JP2011050324A - シャーレ自動供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】リブ付きのシャーレを安定して切り出せるシャーレ自動供給装置を安価に提供すること。
【解決手段】シャーレ群Pが垂直方向に移動可能となるようにシャーレ群Pを囲繞するマガジン2aと、マガジン2aの下方に配置され、シャーレ群Pを下方から支えるシャーレ支え部3と、マガジン2aの下端とシャーレ支え部3との間に設けられ、シャーレ群Pの最下段のシャーレが水平方向に1枚だけ通過可能な開口部4と、シャーレ群Pの最下段のシャーレをシャーレ支え部3から受け取り、水平方向に移動することにより、最下段のシャーレを開口部4を通過させて切り出す切り出しプレート9とを有するシャーレ自動供給装置である。切り出しプレート9は、切り出し方向の後方側に最下段のシャーレの側面と接する押し部9aを有し、かつ、切り出し方向に対して上向きに4度以上20度以下の傾斜角度θをもって配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、おもに微生物の臨床検査に使用する、自動検体塗布装置や自動ラベリング装置、自動分注機のシャーレ供給部として組み込まれるシャーレ自動供給装置に関する。
微生物の臨床検査において、シャーレ又はペトリ皿と呼ばれる容器に充填した、寒天、ゼラチン等の固形培地に微生物を含んだ検体を塗布、もしくは分注し、培養することが行われている。上記の臨床検査の前処理工程(検体塗布、検体分注、管理のためのラベル貼りなど)や、培養後の自動菌種判定などに用いる自動装置には、複数のシャーレを積み重ねたシャーレ群を収納したマガジンから、自動でシャーレを1枚ずつ切り出して次工程の処理を行う位置まで搬送するシャーレ自動供給装置が組み込まれている。
その一例として、特許文献1には、シャーレ群が筒状のマガジン内に収納され、かつ、前記シャーレ群の最下段に位置するシャーレが前記マガジンの最下部に設けられたシャーレ支え部材により支持されており、前記最下段に位置するシャーレの支持盤(SUPPORT TRAY)が下から上昇してきて、前記最下段のシャーレを受け取り、水平方向へ移動してシャーレを次工程の処理を行う位置まで搬送するシャーレ培地分注画線装置が開示されている。
また、特許文献2には、シャーレを個別に格納する格納棚の最下段のシャーレを水平方向に押し出す押し出し板を備えると共に、処理作業後のシャーレを再び格納箱へ戻す駆動装置を備えたコロニー数計測装置が開示されている。
国際公開第2008/083439号 特開平9−121837号公報
従来のシャーレ自動供給装置においては、シャーレを1枚ずつ水平方向に切り出して搬送することから、シャーレ本体の底面及び蓋の上面が平滑な平面となっているシャーレを取り扱うことが前提となっている。
ところが、臨床検査の前処理工程や、培養後の自動菌種判定等の終了後のシャーレは、通常数十枚単位で、裸の状態(シャーレの側面を支持していない状態)で積み重ねて保管されることが多く、安定性にかける面があったことから、積み重ねたシャーレが容易に倒れることはないよう、シャーレ本体の底面に円環状の本体リブが形成を形成すると共に、蓋の上面に円環状の蓋リブを形成したものが多用されるようになっている。
その具体例を図8に示す。図8に示すシャーレ1は、シャーレ本体1aと、このシャーレ本体1aを上方から覆う蓋1cとからなる。シャーレ本体1aの底面には円環状の本体リブ1bが形成され、蓋1cの上面には円環状の蓋リブ1dが形成されている。図8の例では、蓋リブ1dが本体リブ1bより大きい半径を有する。この本体リブ1b及び蓋リブ1dの半径差により、シャーレ1を垂直方向に積み重ねると、下段側のシャーレの蓋リブ1dと上段側のシャーレの本体リブ1bとが嵌り合い、上下のシャーレは水平方向の位置がずれないようになる。
ここで、シャーレの本体リブ及び蓋リブの形状はシャーレメーカーによって様々であり、中には、図8(a)及び(b)に示すようにシャーレ本体1aの淵の角が立っているものがあり、こういったタイプは、図8(c)のタイプに比べ、脱着の容易性を損なわない程度ではあるが、本体リブ1bと蓋リブ1dの嵌り合いが強くなる。一方、検査を行う検査センターには、検査内容に応じたシャーレメーカーを使いたいという要望があり、図8(a)〜(c)のタイプを検査内容に応じて使い分ける必要がでてくる。
このように下段側のシャーレの蓋リブと上段側のシャーレの本体リブとが嵌り合うようにして垂直方向に複数積み重ねたシャーレ群から1枚ずつシャーレを切り出すにあたり、上記特許文献1のように、最下段に位置するシャーレに直接水平方向の力を与えて切り出し搬送する場合を考えると、切り出すシャーレの蓋リブとその直上のシャーレの本体リブがシャーレ自重により強固に嵌り合って切り出すことができず、装置停止や、シャーレ破損につながる。また、シャーレ毎の切り出しに要する力が安定せず、また、上述のようにシャーレの種類によってリブの嵌り合いの強さが異なることから、その切り出しに要する力の変動分を見越した余分な動力を有する切り出し手段を選定せざるを得ず、コスト高となる。
このようなリブの嵌り合いの影響を回避するには、シャーレ群の最下段に位置するシャーレの直上に位置するシャーレを予めエアチャックなどで挟み、その上のシャーレ群全体を支えつつ、最下段に位置するシャーレを垂直方向下方へ移動させた後、水平移動させて、次工程へ搬送する方式で対応できるものの、シャーレ群を把持するための動力機構が必要となり、その分装置が複雑になり、コストアップにつながる。
一方、上記特許文献2では、シャーレを格納箱に個々に格納していることからリブの影響はないものの、シャーレの格納箱への格納あるいは取り出しに手間が掛かり、作業効率の向上に問題がある。また、格納箱にシャーレを個々に格納する構造が必要となることから、コストアップにつながる。
以上より、本発明が解決しようとする課題は、シャーレの種類に依らず、シャーレのリブの嵌り合いによる切り出しミスをなくし、複数のシャーレを積み重ねたシャーレ群から1枚のシャーレを直接水平方向へ安定して切り出すことを可能にしたシャーレ自動供給装置を安価に提供することにある。
本発明は、底面に円環状の本体リブが形成されたシャーレ本体と、上面に円環状の蓋リブが形成され、前記シャーレ本体を上方から覆う蓋とからなるシャーレを、下段側のシャーレの蓋リブと上段側のシャーレの本体リブとが嵌り合うようにして垂直方向に複数積み重ねたシャーレ群から、1枚ずつシャーレを切り出して搬送するシャーレ自動供給装置であって、シャーレ群が垂直方向に移動可能となるように前記シャーレ群を囲繞するマガジンと、前記マガジンの下方に配置され、前記シャーレ群を下方から支えるシャーレ支え部と、前記マガジンの下端と前記シャーレ支え部との間に設けられ、前記シャーレ群の最下段のシャーレが水平方向に1枚だけ通過可能な開口部と、前記シャーレ群の最下段のシャーレを前記シャーレ支え部から受け取り、水平方向に移動することにより、前記最下段のシャーレを前記開口部を通過させて切り出す切り出しプレートとを有し、前記シャーレ支え部は、前記最下段のシャーレを前記切り出しプレートに移して切り出す際に前記切り出しプレートと干渉しないように、前記切り出しプレートによる切り出し方向に対して左右に隔てた少なくとも2つの部材で構成し、前記切り出しプレートは、前記切り出し方向の後方側に前記最下段のシャーレの側面と接する押し部を有し、かつ、前記切り出し方向に対して上向きに4度以上20度以下の傾斜角度θをもって配置されていることを特徴とするものである。
このように、切り出し部プレートを上向きに4度以上20度以下の傾斜角度θをもって配置したことで、切り出しプレートによる最下段のシャーレの切り出しが上向きの傾斜角度θをもって行われるので、最下段のシャーレとその直上のシャーレとの間にそれらのリブの嵌り合いを外す作用が働き、シャーレ群から小さい水平方向力のみで最下段のシャーレを切り出すことができる。
この本願発明のシャーレ自動供給装置において、切り出しプレートの傾斜角度θは4度以上10度以下とすることが好ましい。このように傾斜角度の上限を10度とすることで、最下段のシャーレに載るシャーレ群の傾きが抑えられ、切り出しプレートが上昇してシャーレ群をシャーレ支えから浮かす時や、切り出し直後のマガジン内のシャーレ群の挙動が安定する。
本発明によれば、シャーレ群の最下段のシャーレを切り出す際に、最下段のシャーレとその直上のシャーレとの間にそれらのリブの嵌り合いを外す作用が働き、シャーレ群から小さい水平方向力のみで最下段のシャーレを切り出すことができる。したがって、シャーレの種類に依らず、シャーレのリブの嵌り合いによる切り出しミスを無くし、シャーレ群から1枚のシャーレを直接水平方向へ安定して切り出すことができる。
また、装置構成自体は簡単であり、切り出しのための水平方向力も小さくて済むので、シャーレ自動供給装置を安価に提供することができる。
本発明のシャーレ自動供給装置の正面概略図である。 図1のシャーレ自動供給装置の平面概略図である。 シャーレ群の正面概略図である。 本発明のマガジンと切り出しプレートの位置関係説明図である。(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図である。 図4のA−A断面における本発明のシャーレ切り出し過程説明図である。(a)は切り出し前のマガジン開口部周辺、(b)は切り出しプレート上昇完了時、(c)は切り出しプレート水平移動開始時、(d)はリブの嵌り合い解除時を示す。 本発明のマガジンの他の実施形態図である。(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は平面図である。 図6に示すマガジンでのシャーレ切り出し開始時の説明図である。 シャーレのリブ形状の説明図であって、(a)はシャーレ本体側壁の延長部で底面部より突出した状態でリブを設けた例、(b)はシャーレ本体側壁の延長部より内方の底面部にリブを設けた例、(c)はシャーレ本体、蓋とも垂直に近い側壁を形成し、そのシャーレ本体側壁の延長部より内方の底面部にリブを設けた例である。なお、(a)、(b)のシャーレ本体側壁の傾きは(c)との比較から強調して示す。
本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1及び図2に本発明のシャーレ自動供給装置Aを示す。図1において、複数のシャーレ1を垂直方向に積み重ねたシャーレ群Pを囲繞して収納するマガジン2a〜2dが直線上に並列に配置されている。各マガジン2a〜2dの下端高さは切り出し方向に対して後方にあるほど(図1では左側)低くし、シャーレ搬送手段Bの移動を阻害しないようにしている。
各マガジン2a〜2d内のシャーレ群Pは、図3に示すように、複数のシャーレ1を蓋1bを上にして積み重ねて構成されている。すなわち、シャーレ1は、図8でも説明したとおり、シャーレ本体1aと、このシャーレ本体1aを上方から覆う蓋1cとからなり、シャーレ本体1aの底面には円環状の本体リブ1bが形成され、蓋1cの上面には円環状の蓋リブ1dが形成されている。蓋リブ1dが本体リブ1bより大きい半径を有し、この半径差により、シャーレ1を垂直方向に積み重ねると、下段側のシャーレの蓋リブ1dと上段側のシャーレの本体リブ1bとが嵌り合い、上下のシャーレは水平方向の位置がずれないようになる。
このようなシャーレ群Pが、各マガジン2a〜2dに囲繞され収納されている。図1及び図2ではマガジンを4つ設けたが、マガジンの数は必要なシャーレ枚数に応じて設定する。なお、個々のマガジン2a〜2dは同一構成であり、以下、マガジン2aを例として説明する。
マガジン2aは、図1及び図2に示すような、1面に垂直方向の開口部を設け、他の3面を壁板で囲繞した4角筒体とするか、図6に示すような、シャーレ群Pの側面の3ないし4箇所を支持する縦材・棒材等のマガジン支柱12を支持材として配置した誘導枠体とするか、円筒体として形成する。何れの場合も、シャーレ群Pの側面が接触しない程度の間隔(4角筒体や誘導枠体におけるその囲繞空間の中心を通る仮想円の中心を通る直径をシャーレの直径より大きめとした寸法)として、シャーレ群Pを円滑に収納できるやや大きい直径として、シャーレ群Pの安定性を担保すると共に、シャーレ群Pを垂直方向に移動可能としてシャーレの切り出しを円滑なものとしている。
マガジン2aの下方には、シャーレ支え部3が設けられており、マガジン2a内のシャーレ群Pを下方から支えている。シャーレ支え部3は図4(b)及び(c)に示すように、切り出し方向に対して左右に分割して設けられている。また、図4(c)に示すように、マガジン2aの下端とシャーレ支え部3との間であって切り出し方向を向く側には、シャーレ群Pのうち、最下段のシャーレ1xが1枚だけ通れるような開口部4が設けられている。この最下段のシャーレ1xの切り出し時には、最下段のシャーレ1xより上に位置するシャーレ群Pはマガジン2aの内周面に接触し、その移動を阻まれる。
シャーレ搬送手段Bは、水平方向及び垂直方向に移動可能に設けられている。シャーレ搬送手段Bには既知の搬送手段を用いれば良く、例えば図1及び図2に示すように、垂直方向をそのロッドの上端部に切り出しプレート9を固定した電動シリンダー5で行い、水平方向移動のため、電動シリンダー5をレール6に移動可能に設けてタイミングベルト7と固定し、タイミングベルト7がプーリ7aを介して図2に示すサーボモータ8にて駆動するようにする。このサーボモータ8及び電動シリンダー5をプログラムで制御し、シャーレ搬送手段Bに設けた切り出しプレート9でシャーレの切り出しを自動で行う。
なお、切り出したシャーレをシャーレ搬送手段Bから次工程の処理位置へ搬送するには、既知の移載手段を用いれば良く、次工程でのシャーレの姿勢に合わせる必要があるが、例えば図2に示すように次工程が切り出し方向へ向かって直交方向にある場合は、スライドシリンダー10のスライダーにシャーレ移動腕11aを設けたシャーレ移載部11を設け、切り出しプレート9に載ったシャーレを次工程につながるシュート11bへ払いだすようにする。
本発明のシャーレ自動供給装置において切り出しプレート9は、図4及び図5に示すように、切り出し方向に対して上向きに4度以上20度以下の傾斜角度θをもって配置されている。また、切り出しプレート9には、切り出し方向の後方側に最下段のシャーレ1xの側面を押すための押し部9aが設けられている。この押し部9aの高さは最下段のシャーレ1xの側面のみ(好ましくは蓋の側面のみ)に接するように設定する。これにより、最下段のシャーレ1xのみに水平方向の切り出し力を与え、図4に示すように、マガジン2a内のシャーレ群Pから最下段のシャーレ1xのみを切り出しプレート9に載せて水平方向へ切り出すことができる。その要領を図5に示すシャーレ切り出し手順に沿って説明する。
第一に、マガジン2a内に複数枚のシャーレ1が収納され、そのシャーレ群Pの最下段に位置するシャーレ1xがシャーレ支え部3によって支えられることによってシャーレ群P全体が支えられる。図5(a)に示すように、シャーレ切り出し命令を受けたシャーレ搬送手段Bによって、切り出しプレート9がマガジン2a(予め、マガジン2a〜2dの順を決めておく。)の直下に移動する。
第二に、図5(b)に示すように、切り出しプレート9がシャーレ支え部3よりわずかに高い位置まで電動シリンダー5のロッドの伸長駆動により上昇して最下段のシャーレ1xを上方へ押し上げ、マガジン2a内のシャーレ群P全体をシャーレ支え部3からわずかに浮かして支持する。このとき、最下段のシャーレ1xからその直上のシャーレ1yの自重による反力が直上のシャーレ1yのほぼ重心位置に作用している。また、切り出しプレート9が傾いているため、直上のシャーレ1yより上に積載されたシャーレ群Pはマガジン2aの切り出し方向後方側の内周面に寄りかかり、最下段のシャーレ1xから直上のシャーレ1yへ、シャーレ群Pの重量による反力が直上のシャーレ1yの重心位置より切り出し方向前方側へずれて作用している。
第三に、その状態のまま、シャーレ搬送手段Bのサーボモータ8を駆動することで、そのタイミングベルト7に固定された電動シリンダー5が水平方向へ移動し始めることで、図5(c)に示すように、切り出しプレート9が水平方向へ(図では右方向)移動し、切り出しプレート9に設けた押し部9aが最下段のシャーレ1xを押す。このとき、最下段のシャーレ1xの上に載っている直上のシャーレ1yは、最下段のシャーレ1xの蓋リブ1d(図3参照)を介して水平方向の力を受ける。また、直上のシャーレ1yが切り出しプレート9の傾斜角度θによって傾いているため、マガジン2aの内周面に対して傾斜角度θを有し、直上のシャーレ1yがマガジン2aの内周面を切り出し方向前方側上向きに押す。
このため、直上のシャーレ1yはマガジン2a内周面から、水平方向反力と、垂直方向下向きにマガジン2a内周面との摩擦力を受ける。さらに、直上のシャーレ1yには上述のシャーレ群Pの重量による最下段のシャーレ1xからの反力がかかっている。この状態で、切り出しプレート9が移動を続け、直上のシャーレ1yがマガジン2aの切り出し方向前方側の内周面を押し続けると、直上のシャーレ1yは、マガジン2aからの水平反力によって、直上のシャーレ1yの本体リブ1b(図3参照)と最下段のシャーレ1xの蓋リブ1d(図3参照)との嵌り合い部Tを中心に回転(図5(c)において左回り)しようとするが、同時に、マガジン2a内周面との摩擦力により反対方向(図5(c)において右回り)へ、その回転を阻止しようとする力が働き、この摩擦力による力が切り出しプレート9の移動に伴い、直上のシャーレ1yを図5(c)において右回りに回転させるモーメントを生み出す。
この作用により、直上のシャーレ1yの本体リブ1bと最下段のシャーレ1xの蓋リブ1dとの嵌り合いが外れやすくなる。さらに、図5(c)に示すように、シャーレ群Pの左側面部とマガジン2a内周面との間に空間ができ、シャーレ群Pは切り出しプレート9の傾斜角度θによって左に傾き、直上のシャーレ1yが最下段のシャーレ1xから受けるシャーレ群Pの重量による反力の作用位置が切り出し方向後方側へ移動するため、リブの嵌り合い部Tを中心とするシャーレ群Pの重量の反力による左回りのモーメントは減少する。よって、上述のように、最下段のシャーレ1xの蓋リブ1dと直上のシャーレ1yの本体リブ1bの嵌り合いを外す方向にモーメントがかかる。さらにそれに加え、最下段のシャーレ1xとその直上のシャーレ1yが傾斜角度θを持っているため、最下段のシャーレ1xが切り出し方向へ移動すると、最下段のシャーレ1x及び直上のシャーレ1yは、直上のシャーレ1yの底面と最下段のシャーレ1xの上面との相対距離を広げる向きへ相対的に移動(以下、「離散」と称する。)する。
上述のモーメントの関係と離散により、結果として、最下段のシャーレ1xの蓋リブ1dと直上のシャーレ1yの本体リブ1bの嵌り合いを外す作用が得られる。ここで、直上のシャーレ1yが、マガジン2aから受ける反力によって反転してしまわないような条件として、マガジン素材は、例えば、鋼を代表するSUS304や表面未処理のアルミ、ポリプロピレンに代表されるプラスチックなどの一般的な摩擦力が得られるものが良く、表面の性状としてはB2(鉛筆硬度)材程度が良い。
第四に、図5(d)に示すように、最下段のシャーレ1xの蓋リブ1dは、その直上のシャーレ1yの本体リブ1bと切り離され、マガジン2aの下方に設けた開口部4からマガジン2aの外へ搬送される。
以上をまとめると、本発明においては、マガジン2a内のシャーレ群Pが、上向きの傾斜角度θを持った切り出しプレート9に押し上げられると、そのシャーレ群P全体も押し上げられるが、シャーレ1の外周直径よりもやや大きい直径を有するマガジン2aの内周面に接触するとともに摩擦力により、その傾きが規制され、マガジン群Pの上部に位置するシャーレ1ほど水平状態に近い姿勢が保持され、最下段に近いほど上向きの傾斜角度θを持った切り出しプレート9の影響を受ける。したがって、個々のシャーレ1・・・、特に、最下段のシャーレ1xと当接している押し部9a近辺における、その直上のシャーレ1yとの間で離散が大きくなり、切り出しプレート9の水平方向への移動に伴い、嵌り合っているリブ相互に回転方向の力が加わることで、リブの嵌り合いの影響を少なくして分離することができる。なお、図6に示すようなマガジン2aにおいても、図7に示すように、同様にリブの嵌り合いの影響を少なくして分離することができる。
ここで、切り出しプレート9の傾斜角度θは蓋リブ1d、本体リブ1bの高さ及びマガジン2a内のシャーレ群Pの重量に応じて決定されるが、切り出しプレート9の傾斜角度θが4度未満であると、直上のシャーレ1yの側面部がマガジン2a内周面を上向きに押す力が十分に得られず、それに抵抗する摩擦力も小さく、右回りのモーメントが小さくなる。さらに、切り出しプレートの水平方向の移動量に対して、最下段のシャーレ1xと直上のシャーレ1yとの垂直方向の離散量が小さいため、シャーレ重量によるリブ同士の嵌り合いを強める作用が弱まらずリブ同士が強固に嵌り合ったままとなる。よって、リブの嵌り合いを外す作用が足りずに最下段のシャーレ1xを切り出すことができず、その最下段のシャーレ1xが詰まったり、最下段シャーレ1x又は直上のシャーレ1yが破損したりする。
一方、切り出しプレート9の傾斜角度θが20度を超えると、開口部4の高さを大きく設ける必要があり、切り出し後のシャーレ群Pがシャーレ支え部3に落下する際にシャーレ位置がずれて、次のシャーレ切り出しに悪影響を及ぼす。
本発明のシャーレ自動供給装置では、マガジン2aの内周面と直上のシャーレ1yとが接触する部分S(図5(c)参照)において、マガジン2aの内周面と直上のシャーレ1yとの摩擦係数μ1は、切り出し角度(傾斜角度θ)によって決まる力のつり合いにより求められる摩擦係数μ0(実施例では下限摩擦係数)より大きい方が、シャーレの切り出し時の姿勢安定性が向上するので好ましい。すなわち上述の摩擦力を安定して得るのに貢献し、その結果、シャーレ切り出しに要する切り出し力のバラつきを抑制し、切り出しが安定する。
なお、摩擦係数μ1の上限は特に定めないが、シャーレ群Pの自重落下を妨げない程度であれば良く、0.7以下であれば問題はない。また、ここでいう摩擦係数は、簡易的な方法で測定したものでよく、例えば、マガジンに用いる素材上にシャーレを乗せ、前記素材を傾けていき、シャーレがすべり出した時に素材と水平方向がなす角度αより、μ=tanαの関係から求めたもので良い。
また、本願発明のシャーレ自動供給装置において、マガジン2a内のシャーレ群Pのシャーレ枚数が40枚を超える場合、切り出しプレート9の傾斜角度θは4度以上10度以下とすることが好ましい。これにより、上述のシャーレとマガジンとの摩擦力によるモーメントを十分に得やすくなり、切り出しが安定する。これに加え、開口部4の高さを抑え、切り出し直後にマガジン2a内のシャーレ群Pがシャーレ支え部3上に落下する時の衝撃が抑えられ、シャーレ落下位置のずれを抑制できる。
切り出しプレートの角度θが10度を超えると、切り出しプレート9が最下段のシャーレ1xを切り出した後、直上のシャーレ1yとその他のシャーレ群Pが、シャーレ支え部3に落下した衝撃でマガジン2aの芯に対してずれてシャーレ支え部3に載り、次の切り出し時に最下段のシャーレが切り出しプレート9に対して芯がずれた状態で載ることになり、切り出し力が安定しないことがある。
本発明の効果を検証するため、図1及び図2に示す角筒状タイプのマガジン2aを垂直に配置し、そのマガジン2a内に最大50枚のシャーレ1を蓋を上側にして積み重ね、そのシャーレ群Pから最下段のシャーレの切り出し実験を行った。
シャーレ1は最大外径90mm、高さ15mm、重量30g、シャーレ1の蓋と本体の嵌め合い径差はシャーレ半径方向に1.7mm、リブ形状は、図8(a)に示すタイプで、本体リブ1b、蓋リブ1dともに高さは0.5mm、シャーレ半径方向の幅は0.5mmのものを使用した。また、開口部4の高さはシャーレ支え部3のシャーレ1積載面からシャーレ1の高さに対して1.5倍、つまり22.5mmに設けた。切り出しプレート9に設けた押し部9aの高さは、押し部9aがシャーレ1高さ方向に最下段のシャーレ1xの蓋リブ1dからシャーレ1x蓋高さの半分以上離れた蓋側面を押すように設けた。切り出しプレート9の移動には、垂直方向の昇降駆動は電動シリンダー5、水平方向の走行駆動は図1に示すタイミングベルト7とプーリ7aに替えて、傘歯車とボールねじ軸(図示せず。)を用いた。
本発明例1〜33、比較例34〜45として、切り出しプレートの傾斜角度θを表1に示すものを用意した。なお、表1には、図5(c)に示すように、各傾斜角度θでの切り出し時において、直上のシャーレ1yの本体リブと最下段のシャーレ1xの蓋リブ1dとの嵌り合い部Tから、マガジン2aの内周面と直上のシャーレ1yとが接触する部分Sまでの水平距離X1と垂直距離Y1を併記した。切り出し時に直上のシャーレがマガジンから押し出されて、反転(以下、「まくれる」という。)してしまわない最低限必要な下限摩擦係数μ0は力につり合いにより、Y1/X1で与えられ、これも表1に併記した。
マガジン2a内周面には、直上のシャーレ1yとの摩擦係数μ1が0.16(アルマイト処理のアルミ)、0.19(アルマイト処理のアルミ)、0.33(表面未処理のアルミ)、0.4(ゴム部材)、0.5(スチール)、又は0.65(プラスチック)のものを使用し、シャーレ切り出し実験に供した。
実験方法として、シャーレ切り出し時の切り出しプレート9は、シャーレ切り出し命令をプログラムにて実行し、第一にマガジン2aの直下に切り出しプレート9を移動後、第二に切り出しプレート9を上昇させ、シャーレ群Pをシャーレ支え部3から1mm持ち上げ、第三に切り出しプレート9を水平方向に移動させ、最下段のシャーレ1xを開口部4よりマガジン2aの外に搬送する、という手順で制御した。シャーレ群Pのシャーレ積載枚数を50枚からスタートし、40枚、30枚、20枚、10枚、5枚、4枚、3枚、2枚と順次最下段に位置するシャーレ1xを切り出し、その際に要した切り出し力(水平方向力)を測定した。ここで、本発明例、比較例ともに、1回の切り出し時における切り出し力の合計を切り出し回数で割った平均切り出し力と上記1回の切り出し時における切り出し力の全切り出し回数におけるバラつき幅を表1に記した。
Figure 2011050324
表1に示すように、本発明例1〜33は、平均切り出し力が1.30kgf以下、切り出し力のバラつき幅が1.50kgfと安定していた。その中でも、切り出しプレートの角度θが4度から10度の範囲である本発明例2〜27は切り出し力のバラつき幅が1.2kgf以下と安定し、また、シャーレとマガジンとの摩擦力μ1が下限摩擦係数μ0より十分に大きい本発明例2〜9、本発明例11〜13、本発明例15〜17、本発明例19〜27、本発明例29〜33は平均切り出し力が0.80kgf以下とさらに小さく良好であった。特に、切り出しプレートの角度θが4度から10度の範囲で、かつ、シャーレとマガジンの摩擦係数μ1が下限摩擦係数μ0より十分に大きい本発明例2〜9、本発明例11〜13、本発明例15〜17、本発明例19〜27は平均切り出し力が0.70kgf以下と小さく、他の本発明例に比べ、さらに良好であった。
一方、切り出しプレートの傾斜角度θが0度である比較例34〜37は切り出し力が大きくシャーレ搬送手段の走行駆動源であるモータがオーバーロードとなったため、実験を中止した。また、切り出しプレートの傾斜角度θが3.8度である比較例38〜41は切り出しは可能であったものの、平均切り出し力が2kgf前後と大きく、またバラつき幅も大きかった。これは、切り出し時にリブの引っ掛かりが起きたことが影響したものと思われる。
また、切り出しプレートの傾斜角度θが25度である比較例42〜45は切り出し力のバラつき幅が1.5kgfを超えて大きくなり、安定性がなかった。これは切り出しプレートの傾斜角度θが大きすぎて、切り出し後のシャーレがシャーレ支え部に落下する距離が大きくなり、シャーレの位置がずれたためと思われる。
さらに、比較例43〜45では、直上のシャーレのまくれにより途中で切り出し不可となった。これは、直上のシャーレを下向きに押さえる力、つまり摩擦力が足りず、直上シャーレの姿勢を維持できなかったためと思われる。
以上の結果より、シャーレを安定的に切り出すには、切り出しプレートの傾斜角度θは4度〜20度とする必要があり、好ましくは4度〜10度であることが分かった。
本発明のシャーレ自動供給装置は、リブ付きシャーレに、自動処理(検体塗布・分注、ラベル貼り付け、培地分注、菌種自動判定など)を行う装置のシャーレ供給に利用可能である。
1 シャーレ
1a シャーレ本体
1b 本体リブ
1c 蓋
1d 蓋リブ
1x 最下段のシャーレ
1y 直上のシャーレ
2a〜2d マガジン
3 シャーレ支え部
4 開口部
5 電動シリンダー
6 レール
7 タイミングベルト
7a プーリ
8 サーボモータ
9 切り出しプレート
9a 押し部
10 スライドシリンダー
11 シャーレ移載部
11a シャーレ移動腕
11b シュート
15 マガジン支柱
A シャーレ自動供給装置
B シャーレ搬送手段
P シャーレ群
X1 水平距離
Y1 垂直距離
S 接触部分
T リブの嵌り合い部
θ 切り出しプレートの傾斜角度

Claims (2)

  1. 底面に円環状の本体リブが形成されたシャーレ本体と、上面に円環状の蓋リブが形成され、前記シャーレ本体を上方から覆う蓋とからなるシャーレを、下段側のシャーレの蓋リブと上段側のシャーレの本体リブとが嵌り合うようにして垂直方向に複数積み重ねたシャーレ群から、1枚ずつシャーレを切り出して搬送するシャーレ自動供給装置であって、
    シャーレ群が垂直方向に移動可能となるように前記シャーレ群を囲繞するマガジンと、
    前記マガジンの下方に配置され、前記シャーレ群を下方から支えるシャーレ支え部と、
    前記マガジンの下端と前記シャーレ支え部との間に設けられ、前記シャーレ群の最下段のシャーレが水平方向に1枚だけ通過可能な開口部と、
    前記シャーレ群の最下段のシャーレを前記シャーレ支え部から受け取り、水平方向に移動することにより、前記最下段のシャーレを前記開口部を通過させて切り出す切り出しプレートとを有し、
    前記シャーレ支え部は、前記最下段のシャーレを前記切り出しプレートに移して切り出す際に前記切り出しプレートと干渉しないように、前記切り出しプレートによる切り出し方向に対して左右に隔てた少なくとも2つの部材で構成し、
    前記切り出しプレートは、前記切り出し方向の後方側に前記最下段のシャーレの側面と接する押し部を有し、かつ、前記切り出し方向に対して上向きに4度以上20度以下の傾斜角度θをもって配置されているシャーレ自動供給装置。
  2. 前記切り出しプレートの傾斜角度θが4度以上10度以下である請求項1に記載のシャーレ自動供給装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110756537A (zh) * 2019-11-28 2020-02-07 东海县裕隆医学检验实验室有限公司 多培养皿的自动清洗装置
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