JP5838647B2 - 転がり軸受 - Google Patents
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Description
搬送ローラ71は、フィルム70に駆動力を与える駆動ローラと、移動するフィルム70との間に生じる摩擦力で回転する従動ローラと、で構成されている。駆動ローラよりも従動ローラの数の方が多い。従動ローラは、前後のローラとの相対位置を変えてフィルム面の上下方向での角度を変えたりすることで、フィルム70を円滑に搬送するために配置されている。
下記の特許文献1には、合成樹脂製で、円環状に形成され、円周方向に複数の転動体を一つずつ保持する複数のポケット部を備えた、軌道輪案内型の保持器が記載されている。このポケット部の形状を工夫することで、転がり軸受のトルク上昇を抑えることが記載されている。
また、前記ポケット部が、前記円周面からなる転動体保持面と、前記転動体保持面に対して45°以下となる傾斜で広がって保持器の外周面に至る傾斜面を有するため、ポケット部内で転動体が自転することにより、転動体が前記転動体保持面と前記傾斜面との境界線に摺動し、この境界線で転動体の表面に塗布されていた潤滑剤が削り取られて、転動体の公転方向前方の前記傾斜面に堆積する。
前記転動体保持面と前記傾斜面との境界線を、ポケット部に配置された転動体の中心でのピッチ円に対する接線より前記保持器の内周面側に配置することにより、前述の転動体とポケット部の前記境界線との摺動が常に生じるため、前述のメカニズムを確実に生じさせることができる。
軌道輪案内型の保持器では、保持器の内周面と内輪の外周面との(あるいは保持器の外周面を外輪の内周面との)摺動が生じるが、微量の潤滑剤を内輪および外輪の軌道面と転動体の転動面に塗布して使用する場合、前記傾斜面をポケット部に有する保持器であっても、この摺動面に潤滑剤が長期間存在することは困難であるため、保持器を固体潤滑剤を含有する合成樹脂製とすることで、前記摺動面の摺動抵抗を低減できる。
((D−d)/2)/t≦1.07‥‥(1)
この薄肉軸受では、径方向の内部空間が狭いため、転動体案内型ではなく軌道輪案内型の保持器を採用することが好ましい。したがって、上記(1) 式を満たす転がり軸受の場合は、この発明の転がり軸受であって、軌道輪案内型で、固体潤滑剤を含有する合成樹脂製保持器を有する構成とすることが好ましい。
上記課題は、また、内輪、外輪、複数の転動体、および保持器を有し、前記保持器は、円環状に形成され、円周方向に複数の転動体を一つずつ保持する複数のポケット部を備えた転がり軸受において、前記内輪および外輪の軌道面と前記転動体の転動面に、これらの合計表面積1m2 当たり1.0g以上10g以下となる量の潤滑剤が塗布され、前記保持器は固体潤滑剤を含有する合成樹脂製であり、軌道輪案内型であり(前記内輪に接触する内周面または前記外輪に接触する外周面を有し)、前記複数の転動体の半分以上がセラミックス(例えば、窒化珪素、ジルコニア、炭化珪素、酸化アルミニウム)製であることを特徴とする転がり軸受によって解決することもできる。
この弾性変形に要するエネルギーが軸受にトルクが生じる一因となっている。接触楕円が大きいほど大きく弾性変形するため軸受に生じるトルクも大きくなる。セラミックス製の転動体は、鉄鋼製の転動体と比較して弾性変形しにくいため、接触楕円を小さくしてトルクを低減することができるが、コストが高い。
よって、この発明の転がり軸受は、フィルム搬送装置でフィルムとの摩擦力で回転する従動ローラの回転軸を支持する転がり軸受として好適である。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態の転がり軸受を示す断面図である。
この実施形態の転がり軸受は、内輪1、外輪2、複数のボール(転動体)3、冠形の保持器4、およびシールド板5とで構成されている。
内輪軌道溝12と外輪軌道溝22とボール3の表面(転動面)に、これらの合計表面積1m2 当たり1.0g以上10g以下となる量の潤滑剤が塗布されている。
保持器4は、図2に示すように、円周方向に等間隔で複数のポケット部41を備えた円環体である。各ポケット部41は、円環体の軸方向一端が開口している。この開口部42の開口寸法Bはボール3の直径より小さく形成されている。ボール3は、開口部42を弾性変形させてポケット部41に挿入される。これにより、ボール3はポケット部41から脱落せずに保持される。
各ポケット部41の内面は、図3および図4に示すように、保持器4の内周側の転動体保持面41aと、外周側の傾斜面41bとからなる。転動体保持面41aは、通常のストレートポケットの面と同じであり、ポケット部41の中心を通る、保持器4の周面に対する法線Hを軸とした円周面である。傾斜面41bは、法線Hと平行な転動体保持面41aを示す線Laに対して45°以下の所定角度θで広がる面である。図4のLbは、傾斜面41bの延長線を示す。
ポケット部41の境界線41cは面取りされている。面取りがないと、ボール3と境界線41cとの摺動抵抗が大きくなる。面取りの曲率半径は0.2mm以上とする。面取りの曲率半径が大きいほど摺動抵抗は小さくなるが、大きすぎると転動体保持面41aの部分が少なくなり、ボール保持性能が低下するため、面取りの曲率半径の上限は転動体直径の70%に相当する寸法とする。
この実施形態の転がり軸受では、保持器4のポケット部41に傾斜面41bを設けたことで、前述のように、微量潤滑の潤滑剤が有効に循環利用される。また、保持器4が固体潤滑剤を含有する合成樹脂製であるため、保持器4から転移した潤滑剤により、内輪1の外周面11と保持器4の内周面45との間が積極的に潤滑される。したがって、この実施形態の転がり軸受によれば、微量潤滑を施すことでトルクを低減しながら、長期に渡って良好な潤滑性能が得られる。
また、この実施形態では、転動体保持面41aと傾斜面41bとの境界線41cを図4に示すように設定しているが、図5に示すように設定してもよい。
図9は、第2実施形態の転がり軸受を示す断面図である。
この実施形態の転がり軸受は、内輪1、外輪2、20個のボール(転動体)3、冠形の保持器4、およびシールド板5とで構成されている。
内輪1の外周面11の軸方向中央部に、内輪軌道溝(内輪の軌道面)12が形成されている。内輪1の外周面11の軸方向両端部13は、シールド板5の中心穴51に対応させた寸法の小径部に形成されている。外輪2の内周面21の軸方向中央部に、外輪軌道溝(外輪の軌道面)22が形成されている。外輪2の内周面21の軸方向両端部に、シールド板5の取り付け溝23が形成されている。
ボール3は、20個の半分以上に相当する10個以上が窒化珪素、ジルコニア、炭化珪素(セラミックス)製であり、それ以外はSUJ2またはSUS440Cからなる素材を用い、通常の方法で作製されたものである。
保持器4は、固体潤滑剤を含有する合成樹脂を用い、射出成形や圧縮成形材からの切削加工を行うことで形成されている。固体潤滑剤としてはPTFE、MoS2 、グラファイト等が使用でき、ベースの合成樹脂としては、PPS、PEEK、PP等が使用できる。また、PTFE(合成樹脂であり、固体潤滑剤でもある)をベース樹脂とし、炭素繊維やガラス繊維で補強した材料を使用することもできる。
内輪軌道溝12と外輪軌道溝22とボール3の表面(転動面)に、これらの合計表面積1m2 当たり1.0g以上10g以下となる量の潤滑剤が塗布されている。セラミックス製ボール3は、保持器4の円周方向で均等になるように配置されている。
図1の転がり軸受として、呼び番号6812の深溝玉軸受を用い、下記の方法で試験を行った。各寸法は、軸受内径d=60mm、軸受外径D=78mm、軸受幅t=10mmであり、A=((D−d)/2)=9mm、A/t=0.90である。すなわち、この転がり軸受は上記(1) 式を満たす。
No. 1−1〜1−15の各保持器を用い、内輪軌道溝12と外輪軌道溝22とボール3の表面に、これらの合計表面積1m2 当たり0.5g(No. 1−1と1−8)、1.0g(No. 1−2と1−9)、2.0g(No. 1−3と1−10)、3.0g(No. 1−4と1−11)、4.0g(No. 1−5と1−12)、5.0g(No. 1−6と1−13)、10.0g(No. 1−7と1−14)、15.0g(No. 1−15)となる量の潤滑剤を塗布した。
図7の試験装置は、図示されない回転駆動装置に取り付けられ、水平に配置された回転軸60と、2個の試験軸受61の間に配置される軸受ホルダー62と、予圧バネ63と、一端が軸受ホルダー62に固定された糸64と、糸64の他端が固定されたフォースゲージ65とを有する。2個の試験軸受61の内輪が回転軸60に取り付けられ、外輪に軸受ホルダー62が外嵌されている。内輪に予圧バネ63により予圧荷重(アキシアル荷重)を付加している。糸64は、2個の試験軸受61の外輪の中間点から接線方向に延びている。
図8は、接線力の測定値の回転時間による変化の一例を示すグラフである。このグラフに示すように、接線力の値は振れ幅を持つため、中央値と振れ幅量の両方で評価する。
これらの結果を下記の表1に示す。この表で、破損までの総回転数が「5(×107 )以上」は、総回転数が5×107 になっても破損が生じなかったため、試験を打ち切ったことを示す。この条件での総回転数5×107 は、常温、常圧、回転速度70min-1での回転数に換算すると、約1.5年分の回転数に相当する。これを耐久性の合格ラインとした。
また、No. 1−3とNo. 1−10、No. 1−4とNo. 1−11、No. 1−5とNo. 1−12、No. 1−6とNo. 1−13、No. 1−7とNo. 1−14は、潤滑剤量がそれぞれ2.0g/m2 、3.0g/m2 、4.0g/m2 、5.0g/m2 、10.0g/m2 で同じであるため、動摩擦トルクに対応する接線力の値はほぼ同じになっている。しかし、保持器4のポケット部41に傾斜面41bが形成されているNo. 1−3〜1−7は総回転数が5×107 となっても破損が生じず、傾斜面41bが形成されていないNo. 1−10〜1−14よりも耐久性が高い。すなわち、ポケット部41に傾斜面41bを設けることで耐久性が向上でき、潤滑剤量を2.0〜10.0g/m2 としてトルクを低減しながら、良好な耐久性が得られることが分かる。
No. 1−15は、潤滑剤量が15.0g/m2 で10.0g/m2 よりも多い例であり、30分経過後の接線力の値が他と比べて極端に大きかったため、動摩擦トルクを調べる試験を30分の回転で打ち切り、耐久性試験を行わなかった。
図9の転がり軸受として、呼び番号6812の深溝玉軸受を用い、下記の方法で試験を行った。各寸法は、軸受内径d=60mm、軸受外径D=78mm、軸受幅t=10mmであり、A=((D−d)/2)=9mm、A/t=0.90である。すなわち、この転がり軸受は上記(1) 式を満たす。
サンプルNo. 2−1と2−12では、SUJ2製のボール3を20個使用した。No. 2−2〜2−10では、総数20個のボール3のうち、セラミックス製のボール3を2〜18個使用し、それ以外をSUJ2製のボール3とした。サンプルNo. 2−11と2−16ではセラミックス製のボール3を20個使用した。No. 2−13〜2−15では、総数20個のボール3のうち、セラミックス製のボール3を10、14、18個使用し、それ以外をSUJ2製のボール3とした。
サンプル毎に、上述の組み合わせで転がり軸受を組み立てた。サンプルNo. 2−2〜2−10,2−13〜2−15では、セラミックス製のボール3が極力、保持器4の円周方向に均等に配置されるようにした。
第1実施形態と同様に、図7に示す試験装置に、試験軸受61として、サンプルNo. が同じ転がり軸受を2個ずつ取り付けて、試験軸受61の動摩擦トルクを調べる試験を行った。
その結果を下記の表2に示す。また、表2の結果から得られた、30分後の接線力の中央値とセラミックス製転動体の個数との関係を図10にグラフで示す。図10において「○」はPTFE含有の合成樹脂製保持器を用いた場合の結果を、「△」はPTFEを含有しない合成樹脂製保持器を用いた場合の結果を示す。
具体的には、常温、常圧、回転速度420min-1で回転軸60を回転し、保持器に破損が生じるまでの総回転数を調べた。荷重条件は予圧バネ63による予圧荷重(アキシアル荷重)と、軸受ホルダー62によるハウジング荷重(ラジアル荷重)である。
11 内輪の外周面
12 内輪軌道溝
2 外輪
21 外輪の内周面
22 外輪軌道溝
23 シールド板の取り付け溝
3 ボール(転動体)
4 保持器
41 ポケット部
41a 転動体保持面
41b 傾斜面
41c 転動体保持面と傾斜面との境界線
42 開口部
45 保持器の内周面
5 シールド板
C ボール中心でのボールピッチ円
H ポケット部の中心を通る、保持器の周面に対する法線
J 潤滑剤
La 転動体保持面の延長線
Lb 傾斜面の延長線
S ボールピッチ円Cに対する接線
θ 転動体保持面と傾斜面との角度
Claims (6)
- 内輪、外輪、複数の転動体、および保持器を有し、前記保持器は、合成樹脂製で、円環状に形成され、円周方向に複数の転動体を一つずつ保持する複数のポケット部を備えた転がり軸受において、
軸受内径をd、軸受外径をD、軸受幅をtとした時、下記の(1) 式を満たし、
((D−d)/2)/t≦1.07‥‥(1)
前記内輪および外輪の軌道面と前記転動体の転動面に、これらの合計表面積1m2 当たり1.0g以上10g以下となる量の潤滑剤が塗布され、
前記保持器は、軌道輪案内型であり、固体潤滑剤を含有する合成樹脂製であり、
前記ポケット部は、
前記保持器の内周側に設けた、保持器の周面に対する法線を軸とした円周面からなる転動体保持面と、
前記保持器の外周側に設けた、前記転動体保持面に対して45°以下となる傾斜で広がって保持器の外周面に至る傾斜面と、
を有する転がり軸受。 - 前記傾斜は5°以上30°以下である請求項1記載の転がり軸受。
- 前記転動体はボールであり、
前記転動体保持面と前記傾斜面との境界線が、前記ボールの中心での前記ボールのピッチ円に対する接線より、前記保持器の内周面側に配置されている請求項1記載の転がり軸受。 - 前記転動体はボールであり、
前記転動体保持面と前記傾斜面との境界線が、前記ボールの中心での前記ボールのピッチ円に対する接線より、前記保持器の外周面側に配置されている請求項1記載の転がり軸受。 - 前記保持器は、前記ポケット部の周縁部以外の部分で前記境界線に沿う外周面を有し、前記外周面から前記ポケット部の周縁部が突出した形状を有する請求項4記載の転がり軸受。
- フィルム搬送装置でフィルムとの摩擦力で回転する従動ローラの回転軸を支持する用途で使用される請求項1〜5のいずれか1項に記載の転がり軸受。
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