JP2011043094A - 圧縮機 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡素な構成で導出した流体を確実に所望方向へと流通させることができると共に、組付性の向上を図る。
【解決手段】
スクロール型圧縮機10は、リアハウジング14の内部に固定スクロール34及び可動スクロール36が収容され、前記リアハウジング14には、該リアハウジング14内から外部への流体の導出状態を切り換える開放弁58が設けられると共に、前記開放弁58に臨む位置には、温度検出センサ76の装着された取付ブラケット74が設けられる。この取付ブラケット74は、リアハウジング14の取付ボス72に対して固定ボルト78で固定されると共に、開放弁58の上方を覆うようにガイド部86が形成される。そして、開放弁58から外部へと導出された流体が、ガイド部86と衝突して該ガイド部86に沿って流通する。
【選択図】図4

Description

本発明は、流体を圧縮して導出する圧縮機に関するものであり、一層詳細には、流体の温度を検知する温度検出部を備えた圧縮機に関する。
従来から、供給された流体を圧縮させ、圧縮流体を外部へと導出する圧縮機が知られている。このような圧縮機では、フロンガス等の冷媒が用いられ、圧縮工程において前記冷媒の温度上昇が生じるため、高温となった冷媒の温度を検知するための温度センサが設けられている。
また、特許文献2に開示されているように、圧縮機には、該圧縮機内で圧縮された流体を外部へと導出するための安全弁が設けられている。この安全弁は、圧縮機の内部に設けられた室と外部との連通状態を切換可能に設けられ、該室内における流体の圧力が所定値以上となった場合に、前記流体を前記安全弁の切換作用下に外部へと導出している。また、この圧縮機には、安全弁に臨む位置にキャップが設けられ該安全弁の上方を覆うことにより、前記安全弁から導出される流体の流通方向を規制している。
特開2005−256690号公報 実開平5−38475号公報
しかしながら、特許文献2に係る従来技術においては、キャップを、安全弁に対して係合させて固定する構成としているため、前記キャップを確実に係合させるために、該キャップの形状が複雑となると共に、前記安全弁側に係合部を設ける必要があるため、構造が複雑化してしまい製造コストの増加を招くこととなる。
また、キャップを安全弁に対して装着する際、該安全弁から導出される流体を流通させるために前記キャップの装着方向を考慮する必要があり、その装着作業が煩雑であるという問題がある。
本発明は、前記の課題を考慮してなされたものであり、簡素な構成で、安全弁から導出された流体を確実に所望方向へと流通させることができると共に、組付性の向上を図ることが可能な圧縮機を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、ハウジングに設けられ、該ハウジング内で圧縮された圧縮流体を外部へと導出させる安全弁と、前記圧縮流体の温度を検出する温度検出部と、前記温度検出部を前記ハウジングに対して固定する取付部材とを有する圧縮機において、
前記取付部材には、前記安全弁に臨み、該安全弁から導出された前記圧縮流体の流通方向を変更する案内部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ハウジングには、温度検出部の装着された取付部材が固定されると共に、前記ハウジングの内部で圧縮された圧縮流体を外部に導出する安全弁が設けられている。そして、取付部材には、安全弁に臨むように案内部が形成され、該案内部によって前記安全弁から導出された圧縮流体の流通方向を変更する。
従って、案内部を、温度検出部を保持するための取付部材に対して一体的に形成しているため、例えば、このような案内手段を安全弁に対して直接的に装着する必要がなく、前記案内手段を前記安全弁に係合させる場合と比較し、前記案内部及び安全弁の構成を簡素化することができると共に、前記取付部材をハウジングに装着することにより、案内部が安全弁に臨む所定位置で固定されるため、前記案内部を別個に組み付ける必要がなく、圧縮機における組付工数の削減を図ることができる。
また、取付部材に設けられた案内部に、安全弁から導出された圧縮流体を衝突させることにより、前記圧縮流体を所望方向に確実且つ好適に流通させることが可能となる。
さらに、案内部は、安全弁から導出される圧縮流体の流通方向に対して直交した状態から傾斜させて設けることにより、前記案内部の傾斜方向に沿って前記圧縮流体を流通させることができる。すなわち、案内部の傾斜方向及び角度を適宜設定することによって圧縮流体の流通方向を自在に所望方向へと変更することが可能となる。
さらにまた、案内部には、圧縮流体の衝突する面に凹状に窪んだ溝部を形成することにより、前記圧縮流体が前記案内部に衝突した後、前記溝部に沿って確実且つ好適に所望の方向へと導くことが可能となる。
またさらに、溝部を、ビード加工によって形成することにより、上述したように圧縮流体を所望方向に導くことができ、しかも、案内部を含む取付部材の剛性を向上させることができる。
また、案内部の端部に、安全弁側に向かって突出した壁部を形成することにより、前記案内部に衝突した圧縮流体が、壁部によって様々な方向へ流通してしまうことが阻止され、確実に前記壁部を有していない所望方向へと流通させることができる。
本発明によれば、以下の効果が得られる。
すなわち、温度検出部の装着された取付部材において、圧縮流体を外部に導出する安全弁に臨むように案内部を設けることにより、前記案内部を、前記取付部材に対して一体的に形成することができるため、前記案内部及び安全弁の構成を簡素化することができると共に、前記取付部材をハウジングに装着することにより、案内部が安全弁に臨む所定位置で固定されるため、前記案内部を別個に組み付ける必要がなく、圧縮機における組付工数の削減を図ることができる。また、取付部材に設けられた案内部に、安全弁から導出された圧縮流体を衝突させることにより、前記圧縮流体を所望方向に確実且つ好適に流通させることができる。
本実施の形態に係る圧縮機の全体断面図である。 図1の圧縮機におけるリアハウジングを接合面側から見た平面図である。 図1の圧縮機における固定スクロールを固定側渦巻壁側から見た平面図である。 図2のIV−IV線に沿った断面図である。 図4に示す取付ブラケット近傍を示す拡大斜視図である。 図5の取付ブラケットの平面図である。 図5のVII−VII線に沿った断面図である。
本発明に係る圧縮機について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
図1において、参照符号10は、本発明の実施の形態に係るスクロール型圧縮機を示す。
このスクロール型圧縮機10は、図1〜図3に示されるように、カップ状に形成されたフロントハウジング12と、前記フロントハウジング12に連結されるリアハウジング(ハウジング)14とを備える。なお、リアハウジング14には、例えば、冷媒ガス等からなる流体をその内部へと導入する吸入口(図示せず)と、スクロール型圧縮機10によって前記流体が圧縮された圧縮流体を、例えば、冷媒循環系へと導出する吐出口(図示せず)とが設けられている。
また、リアハウジング14には、スクロール型圧縮機10を、例えば、エンジンや外部機器等に取り付けるための複数の取付フランジ16が設けられている。
このフロントハウジング12には、回転シャフト18の軸部20が挿入され、前記軸部20は、フロントハウジング12に保持された第1軸受22を介して回転自在に支持される。
また、回転シャフト18には、軸部20に対して拡径した支持部24が備えられ、前記支持部24は、その外周面が第2軸受26に嵌挿されることによって回転自在に支持される。すなわち、回転シャフト18は、第1及び第2軸受22、26によって回転自在に支持されている。そして、支持部24の端面には、その軸心に対して偏心したピン28が固着されている。
さらに、フロントハウジング12は、複数の締結ボルト30を介してリアハウジング14の開口部を閉塞するように連結される。
また、フロントハウジング12の端面には、可動スクロール36の端面との間にスラスト軸受32が設けられ、前記スラスト軸受32を介して前記可動スクロール36の旋回を許容すると共に、前記可動スクロール36に付与される前記軸線方向のスラスト力を受け止めている。
一方、リアハウジング14には、開口した一端部側から固定スクロール34と、該固定スクロール34に対して旋回する可動スクロール36が内部に挿入される。
また、図2に示されるように、リアハウジング14の内部には、固定スクロール34が当接し固定される接合面38が形成され、前記接合面38には、前記固定スクロール34と可動スクロール36とから構成される圧縮室40(図1参照)で圧縮された流体が導入される第1吐出室42と、前記第1吐出室42と連通して前記流体に含有された潤滑油を分離する分離室44と、前記分離室44で分離された潤滑油が貯えられる第1貯油室46と、前記潤滑油が分離された後に流体が導入される第1排出室48とが形成される。この第1吐出室42、分離室44、第1貯油室46及び第1排出室48は、それぞれ接合面38に対して所定深さだけ窪んで形成される。
分離室44は、リアハウジング14に対して固定スクロール34を組み付けた際、該固定スクロール34との間に設けられる油分離管50(後述する)が挿入可能に形成される。
また、分離室44には、図3に示されるように、リアハウジング14の接合面38から離間した底部近傍に導出通路52が形成され、該導出通路52は、前記分離室44の軸線に対して所定角度傾斜し、前記端面に向かって延在している。そして、導出通路52は、リアハウジング14の接合面38に設けられた排出溝54と連通し、該排出溝54を介して第1貯油室46と連通している(図2参照)。すなわち、分離室44の内部で分離した油が、導出通路52及び排出溝54を経て第1貯油室46へと流通する。
第1排出室48には、図2及び図4に示されるように、該第1排出室48の内壁面に外部と連通した弁孔56が形成され、該弁孔56には前記第1排出室48内の流体を外部に排出する開放弁(安全弁)58が装着されている。この開放弁58は、有底円筒状に形成されるボディ60と、該ボディ60に形成されたポート62に対して着座可能に設けられる弁体64と、該弁体64を前記ポート62側に向かって付勢するスプリング66と、該スプリング66の端部を保持する保持部68とを含む。
このボディ60は、その外周面に刻設されたねじを介して弁孔56に螺合され、該ボディ60の一端部側に形成されたポート62が第1排出室48の内部に配置される。そして、第1排出室48内に流体が供給され、該流体の圧力が予め設定された所定値以上となった際に、前記流体がポート62を通じてボディ60内に流入することにより、前記流体の圧力によって弁体64が押圧され、該弁体64のシート部70がスプリング66の弾発力に抗してポート62から離間する方向に変位する(図4参照)。これにより、開放弁58が弁開状態となり、流体がポート62から弁体64の外周面との間を通じてボディ60の内部を流通し、該ボディ60の他端部から外部へと排出される。
そして、第1排出室48内の圧力が低下して所望の圧力値となることにより、該圧力に対してスプリング66の弾発力が打ち勝って再び弁体64がシート部70を介してポート62に着座して該ポート62が閉塞された弁閉状態となる。このように、第1排出室48の内部における圧力の大きさに応じて弁体64が開閉することにより、前記第1排出室48の圧力が所望の圧力値に保持される。
また、リアハウジング14の外部には、図3〜図7に示されるように、開放弁58近傍となる位置に取付ボス72を介して取付ブラケット74が固定され、該取付ブラケット74には、前記開放弁58から導出される流体の温度を検出可能な温度検出センサ(温度検出部)76(図5参照)が設けられる。
取付ブラケット74は、例えば、一定厚さの板材をプレス成形することによって形成され、取付ボス72に固定ボルト78を介して固定される取付部80と、該取付部80の端部に対して略直角に接続され下方に延在する第1接合壁82と、前記取付部80に対して水平に延在した後、下方に向かって直角に折曲され延在する第2接合壁84と、前記第1接合壁82の端部に接合されるガイド部(案内部)86と、前記第2接合壁84の端部に接合されるセンサ装着部88とを含む。
なお、この取付ブラケット74は、例えば、金属製材料、樹脂製材料によって形成されるが、特にその材質は限定されるものではなく、必要に応じて適宜選択すればよい。
取付部80は、略平面状に形成され、その中央部には固定ボルト78の挿通されるボルト孔90が形成されると共に、その一端部側には、下方に向かって直角に折曲したリブ92が形成されている。
第1接合壁82は、取付部80の他端部に対して折曲され下方に向かって延在している。詳細には、第1接合壁82は、下方に向かって徐々に取付部80から離間するように若干だけ傾斜して延在している。
また、第1接合壁82には、その延在方向に沿って第1ビード94が形成される。この第1ビード94は、図7に示されるように、例えば、断面U字状に形成され、第1接合壁82と取付部80との接合部位近傍からガイド部86の略中央部まで延在すると共に、取付ブラケット74において取付部80、第1接合壁82及びガイド部86の上面側及び外側に膨出するように形成される。
一方、取付部80、第1接合壁82及びガイド部86の下面側は、第1ビード94に対応する位置が凹状に窪んで溝部96が形成される。すなわち、この溝部96も、第1ビード94と同様に取付部80から第1接合壁82を経てガイド部86まで延在している。
第2接合壁84は、取付部80における一端部と他端部との間となる側部に接合され、その下端部に接合されたセンサ装着部88がガイド部86と接触することがない位置まで水平方向に延在した後、下方へと延在している。そして、第2接合壁84の折曲部近傍には、延在方向に沿って第2ビード98が形成され、前記第2ビード98は、第1ビード94と同様に、前記第2接合壁84の上面側及び外側に膨出するように形成される。
ガイド部86は、略矩形状に形成され、一端部が第1接合壁82に対して略直角に接合され、該第1接合壁82に接合された一端部側(図4中、矢印A方向)から該第1接合壁82から最も離間した他端部側(図4中、矢印B方向)に向かって徐々に下降するように所定角度傾斜して形成される。
換言すれば、ガイド部86は、開放弁58におけるボディ60の上面60aに対して傾斜するように形成されている。
また、ガイド部86には、第1接合壁82と接合される部位以外の3辺にそれぞれ遮蔽壁(壁部)100a〜100cが形成される。遮蔽壁100a〜100cは、ガイド部86の端部に対して下方へと直角に折曲され、それぞれ同一高さとなるように延在している。すなわち、ガイド部86の下方は、3枚の遮蔽壁100a〜100cによって囲まれている。
センサ装着部88は、第2接合壁84の下端部に略水平に接合され、その下部側には温度検出センサ76が設けられる。この温度検出センサ76の係合部102が、センサ装着部88の中央に形成された装着孔104に挿入され、挿入された前記係合部102を90°だけ回動させることにより、該係合部102が前記装着孔104に対して係合される。すなわち、係合部102を含む温度検出センサ76がセンサ装着部88に対して固定される。
温度検出センサ76は、係合部102を介してセンサ装着部88に固定されるベース部106と、該ベース部106の下部に突出して設けられた検出部108とを含む。そして、温度検出センサ76は、取付ブラケット74を介して開放弁58と略平行且つリアハウジング14に臨むように設けられる。
固定スクロール34は、図1及び図3に示されるように、リアハウジング14に連結される固定側基板部110と、該固定側基板部110から可動スクロール36側へと渦巻状に立設される固定側渦巻壁112とからなる。
図4に示されるように、固定側渦巻壁112における下部には、該固定側渦巻壁112を貫通するようにチューブ(図示せず)が設けられ、前記チューブは、軸線方向に沿って所定長さを有し、固定スクロール34の軸線と略平行に設けられる。
チューブは、その一端部が固定側基板部110を貫通し、固定スクロール34に連結されたリアハウジング14の第1貯油室46に連通すると共に、他端部が固定側渦巻壁112の外周側で開口して低圧側と連通している。そして、リアハウジング14の第1貯油室46及び固定スクロール34の第2貯油室126側から潤滑油(例えば、オイル)がチューブ(図示せず)を通じて低圧側へと吐出され、前記潤滑油が固定側渦巻壁112に沿って軸線方向に流通する。
一方、固定側基板部110の背面34aは、リアハウジング14の接合面38に当接するように設けられ、複数のボルト118によって固定される。この背面34aの略中央部には、圧縮室40とリアハウジング14との間に形成される第2吐出室122に連通する導出孔120が形成されている。
また、固定スクロール34の背面34aには、図3に示されるように、所定深さで窪み、圧縮室40において圧縮された流体が導入される第2吐出室122と、前記第2吐出室122と連通して後述する油分離管50の装着される円形凹部124と、前記油分離管50によって分離された潤滑油が貯えられる第2貯油室126と、前記潤滑油が分離された後に流体が導入される第2排出室128とが形成される。
第2吐出室122は、固定スクロール34の背面34aに対して所定深さだけ窪んで形成され、リアハウジング14の第1吐出室42に臨むように形成されると共に、導出孔120と連通している。
また、第2吐出室122の内部には、吐出弁(図示せず)及びリテーナ130が挿入される。この吐出弁は、その一端部が導出孔120と対向する位置に配置されると共に、他端部が該導出孔120より所定間隔離間した一直線上にリテーナ130と共にボルト132を介して固着されている。そして、吐出弁は、導出孔120を閉塞し、後述する圧縮室40において圧縮された流体が所定圧となった際に撓曲して開動作する。
すなわち、吐出弁が導出孔120を閉塞するように着座し、前記導出孔120に導入される圧縮流体の圧力によって吐出弁が導出孔120から離間することにより、前記流体が導出孔120を通じて第2吐出室122へと供給される。
円形凹部124は、第2吐出室122及び第2排出室128との間となるように設けられ、固定スクロール34がリアハウジング14に組み付けられた際、分離室44と対向するように配置される。円形凹部124は、第2吐出室122及び第2排出室128と略同一深さで形成されると共に、固定スクロール34の背面34aから離間した底部がさらに一段窪んだ凹溝134が形成され、前記第2排出室128側に向かって延在している。
この円形凹部124に設けられる油分離管50は、図1及び図3に示されるように、本体部136と、該本体部136の中央に設けられる円筒部138とを含む。本体部136は、円筒部138の外周側に半径外方向に所定間隔離間するように環状に形成される。そして、本体部136は、その一側面が固定スクロール34の円形凹部124に装着された状態で背面34aに当接し、他側面がリアハウジング14の接合面38に当接した状態で挟持されて保持される。
この本体部136と円筒部138との間に設けられる環状凹部140は、油分離管50が固定スクロール34とリアハウジング14との間に保持された際、分離室44と連通すると共に、該分離室44の内周面44aと前記本体部136の内周面86aとが略同一面となるように形成される。
また、本体部136には、該本体部136の内側と外側とを連通するように切り欠かれた第1及び第2導入通路142、144が形成され、前記第1及び第2導入通路142、144を通じて第1吐出室42の流体が後述する分離室44の内部へと導入される。第1及び第2導入通路142、144は、互いに略直交するように所定間隔離間して形成されると共に、円筒部138の外周面に対してそれぞれ接線方向となるように形成される(図3参照)。
一方、円筒部138の内部には、軸線方向に貫通した通路が形成され、該円筒部138が、リアハウジング14の分離室44内に挿入される。そして、円筒部138と分離室44の内周面との間には所定間隔のクリアランスが設けられる。そして、第1及び第2吐出室42、122から分離室44へと導入された流体が、前記クリアランスを介して底部側へと流通した後に、前記円筒部138の通路を通じて油分離管50の本体部136側へと流通し、凹溝134を通じて第1排出室48へと導出される。
なお、第2吐出室122と第2貯油室126との間、前記第2吐出室122と第2排出室128との間がそれぞれ境界壁146によって分離されると共に、円形凹部124は、前記第2吐出室122と第2排出室128との間の境界壁146の一部が切り欠かれて形成される。
可動スクロール36は、図1に示されるように、可動側基板部148と、該可動側基板部148から固定スクロール34側へと渦巻状に立設され、前記固定側渦巻壁112に噛み合う可動側渦巻壁150とを有する。そして、固定スクロール34における固定側基板部110及び固定側渦巻壁112と、可動スクロール36における可動側基板部148及び可動側渦巻壁150とによって圧縮室40が形成される。
この圧縮室40を封止するために、固定側渦巻壁112及び可動側渦巻壁150の各端部には、それぞれ可動側基板部148及び固定側基板部110に摺接するようにシール部材152a、152bが装着されている。
可動側基板部148には、第2軸受26側に向かって開口した装着穴154が形成され、前記装着穴154には、旋回軸受156を介してブッシュ158が回転自在に支持されている。前記ブッシュ158には、その軸心に対して偏心した孔部が形成され、前記孔部に前記支持部24のピン28が挿入される。
本発明の実施の形態に係るスクロール型圧縮機10は、基本的には以上のように構成されるものであり、次に、リアハウジング14に対して取付ブラケット74を組み付ける場合について簡単に説明する。
先ず、取付ブラケット74の取付部80を、リアハウジング14における取付ボス72の上面に載置すると共に、ガイド部86が開放弁58の上方となるように配置する。そして、取付部80のボルト孔90に固定ボルト78を挿通し、取付ボス72のねじ孔に螺合する。これにより、取付部80は、取付ボス72の上面と固定ボルト78との間に挟持され、該取付ボス72の上面に対して強固に固定される。なお、この場合、温度検出センサ76は、センサ装着部88の下側に対して予め装着されている。
この取付ブラケット74におけるガイド部86は、開放弁58に対して所定間隔離間して上方に配置された状態で固定されると共に、前記開放弁58の側方となる位置に、センサ装着部88に装着された温度検出センサ76が配置される。
これにより、開放弁58の上方が取付ブラケット74のガイド部86によって覆われ、該ガイド部86は、取付部80側に向かって徐々に上方へと傾斜するように配置されている。
また、上述した取付ブラケット74の組み付け方法においては、固定ボルト78によって取付部80を取付ボス72の上面に固定する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、取付ボス72の上部に対して前記取付部80を嵌合させるようにしてもよいし、溶接によって固定するようにしてもよい。すなわち、取付ブラケット74が、取付ボス72に対して強固に固定される方法であればよい。
さらに、ガイド部86を、開放弁58に対して所定間隔離間させて配置させずに、該開放弁58の上部に接触させるように配置してもよい。すなわち、開放弁58とガイド部86との間の間隙がより小さくなるように配置することにより、該開放弁58から導出した流体をより一層確実に所望方向へと流通させることが可能となる。
さらにまた、開放弁58とガイド部86との間に、例えば、別のガイド部材等を設け、該ガイド部86材等によって流体を所望方向へと導くようにしてもよい。
次に、このように組み付けられたスクロール型圧縮機10の動作並びに作用効果について説明する。
例えば、図示しない電磁クラッチの動作作用下に、回転シャフト18に回転力が伝達されると、支持部24が第1及び第2軸受22、26を介して回転し、これによって支持部24に固着されたピン28が回転シャフト18の軸心に対して偏心した状態で旋回する。
そして、前記ピン28を介してブッシュ158が回転して可動スクロール36が自転を拘束された状態で固定スクロール34に対して旋回する。
その結果、固定スクロール34と可動スクロール36との間で形成される圧縮室40が外周部位から徐々に中央部位へと変位し、シール部材152a、152bの封止作用下に前記圧縮室40内において流体が徐々に圧縮される。そして、圧縮された流体がその圧力作用下に吐出弁(図示せず)を導出孔120から離間させて第1及び第2吐出室42、122へと導出される。
次いで、流体が、第1及び第2吐出室42、122から第1及び第2導入通路142、144を通じて分離室44に導入される。この際、流体は、分離室44の内周面に対して接線方向に導入されるため、油分離管50の円筒部138と前記内周面との間のクリアランスの内部を該内周面に沿って旋回しながら流通する。これにより、流体中に含有された潤滑油が、その流体の旋回流により生じる遠心力によって該流体から遠心分離されて前記内周面側へと分離される。
この潤滑油が分離された流体は、分離室44と円筒部138との間のクリアランスから油分離管50の通路を経て本体部136側へと流通し、一旦、固定スクロール34の凹溝134に流通した後に、リアハウジング14の第1及び第2排出室48、128へと導入される。その結果、流体が第1及び第2排出室48、128と連通した吐出口(図示せず)を介して図示しない冷媒循環系へと導出される。
そして、第1及び第2排出室48、128の内部における流体の圧力が所定値以上となった場合、該第1排出室48に設けられた開放弁58が弁開状体となり、前記流体を前記開放弁58を通じて外部へと導出することによって圧力を低下させる。この開放弁58を経て外部へと導出された流体は、図4に示されるように、取付ブラケット74におけるガイド部86の下面に衝突し、三方が遮蔽壁100a〜100cによって囲まれており、しかも、第1接合壁82側に向かって溝部96が設けられているため、前記ガイド部86から前記第1接合壁82側に向かって流通する。
また、その際、取付ブラケット74に装着された温度検出センサ76によって、開放弁58から導出された流体の温度が検出され、例えば、検出された温度が出力信号として図示しない制御部へと出力される。これにより、流体が、予め設定された設定温度と比較して高温となっているか否かが確認される。
一方、流体から分離された潤滑油は、分離室44の内周面に沿って流動した後に、導出通路52を通じて接合面38側へと流動し、排出溝54を通じて第1及び第2貯油室46、126に導入されて貯えられる。
最後に、第1及び第2貯油室46、126に貯えられた潤滑油は、図示しないチューブを通じて固定スクロール34における固定側渦巻壁112の外周面へと吐出され、該外周面に沿って可動スクロール36側へと流通する。この際、前記可動スクロール36の可動側基板部148と固定側渦巻壁112との摺動面に供給され、前記摺動面が潤滑される。
以上のように、本実施の形態では、温度検出センサ76の装着される取付ブラケット74を、リアハウジング14の外側に形成された取付ボス72に固定ボルト78で固定すると共に、前記取付ブラケット74には、該取付ブラケット74が固定された際、前記リアハウジング14に設けられた開放弁58に臨む位置にガイド部86を設ける構成としている。これにより、開放弁58から導出された流体を、該開放弁58の上方に配置されたガイド部86に衝突させ、その流通方向を所望の方向へと変更することができる。
すなわち、取付ブラケット74にガイド部86を一体的に形成しているため、開放弁58に対して流体を所望の流通方向へと導くガイド手段を直接的に装着する必要がなく、該開放弁58及びガイド手段の構成を簡素化することができる。
また、取付ブラケット74をリアハウジング14に固定することによってガイド部86も開放弁58の上方に位置決めされた状態で固定されるため、前記ガイド部86を別個に組み付ける必要がなく、スクロール型圧縮機10における組付工数の削減を図ることができる。
さらに、取付ブラケット74は、温度検出センサ76の配置が所望位置となるように固定されることにより、必然的にリアハウジング14に対するガイド部86の位置が確定するため、前記ガイド部86の組付方向を組み付け時に確認する必要がなく、確実且つ効率的に前記ガイド部86を開放弁58に臨む位置に配置することが可能となる。
さらにまた、ガイド部86を、第1接合壁82に対して傾斜させて接合する際、その傾斜方向及び角度を適宜に設定することにより、前記ガイド部86の下面に沿って流通する流体の流通方向を自在に変更し、所望の方向へと導くことが可能となる。
またさらに、溝部96を、第1ビード94を利用して形成しているため、流体の流通方向を規制しつつ、取付部80、第1接合壁82及びガイド部86を含む取付ブラケット74の剛性を高めることが可能となる。さらに、上述した溝部96の位置を適宜変更することによって該溝部96に沿って流通する流体の流通方向を簡便且つ効率的に所望の方向へと変更することができる。
また、ガイド部86の端部に複数の遮蔽壁100a〜100cを設けることにより、開放弁58から導出された流体を効率的に第1接合壁82の方向へと導くことができると共に、前記遮蔽壁100a〜100cの配置を適宜変更することによって前記流体を効率的に所望の流通方向へと導くことが可能となる。
なお、本発明に係る圧縮機は、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
10…スクロール型圧縮機 12…フロントハウジング
14…リアハウジング 34…固定スクロール
36…可動スクロール 42…第1吐出室
44…分離室 46…第1貯油室
48…第1排出室 50…油分離管
56…弁孔 58…開放弁
72…取付ボス 74…取付ブラケット
76…温度検出センサ 78…固定ボルト
80…取付部 82…第1接合壁
84…第2接合壁 86…ガイド部
88…センサ装着部 94…第1ビード
96…溝部 98…第2ビード
100a〜100c…遮蔽壁 122…第2吐出室
126…第2貯油室 128…第2排出室

Claims (5)

  1. ハウジングに設けられ、該ハウジング内で圧縮された圧縮流体を外部へと導出させる安全弁と、前記圧縮流体の温度を検出する温度検出部と、前記温度検出部を前記ハウジングに対して固定する取付部材とを有する圧縮機において、
    前記取付部材には、前記安全弁に臨み、該安全弁から導出された前記圧縮流体の流通方向を変更する案内部を備えることを特徴とする圧縮機。
  2. 請求項1記載の圧縮機において、
    前記案内部は、前記安全弁から導出される圧縮流体の流通方向に対して直交した状態から傾斜して設けられることを特徴とする圧縮機。
  3. 請求項1又は2記載の圧縮機において、
    前記案内部には、前記圧縮流体の衝突する面に凹状に窪んだ溝部が形成されることを特徴とする圧縮機。
  4. 請求項3記載の圧縮機において、
    前記溝部は、ビード加工によって形成されることを特徴とする圧縮機。
  5. 請求項1〜5のいずれか1項記載の圧縮機において、
    前記案内部の端部には、前記安全弁側に向かって突出した壁部が形成されることを特徴とする圧縮機。
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