JP2011052349A - ヘルメット及び帯紐用バックル - Google Patents

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Abstract

【課題】耳紐にねじれを生じにくいヘルメット、及びねじれを生じにくい帯紐用バックルを提供する。
【解決手段】耳紐21と顎紐23とをバックル30によって連結し、バックル30の一端側には耳紐21を保持する扇部を、他端側には顎紐23を保持する連結部を形成し、扇部には、連結部側に第1の開口部を、連結部と反対側に第2の開口部及び第3の開口部を形成し、第2の開口部から第1の開口部までの間には耳紐21を規制する第1のガイド溝を、第1の開口部から第3の開口部までの間には21耳紐を規制する第2のガイド溝を形成し、第1のガイド溝と第2のガイド溝とを所定角度を持って配置する。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、建築、土木、工場、医療、災害、消防、警備などの現場で用いられるヘルメット、及び例えばヘルメットの顎紐などに用いられる帯紐用バックルに関する。
従来の一般的なヘルメットを図12に示す。
ヘルメット110には、帽体の内周面に両端を連結する一対の耳紐120と、一対の耳紐120を連結する顎紐123とを備え、顎紐123に着脱用のバックル130が設けられている。
なお、バックルの交換を目的としたヘルメット用顎紐について提案されたものがある(特許文献1)。ここで、特許文献1には、耳紐の折り返し箇所にバックルを設け、このバックルで耳紐をV字状に折り返す構成が示されている(特許文献1の図8に示される従来技術)。また、特許文献1には、耳紐の折り返し箇所に調整具を設け、この調整具によって耳紐が実質的に折り返されることで、ねじれが生じにくい構成となっている(特許文献1の図1から図7に示される実施例)。
特開平11−229224号公報
従来の一般的なヘルメット110では、図12の丸枠に示すように耳紐120にねじれを生じてしまうことが多い。また顎下に位置するバックル130は装脱着がしにくく、肉ばさみを起こしやすいという問題があった。
一方、特許文献1では、耳紐の折り返し箇所にバックルを設ける構成の他に、耳紐の折り返し箇所に調整具を設ける構成が示され、図12に示される構成と比較すると耳紐にねじれを生じにくい構成となっている。
しかし、特許文献1における耳紐の折り返し箇所にバックルを設ける構成では、スリット状の長孔によって耳紐を折り返しているにすぎないため、耳紐とバックルとが滑りやすく、この滑りによって耳紐にねじれを生じる場合がある。また、特許文献1における耳紐の折り返し箇所に調整具を設ける構成では、調整具に2つの長孔が形成され、この長孔によって一端側の耳紐と他端側の耳紐とを所定角度に維持している。従って、バックルによって折り返す構成よりもねじれは生じにくいと考えられるが、調整具の折り返し箇所に配置されるリング体との位置関係によっては、耳紐とバックルとが滑りやすく、この滑りによって調整具に対して耳紐が滑ることで耳紐にねじれを生じる場合がある。
そこで本発明は、耳紐にねじれを生じにくいヘルメット、及びねじれを生じにくい帯紐用バックルを提供することを目的とする。
請求項1記載の本発明のヘルメットは、金属やプラスチック材などの硬質材で形成される帽体と、前記帽体の内周面に両端を連結する一対の耳紐と、一対の前記耳紐を連結する顎紐とを備え、前記耳紐及び前記顎紐が帯状であるヘルメットであって、前記耳紐と前記顎紐とをバックルによって連結し、前記バックルの一端側には前記耳紐を保持する扇部を形成し、前記バックルの他端側には前記顎紐を保持する連結部を形成し、前記扇部には、前記連結部側に第1の開口部を、前記連結部と反対側に第2の開口部及び第3の開口部を形成し、前記耳紐は、前記第2の開口部に挿通された後に、前記第1の開口部で折り返して、前記第3の開口部に挿通され、前記第2の開口部から前記第1の開口部までの間には前記耳紐を規制する第1のガイド溝を形成し、前記第1の開口部から前記第3の開口部までの間には前記耳紐を規制する第2のガイド溝を形成し、前記第1のガイド溝を前記扇部の一方の面に配置し、前記第2のガイド溝を前記扇部の他方の面に配置し、前記第1のガイド溝と前記第2のガイド溝とを所定角度を持って配置したことを特徴とする。
請求項2記載の本発明は、請求項1に記載のヘルメットにおいて、前記第1のガイド溝の底面を、前記第1の開口部から前記第2の開口部に向かって、前記扇部の他方の前記面側に傾斜させ、前記第2のガイド溝の底面を、前記第1の開口部から前記第3の開口部に向かって、前記扇部の一方の前記面側に傾斜させたことを特徴とする。
請求項3記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のヘルメットにおいて、前記連結部を、一方の面状板部と他方の面状板部との間に形成される空洞部と、前記空洞部の両端に配置される押圧部材とによって雌型連結部とし、前記雌型連結部に連結される雄型バックルに前記顎紐を保持し、一方の前記面状板部の端部を、他方の前記面状板部の端部よりも突出させたことを特徴とする。
請求項4記載の本発明は、請求項3に記載のヘルメットにおいて、前記雌型連結部と前記雄型バックルとが当接する雌側当接面の角又は雄側当接面の角をテーパ形状としたことを特徴とする。
請求項5記載の本発明は、請求項1又は請求項2に記載のヘルメットにおいて、前記連結部を、前記第1の開口部と平行に形成した第4の開口部によって構成したことを特徴とする。
請求項6記載の本発明のヘルメットは、金属やプラスチック材などの硬質材で形成される帽体と、前記帽体の内周面に両端を連結する一対の耳紐と、一対の前記耳紐を連結する顎紐とを備え、前記耳紐及び前記顎紐が帯状であるヘルメットであって、前記耳紐と前記顎紐とをバックルによって連結し、前記バックルの一端側には前記耳紐を保持する扇部を形成し、前記バックルの他端側には前記顎紐を保持する連結部を形成し、前記扇部には、前記連結部側に第1の開口部を、前記連結部と反対側に第2の開口部及び第3の開口部を形成し、前記耳紐は、前記第2の開口部に挿通された後に、前記第1の開口部で折り返して、前記第3の開口部に挿通され、前記第2の開口部から前記第1の開口部までの間には前記耳紐を規制する第1のガイド溝を形成し、前記第2の開口部から前記第3の開口部までの間には前記耳紐を規制する第2のガイド溝を形成し、前記第1のガイド溝を前記扇部の一方の面に配置し、前記第2のガイド溝を前記扇部の他方の面に配置し、前記第1のガイド溝と前記第2のガイド溝とを所定角度を持って配置し、前記バックルとして、一方の前記耳紐と前記顎紐の一端を連結する第1のバックルと、他方の前記耳紐と前記顎紐の他端を連結する第2のバックルとで構成し、前記第1のバックルにおける前記連結部を、一方の面状板部と他方の面状板部との間に形成される空洞部と、前記空洞部の両端に配置される押圧部材とによって雌型連結部とし、前記第2のバックルにおける前記連結部を、前記第1の開口部と平行に形成した第4の開口部によって構成したことを特徴とする。
請求項7記載の本発明は、請求項6に記載のヘルメットにおいて、前記第1のバックルに保持される前記耳紐に第1の長さ調整部を、前記第2のバックルに保持される前記耳紐に第2の長さ調整部をそれぞれ設けたことを特徴とする。
請求項8記載の本発明の帯紐用バックルは、一方の帯状の紐と他方の帯状の紐とを連結する帯紐用バックルであって、一端側には一方の前記紐を保持する扇部を形成し、他端側には他方の前記紐を保持する連結部を形成し、前記扇部には、前記連結部側に第1の開口部を、前記連結部と反対側に第2の開口部及び第3の開口部を形成し、一方の前記紐は、前記第2の開口部に挿通された後に、前記第1の開口部で折り返して、前記第3の開口部に挿通され、前記第2の開口部から前記第1の開口部までの間には一方の前記紐を規制する第1のガイド溝を形成し、前記第1の開口部から前記第3の開口部までの間には一方の前記紐を規制する第2のガイド溝を形成し、前記第1のガイド溝を前記扇部の一方の面に配置し、前記第2のガイド溝を前記扇部の他方の面に配置し、前記第1のガイド溝と前記第2のガイド溝とを所定角度を持って配置したことを特徴とする。
請求項9記載の本発明は、請求項8に記載の帯紐用バックルにおいて、前記第1のガイド溝の底面を、前記第1の開口部から前記第2の開口部に向かって、前記扇部の他方の前記面側に傾斜させ、前記第2のガイド溝の底面を、前記第1の開口部から前記第3の開口部に向かって、前記扇部の一方の前記面側に傾斜させたことを特徴とする。
請求項10記載の本発明は、請求項8又は請求項9に記載の帯紐用バックルにおいて、前記連結部を、一方の面状板部と他方の面状板部との間に形成される空洞部と、前記空洞部の両端に配置される押圧部材とによって雌型連結部とし、前記雌型連結部に連結される雄型バックルに他方の前記紐を保持し、一方の前記面状板部の端部を、他方の前記面状板部の端部よりも突出させたことを特徴とする。
請求項11記載の本発明は、請求項10に記載の帯紐用バックルにおいて、前記雌型連結部と前記雄型バックルとが当接する雌側当接面の角又は雄側当接面の角をテーパ形状としたことを特徴とする。
請求項12記載の本発明は、請求項8又は請求項9に記載の帯紐用バックルにおいて、前記連結部を、前記第1の開口部と平行に形成した第4の開口部によって構成したことを特徴とする。
本発明によれば、バックルにおける耳紐の保持を、第1のガイド溝と第2のガイド溝によって行い、耳紐は第1のガイド溝と第2のガイド溝とに沿って所定角度を持って保持されるため、耳紐にねじれを生じることが無い。
また、本発明によれば、2つのバックルをそれぞれ耳下位置に配置することで肉ばさみを防止することができる。
また、本発明によれば、バックルにおける一方の紐の保持を、第1のガイド溝と第2のガイド溝によって行い、一方の紐は第1のガイド溝と第2のガイド溝とに沿って所定角度を持って保持されるため、一方の紐にねじれを生じることが無い。
本発明の一実施例によるヘルメットを装着した状態を示す一方の側面図 同ヘルメットを着用した状態を示す他方の側面図 同ヘルメットに用いる第1のバックルを構成する雌型バックルの斜視図 同ヘルメットに用いる第1のバックルの雄型バックルを構成する斜視図 同ヘルメットに用いる第1のバックルの平面図 同ヘルメットに用いる第1のバックルの底面図 同ヘルメットに用いる第2のバックルの斜視図 図8は同ヘルメットに用いる第2のバックルに耳紐及び顎紐を挿通した状態を示す斜視図 同ヘルメットに用いる第2のバックルの平面図 同ヘルメットに用いる長さ調整部の斜視図 同長さ調整部に耳紐又は顎紐を挿通した状態を示す斜視図 従来の一般的なヘルメットを装着した状態を示す斜視図
本発明の第1の実施の形態によるヘルメットは、脚耳紐と顎紐とをバックルによって連結し、バックルの一端側には耳紐を保持する扇部を形成し、バックルの他端側には顎紐を保持する連結部を形成し、扇部には、連結部側に第1の開口部を、連結部と反対側に第2の開口部及び第3の開口部を形成し、耳紐は、第2の開口部に挿通された後に、第1の開口部で折り返して、第3の開口部に挿通され、第2の開口部から第1の開口部までの間には耳紐を規制する第1のガイド溝を形成し、第1の開口部から第3の開口部までの間には耳紐を規制する第2のガイド溝を形成し、第1のガイド溝を扇部の一方の面に配置し、第2のガイド溝を扇部の他方の面に配置し、第1のガイド溝と第2のガイド溝とを所定角度を持って配置したものである。本実施の形態によれば、バックルにおける耳紐の保持を、第1のガイド溝と第2のガイド溝によって行い、耳紐は第1のガイド溝と第2のガイド溝とに沿って所定角度を持って保持されるため、耳紐にねじれを生じることが無い。
本発明の第2の実施の形態は、第1の実施の形態によるヘルメットにおいて、第1のガイド溝の底面を、第1の開口部から第2の開口部に向かって、扇部の他方の面側に傾斜させ、第2のガイド溝の底面を、第1の開口部から第3の開口部に向かって、扇部の一方の面側に傾斜させたものである。本実施の形態によれば、それぞれの傾斜させた底面によって、第1の開口部でV字状に折り曲げられる耳紐は、扇部を挟み込むように規制されるため、バックルと耳紐との位置ずれが生じにくい。
本発明の第3の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態によるヘルメットにおいて、連結部が、一方の面状板部と他方の面状板部との間に形成される空洞部と、空洞部の両端に配置される押圧部材とによって雌型連結部を構成し、雌型連結部に連結される雄型バックルに顎紐を保持し、一方の面状板部の端部を、他方の面状板部の端部よりも突出させたものである。本実施の形態によれば、一方の面状板部の端部を、他方の面状板部の端部よりも突出させているので、雄型バックルの雌型連結部への挿入が容易となる。
本発明の第4の実施の形態は、第3の実施の形態によるヘルメットにおいて、雌型連結部と雄型バックルとが当接する雌側当接面の角又は雄側当接面の角をテーパ形状としたものである。本実施の形態によれば、雌側当接面の角又は雄側当接面の角をテーパ形状として、雌側当接面の角と雄側当接面の角とが当接しないために、肉ばさみを防止することができる。
本発明の第5の実施の形態は、第1又は第2の実施の形態によるヘルメットにおいて、連結部を、第1の開口部と平行に形成した第4の開口部によって構成したものである。本実施の形態によれば、第1の開口部と第4の開口部を用いて顎紐を保持することができる。
本発明の第6の実施の形態によるヘルメットは、耳紐と顎紐とをバックルによって連結し、バックルの一端側には耳紐を保持する扇部を形成し、バックルの他端側には顎紐を保持する連結部を形成し、扇部には、連結部側に第1の開口部を、連結部と反対側に第2の開口部及び第3の開口部を形成し、耳紐は、第2の開口部に挿通された後に、第1の開口部で折り返して、第3の開口部に挿通され、第2の開口部から第1の開口部までの間には耳紐を規制する第1のガイド溝を形成し、第2の開口部から第3の開口部までの間には耳紐を規制する第2のガイド溝を形成し、第1のガイド溝を扇部の一方の面に配置し、第2のガイド溝を扇部の他方の面に配置し、第1のガイド溝と第2のガイド溝とを所定角度を持って配置し、バックルとして、一方の耳紐と顎紐の一端を連結する第1のバックルと、他方の耳紐と顎紐の他端を連結する第2のバックルとで構成し、第1のバックルにおける連結部を、一方の面状板部と他方の面状板部との間に形成される空洞部と、空洞部の両端に配置される押圧部材とによって雌型連結部とし、第2のバックルにおける連結部を、第1の開口部と平行に形成した第4の開口部によって構成したものである。本実施の形態によれば、2つのバックルをそれぞれ耳下位置に配置することで肉ばさみを防止することができる。
本発明の第7の実施の形態は、第6の実施の形態によるヘルメットにおいて、第1のバックルに保持される耳紐に第1の長さ調整部を、第2のバックルに保持される耳紐に第2の長さ調整部をそれぞれ設けたものである。本実施の形態によれば、一対の耳紐を独立して長さ調整できるため、フィット感に優れている。
本発明の第8の実施の形態による帯紐用バックルにおいて、一端側には一方の紐を保持する扇部を形成し、他端側には他方の紐を保持する連結部を形成し、扇部には、連結部側に第1の開口部を、連結部と反対側に第2の開口部及び第3の開口部を形成し、一方の紐は、第2の開口部に挿通された後に、第1の開口部で折り返して、第3の開口部に挿通され、第2の開口部から第1の開口部までの間には一方の紐を規制する第1のガイド溝を形成し、第2の開口部から第3の開口部までの間には一方の紐を規制する第2のガイド溝を形成し、第1のガイド溝を扇部の一方の面に配置し、第2のガイド溝を扇部の他方の面に配置し、第1のガイド溝と第2のガイド溝とを所定角度を持って配置したものである。本実施の形態によれば、バックルにおける一方の紐の保持を、第1のガイド溝と第2のガイド溝によって行い、一方の紐は第1のガイド溝と第2のガイド溝とに沿って所定角度を持って保持されるため、一方の紐にねじれを生じることが無い。
本発明の第9の実施の形態は、第8の実施の形態による帯紐用バックルにおいて、第1のガイド溝の底面を、第1の開口部から第2の開口部に向かって、扇部の他方の面側に傾斜させ、第2のガイド溝の底面を、第1の開口部から第3の開口部に向かって、扇部の一方の面側に傾斜させたものである。本実施の形態によれば、それぞれの傾斜させた底面によって、第1の開口部でV字状に折り曲げられる紐は、扇部を挟み込むように規制されるため、バックルと紐との位置ずれが生じにくい。
本発明の第10の実施の形態は、第8又は第9の実施の形態による帯紐用バックルにおいて、連結部を、一方の面状板部と他方の面状板部との間に形成される空洞部と、空洞部の両端に配置される押圧部材とによって雌型連結部とし、雌型連結部に連結される雄型バックルに他方の紐を保持し、一方の面状板部の端部を、他方の面状板部の端部よりも突出させたものである。本実施の形態によれば、一方の面状板部の端部を、他方の面状板部の端部よりも突出させているので、雄型バックルの雌型連結部への挿入が容易となる。
本発明の第11の実施の形態は、第10の実施の形態による帯紐用バックルにおいて、雌型連結部と雄型バックルとが当接する雌側当接面の角又は雄側当接面の角をテーパ形状としたものである。本実施の形態によれば、雌側当接面の角又は雄側当接面の角をテーパ形状として、雌側当接面の角と雄側当接面の角とが当接しないために、肉ばさみを防止することができる。
本発明の第12の実施の形態は、第8又は第9の実施の形態による帯紐用バックルにおいて、連結部を、第1の開口部と平行に形成した第4の開口部によって構成したものである。本実施の形態によれば、第1の開口部と第4の開口部を用いて他方の紐を保持することができる。
以下本発明の実施例について図面とともに詳細に説明する。
図1は本発明の一実施例によるヘルメットを装着した状態を示す一方の側面図、図2は同ヘルメットを着用した状態を示す他方の側面図、図3は同ヘルメットに用いる第1のバックルを構成する雌型バックルの斜視図、図4は同ヘルメットに用いる第1のバックルの雄型バックルを構成する斜視図、図5は同ヘルメットに用いる第1のバックルの平面図、図6は同ヘルメットに用いる第1のバックルの底面図、図7は同ヘルメットに用いる第2のバックルの斜視図、図8は同ヘルメットに用いる第2のバックルに耳紐及び顎紐を挿通した状態を示す斜視図、図9は同ヘルメットに用いる第2のバックルの平面図、図10は同ヘルメットに用いる長さ調整部の斜視図、図11は同長さ調整部に耳紐又は顎紐を挿通した状態を示す斜視図である。
図1及び図2に示すように、ヘルメット10は、金属やプラスチック材などの硬質材で形成される帽体11と、装着者の頭部周囲を囲繞するヘッドバンド12と、帽体11の前頭部側にシールド13とを備えている。なお、帽体11の内部には、図示しないが、衝撃吸収用のライナーと、このライナーよりも更に頭部側にハンモックとを備えている。また、ヘッドバンド12には、装着者の頭部に合わせてサイズを変更できるサイズ調整機能を備え、このサイズ調整機能は頭部側に配置される。
帽体11の両側部には、帽体11の内周面に両端を連結する一対の耳紐21、22を備え、一対の耳紐21、22は顎紐23によって連結されている。耳紐21、22及び顎紐23は所定幅を有する帯状の紐である。
図1に示すように、一方の耳紐21は、帽体11の側頭部前方に一端を連結した前側耳紐21Aと、帽体11の側頭部後方に一端を連結した後側耳紐21Bによって構成されている。前側耳紐21Aは、第1のバックル30に挿通され、他端側で長さ調整部50に連結される。後側耳紐21Bは、他端側で長さ調整部50に連結される。従って、前側耳紐21Aと後側耳紐21Bとは長さ調整部50によって連結される。
図2に示すように、他方の耳紐22は、帽体11の側頭部前方に一端を連結した前側耳紐22Aと、帽体11の側頭部後方に一端を連結した後側耳紐22Bによって構成されている。前側耳紐22Aは、第2のバックル40に挿通され、他端側で長さ調整部50に連結される。後側耳紐22Bは、他端側で長さ調整部50に連結される。従って、前側耳紐22Aと後側耳紐22Bとは長さ調整部50によって連結される。
顎紐23の一端側は、図1に示すように第1のバックル30によって前側耳紐21Aと連結され、顎紐23の他端側は、図2に示すように第2のバックル40によって前側耳紐22Aと連結される。
次に、図3から図6を用いて第1のバックル30について説明する。
第1のバックル30の一端側には耳紐を保持する扇部30Aを形成し、バックルの他端側には顎紐を保持する連結部30Bを形成している。
扇部30Aには、連結部30B側に第1の開口部31Aを、連結部30Bと反対側に第2の開口部31B及び第3の開口部31Cを形成している。第2の開口部31Bから第1の開口部31Aまでの間には前側耳紐21Aを規制する第1のガイド溝32Aを形成し、第1の開口部31Aから第3の開口部31Cまでの間には前側耳紐21Aを規制する第2のガイド溝32Bを形成している。第1のガイド溝32Aは扇部30Aの一方の面に配置し、第2のガイド溝32Bは扇部30Aの他方の面に配置し、第1のガイド溝32Aと第2のガイド溝32Bとは所定角度を持って配置している。第1のガイド溝32Aの底面は、第1の開口部31Aから第2の開口部31Bに向かって、扇部30Aの他方の面側に傾斜しており、第2のガイド溝32Bの底面は、第1の開口部31Aから第3の開口部31Cに向かって、扇部30Aの一方の面側に傾斜している。
前側耳紐21Aは、第2の開口部31Bに挿通された後に、第1の開口部31Aで折り返して、第3の開口部31Cに挿通される。
連結部30Bは、一方の面状板部33Aと他方の面状板部33Bとの間に形成される空洞部34と、空洞部34の両端に配置される押圧部材35とによって雌型連結部を構成している。一方の面状板部33Aの端部は凸状湾曲部となっており、他方の面状板部33Bの端部は凹状湾曲部となっており、面状板部33Aの端部は、他方の面状板部33Bの端部よりも突出させている。空洞部34の挿入側端部の両側部には孔34Aが形成されている。
連結部30Bに連結される雄型バックル30Cは、空洞部34に挿入される突起部36を一端側に、顎紐を保持する接続部37を他端側に形成している。突起部36は、空洞部34に挿入される先端側が、接続部37側に対して薄くなるようにテーパが設けられている。このように突起部36にテーパを設けることで空洞部34への挿入が容易となる。突起部36は中央部材36Aと両側部材36Bから構成されている。両側部材36Bは、中央部材36Aの先端において突起部36と一体に接合され、接続部37側に延出した構成となっており、両側部材36Bは中央部材36Aに対して弾性変形可能な構成となっている。両側部材36Bは、無負荷状態では空洞部34の幅よりも外方に位置するように構成され、両側方向からの負荷によって中央部材36A側に弾性変形する。また、両側部材36Bは、両側方向からの負荷が加わった状態では空洞部34の幅内に位置する。両側部材36Bが空洞部34の孔34Aに位置した状態で、雄型バックル30Cが連結部30Bに連結された状態となる。
接続部37は、長孔37Aと、この長孔37Aを長手方向に仕切るブリッジ37Bとを備えている。長孔37Aはブリッジ37Bによって二つの開口部を形成する。長孔37Aは、雄型バックル30Cが連結部30Bに連結された状態において、第1の開口部31Aと平行となるように配置されている。接続部37の突起部36側は、面状板部33Bの端部における凹状湾曲部に対応する凸状湾曲部によって雄側当接面37Cを形成している。この雄側当接面37Cの角37Dは曲面によって構成されたテーパ形状となっている。
本実施例によれば、前側耳紐21Aの保持を、第1のガイド溝32Aと第2のガイド溝32Bによって行い、前側耳紐21Aは第1のガイド溝32Aと第2のガイド溝32Bとに沿って所定角度を持って保持されるため、前側耳紐21Aにねじれを生じることが無い。
また本実施例によれば、第1のガイド溝32Aと第2のガイド溝32Bの底面がそれぞれ傾斜しているため、第1の開口部31AでV字状に折り曲げられる前側耳紐21Aは、扇部30Aを挟み込むように配置されるため、第1のバックル30と前側耳紐21Aとの位置ずれが生じにくい。
また本実施例では、一方の面状板部33Aの端部を、他方の面状板部33Bの端部よりも突出させているので、雄型バックル30Cの連結部30Bへの挿入が容易となる。
なお、本実施例においては、雄側当接面37Cの角37Dをテーパ形状としているが、面状板部33Bの端部の角をテーパ形状としてもよい。このように、連結部30Bと雄型バックル30Cとが当接する雄側当接面37Cの角37D及び面状板部33Bの端部の角の少なくとも一方をテーパ形状とすることで、雄側当接面37Cの角37Dと、雌側当接面となる面状板部33Bの端部の角とが当接しないために、肉ばさみを防止することができる。
次に、図7から図9を用いて第2のバックル40について説明する。
第2のバックル40の一端側には耳紐21、22を保持する扇部40Aを形成し、第2のバックル40の他端側には顎紐23を保持する連結部40Bを形成している。
扇部40Aには、連結部40B側に第1の開口部41Aを、連結部40Bと反対側に第2の開口部41B及び第3の開口部41Cを形成している。第2の開口部41Bから第1の開口部41Aまでの間には前側耳紐22Aを規制する第1のガイド溝42Aを形成し、第1の開口部41Aから第3の開口部41Cまでの間には前側耳紐22Aを規制する第2のガイド溝42Bを形成している。第1のガイド溝42Aは扇部40Aの一方の面に配置し、第2のガイド溝42Bは扇部40Aの他方の面に配置し、第1のガイド溝42Aと第2のガイド溝42Bとは所定角度を持って配置している。第1のガイド溝42Aの底面は、第1の開口部41Aから第2の開口部41Bに向かって、扇部40Aの他方の面側に傾斜しており、第2のガイド溝42Bの底面は、第1の開口部41Aから第3の開口部41Cに向かって、扇部40Aの一方の面側に傾斜している。
前側耳紐22Aは、第2の開口部41Bに挿通された後に、第1の開口部41Aで折り返して、第3の開口部41Cに挿通される。
連結部40Bは、第1の開口部41Aと平行に形成した第4の開口部47Aによって構成したものである。
本実施例によれば、第1の開口部41Aと第4の開口部47Aを用いて顎紐23を保持することができる。
本実施例によれば、前側耳紐22Aの保持を、第1のガイド溝42Aと第2のガイド溝42Bによって行い、前側耳紐22Aは第1のガイド溝42Aと第2のガイド溝42Bとに沿って所定角度を持って保持されるため、前側耳紐22Aにねじれを生じることが無い。
また本実施例によれば、第1のガイド溝42Aと第2のガイド溝42Bの底面がそれぞれ傾斜しているため、第1の開口部41AでV字状に折り曲げられる前側耳紐22Aは、扇部40Aを挟み込むように配置されるため、第2のバックル40と前側耳紐22Aとの位置ずれが生じにくい。
次に、図10と図11を用いて長さ調整部50について説明する。
長さ調整部50は、長孔51と、この長孔51を長手方向に仕切るブリッジ52とを備えている。長孔51はブリッジ52によって二つの開口部を形成する。長さ調整部50は、ブリッジ52を稜線とする山形形状に湾曲させている。このように山形形状に湾曲させることで耳紐21、22を滑りにくくすることができる。
長さ調整部50は、図1に示すように、第1のバックル30に保持される前側耳紐21Aと後側耳紐21Bとの連結部、図2に示すように、第2のバックル40に保持される前側耳紐22Aと後側耳紐22Bとの連結部にそれぞれ設けている。本実施例によれば、長さ調整部50によって一対の耳紐21、22を独立して長さ調整できるため、フィット感に優れている。
以上のように本実施例によれば、バックル30、40における耳紐21、22の保持を、第1のガイド溝32A、42Aと第2のガイド溝32B、42Bによって行い、耳紐21、22は第1のガイド溝32A、42Aと第2のガイド溝32B、42Bとに沿って所定角度を持って保持されるため、耳紐21、22にねじれを生じることが無い。
また、本発明によれば、2つのバックル30、40をそれぞれ耳下位置に配置することで肉ばさみを防止することができる。
なお、上記実施例においては、ヘルメットの耳紐及び顎紐で説明したが、一方の帯状の紐と他方の帯状の紐とを連結する帯紐用バックルとして用いることもできる。
帯紐用バックルとして用いる場合には、上記実施例における耳紐21、22を一方の紐とし、顎紐23を他方の紐とする。なお、帯紐用バックルの構成自体は、上記実施例で説明した第1のバックル30又は第2のバックル40と同一であるので説明を省略する。
本発明のヘルメットは、建築作業や土木作業などの工事現場における頭部保護用のヘルメット、オートバイなどの車両用のヘルメット、火災や地震などの震災時における頭部防護用のヘルメットに利用することができる。また本発明の帯紐用バックルは、ヘルメットの耳紐と顎紐との連結以外に、シートベルトにも適用できる。
10 ヘルメット
11 帽体
21、22 耳紐
23 顎紐
30 第1のバックル
30A 扇部
30B 連結部
31A 第1の開口部
31B 第2の開口部
31C 第3の開口部
32A 第1のガイド溝
32B 第2のガイド溝
33A、33B 面状板部
34 空洞部
34A 孔
35 押圧部材
36A 中央部材
36B 両側部材
37 接続部
37C 雄側当接面
37D 角
40 第2のバックル
40A 扇部
40B 連結部
41A 第1の開口部
41B 第2の開口部
41C 第3の開口部
42A 第1のガイド溝
42B 第2のガイド溝
47A 第4の開口部
50 長さ調整部

Claims (12)

  1. 金属やプラスチック材などの硬質材で形成される帽体と、前記帽体の内周面に両端を連結する一対の耳紐と、一対の前記耳紐を連結する顎紐とを備え、前記耳紐及び前記顎紐が帯状であるヘルメットであって、
    前記耳紐と前記顎紐とをバックルによって連結し、
    前記バックルの一端側には前記耳紐を保持する扇部を形成し、
    前記バックルの他端側には前記顎紐を保持する連結部を形成し、
    前記扇部には、前記連結部側に第1の開口部を、前記連結部と反対側に第2の開口部及び第3の開口部を形成し、
    前記耳紐は、前記第2の開口部に挿通された後に、前記第1の開口部で折り返して、前記第3の開口部に挿通され、
    前記第2の開口部から前記第1の開口部までの間には前記耳紐を規制する第1のガイド溝を形成し、
    前記第1の開口部から前記第3の開口部までの間には前記耳紐を規制する第2のガイド溝を形成し、
    前記第1のガイド溝を前記扇部の一方の面に配置し、
    前記第2のガイド溝を前記扇部の他方の面に配置し、
    前記第1のガイド溝と前記第2のガイド溝とを所定角度を持って配置したことを特徴とするヘルメット。
  2. 前記第1のガイド溝の底面を、前記第1の開口部から前記第2の開口部に向かって、前記扇部の他方の前記面側に傾斜させ、前記第2のガイド溝の底面を、前記第1の開口部から前記第3の開口部に向かって、前記扇部の一方の前記面側に傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載のヘルメット。
  3. 前記連結部を、一方の面状板部と他方の面状板部との間に形成される空洞部と、前記空洞部の両端に配置される押圧部材とによって雌型連結部とし、前記雌型連結部に連結される雄型バックルに前記顎紐を保持し、一方の前記面状板部の端部を、他方の前記面状板部の端部よりも突出させたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヘルメット。
  4. 前記雌型連結部と前記雄型バックルとが当接する雌側当接面の角又は雄側当接面の角をテーパ形状としたことを特徴とする請求項3に記載のヘルメット。
  5. 前記連結部を、前記第1の開口部と平行に形成した第4の開口部によって構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のヘルメット。
  6. 金属やプラスチック材などの硬質材で形成される帽体と、前記帽体の内周面に両端を連結する一対の耳紐と、一対の前記耳紐を連結する顎紐とを備え、前記耳紐及び前記顎紐が帯状であるヘルメットであって、
    前記耳紐と前記顎紐とをバックルによって連結し、
    前記バックルの一端側には前記耳紐を保持する扇部を形成し、
    前記バックルの他端側には前記顎紐を保持する連結部を形成し、
    前記扇部には、前記連結部側に第1の開口部を、前記連結部と反対側に第2の開口部及び第3の開口部を形成し、
    前記耳紐は、前記第2の開口部に挿通された後に、前記第1の開口部で折り返して、前記第3の開口部に挿通され、
    前記第2の開口部から前記第1の開口部までの間には前記耳紐を規制する第1のガイド溝を形成し、
    前記第2の開口部から前記第3の開口部までの間には前記耳紐を規制する第2のガイド溝を形成し、
    前記第1のガイド溝を前記扇部の一方の面に配置し、
    前記第2のガイド溝を前記扇部の他方の面に配置し、
    前記第1のガイド溝と前記第2のガイド溝とを所定角度を持って配置し、
    前記バックルとして、一方の前記耳紐と前記顎紐の一端を連結する第1のバックルと、他方の前記耳紐と前記顎紐の他端を連結する第2のバックルとで構成し、
    前記第1のバックルにおける前記連結部を、一方の面状板部と他方の面状板部との間に形成される空洞部と、前記空洞部の両端に配置される押圧部材とによって雌型連結部とし、
    前記第2のバックルにおける前記連結部を、前記第1の開口部と平行に形成した第4の開口部によって構成したことを特徴とするヘルメット。
  7. 前記第1のバックルに保持される前記耳紐に第1の長さ調整部を、前記第2のバックルに保持される前記耳紐に第2の長さ調整部をそれぞれ設けたことを特徴とする請求項6に記載のヘルメット。
  8. 一方の帯状の紐と他方の帯状の紐とを連結する帯紐用バックルであって、
    一端側には一方の前記紐を保持する扇部を形成し、
    他端側には他方の前記紐を保持する連結部を形成し、
    前記扇部には、前記連結部側に第1の開口部を、前記連結部と反対側に第2の開口部及び第3の開口部を形成し、
    一方の前記紐は、前記第2の開口部に挿通された後に、前記第1の開口部で折り返して、前記第3の開口部に挿通され、
    前記第2の開口部から前記第1の開口部までの間には一方の前記紐を規制する第1のガイド溝を形成し、
    前記第1の開口部から前記第3の開口部までの間には一方の前記紐を規制する第2のガイド溝を形成し、
    前記第1のガイド溝を前記扇部の一方の面に配置し、
    前記第2のガイド溝を前記扇部の他方の面に配置し、
    前記第1のガイド溝と前記第2のガイド溝とを所定角度を持って配置したことを特徴とする帯紐用バックル。
  9. 前記第1のガイド溝の底面を、前記第1の開口部から前記第2の開口部に向かって、前記扇部の他方の前記面側に傾斜させ、前記第2のガイド溝の底面を、前記第1の開口部から前記第3の開口部に向かって、前記扇部の一方の前記面側に傾斜させたことを特徴とする請求項8に記載の帯紐用バックル。
  10. 前記連結部を、一方の面状板部と他方の面状板部との間に形成される空洞部と、前記空洞部の両端に配置される押圧部材とによって雌型連結部とし、前記雌型連結部に連結される雄型バックルに他方の前記紐を保持し、一方の前記面状板部の端部を、他方の前記面状板部の端部よりも突出させたことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の帯紐用バックル。
  11. 前記雌型連結部と前記雄型バックルとが当接する雌側当接面の角又は雄側当接面の角をテーパ形状としたことを特徴とする請求項10に記載の帯紐用バックル。
  12. 前記連結部を、前記第1の開口部と平行に形成した第4の開口部によって構成したことを特徴とする請求項8又は請求項9に記載の帯紐用バックル。
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