑑み、ロック部材及びメスコネクタの種類によらず、オスコネクタとメスコネクタとを緩み難く接合することが可能なコネクタを提供することを目的とする。
上記課題を解決し上記目的を達成するために、本発明のコネクタは、筒状の第1接続部材と、前記第1接続部材と係合可能なロック部材であり、貫通孔が形成された筒状の前記ロック部材と、前記ロック部材の貫通孔に挿入される筒状の第2接続部材とを備え、前記第2接続部材は、前記第1接続部材と接合し、かつ前記ロック部材と前記第1接続部材とが係合した状態で、前記第2接続部材に対する前記ロック部材の移動を制限する移動制限部を有することを特徴とする。ここで、前記移動制限部は、前記第2接続部材と前記第1接続部材とが接合し、かつ前記ロック部材と前記第1接続部材とが係合した状態で、前記ロック部材の貫通孔を押し広げる拡大部であってもよい。
また、前記第2接続部材は、前記第1接続部材と嵌合可能であり、前記拡大部は、前記第2接続部材と前記第1接続部材とが嵌合し、かつ前記ロック部材と前記第1接続部材とが係合した状態で、前記ロック部材の貫通孔と嵌合してもよい。
これによって、第2接続部材の拡大部において、ロック部材と第2接続部材との間に摩擦力が生じる。よって、第1接続部材及び第2接続部材は、第1接続部材とロック部材との間の係合により摩擦力に加えて、第2接続部材とロック部材との間の摩擦力により結合する。その結果、ロック部材及び第1接続部材の種類によらず、第1接続部材と第2接続部材とを緩み難く接合することができる。すなわち、第1接続部材及び第2接続部材としてそれぞれメスコネクタ及びオスコネクタを用いることにより、ロック部材及びメスコネクタの種類によらず、オスコネクタとメスコネクタとを緩み難く接合することができる。
また、前記第2接続部材は、前記第1接続部材と嵌合可能であり、前記第2接続部材の一端には、被接続体が装着され、前記拡大部は、前記第2接続部材と前記第1接続部材とが嵌合し、かつ前記ロック部材と前記第1接続部材とが係合した状態で、前記被接続体の前記第2接続部材への装着部分を前記ロック部材の貫通孔と嵌合させてもよい。
これによって、第2接続部材の拡大部において、ロック部材と被接続体との間に摩擦力が生じる。よって、第1接続部材及び第2接続部材は、第1接続部材とロック部材との間の係合により摩擦力に加えて、ロック部材と被接続体との間の摩擦力により結合する。その結果、ロック部材及び第1接続部材の種類によらず、第1接続部材と第2接続部材とを緩み難く接合することができる。すなわち、第1接続部材及び第2接続部材としてそれぞれメスコネクタ及びオスコネクタを用いることにより、ロック部材及びメスコネクタの種類によらず、オスコネクタとメスコネクタとを緩み難く接合することができる。
また、前記移動制限部の周壁は、前記第2接続部材の前記第1接続部材と接合する部分に向けて外径寸法が広がるテーパ形状を有してもよい。
これによって、ロック部材と第2接続部材又は被接続体との間に確実に摩擦力を発生させることができるので、オスコネクタとメスコネクタとを確実に緩み難く接合することができる。
本発明は、ロック部材及びメスコネクタの種類によらず、オスコネクタとメスコネクタとを緩み難く接合することが可能なコネクタを提供することができる。
以下に、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
本実施の形態のロック式コネクタは、血液透析回路を構成するチューブ及び針を連結するための医療用のディスポーサブルのコネクタであって、オスコネクタ、メスコネクタ及びロックナットから構成される。なお、針及びチューブは、それぞれ本発明の被接続体の一例である。また、オスコネクタ及びメスコネクタは、それぞれ本発明のサブコネクタの一例である。
先ず、オスコネクタ及びロックナットについて、図1〜3を用いて説明する。
図1、2は、オスコネクタ101及びロックナット102の斜視図である。図3は、オスコネクタ101及びロックナット102の断面図(図2のA−A’における断面図)である。なお、図1は、オスコネクタ101及びロックナット102が分離した状態の斜視図であり、図2、3は、ロックナット102がオスコネクタ101に取り付けられた状態の斜視図及び断面図である。
ロックナット102は、略円筒形状であり、テフロン(登録商標)、ポリプロピレン及びポリカーボネイト等の人体に悪影響を与えない樹脂材料から構成される。ロックナット102の周壁内面には、メスコネクタと係合つまり螺合できるように、螺条121が設けられている。ロックナット102の周壁外面には、ロックナット102を手で回し易いように、凹凸部122が設けられている。なお、ロックナット102は、本発明のロック部材の一例である。
オスコネクタ101は、ロックナット102の貫通孔に挿入される。オスコネクタ101は、略円筒形状であり、テフロン(登録商標)、ポリプロピレン及びポリカーボネイト等の人体に悪影響を与えない樹脂材料から構成される。オスコネクタ101は、オスルアー部112、摺動部113、ストッパ部114及び拡大部115から構成される。なお、オスコネクタ101は、本発明の第2接続部材の一例である。
オスルアー部112は、オスコネクタ101の一端に設けられ、メスコネクタ103のメスルアー部と接合つまり嵌合される。オスルアー部112の周壁は、オスコネクタ101のオス嵌合方向(図1のA向き)の端部、つまり先端部に向けて外径寸法が狭まるテーパ形状を有する。なお、オスルアー部112の周壁は、先端部に向けて外径寸法が狭まる階段形状を有してもよい。
摺動部113は、オスコネクタ101の他端、つまり基端に設けられ、摺動部113には、チューブ140が装着される。摺動部113の周壁の外径寸法は、ロックナット102の貫通孔の径寸法よりも小さい。ロックナット102は、オス嵌合方向に摺動可能な状態で摺動部113に保持される。
ストッパ部114は、オスルアー部112と隣接して設けられ、ロックナット102のオスコネクタ101先端部側への移動を制限する。すなわち、ストッパ部114は、ロックナット102のオスコネクタ101先端部側への抜脱を防止する。
拡大部115は、ストッパ部114と摺動部113との間に設けられ、その断面(オス嵌合方向と垂直な断面)における外周の径寸法は、ロックナット102のオスコネクタ101基端側の端面に設けられた開口部(図3におけるC部)の径よりも大きい。ロックナット102の貫通孔と拡大部115とは嵌合、具体的には、ロックナット102底面の開口部と拡大部115とは嵌合する。この嵌合状態で、拡大部115は、ロックナット102底面の開口部を拡大部115の径方向(図3におけるB向き)に押し拡げる。拡大部115の周壁の外径寸法は、摺動部113の周壁の外径寸法よりも大きく、ストッパ部114の周壁の外径寸法よりも小さい。拡大部115の周壁は、オスコネクタ101先端部側に向けて外径寸法が広がるテーパ形状を有する。
次に、メスコネクタについて、図4を用いて説明する。
図4は、メスコネクタ103の斜視図である。
メスコネクタ103は、略円筒形状であり、テフロン(登録商標)、ポリプロピレン及びポリカーボネイト等の人体に悪影響を与えない樹脂材料から構成される。メスコネクタ103は、針と一体化されたメスルアー部131から構成される。メスコネクタ103は、本発明の第1接続部材の一例である。
メスルアー部131は、メスコネクタ103の一端に設けられ、オスコネクタ101のオスルアー部112と嵌合される。メスルアー部131の周壁は、メスコネクタ103のメス嵌合方向(図4のC向き)の端部、つまり先端部に向けて内径寸法が広がるテーパ形状を有する。メスルアー部131の周壁外面には、ロックナット102の螺条121と螺合する螺条135が設けられている。
次に、上記構造を有するロック式コネクタの使用状態について説明する。
ロック式コネクタは、チューブ140が装着されたオスコネクタ101とメスコネクタ103とを嵌合した後、ロックナット102でその嵌合を支持することにより、チューブ140に針を連結する。
具体的には、まず、チューブ140の端部が拡大部115と接触するまで、摺動部113をチューブ140の内部に挿入する。これにより、チューブ140がオスコネクタ101に装着される。
次に、図5(a)のロック式コネクタの斜視図に示されるように、オスルアー部112をメスルアー部131の内部に挿入し、オスルアー部112とメスルアー部131とを嵌合する。これにより、オスコネクタ101がメスコネクタ103に嵌合される。
最後に、ロックナット102の螺条121がメスルアー部131の螺条135と引っ掛かるまで、ロックナット102をオスコネクタ101先端部側に摺動させる。その後、図5(b)のロック式コネクタの斜視図に示されるように、ロックナット102底面の開口部が拡大部115と嵌合及び摩擦係合するまで、ロックナット102を反時計周りに回転させ、ロックナット102の螺条121とメスルアー部131の螺条135とを螺合させる。これにより、メスコネクタ103はロックナット102に螺合され、拡大部115によりロックナット102のオスコネクタ101基端側への動きが制限される。よって、メスコネクタ103及びロックナット102の螺合はオスコネクタ101とロックナット102との摩擦係合により緩み難く支持される。
以上のように、本実施の形態のロック式コネクタによれば、オスコネクタ101及びメスコネクタ103は、ロックナット102の螺条121とメスルアー部131の螺条135との間の摩擦力に加えて、ロックナット102と拡大部115との間の摩擦力により結合する。つまり、ロックナット102とメスコネクタ103との間の螺合に加えて、ロックナット102とオスコネクタ101との間の摩擦係合により結合する。よって、ロックナット102及びメスコネクタ103の種類によらず、オスコネクタ101及びメスコネクタ103を緩み難く接合することができる。
また、本実施の形態のロック式コネクタによれば、拡大部115の周壁はオスコネクタ101先端部側に向けて外径寸法が広がるテーパ形状を有する。よって、ロックナット102の底面の開口部を確実に拡大部115と嵌合させることができる。よって、オスコネクタ101及びメスコネクタ103を確実に緩み難く接合することができる。
なお、本実施の形態のロック式コネクタにおいて、拡大部115の断面(オス嵌合方向と垂直な断面)における外周の形状は円形であり、またロックナット102底面の開口部の外周の形状は円形であり、その形状は等しい。しかし、ロックナット102とメスコネクタ103とが完全に螺合した状態で、拡大部115とロックナット102底面の開口部とが摩擦係合するものであれば、これに限らない。
例えば、拡大部160は、図6(a)のオスコネクタ101の斜視図、及び図6(b)のオスコネクタ101の断面図(図6(a)のB−B’における断面図)に示されるような形態のものであってもよい。すなわち、拡大部160は、周壁外面に複数の凸部161を有し、この凸部161によりロックナット102底面の開口部と嵌合する形態のものであってもよい。このような拡大部160が用いられた場合には、オスコネクタ101とロックナット102とが嵌合する際に、拡大部160の凸部161が、ロックナット102底面の開口部を押し広げる。
また、本実施の形態のロック式コネクタにおいて、拡大部115は、オスコネクタ101の他の部分と同じ材料から構成されるとした。しかし、ロックナット102と拡大部115との間の摩擦力が大きくなるように、拡大部115のロックナット102と接触する部分をオスコネクタ101の他の部分と異なる材料から構成してもよい。例えば、拡大部115は、その外径がロックナット102端面の開口部の径よりも僅かに大きくなるようにされ、可撓性の素材で構成されてもよい。また、拡大部115は、その外径がロックナット102端面の開口部の径よりも僅かに大きくなるようにされ、ロックナット102端面の開口部が可撓性の素材で構成されてもよい。
また、本実施の形態のロック式コネクタにおいて、図7に示されるように、拡大部155の周壁には、凸部150が設けられ、これによりロックナット102のオスコネクタ101基端側への動きを制限してもよい。
(第2の実施の形態)
上記第1の実施の形態のコネクタにおいて、オスコネクタの拡大部がロックナットの貫通孔と嵌合するとした。しかし、オスコネクタに装着されるチューブがロックナットの貫通孔と嵌合しても第1の実施の形態のコネクタと同様の効果が得られる。そこで、第2の実施の形態のコネクタにおいて、オスコネクタに装着されるチューブをロックナットの貫通孔と嵌合させた。以下、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
図8は、オスコネクタ171及びロックナット102の斜視図である。図9は、オスコネクタ171及びロックナット102の断面図である。なお、図8は、オスコネクタ171及びロックナット102が分離した状態の斜視図であり、図9は、ロックナット102がオスコネクタ171に取り付けられた状態の断面図である。
オスコネクタ171は、ロックナット102の貫通孔に挿入される。オスコネクタ171は、略円筒形状であり、テフロン(登録商標)、ポリプロピレン及びポリカーボネイト等の人体に悪影響を与えない樹脂材料から構成される。オスコネクタ171は、オスルアー部112、摺動部113、ストッパ部114及び拡大部175から構成される。なお、オスコネクタ171は、本発明の第2接続部材の一例である。
拡大部175は、ストッパ部114と摺動部113との間に設けられる。拡大部175の周壁の外径寸法は、摺動部113の周壁の外径寸法よりも大きく、ストッパ部114の外径寸法よりも小さい。拡大部175の周壁は、オスコネクタ171先端部側に向けて外径寸法が広がるテーパ形状を有する。
ここで、拡大部175の断面(オス嵌合方向と垂直な断面)における外周の径寸法は、ロックナット102底面に設けられた開口部(図9におけるC部)の外周の径寸法よりも小さい。そして、拡大部175には、チューブ140が装着される。つまり、拡大部175は、チューブ140の端部がストッパ部114と接触するまで、チューブ140の内部に挿入される。よって、チューブ140の拡大部175への装着部(図9におけるE部)では、オスコネクタ171とメスコネクタ103とが嵌合し、かつロックナット102とメスコネクタ103とが螺合していくと、ロックナット102の位置が先端部側に僅かに移動する。それによって、チューブ140の装着部でのロックナット102との摩擦係合が強まり、ロックナット102の回転による緩みが抑止される。この摩擦係合状態で、チューブ140の拡大部175への装着部は、ロックナット102底面に設けられた開口部を拡大部175の径方向(図9におけるB向き)に押し拡げる。
以上のように、本実施の形態のコネクタによれば、オスコネクタ171及びメスコネクタ103はロックナット102の螺条121とメスルアー部131の螺条135との間の摩擦力に加えて、ロックナット102とチューブ140との間の摩擦力により結合する。つまり、ロックナット102とメスコネクタ103との間の螺合に加えて、ロックナット102とチューブ140との間の摩擦係合により結合する。よって、ロックナット102及びメスコネクタ103の種類によらず、オスコネクタ171及びメスコネクタ103を緩み難く接合することができる。
以上、本発明のコネクタについて、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態の限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内で当業者が思いつく各種変形を施したものも本発明の範囲内に含まれる。
例えば、本実施の形態では、コネクタによりチューブ及び針を連結するとしたがこれに限られない。例えば、コネクタが血液透析回路を構成する医療器具を連結するのに用いられる場合には、チューブ、カテーテル、回路、透析器及びフィルター等を連結させてもよい。
また、本実施の形態のオスコネクタでは、その周壁は、摺動部、拡大部及びストッパ部の順に外寸径が漸増する階段形状を有するとした。しかし、オスコネクタの周壁は、摺動部、拡大部及びストッパ部の順に外寸径が漸増するテーパ形状を有してもよい。
また、拡大部又はチューブは、ロックナット底面の開口部を押し拡げるとした。しかし、開口部が実際に押し拡げられなくても、拡大部とロックナット102とが摩擦係合すればこれに限られない。
また、本実施の形態では、ロックナットとメスコネクタとを螺合させるとした。しかし、ロックナットとメスコネクタとが係合されればこれに限られない。例えば、メスコネクタの周壁外面には凸部が形成され、ロックナットの周壁内面には凹部が形成され、メスコネクタの凸部をロックナットの凹部に引っ掛けても良い。
本発明は、医療用のロック式コネクタに利用でき、特に血液透析回路に利用することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるオスコネクタ及びロックナットの斜視図である。 同実施の形態におけるオスコネクタ及びロックナットの斜視図である。 同実施の形態におけるオスコネクタ及びロックナットの断面図(図2のA−A’における断面図)である。 同実施の形態におけるメスコネクタの斜視図である。 同実施の形態におけるロック式コネクタの斜視図である。 (a)同実施の形態におけるオスコネクタの変形例の斜視図である。(b)同実施の形態におけるオスコネクタの変形例の断面図である。 同実施の形態におけるオスコネクタの変形例の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態におけるオスコネクタ及びロックナットの斜視図である。 同実施の形態におけるオスコネクタ及びロックナットの断面図である。 従来のロック式コネクタの構造を示す図である。
符号の説明
101、171、205 オスコネクタ
102、201 ロックナット
103 メスコネクタ
112 オスルアー部
113、202 摺動部
114、134 ストッパ部
115、155、160、175 拡大部
121、135 螺条
122 凹凸部
131 メスルアー部
132 装着部
133 抜脱防止部
140 チューブ
141 針
150、161 凸部
200 ルアーテーパ部
203 段差
204 突起部

Claims (9)

  1. 筒状の第1接続部材と、
    前記第1接続部材と係合可能なロック部材であり、貫通孔が形成された筒状の前記ロック部材と、
    前記ロック部材の貫通孔に挿入される筒状の第2接続部材とを備え、
    前記第2接続部材は、前記第1接続部材と接合し、かつ前記ロック部材と前記第1接続部材とが係合した状態で、前記第2接続部材に対する前記ロック部材の移動を制限する移動制限部を有する
    ことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記移動制限部は、前記第2接続部材と前記第1接続部材とが接合し、かつ前記ロック部材と前記第1接続部材とが係合した状態で、前記ロック部材の貫通孔を押し広げる拡大部である
    ことを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第2接続部材は、前記第1接続部材と嵌合可能であり、
    前記拡大部は、前記第2接続部材と前記第1接続部材とが嵌合し、かつ前記ロック部材と前記第1接続部材とが係合した状態で、前記ロック部材の貫通孔と嵌合する
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  4. 前記第2接続部材は、前記第1接続部材と嵌合可能であり、
    前記第2接続部材の一端には、被接続体が装着され、
    前記拡大部は、前記第2接続部材と前記第1接続部材とが嵌合し、かつ前記ロック部材と前記第1接続部材とが係合した状態で、前記被接続体の前記第2接続部材への装着部分を前記ロック部材の貫通孔と嵌合させる
    ことを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
  5. 前記第1接続部材の周壁には、螺条が設けられ、
    前記ロック部材の周壁には、前記第1接続部材の螺条と螺合する螺条が設けられる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のコネクタ。
  6. 前記第2接続部材は、さらに、前記ロック部材が摺動可能に保持される摺動部を有し、
    前記拡大部の周壁の外径寸法は、前記摺動部の周壁の外径寸法よりも大きい
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のコネクタ。
  7. 前記移動制限部の周壁は、前記第2接続部材の前記第1接続部材と接合する部分に向けて外径寸法が広がるテーパ形状を有する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のコネクタ。
  8. 前記第2接続部材は、さらに、周壁の外径寸法が前記移動制限部の周壁の外径寸法よりも大きいストッパ部を有する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のコネクタ。
  9. 筒状の他のサブコネクタと接合可能な筒状のサブコネクタであって、
    前記サブコネクタは、前記他のサブコネクタと係合可能である筒状のロック部材であり、貫通孔が形成された前記ロック部材に挿入され、
    前記サブコネクタは、前記他のサブコネクタと接合し、かつ前記ロック部材と前記他のサブコネクタとが係合した状態で、前記ロック部材の貫通孔を押し広げる拡大部を有する
    ことを特徴とするサブコネクタ。
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KR101800377B1 (ko) 2017-04-10 2017-11-22 (주)웅진팜 링거용 커넥터 고정 장치
CN114225211A (zh) * 2021-11-30 2022-03-25 宁波天益医疗器械股份有限公司 一种鲁尔接头

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JP2001182875A (ja) * 1999-12-27 2001-07-06 Hidesaburo Ishii 耐圧接続チューブの中空接続栓装置

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