JP2011047990A - 発熱ローラ、定着装置および画像形成装置 - Google Patents

発熱ローラ、定着装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011047990A
JP2011047990A JP2009194181A JP2009194181A JP2011047990A JP 2011047990 A JP2011047990 A JP 2011047990A JP 2009194181 A JP2009194181 A JP 2009194181A JP 2009194181 A JP2009194181 A JP 2009194181A JP 2011047990 A JP2011047990 A JP 2011047990A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
heat
heat generating
roller
heat generation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009194181A
Other languages
English (en)
Inventor
Noboru Yonekawa
のぼる 米川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2009194181A priority Critical patent/JP2011047990A/ja
Priority to EP10173544.7A priority patent/EP2290470B1/en
Priority to US12/862,408 priority patent/US8351836B2/en
Priority to CN201010266224.9A priority patent/CN101995804B/zh
Publication of JP2011047990A publication Critical patent/JP2011047990A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2053Structural details of heat elements, e.g. structure of roller or belt, eddy current, induction heating

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • General Induction Heating (AREA)

Abstract

【課題】発熱量の自己調節能力が高く、且つ、破損しにくい発熱ローラを提供する。
【解決手段】外側から順に、電気抵抗率の低い材料からなる主発熱層31と、少なくともニッケルを含有する磁性金属かならなる発熱制御層30と、熱伝導率の低い断熱層36と、剛性のある芯金30とを有し、外側から磁束が印加されて発熱する発熱ローラにおいて、発熱制御層30を焼鈍処理し、発熱制御層30と断熱層36とを接着する。
【選択図】図3

Description

本発明は、発熱ローラ、定着装置および画像形成装置に関する。
画像形成装置の定着装置として、表面近くに誘導加熱によって発熱する薄い金属層を設けた、発熱ローラは発熱スリーブ(ベルト)を有するものが公知である。このような発熱ローラは、熱容量が小さく発熱量が大きいため、短時間に表面温度を上昇可能であり、待機時の予熱が不要であるのでエネルギー消費が少ない。
特許文献1には、銅からなる主発熱層(誘導発熱層)と整磁合金からなる発熱制御層とで構成された発熱層を有する発熱スリーブ(定着ベルト)が記載されている。この発熱スリーブは、整磁合金がキュリー温度以下であるときは、強磁性体である整磁合金の発熱制御層が磁束を捕捉し、表皮効果によって主発熱層中に誘導電流(渦電流)を集中させて主に主発熱層を発熱させ、整磁合金がキュリー温度以上であるときは、常磁性体となった整磁合金の発熱制御層が磁束を通過させ、発熱スリーブの内側に配置した磁束抑制層に磁束を誘導することで、発熱層の発熱量を低下させる。このように、発熱量を自己調節可能とした発熱スリーブは、通紙範囲が狭い場合にも。通紙範囲外の部分が過剰に温度上昇しない。
定着温度に近いキュリー温度を有し、透磁率の変化が大きい整磁合金として、パーマロイ(Fe−Ni)が広く利用されている。しかしながら、パーマロイは強度が大きくないため、パーマロイを用いて発熱スリーブを形成すると、発熱スリーブが破損しやすくなるという問題がある。特に、パーマロイは、好ましい磁性を得るには焼鈍処理が欠かせないが、発熱スリーブに焼鈍処理を施すと、パーマロイの強度が低下するだけでなく、誘導発熱層を構成する銅の強度も低下してしまい、定着装置用発熱スリーブとして必要な強度を得ることができない。
特許文献2には、非磁性体からなる主発熱層と、定着温度と同程度のキュリー温度を有する磁性体(パーマロイ)からなる発熱制御層とを有する発熱ベルトの内側に、弾性のある断熱層を有する定着ローラを配置し、定着ベルトの外側に、定着ローラとの間に発熱ベルトを挟み込んでニップを形成する加圧ローラを配置した定着装置が記載されている。この発熱ベルトにおいても、パーマロイの磁性を改善するために焼鈍処理を施すと、その強度が不十分になる。
特開2007−279672号公報 特開2009−175200号公報
前記問題点に鑑みて、本発明は、発熱量の自己調節能力が高く、且つ、破損しにくい発熱ローラ、並びに、発熱ローラが部分的に過熱しない定着装置および画像形成装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明による発熱ローラは、外側から順に、電気抵抗率の低い材料からなる主発熱層と、少なくともニッケルを含有する磁性金属かならなる発熱制御層と、熱伝導率の低い断熱層と、剛性のある芯金とを有し、外側から磁束が印加されて発熱する発熱ローラであって、前記発熱制御層は、焼鈍処理されており、前記発熱制御層と前記断熱層とは、互いに接着されているものとする。
この構成によれば、発熱制御層を焼鈍処理した磁性金属で形成することによって最適な磁気特性を与え、発熱制御層を断熱層に接着することで、発熱制御層の蛇行を防止して破損を防止できる。
また、本発明の発熱ローラにおいて、前記主発熱層は、銅を含んでもよい。
この構成によれば、主発熱層の抵抗を低くして、力率を高め、電源効率および発熱効率を高められる。
また、本発明の発熱ローラにおいて、前記主発熱層は、メッキによって形成され焼鈍処理されていなくてもよい。
この構成によれば、主発熱層に十分な強度を持たせられる。
また、本発明の発熱ローラは、前記主発熱層の外面に、酸化防止層、弾性層および離型層が順に積層されていてもよい。
この構成によれば、酸化防止層によって、主発熱層の腐食を防止して、主発熱層と弾性層との接着を長期に亘って確保できる。
また、本発明の発熱ローラにおいて、前記芯金は、非磁性の電気抵抗率の低い材料からなってもよい。
この構成によれば、発熱制御層がキュリー温度に達したとき、発熱制御層を貫通した磁束はさらに芯金を貫通し、芯金内に渦電流を発生させる。芯金に生じた渦電流は、磁束を打ち消すので、主発熱層を通過する磁束数を低下させて発熱量をさらに低減する。
また、本発明による定着装置は、前記発熱ローラのいずれかと、前記発熱ローラに磁束を印加する励磁コイルと、前記発熱ローラに圧接される加圧ローラとを有するものとする。
この構成によれば、発熱ローラは、部分的過熱がないように発熱量を自己調節でき、且つ、ニップを形成するための変形に耐え得る十分な強度を有する。また、発熱制御層が断熱層に接着されているため、発熱制御層が蛇行して過大な応力を受けることがない。このため、定着装置の定着能力が高く、故障が少ない。
また、本発明による画像形成装置は、前記定着装置を備えるものとする。
この構成によれば、発熱ローラの発熱量調節機能によって画像の定着が安定し、発熱ローラが損傷しにくいのでダウンタイムが短い。
本発明によれば、発熱ローラの発熱制御層に、焼鈍処理した整磁金属で形成することによって好ましい磁気特性を与え、弾性層に接着することで蛇行を防止して損傷を防止できる。
本発明の第1実施形態の発熱ローラを備える画像形成装置の構成図である。 図1の定着装置の断面図である。 図2の定着ローラの部分拡大断面図である。 パーマロイのニッケル配合率とキュリー温度との関係を示すグラフである。 図2の加圧ローラの部分拡大断面図である。 材料と加工方法とによる硬さの違いを示す図である。
これより、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の1つの実施形態である発熱ローラを有する画像形成装置1を示す。
本実施形態の面像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーによってトナー画像を形成する4つの作像部2Y,2M,2C,2Kと、作像部2Y,2M,2C,2Kが形成したトナー画像を、無端ループ状の中間転写ベルト3に、静電気力によって1次転写する1次転写ローラ4と、中間転写ベルト3に転写されたトナー画像を、さらに、静電気力によって記録紙に2次転写する2次転写ローラ5と、トナー画像が転写された記録紙を加熱および加圧してトナーを溶融し、トナー画像を記録紙に定着させる定着装置6とを有する、いわゆるタンデム方式のカラープリンタである。
画像形成装置1は、中間転写ベルト3上のトナー画像の濃度を検出する画像濃度センサ7を有する。この画像濃度センサ7は、レジストセンサとしての機能も果たす。中間転写ベルト3は、駆動ローラ8と自由ローラ9との間に掛け渡されている。
各色の作像部2Y,2M,2C,2Kは、それぞれ、感光体10と、感光体10を帯電させる帯電器11と、帯電した感光体10を選択的に露光して静電潜像を形成する露光器12と、静電潜像にトナーを供給して現像する現像器13と、中間転写ベルト3に転写できずに残留するトナーを掻き落とすクリーナ14とを有する。
また、画像形成装置1は、記録紙を収容する給紙トレイ15を有し、給紙トレイ15から給紙ローラ16によって1枚ずつ記録紙が取り出され、中間転写ベルト3と2次転写ローラ5とのニップに供給される。定着装置6によってトナー画像が定着された記録紙は、排紙ローラ17によって、排紙トレイ18上に排出される。
図2に、定着装置6の構成を詳しく示す。定着装置6は、本発明に係る発熱ローラ19と、発熱ローラ19に押圧され、記録紙Pを挟み込む幅のあるニップを形成する加圧ローラ20と、加圧ローラ20の反対側で、発熱ローラ19に対向して配置され、発熱ローラ19に交番磁界を印加する励磁コイル21とを有する。
発熱ローラ19は、表層の発熱スリーブ22と、発熱スリーブ22の内側に接着されて一体に回転する定着ローラ23とからなる。
励磁コイル21は、ボビン24に巻線を巻回して形成されている。また、励磁コイル21の周囲で、発熱ローラ19が位置しない三方には、励磁コイル21が形成した磁束を案内するためのコア25,26,27が配置されている。また、定着装置6は、発熱ローラ19から記録紙Pを分離するための分離爪28、および、発熱ローラ19の温度を検出する温度センサ29を有する。温度センサ29は、発熱ローラ19の、記録紙Pのサイズに拘わらず記録紙Pと当接して熱が奪われる部分の温度を検出するように配設される。
励磁コイル21には、不図示の高周波インバータから20〜40kHz、100〜2000Wの高周波電力が、温度センサ29の検出温度に応じて出力調節して供給される。この高周波電力の周波数を20kHz未満とすると、発熱効率が大きく低下してしまう。また、周波数を40kHzより大きくすると、連続通紙時に電力供給が不足気味となり、発熱ローラ19の表面温度が十分に上昇せず、定着不良が発生するおそれがあるので好ましくない。
図3に、発熱ローラ19の詳細な構成を示す。発熱ローラ19の発熱スリーブ22は、内側から順に、発熱制御層30、主発熱層31、酸化防止層32、弾性層33、離型層34を有する。定着ローラ23は、芯金35の外周に、断熱層36を有する。
発熱スリーブ22は、発熱制御層30を形成し、その上に、主発熱層31を形成し、主発熱層31の上に、酸化防止層32を形成し、さらに、その上に、弾性層33を積層し、最後に、弾性層33の上に離型層34を形成してなる。
発熱制御層30は、先ず、ニッケルを含む磁性金属、例えばパーマロイの板をドローイング加工によって、側壁の板厚が20〜200μm、好ましくは、30から70μmの有底筒状に成形し、底部を切除することで、無端のスリーブ状に形成する。他にも、深絞り、スピニング等の塑性加工が適用できる。また、円筒表面に、電解メッキによってパーマロイの層を形成することで無端スリーブ状に成形してもよい。
パーマロイは、定着装置6の定着温度が170〜190℃であれば、キュリー温度が150度から220℃、好ましくは、180〜200℃であり、且つ、キュリー温度以下の低温時の体積抵抗率が2×10−8〜200×10−8Ωm、好ましくは、5×10−8〜100×10−8Ωmになるような組成を選択する。パーマロイをスリーブ状に成形したなら、焼鈍処理を施して、常温(キュリー温度以下)で、比透磁率が50〜2000、好ましくは、100〜1000となるようにする。
鉄にニッケルを配合すると、その配合率に応じて、図4に示すように、キュリー温度が変化する。つまり、ニッケルの配合率によって、パーマロイのキュリー温度が設定できる。また。パーマロイのキュリー温度は、クロム、コバルト、モリブデン等の配合によっても調節できる。なお、図4のデータは、パーマロイを電解めっきにより板状に形成したものに800℃で1時間の焼鈍処理を行った検体について、岩通計測製B−Hアナライザを用いてキュリー温度(Tc)の測定を行ったものである。
焼鈍処理は、真空またはヘリウムガス雰囲気下で、600℃〜1200℃、好ましくは、800℃〜1000℃の範囲内で、0.2時間〜4時間、好ましくは、0.5時間〜2時間保持することが望ましい。
発熱制御層30は、定着温度に近いキュリー温度を有することが望ましいが、定着温度より高いキュリー温度を有するものであっても、温度制御効果が得られるため、パーマロイに限らず、ニッケル合金やステンレス鋼等の磁性金属を用いてもよい。
このように、磁性金属を発熱ローラ状に加工してから焼鈍処理して形成した発熱制御層30の外周に、金属メッキによって主発熱層31を形成する。主発熱層31は、導電性の良好な、特に、発熱制御層30がキュリー温度以上となったとき、体積抵抗率が、0.5×10−8〜20×10−8Ωm、好ましくは、0.5×10−8〜10×10−8Ωmとなるような、比透磁率が0.99〜20の非磁性金属材料、好ましくは、銅または銅合金を用いて形成するとよい。このような材質からなる主発熱層31は、厚さ5〜20μmに形成することが好ましく、本実施形態では銅を厚さ10μmにメッキしている。
また、主発熱層31は、ニッケルなどの磁性材料で形成することもできる。また、樹脂に銅や銀等の良導性の粒子を分散させたもので形成してもよい。樹脂材料の適用は、発熱スリーブ22の柔軟性を高めることに寄与し、結果として、記録紙の分離性を向上させるのに資する。
発熱制御層30がキュリー温度以下である場合、励磁コイル21が形成した磁束は、透磁率の高い発熱制御層30および主発熱層31に補足され、発熱制御層30および主発熱層31の内部に渦電流を励起する。渦電流は、抵抗が小さい主発熱層31に集中して流れ、主に主発熱層31においてジュール熱を発生させる。
主発熱層31を磁性材料で形成すると、表皮効果が大きく、主発熱層31の厚さに拘わらず渦電流の流れる範囲が限定されて電流密度が大きくなり、発熱量が大きくなる。しかしながら、非磁性材の場合は、表皮効果が小さく、主発熱層31全体に渦電流が流れるため、発熱量が小さくなりやすい。このため、本実施形態のように、主発熱層31に非磁性材を用いる場合は、主発熱層31を上述のように、厚さを5〜20μm程度に薄くすることで、主発熱層31全体に渦電流が分散して流れたとしても、電流密度が大きくなるようにし、十分な発熱量を得られるようにする。
また、発熱制御層30がキュリー温度以上である場合、透磁率が低くなった発熱制御層30は、励磁コイル21が形成した磁束を十分に補足することができず、内側に磁束を通過させる。これにより、主発熱層31に流れる渦電流が小さくなり、主発熱層31の発熱量が、発熱制御層30がキュリー温度以下であるときよりも少なくなる。
このように、発熱ローラ19は、発熱制御層30がキュリー温度に達した部分の発熱量を自己抑制するので、記録紙Pが通紙されて熱を奪われる部分の温度を所定の定着温度に維持するように、励磁コイル21に印加する電力を制御したとしても、記録紙Pに熱を奪われない部分が、定着に不都合が生じる温度まで過昇温することがない。
また、主発熱層31を本実施形態のように、酸化しやすい銅等で形成した場合、主発熱層31の酸化を防止するために、主発熱層31と弾性層33の間に酸化防止層32を設けることが望ましい。主発熱層31を銅で形成した場合は、酸化皮膜の成長が激しい上、酸化皮膜自体の強度が非常に弱く、酸化皮膜が剥離して弾性層33の剥離を生じさせる危険性が高いため、酸化防止層32によって、外気(空気)の主発熱層31への接触を防ぐことで、主発熱層31と後述の弾性層33との接着を長期間に渡って良好に維持可能とする必要があるからである。
この酸化防止層の材料としては、通気性が皆無である金属材料が望ましく、発熱性能への影響を少なくするために、なるべく非磁性かつ低抵抗の材料で薄く形成するとことが望ましい。特にニッケル、クロム、銀は薄肉形成可能で発熱性能への影響が小さく、弾性層との接着性も良好なため、酸化防止層に適している。酸化防止層の厚みとしては0.5〜40μmの範囲内であることが望ましい。厚さが0.5μm未満ではピンホールによってシール性が悪化し、厚さが40μmを超えると発熱性能に影響し、特に過昇温の防止効果に悪影響を与えるからである。
また、酸化防止層の材料としてポリイミド樹脂等を用いることもできる。ポリイミド樹脂は絶縁体であるため発熱性能への影響は皆無である。しかし、金属材料に比べて若干の通気性を有するため、酸化防止層の厚みは、3〜70μmとすることが望ましい。厚さが3μm未満であると、シール性が不十分となるので酸化皮膜が成長し、厚みが70μmを超えると、主発熱層31で発生した熱を発熱ローラ19の外周面まで到達させることが難しく、熱効率が悪くなるからである。
また、発熱ローラ19は、発熱制御層30の上に、金属メッキによって主発熱層31を形成し、必要に応じて酸化防止層を形成した後、主発熱層31を覆うように、弾性層33が形成される。弾性層33は、トナー像に均一かつ柔軟に熱を伝えるためのものである。この弾性層33が適度な弾性を有することにより、トナー像が押し潰されたり不均一な溶融となることによる画像ノイズの発生を防止できる。
このため、弾性層33は、耐熱性と弾性とを有するゴム材や樹脂材、例えば、定着温度での使用に耐えられるシリコーンゴム、フッ素ゴム等の耐熱性エラストマーを用いて形成する。また、それらの材料に、熱伝導性や補強等を目的とした各種の充填材を添加してもよい。熱伝導性の向上のために添加される粒子の例としては、ダイヤモンド、銀、銅、アルミニウム、大理石、ガラス等、特に実用的なものとして、シリカ、アルミナ、酸化マグネシウム、窒化ホウ素、酸化ベリリウム等が挙げられる。
弾性層33の厚さは、10〜800μm、好ましくは、100〜300μmとする。弾性層33は、厚さが10μm未満では厚さ方向の十分な弾力性を得ることが難しく、厚さが800μmを超えると主発熱層31で発生した熱を発熱ローラ19の外周面まで到達させることが難しなるからである。
弾性層33の硬度は、JIS硬度で1〜80度、好ましくは、5〜30度とする。この範囲内の硬度であれば、弾性層33の強度の低下や密着性の低下を防止しつつ、安定した定着性を確保できるからである。この条件を満たす樹脂として、1成分系、2成分系、または3成分系以上のシリコーンゴム、LTV(LowTemperatureVulcanizable:低温加硫)型、RTV(RoomTemperatureVulcanizabie:常温加硫〉型、またはHTV(HighTemperatureVulcanizable:高温加硫)型のシリコーンゴム、縮合型または付加型のシリコーンゴム等が使用できる。
さらに、発熱ローラ19は、弾性層33の上に、離型層34を形成してなる。離型層34は、発熱ローラ19の最外層をなし、発熱ローラ19と記録紙Pとの離型性を高めるためのものである。この離型層34としては、定着温度での使用に耐えられるとともにトナーに対する離型性に優れたものを使用する。例えば、シリコーンゴムやフッ素ゴム、あるいはPFA(四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合体)、PTFE(四フッ化エチレン)、FEP(四フッ化エチレン・六フッ化エチレン共重合体)、PFEP(四フッ化エチレン・六フッ化プロピレン共重合体)等のフッ素樹脂が好ましく、これらを混合したものでもよい。
離型層34の厚さは、5〜100μm、好ましくは、10〜50μmの範囲内のものとする。また、この離型層34と弾性層33との接着力を向上させるために、プライマー等による接着処理を行ってもよい。また、離型層34の中に必要に応じて、導電材、耐摩耗材、良熱伝導材等をフィラーとして添加してもよい。
発熱ローラ19は、発熱スリーブ22とは別に、内部の定着ローラ23が形成される。定着ローラ23の芯金35は、発熱ローラ19を支持するために十分な強度と耐熱性とを有するように、十分に厚みのある非磁性で電気抵抗率の低い金属、例えば厚さ3mmのアルミニウムで形成される。
発熱制御層30がキュリー温度以上となったとき、励磁コイル21が発生した磁束は、主発熱層31および発熱制御層30で補足しきれず、発熱制御層30を貫通して、定着ローラ23の芯金35を貫通することになる。芯金35は電気抵抗率が低いため、大きな渦電流が流れ、この渦電流は、励磁コイル21が発生した磁束を打ち消すような磁界を形成し、主発熱層30に印加される磁束密度を低下させて、主発熱層30の発熱量をさらに低下させる。
ここで、芯金35は、その材質が非磁性であるために表皮効果が小さく、さらに、十分な厚みを有するので渦電流が分散して流れる。このため、芯金35を流れる渦電流の電流密度は低く抑えられ、低抵抗の芯金35に大きなジュール熱を発生させない。
さらに、発熱ローラ19の定着ローラ23は、芯金35の周りに、発熱スリーブ22から芯金35に熱が伝わらないようにするため、芯金35の外側に断熱層36が形成されている。
したがって、断熱層36は、熱伝導率が低く、耐熱性を有するゴム材や樹脂材の発泡体で形成することが好ましい。また、断熱層36を弾性のある材料で形成することで、発熱ローラ19のたわみを許容し、ニップ幅を大きく保つことができる。また、断熱層36として、ソリッド体と発泡体との2層構造のものを使用してもよい。
例えば、断熱層36として、シリコンスポンジ材を用いる場合は、厚さ1〜10mm、好ましくは、2〜7mmに形成するとよい。また、この断熱層36の硬度は、アスカーC硬度で20〜60度、好ましくは、30〜50度の範囲内とする。
以上のように、別々に形成された発熱スリーブ22と定着ローラ23とは、最終的に、接着剤によって接着される。このため、発熱スリーブ22(発熱制御層30)の内径は、定着ローラ23(断熱層36)の外径よりも0.2mm〜1.0mm程度大きく形成され、発熱スリーブ22の内面または定着ローラ23の外面に接着剤を塗布して、発熱スリーブ22の中に定着ローラ23を挿入して、両者を接着する。
接着剤としては、シリコン系の接着剤を用い、加熱によって接着剤を硬化させるとよい。また、発熱スリーブ22の内面や定着ローラ23の外面を、必要に応じてプライマー処理してもよい。
このように、発熱スリーブ22と定着ローラ23とを接着することで、発熱スリーブ22の蛇行を防止できる。これにより、焼鈍処理によって強度が低下した発熱制御層30に蛇行に伴う応力が作用せず、発熱制御層30の損傷を防止できるので、発熱ローラ19は損傷し難い。結果として、画像形成装置1の発熱ローラ19の交換のためのダウンタイムも短くできる。
図5に、加圧ローラ20の構造を示す。加圧ローラ20は、芯金37の上に断熱層38が形成され、さらに断熱層38の表面に離型層39が形成されている。芯金37は、例えば、壁厚3mmのアルミ製パイプからなり、強度が確保できれば、PPSのような耐熱性の材質によるモールドのパイプを用いてもよい。芯金37として鉄パイプを使用することも不可能ではないが、電磁誘導による影響を受けにくい非磁性のものがより好ましい。
加圧ローラ20の断熱層38は、例えば厚さ3〜10mmの範囲内のシリコーンゴム発泡体からなる層であるが、シリコーンゴムのソリッドとシリコーンゴム発泡体との2層構造としてもよい。
加圧ローラ20の最外周の離型層39は、発熱ローラ19の離型層34と同様に、記録紙Pに対する加圧ローラ20の離型性を向上させるためのものである。この離型層39は、厚さ10〜50μmのPTFEまたはPFA等のフッ素系樹脂で形成すればよい。
なお、本実施形態では、加圧ローラ20は、発熱ローラ19に対して300〜500Nの荷重で圧接されており、発熱ローラ19と加圧ローラ20とが圧接されるニップ幅は約5〜15mmとなっている。本実施形態とは異なるニップ幅で使用したい場合には、加圧ローラ20の圧接荷重を変更して調整すればよい。
定着処理時には、図2において、加圧ローラ20が時計回りに回転駆動される。これにより、発熱ローラ19は、加圧ローラ20との摩擦力によって、図において反時計回りに従動回転される。なお、発熱ローラ19を駆動して、発熱ローラ19および加圧ローラ20を従動回転させてもよい。
励磁コイル21は、発熱ローラ19の長手方向に沿って巻回されたコイルである。その横断面は、図2に示すように、発熱ローラ19の外周に倣ってやや湾曲した形状となっている。
本実施形態では、励磁コイル21の巻き線として、細い素続を数十本〜数百本束ねてリッツ線としたものを使用している。このような励磁コイル21は通電時に巻線抵抗によって自己発熱するので、その場合でも絶縁性を保てるように巻線に耐熱性の樹脂が被覆されたものを使用している。さらに、例えばファンによって、励磁コイル21を空冷することが望ましい。なお、本実施形態の励磁コイル21は、その長手方向に一繋がりのものである。
コア25,26,27は、磁気回路の効率を上げるため、および、磁束の外部へ漏れを防止するために配設されている。そのため、コア25,26,27は、高透磁率であり、且つ、渦電流の損失が低い材質で形成される。また、コア25,26,27の材料は、キュリー温度が140〜220℃、好ましくは160〜200℃のものを使用するとよい。
コア25,26,27をパーマロイのような高透磁率の合金で形成すると、渦電流の損失が大きくなりがちである。このため、このような材質を使用する場合は薄板を積層した構造のコアとすることが望ましい。また、コア25,26,27として、樹脂材に磁性粉を分散させたものを用いることもできる。このような素材は、透磁率はやや低いが、形状を自由に設定できるという利点がある。なお、励磁コイル21による磁気回路と外部との間の磁気遮蔽が、他の手段によって達成できる場合には、コア25,26,27を省略したコアなし(空芯)にしてもよい。
コア25は、その横断面が図2に示すようなアーチ形状のものである。本実施形態では、長さが約10mmのコア片を、発熱ローラ19の軸方向に13個並べて配置したものとしている。コア26は、横断面が四角形状で長さが5〜10mmのコア片を、発熱ローラ19の両脇に配置したものである。また、コア27は、横断面が四角形状のものを、励磁コイル21の内側で、発熱ローラ19の長手方向寸法に略対応した範囲に、連続的に配置したものである。なお、コア25,26,27を、断面が略「E」宇型の一体に形成したものとすれば、さらに発熱劾率を高めることができる。
図6に、パーマロイ(ニッケル含有率34%)、純ニッケル、銅の3種類の材料の加工方法による強度の変化を示す。なお、各材料について、電解メッキによって所定形状に成形した焼鈍処理を行っていないメッキ品、塑性加工によって所定形状に成形した焼鈍処理を行っていない塑性加工品、および、所定形状に成形した後800℃で1時間の焼鈍処理を施した焼鈍品との、同一形状の3つの検体を作成し、マイクロビッカース硬度計を用いて、ビッカース硬度(Hv)を測定した。
いずれの材料であっても、メッキ品の強度が最も高く、焼鈍品の強度が最も低い。本発明によれば、発熱制御層30をパーマロイで形成し、焼鈍処理によって好ましい磁気特性を付与し、焼鈍処理の後に主発熱層31を金属メッキによって形成し、主発熱層31を焼鈍処理によって強度が低下していないものとすることで、焼鈍処理によって低下した発熱制御層30の強度を補う構成としている。
これにより、発熱ローラ19は、発熱制御層30によって高度な発熱量の自己制御機能を発揮しながら、高い強度を有する主発熱層31によって、ニップを形成するために変形を受けても容易に破損しないだけの十分な強度を備える。
さらに、発熱ローラ19は、発熱ベルト22と定着ローラ23とを接着して、発熱ベルト22の蛇行を防止しているので、過剰な応力が作用せず、損傷する危険性が小さい。
1…画像形成装置
6…定着装置
19…発熱ローラ
20…加圧ローラ
21…励磁コイル
22…発熱スリーブ
23…定着ローラ
30…発熱制御層
31…主発熱層
32…弾性層
33…離型層
34…保護層
35…芯金
36…断熱層
37…芯金
38…断熱層
39…離型層

Claims (7)

  1. 外側から順に、電気抵抗率の低い材料からなる主発熱層と、少なくともニッケルを含有する磁性金属かならなる発熱制御層と、熱伝導率の低い断熱層と、剛性のある芯金とを有し、外側から磁束が印加されて発熱する発熱ローラであって、
    前記発熱制御層は、焼鈍処理されており、
    前記発熱制御層と前記断熱層とは、互いに接着されていることを特徴とする発熱ローラ。
  2. 前記主発熱層は、銅を含むことを特徴とする請求項1に記載の発熱ローラ。
  3. 前記主発熱層は、メッキによって形成され焼鈍処理されていないことを特徴とする請求項1または2に記載の発熱ローラ。
  4. 前記芯金は、非磁性の電気抵抗率の低い材料からなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の発熱ローラ。
  5. 前記主発熱層の外面に、酸化防止層、弾性層および離型層が順に積層されていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の発熱ローラ。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の発熱ローラと、前記発熱ローラに磁束を印加する励磁コイルと、前記発熱ローラに圧接される加圧ローラとを有することを特徴とする定着装置。
  7. 請求項6に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
JP2009194181A 2009-08-25 2009-08-25 発熱ローラ、定着装置および画像形成装置 Pending JP2011047990A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009194181A JP2011047990A (ja) 2009-08-25 2009-08-25 発熱ローラ、定着装置および画像形成装置
EP10173544.7A EP2290470B1 (en) 2009-08-25 2010-08-20 Heat generating roller, fixing device and image forming apparatus
US12/862,408 US8351836B2 (en) 2009-08-25 2010-08-24 Heat generating roller, fixing device and image forming apparatus
CN201010266224.9A CN101995804B (zh) 2009-08-25 2010-08-25 发热辊、定影装置以及图像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009194181A JP2011047990A (ja) 2009-08-25 2009-08-25 発熱ローラ、定着装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011047990A true JP2011047990A (ja) 2011-03-10

Family

ID=43302500

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009194181A Pending JP2011047990A (ja) 2009-08-25 2009-08-25 発熱ローラ、定着装置および画像形成装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8351836B2 (ja)
EP (1) EP2290470B1 (ja)
JP (1) JP2011047990A (ja)
CN (1) CN101995804B (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5879988B2 (ja) * 2011-01-11 2016-03-08 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP2012168403A (ja) * 2011-02-15 2012-09-06 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP5522135B2 (ja) * 2011-09-02 2014-06-18 コニカミノルタ株式会社 定着装置及び画像形成装置
JP5930175B2 (ja) * 2012-02-23 2016-06-08 Nok株式会社 定着用金属複層部材
JP5494870B1 (ja) * 2013-07-29 2014-05-21 富士ゼロックス株式会社 定着装置、加熱部材、画像形成装置および加熱部材の製造方法
JP2015152796A (ja) * 2014-02-17 2015-08-24 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 ベルト部材、定着装置及びそれを備えた画像形成装置
JP2017032667A (ja) * 2015-07-29 2017-02-09 株式会社東芝 定着装置
JP6256454B2 (ja) * 2015-11-30 2018-01-10 株式会社デンソー ヒータプレート、このヒータプレートを用いる熱流束センサの製造装置、このヒータプレートの製造方法、及び、このヒータプレートの製造装置
US10838332B2 (en) * 2016-07-21 2020-11-17 Canon Kabushiki Kaisha Image heating device

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292933A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Ricoh Co Ltd 定着ローラ及びその製造方法並びにそれを有する定着装置
JP2009063863A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Panasonic Corp 定着装置および画像形成装置
JP2009092743A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2009152041A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 誘導加熱装置,定着装置および画像形成装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100353814C (zh) * 2001-11-14 2007-12-05 松下电器产业株式会社 加热辊、加热带、图像加热装置和成像设备
JP4949803B2 (ja) 2006-03-17 2012-06-13 株式会社リコー 定着装置及び画像形成装置
JP4930026B2 (ja) * 2006-12-13 2012-05-09 富士ゼロックス株式会社 積層体、無端状ベルト、定着装置及び画像形成装置
JP2008233790A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2011033642A (ja) * 2007-12-11 2011-02-17 Panasonic Corp 定着装置および画像形成装置
JP5082880B2 (ja) 2008-01-22 2012-11-28 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 定着装置および画像形成装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008292933A (ja) * 2007-05-28 2008-12-04 Ricoh Co Ltd 定着ローラ及びその製造方法並びにそれを有する定着装置
JP2009063863A (ja) * 2007-09-07 2009-03-26 Panasonic Corp 定着装置および画像形成装置
JP2009092743A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Ricoh Co Ltd 定着装置、これを用いた画像形成装置
JP2009152041A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Konica Minolta Business Technologies Inc 誘導加熱装置,定着装置および画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP2290470B1 (en) 2019-03-06
US20110052284A1 (en) 2011-03-03
CN101995804A (zh) 2011-03-30
US8351836B2 (en) 2013-01-08
CN101995804B (zh) 2013-01-30
EP2290470A1 (en) 2011-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2011047990A (ja) 発熱ローラ、定着装置および画像形成装置
US7796933B2 (en) Fixing device using electromagnetic induction heating and image forming apparatus including same
JP5879988B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4600532B2 (ja) 定着装置、及び画像形成装置
JP4798622B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP4803285B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5298427B2 (ja) 積層体、無端状ベルト、定着装置及び画像形成装置
JP2007017723A (ja) 加熱装置、定着装置、及び、画像形成装置
JP2012141589A (ja) 定着装置、及び、画像形成装置
US8913938B2 (en) Fixing device and image formation apparatus
US9207597B2 (en) Fixing device and image forming apparatus incorporating same
JP5488683B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2009152041A (ja) 誘導加熱装置,定着装置および画像形成装置
JP5169201B2 (ja) 誘導加熱装置,定着装置および画像形成装置
JP5374877B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5304621B2 (ja) 画像形成装置
JP5157633B2 (ja) 誘導加熱装置,定着装置および画像形成装置
JP2010002657A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP5834477B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5136097B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4911124B2 (ja) 定着装置に用いる定着ベルト、定着装置、及び画像形成装置
JP2009175190A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP2010002656A (ja) 定着装置に用いる定着ベルト、定着装置、及び画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130404

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20130415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140311