JP2011042403A - 注油口ｂｏｘ及び注油ｂｏｘ取付方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】注油口の周囲に油漏れを防止するためのブロックを形設してある。
よって、油漏れは防止できるが、その都度現場でコンクリートを打設して養生して施工しなければならず手間であり、蓋を設けるためには別工程が必要で、不合理である。
【解決手段】底面に注油口を挿入する挿入孔を形設したＢＯＸ本体に、開閉自在な蓋を設けてなる連結ＢＯＸを取り付けてなることを特徴とする注油口ＢＯＸ。
【選択図】図１
よって、油漏れは防止できるが、その都度現場でコンクリートを打設して養生して施工しなければならず手間であり、蓋を設けるためには別工程が必要で、不合理である。
【解決手段】底面に注油口を挿入する挿入孔を形設したＢＯＸ本体に、開閉自在な蓋を設けてなる連結ＢＯＸを取り付けてなることを特徴とする注油口ＢＯＸ。
【選択図】図１
Description
本発明は、ガソリンスタンド内に設置された各注油口を保護すると共に、油漏れを防止してなる注油口ＢＯＸ及び注油ＢＯＸ取付方法に関するものである。
従来技術として、同様なものはなく、地下タンクから地上側に立ち上げた注油菅の上に 注油口を接続すると共にこの注油口から注油菅までの間の流路を開閉する開閉バルブを 設ける。なお、図示の例では１個の地下タンクを示しているが、複数の油種の貯蔵のた めにこれらの地下タンクを複数備えることは従来通りであり、同様に注油口や開閉バル ブを備えた設備とするのが一般的である。（特許文献１参照）
上記従来技術の第１図に示されているように、注油口の周囲に油漏れを防止するためのブロック（防油提）を形設してある。
よって、油漏れは防止できるが、その都度現場でコンクリートを打設して養生して施工しなければならず手間であり、蓋を設けるためには別工程が必要で、不合理である。
よって、油漏れは防止できるが、その都度現場でコンクリートを打設して養生して施工しなければならず手間であり、蓋を設けるためには別工程が必要で、不合理である。
本発明は、従来の問題点を解消するため、ＢＯＸ本体と連結ＢＯＸにより、持ち運びが簡単で現場ですぐに組み立てられ、油漏れを防止する効果も高い注油口ＢＯＸ及び注油口ＢＯＸ取付方法を提供することを目的とする。
本発明は、底面に注油口を挿入する挿入孔を形設したＢＯＸ本体に、開閉自在な蓋を設けてなる連結ＢＯＸを取り付けてなる。挿入孔の周りに、円筒状の油止部を形設してなる。ＢＯＸ本体に取付孔を形設し、耐油パッキンにて防油してなる。ＢＯＸ本体と連結ＢＯＸが、分割可能に形成してなる注油口ＢＯＸ。
また、ガソリンスタンドに設置した注油口あるいは注油菅に、ＢＯＸ本体の挿入孔を挿入し、周囲に埋設した連結具にＢＯＸ本体の取付孔を挿入し、耐油パッキンを介して連結具にて固定する固定工程と、注油菅の周囲をコーキングするコーキング工程と，ＢＯＸ本体上に連結ＢＯＸを上連結孔と下連結孔を合せて、連結具にて連結する連結工程とからなる注油口ＢＯＸ取付方法。
また、ガソリンスタンドに設置した注油口あるいは注油菅に、ＢＯＸ本体の挿入孔を挿入し、周囲に埋設した連結具にＢＯＸ本体の取付孔を挿入し、耐油パッキンを介して連結具にて固定する固定工程と、注油菅の周囲をコーキングするコーキング工程と，ＢＯＸ本体上に連結ＢＯＸを上連結孔と下連結孔を合せて、連結具にて連結する連結工程とからなる注油口ＢＯＸ取付方法。
注油口ＢＯＸにおいては、
１）、分割されたＢＯＸ本体と連結ＢＯＸにより、持ち運びが簡単で、現場ですぐに組み立てられる。
２）、品質が一定であるため、現場でのトラブルが少ない。
３）、油止部を形設することにより、油が外部へ流出することを防止することができる。
４）、耐油パッキンを使用することにより、油漏れを防止することができる。
注油口ＢＯＸ取付方法においては、
１）、注油口あるいは注油菅にＢＯＸ本体を取り付けるもので、分割されているため簡単・容易に施工できる。
２）、特に注油菅にＢＯＸ本体を取り付けた後において、連結エルボや注油口を取り付けることにより、連結エルボがアンカーとなりＢＯＸ本体を外部の者が取り外すことができず、セキュリティー効果が高い。
３）、注油菅と挿入孔のスキ間をコーキングすることにより、強固に防油できる。
４）、ＢＯＸ本体が防油提となる。
１）、分割されたＢＯＸ本体と連結ＢＯＸにより、持ち運びが簡単で、現場ですぐに組み立てられる。
２）、品質が一定であるため、現場でのトラブルが少ない。
３）、油止部を形設することにより、油が外部へ流出することを防止することができる。
４）、耐油パッキンを使用することにより、油漏れを防止することができる。
注油口ＢＯＸ取付方法においては、
１）、注油口あるいは注油菅にＢＯＸ本体を取り付けるもので、分割されているため簡単・容易に施工できる。
２）、特に注油菅にＢＯＸ本体を取り付けた後において、連結エルボや注油口を取り付けることにより、連結エルボがアンカーとなりＢＯＸ本体を外部の者が取り外すことができず、セキュリティー効果が高い。
３）、注油菅と挿入孔のスキ間をコーキングすることにより、強固に防油できる。
４）、ＢＯＸ本体が防油提となる。
１は、注油口ＢＯＸである。
２は、上面を開口してなるＢＯＸ本体で、側面四角形状で、平面長方形状に形設し、底面に注油口あるいは注油菅を挿入する挿入口２ａ（この実施例の場合、４箇所）を形設すると共に、取付けのための取付孔２ｂ（この実施例の場合、６箇所）を形設し、挿入口２ａの周りに円筒状の油止部２ｃを形設してある。
なお、上面外周には、後述する連結ＢＯＸと連結するための上連結孔２ｄを多数穿設してある。
３は、下面を開口している連結ＢＯＸで、下面外周には上記連結孔２ｄ−−−に対応する下連結孔３ａ−−−を多数穿設すると共に、上面斜状位置に、エアーダンパー３ｂにて開閉自在に形成した蓋３ｃを設け、必要に応じて取手３ｃ１及び錠部３ｄを設ける。
２は、上面を開口してなるＢＯＸ本体で、側面四角形状で、平面長方形状に形設し、底面に注油口あるいは注油菅を挿入する挿入口２ａ（この実施例の場合、４箇所）を形設すると共に、取付けのための取付孔２ｂ（この実施例の場合、６箇所）を形設し、挿入口２ａの周りに円筒状の油止部２ｃを形設してある。
なお、上面外周には、後述する連結ＢＯＸと連結するための上連結孔２ｄを多数穿設してある。
３は、下面を開口している連結ＢＯＸで、下面外周には上記連結孔２ｄ−−−に対応する下連結孔３ａ−−−を多数穿設すると共に、上面斜状位置に、エアーダンパー３ｂにて開閉自在に形成した蓋３ｃを設け、必要に応じて取手３ｃ１及び錠部３ｄを設ける。
上記注油口ＢＯＸ１の取付方法について説明する。
ガソリンスタンドＧＳに設置した注油菅ＴＫに、ＢＯＸ本体２の挿入孔２ａをその上方より挿入し、周囲に埋設したアンカーボルトによる連結具ＡＢにＢＯＸ本体２の取付孔２ｂを挿入し、耐油パッキンＴＰを介してナットによる連結具Ｎにて固定する固定工程と、注油菅ＴＫの周囲（油止部２ｃとのスキ間）をコーキングＫＧするコーキング工程と、注油菅ＴＫに連結エルボＲＥ及び注油口菅ＫＫを取り付けた注油口Ｔを設置した後、ＢＯＸ本体２上に連結ＢＯＸ３を上連結孔２ｄと下連結孔３ａを合せてボルト・ナットによる連結具ＢＮにて連結工程とからなるものである。
ガソリンスタンドＧＳに設置した注油菅ＴＫに、ＢＯＸ本体２の挿入孔２ａをその上方より挿入し、周囲に埋設したアンカーボルトによる連結具ＡＢにＢＯＸ本体２の取付孔２ｂを挿入し、耐油パッキンＴＰを介してナットによる連結具Ｎにて固定する固定工程と、注油菅ＴＫの周囲（油止部２ｃとのスキ間）をコーキングＫＧするコーキング工程と、注油菅ＴＫに連結エルボＲＥ及び注油口菅ＫＫを取り付けた注油口Ｔを設置した後、ＢＯＸ本体２上に連結ＢＯＸ３を上連結孔２ｄと下連結孔３ａを合せてボルト・ナットによる連結具ＢＮにて連結工程とからなるものである。
この状態で、注油時に蓋３ｃを開け、所要の注油口Ｔへ注油ホース（図示せず）を連結し、注油するもので、注油後は蓋３ｃを閉じ、必要に応じて錠部３ｄに錠を掛ける。
上記実施例において、挿入口の数等は必要に応じて決めればよい。
１−−−−−注油口ＢＯＸ
２−−−−−ＢＯＸ本体
２ａ−−−−挿入口
２ｂ−−−−取付孔
２ｃ−−−−油止部
２ｄ−−−−上連結孔
３−−−−−連結ＢＯＸ
３ａ−−−−下連結孔
３ｂ−−−−エアーダンパー
３ｃ−−−−蓋
３ｃ１−−−取手
３ｄ−−−−錠部
ＧＳ−−−−ガソリンスタンド
ＴＫ−−−−注油菅
ＡＢ−−−−アンカーボルトによる連結具
ＴＰ−−−−耐油パッキン
Ｎ−−−−−ナットによる連結具
ＫＧ−−−−コーキング
ＲＥ−−−−連結エルボ
ＫＫ−−−−注油口菅
Ｔ−−−−−注油口
ＢＮ−−−−ボルト・ナットによる連結具
２−−−−−ＢＯＸ本体
２ａ−−−−挿入口
２ｂ−−−−取付孔
２ｃ−−−−油止部
２ｄ−−−−上連結孔
３−−−−−連結ＢＯＸ
３ａ−−−−下連結孔
３ｂ−−−−エアーダンパー
３ｃ−−−−蓋
３ｃ１−−−取手
３ｄ−−−−錠部
ＧＳ−−−−ガソリンスタンド
ＴＫ−−−−注油菅
ＡＢ−−−−アンカーボルトによる連結具
ＴＰ−−−−耐油パッキン
Ｎ−−−−−ナットによる連結具
ＫＧ−−−−コーキング
ＲＥ−−−−連結エルボ
ＫＫ−−−−注油口菅
Ｔ−−−−−注油口
ＢＮ−−−−ボルト・ナットによる連結具
Claims (5)
- 底面に注油口あるいは注油菅を挿入する挿入孔を形設したＢＯＸ本体に、開閉自在な蓋を設けてなる連結ＢＯＸを取り付けてなることを特徴とする注油口ＢＯＸ。
- 挿入孔の周りに、油止部を形設してなることを特徴とする請求項１記載の注油口ＢＯＸ。
- ＢＯＸ本体に取付孔を形設し、耐油パッキンにて防油してなることを特徴とする請求項１又は２記載の注油口ＢＯＸ。
- ＢＯＸ本体と連結ＢＯＸが、分割可能に形成してなることを特徴とする請求項１，２又は３記載の注油口ＢＯＸ。
- ガソリンスタンドに設置した注油口あるいは注油菅に、ＢＯＸ本体の挿入孔を挿入し、周囲に埋設した連結具にＢＯＸ本体の取付孔を挿入し、耐油パッキンを介して連結具にて固定する固定工程と、注油菅の周囲をコーキングするコーキング工程と、ＢＯＸ本体上に連結ＢＯＸを上連結孔と下連結孔を合せて、連結具にて連結する連結工程とからなることを特徴とする注油口ＢＯＸ取付方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009211062A JP5423960B2 (ja) | 2009-08-20 | 2009-08-20 | 注油口ｂｏｘ及び注油ｂｏｘ取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2009211062A JP5423960B2 (ja) | 2009-08-20 | 2009-08-20 | 注油口ｂｏｘ及び注油ｂｏｘ取付方法 |
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|---|---|
| JP2011042403A true JP2011042403A (ja) | 2011-03-03 |
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|---|---|---|---|---|
| JPH04253698A (ja) * | 1991-02-01 | 1992-09-09 | Tatsuno Co Ltd | 給油所用注油管理装置 |
| JPH0627101A (ja) * | 1992-04-14 | 1994-02-04 | Tominaga Oil Pump Mfg Co Ltd | 貯留タンクの混油検出装置 |
| JPH09142588A (ja) * | 1995-11-22 | 1997-06-03 | Showa Kiki Kogyo Kk | ガソリンスタンドにおける荷卸し設備 |
| JP2001002197A (ja) * | 1999-06-28 | 2001-01-09 | Tatsuno Corp | 給油所用注油管理装置 |
-
2009
- 2009-08-20 JP JP2009211062A patent/JP5423960B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
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| JPH04253698A (ja) * | 1991-02-01 | 1992-09-09 | Tatsuno Co Ltd | 給油所用注油管理装置 |
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| JP2001002197A (ja) * | 1999-06-28 | 2001-01-09 | Tatsuno Corp | 給油所用注油管理装置 |
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