JP2011042886A - 繊維用精練剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】特に合成繊維とポリウレタン混繊維など油分付着量が多い繊維材料からの油分の除去性を高め、染色斑や油じみなどのトラブルの発生を防ぐことのできる、非イオン系界面活性剤を有効成分として含有してなる繊維用精練剤を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表されるアルケニルフェノールの1種または2種以上にアルキレンオキサイドを付加した化合物(A)を含有してなる繊維用精練剤。
Figure 2011042886

(式中、Rは炭素数13〜17のアルケニル基を表し、AOはエチレンオキシ基、またはエチレンオキシ基およびプロピレンオキシ基を表す)。
【選択図】なし

Description

本発明は新規な繊維用精練剤、特に合成繊維とポリウレタン混繊維の布帛や糸等に付着した油剤や糊剤を効率よく除去することができる繊維用精練剤に関する。更に詳しくは、精練剤組成中にアルケニルフェノールアルキレンオキサイド付加物を必ず含有してなる繊維用精練剤に関する。
天然繊維(木綿、毛、絹など)や合成繊維(ポリエステル、ナイロン、ポリ乳酸、ポリウレタンなど)は、紡糸、紡績、撚糸、製織などの工程から製造されており、各工程では種々の工程油剤や糊剤が用いられている。また、これらの油剤や糊剤は繊維に付着残存したまま染色工程に進むと染色効果を妨げる原因となる。この為、これら夾雑物を除去する為に繊維の精練が行われている。
従来、繊維用精練剤としては、高級脂肪酸石鹸、高級アルコール硫酸エステル塩等のアニオン系界面活性剤や、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル等の非イオン系界面活性剤が、単独または混合して用いられている。
しかし、最近ではウレタンスパンデックス類での紡糸油剤や新型織機の普及や編機の高速化に伴う平滑性、耐熱性向上のため繊維製品用の油剤の内容が大幅に変化してきており、スパンデックス混繊維材料、特にタイツ等の分野においては、従来では油分の付着量が2〜5重量%程度であったものが、近年には15重量%以上であるものが増えている。これらのスパンデックス混繊維材料では、従来の精練洗浄方法で油分を除去することが困難になっており、染色工程時の染色斑などのトラブルや製品になった後の油じみなどのトラブルの原因となることが多い。
アルキルフェノールアルキレンオキサイド付加物や高級アルコールアルキレンオキサイド付加物などの非イオン系界面活性剤を含有する精練剤組成物は各種繊維用精練剤として広く用いられている(特許文献1〜3)。これら非イオン系界面活性剤としては、従来、アルキルフェノールアルキレンオキサイド付加物や高級二級アルコールアルキレンオキサイド付加物などが知られている。しかしながら、これらの界面活性剤では付着油分が多いスパンデックス混繊維材料からの油分を除去する為に必要な精練性能(乳化洗浄性、再付着防止性、浸透性、低起泡性など)が十分に得られないという問題がある。
特開平5−106158号公報 特開2000−80562号公報 特開平11−43872号公報
本発明の課題は、繊維用精練剤、特に合成繊維とポリウレタン混繊維など油分付着量が多い繊維材料からの油分の除去性を高め、染色斑や油じみなどのトラブルの発生を防ぐことのできる、非イオン系界面活性剤を有効成分として含有してなる繊維用精練剤を提供することにある。
本発明者らは上記課題を達成するために鋭意検討を行った結果、上記課題に最適な精練剤を見いだし、本発明を完成させるに至った。すなわち本発明は、下記一般式(1)で表されるアルケニルフェノールの1種または2種以上にアルキレンオキサイドを付加した化合物(A)を含有してなる繊維用精練剤である。
Figure 2011042886
(式中、Rは炭素数13〜17のアルケニル基を表し、AOはエチレンオキシ基、またはエチレンオキシ基およびプロピレンオキシ基を表し、エチレンオキシ基単独の場合、nは5〜30の整数であり、エチレンオキシ基とプロピレンオキシ基が同時もしくはブロックで付加している場合、nは10〜50の整数である)
本発明の好ましい態様として、前記アルケニルフェノールの1種または2種以上がカルダノールである前記の繊維用精練剤がある。
さらに、(B)分子量が500〜10000であるポリオキシアルキレングリコールを含有する前記の繊維用精練剤がある。
さらに、前記化合物(A)と(B)の配合比率が、(A)/(B)=30〜80重量%/70〜20重量%から成ることを特徴とする前記の繊維用精練剤がある。
前記一般式(1)において、Rは炭素数13〜17のアルケニル基を表す。Rの構造には特に限定はないが、不飽和結合数は1以上であればよく、直鎖構造であってもまた分岐構造であってもよい。
前記一般式(1)で表される化合物はどのような方法で製造されたものであってもよい。通常は、アルケニルフェノールの1種または2種以上に塩基性触媒の存在下アルキレンオキサイドを付加する方法で得ることが出来る。
前記アルケニルフェノールには、工業的に製造された純品または複数種の混合物のほか、植物等の天然物から抽出・精製された純品または複数種の混合物として存在するものも含まれる。例えば上記カシューナッツ殻等から抽出され、カルダノールと総称される、3−[8(Z),11(Z),14−ペンタデカトリエニル]フェノール、3−[8(Z),11(Z)−ペンタデカジエニル]フェノール、3−[8(Z)−ペンタデセニル]フェノール、3−[11(Z)−ペンタデセニル]フェノールや、いちょうの種子および葉、ヌルデの葉等から抽出される3−[8(Z),11(Z),14(Z)−ヘプタデカトリエニル]フェノール、3−[8(Z),11(Z)−ヘプタデカジエニル]フェノール、3−[12(Z)−ヘプタデセニル]フェノール、3−[10(Z)−ヘプタデセニル]フェノール等が挙げられる。これらの中で、分解性が良好であるカルダノールが好適に使用できる。
※出典:独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)ホームページ
前記一般式(1)において、AOはエチレンオキシ基、またはエチレンオキシ基およびプロピレンオキシ基を表し、エチレンオキサイド単独の場合、nは5〜30の整数であり、エチレンオキサイドとプロピレンオキサイドが同時もしくはブロックで付加している場合、nは10〜50の整数である。繊維を精練処理する上で重要とされる消泡性、または精練溶液を調製する際に必要とされる作業性(水への溶解性)を向上させる目的で、エチレンオキサイド付加モル数/プロピレンオキサイド付加モル数=10〜30/5〜20で同時に付加したもの、ブロックで付加している場合は、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイドの順に付加したものがより好ましい。
本発明の繊維用精練剤には、繊維を精練処理する上で重要とされる消泡性、または精練溶液を調製する際に必要とされる作業性(水への溶解性)を向上させる目的で、(B)分子量が500〜10000であるポリオキシアルキレングリコールを、好ましくは分子量が1000〜5000であるポリオキシアルキレングリコールを併用することができる。ポリオキシアルキレングリコールとしては、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールが挙げられるが、上記の目的を達成する点でポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコールが好ましい。
前記化合物(A)と(B)の配合比率は、質量比で(A)/(B)=30〜80/70〜20であることが好ましく、(A)/(B)=50〜70/50〜30であることが、各種繊維、特に合成繊維とポリウレタン混繊維など油分付着量が多い繊維材料からの油分の除去性を高め、染色斑や油じみなどのトラブルの発生を防ぐことからより好ましい。
本発明に係る繊維用精練剤には前記一般式(1)で表される化合物のみから構成される態様の他、添加剤が配合された状態、溶媒で希釈した状態で製品化されたものも含まれる。希釈する場合に使用する溶媒は通常水であるが、更に低級アルコール、グリコール等のような他の液体溶剤を含んでいてもよい。製品形態が水溶液である場合、本発明に係る化合物の精練剤中の含有量は精練する生地の対象にもよるが、精練剤中に0.1〜30重量%の範囲とするのが好ましく、特に好ましくは1〜20重量%の範囲である。使用態様に応じてさらに水等の溶媒に希釈して使用することもある。
本発明の精練剤には、本発明の目的が損なわれない範囲で、通常の精練剤に慣用される添加成分の中から任意のものを選択して添加することができる。このような添加成分としては、例えば、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カルボキシベタイン型、イミダゾリニウム型あるいはスルホベタイン型の両性界面活性剤などの界面活性剤、カラギーナン、ローカストビーンガム、グアガム、タマリンドガム、アラビアガム、キサンタンガム、ペクチン、プルラン、カゼイン、ゼラチン、アルブミン、カゼイン、大豆タンパク質、グルテンなどの天然増粘安定剤、メチルセルロース、カゼインナトリウム、ポリアクリル酸などの合成増粘安定剤、クエン酸などのキレート剤、無機塩などのビルダー、芳香族スルホン酸塩などのハイドロトロープ剤、粘度調整剤、香料、着色剤、酸化防止剤、防腐剤、殺菌剤、消炎剤、薬効成分、酵素などが挙げられる。
ここで、前記のアニオン性界面活性剤としては、例えば、カルボン酸基、スルホン酸基、硫酸エステル基及びリン酸エステル基からなる群より選ばれる1種以上のアニオン性官能基を極性基として有するものが特に好ましい。具体的には、脂肪酸セッケン、アルキルエーテルカルボン酸塩、アシルアラニネートやアシルタウレート、N−アルキルイミノジカルボン酸に代表されるアミノ酸系アニオン界面活性剤又はその塩、α−スルホ脂肪酸塩、アルキルスルホン酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルリン酸塩、アルキルエーテルリン酸塩、アルキルリン酸エステル塩などが挙げられる。これらの中でも、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、α−オレフィンスルホン酸塩、アルキルエーテルカルボン酸塩、脂肪酸セッケン、アシルタウレート、アルキルリン酸エステル塩等が特に好ましい。これらのアニオン性界面活性剤は、単独で又は適当な2種以上の組み合わせで配合可能である。アニオン性界面活性剤を配合する場合の配合量は、精練剤組成物中に0.1〜30質量%の範囲とするのが好ましく、特に好ましくは1〜15質量%の範囲である。
また、前記のノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、グリセリンモノ脂肪酸エステル、グリセリンジ脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアシルエステル、アルキルポリグリコシド、脂肪酸メチルグリコシドエステル、アルキルメチルグルカミド、脂肪酸アルカノールアミド等が挙げられる。これらの中でも、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルが低起泡性効果を期待できるのでより好ましい。これらのノニオン性界面活性剤は、単独で又は適当な2種以上の組み合わせで配合可能である。ノニオン性界面活性剤を配合する場合の配合量は、精練剤組成物中に0.1〜30質量%の範囲とするのが好ましく、特に好ましくは1〜15質量%の範囲である。
本発明の精練剤は、各種繊維用精練剤に用いることができるが、特に合成繊維、なかでもポリエステル、ナイロン、ポリ乳酸、ポリウレタンなどの繊維材料及びその混繊維の精練剤として有用である。
(精練剤の合成)
次に実施例により本発明を更に詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例により何ら限定されるものではない。
実施例1
カルダノール(3−[8(Z),11(Z),14−ペンタデカトリエニル]フェノール 31重量%、3−[8(Z),11(Z)−ペンタデカジエニル]フェノール 20重量%、3−[8(Z)−ペンタデセニル]フェノール 45重量%の混合物)商品名;Distilled Cashew Nut Shell Liquid(インド、SATYA CASHEW CHEMICALS社製。以下同様)を1000mlオートクレーブに284g及び水酸化カリウム0.7gを仕込み、系内を窒素置換した後120℃に昇温し、次いで系内を50mmHgの減圧にして1時間減圧脱水した。減圧脱水終了後、系内を窒素により常圧に戻し、150℃に昇温した後、この温度を保ちながらエチレンオキサイド416gをゲージ圧力0.2〜0.4MPaの加圧下で2時間かけて反応系内に導入しカルダノールのエトキシ化反応を行った。エチレンオキサイド送入終了後、さらに同温度で1時間熟成を行い、冷却後酢酸0.7gで中和し、表1に記載の精練剤Aを得た。
実施例2
カルダノールを1000mlオートクレーブに150g及び水酸化カリウム1.0gを仕込み、系内を窒素置換した後120℃に昇温し、次いで系内を50mmHgの減圧にして1時間減圧脱水した。減圧脱水終了後、系内を窒素により常圧に戻し、150℃に昇温した後、この温度を保ちながらエチレンオキサイド330gをゲージ圧力0.2〜0.4MPaの加圧下で2時間かけて反応系内に導入した。エチレンオキサイド送入終了後、さらに同温度で1時間熟成を行い、引き続きプロピレンオキサイド174gを温度130℃、0.2〜0.4MPaの加圧下で2時間かけて反応系内に導入した。プロピレンオキサイドを送入終了後、さらに同温度で3時間熟成を行い、冷却後酢酸1.0gで中和し、表1に記載の精練剤Bを得た。
実施例3
製造例1で得た精練剤Aとポリオキシエチレン(8)ポリオキシプロピレン(32)グリコール(東邦化学工業(株)製ペポールB−181)を表1の記載のごとく配合し精練剤Cを得た。
以下同様の方法で表1に示す精練剤D〜F(実施例4〜6)を得た。
表1に記載の精練剤G〜Iを比較例として用い、下記の条件下に、各種繊維を精練洗浄し、精練性能の評価を行った。
Figure 2011042886
1.ポリエステル、ナイロン、ポリ乳酸、ポリエステル/リヨセル混紡織物(以下、T/R織物という)、ポリエステル/ポリウレタン混紡織物(T/PUスパンという)、ナイロン/ポリウレタン混紡織物(Ny/PUスパンという)の精練性能試験(残脂率、精練処理後の残液の乳化性及び起泡性)
以下の通り、ポリエステル織物、ナイロン織物、ポリ乳酸編物、T/R織物、T/PUスパン、Ny/PUスパンにつき、精練性能試験(残脂率、精練処理後の残液の乳化性及び起泡性)を行った。
<供試布> (a)ポリエステル100%織物 生機
(b)ナイロン100%織物 生機
(c)ポリ乳酸100%編物 生機
(d)T/R(40/60)織物 生機
(e)T/PU(86/14)スパン 生機
(f)Ny/PU(80/20)スパン 生機
<処理条件>
精練剤(有効成分) 1.0g/L
NaOH 1.0g/L
浴比 1:20
機種 赤外線加熱染色試験機 MCD-306-2EPT型(辻井染機工業(株)製)
温度・時間 40⇒80℃×20min→湯洗2分→水洗×1分→乾燥
上記条件にて各供試布(a〜f)を処理し、得られた処理布につき、以下の方法で残脂率を測定した。
結果を表2に示す。
残脂率(%):処理布を乾燥後、ジエチルエーテルでソックスレー抽出を6時間行い、布の重量比により算出した。
<残脂率算出方法>
Figure 2011042886
Figure 2011042886
2.残液の乳化性・消泡性
<供試布> (a)ポリエステル100%織物 生機
(b)ナイロン100%織物 生機
(c)ポリ乳酸100%編物 生機
(d)T/R(40/60)織物 生機
(e)T/PU(86/14)スパン 生機
(f)Ny/PU(80/20)スパン 生機
<処理条件>
精練剤(有効成分) 1.0g/L
NaOH 1.0g/L
浴比 1:20
機種 赤外線加熱染色試験機 MCD-306-2EPT型(辻井染機工業(株)製)
温度・時間 40⇒80℃×20min→残液の乳化性・起泡性を評価
上記条件にて各供試布(a〜f)を処理し、得られた各残液につき、以下の方法で残液の乳化性・消泡性を評価した。結果を表3〜5に示す。
Figure 2011042886
Figure 2011042886
Figure 2011042886
本発明の繊維用精練剤は、各種繊維用精練剤、特に合成繊維とポリウレタン混用繊維など油分付着量が多い繊維材料からの油分の除去性を高め、染色斑や油じみなどのトラブルの発生を防ぐことができる。

Claims (4)

  1. 下記一般式(1)で表されるアルケニルフェノールの1種または2種以上にアルキレンオキサイドを付加した化合物(A)を含有してなる繊維用精練剤。
    Figure 2011042886
    (式中、Rは炭素数13〜17のアルケニル基を表し、AOはエチレンオキシ基、またはエチレンオキシ基およびプロピレンオキシ基を表し、エチレンオキシ基単独の場合、nは5〜30の整数であり、エチレンオキシ基とプロピレンオキシ基が同時もしくはブロックで付加している場合、nは10〜50の整数である)
  2. 前記アルケニルフェノールの1種または2種以上がカルダノールである請求項1に記載の繊維用精練剤。
  3. さらに(B)分子量が500〜10000であるポリオキシアルキレングリコールを含有する請求項1又は2に記載の繊維用精練剤。
  4. 前記化合物(A)と(B)の配合比率が、質量比で(A)/(B)=30〜80/70〜20であることを特徴とする請求項3に記載の繊維用精練剤。
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