JP2011055090A - ナースコールシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 共用スペースに患者が放置されることなく、共用スペースから適切な医療従事者を呼び出すことができるようにする。
【解決手段】 識別情報読取部52が医療従事者が携行している識別情報発信装置60から識別情報を読み取ってから、所定時間が経過する前に共用スペース用呼出操作部54により呼び出しが行われた場合、または、所定時間が経過した場合に、識別情報読取部52が読み取った識別情報により特定される携帯端末40を報知させるとともに、所定時間が経過する前に識別情報読取部52が同一の識別情報を再び読み取った場合には、携帯端末40を報知させないようにしている。これにより、報知が行われた携帯端末40が、患者の介助を行った医療従事者が携帯している携帯端末40であると判断される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、患者が呼出ボタンを操作することによって医療従事者を呼び出すことができるナースコールシステムに関し、特に呼出ボタンをトイレなどの共用スペースに設置したナースコールシステムに関する。
一般に、病院や介護施設などでは、ナースコールシステムが用いられている。ナースコールシステムは、病院の患者が看護師のサポートを必要とする際、または介護施設の被介護者が介護師のサポートを必要とする際に、患者や被介護者(以下、患者と記載する)が呼出ボタンを押下することによって看護師や介護師(以下、単に医療従事者と記載する)を呼び出すことができるように成されたシステムである。
多くのナースコールシステムは、ベッドサイドやトイレ、浴室などに設置されるナースコール子機と、ナースセンタに設置されるナースコール親機と、病室や介護室等の各部屋の入口付近に設置される廊下灯と、通話やデータの送受信に関する制御を行う制御機とを備えて構成されている。また、上述した構成に加えて、医療従事者が携帯するPHS(Personal Handy phone System)端末とPBX(Private Branch Exchange:電話交換機)とを備えたナースコールシステムも提供されている。
このようなナースコールシステムにおいて、ベッドサイドにナースコール子機を設置した場合、ナースコール子機の呼出ボタンは、特定の患者によって操作されることが多い。また、一般的に、患者を担当する医療従事者が携帯しているPHSにナースコール子機からの呼び出しの報知を行うことが好ましい。そのため、ある患者によって使用されるナースコール子機とその患者を担当する医療従事者が携帯するPHSとを関連付けることにより、患者からの呼び出しに対して、その患者を担当する医療従事者が携帯するPHSを報知させることができるようになる。
一方、トイレなどの共用スペースにナースコール子機を設置した場合、ナースコール子機の呼出ボタンは、特定の患者だけではなく不特定多数の患者によって操作される。そのため、共用スペースからの呼び出しに対して、どの医療従事者が携帯しているPHSを報知させれば良いかを判断することが困難になってしまうという問題があった。
また、ベッド上の患者がトイレなどの共用スペースに行きたいと思った場合に、ベッドサイドに設置されているナースコール子機の呼出ボタンが操作されることがある。このときには、ベッドサイドに設置されているナースコール子機の呼出ボタンが操作されるため、呼出ボタンを操作した患者を担当する医療従事者が携帯しているPHSを報知させることができる。
しかしながら、医療従事者が患者を介助して、トイレなどの共用スペースに連れて行った場合に、患者が共用スペースから出るまで医療従事者が待っていることは、医療従事者の業務効率を著しく低下させてしまうため、医療従事者が患者を共用スペースに残して他の業務に従事することが行われている。この場合、患者は、共用スペースに設置されたナースコール子機の呼出ボタンを操作することで、医療従事者を呼び出して、再びベッドまで連れ帰ってもらうことができる。
ところで、患者が共用スペース内で倒れるなどして、共用スペースに設置されたナースコール子機の呼出ボタンを操作することができなかった場合に、患者は共用スペースに長時間放置されたままになってしまう。これを防止するための技術として、トイレなどの共用スペースに設置されたトイレセンサがトイレの長時間使用を検知すると、ナースコール親機に緊急事態を通報するというものが知られている(例えば、特許文献1など)。
特開平11−185170号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術においても、共用スペースに放置されている患者を特定することができないため、共用スペースからの呼び出しに対して、どの医療従事者が携帯しているPHSを報知させれば良いかを判断することが困難になってしまうという問題があった。本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、トイレなどの共用スペースに患者が放置されることなく、共用スペースから適切な医療従事者を呼び出すことができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、共用スペースに設置された読取装置が、医療従事者が携行している識別情報発信装置から識別情報を読み取ってから所定時間が経過する前に共用スペースで呼び出しが行われた場合、または、所定時間が経過した場合に、読取装置が読み取った識別情報により特定される医療従事者が携行する携帯端末を報知させるとともに、所定時間が経過する前に読取装置が同一の識別情報を再び読み取った場合には、携帯端末を報知させないようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、読取装置が識別情報を読み取ってから所定時間が経過する前に共用スペースで呼び出しが行われた場合、または、所定時間が経過した場合に、読取装置が読み取った識別情報により特定される携帯端末を、共用スペースを使用する患者の介助を行った医療従事者の携帯端末であると判断して報知が行われるので、共用スペースに患者が放置されることなく、適切な医療従事者が患者の介助を一貫して行うことができる。また、医療従事者は、その間に他の業務に従事することができる。
本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態によるナースコールシステムの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるナースコールシステムの構成例を示すブロック図である。同図において、1はベッドサイド用ナースコール子機であり、患者のベッドの近傍に設置される。ここで、ベッドサイド用ナースコール子機1は、制御部2、呼出操作部3、子機インターフェース4を備えて構成されている。10はナースコール親機であり、医療従事者が常駐するナースセンタなどに設置され、医療従事者によって使用される。ここで、ナースコール親機10は、親機制御部11、親機インターフェース12、記憶部13を備えて構成されている。このように構成されたナースコール子機1とナースコール親機10との間には、廊下灯が接続されている。廊下灯は、病室内の患者の氏名を表示するとともに、病室内の患者が呼び出しを行った場合に呼び出しが行われたことを表示する。
20は主装置であり、病院内の通信センタに設置されており、例えば、後述する携帯端末40の交換機などにより構成されている。20は無線装置であり、主装置20と携帯端末40とが無線通信するための無線基地局である。ここで、無線装置20は、病院内の各所に設置されている。携帯端末40は、医療従事者により携帯されており、ベッドサイド用ナースコール子機1や後述する共用スペース用ナースコール子機50からの呼び出しを報知し、それに応答するためのものである。共用スペース用ナースコール子機50は、トイレなどの共用スペースに設置されており、患者によって使用される。ここで、共用スペース用ナースコール子機50は、共用スペース用制御部51、識別情報読取部52、時計部53、共用スペース用呼出操作部54、共用スペース用子機インターフェース55を備えて構成されている。60は識別情報発信装置であり、医療従事者により携帯される。また、識別情報発信装置は、RFID(Radio Frequency IDentification)タグなどにより構成されており、識別情報読取部52に近付いた場合に、識別情報を送信する。
まず、ベッドサイド用ナースコール子機1の各構成要素について説明する。制御部2は、ベッドサイド用ナースコール子機1の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPU(Central Processing Unit)などにより構成されている。呼出操作部3は、患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、呼出ボタンなどにより構成されている。子機インターフェース4は、ベッドサイド用ナースコール子機1とナースコール親機10とを接続して通信を行うためのものである。患者は、医療従事者を呼び出したい場合に、呼出操作部3を操作する。すると、制御部2は、呼出信号を生成する。ここで、呼出信号には、ベッドサイド用ナースコール子機1を他のベッドサイド用ナースコール子機1や共用スペース用ナースコール子機50と区別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、ベッド番号などの情報を用いる。制御部2は、生成した呼出信号を子機インターフェース4によってナースコール親機10へ出力する。
次に、ナースコール親機10の各構成要素について説明する。親機制御部11は、ナースコール親機10の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。親機インターフェース12は、ナースコール親機10とベッドサイド用ナースコール子機1、ナースコール親機10と共用スペース用ナースコール子機50とを接続して通信を行うためのものである。ここで、親機インターフェース12は、ベッドサイド用ナースコール子機1から出力された呼出信号、共用スペース用ナースコール子機50から出力された呼出信号を入力する。
記憶部13は、ベッドサイド用ナースコール子機1の子機識別情報と、子機識別情報によって特定されるベッドサイド用ナースコール子機1を使用する患者を担当する医療従事者が使用する携帯端末40の携帯端末識別情報(例えば、携帯端末40の内線番号など)と、その医療従事者が携帯する識別情報発信装置60の識別情報とを関連付けて記憶している。親機インターフェース12がベッドサイド用ナースコール子機1から呼出信号を入力した場合、親機制御部11は、呼出信号に含まれる子機識別情報を抽出する。そして、親機制御部11は、記憶部13を参照して、抽出した子機識別情報に関連付けて記憶されている携帯端末識別情報を取得する。そして、親機制御部11は、取得した携帯端末識別情報を親機インターフェース12によって主装置20へ出力する。
主装置20は、入力した携帯端末識別情報を持つ携帯端末40を、無線装置30を介して呼び出す。その携帯端末識別情報を持つ携帯端末40は、図示しない報知部により報知を行う。そして、携帯端末40を携帯する医療従事者が図示しない応答操作部により応答の操作を行うと、携帯端末40とベッドサイド用ナースコール子機1との間で通話路が形成される。
次に、共用スペース用ナースコール子機50の各構成要素について説明する。共用スペース用制御部51は、共用スペース用ナースコール子機50の各構成要素を後述するように制御するためのものであり、CPUなどにより構成されている。識別情報読取部52は、所定の距離(例えば、30cmなど)に近付いた識別情報発信装置60に電源を供給し、電源が供給された識別情報発信装置60から送信された識別情報を受信する。ここで、識別情報発信装置60がRFIDタグである場合には、識別情報読取部52は、RFIDタグリーダにより構成される。なお、識別情報発信装置60は、識別情報読取部52で識別情報を読み取ることができればどのような機器であっても良く、無線発信機やバーコードなどであっても良い。また、識別情報発信装置60と携帯端末40とは、ともに医療従事者によって携帯されることから、識別情報発信装置60と携帯端末40とを一体的に構成するようにしても良い。
計時部53は、時間を計測するためのものであり、カウンタやタイマなどにより構成されている。識別情報読取部52が識別情報発信装置60から識別情報を読み取ると、共用スペース用制御部51は、計時部53を動作させる。共用スペース用呼出操作部54は、共用スペースに居る患者が医療従事者を呼び出す際に操作するためのものであり、呼出ボタンなどにより構成されている。共用スペース用子機インターフェース55は、共用スペース用ナースコール子機50とナースコール親機10とを接続して通信を行うためのものである。患者は、共用スペースの利用が終了したり、共用スペースで何らかの緊急事態が発生したりすると、共用スペース用呼出操作部54を操作して医療従事者を呼び出す。すると、共用スペース用制御部51は、呼出信号を生成する。ここで、呼出信号には、共用スペース用ナースコール子機50を他の共用スペース用ナースコール子機50やベッドサイド用ナースコール子機1と区別するための子機識別情報が含まれる。また、子機識別情報としては、共用スペース番号などの情報を用いる。共用スペース用制御部51は、生成した呼出信号を共用スペース用子機インターフェース55によってナースコール親機10へ出力する。
このように構成されたナースコールシステムにおいて、共用スペースの利用を希望する患者は、ベッドサイド用ナースコール子機1の呼出操作部3を操作する。呼出操作部3が操作されると、制御部2は呼出信号を生成し、子機インターフェース4によってナースコール親機10へ出力する。そして、親機インターフェース12が呼出信号を入力すると、親機制御部11は、記憶部13を参照して、呼出信号に含まれる子機識別情報に関連付けて記憶されている携帯端末識別情報を抽出し、親機インターフェース12によって主装置20へ携帯端末識別情報を出力する。
主装置20は、入力した携帯端末識別情報により、無線装置30を介して携帯端末40を呼び出す。携帯端末40は、図示しない報知部により報知を行い、これを認識した医療従事者は、図示しない応答操作部を操作して、患者からの呼び出しに応答する。すると、ベッドサイド用ナースコール子機1と携帯端末40との間で通話路が形成される。このとき、患者は共用スペースの利用を希望する旨を医療従事者に伝える(例えば、「トイレに行きたい」など)。これを受けた医療従事者は、ベッドサイド用ナースコール子機1が設置されている病室を訪れて、呼び出しを行った患者の介助(共用スペースであるトイレまで患者を連れて行くこと)を行う。
医療従事者および患者が共用スペースに到着すると、医療従事者が携帯している識別情報発信装置60が識別情報読取部52に近付く(または、医療従事者が識別情報発信装置60を識別情報読取部52に近付ける)。すると、識別情報読取部52は、識別情報発信装置60から識別情報を読み取る。これにより、共用スペース用制御部51は計時部53を動作させ、計時部53は時間の計測を開始する。この状態で、患者は共用スペースの利用を開始し、医療従事者は、必要に応じて他の業務に従事する。
共用スペース用制御部51は、計時部53が計測した時間が所定時間以上であるか否かを判定している。計時部53が計測した時間が所定時間以上であると共用スペース用制御部51にて判断した場合には、共用スペース用制御部51は、識別情報読取部52が読み取った識別情報を含む呼出信号を生成し、共用スペース用子機インターフェース55によりナースコール親機10に出力する。ナースコール親機10の親機インターフェース12が呼出信号を入力すると、親機制御部11は、記憶部13を参照して、入力した呼出信号に含まれる識別情報に関連付けて記憶されている携帯端末識別情報を抽出し、親機インターフェース12によって主装置20へ出力する。主装置20は、入力した携帯端末識別情報により、無線装置30を介して携帯端末40を呼び出す。携帯端末40は、図示しない報知部により報知を行う。この場合、報知の内容に共用スペースからの呼び出しであることを示す情報や介助を行っていた患者からの呼び出しであることを示す情報を含ませることで、医療従事者に報知の内容を認識させることができる。
一方、計時部53が計測した時間が所定時間以上ではないと共用スペース用制御部51にて判断した場合(換言すると、所定時間が経過する前)に、共用スペース用呼出操作部54が操作されたと共用スペース用制御部51にて判断したときには、共用スペース用制御部51は、識別情報読取部52が読み取った識別情報を含む呼出信号を生成し、共用スペース用子機インターフェース55によりナースコール親機10に出力する。ナースコール親機10の親機インターフェース12が識別情報を入力すると、親機制御部11は、記憶部13を参照して、入力した識別情報に関連付けて記憶されている携帯端末識別情報を抽出し、親機インターフェース12によって主装置20へ出力する。主装置20は、入力した携帯端末識別情報により、無線装置30を介して携帯端末40を呼び出す。携帯端末40は、図示しない報知部により報知を行う。この場合も上述した場合と同様に、報知の内容に共用スペースからの呼び出しであることを示す情報や介助を行っていた患者からの呼び出しであることを示す情報を含ませることで、医療従事者に報知の内容を認識させることができる。
また、計時部53が計測した時間が所定時間以上ではないと共用スペース用制御部51にて判断した場合(換言すると、所定時間が経過する前)に、識別情報読取部52が識別情報発信装置60から再度同一の識別情報を読み取ったと共用スペース用制御部51にて判断したときには、共用スペース用制御部51は、計時部53の動作を停止させる。このとき、共用スペース用制御部51は呼出信号を生成することはない。そのため、携帯端末40が呼び出されることは無い。これは、所定時間が経過する前に、医療従事者が共用スペースに戻って、患者の介助を再開したことを示している。ここで、再度同一の識別情報を読み取ったか否かを判断する場合、呼出信号が出力されたり、計時部53の動作が停止したりすると、最初に識別情報を読み取ったことをリセットするようにしている。これにより、医療従事者が複数回介助を行った場合に誤判定することがなくなる。
次に、本実施形態によるナースコールシステムの動作を説明する。図2は、本実施形態によるナースコールシステムの動作を示すフローチャートである。まず、共用スペース用ナースコール子機50では、識別情報読取部52が識別情報発信装置60から識別情報を読み取ったか否かを共用スペース用制御部51にて調べる(ステップS1)。識別情報読取部52が識別情報を読み取っていないと共用スペース用制御部51にて判断した場合には、(ステップS1にてNO)、ステップS1の処理を繰り返す。一方、識別情報読取部52が識別情報を読み取ったと共用スペース用制御部51にて判断した場合には(ステップS1にてYES)、共用スペース用制御部51は計時部53を動作させ、計時部53が時間の計測を開始する(ステップS2)。
共用スペース用制御部51は、計時部53による時間の計測が所定時間以上経過しているか否かを調べる(ステップS3)。所定時間以上経過していると共用スペース用制御部51にて判断した場合には(ステップS3にてYES)、ステップS5へ移行する。一方、所定時間以上経過していないと共用スペース用制御部51にて判断した場合には(ステップS3にてNO)、共用スペース用呼出操作部54が操作されたか否かを共用スペース用制御部51にて調べる(ステップS4)。共用スペース用呼出操作部54が操作されたと共用スペース用制御部51にて判断した場合には(ステップS4にてYES)、ステップS5へ移行する。ステップS5では、共用スペース用制御部51が識別情報読取部52で読み取った識別情報を含む呼出信号を生成し、共用スペース用子機インターフェース55によってナースコール親機10へ出力する。そして、ステップS1の処理に戻る。
一方、共用スペース用呼出操作部54が操作されていないと共用スペース用制御部51にて判断した場合には(ステップS4にてNO)、識別情報読取部52が再度同一の識別情報を読み取ったか否かを共用スペース用制御部51にて調べる(ステップS6)。識別情報読取部52が再度同一の識別情報を読み取っていないと共用スペース用制御部51にて判断した場合には(ステップS6にてNO)、ステップS1の処理に戻る。一方、識別情報読取部52が再度同一の識別情報を読み取ったと共用スペース用制御部51にて判断した場合には(ステップS6にてYES)、共用スペース用制御部51は計時部53の動作を停止させる(ステップS7)。
ナースコール親機10では、親機インターフェース12が呼出信号を入力したか否かを親機制御部11にて調べる(ステップS8)。親機インターフェース12が呼出信号を入力していないと親機制御部11にて判断した場合には(ステップS8にてNO)、ステップS8の処理を繰り返す)。一方、親機インターフェース12が呼出信号を入力したと親機制御部11にて判断した場合には(ステップS8にてYES)、親機制御部11は、記憶部13を参照し、呼出信号に含まれる識別情報または子機識別情報に関連付けて記憶されている携帯端末識別情報を抽出して主装置20へ出力する(ステップS9)。
主装置20では、携帯端末識別情報を入力したか否かを調べる(ステップS10)。携帯端末識別情報を入力していないと判断した場合には(ステップS10にてNO)、ステップS10の処理を繰り返す。一方、携帯端末識別情報を入力したと判断した場合には(ステップS10にてYES)、携帯端末識別情報により特定される携帯端末40を呼び出す(ステップS11)。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、共用スペースに設置された共用スペース用ナースコール子機50の識別情報読取部52が、医療従事者が携行している識別情報発信装置60から識別情報を読み取ってから、所定時間が経過する前に共用スペース用呼出操作部54により呼び出しが行われた場合、または、所定時間が経過した場合に、識別情報読取部52が読み取った識別情報により特定される携帯端末40を報知させるとともに、所定時間が経過する前に識別情報読取部52が同一の識別情報を再び読み取った場合には、携帯端末40を報知させないようにしている。
これにより、識別情報読取部52が識別情報を読み取ってから所定時間が経過する前に共用スペース用呼出操作部54で呼び出しが行われた場合、または、所定時間が経過した場合に、識別情報読取部52が読み取った識別情報により特定される携帯端末40を、共用スペースを使用する患者の介助を行った医療従事者が携帯している携帯端末40であると判断して報知が行われるので、共用スペースに患者が放置されることなく、適切な医療従事者が患者の介助を一貫して行うことができる。また、医療従事者は、その間に他の業務に従事することができる。
なお、前述した実施形態では、識別情報発信装置60が発信する識別情報と携帯端末40の携帯端末識別情報とを別々に設定しているが、これに限定されない。例えば、識別情報発信装置60が発信する識別情報と携帯端末40の携帯端末識別情報とを同一のものとしても良い。
また、前述した実施形態では、所定時間が経過した場合の呼出先として、介助を行っている医療従事者の携帯端末40のみを設定しているが、これに限定されない。例えば、呼び出された携帯端末40が応答しなかった場合に、他の携帯端末40やナースコール親機10を呼び出すようにしても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
1 ベッドサイド用ナースコール子機
2 制御部
3 呼出操作部
4 子機インターフェース
10 ナースコール親機
11 親機制御部
12 親機インターフェース
13 記憶部
20 主装置
30 無線装置
40 携帯端末
50 共用スペース用ナースコール子機
51 共用スペース用制御部
52 識別情報読取部
53 計時部
54 共用スペース用呼出操作部
55 共用スペース用子機インターフェース
60 識別情報発信装置

Claims (1)

  1. 病室に居る患者が医療従事者を呼び出す際に操作する呼出操作部と、前記呼出操作部の操作により自装置を識別するための子機識別情報を含む呼出信号を生成して出力する制御部とを備えたベッドサイド用ナースコール子機と、
    医療従事者によって携帯され、識別情報を送信可能な識別情報発信装置と、
    共用スペースに設置され、前記識別情報発信装置から識別情報を読み取る識別情報読取部と、時間を計測する計時部と、共用スペースに居る患者が医療従事者を呼び出す際に操作する共用スペース用呼出操作部と、前記計時部が計測した時間が所定時間以上であるか否かを判定し、所定時間以上ではないと判断した場合に、前記共用スペース呼出操作部が操作されたとき、または、所定時間以上であると判断した場合に、前記識別情報読取装置が読み取った識別情報を含む呼出信号を生成して出力するとともに、所定時間以上ではないと判断した場合に、前記識別情報読取部が前記識別情報を再度読み取った場合に、前記計時部の動作を停止させる共用スペース用制御部とを備えた共用スペース用ナースコール子機と、
    医療従事者によって携帯され、自装置を識別するための携帯端末識別情報により特定される呼び出しを受けて報知を行う携帯端末と、
    前記呼出信号を入力する親機インターフェースと、前記子機識別情報と前記子機識別情報によって特定される前記ベッドサイド用ナースコール子機を使用する患者を担当する医療従事者の携帯する識別情報発信装置の識別情報とその医療従事者が携帯する携帯端末の携帯端末識別情報とを関連付けて記憶する記憶部と、前記親機インターフェースが前記呼出信号を入力した場合に、前記記憶部を参照して、前記子機識別情報または前記識別情報に関連付けて記憶されている携帯端末識別情報を抽出する親機用制御部とを備えたナースコール親機と、
    前記ナースコール親機に接続され、前記親機用制御部が抽出した前記携帯端末識別情報により特定される前記携帯端末を呼び出す主装置と、
    を備えたナースコールシステム。
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