JP2001271217A - 安全帽及びその顎紐ユニット - Google Patents
安全帽及びその顎紐ユニットInfo
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- JP2001271217A JP2001271217A JP2000076136A JP2000076136A JP2001271217A JP 2001271217 A JP2001271217 A JP 2001271217A JP 2000076136 A JP2000076136 A JP 2000076136A JP 2000076136 A JP2000076136 A JP 2000076136A JP 2001271217 A JP2001271217 A JP 2001271217A
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Abstract
り付ける。 【解決手段】 ヘッドバンド34の左右側にはそれぞれ
耳掛け紐36が略V字状にホック37を介して取り付け
られており、更にこれらの耳掛け紐36には係止部材3
8がそれぞれ挿通されている。この係止部材38は合成
樹脂材から成り、耳掛け紐36を挿通するための2つの
スリットが設けられ、これらのスリット間には移動可能
なバーが設けられ、耳掛け紐36はスリットを通しバー
を巻くようにして別のスリットに潜り抜けて折り返され
ている。係止部材38の他側には、顎紐39を取り付け
るための別のスリットが設けられており、このスリット
には顎紐39が挿通され、顎紐39はボタン41を用い
て固定されている。
Description
めに使用される安全帽及びその顎紐ユニットに関するも
のである。
て、労働安全基準法や社内規定等によってその着用が義
務付けられている。この種の安全帽は、図5に示す特開
平10−121316号公報に記載されているように、
頭部を覆う帽体1の内部には、環紐2、ハンモック3及
びヘッドバンド4から成る着装体5が配置され、ヘッド
バンド4が帽体1の複数個のブラケット1aにおいて固
定されることにより、着装体5が帽体1に取り付けられ
ている。ヘッドバンド4の左右側にはそれぞれ耳掛け紐
6が取り付けられ、図6に示すように耳掛け紐6には取
付部6aとして平テープ7の両端を縫い糸8により縫い
付け、耳掛け紐6と平テープ7の間の挿通部9に顎紐1
0を挿通してボタン11で止めるようになっている。
来の固定式の安全帽においては、次のような問題点があ
る。
れた耳掛け紐6の挿通部9の位置が不適当である。
が捻れたり、丸まって顔の側面に刺激的に当接し不快感
が生ずる。
通部9の位置を変えた耳掛け紐6が必要となり、部品管
理が煩雑となる。
度が高いが、顎紐10を耳掛け紐6と平テープ7の間の
挿通部9に挿通することが面倒であるため、顎紐10を
交換する際に顎紐10を挿通部9に挿通せずに使用して
しまう虞れがあり、脱げ防止機能の役目を果たさなくな
る危険性がある。
し、脱げ防止機能を向上させ、耳掛け紐、顎紐が使い易
く、感触が良い安全帽及びその顎紐ユニットを提供する
ことにある。
の本発明に係る安全帽は、頭部を覆う帽体と、該帽体内
にあって該帽体を頭部に保持する着装体とを備え、前記
帽体又は前記着装体の左右側に別々に係止部材を挿通し
た耳掛け紐をV字状に取り付け、前記係止部材を介して
前記耳掛け紐同士を連結するように顎紐を取り付け、前
記耳掛け紐は前記係止部材に設けたスリットに挿通して
折り返し、前記係止部材の他端に前記顎紐を取り付けた
ことを特徴とする。
は、一対の耳掛け紐と、これらの耳掛け紐を係止部材を
介して連結する顎紐とから成り、前記耳掛け紐の計4個
の端部をそれぞれ帽体又は着装体に対してホックにより
着脱自在とすると共に、前記耳掛け紐に係止部材を挿通
し、該係止部材のスリットに前記耳掛け紐を挿通して折
り返し、前記係止部材の他端に前記顎紐を取り付けたこ
とを特徴とする。
例に基づいて詳細に説明する。図1は安全帽を着用した
状態の断面図を示し、頭部を覆う帽体31の内部には、
環紐32、ハンモック33及びヘッドバンド34から成
る着装体35が配置され、ヘッドバンド34が帽体31
の複数個のブラケット31aにおいて固定されることに
より、着装体35が帽体31に取り付けられている。ヘ
ッドバンド34の左右側には、それぞれ耳掛け紐36が
略V字状にホック37を介して取り付けられており、更
にこれらの耳掛け紐36には係止部材38がそれぞれ挿
通されている。2つの係止部材38間には顎紐39が取
り付けられ、顎紐39にはその長さを調整するための長
さ調整部材としてスライドバックル40が設けられてい
る。
図を示しており、この係止部材38は合成樹脂材から成
り、耳掛け紐36を挿通するためのスリット38a、3
8bが設けられ、これらのスリット38a、38bの間
には移動可能なバー38cが設けられ、更にスリット3
8aの縁部には鋸歯部38dが設けられている。耳掛け
紐36はスリット38aを通し、バー38cを巻くよう
にしてスリット38bに潜り抜けて折り返されている。
係止部材38の他側には、顎紐39を取り付けるための
スリット38eが設けられており、スリット38eには
顎紐39が挿通され、顎紐39はボタン41を用いて固
定されている。
し、耳掛け紐36を耳部に掛け、顎紐39を顎に掛け、
スライドバックル40を用いて顎紐39の長さを調節し
締め付けることにより、帽体31を頭部に保持すること
ができる。
バー38cが移動して耳掛け紐36は鋸歯部38dに押
圧され喰い込み、係止部材38の耳掛け紐36に対する
移動が防止される。また、耳掛け紐36を係止部材38
に対して緩めることにより、係止部材38の位置を耳掛
け紐36に沿って任意に移動させることができる。
6に挿通した係止部材38を帽体31又はヘッドバンド
14の水平面のおよそ中心を左右に横切る鉛直面内に位
置するようにすれば、顎紐39は耳掛け紐36を介して
ヘッドバンド34の前後を均等な力で引き付けることが
でき、帽体31の前後方向への回転抑止力を向上させる
ことが可能となる。また、係止部材38の位置が中心で
は不適当な人は係止部材38の耳掛け紐36に対する位
置を調整することができる。
部材38を図4に示すようなバックル51、52から成
るワンタッチ式係止部材53に変更することにより、バ
ックル52の押圧部52aを押圧することにより、耳掛
け紐36に対し顎紐39を容易に分離することができ、
安全帽の着脱を容易に行うことができる。
により固定もできるが、係止部材38に対し実施例のよ
うにボタン41等を用いて取り外しできるようにした方
が、汚れ易い顎紐39を容易に交換することができる。
ル40を用いて、顎紐39の長さを調節したが、必ずし
もスライドバックル40を用いることなく、係止部材3
8、52に取り付けた顎紐39の折り返し長さを調整す
ることにより行ってもよい。
又は52、1本の顎紐39を、顎紐ユニットとすれば、
この顎紐ユニットを安全帽に対し容易に交換することが
できる。
及びその顎紐ユニットは、耳掛け紐に対する顎紐の取付
部に係止部材を用い、使用時に係止部材が移動すること
なく、必要に応じて使用者が自ら係止部材の位置を調整
することができる。また、係止部材の位置を調整するこ
とができるため、多種の安全帽において同一の耳掛け紐
を使用することができる利点がある。更には、係止部材
を用いたことにより耳掛け紐の顎紐との取付部における
捻れや、丸まりを防止でき、装着時の不快感を解消する
こともできる。また顎紐ユニットは、一対の耳掛け紐と
これらの耳掛け紐を係止部材を介して連結する顎紐とか
ら成るので、顎紐が容易に交換できるし、交換の際にお
いても係止部材を用いたことにより、顎紐を耳掛け紐の
誤った位置に取り付けることを防止することができる。
Claims (6)
- 【請求項1】 頭部を覆う帽体と、該帽体内にあって該
帽体を頭部に保持する着装体とを備え、前記帽体又は前
記着装体の左右側に別々に係止部材を挿通した耳掛け紐
をV字状に取り付け、前記係止部材を介して前記耳掛け
紐同士を連結するように顎紐を取り付け、前記耳掛け紐
は前記係止部材に設けたスリットに挿通して折り返し、
前記係止部材の他端に前記顎紐を取り付けたことを特徴
とする安全帽。 - 【請求項2】 前記係止部材は合成樹脂製とした請求項
1に記載の安全帽。 - 【請求項3】 前記2つの係止部材の内の少なくとも一
方は、前記顎紐をワンタッチで着脱自在に取り付けるよ
うにした請求項1に記載に安全帽。 - 【請求項4】 前記顎紐はその長さを調整する長さ調整
部材を取り付けた請求項1に記載の安全帽。 - 【請求項5】 前記係止部材は前記耳掛け紐における位
置を調整可能とした請求項1に記載の安全帽。 - 【請求項6】 一対の耳掛け紐と、これらの耳掛け紐を
係止部材を介して連結する顎紐とから成り、前記耳掛け
紐の計4個の端部をそれぞれ帽体又は着装体に対してホ
ックにより着脱自在とすると共に、前記耳掛け紐に係止
部材を挿通し、該係止部材のスリットに前記耳掛け紐を
挿通して折り返し、前記係止部材の他端に前記顎紐を取
り付けたことを特徴とする安全帽の顎紐ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000076136A JP3776282B2 (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 安全帽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000076136A JP3776282B2 (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 安全帽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001271217A true JP2001271217A (ja) | 2001-10-02 |
JP3776282B2 JP3776282B2 (ja) | 2006-05-17 |
Family
ID=18593920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000076136A Expired - Fee Related JP3776282B2 (ja) | 2000-03-17 | 2000-03-17 | 安全帽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3776282B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011052349A (ja) * | 2009-09-02 | 2011-03-17 | Tanizawa Seisakusho Ltd | ヘルメット及び帯紐用バックル |
JP2018061807A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 昭和第一産業株式会社 | 枕や布団・座席等に装着可能な磁気カバー |
-
2000
- 2000-03-17 JP JP2000076136A patent/JP3776282B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2018061807A (ja) * | 2016-10-14 | 2018-04-19 | 昭和第一産業株式会社 | 枕や布団・座席等に装着可能な磁気カバー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3776282B2 (ja) | 2006-05-17 |
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