JP2011049133A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】実使用にたえるふきこぼれ対応機能を持つ加熱調理器を実現すること。
【解決手段】被調理物101が基準電位103に接続されたトッププレート104上にこぼれ、被調理物101に含まれる水分が誘電体として機能し、ふきこぼれ量の増加によって電極106と基準電位103との容量結合による接続がより強まることを利用し、ふきこぼれ検出手段108が、静電容量検出手段107を用いて静電容量をとらえ、ふきこぼれ検出手段108が静電容量変化をとらえ、ふきこぼれを検出することで、実用性の高いふきこぼれ検出機能を備えた加熱調理器を提供する。
【選択図】図1

Description

本発明は、調理物を加熱する加熱調理器に関し、特に調理物のふきこぼれ検出に関するものである。
従来、この種の加熱調理器は、鍋などの被加熱物を加熱する際に、火を使わず加熱コイルを用いて誘導加熱する誘導加熱調理器が、安全・清潔・高効率という優れた特徴が認知されて、近年、広く普及しており、調理容器や調理容器からふきこぼれた食材等がトッププレート下面に配した電極上を覆うことによって静電容量が変化し、その変化からふきこぼれを検出し加熱制御を行っているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−159494号公報
しかしながら、前記従来の構成では、実用上、被加熱物として蓋をしていない鍋を加熱する時は、活発な沸騰により鍋の外に被調理物が飛び散る現象が発生するため、点在する電極の静電容量変化を観測し、加熱量の制御を行う方式で被調理物のふきこぼれを検出する方法の場合は、被調理物が飛び散って点在した電極にかかる度にふきこぼれの加熱制御を行うことになり、調理の妨げとなり実用性が不十分という課題を有していた。
一方、ふきこぼれを自動的に加熱制御するためには、実用上では被調理物が被加熱物である鍋の外周からこぼれることから、被加熱物である鍋に沿って拡がるまとまった量のふきこぼれを検出する必要があり、ある程度の長さをもった検出用の電極が必要となる。
しかしながら、単純に長さをもった電極を用いて、ふきこぼれの検出を行おうとした場合、ふきこぼれが電極の一部にしかかからない場合は、静電容量変化が非常に少なくなり、ふきこぼれの検出が困難になるという課題を有している。
また、静電容量変化を観測する方法は、ふきこぼれにより生じる変化を基準電位からの変化としてとらえないと電気回路による静電容量変化の観測が困難であるという課題を有している。
また、加熱手段として誘導加熱を用いる場合、ふきこぼれた被調理物により加熱コイルと電極が容量結合することで加熱コイルに流れる電流の影響が電圧としてあらわれるので静電容量の検出値が不安定になるという課題を有している。
また、発生したふきこぼれが少量かつ被加熱物に接触した状態であり、基準電位との接続による変化よりも、被加熱物の誘導加熱により発生した電界の影響による変化の方が大きい場合、電界の影響による変化を捉える必要があるという課題を有している。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、ふきこぼれがおこるトッププレートを基準電位に接続することで、トッププレート上にふきこぼれた被調理物を基準電位との間の接続に利用し、実用上有効なふきこぼれ検出機能を備えた加熱調理器を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の加熱調理器は、被調理物と、前記被調理物を入れる鍋などの被加熱物と、電位を決定するための基準電位と、前記被加熱物を載置するための前記基準電位に接続されたトッププレートと、前記被加熱物を加熱するための加熱手段と、前記トッププレート下に配置した一つまたは複数の電極と、前記電極の静電容量変化を検出する静電容量検出手段と、前記静電容量検出手段の情報から前記被調理物のふきこぼれを検出するふきこぼれ検出手段と、加熱動作を制御する制御手段とを備え、前記ふきこぼれ検出手段は、被調理物が基準電位に接続されたトッププレート上にこぼれ、被調理物に含まれる水分が誘電体として機能し、ふきこぼれ量の増加によって電極と基準電位との容量結合による接続がより強まることを利用した静電容量検出手段からの静電容量の情報により静電容量変化をとらえ、ふきこぼれを検出するとしたものである。
これによって、鍋に沿って拡がるまとまった量のふきこぼれは、基準電位に接続されたトッププレートと電極の間を被調理物の容量で結合することにより、実用上有効なふきこぼれ量の静電容量およびその変化を観測することができ、実用上有効なふきこぼれの検出が可能となる。
また、トッププレートの下に金属部材を備え、被調理物のふきこぼれを介して電極と金属部材が静電容量で接続することで、ふきこぼれによる静電容量変化を強めることが可能な加熱調理器とすることができる。
また、加熱手段を、被加熱物を加熱するための加熱コイルと、加熱コイルにより誘導加熱を行うための高周波電力を供給する高周波電力供給手段とで構成することで、ふきこぼれ検出機能を持った誘導加熱調理器とすることができる。
また、金属部材として、加熱コイルに使われている銅巻き線を利用することで、検出性能向上のための構成を追加することなく、安価にふきこぼれ検出性能を向上することが可能な加熱調理器とすることができる。
また、電極の形状を金属部材であるコイルとの縁面距離を概同一に保つことが可能な円弧状とし、金属部材としての加熱コイルと電極の容量結合を向上することが可能な加熱調理器とすることができる。
また、静電容量検出手段に重畳される誘導加熱周波数を除去するためのフィルタを備え、電極と金属部材としての加熱コイルとの容量性結合により生じる誘導加熱の影響を除去し、安定したふきこぼれ検出を行うことが可能な加熱調理器とすることができる。
また、ふきこぼれ検出手段は、電極と金属部材としての加熱コイルとの容量性結合による誘導加熱の影響により生じる誘導加熱周波数成分を観測することで、電極上にものが置かれて反応したのか、ふきこぼれで反応したのかを見分けることが可能な加熱調理器とすることができる。
また、電極と前記トッププレートの密着性を向上するため、電極をトッププレートに印刷することで、ふきこぼれ検出性能を向上することが可能な加熱調理器とすることができる。
また、静電容量検出手段は、静電容量増加によるインピーダンス変化を抵抗分圧で観測することで、安価な構成で静電容量変化を検出することが可能な加熱調理器とすることができる。
また、加熱手段に高周波電力供給手段を備えた誘導加熱手段を構成して、電極と被加熱物が、被加熱物に物理的に接触した少量のふきこぼれを介して容量結合することで、誘電体として機能するふきこぼれを通して被加熱物から直接的に伝わる誘導加熱基点の電界変化を捉えるふきこぼれ接触状態検出手段を備えることで、発生したふきこぼれが少量かつ被加熱物に接触した状態であり、基準電位との接続による変化よりも、被加熱物の誘導加熱により発生した電界の影響による変化の方が大きい場合にもふきこぼれ検出が可能な加熱調理器とすることができる。
また、ふきこぼれ接触状態検出手段により検出された被加熱物へのふきこぼれ接触状態を確認するために、状態確認用の加熱制御を行うふきこぼれ接触状態確認手段を備えることで、確実にふきこぼれが発生していることを確認することが可能な加熱調理器とすることができる。
また、ふきこぼれ検出時の接触状態確認用の加熱電力を、ふきこぼれ検出時よりも小さい加熱電力とすることで、確認用の加熱電力の影響で、ふきこぼれが蒸発して状態が変わってしまうことがない加熱調理器とすることができる。
本発明の加熱調理器は、被加熱物が基準電位に接続されたトッププレート上にこぼれ、被調理物に含まれる水分が誘電体として機能し、ふきこぼれ量の増加によって電極と基準電位との容量結合による接続がより強まることを利用し、ふきこぼれ検出手段が、静電容量検出手段を用いて静電容量変化をとらえ、実用上有効なふきこぼれ量を検出することで、実用性の高いふきこぼれ検出機能を実現することができる。
本発明の実施の形態1における加熱調理器の構成を示すブロック図 (a)本発明の実施の形態1における加熱調理器の静電容量検出手段の構成概念を示す図、(b)本発明の実施の形態1における加熱調理器の静電容量検出手段の等価回路図、(c)本発明の実施の形態1における加熱調理器のふきこぼれ水量と静電容量検出手段変化量のグラフ 本発明の実施の形態1における加熱調理器のふきこぼれ検出動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における加熱調理器の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における加熱調理器の金属部材と電極の配置を示す図 本発明の実施の形態3における加熱調理器の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4における加熱調理器の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4における加熱調理器のふきこぼれ検出状況を示す図 本発明の実施の形態4における加熱調理器のふきこぼれ検出動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5における加熱調理器の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5における加熱調理器のふきこぼれ検出動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態5における加熱調理器のふきこぼれ検出状況を示す図
第1の発明は、被調理物と、前記被調理物を入れる鍋などの被加熱物と、電位を決定するための基準電位と、前記被加熱物を載置するための前記基準電位に接続されたトッププレートと、前記被加熱物を加熱するための加熱手段と、前記トッププレート下に配置した一つまたは複数の電極と、前記電極の静電容量変化を検出する静電容量検出手段と、前記
静電容量検出手段の情報から前記被調理物のふきこぼれを検出するふきこぼれ検出手段と、加熱動作を制御する制御手段とを備え、前記ふきこぼれ検出手段は、前記被調理物が前記基準電位に接続されたトッププレート上にこぼれ、被調理物に含まれる水分が誘電体として機能し、ふきこぼれ量の増加によって前記電極と基準電位との容量結合による接続がより強まることを利用した前記静電容量検出手段からの情報により静電容量変化をとらえ、ふきこぼれを検出することにより、被加熱物が基準電位に接続されたトッププレート上にこぼれ、被調理物に含まれる水分が誘電体として機能し、ふきこぼれ量の増加によって電極と基準電位との容量結合による接続がより強まることを利用し、ふきこぼれ検出手段が、静電容量検出手段により実用上有効なふきこぼれ量の静電容量変化をとらえ、ふきこぼれを検出することで、実用性の高いふきこぼれ検出機能を備えた加熱調理器とすることができる。
第2の発明は、特に、第1の発明のトッププレートの下に金属部材を備え、ふきこぼれを介して前記電極と前記金属部材が接続することで、ふきこぼれによる静電容量変化を強めることにより、ふきこぼれ検出性能を向上することができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明の前記加熱手段は、前記被加熱物を加熱するための加熱コイルと、前記加熱コイルにより誘導加熱を行うための高周波電力を供給する高周波電力供給手段とを備えたことにより、ふきこぼれ検出機能を持った誘導加熱調理器とすることができる。
第4の発明は、特に、第3の発明の金属部材を、前記加熱コイルに使われている銅巻き線としたことにより、金属部材として、加熱コイルに使われている銅巻き線を利用することで、検出性能向上のための構成を追加することなく、安価にふきこぼれ検出性能を向上することが可能な加熱調理器とすることができる。
第5の発明は、特に、第3〜4のいずれか1つの発明の前記金属部材としての加熱コイルと前記電極の容量結合を向上するため、前記電極の形状を加熱コイルと概同心円上にある円弧状としたことより、電極の形状を金属部材であるコイルとの縁面距離を概同一に保つことを可能とし、金属部材としての加熱コイルと電極の容量結合を向上することが可能な加熱調理器とすることができる。
第6の発明は、特に、第3〜5のいずれか1つの発明の前記電極と前記金属部材としての前記加熱コイルとの容量性結合により生じる誘導加熱の影響を除去するため、前記静電容量検出手段に重畳される誘導加熱周波数を除去するためのフィルタを備えたことにより、電極と金属部材としての加熱コイルとの容量性結合により生じる誘導加熱の影響を除去し、安定したふきこぼれ検出を行うことが可能な加熱調理器とすることができる。
第7の発明は、特に、第3〜6のいずれか1つの発明の前記ふきこぼれ検出手段は、前記電極と前記金属部材としての前記加熱コイルとの容量性結合による誘導加熱の影響により生じる誘導加熱周波数成分を観測することでふきこぼれの判断を行うとすることにより、電極と金属部材としての加熱コイルとの容量性結合による誘導加熱の影響により生じる誘導加熱周波数成分を観測することで、電極上にものが置かれて反応したのか、ふきこぼれで反応したのかを見分けることが可能な加熱調理器とすることができる。
第8の発明は、特に、第1〜7のいずれか1つの発明の前記電極と前記トッププレートの密着性を向上するため、前記電極を前記トッププレートに印刷して構成することにより、ふきこぼれ検出性能を向上することが可能な加熱調理器とすることができる。
第9の発明は、特に、第1〜8のいずれか1つの発明の前記静電容量検出手段は、静電
容量増加によるインピーダンス変化を抵抗分圧で観測するとしたことにより、安価な構成で静電容量変化を検出することが可能な加熱調理器とすることができる。
第10の発明は、特に、第3〜9のいずれか1つの発明の前記電極と前記被加熱物が、前記被加熱物に物理的に接触した少量のふきこぼれを介して容量結合することで、誘電体として機能するふきこぼれを通して前記被加熱物から直接的に伝わる誘導加熱基点の電界変化を捉えるふきこぼれ接触状態検出手段を備えたことにより、発生したふきこぼれが少量かつ被加熱物に接触した状態であり、基準電位との接続による変化よりも、被加熱物の誘導加熱により発生した電界の影響による変化の方が大きい場合にもふきこぼれ検出が可能な加熱調理器とすることができる。
第11の発明は、特に、第10の発明の前記ふきこぼれ接触状態検出手段により検出された前記被加熱物とのふきこぼれ接触状態を確認するために、状態確認用の加熱制御を行うふきこぼれ接触状態確認手段を備えたことにより、確実にふきこぼれが発生していることを確認することが可能な加熱調理器とすることができる。
第12の発明は、特に第11の発明の前記接触状態確認用に用いる加熱電力はをふきこぼれ検出時よりも小さい加熱電力とすることにより、接触状態確認用の加熱電力の影響で、ふきこぼれが蒸発して状態が変わってしまうことがないようにすることが可能な加熱調理器とすることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の構成を示すブロック図である。
図1において、被調理物101、被加熱物102、基準電位103、トッププレート104、加熱手段105、電極106、静電容量検出手段107、ふきこぼれ検出手段108、制御手段109で構成している。
なお、被加熱物102には鍋、基準電位103には制御手段109と共通の回路グランド、トッププレート104は結晶化ガラス、加熱手段105には電気ヒータ、電極106にはトッププレート104の下面に塗布または接着などによって形成される導電体、静電容量検出手段107は、電極106が呈する静電容量を検出電圧出力に変換する回路(図2)、ふきこぼれ検出手段108,制御手段109にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
図2(a)は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の静電容量検出手段の構成概念を示す図である。図2(a)において、検出用高周波電源201、インピーダンスA202、インピーダンスB203、ふきこぼれ204、基準電位103と電極106の間のインピーダンスC205、検出した静電容量の検出電圧端子206を構成している。
図2(a)において、被調理物101のふきこぼれ204がトッププレート104上にのった時、ふきこぼれ204が電極106上に存在していれば、ふきこぼれ204と電極106とトッププレートは、静電容量を有するインピーダンスC205を構成し、トッププレート104に接続された基準電位103により電位が確定されることになる。この時、ふきこぼれ204は誘電体として機能する。
図2(b)は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器の静電容量検出手段の等価回路図である。
図2(b)において、インピーダンスA202とインピーダンスB203とインピーダンスC205が、検出用高周波電源201が提供する高周波電圧(例えば300kHz)を分圧して検出電圧端子206の電圧が確定する。
したがって、ふきこぼれ204が発生してインピーダンスC205の静電容量が増加すれば、検出電圧端子206に発生する電圧は分圧比で変化することになる。
図2(c)は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器のふきこぼれ水量と静電容量検出手段変化量のグラフである。
図2(c)において、検出電圧端子206に発生する電圧の変化はふきこぼれ水量に応じて大きくなる。電極106をふきこぼれ204が完全に覆ってもなお変化するのは、トッププレート104を通して基準電位103との接続の強さに応じて発生するためである。つまり、静電容量の増加にともない変化するものである。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。図3は本発明の第1の実施の形態における加熱調理器のふきこぼれ検出動作を示すフローチャートである。
まず、使用者が被調理物101を被加熱物102に入れ加熱開始を指示すると、制御手段109は加熱手段105を動作させ、被加熱物102の加熱を開始する(ステップ301)。
ここで、ふきこぼれ検出手段108は、静電容量検出手段107により出力される電極106の静電容量に応じた電圧を静電容量検出値として取得し、ふきこぼれ検出用の変数である(前回検出値)へ加熱開始時の静電容量検出値を代入する(ステップ302)。
以降、所定時間(例えば0.5秒)経過を確認し(ステップ303)、ふきこぼれ検出処理を実行する(ステップ304以降)。
ふきこぼれ検出手段108は、静電容量検出手段107により電極106の静電容量に応じた電圧を静電容量検出値として取得し、ふきこぼれ検出用の変数である(今回検出値)に検出値を代入する(ステップ304)。
ここで、ふきこぼれ検出手段108が電極106の静電容量の(前回検出値)と(今回検出値)の差を所定値(例えば電圧最大変化量の1/10)と比較することでふきこぼれの有無を判断し(ステップ305)、ふきこぼれ検出を認めない場合はふきこぼれ検出処理を終了し所定時間待ち(ステップ303)に戻り、ふきこぼれ検出が認められた場合は、制御手段109を通して現在の加熱量を調整加熱量(停止または加熱量1/3)に変更(ステップ306)し、使用者にふきこぼれが発生したことを報知(ステップ307)してふきこぼれ検出動作を終了する。
以上のように、本実施の形態においては、被調理物101が基準電位に接続されたトッププレート上にこぼれ、被調理物101に含まれる水分が誘電体として機能し、ふきこぼれ量の増加によって電極106と基準電位103との容量結合による接続がより強まることを利用し、ふきこぼれ検出手段108が、静電容量検出手段107を用いて静電容量変化をとらえ、ふきこぼれを検出することで、実用性の高いふきこぼれ検出機能を備えた加
熱調理器を提供することができる。
なお、電極106をトッププレート104に取り付ける方法として、印刷手段を用いれば誘電率の高いガラスに、誘電率の低い空気を介することなく取り付けることができるため、静電容量を大きく構成することができる。
なお、本実施の形態では、加熱手段105として電気ヒータを使って説明したが、ガスによる熱源を使ってもよいことは言うまでもない。
また、本実施の形態では、基準電位103として制御手段109と共通の回路グランドを用いて説明を行ったが、筐体の板金などで構成される筐体グランドや、グランドから少し電位をもった基準電位を用いてもよいことは言うまでもない。
(実施の形態2)
図4は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の構成を示すブロック図である。図5は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器の金属部材と電極の配置を示す図である。
図4において、加熱コイル(金属部材)401と、高周波電力供給手段402とで加熱手段105を構成している。なお、加熱コイル401には銅巻き線を、高周波電力供給手段402にはインバータを用いることでこの構成を実現することができる。
ここで、加熱コイル401の銅巻き線は、調理物101のふきこぼれを介して電極106と容量結合して接続するための金属部材として作用し、静電容量変化を強める働きをする。
また、図5において、電極106は、加熱コイル(金属部材)401と概同心円上にある円弧状とすることで、電極の形状を金属部材であるコイルとの縁面距離を概同一に保ち、金属部材としての加熱コイル401と電極の容量結合を向上することができる。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。なお、図5において、実施の形態1と同一動作を示す部分は同一番号を付与している。
本実施の形態における誘導加熱調理器の基本的な動作は、実施の形態1と同様である。本実施の形態では、加熱手段105(図4)により加熱が行われる際は、制御手段109(図4)から高周波電力供給手段402に目標電力の指示が出され、加熱コイル(金属部材)401に高周波電力が送られることで加熱が行われる。この点が実施の形態1と異なっている。
以上のように、本実施の形態においては、被加熱物102を加熱するための加熱コイル401と、加熱コイル401により誘導加熱を行うための高周波電力を供給する高周波電力供給手段402を備えた加熱調理器とすることで、ふきこぼれ検出機能を備えた誘導加熱調理器を提供することができる。
また、金属部材401を備え、ふきこぼれを介して電極106と前記金属部材が接続することで、ふきこぼれによる静電容量変化を強めることができる。
また、加熱コイル401に使われている銅巻き線を金属部材として利用することで、検出性能向上のための構成を追加することなく、安価にふきこぼれ検出性能を向上することができる。
ここで、電極106の形状を金属部材である加熱コイル401との縁面距離を概同一に保つことが可能な円弧状とすることで、金属部材としての加熱コイル401と電極106の容量結合を向上することができる。
なお、本実施の形態においては、金属部材として加熱コイル401を利用したが、加熱手段105がガスやヒータなどである場合は、別の金属部材を配置して静電容量変化を強めてもよいことは言うまでもない。
なお、被調理物101がふきこぼれて、電極106と加熱コイル(金属部材)401がふきこぼれを介して容量結合することで、大きな静電容量変化を生じると同時に、電極106には加熱コイル401に流れる誘導加熱における高周波電流の成分が電圧として重畳される。
ふきこぼれ検出手段108はここで重畳される誘導加熱周波数成分を観測することで、電極上にものが置かれて反応したのか、ふきこぼれで反応したのかを見分けることが可能となることは言うまでもない。
(実施の形態3)
図6は、本発明の第3の実施の形態における加熱調理器の構成を示すブロック図である。
図6において、601はフィルタである。フィルタ601は、誘導加熱周波数を除去し、検出用高周波電源201(図2)の周波数は通すバンドパスフィルタを用いることでこの構成を容易に実現できる。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。なお、図6において、実施の形態1と同一動作を示す部分は同一番号を付与している。
本実施の形態における誘導加熱調理器の基本的な動作は、実施の形態2と同様である。本実施の形態3では、ふきこぼれ検出手段108が静電容量検出手段107の出力を取得する際、加熱コイル(金属部材)401から、ふきこぼれを介して電極106に重畳される誘導加熱周波数成分をフィルタ601が除去し、静電容量検出手段107の出力を安定化させる。
ふきこぼれ検出手段108は、安定した静電容量検出手段107の出力で、ふきこぼれを検出することができる。
以上のように、本実施の形態においては、電極106と金属部材としての加熱コイル401との容量性結合により生じる誘導加熱の影響を除去するために、静電容量検出手段107に重畳される誘導加熱周波数を除去するためのフィルタ601を備えることで、電極106と金属部材としての加熱コイル401との容量性結合により生じる誘導加熱の影響を除去し、安定したふきこぼれ検出を行うことができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の第4の実施の形態における加熱調理器の構成を示すブロック図である。
図7において、701はふきこぼれ接触状態検出手段である。ふきこぼれ接触状態検出手段701にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。なお、図7において、実施の形態1と同一動作を示す部分は同一番号を付与している。
図8に本発明の第4の実施の形態におけるふきこぼれ検出状況を示す図である。図8における検出値の変化とは、電極106の静電容量変化および電極106に重畳される電圧変化を概念的に表した図である。
図8の検出値グラフで、ふきこぼれ発生により値が低下して安定している部分は、図2(b)の回路において、ふきこぼれによる静電容量増加で電圧の分圧値が低下した状態を示す(図8(a)、図8(b))。
また、電極106に重畳される電圧変化は次のような理由で生じる。図8(a)のように、電極106と被加熱物102が、被加熱物102に物理的に接触した少量のふきこぼれを介して容量結合することにより、誘電体として機能するふきこぼれを通して被加熱物102から直接的に伝わる誘導加熱基点の電界変化を発生させる。
この電界変化は、容量結合を通して誘導加熱の周波数変化をもって、ふきこぼれ検出値に重畳される。したがって、図8(a)に示すようにふきこぼれ発生時の検出値平均値はふきこぼれ発生前より大きい値を示す。
この変化を利用し、第4の実施の形態においては、図9のフローチャートに基づきふきこぼれ検出動作を行う。
まず、使用者が被調理物101を被加熱物102に入れ加熱開始を指示すると、制御手段109は加熱手段105を動作させ、被加熱物102の加熱を開始する(ステップ301)。
ここで、ふきこぼれ検出手段108は、静電容量検出手段107により出力される電極106の静電容量に応じた電圧を静電容量検出値として取得し、ふきこぼれ検出用の変数である(前回検出値)へ加熱開始時の静電容量検出値を代入する(ステップ302)。
以降、所定時間(例えば0.5秒)経過を確認し(ステップ303)、ふきこぼれ検出処理を実行する(ステップ901以降)。
ふきこぼれ検出手段108は、静電容量検出手段107により電極106の静電容量に応じた電圧を静電容量検出値として取得し、ふきこぼれ検出用の変数である(今回検出値)に検出値を代入する(ステップ901)。ここで(今回検出値)の取得においては、所定回数(例えば8回)の検出値を平均する、もしくは、回路的に積分回路を挿入することで、図8(a)に示すような誘導加熱周波数を伴って発生する変動を安定化して比較値を取得する。
ここで、ふきこぼれ検出手段108が得た検出値を、ふきこぼれ接触状態検出手段701が、電極106の静電容量の(前回検出値)と(今回検出値)の差を所定値(例えば電圧最大変化量の1/10)と比較することでふきこぼれの有無を判断し(ステップ902)、ふきこぼれ検出を認めない場合は、ふきこぼれ検出処理を終了し所定時間待ち(ステップ303)に戻り、ふきこぼれ検出が認められた場合は、制御手段109を通して現在の加熱量を調整加熱量(停止または加熱量1/3)に変更(ステップ306)し、使用者にふきこぼれが発生したことを報知(ステップ307)してふきこぼれ検出動作を終了する。
なお、図8(b)のように、ふきこぼれが被加熱物102に接触していない少量のふきこぼれの場合は、(実施の形態2)と同様の静電容量変化を検出する動作でふきこぼれを検出することができる。
以上のように、本実施の形態においては、電極106と被加熱物102が、被加熱物102に物理的に接触した少量のふきこぼれを介して容量結合することにより、誘電体として機能するふきこぼれを通して被加熱物102から直接的に伝わる誘導加熱基点の電界変化をふきこぼれ接触状態検出手段701が捉えることで、発生したふきこぼれが少量かつ被加熱物に接触した状態であり、基準電位との接続による変化よりも、被加熱物の誘導加熱により発生した電界の影響による変化の方が大きい場合にもふきこぼれ検出が可能な加熱調理器を提供することができる。
(実施の形態5)
図10は、本発明の第5の実施の形態における加熱調理器の構成を示すブロック図である。図10において、1001はふきこぼれ接触状態確認手段である。ふきこぼれ接触状態確認手段1001にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
以上のように構成された加熱調理器について、以下その動作、作用を説明する。なお、図10において、実施の形態1と同一動作を示す部分は同一番号を付与している。
本実施の形態においては、図11のフローチャートに基づきふきこぼれ検出確認動作を行う。図11のフローチャートが第4の実施の形態と異なる所は、(ステップ902)でふきこぼれ検出動作を行った後、(ステップ1101)としてふきこぼれ接触状態確認動作を行うことである。
(ステップ1101)においては、ふきこぼれ検出を行った後、図12に示すような接触確認用電力入力を行い、検出値が上昇反応を示すことを確認する。ここで接触確認用に入力する電力は、ふきこぼれ検出時よりも充分に小さい加熱電力(例えば最大電力の1/30)とすることで、確認用の加熱電力の影響で、ふきこぼれが蒸発して状態が変わってしまうことを防ぐ。
この(ステップ1101)の動作を行うことで、ふきこぼれ接触状態検出手段701が、ふきこぼれ検出を行った際、ノイズなどによる誤検出ではなく、本当に被加熱物102と接触したふきこぼれが発生しているかどうかを、ふきこぼれ状態を乱すことなく確認することができる。
以上のように、本実施の形態においては、ふきこぼれ接触状態検出手段701により検出された被加熱物へのふきこぼれ接触状態を確認するために、ふきこぼれ接触状態確認手段1001が、状態確認用の加熱制御を行うことで、確実にふきこぼれが発生していることを確認することが可能な加熱調理器を提供することができる。
以上のように、本発明にかかる加熱調理器は、被加熱物が基準電位に接続されたトッププレート上にこぼれ、被調理物に含まれる水分が誘電体として機能しふきこぼれ量の増加によって電極と基準電位との容量結合による接続がより強まることを利用し、ふきこぼれ検出手段が、静電容量検出手段を用いて静電容量変化をとらえ、ふきこぼれを検出することで、実用性の高いふきこぼれ検出が可能となるので、加熱調理器全般に有効である。また、この動作は、加熱調理器だけでなく、水などの誘電率の高い物質を検出する必要のあ
る機器の用途にも広く適用できる。
101 被調理物
102 被加熱物
103 基準電位
104 トッププレート
105 加熱手段
106 電極
107 静電容量検出手段
108 ふきこぼれ検出手段
109 制御手段
401 加熱コイル(金属部材)
402 高周波電力供給手段
601 フィルタ
701 ふきこぼれ接触状態検出手段
1001 ふきこぼれ接触状態確認手段

Claims (12)

  1. 被調理物と、前記被調理物を入れる鍋などの被加熱物と、電位を決定するための基準電位と、前記被加熱物を載置するための前記基準電位に接続されたトッププレートと、前記被加熱物を加熱するための加熱手段と、前記トッププレート下に配置した一つまたは複数の電極と、前記電極の静電容量変化を検出する静電容量検出手段と、前記静電容量検出手段の情報から前記被調理物のふきこぼれを検出するふきこぼれ検出手段と、加熱動作を制御する制御手段とを備え、前記ふきこぼれ検出手段は、前記被調理物が前記基準電位に接続されたトッププレート上にこぼれ、被調理物に含まれる水分が誘電体として機能し、ふきこぼれ量の増加によって前記電極と基準電位との容量結合による接続がより強まることを利用した前記静電容量検出手段からの静電容量の情報により静電容量変化をとらえ、ふきこぼれを検出する加熱調理器。
  2. トッププレートの下に金属部材を備え、ふきこぼれを介して前記電極と前記金属部材とが接続されることで、ふきこぼれによる静電容量変化を強めた請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記加熱手段は、前記被加熱物を加熱するための加熱コイルと、前記加熱コイルにより誘導加熱を行うための高周波電力を供給する高周波電力供給手段とを備えた請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記金属部材は、前記加熱コイルに使われている銅巻き線とした請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記金属部材としての加熱コイルと前記電極の容量結合を向上するため、前記電極の形状を加熱コイルと概同心円上にある円弧状とした請求項3〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記電極と前記金属部材としての前記加熱コイルとの容量性結合により生じる誘導加熱の影響を除去するため、前記静電容量検出手段に重畳される誘導加熱周波数を除去するためのフィルタを備えた請求項3〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  7. 前記ふきこぼれ検出手段は、前記電極と前記金属部材としての前記加熱コイルとの容量性結合による誘導加熱の影響により生じる誘導加熱周波数成分を観測することでふきこぼれの判断を行う請求項3〜6のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  8. 前記電極と前記トッププレートの密着性を向上するため、前記電極を前記トッププレートに印刷して構成する請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  9. 前記静電容量検出手段は、静電容量増加によるインピーダンス変化を抵抗分圧で観測する請求項1〜8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  10. 前記電極と前記被加熱物が、前記被加熱物に物理的に接触した少量のふきこぼれを介して容量結合することで、誘電体として機能するふきこぼれを通して前記被加熱物から直接的に伝わる誘導加熱基点の電界変化を捉えるふきこぼれ接触状態検出手段を備えた請求項3〜9のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  11. 前記ふきこぼれ接触状態検出手段により検出された前記被加熱物とのふきこぼれ接触状態を確認するために、状態確認用の加熱制御を行う接触状態確認手段を備えた請求項10に記載の加熱調理器。
  12. 前記状態確認用に用いる加熱電力はふきこぼれ検出時よりも小さい加熱電力とする請求項11に記載の加熱調理器。
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