JP2011049014A - 防水構造のバッテリパック - Google Patents

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Abstract

【課題】電池を防水構造に収納しながら、ヒューズを簡単に交換する。ヒューズの交換後も防水構造を実現して、電池や電子部品を水から保護する。
【解決手段】防水構造のバッテリパックは、複数の電池1を定位置に配置してなる複数の電池ブロック10と、複数の電池ブロック10が側壁34の内側に配置されてなる電池ケース3と、この側壁34の内側で、複数の電池ブロック10の上に配置してなる絶縁プレート40と、絶縁プレート40の上に連結されてなる回路基板60と、絶縁プレート40の上に脱着自在に固定されて、電池ブロック10の出力ライン70に接続されるヒューズ62と、電池ケース3の上方開口部をパッキン61を挟着して水密構造に密閉して、ヒューズ62と対向する位置にヒューズ62を交換する脱着窓53を開口してなる蓋ケース30と、この蓋ケース30の脱着窓53を開閉自在に水密構造に密閉してなるヒューズカバー63とを備えている。
【選択図】図7

Description

本発明は、主として屋外で使用される防水構造のバッテリパックに関し、とくに、電動バイク等の電動車両に搭載している走行モータに電力を供給する電源として最適なバッテリパックに関する。
電動バイクなどのように屋外で使用されるバッテリパックは、ケースを防水構造として水の侵入を阻止することが大切である。ケース内に侵入する水が、内部の電子部品や金属部分を腐食し、さらにショート等の原因となるからである。この弊害を防止するために、防水構造のバッテリパックが開発されている。(特許文献1参照)
以上のバッテリパックを図1と図2に示す。このバッテリパックは、複数の電池101を連結している電池ブロック110とし、この電池ブロック110を、可撓性シートを防水構造に密閉している防水袋103に収納して、電池ブロック110を収納している防水袋103を外装ケース104に内蔵している。防水袋103は、リード線108を外部に引き出す部分を筒状として開口筒部103Aとして、この開口筒部103Aの内側開口端103Abを電池ブロック110の上部に位置させて、先端の外側開口端103Aaを下向きに開口している。この開口筒部103Aは、リード線108を挿通する状態で閉塞しており、開口筒部103Aでもって電池ブロック110に接続しているリード線108を防水袋103から外部に引き出している。
特開2007−317578号公報
図1と図2のバッテリパックは、防水袋で電池を防水構造に収納できる。ただ、この構造は、ヒューズなどの交換部品を簡単に交換できない。バッテリパックは、過電流を防止するヒューズを出力ラインに接続して、電池を過電流から保護して劣化を防止し、かつ安全性を向上できる。ヒューズは電池の過電流で溶断されるので、バッテリパックを再使用する状態に復元するには、ヒューズを新しいものに交換する必要がある。図1と図2のバッテリパックは、電池を防水袋に入れて防水構造にできるが、ヒューズを設ける構造にあっては、ヒューズも防水袋に収納されるので、簡単に交換できない。また、交換すると防水袋から電池ブロックを取り出すので、その後の防水を確実に実現するのが難しい欠点がある。
本発明は、さらに以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、電池を防水構造に収納しながら、交換部品のヒューズを簡単に交換でき、さらに、ヒューズを交換した後も防水構造を確実に実現して電池や電子部品を水から保護できるバッテリパックを提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の防水構造のバッテリパックは、充電できる複数の電池1を電池ホルダー2で定位置に配置してなる複数の電池ブロック10と、複数の電池ブロック10が側壁34の内側に配置されて、底面が底板31で閉塞されてなる電池ケース3と、この電池ケース3の側壁34の内側であって、複数の電池ブロック10の上に配置してなる絶縁プレート40と、この絶縁プレート40の上に連結されて、電池ブロック10に接続してなる回路基板60と、絶縁プレート40の上に脱着自在に固定され、かつ電池ブロック10の出力ライン70に接続されて電池ブロック10の過電流を防止するヒューズ62と、複数の電池ブロック10と絶縁プレート40と回路基板60とを収納してなる電池ケース3の上方開口部をパッキン61を挟着して水密構造に密閉し、かつ、ヒューズ62と対向する位置にヒューズ62を交換するヒューズ62の脱着窓53、83を開口してなる蓋ケース30、80と、この蓋ケース30、80の脱着窓53、83を開閉自在に水密構造に密閉してなるヒューズカバー63とを備えている。
以上のバッテリパックは、電池を防水構造に電池ケースに収納しながら、交換部品のヒューズを簡単に交換でき、さらに、ヒューズを交換した後も電池ケースを確実に防水構造に閉塞して、電池や電子部品を水から保護できる特徴がある。
本発明の防水構造のバッテリパックは、絶縁プレート40をプラスチック製として、外周縁に沿って電池ケース3の内面に沿う外周リブ42を一体的に成形して設けて、さらに、絶縁プレート40は、回路基板60の外周に位置するホルダーリブ54を一体的に成形して設けて、このホルダーリブ54を外周リブ42から内側に離して配置すると共に、回路基板60を絶縁プレート40の上面から離してホルダーリブ54の内側に固定することができる。
以上のバッテリパックは、仮に電池ケースと蓋ケースとの間から水が侵入しても、侵入する水による回路基板の腐食やショート等の弊害を有効に防止できる。それは、回路基板を絶縁プレートの上面から離して配置すると共に、回路基板の周囲にホルダーリブを設けて、ホルダーリブを絶縁プレートの外周縁に設けている外周リブから内側に離して、電池ケースの側壁よりも内側に配置しているからである。
本発明の防水構造のバッテリパックは、蓋ケース80が、ヒューズ62を内側に収納してなる上方開口の収納凹部81を備えて、この収納凹部81の底部には、水密構造に貫通してヒューズ62を脱着自在に固定する固定ボルト90を固定して、さらに、収納凹部81の開口部を水密構造に密閉するように、ヒューズカバー63を脱着自在に固定することができる。
以上のバッテリパックは、ヒューズカバーを外す状態においても、ヒューズを収納している収納凹部を電池ケースの内部から防水構造に遮蔽するので、ヒューズカバーを外して、収納凹部に水が侵入しても、これが電池ケースの内部に侵入することがない。このため、ヒューズを交換した後も、電池ケースに水が侵入するのをより確実に阻止できる特徴がある。
本発明の防水構造のバッテリパックは、固定ボルト90が、中間に鍔91を備えて、かつ鍔91より上部に雄ネジ92を設けて、なおかつ上端にはヒューズ62を固定する止ネジ65がねじ込まれる雌ねじ孔93を設けて、鍔91を収納凹部81の底面81Aの内側に配置して、鍔91の上に設けている雄ネジ92にナット95をねじ込んで、ナット95と鍔91とで収納凹部81の底面81Aを挟着して水密構造に固定して、鍔91と収納凹部81の底面との間にはOリング97を配置して、固定ボルト90を水密構造に収納凹部81の底面81Aに固定することができる。
以上のバッテリパックは、ヒューズを簡単かつ容易に、しかも確実に交換できる構造としながら、収納凹部を電池ケースの内部から水密構造にできる特徴がある。また、収納凹部の底に、ヒューズを固定する固定ボルトを確実な防水構造に固定できる特徴もある。
本発明の防水構造のバッテリパックは、固定ボルト90が、鍔91よりも下方に雄ネジ94を設けて、この雄ネジ94にナット96をねじ込んで、固定ボルト90に電池ブロック10の出力ライン70を接続することができる。
以上のバッテリパックは、ヒューズが固定される固定ボルトに出力ラインを確実に固定できる特徴がある。
本発明の防水構造のバッテリパックは、電池ケース3と蓋ケース30、80とを水密構造に密閉するパッキン61を、両端を連結しないゴム状弾性体の紐状として、電池ケース3は、側壁34の開口縁にパッキン61を配置するパッキン溝51を設けて、紐状のパッキン61を、その両端部を積層してパッキン溝51に収納すると共に、パッキン溝51は、パッキン61を積層して収納する領域を、積層しない状態で収納してなる部分よりも幅を広く、又は深くすることができる。
以上のバッテリパックは、パッキンを低コストにしながら、電池ケースの開口部を開閉蓋で安定して確実な防水構造として密閉できる特徴がある。
本発明の防水構造のバッテリパックは、パッキン61をゴム紐61Aとすることができる。
以上のバッテリパックは、パッキンをゴム紐とするのでより安価にできる特徴がある。
本発明の防水構造のバッテリパックは、電池ケース3に固定してなる出力ターミナル67と、この出力ターミナル67に接続されるバスバー82とを備えて、バスバー82を金属板として、連結部82Aの両端に直角に折曲してなる折曲部82B、82Cを設けて、一方の折曲部82Bを出力ターミナル67に、他方の折曲部82Cをヒューズ62に接続することができる。
以上のバッテリパックは、電気抵抗の小さい厚い金属板を使用して、無理なくヒューズと出力ターミナルを接続できる特徴がある。それは、出力ターミナルとヒューズの固定部との相対的な位置ずれが、バスバーの両端に設けている折曲部を弾性的に変形して吸収できるからである。
本発明の防水構造のバッテリパックは、絶縁プレート40をプラスチック製として、上面にリード線を配線し、このリード線を保持する係止爪57を一体的に成形して設けて、この係止爪57でリード線を定位置に配置することができる。
以上のバッテリパックは、絶縁プレートの上面に配線されるリード線を係止爪に案内して、定位置に移動しないように配線できる特徴がある。
本発明の防水構造のバッテリパックは、電池ケース3が、各々の電池ブロック10を摺動して内部に収納するガイドレール35を側壁34の内面に突出して設けて、このガイドレール35に摺動させて電池ブロック10を収納することができる。
以上のバッテリパックは、電池ブロックが多数の電池によって重くなっても、これをガイドレールに沿って電池ケースに挿入することで、簡単かつスムーズに、しかも無理なく定位置に配置できる特徴がある。
従来の防水構造のバッテリパックの分解斜視図である。 図1に示す防水構造のバッテリパックの電池ブロックを防水袋に収納した状態を示す断面図である。 本発明の一実施例にかかる防水構造のバッテリパックの斜視図である。 図3に示す防水構造のバッテリパックの一部拡大IV−IV線断面図である。 図3に示す防水構造のバッテリパックのV−V線断面図である。 図3に示す防水構造のバッテリパックのヒューズを交換する状態を示す分解斜視図である。 図3に示す防水構造のバッテリパックの蓋ケースを外した一部拡大分解斜視図である。 図3に示す防水構造のバッテリパックの分解斜視図である。 図8に示す防水構造のバッテリパックの底面斜視図である。 図3に示す防水構造のバッテリパックの電池ケースと電池ブロックと連結プレートの分解斜視図である。 電池ブロックの斜視図である。 図11に示す電池ブロックの垂直縦断面図である。 図11に示す電池ブロックの分解斜視図である。 図13に示す電池ブロックの電池ホルダーの分解斜視図である。 図12に示す電池ブロックのXV−XV線断面図である。 図14に示す電池ホルダーのホルダーユニットを内側から見た正面図である。 電池ケースの斜視図である。 連結プレートの底面斜視図である。 ヒューズ及びヒューズカバーの連結構造を示す拡大断面図である。 バスバーの他の一例を示す拡大斜視図である。 蓋ケースとヒューズカバーの防水構造の他の一例を示す断面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための防水構造のバッテリパックを例示するものであって、本発明は防水構造のバッテリパックを以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
本発明の防水構造のバッテリパックは、電動バイクに装着されて、走行用のモーターに電力を供給するのに最適である。とくに、以下の実施例に示すバッテリパックは、多数の電池を多段多列に配置して、出力を大きくしているので、電動車両のように大出力な用途に最適である。本発明の防水構造のバッテリパックは、電動バイク、アシスト自転車、電動車椅子、電動三輪車、電動カート等の屋外で使用される電動車両用の電源として最適である。以下、電動バイクに使用されるバッテリパックを実施例として詳述するが、本発明はバッテリパックの用途を電動バイクに特定するものではない。
図3ないし図10のバッテリパックは、複数の電池1を電池ホルダー2で多段多列に配置して電池ブロック10とし、複数の電池ブロック10を電池ケース3に収納している。図のバッテリパックは、3組の電池ブロック10を3列に並べて平行な姿勢で電池ケース3に収納している。
電池ブロック10は、図11ないし図15に示すように、充電できる複数の電池1と、各々の電池1を平行な姿勢で多段多列に配置している電池ホルダー2とを備える。さらに、図に示す電池ブロック10は、電池1にリード板4を介して接続しているサブ回路基板5を備え、このサブ回路基板5を電池ホルダー2の定位置に配置している。
電池1は充電できる二次電池で、リチウムイオン二次電池である。ただし、電池は、ニッケル水素電池やニッケルカドミウム電池とすることもできる。さらに、図のバッテリパックは、電池1を円筒型電池とするが、角型電池とすることもできる。図の電池ブロック10は、各々の電池1を平行な姿勢で多段多列に配置して、各々の電池1の端面を同一面に位置させるように電池ホルダー2で定位置に保持している。図の電池ブロック10は、複数の電池1を平行な姿勢として1段に10本の電池1を平行な姿勢で10列に並べて、これを6段に配置して、全体で60本の電池1を配列している。すなわち、この電池ブロック10は、電池1を6段10列に配置している。図の電池ブロック10は、上下に隣接する電池1を互いに谷間に配置して、各列の電池1をジグザグ状に配置している。図の電池ブロック10は、電池1を6段10列に配置しているが、本発明は、電池ブロックが備える電池の本数や配列を図に示すものに特定するものではない。
さらに、図4、図5、及び図10のバッテリパックは、3組の電池ブロック10を電池ケース3に収納している。したがって、このバッテリパックは、全体で180本の電池1を備える。ただ、本発明のバッテリパックは、電池ケースに収納する電池ブロックの個数を特定するものでなく、これ等は用途に最適な個数に設定される。
複数の電池1は、端面にリード板4を溶着して、互いに直列と並列とに接続している。リード板4は、同じ段の電池1を直列に接続して、ジグザグ状に配置している同列の電池1を並列に接続している。リード板4は金属板で、電池1の端部電極に溶接されて、同列の電池1を並列に接続している。図11ないし図14の電池ブロック10は、同列の電池1をジグザグ状に配置するので、リード板4もジグザグ状としている。隣の列の電池1を直列に接続するリード板4は、ジグザグ状で、その横幅を2列の電池1に接続される幅としている。図13の電池ブロック10は、リード板4でもって、10本の電池1を直列に接続して、6本の電池1を並列に接続している。すなわち、60本の電池1は、リード板4で10直6並に接続される。バッテリパックは、直列接続する電池1の数で出力電圧を調整でき、また、並列接続する電池1の数で出力電流を調整できる。図の電池ブロック10は、10本の電池1を直列に接続するので、出力電圧は電池電圧の10倍となる。したがって、定格電圧を3.7Vとするリチウムイオン電池を使用する電池ブロック10の出力電圧は37Vとなる。
図の電池ブロック10は、各々のリード板4を、電池ホルダー2に固定しているサブ回路基板5に接続している。サブ回路基板5に実装している保護回路(図示せず)が、各々の電池1の電圧を検出するためである。リード板4は、サブ回路基板5に接続する接続部4Aを端部から突出して設けている。リード板4は、接続部4Aに、リード線6を接続しており、これらを介してサブ回路基板5の保護回路に接続される。
電池ホルダー2は、図12、図14、及び図16に示すように、電池1を挿入して定位置に配置する挿入部21を隔壁22で区画して設けている。挿入部21に挿入される電池1は、隔壁22に熱結合状態に接触している。この電池1は、発熱を電池ホルダー2に伝導して放熱する。電池ホルダー2は、電池1を挿入部21に挿入して定位置に配置している。この電池ホルダー2は、絶縁材のプラスチックを成形して製作される。図に示す電池ブロック10は60本の電池1を備えるので、電池ホルダー2は60個の挿入部21を隔壁22で区画して設ける形状として、全体をプラスチックで一体的に成形している。挿入部21は、ここに挿入される電池1の端部電極を外部に露出できるように、その両端を開口している。
電池ホルダー2は、隔壁22の肉厚を表面部よりも中央部で厚くしている。図12、図14、及び図16の電池ブロック10は、電池1を円筒形電池とするので、電池ホルダー2の挿入部21を電池1の表面に沿う円柱状としている。この電池ホルダー2は、隔壁22の厚さが部位によって変化し、隣接する円筒形電池の表面が最も接近する部位で隔壁22の肉厚が最も薄くなる。この電池ホルダー2は、肉厚が最も薄くなる薄肉部22aの肉厚を、電池ホルダー2の中央部において表面部よりも厚くしている。図16の電池ホルダー2は、表面から中央部に向かって、隔壁22の薄肉部22aを次第に厚く、t=1.5mm、t=2.0mm、t=2.5mm、t=3.0mmと変化させている。この電池ブロック10は、多段に配置している電池1の中央の段に向かって隔壁22の薄肉部22aを厚くしているが、同じ段の隔壁22の薄肉部22bは同じ厚さとしている。ただし、バッテリパックは、電池ホルダーの同じ段の隔壁も、両端部よりも中央部を厚くすることもできる。
電池ホルダー2の中央部の隔壁22の肉厚を表面部よりも厚くする電池ホルダー2は、中央部に配置している電池1に熱結合される隔壁22の熱容量を、電池ホルダー2の表面部に配置している電池1に熱結合してなる隔壁22よりも大きくできる。熱容量が隔壁22の体積と比熱の積で特定されるからである。熱容量の大きい隔壁22は、電池1から吸収する熱エネルギに対する温度上昇を小さくできる。したがって、中央部に配置している電池1に熱結合される隔壁22の熱容量を、表面部に配置している電池1に熱結合している隔壁22よりも大きくすることで、電池ホルダー2の中央部に配置している電池1の温度上昇をより小さくできる。電池ホルダー2は表面から外部に放熱するので、表面部の電池1の温度が低くなる傾向がある。いいかえると、中央部の電池温度が高くなる傾向がある。しかしながら、中央部の隔壁22の熱容量を大きくしている電池ホルダー2は、中央部の隔壁22が電池1から吸収する熱エネルギを大きくして、中央部の電池1の温度上昇を少なくできる。このため、電池ホルダー2の表面部と中央部に配置している電池1の温度差を少なくできる。
図4と図5のバッテリパックは、電池ブロック10を電池ケース3に入れて、ポッティング樹脂7に電池ブロック10を埋設している。ポッティング樹脂7は、全ての電池1を完全に埋設して、各々の電池1を理想的な状態で電池ケース3に熱結合できる。ただ、ポッティング樹脂7は、全ての電池1を完全に埋設する必要はなく、たとえば、最上段の電池1の一部をポッティング樹脂7に接触する状態とすることもできる。ポッティング樹脂7を充填しているバッテリパックは、電池ホルダー2の挿入部21と電池1の間にポッティング樹脂7を充填して、電池1と電池ホルダー2との熱結合をより理想的な状態とし、さらに、電池1と電池ケース3との熱結合状態も理想的な状態にできる。電池ホルダー2の挿入部21に隙間なくスムーズにペースト状のポッティング樹脂7を充填するために、図11、図13、及び図14に示す電池ホルダー2は、一対のホルダーユニット2Aに2分割している。この電池ホルダー2は、各々の電池1の端部を分離された別々のホルダーユニット2Aの挿入部21に挿入して定位置に配置している。各々のホルダーユニット2Aは、電池1のほぼ半分を挿入できる挿入部21を設けており、1本の電池1を一対のホルダーユニット2Aに挿入して、定位置に配置している。さらに、電池ホルダー2は、ホルダーユニット2Aの挿入部21と電池1との隙間にポッティング樹脂7を隙間なくスムーズに充填するために、一対のホルダーユニット2Aには、その相対的な連結位置を特定する隙間連結具23を設けている。
隙間連結具23は、一対のホルダーユニット2Aを、その対向面にポッティング樹脂7を通過させる流入隙間24を設けて連結する構造としている。隙間連結具23は、一対のホルダーユニット2Aの対向面に、たとえば1mm〜10mm、好ましくは2mm〜8mm、さらに好ましくは3mm〜6mmの流入隙間24を設けて、ホルダーユニット2Aを連結する。図15に示す隙間連結具23は、一対のホルダーユニット2Aの対向面に突出して設けられた連結ボス23Xである。連結ボス23Xである隙間連結具23は、プラスチック製のホルダーユニット2Aに一体的に成形して設けられる。一方の連結ボス23Xは、先端に円筒状の連結凸部23aを有し、他方の連結ボス23Xは、先端に連結凸部23aを挿入する連結筒部23bを設けている。この隙間連結具23は、一方の連結ボス23Xの連結凸部23aを他方の連結ボス23Xの連結筒部23bに挿入して、一対のホルダーユニット2Aに流入隙間24を設けて連結する。ホルダーユニット2Aは、対向面の四隅部に連結ボス23Xを設けている。連結ボス23Xは、ホルダーユニット2Aの複数カ所に設けられて、ホルダーユニット2Aを流入隙間24を設けて連結する。流入隙間24の間隔は、連結ボス23Xがホルダーユニット2Aの対向面から突出する突出量で特定できる。すなわち、連結ボス23Xの突出量は、連結凸部23aを連結筒部23bに入れて、所定の流入隙間24ができる高さとしている。
以上の隙間連結具23を介して連結される一対のホルダーユニット2Aは、電池ケース3に充填されるポッティング樹脂7を、流入隙間24から挿入部21にスムーズに隙間なく充填できる。とくに、細長い電池1を挿入部21に入れる状態で、電池1と挿入部21との間に隙間なくポッティング樹脂7を充填できる。
さらに、ホルダーユニット2Aは、図15の点線で電池1の外形が示されて確認できるように、挿入部21の内形を、流入隙間24を設けている対向面側から端部に向かって、すなわち電池ホルダー2の挿入部21の中央部から両端部に向かって内形を小さくするテーパー状とすることで、流入隙間24から流入されるポッティング樹脂7をよりスムーズに挿入部21に充填できる。円筒形電池1を定位置に配置する挿入部21は内形を円柱状とし、かつ挿入部21の中央部から両端に向かって内径を小さくして、両端の内径を電池1の外径にほぼ等しくして、電池1を正確に定位置に保持する。この挿入部21は、ポッティング樹脂7をスムーズに充填できることに加えて、各々のホルダーユニット2Aの挿入部21に電池1をスムーズに挿入できる。また電池1を挿入する状態では、電池1の両端部を挿入部21の内面に接触して、電池1を定位置に保持できる。
さらに、挿入部21にポッティング樹脂7を充填する電池ホルダー2は、図12に示すように、挿入部21の内面に、電池1の長手方向に伸びる充填溝25を設けることができる。充填溝25は、挿入部21の内面に複数列に設けられる。この電池ホルダー2は、ホルダーユニット2A間の流入隙間24から充填されるペースト状のポッティング樹脂7を充填溝25に流し込んで、挿入部21の内面と電池1との隙間に、よりスムーズに充填できる。
さらに、電池ホルダー2は、挿入部21の両端に設けている開口部に位置して、リード板4を配置している。リード板4は、挿入部21の外側において、挿入部21の開口部から露出する電池端面に溶接して固定される。図11と図13の電池ホルダー2は、リード板4を嵌入する位置決凹部26を挿入部21の開口端部に設けており、この位置決凹部26にリード板4を入れて定位置に配置している。位置決凹部26は、リード板4の外形よりもわずかに大きい外形として、ここにリード板4を入れて定位置に配置している。
分割して成形される電池ホルダー2は、図15に示すように、一体的に成形された連結ボス23Xに止ネジ19をねじ込んで互いに連結される。図14の電池ホルダー2は、外周部に、連結ボス23Xを一体的に成形して設けている。連結ボス23Xは筒状で、内部に止ネジ19を挿通している。ただ、図示しないが、分割された電池ホルダーは、係止構造で連結し、あるいは接着して連結し、あるいはまた、これらを組み合わせて連結することもできる。
以上の電池ホルダー2は、2分割してプラスチックで成形しているが、本発明のバッテリパックは、電池ホルダーを以上の構造に特定しない。電池ホルダーは、複数の電池を挿入部に入れて定位置に配置できる他の全ての構造とすることができる。電池ホルダーは、たとえば、分割することなく全体を一体構造とすることも、また、ふたつ以上に分割する構造とすることもできる。また、本発明のバッテリパックは、電池を必ずしもポッティング樹脂に埋設する必要はない。このバッテリパックは、電池ホルダーの挿入部の内面と電池との接触面積を広くして、電池と電池ホルダーとを熱結合状態とする。
図11ないし図13の電池ブロック10は、上面にサブ回路基板5を連結している。図に示すように電池1を水平姿勢とする電池ブロック10は、電池ホルダー2の上面に、サブ回路基板5を水平姿勢に配置している。図に示す電池ホルダー2は、サブ回路基板5を定位置に案内するホルダー部27を設けている。図に示す電池ホルダー2は、上面の外周に沿って上方に突出する位置決リブ28を一体的に成形してホルダー部27を設けている。図の電池ホルダー2は、一対のホルダーユニット2Aを連結する状態で、上面にサブ回路基板5を配置できるように、各々のホルダーユニット2Aの上面であって、互いに対向する辺を除く外周縁に沿って位置決リブ28を設けている。ホルダー部27は、サブ回路基板5を位置決リブ28の内側に案内して定位置に配置できるように、位置決リブ28の平面形状を、サブ回路基板5の外周に沿う形状としている。さらに、図に示す電池ホルダー2は、上面から突出する連結ボス29を一体成形して設けており、この連結ボス29に止ネジ18を介してサブ回路基板5を固定して、サブ回路基板5を電池ホルダー2の上面から離れた位置に配置している。このサブ回路基板5は、電池ホルダー2との対向面に保護回路等を実現する電子部品(図示せず)を配置できる。ただ、サブ回路基板は、図示しないが、係止構造で電池ホルダーに固定することもできる。
さらに、図に示す電池ホルダー2は、サブ回路基板5の両側縁と対向する位置決リブ28に、サブ回路基板6に固定されたリード線6をサブ回路基板5の外側に引き出す切欠部28Aを設けている。切欠部28Aは、サブ回路基板5に固定されたリード線6と対向する位置に設けている。この電池ホルダー2は、サブ回路基板5の両側から外側に引き出されるリード線6を切欠部28Aに案内することにより、リード線6の上端を位置決リブ29の上端より上方に突出させることなく配置している。切欠部28Aにおいてサブ回路基板5の外側に引き出されるリード線6がリード板4の接続部4Aに接続されて、リード板4がサブ回路基板5に接続される。
サブ回路基板5は、リード線6とリード板4を介して電池1に接続される。サブ回路基板5は、各々の電池の電圧や温度を検出する回路(図示せず)、さらに各々の電池の電圧や残容量のアンバランスを解消する回路(図示せず)などを実装している。サブ回路基板5は、リード線(図示せず)を介して絶縁プレート40の上面に固定しているメインの回路基板60に接続している。メインの回路基板60は、各々のサブ回路基板5から入力される信号で、電池1の充放電をコントロールする保護回路(図示せず)を実装している。メインの回路基板60は、サブ回路基板5から入力される信号で、放電電流を制御するスイッチング素子、さらに電池1の電流を制御するリレーの制御回路などを実現する電子部品(図示せず)を実装している。複数のサブ回路基板5をリード線(図示せず)でメインの回路基板60に接続しているバッテリパックは、いずれかの電池1の電圧が最高電圧よりも高く、あるいは最低電圧よりも低くなり、あるいは電池1の温度が最高温度よりも高く、あるいは最低温度よりも低くなると、スイッチング素子をオフに切り換えて電池1の電流を遮断する。このように、各々の電池1の電圧や温度を検出して、電池1の電流をコントロールするバッテリパックは、電池1を保護しながら安全に使用できる。
電池ケース3は、プラスチックを成形して製作される。図3ないし図10、及び図17の電池ケース3は、四角形の底板31の周囲に側壁34を設けて、上方を開口する箱形に成形している。さらに、電池ケース3は、図4と図7に示すように、上方の開口部を蓋ケース30で水密構造に密閉している。蓋ケース30は側壁34に固定されて、複数の電池ブロック10と絶縁プレート40とメインの回路基板60とを収納している電池ケース3の上方開口部を、パッキン61を挟着して水密構造に密閉している。
パッキン61は、蓋ケース30と側壁34の上端開口縁に挟着されて、電池ケース3と蓋ケース30とを水密構造に密閉している。パッキン61は、両端を連結しないゴム状弾性体の紐状のゴム紐61Aである。ゴム紐61Aのパッキン61は、所定の長さに切断されて、側壁34と蓋ケース30とに挟着される。パッキン61は、両端部を積層して側壁34と蓋ケース30とを水密構造に密閉する。
電池ケース3は、図7に示すように、側壁34の上端の開口縁にパッキン61を配置するパッキン溝51を設けている。紐状でゴム紐61Aのパッキン61は、両端部を積層してパッキン溝51に入れている。図のパッキン溝51は、パッキン61の両端部を水平方向に積層し、その他の部分を積層しない状態で案内している。パッキン61の積層部は厚くなるので、パッキン溝51は、パッキン61を積層して案内する領域を、積層しないで案内している部分よりも幅の広い幅広部51Aとしている。ただ、パッキン溝は、パッキンの両端部を上下方向に積層して案内することもできる。このパッキン溝は、パッキンを積層して案内する領域を、積層しない部分よりも深い深溝とする。
蓋ケース30は、図4の一部拡大図に示すように、その外周縁にパッキン溝51に挿入される凸条52を一体的に成形して設けている。凸条52は、パッキン61を入れているパッキン溝51に挿入され、パッキン61を弾性的に押圧して、蓋ケース30と側壁34とを水密構造に密閉する。
電池ケース3は、隣接する電池ブロック10の間に、内部を中空状として中空部33を電池ケース3の表面に開口している中空区画壁32を設けて、この中空区画壁32に電池ブロック10を熱結合状態に配置している。中空区画壁32は、電池ブロック10の高さにほぼ等しく、たとえば、電池ブロック10の高さの80%よりも高く、電池ブロック10の側面のほぼ全面に熱結合されて、電池ブロック10を側面から放熱している。中空区画壁32は、その両端を電池ケース3の内面に連結して、電池ケース3の対向する側壁34に連結している。この中空区画壁32は、図4、図5、図9、及び図10に示すように、中空部33の下縁と両端縁を開口する形状として、中空部33により効果的に外気が流れて効率よく放熱する。図の電池ケース3は、3組の電池ブロック10を平行に並べて収納し、3組の電池ブロック10の間に、各々の電池ブロック10に熱結合するように中空区画壁32を設けている。図のバッテリパックは、電池ケース3に複数の電池ブロック10を平行な姿勢で収納して、隣接する電池ブロック10の間に板状の中空区画壁32を設けている。
さらに、図4の電池ケース3は、電池ケース3の底板31に連結して中空区画壁32を設けている。この中空区画壁32は、電池ケース3の底板31から上に伸びるように設けられて、下方に開口する中空部33を内部に設けている。この中空区画壁32は、両側に配置される電池ブロック10に接近して、電池ブロック10に熱結合されて、電池ブロック10の熱を電池ケース3の外部に放熱する。とくに、内部を中空状とする中空区画壁32は、外気に接触する放熱面積を大きくして電池1の発熱を効率よく外部に放熱する。また、中空区画壁32は、中空部33の断熱性によって、中空区画壁32の両側に配置している電池ブロック10の熱暴走の誘発を阻止することもできる。一方の電池ブロック10の異常な温度上昇が、中空区画壁32の中空部33で遮断されるからである。
さらに、図に示すバッテリパックは、複数の電池ブロック10の上に絶縁プレート40を備えている。絶縁プレート40は、図4と図10に示すように、複数の電池ブロック10の上面に配置しており、止ネジ16を介して各々の電池ブロック10に固定されて、複数の電池ブロック10を一体構造に連結している。電池ブロック10の電池ホルダー2は、図10に示すように、絶縁プレート40を貫通する止ネジ16をねじ込む連結ボス17を上面の両端部に突出して設けている。この絶縁プレート40は、貫通孔44に挿入される止ネジ16を電池ホルダー2の連結ボス17にねじ込んで、複数の電池ブロック10を一体構造で連結している。さらに、図に示す電池ブロック10は、上面にサブ回路基板5を備えているので、このサブ回路基板5を絶縁プレート40との間に配設して、絶縁プレート40で保護することができる。このバッテリパックは、絶縁プレート40でもって複数の電池ブロック10を一体構造に連結して、各々の電池ブロック10に接続しているサブ回路基板5を絶縁プレート40で保護しながら電池ケース3に収納できる。
絶縁プレート40は、プラスチックを成形して製作している。図18の絶縁プレート40は、複数の電池ブロック10の上面に対向して配置されるベースプレート41の外周に沿って、下と上に突出する外周リブ42を一体成形している。外周リブ42は、電池ケース3の開口縁部に嵌合するように、電池ケース3の側壁34の内面に沿う外形としている。図17に示す電池ケース3は、側壁34の内面に、上下方向に延びるガイドレール35と、電池ケース3の開口部を閉塞する蓋ケース30を連結する連結ボス36とを一体成形して設けている。図18に示す絶縁プレート40の外周リブ42は、ガイドレール35を案内するスリット45を下方に開口すると共に、連結ボス36を案内する外周凹部46を外周面に設けている。
さらに、絶縁プレート40は、ベースプレート41の下面から突出して、電池ケース3の中空区画壁32に連結される連結壁43を一体成形して設けている。図17の電池ケース3は内部に2列の中空区画壁32を備えているので、絶縁プレート40は、これらの中空区画壁32と対向する位置に2列の連結壁43を設けている。この絶縁プレート40は、連結壁43を嵌合構造で中間区画壁32に連結して、電池ケース3の定位置に配置している。図17に示す電池ケース3の中空区画壁32は、上面から突出する嵌入凸条37を、中空区画壁32に沿って設けると共に、この嵌入凸条37に連結して、絶縁プレート40を貫通する止ネジ15をねじ込む中間連結ボス38を一体的に成形して設けている。また、絶縁プレート40の連結壁43は、図18に示すように、下端に沿って、中空区画壁32の嵌入凸条37を嵌入する嵌入溝47を設けている。さらに、連結壁43は、中空区画壁32の中間連結ボス38と対向する位置において、連結溝47を切除して、中間連結ボス38を嵌合状態で案内する嵌合凹部48を設けると共に、この嵌合凹部48の中心に位置して、止ネジ15を挿通する貫通孔49を開口している。
以上の絶縁プレート40は、外周リブ42の外周凹部46に電池ケース3の連結ボス36を案内しながら電池ケース3の開口部に挿入されると共に、外周リブ42のスリット45に電池ケース3のガイドレール35が挿入されて、電池ケース3の開口縁部の定位置に配置される。さらに、絶縁プレート40は、連結壁43の嵌合凹部48に中空区画壁32の中間連結ボス38を案内しながら、連結壁43の嵌入溝47に中空区画壁32の嵌入凸条37を嵌入して、連結壁43が嵌合構造で中空区画壁32に連結される。さらに、絶縁プレート40は、図10に示すように、中央部において、貫通孔49を貫通する止ネジ15が中空区画壁32の中間連結ボス38にねじ込まれると共に、端部において、貫通孔50を貫通する止ネジ15が側壁34の内面に設けた端部連結ボス39にねじ込まれて、電池ケース3に固定される。
複数の電池ブロック10は、絶縁プレート40を介して一体的に連結される状態で、電池ケース3に収納される。中空区画壁32で区画された電池ケース3は、各々の区画に電池ブロック10が収納される。さらに、複数の電池ブロック10が連結された絶縁プレート40が電池ケース3の開口部に嵌入されて、止ネジ15を介して定位置に固定される。図の電池ケース3は、各々の電池ブロック10を摺動して内部に収納するガイドレール35を側壁34の内面に突出して設けている。この電池ケース3は、ガイドレール35に摺動させて電池ブロック10をスムーズに収納できる。
絶縁プレート40は、図7と図8に示すように、上面にメインの回路基板60を固定している。メインの回路基板60を定位置に配置するために、絶縁プレート40はメインの回路基板60の外周に位置するようにホルダーリブ54を一体的に成形して設けている。ホルダーリブ54は、外周リブ42から内側に離して配置される。回路基板60を絶縁プレート40の外周縁よりも内側に配置するためである。さらに、絶縁プレート40は、メインの回路基板60を止ネジ69で固定するネジ止めボス55を上面に突出するように一体的に成形して設けている。メインの回路基板60は、ホルダーリブ54の内側に配置されて、ネジ止めボス55の上に載せられて止ネジ69で絶縁プレート40の上に固定される。止ネジ69は、メインの回路基板60を貫通し、ネジ止めボス55にねじ込まれて、メインの回路基板60を絶縁プレート40の上面から離して固定する。
図7と図8の絶縁プレート40は、上面にヒューズ62を固定している。ヒューズ62は、電池ブロック10の出力ライン70に接続されて、電池1の過電流で溶断されて電池1を過電流から保護する。図に示す出力ライン70は、電池ブロック10の出力を出力ターミナル67に接続してなるラインで、ヒューズ62の一端を電池ブロック10の出力側に接続してなるリード板71と、ヒューズ62の他端を出力ターミナル67に接続してなるバスバー72とを備える。図7、図8、及び図19の絶縁プレート40は、ヒューズ62の両端を固定する一対の接続ボス56を、上面に突出するように一体的に成形して設けている。接続ボス56は、上端の開口部に止ネジ65がねじ込まれるナット66を固定している。ヒューズ62の両端の接続端子62Aを貫通する止ネジ65を接続ボス56のナット66にねじ込んで、ヒューズ62を接続ボス56に固定している。ヒューズ62は、一方の接続端子62Aを、バスバー72を介して出力ターミナル67に接続している。バスバー72は金属板で、一端を接続端子62Aに積層してヒューズ62に接続して、他端を出力ターミナル67に接続している。図8のバスバー72は、金属板をL字状に折曲して、一端をヒューズ62の接続端子62Aに、他端を出力ターミナル67に接続している。
ヒューズを出力ターミナルに接続するバスバーは、図20に示す形状とすることもできる。このバスバー82は、所定の幅の金属板で製作している。このバスバー82は、長手方向に伸びる連結部82Aの両端部を直角に折曲して折曲部82B、82Cを設けている。一方の折曲部82Bは出力ターミナル67に接続され、他方の折曲部82Cはヒューズ62を介して電池ブロックの出力側に接続している。このバスバー82は、金属板の弾性変形する特性を利用して、すなわち、連結部82Aに対する折曲部82B、82Cの折曲角度を変化させて、ヒューズ62を無理なく出力ターミナル67に接続する。図20のバッテリパックは、出力ターミナル67を電池ケース3に、ヒューズ62を絶縁プレート40に固定しているので、電池ケース3や絶縁プレート40の寸法誤差によって、ヒューズ62の接続端子62Aと出力ターミナル67との相対位置がずれて、接続端子62Aと出力ターミナル67との距離に誤差ができることがある。図に示すように、両端に折曲部82B、82Cを設けているバスバー82は、連結部82Aと折曲部82B、82Cとの折曲角度が変化することで、両端の折曲部82B、82Cの間隔を調整できる。このため、出力ターミナル67とヒューズ62との相対位置のずれをバスバー82で吸収して、両者を無理なく接続できる。とくに、バスバー82に電気抵抗の小さい厚い金属板を使用しながら、この特徴が実現できる。
ヒューズ62は、図7と図19に示すように、バスバー72に接続されるのと反対側の接続端子62Aをリード板71を介して電池ブロック10の出力側に接続している。リード板71は、ヒューズ62の接続端子62Aに積層されて、止ネジ65で接続ボス56に固定される。一方の止ネジ65は、互いに積層しているヒューズ62の接続端子62Aとリード板71に設けた貫通孔を貫通し、他方の止ネジ65は、ヒューズ62の接続端子62Aとバスバー72の貫通孔を貫通して、接続ボス56のナット66にねじ込まれる。ヒューズ62は、両端の接続端子62Aを固定している止ネジ65を外して、接続ボス56から分離できる。したがって、ヒューズ62を交換するときは、両方の止ネジ65を外して溶断されたヒューズを外し、新しいヒューズをセットした後、両方の止ネジ65をねじ込んで、接続ボス56に固定する。
絶縁プレート40に固定しているヒューズ62は、図6に示すように、蓋ケース30を外すことなく交換される。このことを実現するために、蓋ケース30は、ヒューズ62との対向する位置に、ヒューズ62を交換するヒューズ62の脱着窓53を開口している。さらに、この蓋ケース30の脱着窓53は、ヒューズカバー63でもって、開閉自在に水密構造に密閉している。
蓋ケース30は、図6と図19に示すように、脱着窓53の周縁の上面に、Oリング68を案内するリング溝58を設けている。このリング溝58にOリング68が入れられ、蓋ケース30に固定されるヒューズカバー63でOリング68を押圧して、脱着窓53を水密構造に密閉している。蓋ケース30は、ヒューズカバー63を固定する複数の雌ねじ孔59を、リング溝58の外側に、貫通しないように上方に開口して設けている。ヒューズカバー63は、これを貫通する止ネジ79を雌ねじ孔59にねじ込んで、蓋ケース30に水密構造に固定される。以上の構造は、蓋ケース30を外すことなく、ヒューズカバー63を外してヒューズ62を交換できる。
さらに、図21の断面図に示す構造は、ヒューズカバー63を外して脱着窓83を開口する状態においても、電池ケース3の内部を蓋ケース80で防水構造に密閉できる。この蓋ケース80は、ヒューズ62を内側に収納する上方開口の収納凹部81をプラスチックを成形して設けている。収納凹部81は、底部に水密構造に固定ボルト90を固定している。固定ボルト90は、収納凹部81の底部を水密構造に貫通して、上端にはヒューズ62を脱着自在に固定するようにしている。収納凹部81の開口部であるヒューズ62の脱着窓83は、ヒューズカバー63で水密構造に密閉している。ヒューズカバー63は、水密構造に脱着窓83を密閉できるように、収納凹部81の開口縁に沿って設けたリング溝88に挿入したOリング68を挟着し、Oリング68の外側の周囲を複数の止ネジ79で雌ねじ孔89にねじ込んで蓋ケース80に固定している。ヒューズカバー63は、止ネジ79を外して蓋ケース80から外されて、ヒューズ62を交換するときに脱着窓83を開口する。
図21に示す固定ボルト90は、中間に鍔91を備え、かつ鍔91より上部には雄ネジ92を設けている。さらに、固定ボルト90の上端は、ヒューズ62を固定する止ネジ65をねじ込む雌ねじ孔93を設けている。この固定ボルト90は、鍔91を収納凹部81の底面81Aの内側に配置して、鍔91の上に設けている雄ネジ92にナット95をねじ込んで、ナット95と鍔91とで収納凹部81の底面81Aを挟着して水密構造に固定される。さらに、鍔91と収納凹部81の底面81Aとの間にはOリング97を配置し、これを鍔91で挟着して、固定ボルト90は水密構造に収納凹部81の底面81Aに固定される。
さらに、固定ボルト90は、出力ライン70のバスバー72やリード板71に接続するために、鍔91よりも下方に雄ネジ94を設けている。この雄ネジ94にナット96をねじ込んで、電池ブロック10の出力ライン70のバスバー72やリード板71を接続している。バスバー72やリード板71は、固定ボルト90の雄ネジ94を挿通する貫通孔を設けている。貫通孔に固定ボルト90の雄ネジ94が挿入され、ナット96がねじ込まれて、バスバー72やリード板71が挟着して固定される。以上の構造の蓋ケース80は、ヒューズカバー63を開いて収納凹部81の脱着窓83を開く状態においても、蓋ケース80でもって電池ケース3の内部を水密構造に密閉するので、ヒューズ62を交換する状態においても、電池ケース3に水の侵入を阻止できる。また、仮にヒューズカバー63が完全な水密構造に密閉できない状態となっても、電池ケース3の内部を水密構造に保持できる特徴がある。
さらに、図7と図8に示す絶縁プレート40は、絶縁プレート40上に配線されるリード線(図示せず)を保持する係止爪57を一体的に成形して設けている。図に示す係止爪57は、互いに平行な姿勢で対向して設けられており、上端部を互いに接近する方向に折曲して爪部57Aを設けている。この係止爪57は、互いに対向する爪部57Aの間の隙間にリード線を通過させて、リード線を定位置に保持する。プラスチックで絶縁プレート40に一体成形される係止爪57は、弾力性を利用して、すなわち、一対の係止爪57を弾性変形させて、爪部57Aの間にリード線をスムーズに圧入できる。また、一対の係止爪57は、間に挿入されたリード線を、向かい合う爪部57Aでもって外側に出ないように保持する。この係止爪57は、挿入して保持するリード線の太さや本数を考慮して、係止爪57の厚さや高さ、さらには、爪部57Aの長さや間隔を調整する。
さらに、バッテリパックは、図4と図5に示すように、電池ケース3に収納された電池ブロック10を埋設するように、すなわち電池1を埋設するように、ポッティング樹脂7を充填している。ポッティング樹脂7は、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、シリコン樹脂などで、未硬化なペースト状で充填されて、電池1と電池ホルダー2とを埋設する。電池ブロック10を入れた電池ケース3にポッティング樹脂7が充填されたバッテリパックは、ポッティング樹脂7を電池ケース3の内面に隙間なく密着して、ポッティング樹脂7と電池ケース3との熱結合を理想的な状態にできる。ただし、電池をポッティング樹脂に埋設しているバッテリパックは、電池ブロックを成形用の容器に入れてポッティング樹脂を充填し、ポッティング樹脂が硬化した状態で、成形容器から取り出して電池ケースに収納することもできる。この構造は、成形容器の内形を電池ケースの内形として、ポッティング樹脂を電池ケースの内面に密着できる。このバッテリパックは、ポッティング樹脂に埋設する電池ブロックを電池ケースから取り出すことができるので、電池ブロックの交換などのメンテナンスができる特徴がある。
以上のバッテリパックは、以下のようにして組み立てられる。
(1)図14に示すように、2分割されたホルダーユニット2Aの挿入部21に全ての電池1を挿入した後、ホルダーユニット2Aを連結して電池ホルダー2とする。ホルダーユニット2Aは、隙間連結具23で対向面に流入隙間24を設けて連結される。さらに、図13に示すように、各々の電池1の端面電極に、リード板4を溶着して固定する。
(2)図13に示すように、電池ホルダー2の上面にサブ回路基板5を固定する。サブ回路基板5は、これを貫通する止ネジ18を介して電池ホルダー2に固定する。
(3)リード板4の接続部4Aをリード線6を介してサブ回路基板5に接続する。
以上の工程で、電池ブロック10が組み立てられる。
(4)図10に示すように、複数の電池ブロック10を絶縁プレート40に連結する。複数の電池ブロック10は、各々の電池ホルダー2の連結ボス17に、絶縁プレート40を貫通する止ネジ16がねじ込まれて一体構造で連結される。
(5)絶縁プレート40で連結された複数の電池ブロック10を、電池ケース3に収納する。各電池ブロック10は、中空区画壁32で区画された各々の区画に収納される。絶縁プレート40は、嵌合構造で電池ケース3の定位置に配置されると共に、止ネジ15を介して電池ケース3の定位置に固定される。
以上の工程では、複数の電池ブロック10を絶縁プレート40で一体構造に連結した後、電池ブロック10を電池ケース3に収納しているが、複数の電池ブロックを電池ケース3に収納した後、絶縁プレート40を電池ケース3に嵌入して、絶縁プレート40を各々の電池ブロックに連結することもできる。
(6)図4に示すように、電池ケース3にペースト状で未硬化なポッティング樹脂7を充填し、ポッティング樹脂7を硬化させる。
(7)絶縁プレート40の上面において、出力ライン70にヒューズ62を接続する。さらに、ヒューズ62が接続されたバスバー72に出力ターミナル67を接続する。
(8)電池ケース3の開口部に蓋ケース30を連結して閉塞する。このとき、電池ケース3の側壁34の上端の開口縁に設けたパッキン溝51にゴム紐61Aのパッキン61を挿入する。紐状のパッキン61は、パッキン溝51の幅広部51Aにおいて、両端部を積層する状態でガイド溝51に配置する。蓋ケース30の外周縁に設けた凸条52を、パッキン61を入れたパッキン溝51に挿入して、パッキン61を弾性的に押圧しながら電池ケース3の開口部を蓋ケース30で水密構造に閉塞する。蓋ケース30は、外周部を貫通する止ネジ14を、電池ケース3の開口部に設けた連結ボス36にねじ込んで固定する。
1…電池
2…電池ホルダー 2A…ホルダーユニット
3…電池ケース
4…リード板 4A…接続部
5…サブ回路基板
6…リード線
7…ポッティング樹脂
10…電池ブロック
14…止ネジ
15…止ネジ
16…止ネジ
17…連結ボス
18…止ネジ
19…止ネジ
21…挿入部
22…隔壁 22a…薄肉部
22b…薄肉部
23…隙間連結具 23X…連結ボス
23a…連結凸部
23b…連結筒部
24…流入隙間
25…充填溝
26…位置決凹部
27…ホルダー部
28…位置決リブ 28A…切欠部
29…連結ボス
30…蓋ケース
31…底板
32…中空区画壁
33…中空部
34…側壁
35…ガイドレール
36…連結ボス
37…嵌入凸条
38…中間連結ボス
39…端部連結ボス
40…絶縁プレート
41…ベースプレート
42…外周リブ
43…連結壁
44…貫通孔
45…スリット
46…外周凹部
47…嵌入溝
48…嵌合凹部
49…貫通孔
50…貫通孔
51…パッキン溝 51A…幅広部
52…凸条
53…脱着窓
54…ホルダーリブ
55…ネジ止めボス
56…接続ボス
57…係止爪 57A…爪部
58…リング溝
59…雌ねじ孔
60…回路基板
61…パッキン 61A…ゴム紐
62…ヒューズ 62A…接続端子
63…ヒューズカバー
65…止ネジ
66…ナット
67…出力ターミナル
68…Oリング
69…止ネジ
70…出力ライン
71…リード板
72…バスバー
79…止ネジ
80…蓋ケース
81…収納凹部 81A…底面
82…バスバー 82A…連結部
82B…折曲部
82C…折曲部
83…脱着窓
88…リング溝
89…雌ねじ孔
90…固定ボルト
91…鍔
92…雄ネジ
93…雌ねじ孔
94…雄ネジ
95…ナット
96…ナット
97…パッキン
101…電池
103…防水袋 103A…開口筒部
103Aa…外側開口端
103Ab…内側開口端
104…外装ケース
108…リード線
110…電池ブロック

Claims (10)

  1. 充電できる複数の電池(1)を電池ホルダー(2)で定位置に配置してなる複数の電池ブロック(10)と、複数の電池ブロック(10)が側壁(34)の内側に配置されて、底面が底板(31)で閉塞されてなる電池ケース(3)と、この電池ケース(3)の側壁(34)の内側であって、複数の電池ブロック(10)の上に配置してなる絶縁プレート(40)と、この絶縁プレート(40)の上に連結されて、前記電池ブロック(10)に接続してなる回路基板(60)と、前記絶縁プレート(40)の上に脱着自在に固定され、かつ前記電池ブロック(10)の出力ライン(70)に接続されて電池ブロック(10)の過電流を防止するヒューズ(62)と、複数の電池ブロック(10)と前記絶縁プレート(40)と前記回路基板(60)とを収納してなる前記電池ケース(3)の上方開口部をパッキン(61)を挟着して水密構造に密閉し、かつ、前記ヒューズ(62)との対向する位置にヒューズ(62)を交換するヒューズ(62)の脱着窓(53)、(83)を開口してなる蓋ケース(30)、(80)と、この蓋ケース(30)、(80)の脱着窓(53)、(83)を開閉自在に水密構造に密閉してなるヒューズカバー(63)とを備える防水構造のバッテリパック。
  2. 前記絶縁プレート(40)がプラスチック製で、外周縁に沿って前記電池ケース(3)の内面に沿う外周リブ(42)を一体的に成形して設けており、さらに、前記絶縁プレート(40)は、記回路基板(60)の外周に位置するホルダーリブ(54)を一体的に成形して設けており、このホルダーリブ(54)は前記外周リブ(42)から内側に離して配置されると共に、前記回路基板(60)が絶縁プレート(40)の上面から離してホルダーリブ(54)の内側に固定されてなる請求項1に記載される防水構造のバッテリパック。
  3. 前記蓋ケース(30)が、前記ヒューズ(62)を内側に収納してなる上方開口の収納凹部(81)を備え、この収納凹部(81)の底部には、水密構造に貫通してヒューズ(62)を脱着自在に固定する固定ボルト(90)を固定しており、さらに、前記収納凹部(81)の開口部を水密構造に密閉するように、ヒューズカバー(63)が脱着自在に固定されてなる請求項1または2に記載される防水構造のバッテリパック。
  4. 前記固定ボルト(90)が、中間に鍔(91)を備え、かつ鍔(91)より上部に雄ネジ(92)を設けており、なおかつ上端にはヒューズ(62)を固定する止ネジ(65)がねじ込まれる雌ねじ孔(93)を設けており、前記鍔(91)を収納凹部(81)の底面(81A)の内側に配置して、鍔(91)の上に設けている雄ネジ(92)にナット(95)がねじ込まれて、ナット(95)と鍔(91)とで収納凹部(81)の底面(81A)を挟着して水密構造に固定しており、前記鍔(91)と前記収納凹部(81)の底面(81A)との間にはOリング(68)を配置して、固定ボルト(90)を水密構造に収納凹部(81)の底面(81A)に固定してなる請求項3に記載される防水構造のバッテリパック。
  5. 前記固定ボルト(90)が鍔(91)よりも下方に雄ネジ(94)を設けており、この雄ネジ(94)にナット(96)がねじ込まれて、前記固定ボルト(90)に電池ブロック(10)の出力ライン(70)を接続してなる請求項4に記載される防水構造のバッテリパック。
  6. 前記電池ケース(3)と蓋ケース(30)とを水密構造に密閉するパッキン(61)が、両端を連結しないゴム状弾性体の紐状で、前記電池ケース(3)は、側壁(34)の開口縁にパッキン(61)を配置するパッキン溝(51)を設けており、前記紐状のパッキン(61)が、その両端部を積層してパッキン溝(51)に収納されると共に、前記パッキン溝(51)は、パッキン(61)を積層して収納する領域を積層しない状態で収納してなる部分よりも幅を広く、又は深くしている請求項1ないし5のいずれかに記載される防水構造のバッテリパック。
  7. 前記パッキン(61)がゴム紐(61A)である請求項6に記載される防水構造のバッテリパック。
  8. 前記電池ケース(3)に固定してなる出力ターミナル(67)と、この出力ターミナル(67)に接続されるバスバー(82)とを備え、前記バスバー(82)が金属板であって、連結部(82A)の両端に直角に折曲してなる折曲部(82B)、(82C)を有し、一方の折曲部(82B)が出力ターミナル(67)に、他方の折曲部(82C)が前記ヒューズ(62)に接続されてなる請求項1ないし7のいずれかに記載される防水構造のバッテリパック。
  9. 前記絶縁プレート(40)がプラスチック製で、上面にリード線を配線しており、このリード線を保持する係止爪(57)を一体的に成形して設けており、係止爪(57)でリード線を定位置に配置してなる請求項1ないし8のいずれかに記載される防水構造のバッテリパック。
  10. 前記電池ケース(3)が、各々の電池ブロック(10)を摺動して内部に収納するガイドレール(35)を側壁(34)の内面に突出して設けて、このガイドレール(35)に摺動させて電池ブロック(10)を収納するようにしてなる請求項1ないし9のいずれかに記載される防水構造のバッテリパック。
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