JP3137386U - 液体回路用の接続部材、および医療器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に緩んだりはずれることがなく、締めすぎて離脱できなくなったりしない接続部材を提供する。
【解決手段】筒体の一方にメスコネクタに挿入する接続挿入部を形成し、他方にチューブ挿入部6を形成したオスコネクタ2と、オスコネクタよりも短尺で内部にチューブを挿通可能な筒体であって、その一方の端部の内周面にメスコネクタの雄ねじ部に螺合可能な雌ねじ部を形成し、他方の端部の内周面には当該内周面の内径よりも小さな内径とした食い込み部20を周方向に形成したロック式固定具4とを備え、オスコネクタは、チューブ挿入部の基端部分に、当該基端部分の外径を当該チューブ挿入部の他の部分の外径よりも大きく設定した拡径部9を形成し、ロック式固定具は、食い込み部の内径を、チューブ挿入部に接続されて拡径するチューブの外径よりも小さい寸法に設定した。
【選択図】図4

Description

本考案は、チューブの先端にオスコネクタを取り付け、ねじによるロック式固定具によりオスコネクタをメスコネクタに接続する接続部材、およびこの接続部材を途中に含む血液体外循環回路などの医療器具に関するものである。
血液体外循環回路に使用される従来の接続部材としては、固定具の内周面に形成された係止部が、オスコネクタに形成された第1の係止部及び第2の係止部のうち、後方の第2の係止部を乗り越えて、第1の係止部と第2の係止部の間の溝部に係止され、これにより、固定具が容易には緩まず、また、ひび割れが生じたりすることがないようにしたものがある(特許文献1)。
また、オスコネクタの中間部に形成された第2の係止部に、固定具の内周面に形成した螺合部が螺合し、メスコネクタに形成された係止部に固定具の内周面の前方部に形成した螺合部が螺合することで、オスコネクタとメスコネクタとが固定され、さらに前記螺合の際、固定具の係止部がオスコネクタの第2の係止部を乗り越えて、第1の係止部と第2の係止部の間の溝部に係合することで、容易に緩んだり前後に移動してはずれたりしないようにしたものがある(特許文献2)。
また、メスコネクタとオスコネクタと固定具の組立てに際し、メスコネクタの係止部と固定具の螺合部がかみ合うことにより固定され、固定具の内周面に形成された突起がオスコネクタのチューブ接続部に接続されているチューブに食い込むように構成することにより、容易には緩まないようにしたものもある(特許文献3)。
しかし、特許文献1のものは、オスコネクタの第2の係止部がチューブ側に細くテーパ状に形成されているので、乗り越えるときはスムーズであるが、離脱の際はテーパ状による抵抗があり、離脱しにくくなるという難点がある。
また、特許文献2のものは、オスコネクタにも第1の係止部の他にねじ状の第2の係止部を形成し、固定具の内周面にも螺合部及び係止部を形成しなければならないので、部品の構造が複雑で、さらに構造上どうしても大きくなりがちである。
また、特許文献3のものは、ねじ構造部に突起を持つ構造のため、部品を成型する金型構造としてねじ部を回転させながら抜く構成を採るので製造が煩雑である。
実用新案登録第3109333号公報(図2、図3) 実用新案登録第3108825号公報(図1) 実用新案登録第3120990号公報(図1、図2、図3)
そこで本考案は、上記に鑑み提案されたもので、その目的は、オスコネクタを固定するロック式固定具が容易に緩んではずれることがなく、締めすぎて離脱できなくなったり、ひび割れが発生したりしない接続部材、およびこれを液体回路の途中に含む医療器具を提供することである。
請求項1に記載の考案は、筒体の一方にメスコネクタに挿入する接続挿入部を形成し、他方にチューブ挿入部を形成したオスコネクタと、
該オスコネクタよりも短尺で内部にチューブを挿通可能な筒体であって、その一方の端部の内周面にメスコネクタの雄ねじ部に螺合可能な雌ねじ部を形成したロック式固定具と、
を備え、
前記オスコネクタのチューブ挿入部の基端部分に、当該基端部分の外径を当該チューブ挿入部の他の部分の外径よりも大きく設定した拡径部を形成し、
前記ロック式固定具の前記雌ねじ部とは反対側の端部の内周面に、当該内周面の内径よりも小さな内径とした食い込み部を周方向に形成し、
該食い込み部の内径を、チューブ挿入部に接続されて拡径するチューブの外径よりも小さい寸法に設定し、
チューブ挿入部にチューブを挿入してロック式固定具の雌ねじ部をメスコネクタの雄ねじ部に螺合した状態で、拡径部によって拡径されたチューブの先端部分にロック式固定具の食い込み部が食い込むようにしたことを特徴とする液体回路用の接続部材である。
請求項2に記載のものは、前記拡径部が、チューブ挿入部の周方向に複数個所隆設された突起であることを特徴とする請求項1に記載の接続部材である。
請求項3に記載のものは、前記拡径部が、オスコネクタの軸方向に沿って形成されたリブ状の突起であることを特徴とする請求項1に記載の接続部材である。
請求項4に記載のものは、前記拡径部が、オスコネクタのチューブ挿入部の基端部分に形成され、チューブ挿入部の先端側から基端部に向けて次第に拡径するテーパー部により構成されたことを特徴とする請求項1に記載の接続部材である。
請求項5に記載ものは、請求項1から4のいずれかに記載の接続部材を液体回路の途中に含むことを特徴とする医療器具である。
請求項1の考案によれば、オスコネクタは、チューブ挿入部の基端部分に、当該基端部分の外径を当該チューブ挿入部の他の部分の外径よりも大きく設定した拡径部を有し、ロック式固定具は、食い込み部の内径を、チューブ挿入部に接続されて拡径するチューブの外径よりも小さい寸法に設定してあるので、オスコネクタのチューブ挿入部をチューブに挿入すると、拡径部によりチューブの外径が太くなり、ロック式固定具を締め込むと、拡径部によって拡径されたチューブの先端部分にロック式固定具の食い込み部がチューブに食い込む。したがって、この食い込みによりロック式固定具が外力などで容易に緩むことを防止できる。一方、少し強い力でロック式固定具を戻り回転させると、食い込み部が後退して食い込みが外れて、速やかに離脱させることができる。また、過剰に回しすぎた場合においては、食い込んだチューブの弾性により反発するため、コネクタ破損などの不具合が少ない。
請求項2の考案によれば、拡径部がチューブ挿入部の周方向に複数個所隆設された突起であるので、各突起がチューブに食い込んで、一層確実に緩みを防止できる。
請求項3の考案によれば、拡径部が、オスコネクタの軸方向に沿って形成されたリブ状の突起で構成されるので、チューブへの食い込みが確実であり、一層緩み防止効果を確実ならしめることができる。
請求項4の考案によれば、拡径部がテーパーにより構成されるので、チューブの挿入が突起の場合よりも容易であり、また、チューブの拡大が周方向に亘って連続するので、周方向に連続して食い込み部に食い込む。
請求項5の考案によれば、接続部材を液体回路に含むので、着脱が容易で不用意に外れることがない安全な医療器具を提供することができる。
以下、本考案の実施の最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は接続部材1の接続前における断面図である。図2(a)はリブが形成されたオスコネクタ2の正面図、図2(b)はリブが形成されたオスコネクタ2の下半欠截側面図、図2(c)はテーパが形成されたオスコネクタ2の断面図、図3は接続部材1の接続後における断面図であり、図4はチューブとオスコネクタ2の食い込み部分の拡大図である。
本考案に係る接続部材1は、図1に示すように、メスコネクタ3に接続するオスコネクタ2と、接続した状態でロックするロック式固定具4とから概略構成されている。
オスコネクタ2は、図1および図2に示すように、プラスチック製の中空円筒体であり、一方の端部にメスコネクタ3の開口部に接続挿入する筒状の接続挿入部5を形成するとともに該接続挿入部5の外周面を、先端に向かって僅かに縮径するテーパー面とし、他方の端部に第1チューブ11に挿入する筒状のチューブ挿入部6を形成し、該チューブ挿入部6と上記接続挿入部5との間(長手方向のほぼ中央)には他の部分よりも外径が大きな太径部7を形成し、該太径部7の一端側には段差面を形成し、該段差面を、チューブ挿入部6の基端から起立するチューブストッパ面8としている。そして、チューブ挿入部6の基端部分に、当該基端部分の外径を当該チューブ挿入部6の他の部分の外径よりも大きく設定した拡径部9を形成し、このチューブ挿入部6を第1チューブ11に充分な深さまで挿入すると、第1チューブ11の先端部分が拡径部9によって拡径するようにしてある。なお、第1チューブ11は、人体適合性に優れた合成樹脂製の管であり、可撓性と弾性を有する。また、メスコネクタ3に接続する第2チューブ12も、第1チューブ11と同様に、可撓性と弾性を有する。
前記した拡径部9は、挿入した第1チューブ11の先端部分の内径を拡大してチューブの外径を増加させることができればどのような構成でも良い。例えば、図2(b)に示す拡径部9aは、オスコネクタ2の軸方向に沿ってリブ状の突起を、周方向に90度ずつ位相を変えた位置に等間隔で合計4個所形成したものである。また、この突起は、リブ状に限らず、板片、突条、丸突起などでもよい。要するに、第1チューブ11の内周面の複数個所に接触して該チューブを拡径する作用を奏するものであればよい。さらに、この拡径部9は、チューブを拡径することができればよいので、テーパー部でもよい。具体的には、図2(c)に示すように、オスコネクタ2のチューブ挿入部6の基端部分に、チューブ挿入部6の先端側から基端部に向けて次第に拡径するテーパー部9bを形成し、このテーパー部を拡径部9として機能させてもよい。
メスコネクタ3は、図1に示すように、プラスチック製の中空円筒体であり、一方の端部にオスコネクタ2の接続挿入部5を挿入可能な接続開口部15を形成し、他方には第2チューブ12に挿入する筒状のチューブ挿入部16を形成し、該チューブ挿入部16よりも接続開口部15側に位置する長手方向ほぼ中央の外面に2枚の翼片17を180度位相を変えて突設し、両翼片17よりも接続開口部15側の外周面に、雄ねじ部18を形成してある。そして、このメスコネクタ3の内部を貫通する中空部は、オスコネクタ2の接続挿入部5のテーパー面に応じたテーパーが内周面に形成されている。
なお、オスコネクタ2の接続対象は、本実施形態に記載したメスコネクタ3に限定されるものではなく、例えば、材質の変更、翼片の有無、チューブ接続部の有無等の様々異なる形態のものでよい。
ロック式固定具4は、オスコネクタ2よりも短尺で内部に第1チューブ11を挿通可能なプラスチック製の中空筒体であり、筒体の一方の端部の内周面にメスコネクタ3の外周に形成された雄ねじ部18に螺合可能な雌ねじ部19を形成し、他方の端部の内周面には当該内周面の内径よりも小さな内径とした食い込み部20を周方向に形成してある。この食い込み部20は、第1チューブ11の自然状態における外径よりも僅かに大きい寸法に設定してあり、第1チューブ11が前記した拡径部9により膨張した際の外径よりも僅かに小さな寸法に設定されており、膨張した第1チューブ11の外周面に食い込むように構成されている。なお、食い込み部20は、環状に限らず非連続な内向き凸部としてもよい。
次に、上記した接続部材1を使用して第1チューブ11と第2チューブ12とを接続する場合について説明する。
まず、図1に示すように、ロック式固定具4の食い込み部20側を第1チューブ11の基端側(図1中左側)に、ロック式固定具4の雌ねじ部19側を第1チューブ11の先端側(図1中右側)に向けた状態でロック式固定具4の内部に第1チューブ11を通す。
次に、第1チューブ11の先端をオスコネクタ2のチューブ挿入部6に挿入する。第1チューブ11を充分な深さ、例えば、チューブの先端がストッパ面8に当接するまで挿入すると、第1チューブ11の先端部分の内周面に拡径部9が当たって、これにより第1チューブ11の外径が増大する。
そして、第2チューブ12の先端部分をメスコネクタ3のチューブ挿入部16に充分な深さまで挿入し、このメスコネクタ3の接続開口部15内にオスコネクタ2の接続挿入部5を挿入し、この状態でロック式固定具4を第1チューブ11の先端側に前進させ、ロック式固定具4を回転しながらさらに前進させて内周面の雌ねじ部19をメスコネクタ3の雄ねじ部18に螺合する。雌ねじ部19と雄ねじ部18とが螺合し始めた時点では、食い込み部20がオスコネクタ2の拡径部9の手前に位置しているので、第1チューブ11の外径も食い込み部20の内径以下であり、螺合に要する力も小さくロック式固定具4を軽く回転しながら前進させられる。
ロック式固定具4が前進して食い込み部20が拡径部9に近づくと、第1チューブ11の外径が拡径部9の拡径作用により増大しているので、食い込み部20が第1チューブ11の外周面に圧接し、これによりロック式固定具4を回転する抵抗力も高まる。そして、これまでよりも強い力でロック式固定具4を回転することにより前進させると、図4に示すように、食い込み部20が第1チューブ11の弾性力に抗して食い込む。この様にして、食い込み部20が弾性素材からなる第1チューブ11の外周面に食い込むと、第1チューブ11の素材の弾性力によりロック式固定具4の自由回転が拘束され、容易には回転できない状態になる。したがって、振動等が加えられてもロック式固定具4が不用意に戻り回転して緩むこともないし、第1チューブ11が外れてしまうこともない。なお、ロック式固定具4は、食い込み部20が第1チューブ11の外周面に食い込んだ後にオスコネクタ2の太径部7の段差面に当たって停止する。
一方、急いで外す場合には、ある程度の力でロック式固定具4を戻り回転すればロック式固定具4が後退するので、オスコネクタ2とメスコネクタ3とを速やかに離脱させることができ、緊急時においても対処が容易である。
この様に、本考案に係る接続部材1は、ロック式固定具4の後方内径部に形成した食い込み部20が、拡径部9により拡大したチューブの外周面に食い込むので、外力などの衝撃で容易に緩んだり外れることがない。また、食い込み部20がチューブに食い込むと、回転抵抗力が急激に増大するので、ロック式固定具4を無理に回し過ぎることも防止することができる。
そして、この接続部材1は、オスコネクタに2にチューブ11を接続するものであればどのような用途でも使用することができるが、緩みを確実に防止でき、緊急時には速やかに離脱させることができるという特性を備えているので、医療器具として使用することができる。例えば、図5に示す医療器具は、人工透析治療等の体外循環による血液浄化療法に使用する血液回路23(本考案における液体回路に相当)である。この血液回路23は、血液浄化器24の血液流入口24aに端部を接続した第1経路Aのチューブ11aの先端に前記オスコネクタ2aを接続してロック式固定具4aを設け、血液浄化器24の血液流出口24bに端部を接続した第2経路Bのチューブ11bの先端に前記オスコネクタ2bを接続してロック式固定具4bを設け、第1経路Aの途中には、血液ポンプ(図示せず)に当接する可撓性チューブ25や第1ドリップチャンバ26を設け、第2経路Bの途中には第2ドリップチャンバ27を設けてある。この血液回路23を使用して人工透析治療を行うときは、第1経路Aのオスコネクタ2aの接続挿入部を接続対象である患者の動脈側カニューラ(図示せず)に挿入するとともに該カニューラの雄ねじ部にロック式固定具4aの雌ねじ部を螺合して固定し、同様に、第2経路Bのオスコネクタ2bの接続挿入部を患者の静脈側カニューラ(図示せず)に挿入するとともに該カニューラの雄ねじ部にロック式固定具4bの雌ねじ部を螺合して固定する。そして、血液ポンプを作動することにより、患者の動脈から送り出された血液を血液回路23の第1経路Aを介して血液浄化器24に送り、この血液浄化器24を通って浄化された血液を第2経路B経由で患者の静脈に戻し、これを繰り返すことにより患者の体内の血液を循環させて人工透析治療を行うことができる。この治療中においてはロック式固定具4a,4bがオスコネクタ2a,2bをカニューラに接続した状態で固定しているので、不用意にこの接続部分で外れるなどのトラブルを確実になくして安全な治療に寄与することができる。
接続部材の組み付け前における断面図である。 (a)はリブが形成されたオスコネクタの正面図、(b)はリブが形成されたオスコネクタの側面図、(c)はテーパが形成されたオスコネクタの断面図である。 接続部材の組み付けた状態における断面図である。 チューブとオスコネクタの食い込み部の状態を示す拡大断面図である。 血液回路の正面図である。
符号の説明
1 接続部材
2 オスコネクタ
3 メスコネクタ
4 ロック式固定具
5 接続挿入部
6 チューブ挿入部
9 拡径部
11 第1チューブ
12 第2チューブ
15 接続開口部
16 チューブ挿入部
18 雄ねじ部
19 雌ねじ部
20 食い込み部
23 血液回路
24 血液浄化器
25 可撓性チューブ
26 第1ドリップチャンバ
27 第2ドリップチャンバ

Claims (5)

  1. 筒体の一方にメスコネクタに挿入する接続挿入部を形成し、他方にチューブ挿入部を形成したオスコネクタと、
    該オスコネクタよりも短尺で内部にチューブを挿通可能な筒体であって、その一方の端部の内周面にメスコネクタの雄ねじ部に螺合可能な雌ねじ部を形成したロック式固定具と、
    を備え、
    前記オスコネクタのチューブ挿入部の基端部分に、当該基端部分の外径を当該チューブ挿入部の他の部分の外径よりも大きく設定した拡径部を形成し、
    前記ロック式固定具の前記雌ねじ部とは反対側の端部の内周面に、当該内周面の内径よりも小さな内径とした食い込み部を周方向に形成し、
    該食い込み部の内径を、チューブ挿入部に接続されて拡径するチューブの外径よりも小さい寸法に設定し、
    チューブ挿入部にチューブを挿入してロック式固定具の雌ねじ部をメスコネクタの雄ねじ部に螺合した状態で、拡径部によって拡径されたチューブの先端部分にロック式固定具の食い込み部が食い込むようにしたことを特徴とする液体回路用の接続部材。
  2. 前記拡径部が、チューブ挿入部の周方向に複数個所隆設された突起であることを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  3. 前記拡径部が、オスコネクタの軸方向に沿って形成されたリブ状の突起であることを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  4. 前記拡径部が、オスコネクタのチューブ挿入部の基端部分に形成され、チューブ挿入部の先端側から基端部に向けて次第に拡径するテーパー部により構成されたことを特徴とする請求項1に記載の接続部材。
  5. 請求項1から4のいずれかに記載の接続部材を液体回路に含むことを特徴とする医療器具。
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