JP2011052444A - 笠木 - Google Patents

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Abstract

【課題】太陽電池を設置可能な笠木を提供する。
【解決手段】パラペット2に所定間隔をおいて設置されたブラケット3と、ブラケット3に笠木本体4を嵌着してなる笠木1であって、太陽電池パネル51を笠木本体4に設置したことにより、ビル、アパート、マンション等の屋上スペースを、菜園や庭園等の屋上緑化として使用したり、或いは運動場、遊び場、プール等、エアコン室外機や冷却塔(クーリングタワー)や貯水タンク用の置き場として、それ以外の使用用途として展望台、採光窓部等として使用することが可能となり、屋上スペースの有効利用を図りつつも、笠木1に設置された太陽電池パネル51から供給される電力により二酸化炭素排出量の低減を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、太陽電池を設置可能な笠木に関する。
従来のビル、アパート、マンション等の建物の屋上スペースは、菜園や庭園等の屋上緑化として使用したり(特許文献1)、それ以外の使用方法として、運動場、遊び場、プール等、エアコン室外機や冷却塔(クーリングタワー)や貯水タンク用の置き場としてや、それ以外の使用用途としては展望台、採光窓部等として利用されてきた。
特開2006−83541号公報
しかし、従来のように屋上スペースを使用した場合、新に太陽電池パネルを設置しようとしても、限られる屋上スペースでは嵩張る太陽電池装置を設置するスペースが不足するという問題点があった。
また、狭い屋上スペースしかない建物では、太陽電池装置を単独で設置するスペースもないという問題点もあった。
そこで、本発明は以上の点を考慮してなされたもので、太陽電池を設置可能とする笠木を提供することにある。
請求項1の発明は、パラペットに所定間隔をおいて設置されたブラケットと、前記ブラケットに笠木本体を嵌着してなる笠木であって、前記笠木本体に太陽電池装置を設置したことを特徴とする。
請求項2の発明は、前記太陽電池装置は、電池本体と、前記笠木本体に前記電池本体を保持する架台とを具備し、前記架台は、前記電池本体を前記笠木本体から離間して支持する脚部と、前記笠木本体に外嵌可能な枠体とを備えたことを特徴とする。
請求項3の発明は、前記ブラケットは、前記ブラケット上面より突設され、前記笠木本体を前記ブラケットより離間して支持する受け部材を具備し、前記脚部を前記受け部材の中心軸上に配置したことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、屋上スペースの有効利用を図りつつも、笠木に設置された太陽電池装置から供給される電力により二酸化炭素排出量の低減を図る低炭素社会へ貢献することができる。
請求項2の発明によれば、笠木本体への設置が容易な太陽電池装置を提供することができる。
請求項3の発明によれば、笠木本体に設置される太陽電池装置を安定した状態で保持することが可能となる。
本発明の一実施例による笠木の使用状態を示す断面図である。 同上、笠木の分解斜視図である。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須条件であるとは限らない。
以下、本発明の笠木を添付図面を参照して説明する。図1及び図2は、本発明の一実施例を示す。笠木1は、建物の屋上のパラペット2の天端部2Tに設けられる。
まず、笠木1のブラケット3から説明する。ブラケット3は、アルミニウムの押出成形品で略コ字型をなし、パラペット2の天端部2Tの長さ方向にほぼ一定長さを有するものであり、前記パラペット2の天端部2Tに固定される平板部5の外端側及び内端側から垂壁部6A,6Bが一体に垂設されている。
また、前記平板部5上面には、幅方向外側及び内側に、先端に緩衝ゴム7が装着された受けリブ8,8が垂直上向きに突設され、これら受けリブ8,8の下部には挿通孔(図示せず)が形成されおり、笠木本体4の裏面側に当接して該笠木本体4の裏面を支えるようになっている。そして、パラペット2の天端部2Tに固定する平板部5に、幅方向両側で複数の受けリブ8,8を設けることにより、笠木本体4を支持することができる。
10は前記ブラケット3の平板部5に添設するための、鋼板からなる平板を曲げ加工した補強プレートであり、両側縁を上側に折曲して断面コ字型に形成されている。
また、補強プレート10は前記受けリブ8の挿通孔(図示せず)に挿入配置され、その補強プレート10には、前記平板部5に形成された長孔(図示せず)と対応する位置に長孔(図示せず)が形成され、長孔(図示せず)にはそれぞれアンカーボルト13,13が挿入され、これらアンカーボルト13,13によってパラペット2の天端部2Tに補強プレート10と平板部5とが共締め固定されている。
14は、前記補強プレート10に螺着される左右一対のねじ杆であり、頂部にトライバー等の工具(図示せず)と係合する係合溝(図示せず)が形成され、下端部周縁には前記パラペット2の天端部2Tに当接させるリング状のプレート(図示せず)を加締めて首振り自在に組み付け固定している。また、補強プレート10には、前記ねじ杆14のねじ孔(図示せず)が前記長孔(図示せず)の外側に形成され、かつ、前記ブラケット3には前記ねじ孔(図示せず)と対応する位置に前記プレート(図示せず)より径大な貫通孔(図示せず)が係止されている。そして、ねじ杆(図示せず)をブラケット3の裏面側から貫通孔(図示せず)に通して補強プレート10のねじ孔(図示せず)に螺着している。つまり、ねじ杆14は補強プレート10の裏面側に垂下して各ブラケット3から突出する。また、ねじ杆14の上端側は補強プレート10のねじ孔(図示せず)から突出し、そのねじ杆14の頂面に形成した前記係止溝(図示せず)が補強プレート10の表面側に露出し、外部からねじ杆(図示せず)を回すことによって補強プレート10に対するねじ杆14の高さを調節できるようになっている。
前記ブラケット3は、第1及び第2ブラケット3A,3Bに前記平板部5のほぼ幅方向中央で分割されており、外側の第1ブラケット3Aの内端縁及び内側の第2ブラケット3Bの外端縁には、それぞれ立上がり壁21A,21Bが設けられ、第1ブラケット3Aの立上がり壁21Aの上端からはさらに平面受面22が内側に向って延び、この平面受面22の外端縁には第2ブラケット3Bの立上がり壁21Bと対向する下降片23が垂設されている。そして、この下降片23には蟻溝状の嵌合溝24が形成され、この嵌合溝24と嵌合する嵌合突起25が第2ブラケット3Bの立上がり片21Bに形成され、これら嵌合溝24と嵌合突起25を嵌合することで第1及び第2ブラケット3A,3Bが一体的に連結される。
次に、笠木本体4について説明する。笠木本体4は、パラペット2の天端部2Tに沿って長さ方向に延びた分割天板部31と、この分割天板部31の外端縁及び内端縁にそれぞれ設けられる分割側板部32,33とを有し、これら分割側板部32,33の下端側には、ブラケット3に引っ掛けて笠木本体4を固定するためのL型のフランジ部34が笠木幅方向内側に向かって形成されている。尚、分割天板部31及び分割側板部32,33は、接合前は別体であって、ブラケット3と同様に、アルミニウムを一体的に押出成形などにより形成される。
前記内端側の分割側板部33の上端側には、前記分割天板部31の内側の端部が係入する係入受部35が設けられている。この係入受部35は、笠木幅方向内側に向かって分割側板部33とほぼ直交方向に突出形成された上部36と下部37とを備え、それら上部36と下部37とは笠木長手方向に連続して形成され、それら上部36と下部37との間隔は、前記分割側板部33の端部の厚さより大きく形成されている。そして、前記間隔は、厚さの1.15〜1.8倍程度に設定されているため、角度調整が容易である。また、下部37の内端は上部36の内端より内側に位置し、下部37の突出寸法は、上部36の突出寸法の略2〜4倍程度である。さらに、下部37の上面には断面略三角形状の凹凸部38が笠木長手方向に連続して形成され、下部37の上面基端側は平坦に形成されている。
したがって、係入受部35に端部を挿入した状態で、分割側板部33に対して、分割天板部31の角度をほぼ90度から大きくなる所定範囲まで無段階に調整でき、角度を調整したら、分割天板部31の端部下面と下部37との間に接着剤39を充填して接合し、好ましくは笠木本体4の全長に接着剤39を設ける。この場合、分割天板部31と分割側板部33とを溶着など各種の接合手段を用いて接合してもよい。
また、前記外端側の分割側板部32の上端側には、前記分割天板部31の外側の端部が係入する係入受部45が設けられている。この係入受部45は、笠木幅方向内側に向かって分割側板部32とほぼ直交方向に突出形成された上部46と下部47とを備え、それら上部46と下部47とは笠木長手方向に連続して形成され、それら上部46と下部47との間隔は、前記分割側板部32の端部の厚さより大きく形成されている。
また、下部47の内端は上部46の内端とほぼ同位置にある。さらに、上部46の内端には、下向きの段部形成部48が形成されている。この段部形成部48の下端と下部47の上面と分割側板部高さ方向の間隔は、前記分割天板部31の端部の厚さより僅かに大きく形成され、前記間隔より小さい。
したがって、係入受部45に端部を挿入した状態で、分割側板部32に対して、分割天板部31の角度を90度から小さくなる所定範囲まで無段階に調整でき、角度を調整したら、分割天板部31の端部下面と下部47との間に接着剤39を充填して接合する。この場合、分割天板部31と分割側板部32とを溶着など各種の接合手段を用いて接合してもよい。
続いて、笠木1に設置される太陽電池パネル側の構造について説明すると、図に示す太陽電池パネル51は、方形板状の太陽電池本体52の少なくとも前端部と後端部をフレーム53で保持されて構成されており、後述する架台54を介して笠木本体4に設置されるものである。
フレーム53は、太陽電池本体52の前端部に装着される側をフレーム前端部55とし、太陽電池本体52の後端部に装着される側をフレーム後端部56としており、従来と同様にその素材がアルミニウム製にして、その外表面は腐食防止のためにアルマイト処理や塗装などが施されており、そのフレーム53外表面に施された図示しない塗膜(以下、絶縁皮膜と称する。)で電気的に絶縁されている。又、太陽電池パネル51のフレーム前端部55及び後端部56の下縁の夫々には、前方及び後方へ突出したL型の前フランジ57及び後フランジ58を設けている。
架台54は、笠木本体4の分割天板部31上面に配置される前後一対に備えた支持脚59,59と、笠木本体4の分割側板部32,33に嵌合可能な断面コ型状の枠体60から構成される。
支持脚59,59は、金属製の帯板を断面コ型に屈曲形成したものであり、上下一対に形成された水平部61,62と、各水平部61,62の基端側を連結して形成された垂直部63とを有し、上側の水平部61の略中央部分には支持脚側貫通孔64が形成されている。
枠体60は、笠木本体4の分割天板部31に沿って長さ方向に延びた架台側分割天板部65と、この架台側分割天板部65の外端縁及び内端縁にそれぞれ接続可能な水平部66a,67aと、この水平部66a,67aの基端側を略垂直下向きに垂設した垂下部66b,67bとからなる略L型の架台側分割側板部66,67とを有し、これら架台側分割側板部66,67の下端側には、分割側板部32,33のフランジ部34,34に引っ掛けて枠体60を固定するためのL型のフランジ部68,68が笠木1の幅方向内側に向かって形成されている。尚、架台側分割天板部65及び架台側分割側板部66,67は、接合前は別体に形成されており、架台側分割天板部65の外側及び内側にそれぞれ設けられた天板側貫通孔69,69と、架台側分割側板部66,67の水平部66a,67aの先端側に設けられた第1の側板側貫通孔70,70を介してボルト71及びナット72によって螺着されるものである。
上記架台54にあっては、前フランジ57及び後フランジ58の夫々を個別に、或いは、隣接する前後フランジ57,58を共に枠体60に押圧固定する固定具73を設けている。
具体的に固定具73は、帯状金属板を逆凹型に屈曲形成した押圧体74,74と、該押圧体74,74を架台側分割側板部66,67の水平部66a,67aに対し押圧保持する様に、架台側分割側板部66,67の水平部61,62の先端側とは反対側の垂下部側である基端側に設けられた第2の側板側貫通孔75と支持脚側貫通孔64を介して、支持脚59と枠体60を締結固定するボルト76及びナット77とから成る。
押圧体74は、その上面中央にボルト76が上方から挿通される挿通穴78を設け、該挿通穴78に挿通されたボルト76を第2の側板側貫通孔75及び支持脚側貫通孔64を介して支持脚59の水平部61下面側からナット77に螺合するように備えている。
押圧体74において上面の前後側縁に垂設した抑え片79の夫々は、前後フランジ57,58の平坦部57a、58aを押圧可能とする押圧部として、抑え片79の下部をアーチ状の凹部として形成したことにより抑え片下端の両側端に設けられた突起部80を設けている。
架台54は、支持脚59を笠木本体4の分割天板部31の受けリブ8,8の中心軸X上に方形状のゴムシート81を介して配置して、枠体60のフランジ部68,68を笠木本体4の分割側板部32,33のフランジ部34,34に外嵌させて笠木本体4への設置されるものである。
次に、上記構成につきその作用・効果を説明する。まず、既設のパラペット2の天端部2Tの斜め勾配に、分割天板部31の角度を合わせ、この分割天板部31に対して分割側板部32,33がほぼ垂直になるようにそれら分割側板部32,33を接合する。この場合、天端部2Tの勾配測定を現場で行い、この測定値に合わせて工場において、前記接合を行うことが好ましい。尚、ブラケット3はパラペット2に合わせて形成しておくことが好ましいが、製作時に平板部5に対する垂壁部6A,6Bの角度を曲げ加工により調整設定したり、現場でねじ杆14を用いて取付高さを調整設定したりして対応することもできる。
そして、ブラケット3においては、平板部5及び受けリブ8に形成された挿通孔9に補強プレート10を通し、この補強プレート10の長孔12及び平板部5の長孔11にボルト13を挿入し、このボルト13によってパラペット2の天端部2Tに補強プレート10と平板部5とを共締め固定し、所定間隔でブラケット3を天端部2Tに取付固定する。
次に、笠木本体4の分割天板部31を外側に開くように屈曲させると共に必要に応じて天板部31を弾性変形させてブラケット3上に笠木本体4を降ろし、受けリブ8,8の先端に分割天板部31の下面とが接したら、分割側板部32,32を狭めるように分割天板部31を弾性復帰させて分割側板部32,32に形成されたフランジ部34,34を垂壁部6A,6Bに係止させ、既設のパラペット2に、その対応した勾配を備えた笠木本体4を設けることができる。
続いて、笠木1への太陽電池パネル51の設置方法について説明する。
まずは、枠体60の笠木本体4への設置方法は、支持脚59を笠木本体4の分割天板部31上面の受けリブ8,8の中心軸X上に方形状のゴムシート81を介して配置した後、架台側分割側板部66,67のフランジ部68,68を笠木本体4の分割側板部32,33のフランジ部34,34に外嵌させて、最後に架台側分割天板部65と架台側分割側板部66,67をボルト71とナット72によって固定することで笠木本体4への設置は完了する。
次に、笠木本体4に固定された枠体60に太陽電池パネル51を設置するには、架台54上での太陽電池パネル51の位置決めを完了した後、固定具73で太陽電池パネル51の前後フランジ57,58の夫々を固定する。
固定具73による前後フランジ57,58の架台側分割側板部66,67に対する押圧固定は、架台側分割天板部65上に押圧体74,74を配すると共に、前後フランジ57,58の平坦部57a,58a上に各抑え片79下端の突起部80を当接させ、押圧体74の挿通穴78に上方より挿通されたボルト76を、第2の側板側貫通孔75、支持脚側貫通孔64を介して水平部61の下面よりナット77に螺着すること行われ、これにより太陽電池パネル51は架台54に一体的に固定される。
このように本実施例では請求項1に対応して、パラペット2に所定間隔をおいて設置されたブラケット3と、ブラケット3に笠木本体4を嵌着してなる笠木1であって、笠木本体4に太陽電池装置としての太陽電池パネル51を設置している。
この場合、太陽電池パネル51を笠木本体4に設置したことにより、ビル、アパート、マンション等の屋上スペースを、菜園や庭園等の屋上緑化として使用したり、或いは運動場、遊び場、プール等、エアコン室外機や冷却塔(クーリングタワー)や貯水タンク用の置き場として、それ以外の使用用途として展望台、採光窓部等として使用することが可能となり、屋上スペースの有効利用を図りつつも、笠木1に設置された太陽電池パネル51から供給される電力により二酸化炭素排出量の低減を図る低炭素社会へ貢献することができる。
また、本実施例では請求項2に対応して、太陽電池パネル51は、電池本体としての太陽電池本体52と、笠木本体4に太陽電池本体52を保持する架台54とを具備し、架台54は、太陽電池本体52を笠木本体4から離間して支持する脚部としての支持脚59,59と、笠木本体4に外嵌可能な枠体60とを備えている。
この場合、支持脚59,59を笠木本体4の分割天板部31の上面に配置して、架台側分割側板部66,67のフランジ部68,68を、分割側板部32,33のフランジ部34,34に引っ掛けて、枠体60を笠木本体4に嵌合させることで、笠木本体4への設置が容易な太陽電池パネル51を提供することができる。また、支持脚59,59によって太陽電池本体52を笠木本体4から離間して支持することで、太陽電池本体52と分割天板部31との間に水を通すことが可能となり、笠木本体4の水はけを損なうことなく太陽電池パネル51を設置することが可能となる。
さらに、本実施例では請求項3に対応して、ブラケット3は、ブラケット3上面より突設され、笠木本体4をブラケット3より離間して支持する受け部材としての受けリブ8,8を具備し、支持脚59,59を受けリブ8,8の中心軸X上に配置している。
この場合、支持脚59,59から笠木本体4の分割天板部31上面に加えられる太陽電池パネル51の荷重を、分割天板部31を介して支持脚59,59の真下に位置する受リブ8,8を通じてパラペット3へ効率的に伝えることが可能となるので、前記荷重による分割天板部31の変形を防止して、笠木本体4に設置される太陽電池パネル51を安定した状態で保持することが可能となる。
また、実施例上の効果として、支持脚59を笠木本体4の分割天板部31上面の受けリブ8,8の中心軸X上に方形状のゴムシート81を介して配置したことにより、ゴムシート81が滑り止めとなって支持脚59が分割天板部31上面を滑走することを防止して笠木本体4への太陽電池パネル51の位置決めを容易にするとともに、支持脚59を分割天板部31に設置する際に支持脚59から分割天板部31へ加えられる衝撃を緩衝することで分割天板部31又は支持脚59が傷付くことを防止することができる。また、ゴムシート81は絶縁材料であるので、太陽電池パネル51によって発生した電気が笠木1へ伝わるのを防ぐことができる。
さらに、笠木本体4の両側において、分割天板部31の下面側に接着剤39を充填したから、接着剤39が笠木本体4の外面側に現れることがない。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば、パラペット3、笠木本体4及び枠体60をそれぞれ、三分割型ではなく一体型としてもよい。また、パラペットに備えた受け部材についても、実施例にある上向きに突設したリブ状としたもの以外にも、断面略コ型のパラペットの天板部の上端部分を断面L型に立ち上げ、その立ち上げ部の上部に笠木本体の天板部下面を支持可能な水平部を備えたものや、また上記パラペットの天板部と側板部の境界部分を、天板部上面より上方に隆起させて、その隆起部分の上部に笠木本体の天板部下面を支持可能な水平部を備えたものや、さらに上記パラペットの天板部の一部を断面L型に立ち上げ、その立ち上げ部の上部に笠木本体の天板部下面を支持可能な水平部を備えたものや、また上記パラペットの天板部上面を上向きに隆起させて、その隆起部分の上部に笠木本体の天板部下面を支持可能な水平部を備えたものとしてもよく、これら以外にもパラペットの天板部上面より上向きに突出した形状であれば特に限定されるものではない。さらに、両側の分割側板部がほぼ平行になるように分割天板部に接合したが、両側の分割側板部は必ずしも平行に配置しなくてもよい。
1 笠木
2 パラペット
3 ブラケット
4 笠木本体
8 受けリブ(受け部材)
31 分割天板部
51 太陽電池パネル(太陽電池装置)
52 太陽電池本体
54 架台
59 支持脚(脚部)
60 枠体

Claims (3)

  1. パラペットに所定間隔をおいて設置されたブラケットと、前記ブラケットに笠木本体を嵌着してなる笠木であって、
    前記笠木本体に太陽電池装置を設置したことを特徴とする笠木。
  2. 前記太陽電池装置は、電池本体と、前記笠木本体に前記電池本体を保持する架台とを具備し、前記架台は、前記電池本体を前記笠木本体から離間して支持する脚部と、前記笠木本体に外嵌可能な枠体とを備えたことを特徴とする請求項1記載の笠木。
  3. 前記ブラケットは、前記ブラケット上面より突設され、前記笠木本体を前記ブラケットより離間して支持する受け部材を具備し、前記脚部を前記受け部材の中心軸上に配置したことを特徴とする請求項2記載の笠木。
JP2009202084A 2009-09-01 2009-09-01 笠木 Expired - Fee Related JP5146924B2 (ja)

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