JP3120990U - 接続部材及び医療用具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】固定具(2)は、内周面の前方部から中間部にかけてメスコネクタ(4)の係止部(16)と螺合する螺合部(6)を形成し、内周面の後方端部には突起(5)を形成し、前記突起(5)は、オスコネクタ(3)の係止部(12)の径(D)に対して、1/15から1/5(D)の高さに形成し、前記メスコネクタ(4)のテーパ状管状体(14)に前記オスコネクタ(3)のテーパ状突起部(11)を挿入し、固定具(2)を回転させてオスコネクタ(3)とメスコネクタ(4)を接続する際に、前記突起(5)がオスコネクタ(3)後方部のチューブ接続部(13)に接続されているチューブ(T)に食い込むように形成した接続部材(1)。
【選択図】図1
Description
特許文献1の接続部材は、固定具10の内周面の後端部に形成された係止部12が、オスコネクタ2の中間部に形成された第一の係止部4及び第二の係止部5のうち、(メスコネクタ15との接続側から見て)後方の第二の係止部5を乗り越えて、第一の係止部4と第二の係止部5の間の溝部6に係止される。これにより、固定具が容易には緩まず、かつ第一の係止部4がストッパの役目にもなり、係止した位置以上には固定具が締まらないため、オスコネクタ2とメスコネクタ15が離脱できなくなったり、ひび割れが生じたりすることがないというものである。
また、特許文献2の考案では、オスコネクタ2にも第一の係止部4の他にネジ状の第二の係止部5を形成し、固定具10の内周面にも螺合部11及び係止部12を形成し、部品の構造が複雑で、さらに螺合部11及び係止部12を有する固定具が、構造上どうしても大きくなりがちである(接続部材が大きいと、使用時に患者に固定したときなど、患者にとって痛みなどの苦痛が生じる)。
[1]本考案は、オスコネクタ(3)とメスコネクタ(4)と固定具(2)とから構成される接続部材(1)であって、
前記オスコネクタ(3)は、メスコネクタ(4)との接続側から見て、前方にテーパ状突起部(11)、中間に係止部(12)、後方にチューブ接続部(13)を形成し、
前記メスコネクタ(4)は、オスコネクタ(3)との接続側から見て、前方部に前記オスコネクタ(3)のテーパ状突起部(11)が挿入可能なテーパ状管状体(14)、後方部にチューブ接続部(15)、外周面の前方部には係止部(16)を形成し、
前記固定具(2)は、内周面の前方部から中間部にかけてメスコネクタ(4)の係止部(16)と螺合する螺合部(6)を形成し、内周面の後方端部には突起(5)を形成し、
前記突起(5)は、オスコネクタ(3)の係止部(12)の径(D)に対して、1/15から1/5(D)の高さに形成し、
前記メスコネクタ(4)のテーパ状管状体(14)に前記オスコネクタ(3)のテーパ状突起部(11)を挿入し、固定具(2)を回転させてオスコネクタ(3)とメスコネクタ(4)を接続する際に、前記突起(5)がオスコネクタ(3)後方部のチューブ接続部(13)に接続されているチューブ(T)に食い込むように形成した接続部材(1)を提供する。
[2]本考案は、前記突起(5)は、1個ないし複数個の略粒形状(略半球状)、または環状、または螺旋状である[1]に記載の接続部材(1)を提供する。
[3]本考案は、[1]ないし[2]に記載の接続部材(1)を含む医療用具を提供する。
[接続部材1]
本考案の接続部材1は、図2のようにオスコネクタ3とメスコネクタ4と固定具2とから構成されている。
オスコネクタ3は、メスコネクタ4接続部方向から見て、前方にテーパ状突起部11、中間に係止部12、後方にチューブ接続部13で構成される。
一方のメスコネクタ4は、オスコネクタ3接続部方向から見て、前方にテーパ状管状体14、後方にチューブ接続部15で構成され、テーパ状管状体14の前方の外周には、固定具2の螺合部6に螺合することで係止される係止部16を有している。
固定具2は、図1に示すように内周面前方部から中間にわたって螺合部6が形成され、内周面の後方端部には略粒形状(略半球状ともいう)突起5が形成されている。突起5は、内周面の後方端部に、1個ないし複数個形成される。
ところで、固定具2は、オスコネクタ3とメスコネクタ4を接続した接合部を、外側から覆って固定するものであるが、チューブTが軟質部材のため、固定具2を固定する際、固定具2の突起5がチューブT表面に食い込むことで、固定具2は螺合部6とメスコネクタ4の係止部16の係止だけのときよりもさらに強固に固定され、接続部材1は容易には緩みにくくなるのである。
突起5は、複数個の方がチューブTを噛むような形になるので、1個のみ設けた場合よりも係止効果がより高まる。しかし、逆に突起5が多すぎるとチューブTに食い込ませにくくなることで係止効果が減少する。したがって、突起5を形成する数としては、2個から多くても8個程度が好ましい。
なお、突起の形状は突起5の他にも、図4の固定具2の突起5に示すような、長さ方向に2個並列した形状を有してもよく、また、粒形状の他にも内周面にわたる環状、または螺旋状などでもよい。要するに、チューブに食い込むことができ、前述のような緩み防止の役目を果たせるものであれば、形状は特には限定しない。
高さがあまり小さい(1/15以下)と、食い込みが少なくなって、緩み防止や締めつけすぎの防止といった突起5の効果が得られず、また高さがあまり大きい(1/5以上)と、メスコネクタ4の係止部16が固定具2の螺合部6の最奥部まで到達できず、オスコネクタ3とメスコネクタ4がしっかりと接続できない上、固定具2が緩む原因ともなり得るので好ましくない。
(2)固定具2を回して、メスコネクタ4の係止部16と固定具2の螺合部6を螺合させて係止する。螺合の際、固定具2の内周面の後方端部に形成された突起部5が、チューブTに徐々に食い込んで止まるが、チューブTが、弾力性のある軟質部材で形成されているので、突起5は無理なくチューブTに食い込む。
(3)以上のように、チューブTの弾力性の作用で、突起5がチューブTに確実に食い込んでいるので、強く締めなくても固定具2が容易に緩んだりすることはなく、したがって接続部材がはずれたりすることもない。また、この突起5により、接続部材1全体にかかる負荷も少なく、接続した接続部材1をはずすときにもスムーズに取りはずすことができる。
2、52 固定具
3、53 オスコネクタ
4、54 メスコネクタ
5 突起
6、56 螺合部
11 テーパ状突起部
12、67 係止部
13 チューブ接続部
14 テーパ状管状体
15 チューブ接続部
16 係止部
T チューブ
Claims (3)
- オスコネクタ(3)とメスコネクタ(4)と固定具(2)とから構成される接続部材(1)であって、
前記オスコネクタ(3)は、メスコネクタ(4)との接続側から見て、前方にテーパ状突起部(11)、中間に係止部(12)、後方にチューブ接続部(13)を形成し、
前記メスコネクタ(4)は、オスコネクタ(3)との接続側から見て、前方部に前記オスコネクタ(3)のテーパ状突起部(11)が挿入可能なテーパ状管状体(14)、後方部にチューブ接続部(15)、外周面の前方部には係止部(16)を形成し、
前記固定具(2)は、内周面の前方部から中間部にかけてメスコネクタ(4)の係止部(16)と螺合する螺合部(6)を形成し、内周面の後方端部には突起(5)を形成し、
前記突起(5)は、オスコネクタ(3)の係止部(12)の径(D)に対して、1/15から1/5(D)の高さに形成し、
前記メスコネクタ(4)のテーパ状管状体(14)に前記オスコネクタ(3)のテーパ状突起部(11)を挿入し、固定具(2)を回転させてオスコネクタ(3)とメスコネクタ(4)を接続する際に、前記突起(5)がオスコネクタ(3)後方部のチューブ接続部(13)に接続されているチューブ(T)に食い込むように形成したことを特徴とする接続部材(1)。 - 前記突起(5)は、1個ないし複数個の略粒形状(略半球状)、または環状、または螺旋状であることを特徴とする請求項1に記載の接続部材(1)。
- 請求項1ないし請求項2に記載の接続部材(1)を含むことを特徴とする医療用具。
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2005
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