JP2011045180A - 電源システムおよびそれを備える電動車両、ならびに電源システムの制御方法 - Google Patents

電源システムおよびそれを備える電動車両、ならびに電源システムの制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】蓄電装置の充電時にコンバータの高圧側から蓄電装置へ過大な電流が流れるのを防止可能な電源システムおよびそれを備える電動車両を提供する。
【解決手段】充電器18による蓄電装置の充電時、第2および第3SMR10−2,10−3の動作チェックに伴なうフィルタコンデンサCF2の放電処理によりメインコンデンサCMの電圧VHが上昇する。そこで、電圧VHと電圧VB1との電圧差が所定値よりも大きい場合には、第1コンバータ12−1を駆動して電圧VHを所定の変化率で降圧させる。そして、電圧VHと電圧VB1との電圧差が所定値以下となってから第1コンバータ12−1の上アームをオンさせ、主蓄電装置BAの充電が実行される。
【選択図】図1

Description

この発明は、電源システムおよびそれを備える電動車両、ならびに電源システムの制御方法に関し、特に、車両外部の電源から充電器により蓄電部を充電可能な電源システムの充電制御に関する。
特開2008−306795号公報(特許文献1)は、車両に搭載された電源回路の放電制御装置を開示する。この放電制御装置においては、ECU(Electronic Control Unit)は、コンバータの下アームのスイッチング素子を通電状態に上アームのスイッチング素子を非通電状態に維持して低圧側コンデンサの電荷を放電するステップ(S200)と、コンバータの高圧側の電圧VHがコンバータの低圧側の電圧VLと略同じでなく十分に低くないと(S500にてNO)、コンバータの下アームのスイッチング素子を非通電状態に上アームのスイッチング素子を通電状態に維持して高圧側コンデンサの電荷を通電させるとともに低圧側コンデンサを充電して放電するステップ(S700)と、VHがVLと略同じであって十分に低くなるまで(S500またはS1000にてYES)、S200の処理とS700の処理とを交互に繰り返すステップとを含む、プログラムを実行する。この放電制御装置によれば、コンバータの高圧側コンデンサの電荷を迅速に放電することができる(特許文献1参照)。
特開2008−306795号公報
上記公報に開示される電源システムにおいて、システム外部の電源に接続される外部充電器を用いてコンバータの高圧側からコンバータを介してバッテリを充電するようにした場合、コンバータの上アームのスイッチング素子を導電状態に維持してバッテリの充電を行なうことにより、充電時におけるコンバータの損失を最小限にできる。しかしながら、コンバータの上アームのスイッチング素子を不用意に導電状態に維持すると、コンバータの高圧側の電位が高い場合には、高圧側コンデンサからバッテリへ過大な電流が流れ、コンバータやバッテリに悪影響を及ぼす。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、蓄電装置の充電時にコンバータの高圧側から蓄電装置へ過大な電流が流れるのを防止可能な電源システムおよびそれを備える電動車両を提供することである。
また、この発明の別の目的は、蓄電装置の充電時にコンバータの高圧側から蓄電装置へ過大な電流が流れるのを防止可能な電源システムの制御方法を提供することである。
この発明によれば、電源システムは、再充電可能な第1の蓄電部と、第1のコンバータと、充電器と、制御装置とを備える。第1のコンバータは、電気負荷に接続される電力母線と第1の蓄電部との間に設けられる。充電器は、車両外部の電源から供給される電力を受け、第1のコンバータを介して第1の蓄電部を充電するように構成される。第1のコンバータは、電力母線の正極線および負極線間に直列に接続される上アームおよび下アームを含む直流チョッパ回路から成る。そして、制御装置は、充電器を用いた第1の蓄電部の充電時、電力母線の電圧と第1の蓄電部の電圧との差が所定値以下になるように、第1のコンバータを制御することによって電力母線の電圧を所定の変化率で降圧させ、その後第1のコンバータの上アームをオンさせる充電制御を実行する。
好ましくは、電源システムは、再充電可能な第2の蓄電部と、第2のコンバータと、システムリレーと、第1および第2のコンデンサとをさらに備える。第2のコンバータは、電力母線と第2の蓄電部との間に設けられる。システムリレーは、第2の蓄電部と第2のコンバータとの間に設けられる。第1のコンデンサは、システムリレーと第2のコンバータとの間の電力線に設けられる。第2のコンデンサは、電力母線に設けられる。充電器は、電力線に接続される。そして、制御装置は、予め定められたタイミングで、システムリレーのオフ時に第2のコンバータを駆動することによって第1のコンデンサの電荷を第2のコンデンサへ移動させ、充電器を用いた第1の蓄電部の充電時に電荷の移動によって電力母線の電圧と第1の蓄電部の電圧との差が所定値よりも大きいとき、上記の充電制御を実行する。
また、この発明によれば、電動車両は、上述したいずれかの電源システムと、電源システムから電力の供給を受けて車両駆動力を発生する電動機とを備える。
また、この発明によれば、制御方法は、電源システムの制御方法である。電源システムは、再充電可能な第1の蓄電部と、第1のコンバータと、充電器とを含む。第1のコンバータは、電気負荷に接続される電力母線と第1の蓄電部との間に設けられる。充電器は、車両外部の電源から供給される電力を受け、第1のコンバータを介して第1の蓄電部を充電するように構成される。第1のコンバータは、電力母線の正極線および負極線間に直列に接続される上アームおよび下アームを含む直流チョッパ回路から成る。そして、制御方法は、充電器を用いた第1の蓄電部の充電時、電力母線の電圧と第1の蓄電部の電圧との差が所定値以下になるように、第1のコンバータを制御することによって電力母線の電圧を所定の変化率で降圧させるステップと、電力母線の電圧と第1の蓄電部の電圧との差が所定値以下になった後、第1のコンバータの上アームをオンさせるステップとを備える。
好ましくは、電源システムは、再充電可能な第2の蓄電部と、第2のコンバータと、システムリレーと、第1および第2のコンデンサとをさらに含む。第2のコンバータは、電力母線と第2の蓄電部との間に設けられる。システムリレーは、第2の蓄電部と第2のコンバータとの間に設けられる。第1のコンデンサは、システムリレーと第2のコンバータとの間の電力線に設けられる。第2のコンデンサは、電力母線に設けられる。充電器は、電力線に接続される。制御方法は、予め定められたタイミングで、システムリレーのオフ時に第2のコンバータを駆動することによって第1のコンデンサの電荷を第2のコンデンサへ移動させるステップをさらに備える。電力母線の電圧を降圧させるステップは、充電器を用いた第1の蓄電部の充電時に電荷の移動によって電力母線の電圧と第1の蓄電部の電圧との差が所定値よりも大きいとき、第1のコンバータを制御することによって電力母線の電圧を所定の変化率で降圧させるステップを含む。
この発明においては、直流チョッパ回路から成る第1のコンバータを介して充電器により第1の蓄電部が充電される。そして、充電器を用いた第1の蓄電部の充電時、電力母線の電圧と第1の蓄電部の電圧との差が所定値以下になるように、第1のコンバータを制御することによって電力母線の電圧を所定の変化率で降圧させ、その後第1のコンバータの上アームをオンさせる充電制御が実行される。
したがって、この発明によれば、充電器を用いた第1の蓄電部の充電時に第1のコンバータの高圧側から第1の蓄電部へ過大な電流が流れるのを防止することができる。
この発明の実施の形態による電源システムを備えた電動車両の一例として示されるハイブリッド車両の全体ブロック図である。 図1に示す第1および第2コンバータならびに第1〜第3SMRの構成を示す回路図である。 充電器による主蓄電装置ならびに第1および第2副蓄電装置の充電時における第1〜第3SMRおよび第1および第2コンバータの動作遷移図である。 フィルタコンデンサの放電処理による電荷の流れを示した図である。 充電器による主蓄電装置ならびに第1および第2副蓄電装置の充電時におけるメインコンデンサの電圧の変化を示した図である。 図1に示すECUの機能ブロック図である。 ECUにより実行される充電制御の処理手順を示すフローチャートである。 図7に示すステップS90において実行される電圧VHの降圧処理に関するECUの詳細な機能ブロック図である。 電圧VHの降圧処理時における電圧指令値の変化を示した図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による電源システムを備えた電動車両の一例として示されるハイブリッド車両の全体ブロック図である。図1を参照して、ハイブリッド車両1は、主蓄電装置BAと、第1および第2副蓄電装置BB1,BB2と、第1〜第3SMR10−1〜10−3と、第1および第2コンバータ12−1,12−2と、正極線PL1,PL2と、負極線NL1,NL2と、主正母線MPLと、主負母線MNLと、フィルタコンデンサCF1,CF2と、メインコンデンサCMとを備える。また、ハイブリッド車両1は、第1および第2インバータ30−1,30−2と、第1および第2MG(Motor-Generator)32−1,32−2と、動力分割装置34と、エンジン36と、駆動輪38と、ECU(Electronic Control Unit)40と、電圧センサ42,44,46,48,50と、電流センサ52,54,56とをさらに備える。さらに、ハイブリッド車両1は、コンバータ14と、補機16と、補機バッテリSBと、充電器18と、インレット20とをさらに備える。
主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の各々は、再充電可能な直流電源であり、たとえば、ニッケル水素やリチウムイオン等の二次電池から成る。各蓄電装置には、第1および第2MG32−1,32−2によって発電される電力の他、充電器18によって車両外部の電源(図示せず)から供給される電力が蓄えられる。第1および第2副蓄電装置BB1,BB2は、それぞれ第2および第3SMR10−2,10−3によって正極線PL2および負極線NL2に選択的に接続される。なお、主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の少なくとも1つに大容量のキャパシタを用いてもよい。
第1SMR10−1は、正極線PL1および負極線NL1に主蓄電装置BAを電気的に接続するためのリレー装置である。第2SMR10−2は、正極線PL2および負極線NL2に第1副蓄電装置BB1を電気的に接続するためのリレー装置であり、第3SMR10−3は、正極線PL2および負極線NL2に第2副蓄電装置BB2を電気的に接続するためのリレー装置である。第1〜第3SMR10−1〜10−3は、それぞれECU40から与えられる信号CN1〜CN3に応じて駆動される。
第1コンバータ12−1は、正極線PL1および負極線NL1と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間に設けられ、ECU40から与えられる信号PWC1に基づいて、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧を正極線PL1および負極線NL1間の電圧以上に昇圧するように構成される。第2コンバータ12−2は、正極線PL2および負極線NL2と主正母線MPLおよび主負母線MNLとの間に設けられ、ECU40から与えられる信号PWC2に基づいて、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧を正極線PL2および負極線NL2間の電圧以上に昇圧するように構成される。第1および第2コンバータ12−1,12−2の構成については、後ほど詳しく説明する。
フィルタコンデンサCF1は、正極線PL1と負極線NL1との間に接続され、正極線PL1および負極線NL1間の電圧変動を平滑化する。フィルタコンデンサCF2は、正極線PL2と負極線NL2との間に接続され、正極線PL2および負極線NL2間の電圧変動を平滑化する。メインコンデンサCMは、主正母線MPLと主負母線MNLとの間に接続され、主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧変動を平滑化する。
第1インバータ30−1は、主正母線MPLおよび主負母線MNLと第1MG32−1との間に設けられる。第1インバータ30−1は、ECU40から与えられる信号PWI1に基づいて第1MG32−1を回生モードで駆動し、第1MG32−1によって発電された電力を整流して主正母線MPLおよび主負母線MNLへ出力する。また、第1インバータ30−1は、エンジン36の始動時、第1MG32−1によってエンジン36をクランキングするために、信号PWI1に基づいて第1MG32−1を力行モードで駆動する。
第2インバータ30−2は、主正母線MPLおよび主負母線MNLと第2MG32−2との間に設けられる。第2インバータ30−2は、第2MG32−2によって駆動輪38を駆動するために、ECU40から与えられる信号PWI2に基づいて第2MG32−2を力行モードで駆動する。また、車両の制動時、第2インバータ30−2は、信号PWI2に基づいて第2MG32−2を回生モードで駆動し、駆動輪38から運動エネルギーを受けて第2MG32−2により発電された電力を整流して主正母線MPLおよび主負母線MNLへ出力する。
第1および第2MG32−1,32−2の各々は、交流回転電機であり、たとえば三相交流同期電動機である。第1MG32−1は、動力分割装置34を介してエンジン36に連結され、エンジン36の動力を受けて発電する。たとえば、主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の残存容量(SOC)が低下すると、エンジン36が始動して第1MG32−1により発電が行なわれる。第2MG32−2は、各蓄電装置に蓄えられた電力および第1MG32−1により発電された電力の少なくとも一方を用いて走行駆動力を発生する。
動力分割装置34は、サンギヤ、ピニオンギヤ、キャリアおよびリングギヤを含む遊星歯車から成る。そして、エンジン36のクランクシャフトがキャリアに連結され、第1MG32−1の回転軸がサンギヤに連結される。また、第2MG32−2の回転軸がリングギヤに連結され、リングギヤは、駆動輪38に連結される。
このような構成により、このハイブリッド車両1は、エンジン36および第2MG32−2の少なくとも一方からの駆動力によって走行する。エンジン36が発生する動力は、動力分割装置34によって2経路に分割される。すなわち、一方は駆動輪38へ直接伝達される経路であり、もう一方は第1MG32−1へ伝達される経路である。
コンバータ14は、正極線PL1および負極線NL1に接続され、ECU40から与えられる信号PWC3に基づいて、正極線PL1および負極線NL1間の電圧よりも低い電圧を正極線PL3へ出力する。補機16および補機バッテリSBは、正極線PL3に接続される。補機16は、車両に搭載される各種補機を総括的に示したものである。補機バッテリSBは、再充電可能な蓄電装置であり、たとえば鉛蓄電池である。なお、正極線PL3からECU40へ動作電力が供給される。
充電器18およびインレット20は、図示されない車両外部の電源(以下「外部電源」とも称する。)から主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2を充電するために設けられる。充電器18は、正極線PL2および負極線NL2に接続され、ECU40から与えられる信号CHGに基づいて、インレット20から入力される外部電源からの電力を電圧変換して正極線PL2および負極線NL2へ出力する。インレット20は、外部電源から電力を受けるための電力インターフェースである。外部電源の充電ケーブル(図示せず)がインレット20に接続されると、インレット20は、充電ケーブルが接続されたことを示すケーブル接続信号PISWをECU40へ出力する。
電圧センサ42は、主蓄電装置BAの電圧VB1を検出し、その検出値をECU40へ出力する。電圧センサ44は、第1副蓄電装置BB1の電圧VB2を検出し、その検出値をECU40へ出力する。電圧センサ46は、第2副蓄電装置BB2の電圧VB3を検出し、その検出値をECU40へ出力する。電流センサ52は、主蓄電装置BAに入出力される電流IB1を検出し、その検出値をECU40へ出力する。電流センサ54は、第1副蓄電装置BB1に入出力される電流IB2を検出し、その検出値をECU40へ出力する。電流センサ56は、第2副蓄電装置BB2に入出力される電流IB3を検出し、その検出値をECU40へ出力する。
電圧センサ48は、フィルタコンデンサCF2の端子間電圧、すなわち正極線PL2および負極線NL2間の電圧VLを検出し、その検出値をECU40へ出力する。電圧センサ50は、メインコンデンサCMの端子間電圧、すなわち主正母線MPLおよび主負母線MNL間の電圧VHを検出し、その検出値をECU40へ出力する。
ECU40は、電圧センサ42,44,46,48,50および電流センサ52,54,56の各検出値を受ける。そして、ECU40は、第1〜第3SMR10−1〜10−3をそれぞれ制御するための信号CN1〜CN3を生成し、その生成した信号CN1〜CN3をそれぞれ第1〜第3SMR10−1〜10−3へ出力する。
また、ECU40は、第1および第2コンバータ12−1,12−2をそれぞれ駆動するための信号PWC1,PWC2を生成し、その生成した信号PWC1,PWC2をそれぞれ第1および第2コンバータ12−1,12−2へ出力する。さらに、ECU40は、第1および第2MG32−1,32−2をそれぞれ駆動するための信号PWI1,PWI2を生成し、その生成した信号PWI1,PWI2をそれぞれ第1および第2インバータ30−1,30−2へ出力する。
また、さらに、ECU40は、コンバータ14を駆動するための信号PWC3を生成し、その生成した信号PWC3をコンバータ14へ出力する。また、さらに、ECU40は、ケーブル接続信号PISWに基づいてインレット20に外部電源(図示せず)が接続されたことを検知し、さらに所定の充電条件が成立すると、充電器18を駆動するための信号CHGを生成し、その生成した信号CHGを充電器18へ出力する。
ここで、ECU40は、主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2が順次充電されるように(なお、後述のように、第2副蓄電装置BB2の充電終了後、主蓄電装置BAは再度充電される。)、後述する方法により、第2および第3SMR10−2,10−3ならびに第1および第2コンバータ12−1,12−2を制御する。なお、主蓄電装置BAは、充電器18から第2コンバータ12−2、第1コンバータ12−1および第1SMR10−1を順次介して充電される。また、第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電中は、第1および第2コンバータ12−1,12−2は停止されるが、第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電中においても補機16やECU40の動作電力を確保するために、第1SMR10−1はオンされ、コンバータ14が駆動される。
また、ECU40は、主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2を順次充電するために第2,第3SMR10−2,10−3を駆動する際、第2および第3SMR10−2,10−3の動作チェック(接続完了判定や溶着異常判定など)を実行する。そして、この動作チェックを実行するために、ECU40は、フィルタコンデンサCF2の放電処理を実行する。
ここで、たとえば、d軸電流のみを発生するように第1インバータ30−1および第2インバータ30−2の少なくとも一方を駆動することによって、駆動されるインバータに対応するMGにトルクを発生させることなくフィルタコンデンサCF2を放電させることも可能である。しかしながら、上述のように、第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電中は、第1および第2コンバータ12−1,12−2は停止されるが、第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電中においても補機16やECU40の動作電力を確保するために、第1SMR10−1はオンされ、コンバータ14が駆動される。したがって、インバータによる放電処理を実施すると、主蓄電装置BAからも放電されてしまうので、インバータによる放電処理は実施できない。そこで、この実施の形態では、ECU40は、第2および第3SMR10−2,10−3がオフの状態で、フィルタコンデンサCF2の電荷がメインコンデンサCMへ移動するように第2コンバータ12−2を駆動することによって、フィルタコンデンサCF2を放電させる。
さらにここで、フィルタコンデンサCF2の電荷がメインコンデンサCMへ移動することによりメインコンデンサCMの電圧VHは上昇する。そして、第2副蓄電装置BB2の充電終了後、主蓄電装置BAの充電が再び行なわれるとき、第1コンバータ12−1の損失を最小限にするために第1コンバータ12−1の上アームを不用意に導通状態にすると、メインコンデンサCMから主蓄電装置BAへ過大な電流が流れ、第1コンバータ12−1や主蓄電装置BAに悪影響を及ぼす。そこで、この実施の形態では、ECU40は、主蓄電装置BAの充電時にメインコンデンサCMの電圧VHと主蓄電装置BAの電圧VB1との電圧差が所定値よりも大きいとき、その電圧差が所定値以下になるように、第1コンバータ12−1を制御することによってメインコンデンサCMの電圧VHを所定の変化率で降圧させ、その後第1コンバータ12−1の上アームをオンさせる充電制御を実行する。
図2は、図1に示した第1および第2コンバータ12−1,12−2ならびに第1〜第3SMR10−1〜10−3の構成を示す回路図である。図2を参照して、第1コンバータ12−1は、電力用半導体スイッチング素子(以下、単に「スイッチング素子」とも称する。)Q1,Q2と、ダイオードD1,D2と、リアクトルL1とを含む。スイッチング素子Q1,Q2は、主正母線MPLと主負母線MNLとの間に直列に接続される。ダイオードD1,D2は、それぞれスイッチング素子Q1,Q2に逆並列に接続される。リアクトルL1の一方端は、スイッチング素子Q1,Q2の接続ノードに接続され、その他方端は、正極線PL1に接続される。
第2コンバータ12−2は、スイッチング素子Q3,Q4と、ダイオードD3,D4と、リアクトルL2とを含む。第2コンバータ12−2の構成は、第1コンバータ12−1と同様である。なお、スイッチング素子Q1〜Q4として、たとえば、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)やパワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field-Effect Transistor)等を用いることができる。
この第1および第2コンバータ12−1,12−2は、直流チョッパ回路から成る。そして、第1コンバータ12−1(第2コンバータ12−2)は、リアクトルL1(L2)を用いて、主正母線MPLの電圧を正極線PL1(PL2)以上の電圧に昇圧する。具体的には、第1コンバータ12−1(第2コンバータ12−2)は、ECU40からの信号PWC1(PWC2)に基づきスイッチング素子Q1,Q2(Q3,Q4)のオン/オフ期間比(デューティー比)を制御することによって、主正母線MPLの電圧を調整することができる。
第1SMR10−1は、リレーSRB1,SRP1,SRG1と、制限抵抗R1とを含む。リレーSRB1は、主蓄電装置BAの正極と正極線PL1との間に接続される。リレーSRG1は、主蓄電装置BAの負極と負極線NL1との間に接続される。リレーSRP1および制限抵抗R1は、主蓄電装置BAの負極と負極線NL1との間に直列に接続され、かつ、リレーSRG1に並列に接続される。
第2SMR10−2は、リレーSRB2,SRP2,SRG2と、制限抵抗R2とを含む。第3SMR10−3は、リレーSRB3,SRP3,SRG3と、制限抵抗R3とを含む。第2および第3SMR10−2,10−3の各々の構成は、第1SMR10−1と同様である。
充電器18は、正極線PL2および負極線NL2に接続される。そして、充電器18によって主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2が順次充電され、第2副蓄電装置BB2の充電終了後、主蓄電装置BAが再度充電される(以下では、最初の主蓄電装置BAの充電を主蓄電装置BAの「予備充電」とも称し、第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電終了後の主蓄電装置BAの充電を主蓄電装置BAの「最終充電」とも称する。)。
図3は、充電器18による主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電時における第1〜第3SMR10−1〜10−3および第1および第2コンバータ12−1,12−2の動作遷移図である。
図3を参照して、「マスターコンバータ」は、第1コンバータ12−1を示し、「スレーブコンバータ」は、第2コンバータ12−2を示す。また、「マスター予備」は、主蓄電装置BAの予備充電を示し、「スレーブ1」は、第1副蓄電装置BB1の充電を示す。また、「スレーブ2」は、第2副蓄電装置BB2の充電を示し、「マスター最終」は、主蓄電装置BAの最終充電を示す。
主蓄電装置BAの予備充電時(マスター予備)は、第1SMR10−1がオンされ、第2および第3SMR10−2,10−3はオフされる。そして、マスターコンバータ(第1コンバータ12−1)の上アームがオンされ、スレーブコンバータ(第2コンバータ12−2)はシャットダウンされる。
主蓄電装置BAの予備充電が終了すると、第1副蓄電装置BB1の充電が実行される(スレーブ1)。第1副蓄電装置BB1の充電時は、第2および第3SMR10−2,10−3がそれぞれオン,オフされる。第1SMR10−1は、補機16やECU40の動作電力を確保するためにオンが維持される。マスターコンバータおよびスレーブコンバータは、いずれもシャットダウンされる。
副蓄電装置BB1の充電が終了すると、第2副蓄電装置BB2の充電が実行される(スレーブ2)。第2副蓄電装置BB2の充電時は、第2および第3SMR10−2,10−3がそれぞれオフ,オンされる。第1SMR10−1は、補機16やECU40の動作電力を確保するためにオンが維持される。マスターコンバータおよびスレーブコンバータは、いずれもシャットダウンされる。
そして、第2副蓄電装置BB2の充電が終了すると、主蓄電装置BAの最終充電(マスター最終)が実行される。主蓄電装置BAの最終充電時は、第1SMR10−1がオンされ、第2および第3SMR10−2,10−3はオフされる。マスターコンバータは、上アームがオンされ、スレーブコンバータはシャットダウンされる。
ここで、第2および第3SMR10−2,10−3のオン/オフ切替動作に伴ない、第2および第3SMR10−2,10−3の動作チェック処理が実行される。具体的には、主蓄電装置BAの予備充電後、第1副蓄電装置BB1の充電に先立って、第2SMR10−2の動作チェック処理が実行される。また、第1副蓄電装置BB1の充電終了後、第2副蓄電装置BB2の充電に先立って、第2および第3SMR10−2,10−3の動作チェック処理が実行される。さらに、第2副蓄電装置BB2の充電終了後、主蓄電装置BAの最終充電に先立って、第3SMR10−3の動作チェック処理が実行される。そして、これらの動作チェック処理に先立って、フィルタコンデンサCF2の放電処理が実行される。
フィルタコンデンサCF2の放電処理は、上述のように、第2コンバータ12−2を駆動することにより実行される。すなわち、第2および第3SMR10−2,10−3により第1および第2副蓄電装置BB1,BB2を正極線PL2および負極線NL2から電気的に切離した状態で、図4に示されるようにフィルタコンデンサCF2の電荷がメインコンデンサCMへ移動するように第2コンバータ12−2を駆動することによって、フィルタコンデンサCF2を放電させる。
そして、上述のように、フィルタコンデンサCF2の放電処理によりフィルタコンデンサCF2の電荷がメインコンデンサCMへ移動することにより、メインコンデンサCMの電圧VHが上昇する。
図5は、充電器18による主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電時におけるメインコンデンサCMの電圧VHの変化を示した図である。図5を参照して、時刻t1において主蓄電装置BAの予備充電(マスター予備)が終了すると、フィルタコンデンサCF2の放電処理が実行され、メインコンデンサCMの電圧VHがΔVHだけ上昇する。
その後、第1副蓄電装置BB1が充電され(スレーブ1)、時刻t2において第1副蓄電装置BB1の充電が終了すると、フィルタコンデンサCF2の放電処理が再び実行され、電圧VHがさらにΔVHだけ上昇する。
その後、第2副蓄電装置BB2が充電され(スレーブ2)、時刻t3において第2副蓄電装置BB2の充電が終了すると、フィルタコンデンサCF2の放電処理が再び実行され、電圧VHがさらにΔVHだけ上昇する。
このように、第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電ならびに主蓄電装置BAの最終充電が連続して行なわれると、フィルタコンデンサCF2の放電処理に伴ない電圧VHが累積的に上昇する。そして、マスター最終充電時に第1コンバータ12−1の上アームをオンすると、メインコンデンサCMから第1コンバータ12−1の上アームを介して主蓄電装置BAへ過大な電流が流れ得る。
そこで、この実施の形態では、メインコンデンサCMの電圧VHと主蓄電装置BAの電圧VB1との電圧差が所定値よりも大きいとき、メインコンデンサCMから第1コンバータ12−1の上アームを介して主蓄電装置BAへ過大な電流が流れるのを防止するために、第1コンバータ12−1をスイッチング制御することによって電圧VHを所定の変化率で降圧させ(時刻t4〜t5)、その後第1コンバータ12−1の上アームをオンさせてマスター最終充電を実行することとしたものである。
図6は、図1に示したECU40の機能ブロック図である。図6を参照して、ECU40は、充電器制御部102と、リレー制御部104と、コンバータ制御部106と、インバータ制御部108とを含む。
充電器制御部102は、主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2のSOCをそれぞれ示す状態値SOC1〜SOC3を図示されない電池ECU等から受ける。なお、SOCは、たとえば、蓄電装置が満充電状態のときを100%とし、蓄電装置が完全に放電した状態のときを0%として定義される。SOCは、蓄電装置の電圧や充放電電流、温度等に基づいて種々の公知の手法により算出することができる。
また、充電器制御部102は、インレット20(図1)からケーブル接続信号PISWを受ける。そして、充電器制御部102は、ケーブル接続信号PISWに基づいてインレット20に充電ケーブル(外部電源)が接続されたことを検知すると、状態値SOC1〜SOC3に基づいて、主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電制御を実行する。充電器制御部102は、充電制御の実行に伴ない、充電器18を駆動するための信号CHGを充電器18へ出力するとともに、第1〜第3SMR10−1〜10−3ならびに第1および第2コンバータ12−1,12−2の動作を制御するための指令をリレー制御部104およびコンバータ制御部106へ出力する。
リレー制御部104は、充電器制御部102からの動作指令に基づいて、第1〜第3SMR10−1〜10−3をそれぞれ駆動するための信号CN1〜CN3を生成し、その生成した信号CN1〜CN3をそれぞれ第1〜第3SMR10−1〜10−3へ出力する。
コンバータ制御部106は、電圧センサ42,50によって検出される電圧VB1,VH、および電流センサ52によって検出される電流IB1に基づいて、第1コンバータ12−1に含まれるスイッチング素子Q1,Q2(図2)をオン/オフ制御するための信号PWC1を生成し、その生成した信号PWC1を第1コンバータ12−1へ出力する。
また、コンバータ制御部106は、電圧センサ44(または46),48,50によって検出される電圧VB2(またはVB3),VL,VH、および電流センサ54(または56)によって検出される電流IB2(またはIB3)に基づいて、第2コンバータ12−2に含まれるスイッチング素子Q3,Q4(図2)をオン/オフ制御するための信号PWC2を生成し、その生成した信号PWC2を第2コンバータ12−2へ出力する。
さらに、コンバータ制御部106は、充電器18による主蓄電装置BAの充電時、充電器18から第2コンバータ12−2および第1コンバータ12−1を順次介して主蓄電装置BAが充電されるように、第1コンバータ12−1の上アームをオンするための信号PWC1を生成する。ここで、主蓄電装置BAの最終充電が開始される前にメインコンデンサCMの電圧VHと主蓄電装置BAの電圧VB1との電圧差が所定値よりも大きいときは、コンバータ制御部106は、電圧VHを所定の変化率で降圧するように、第1コンバータ12−1を駆動するための信号PWC1を生成して第1コンバータ12−1へ出力する。そして、電圧VHと電圧VB1との電圧差が所定値以下になると、コンバータ制御部106は、第1コンバータ12−1の上アームをオンするための信号PWC1を生成する。なお、充電器18による主蓄電装置BAの充電時、第2コンバータ12−2は停止される。また、コンバータ制御部106は、充電器18による第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電時は、第1および第2コンバータ12−1,12−2を停止させる。
また、さらに、コンバータ制御部106は、主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電時に実行されるフィルタコンデンサCF2の放電処理の実行時、フィルタコンデンサCF2の電荷がメインコンデンサCMへ移動するように、第2コンバータ12−2を駆動するための信号PWC2を生成して第2コンバータ12−2へ出力する。なお、フィルタコンデンサCF2の放電処理の実行時、第1コンバータ12−1は停止される。
インバータ制御部108は、第1MG32−1のトルク指令値TR1、モータ電流MCRT1およびロータ回転角θ1ならびに電圧センサ50により検出される電圧VHに基づいて、第1MG32−1を駆動するための信号PWI1を生成し、その生成した信号PWI1を第1インバータ30−1へ出力する。また、インバータ制御部108は、第2MG32−2のトルク指令値TR2、モータ電流MCRT2およびロータ回転角θ2ならびに電圧VHに基づいて、第2MG32−2を駆動するための信号PWI2を生成し、その生成した信号PWI2を第2インバータ30−2へ出力する。
なお、トルク指令値TR1,TR2は、たとえば、アクセルペダルの踏込量やブレーキ踏込量、車両速度等に基づいて、図示されない車両ECU等によって算出される。また、モータ電流MCRT1,MCRT2およびロータ回転角θ1,θ2の各々は、図示されないセンサによって検出される。
図7は、ECU40により実行される充電制御の処理手順を示すフローチャートである。なお、このフローチャートに示される処理手順は、一定時間毎または所定の条件が成立する毎にメインルーチンから呼び出されて実行される。
図7を参照して、ECU40は、インレット20(図1)から受けるケーブル接続信号PISWに基づいて、インレット20に充電ケーブル(外部電源)が接続されたか否かを判定する(ステップS10)。インレット20に充電ケーブルは接続されていないと判定されると(ステップS10においてNO)、ECU40は、以降の一連の処理を実行することなくステップS120へ処理を移行する。
ステップS10においてインレット20に充電ケーブルが接続されたと判定されると(ステップS10においてYES)、ECU40は、主蓄電装置BAの充電(予備充電)を実行する(ステップS20)。具体的には、ECU40は、第1〜第3SMR10−1〜10−3をそれぞれオン,オフ,オフさせ、充電器18を駆動し、さらに、充電器18から第2コンバータ12−2および第1コンバータ12−1を介して主蓄電装置BAへ電力が供給されるように第1コンバータ12−1の上アーム(スイッチング素子Q1)をオンさせる。なお、第1SMR10−1は、ECU40や補機の動作電力を確保するため、以降の第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電中においてもオンに維持される。
主蓄電装置BAの予備充電が終了すると、ECU40は、次いで第1副蓄電装置BB1を充電するためにSMR切替処理を実行する(ステップS30)。具体的には、ECU40は、充電器18を一旦停止し、第2SMR10−2の動作チェック処理(接続完了や溶着異常等の判定処理)を実行する。ここで、第2SMR10−2の動作チェック処理を実行するために、ECU40は、第2コンバータ12−2を駆動してフィルタコンデンサCF2の放電処理を実行する(これにより、フィルタコンデンサCF2の電荷がメインコンデンサCMへ移動し、メインコンデンサCMの電圧VHが上昇する。)。
そして、第2SMR10−2の動作チェックが完了すると、ECU40は、第1副蓄電装置BB1の充電を実行する(ステップS40)。具体的には、ECU40は、第2SMR10−2をオンさせ(第3SMR10−3はオフ)、充電器18を駆動し、第1および第2コンバータ12−1,12−2を停止する。
第1副蓄電装置BB1の充電が終了すると、ECU40は、続いて第2副蓄電装置BB2を充電するために再びSMR切替処理を実行する(ステップS50)。具体的には、ECU40は、充電器18を再び一旦停止し、第2および第3SMR10−2,10−3の動作チェック処理を実行する。ここで、第2および第3SMR10−2,10−3の動作チェック処理を実行するために、ECU40は、第2コンバータ12−2を駆動してフィルタコンデンサCF2の放電処理を再び実行する(これにより、フィルタコンデンサCF2の電荷がメインコンデンサCMへ移動し、メインコンデンサCMの電圧VHがさらに上昇する。)。
そして、第3SMR10−3の動作チェックが完了すると、ECU40は、第2副蓄電装置BB2の充電を実行する(ステップS60)。具体的には、ECU40は、第2および第3SMR10−2,10−3をオフ,オンさせ、充電器18を駆動し、第1および第2コンバータ12−1,12−2を停止する。
第2副蓄電装置BB2の充電が終了すると、ECU40は、主蓄電装置BAの最終充電を行なうために再びSMR切替処理を実施する(ステップS70)。具体的には、ECU40は、充電器18を再び一旦停止し、第3SMR10−3の動作チェック処理を実行する。ここで、第3SMR10−3の動作チェック処理を実行するために、ECU40は、第2コンバータ12−2を駆動してフィルタコンデンサCF2の放電処理を再び実行する(これにより、上述のように電圧VHがさらに上昇する。)。
第3SMR10−3の動作チェックが完了すると、ECU40は、メインコンデンサCMの電圧VHの検出値から主蓄電装置BAの電圧VB1の検出値を差し引いた値が所定のしきい値ΔVよりも大きいか否かを判定する(ステップS80)。なお、このしきい値ΔVは、第1コンバータ12−1の上アームをオンしたときにメインコンデンサCMから主蓄電装置BAへ過大な電流が流れるか否かを判定するために予め設定される値である。
電圧VHの検出値から電圧VB1の検出値を差し引いた値がしきい値ΔVよりも大きいと判定されると(ステップS80においてYES)、ECU40は、電圧VHの降圧処理を実行する(ステップS90)。具体的には、ECU40は、第1コンバータ12−1を制御することによって電圧VHを所定の変化率で降圧させる。この電圧VHの降圧処理については、後ほど説明する。
そして、ステップS80において、電圧VHの検出値から電圧VB1の検出値を差し引いた値がしきい値ΔV以下であると判定されると(ステップS80においてNO)、ECU40は、第1コンバータ12−1の上アームをオンさせる(ステップS100)。このとき、電圧VHと電圧VB1との電圧差はしきい値ΔV以下であるので、第1コンバータ12−1の上アームをオンさせても、メインコンデンサCMから主蓄電装置BAへ過大な電流が流れることはない。その後、ECU40は、充電器18を駆動を駆動して主蓄電装置BAの最終充電を実行する(ステップS110)。
図8は、図7に示したステップS90において実行される電圧VHの降圧処理に関するECU40の詳細な機能ブロック図である。図8を参照して、ECU40は、電圧指令生成部110と、減算部112,116と、フィードバック(FB)演算部114と、降圧判定部118と、変調部120とを含む。
電圧指令生成部110は、充電器18による主蓄電装置BAの充電の要求を示すマスター充電要求指令MREQを受けると、図9に示されるように、電圧VHの目標値を示す電圧指令値VRを、主蓄電装置BAの電圧VB1よりも高い所定値V1から電圧VB1よりも低い所定値V2まで所定の変化率rで低下するように変化させる。なお、この変化率rは、電圧VHの降圧処理時にメインコンデンサCMから主蓄電装置BAへ流れる電流が過大にならないように予め設定される。
再び図8を参照して、減算部112は、電圧センサ50(図1)によって検出される電圧VHを電圧指令値VRから減算し、その演算結果をフィードバック演算部114へ出力する。フィードバック演算部114は、電圧指令値VRと電圧VHとの偏差を入力としてフィードバック制御演算(たとえば比例・積分演算)を行ない、その演算結果を減算部116へ出力する。減算部116は、電圧VB1/電圧指令値VRで示されるマスターコンバータの理論昇圧比の逆数からフィードバック演算部114の出力を減算し、その演算結果をデューティー指令Ton1として変調部120へ出力する。なお、この減算部116における入力項(VB1/VR)は、第1コンバータ12−1の理論昇圧比に基づくフィードフォワード補償項である。
降圧判定部118は、マスター充電要求指令MREQを受けると、電圧VHの降圧判定を行なう。そして、降圧判定部118は、電圧VHの検出値から電圧VB1の検出値を差し引いた値がしきい値ΔV以下であると判定すると、第1コンバータ12−1の上アームをオンさせてもメインコンデンサCMから主蓄電装置BAへ過大な電流が流れないレベルまで電圧VHが降圧されたことを示す通知を変調部120へ出力する。
変調部120は、デューティー指令Ton1と図示されない発振部により生成される搬送波(キャリア波)とに基づいて信号PWC1を生成し、その生成した信号PWC1をマスターコンバータである第1コンバータ12−1のスイッチング素子Q1,Q2へ出力する。ここで、変調部120は、電圧VHが降圧されたことを示す通知を降圧判定部118から受けると、減算部116から受けるデューティー指令Ton1に拘わらず、第1コンバータ12−1の上アームをオンに維持するように信号PWC1を生成する。
以上のように、この実施の形態においては、充電器18による主蓄電装置BAならびに第1および第2副蓄電装置BB1,BB2の充電時、第2および第3SMR10−2,10−3の動作チェック処理に伴なうフィルタコンデンサCF2の放電処理によりメインコンデンサCMの電圧VHが上昇する。そして、主蓄電装置BAの最終充電時に第1コンバータ12−1の上アームを不用意にオンすると、メインコンデンサCMの電圧VHと主蓄電装置BAの電圧VB1との電圧差によりメインコンデンサCMから主蓄電装置BAへ過大な電流が流れ得る。そこで、この実施の形態においては、電圧VHと電圧VB1との電圧差が所定値よりも大きい場合には、第1コンバータ12−1を駆動して電圧VHを所定の変化率で降圧させる。そして、電圧VHと電圧VB1との電圧差が所定値以下となってから第1コンバータ12−1の上アームをオンさせ、主蓄電装置BAの最終充電が実行される。したがって、この実施の形態によれば、充電器18による主蓄電装置BAの充電時にメインコンデンサCMから主蓄電装置BAへ過大な電流が流れるのを防止することができる。
なお、上記の実施の形態においては、電圧指令生成部110において図9に示したような電圧指令値VRを生成するものとしたが、電圧指令生成部110の後段に変化率制限部を設けることによって、所定の変化率で低下する電圧指令値VRを生成してもよい。
また、上記においては、主正母線MPLおよび主負母線MNLに第1おおび第2コンバータ12−1,12−2が並列接続され、第1SMR10−1を介して第1コンバータ12−1に主蓄電装置BAが接続され、第2および第3SMR10−2,10−3を介して第1および第2副蓄電装置BB1,BB2が第2コンバータ12−2に並列接続されるものとしたが、蓄電装置およびコンバータの構成および数はこれらに限定されるものではない。
また、上記においては、動力分割装置34によりエンジン36の動力を分割して駆動輪38と第1MG32−1とに伝達可能なシリーズ/パラレル型のハイブリッド車両1について説明したが、この発明は、その他の形式のハイブリッド車両にも適用可能である。たとえば、第1MG32−1を駆動するためにのみエンジン36を用い、第2MG32−2でのみ車両の駆動力を発生する、いわゆるシリーズ型のハイブリッド車両や、エンジン36が生成した運動エネルギーのうち回生エネルギーのみが電気エネルギーとして回収されるハイブリッド車両、エンジンを主動力として必要に応じてモータがアシストするモータアシスト型のハイブリッド車両などにもこの発明は適用可能である。
さらに、この発明は、エンジン36を備えずに電力のみで走行する電気自動車や、車載電源として蓄電装置に加えて燃料電池をさらに備える燃料電池車にも適用可能である。
なお、上記において、主蓄電装置BAは、この発明における「第1の蓄電部」の一実施例に対応し、第1,第2副蓄電装置BB1,BB2は、この発明における「第2の蓄電部」の一実施例に対応する。また、第1および第2コンバータ12−1,12−2は、それぞれこの発明における「第1のコンバータ」および「第2のコンバータ」の一実施例に対応し、主正母線MPLおよび主負母線MNLは、この発明における「電力母線」の一実施例に対応する。
さらに、ECU40は、この発明における「制御装置」の一実施例に対応し、第2および第3SMR10−2,10−3は、この発明における「システムリレー」の一実施例に対応する。また、さらに、フィルタコンデンサCF2は、この発明における「第1のコンデンサ」の一実施例に対応し、メインコンデンサCMは、この発明における「第2のコンデンサ」の一実施例に対応する。また、さらに、第2MG32−2は、この発明における「電動機」の一実施例に対応する。
今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 ハイブリッド車両、10−1〜10−3 SMR、12−1,12−2,14 コンバータ、16 補機、18 充電器、20 インレット、30−1,30−2 インバータ、32−1,32−2 MG、34 動力分割装置、36 エンジン、38 駆動輪、40 ECU、42,44,46,48,50 電圧センサ、52,54,56 電流センサ、102 充電器制御部、104 リレー制御部、106 コンバータ制御部、108 インバータ制御部、110 電圧指令生成部、112,116 減算部、114 フィードバック演算部、118 降圧判定部、120 変調部、BA 主蓄電装置、BB1,BB2 副蓄電装置、PL1〜PL3 正極線、NL1,NL2 負極線、MPL 主正母線、MNL 主負母線、CF1,CF2 フィルタコンデンサ、CM メインコンデンサ、SB 補機バッテリ、SRB1〜SRB3,SRP1〜SRP3,SRG1〜SRG3 リレー、R1〜R3 制限抵抗、Q1〜Q4 スイッチング素子、D1〜D4 ダイオード、L1,L2 リアクトル。

Claims (5)

  1. 再充電可能な第1の蓄電部と、
    電気負荷に接続される電力母線と前記第1の蓄電部との間に設けられる第1のコンバータと、
    車両外部の電源から供給される電力を受け、前記第1のコンバータを介して前記第1の蓄電部を充電するように構成された充電器とを備え、
    前記第1のコンバータは、前記電力母線の正極線および負極線間に直列に接続される上アームおよび下アームを含む直流チョッパ回路から成り、さらに
    前記充電器を用いた前記第1の蓄電部の充電時、前記電力母線の電圧と前記第1の蓄電部の電圧との差が所定値以下になるように、前記第1のコンバータを制御することによって前記電力母線の電圧を所定の変化率で降圧させ、その後前記第1のコンバータの上アームをオンさせる充電制御を実行する制御装置を備える電源システム。
  2. 再充電可能な第2の蓄電部と、
    前記電力母線と前記第2の蓄電部との間に設けられる第2のコンバータと、
    前記第2の蓄電部と前記第2のコンバータとの間に設けられるシステムリレーと、
    前記システムリレーと前記第2のコンバータとの間の電力線に設けられる第1のコンデンサと、
    前記電力母線に設けられる第2のコンデンサとをさらに備え、
    前記充電器は、前記電力線に接続され、
    前記制御装置は、予め定められたタイミングで、前記システムリレーのオフ時に前記第2のコンバータを駆動することによって前記第1のコンデンサの電荷を前記第2のコンデンサへ移動させ、前記充電器を用いた前記第1の蓄電部の充電時に前記電荷の移動によって前記電力母線の電圧と前記第1の蓄電部の電圧との差が前記所定値よりも大きいとき、前記充電制御を実行する、請求項1に記載の電源システム。
  3. 請求項1に記載の電源システムと、
    前記電源システムから電力の供給を受けて車両駆動力を発生する電動機とを備える電動車両。
  4. 電源システムの制御方法であって、
    前記電源システムは、
    再充電可能な第1の蓄電部と、
    電気負荷に接続される電力母線と前記第1の蓄電部との間に設けられる第1のコンバータと、
    車両外部の電源から供給される電力を受け、前記第1のコンバータを介して前記第1の蓄電部を充電するように構成された充電器とを含み、
    前記第1のコンバータは、前記電力母線の正極線および負極線間に直列に接続される上アームおよび下アームを含む直流チョッパ回路から成り、
    前記制御方法は、
    前記充電器を用いた前記第1の蓄電部の充電時、前記電力母線の電圧と前記第1の蓄電部の電圧との差が所定値以下になるように、前記第1のコンバータを制御することによって前記電力母線の電圧を所定の変化率で降圧させるステップと、
    前記電力母線の電圧と前記第1の蓄電部の電圧との差が前記所定値以下になった後、前記第1のコンバータの上アームをオンさせるステップとを備える、電源システムの制御方法。
  5. 前記電源システムは、
    再充電可能な第2の蓄電部と、
    前記電力母線と前記第2の蓄電部との間に設けられる第2のコンバータと、
    前記第2の蓄電部と前記第2のコンバータとの間に設けられるシステムリレーと、
    前記システムリレーと前記第2のコンバータとの間の電力線に設けられる第1のコンデンサと、
    前記電力母線に設けられる第2のコンデンサとをさらに含み、
    前記充電器は、前記電力線に接続され、
    前記制御方法は、予め定められたタイミングで、前記システムリレーのオフ時に前記第2のコンバータを駆動することによって前記第1のコンデンサの電荷を前記第2のコンデンサへ移動させるステップをさらに備え、
    前記電力母線の電圧を降圧させるステップは、前記充電器を用いた前記第1の蓄電部の充電時に前記電荷の移動によって前記電力母線の電圧と前記第1の蓄電部の電圧との差が前記所定値よりも大きいとき、前記第1のコンバータを制御することによって前記電力母線の電圧を前記所定の変化率で降圧させるステップを含む、請求項4に記載の電源システムの制御方法。
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