JP2011047500A - 転がり軸受 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内輪1と、外輪2と、該内外輪間に周方向に所定の間隔で配置された複数の玉3と、ポケット4内に玉3を転動自在に保持する保持器5と、を備えた転がり軸受10であって、保持器5は、隣接するポケット4間に、径方向に貫通する複数の貫通孔6又は複数のディンプルを有し、ポケット4と貫通孔6又はディンプルは金属製の扁平材からフォトファブリケーションにより一括に形成されている。
【選択図】図1
Description
(1)内輪と、外輪と、該内外輪間に周方向に所定の間隔で配置された複数の玉と、ポケット内に前記玉を転動自在に保持する保持器と、を備えた転がり軸受であって、
前記保持器は、隣接する前記ポケット間に、径方向に貫通する複数の貫通孔又は複数のディンプルを有し、
前記ポケットと前記貫通孔又は前記ディンプルは金属製の扁平材からフォトファブリケーションにより一括に形成されていることを特徴とする転がり軸受。
(2)前記複数の貫通孔は、網目状に設けられていることを特徴とする(1)に記載の転がり軸受。
(3)前記隣接するポケット間距離は、前記玉の直径の2倍以下に設定されていることを特徴とする(1)又は(2)に記載の転がり軸受。
(4)前記保持器は、前記ポケットがそれぞれ軸方向一方側に開口する開口部を有し、
前記開口部を下にしたとき、前記軸方向一方側の保持器端部が前記玉の最下点位置と略等しい位置にあることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の転がり軸受。
(5)前記扁平材の長手方向両端部には、フォトファブリケーションにおいて凹部と凸部の少なくとも一方が形成され、
前記保持器は、フォトファブリケーションの後、前記扁平材を丸めて前記長手方向両端部を重畳させて、重畳した状態で略面一に構成されていることを特徴とする(1)乃至(4)のいずれかに記載の転がり軸受。
(6)前記内輪の軌道面,前記外輪の軌道面,及び前記転動体の転動面の少なくとも一つを、1〜10g/m2の厚みの潤滑被膜で覆うか、又は、以下の3種の潤滑被膜のいずれか一つで覆ったことを特徴とする(1)乃至(5)のいずれかに記載の転がり軸受。
(i)官能基を有する含ふっ素重合体とパーフルオロポリエーテルとを含有する潤滑被膜
(ii)官能基を有する含ふっ素重合体とパーフルオロポリエーテルとふっ素樹脂とを含有する潤滑被膜
(iii)アルキル化シクロペンタン又はポリフェニルエーテルを主成分とする潤滑剤とふっ素樹脂とを含有する潤滑被膜
(7)軸受内径IDと径方向幅Δdとの関係がΔd/ID<0.187を満たすことを特徴とする(1)乃至(6)のいずれかに記載の転がり軸受。
<第1実施形態>
本実施形態の転がり軸受10は、図1に示すように、内輪1と、外輪2と、該内輪1と外輪2間に周方向に所定の間隔で配置された複数の玉3と、ポケット4内に玉3を転動自在に保持する保持器5と、を備えたアンギュラ玉軸受であって、軸受内径IDと径方向幅Δdとの関係がΔd/ID<0.187を満たす薄肉軸受である。なお、径方向幅Δdは、軸受外径と軸受内径の差の1/2を意味する。
次に第2実施形態の転がり軸受について図3を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
第2実施形態の転がり軸受10Aは、複数の保持器片5Aを組み合わせて1つの環状の保持器5Bを構成するものである。
各保持器片5Aには、第1実施形態の保持器5と同様に、周方向に所定の間隔で形成されたポケット4と保持器表面全体に亘って網目状に配置された径方向(厚み方向)に貫通する複数の貫通孔6がフォトファブリケーションで一括形成されている。
そして、各保持器片5Aは端部に半割れポケット4aが形成されており、隣接する保持器片5Aの端部に形成された半割れポケット4aで玉3を挟むことで隣接する保持器片5A同士が重畳することなく1つの環状の保持器5Bを形成している。即ち、複数の玉3のうち保持器片5Aの端部に位置する玉3は隣接する2つの保持器片5Aの半割れポケット4aにより形成される1つのポケット4bに挟持され、他の玉3は1つの保持器片5Aのポケット4に保持されている。
本実施形態の転がり軸受10Aにおいても第1実施形態の転がり軸受10と同様の作用効果を得ることができ、さらに本実施形態の転がり軸受10Aによれば、扁平材の長手方向両端部を溶接する溶接処理を省略することができる。
次に第3実施形態の転がり軸受について図4を参照して説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分には同一符号又は相当符号を付して説明を簡略化又は省略する。
第3実施形態の転がり軸受10Bは、保持器5Cの各ポケットには軸方向一方側に開口部が形成されておらず球状の各ポケット4cに玉3が保持されている。
保持器5Cには、第1実施形態の保持器5と同様に、周方向に所定の間隔で形成されたポケット4cと保持器表面全体に亘って網目状に配置された径方向(厚み方向)に貫通する複数の貫通孔6がフォトファブリケーションで一括形成されている。
この転がり軸受10Bは、保持器5Cに玉3を組み込んで内輪1と一体に保持し、熱して拡径させた外輪2のカウンタボア2a側から装填し組立てられている。
本実施形態の転がり軸受10Bにおいても第1実施形態の転がり軸受10と同様の作用効果を得ることができ、さらに本実施形態の転がり軸受10Bによれば、玉3はポケット4cに囲繞されているので軸受の潤滑剤が劣化して、保持器5Cと内外輪1、2との摺動が発生しても保持器5Cが外れることがない。
次に第4実施形態の転がり軸受について図5を参照して説明する。
第4実施形態の転がり軸受10Cは、図5に示すように、内輪1と、外輪2と、該内輪1と外輪2間に周方向に所定の間隔で配置された複数の玉3と、ポケット4内に玉3を転動自在に保持する保持器5Dと、を備えた深溝玉軸受であり、薄肉軸受ではない点で第1〜第3実施形態の転がり軸受10、10A、10Bと相違している。
図6(A)に示すフォトファブリケーション後の扁平材50は、ポケット4と網目状の貫通孔6に加えて、長手方向両端部51、52をハーフエッチングすることにより長手方向両端部51、52に板厚方向で互いに反対方向に窪んだ凹部53が形成されている。長手方向両端部51、52は、長手方向において同じ長さを有し、板厚の略半分の厚さとなっている。そして、この扁平材50をプレス成形により環状に丸め(図6(B))、長手方向両端部51、52を重ね合わせた重畳部54の少なくとも一部を溶接して環状の保持器5Dを形成している(図6(C))。重畳部54は、板厚の略半分の厚さの長手方向両端部51、52を重ね合わせたものであるので、その内外周面は略面一となってなだらかな曲面をなしている。
なお、本発明においては、端部同士を溶接して環状に形成した図8の保持器5Eを排除するものではない。
内輪1及び外輪2の軌道面、玉3の転動面には、潤滑油又はグリースからなる潤滑被膜が形成されている。この潤滑被膜を、ふっ素油被膜か、若しくは、以下の3種の潤滑被膜(以降はDFO潤滑剤と記す)のうちのいずれか一つとすることが好ましい。
(ii)官能基を有する含ふっ素重合体とパーフルオロポリエーテルとふっ素樹脂とを含有する潤滑被膜
(iii)アルキル化シクロペンタン又はポリフェニルエーテルを主成分とする潤滑剤とふっ素樹脂とを含有する潤滑被膜
このようなふっ素油被膜又はDFO潤滑剤による潤滑法は、低発塵性及び低アウトガス性が非常に優れており、清浄度の極めて高い環境下や高真空環境下において好適に使用可能である。
図12の試験装置で潤滑剤のガス放出量について調べた。この装置は、オリフィス71を介して左右に分けられた第1の真空槽72および第2の真空槽73と、ターボポンプ74と補助ポンプ75とヒータ76と各真空槽72、73に設けた真空計77、78とからなる。ヒータ76は、第1の真空槽72に設けた転がり軸受10を置く台79を加熱する。
Q=C(P1−P2)‥‥(1)
また、転がり軸受10の軌道面に0.5g/m2 、1.0g/m2 、1.5g/m2 のふっ素油被膜を形成して、回転試験を行った。試験条件は、軸受姿勢:垂直軸、回転速度:200/min(一方向回転)、温度:100℃、圧力環境:真空であり、軸受トルクが初期値の2倍を超えた時の総回転数を寿命とした。また、総回転数が1.0×107 を超えても軸受トルクが初期値の2倍を超えない場合は、その時点で試験を打ち切った。
転がり軸受10の軌道面に2.0g/m2 のDFO被膜を形成して、上記と同じ方法で100℃での放出ガス量を測定した。図14は、その測定した放出ガス量の結果を示す。このグラフから、PFPE基油とMAC基油の場合は、ふっ素油被膜を形成した場合よりも放出ガス量が少なかった。
次に本発明の転がり軸受を用いた耐久試験と動摩擦トルク試験について説明する。
試験用軸受として、内径約200mmの4種類の軸受を用いて、耐久試験を行なった。
試験用軸受と試験条件は以下のとおりである。
・軸受姿勢:垂直軸
・回転速度:40/min
・温度:常温
・回転方向:揺動±90°
・荷重条件:アキシャル荷重のみ
・圧力環境:真空
・終了条件:軸受トルクが初期値の2倍を越えたとき、又は、総回転数が1.0×107回(サイクル)を超えたとき
試験用軸受として、内径約200mmの4種類の軸受を用いて、耐久試験を行なった。
試験用軸受と試験条件は以下のとおりである。なお、表3中、玉数比は比較例4の図21に記載の転がり軸受のスペーサボールによるセパレート方式(以降、スペーサボール形式と記す。)の保持器における負荷ボール145の装填個数を1として、それを基準に玉数の比をとったものである。実施例3は玉(負荷ボール)を全ポケットに装填せずに間引いて配置したものである。
・軸受姿勢:垂直軸
・回転速度:40/min
・温度:常温
・回転方向:揺動±90°
・荷重条件:アキシャル荷重のみ
・圧力環境:真空
・終了条件:軸受トルクが初期値の2倍を越えたとき、又は、総回転数が1.0×107回(サイクル)を超えたとき
試験用軸受として、内径約200mmの4種類の軸受を用いて、耐久試験を行なった。
試験用軸受と試験条件は以下のとおりである。
・軸受姿勢:垂直軸
・回転速度:40/min
・温度:常温
・回転方向:揺動±90°
・荷重条件:アキシャル荷重のみ
・圧力環境:真空
・終了条件:軸受トルクが初期値の2倍を越えたとき、又は、総回転数が1.0×107回(サイクル)を超えたとき
< 耐久試験4>
試験用軸受として、内径約15mmの4種類の軸受を用いて、耐久試験を行なった。
試験用軸受と試験条件は以下のとおりである。
・軸受姿勢:垂直軸
・回転速度:1000/min
・温度:常温
・回転方向:一方向回転
・荷重条件:アキシャル荷重とモーメント荷重の複合
・圧力環境:真空
・終了条件:軸受トルクが初期値の2倍を越えたとき、又は、総回転数が1.0×108回(サイクル)を超えたとき
また、比較例7と比較例8を比較すると、ふっ素油塗布潤滑の場合に比べてDFO潤滑の方が耐久性が向上していて、DFO潤滑による耐久性向上の効果が表れているが、本発明の実施例7と実施例8を比較すると、さらに耐久性が向上して実施例8においては試験打ち切りとなっている。従って、本発明の転がり軸受はDFO潤滑の耐久性能をより高める効果があるといえる。
図16の試験装置で転がり軸受の動摩擦トルクについて調べた。この装置は、同軸配置された2個の試験軸受200の内輪201に回転軸202を装填して予圧荷重を負荷し、該2個の転がり軸受200の中間点から接線方向に糸を伸ばして、その端に接続されたフォースゲージ203により回転軸202を回転させた場合の外輪204の連れ回りの接線力を測定し、そこから軸受トルクを算出するものである。
試験用軸受として、内径約15mmの2種類の軸受を用いて、動摩擦トルク試験を行なった。
試験用軸受と試験条件は以下のとおりである。
・軸受姿勢:水平軸
・回転速度:300/min、1000/min
・温度:常温
・回転方向:一方向回転
・荷重条件:アキシャル荷重(予圧荷重)のみ
・圧力環境:常圧
・測定項目:動摩擦トルク(接線方向荷重)、30分連続運転後の動摩擦トルクを採用
試験用軸受として、内径約15mmの2種類の軸受をそれぞれ10個ずつ用意し動摩擦トルク試験を行なった。試験用軸受と試験条件は以下のとおりである。
・軸受姿勢:水平軸
・回転速度:300/min、1000/min
・温度:常温
・回転方向:一方向回転
・荷重条件:アキシャル荷重(予圧荷重)のみ
・圧力環境:常圧
・測定項目:動摩擦トルク(接線方向荷重)、30分連続運転後の動摩擦トルクを採用
2 外輪
3 玉
4 ポケット
5、5B、5C、5D、5E 保持器
6 貫通孔
10、10A、10B、10C 転がり軸受
41 開口部
51、52 長手方向端部
53 凹部
54 重畳部
Claims (7)
- 内輪と、外輪と、該内外輪間に周方向に所定の間隔で配置された複数の玉と、ポケット内に前記玉を転動自在に保持する保持器と、を備えた転がり軸受であって、
前記保持器は、隣接する前記ポケット間に、径方向に貫通する複数の貫通孔又は複数のディンプルを有し、
前記ポケットと前記貫通孔又は前記ディンプルは金属製の扁平材からフォトファブリケーションにより一括に形成されていることを特徴とする転がり軸受。 - 前記複数の貫通孔は、網目状に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の転がり軸受。
- 前記隣接するポケット間距離は、前記玉の直径の2倍以下に設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の転がり軸受。
- 前記保持器は、前記ポケットがそれぞれ軸方向一方側に開口する開口部を有し、
前記開口部を下にしたとき、前記軸方向一方側の保持器端部が前記玉の最下点位置と略等しい位置にあることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の転がり軸受。 - 前記扁平材の長手方向両端部には、フォトファブリケーションにおいて凹部と凸部の少なくとも一方が形成され、
前記保持器は、フォトファブリケーションの後、前記扁平材を丸めて前記長手方向両端部を重畳させて、重畳した状態で略面一に構成されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の転がり軸受。 - 前記内輪の軌道面,前記外輪の軌道面,及び前記転動体の転動面の少なくとも一つを、1〜10g/m2の厚みの潤滑被膜で覆うか、又は、以下の3種の潤滑被膜のいずれか一つで覆ったことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の転がり軸受。
(i)官能基を有する含ふっ素重合体とパーフルオロポリエーテルとを含有する潤滑被膜
(ii)官能基を有する含ふっ素重合体とパーフルオロポリエーテルとふっ素樹脂とを含有する潤滑被膜
(iii)アルキル化シクロペンタン又はポリフェニルエーテルを主成分とする潤滑剤とふっ素樹脂とを含有する潤滑被膜 - 軸受内径IDと径方向幅Δdとの関係がΔd/ID<0.187を満たすことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の転がり軸受。
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