JPH09142588A - ガソリンスタンドにおける荷卸し設備 - Google Patents

ガソリンスタンドにおける荷卸し設備

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JPH09142588A
JPH09142588A JP30457795A JP30457795A JPH09142588A JP H09142588 A JPH09142588 A JP H09142588A JP 30457795 A JP30457795 A JP 30457795A JP 30457795 A JP30457795 A JP 30457795A JP H09142588 A JPH09142588 A JP H09142588A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 混油防止及び荷卸し量の確認が人為的な負担
を一切伴わずに実行できると共にタンクローリー車によ
る配送効率も向上させることができる荷卸し設備を提供
すること。 【解決手段】 地下タンクに特定された油を荷卸しする
設備において、荷卸し前の地下タンク内の油量と荷卸し
後の油量を検出する油量検出手段と、油量検出手段から
の信号によって荷卸し量を算出する演算系と、この演算
系によって算出した荷卸し量を記録する記録手段とを備
え、油量検出手段による荷卸し完了の検出に連動して地
下タンクへの流路を開閉する開閉弁を閉弁させる。ま
た、特定されたガソリンスタンド及び特定された地下タ
ンクの油種を確認する確認手段を備え、この確認手段か
らの信号に基づいて開閉弁の開動作を制御したり、油量
検出手段の油量検出によってオーバーフローの発生の臨
界時には、開閉弁を閉弁させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガソリンスタンド
においてタンクローリー車から地下タンクに荷卸しする
際の混油及びオーバーフロー防止のための管理システム
を備えた設備に関する。
【0002】
【従来の技術】ガソリンスタンドには、タンクローリー
車によって石油販売元から配送される石油を貯蔵してお
く地下タンクが設備される。この地下タンクは、ハイオ
クやレギュラーの2種に分類されるガソリンや軽油及び
灯油等の種類に応じて区画されたものであり、これらの
タンクのそれぞれには地上に位置する注油口からの供給
配管が接続されている。
【0003】このようなガソリンスタンドでは、石油販
売元に必要な油種及び量を発注し、石油販売元はこれを
受けてタンクローリー車によって要求された油をガソリ
ンスタンドまで運搬し、更に各タンクにそれぞれの油を
注入する作業までを業務として行うのが通常である。
【0004】タンクローリー車による油の各タンクへの
注入に際しては、発注した油の種類及び量をガソリンス
タンド側が立ち会って確認することになる。たとえば、
注入前にタンクローリー車のタンクのローリーハッチを
開けて立会人が油種を確認すると共に専用のゲージによ
ってタンクローリー車のタンク内の油量を計測してお
き、注入後にはこれらのタンクが空になっていることを
立会人が同様にゲージによって確認する等である。ま
た、ゲージを使用するのに代えて、地下タンク側に自動
計測装置を設けておき、これによって供給された油量を
確認するシステムも近来では広く採用されている。
【0005】更に、石油の荷卸しの際に注意すべきこと
は、たとえばガソリン用のタンクに軽油を注入してしま
う等の混油が発生しないようにすることである。このよ
うな混油防止のために、たとえば特公平2−55329
号公報に記載されているように注油口とタンクローリー
車側の接続具とのジョイントとミスが発生したときには
音声やブザー等によって異常を報知したりしている。ま
た、これに代えて、タンクローリー車と地下タンク側の
それぞれに照合機を備えておき、その照合が不一致であ
るときに同様に異常を知らせるようにしたものもある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、タンクロー
リー車からの荷卸しの際には、油種や油量の確認のため
にガソリンスタンド側が立ち会うことになるので、ガソ
リンスタンドの営業時間中に作業することに限られてし
まう。このため、ガソリンスタンドの従業員の時間を拘
束してしまうほか、注油しているタンクに接続している
計量機の使用はできないことが消防法で義務付けられて
いるので、該当する計量機から車輌への給油作業も一時
的に中断されてしまう。
【0007】このように、営業時間中でのタンクローリ
ー車からの荷卸しは、ガソリンスタンドの営業に少なか
らず影響を与えることになり、給油のために訪れた客を
待たせることにもなる。一方、タンクローリー車も、ガ
ソリンスタンドの営業時間に合わせて配送することにな
るので、朝や夕刻時の交通ラッシュ等によって配送効率
の低下は避けられず、指定された時間に配送できないこ
とによるガソリンスタンド側が被る損害も無視できな
い。
【0008】更に、荷卸しの際には、実際に発注した油
量が注油されたかどうかは計測機によって現場で知るこ
とはできるが、注油した直後にタンクに接続した計量機
から車輌に給油することも頻繁なので、荷卸し前と荷卸
し後の地下タンク内の油の残量を正確に記録することが
できない。その結果、計測機による確認をしなかった場
合では、実際の荷卸しの量についてはこれを正確に把握
することができず、石油販売元とガソリンスタンド側と
の間のトラブルの原因ともなりかねない。
【0009】また、混油防止のための方策としては、先
に述べたような様々なものがあるが、いずれもタンクロ
ーリー車側の接続具と注油口とを接続する際に報知する
というものである。しかしながら、これらの防止対策
も、最終的にはタンクローリー車の運転手かガソリンス
タンドの従業員が感覚によって認知するものであること
から、混油防止の確実性には限界があるほか、混油防止
のための操作も煩わしく従業員はこれらの負担から免れ
得ない。
【0010】このように、ガソリンスタンドでの荷卸し
については、タンクローリー車による搬送から荷卸し量
の確認及び混油の防止までの面で十分とはいえず、改善
の余地が残っている。
【0011】本発明において解決すべき課題は、混油防
止及び荷卸し量の確認が人為的な負担を一切伴わずに実
行できると共にタンクローリー車による配送効率も向上
させることができる荷卸し設備を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、地下タンクの
注油口に開閉弁を備え、前記注油口タンクローリー車か
らのホースを接続して特定された油を荷卸しする設備に
おいて、荷卸し前の前記地下タンク内の油量と荷卸し後
の油量を検出する油量検出手段と、前記油量検出手段か
らの信号によって荷卸し量を算出する演算系と、該演算
系によって算出した荷卸し量を記録する記録手段とを備
え、前記油量検出手段による荷卸し完了の検出に連動し
て前記開閉弁を閉弁させる系としてなることを特徴とす
る。
【0013】このような構成において、特定されたガソ
リンスタンド及び特定された地下タンクの油種を確認す
る確認手段を備え、この確認手段からの信号に基づいて
開閉弁の開動作を制御する系とした構成としてもよい。
【0014】また、油量検出手段による前記地下タンク
内の油量検出に際して、この地下タンクからのオーバー
フローの発生の臨界時には、開閉弁を閉弁させる制御の
系とすることもできる。
【0015】
【発明の実施の形態】荷卸し前後の油量を地下タンク内
の油量検出手段で検出したものを記録手段によって記録
することで、荷卸し前のタンクローリー車内の油量の確
認や荷卸後し後のチェック等が一切不要となり、開閉弁
も荷卸し完了に連動させて閉じることによって、ガソリ
ンスタンドの従業員の立会いが一切不要となる設備とす
ることができる。
【0016】また、ガソリンスタンド及び油種を特定す
る確認手段を備えると、たとえばタンクローリー車の運
転手がこの確認を実行することによって、発注先のガソ
リンスタンドや地下タンクに対応した油種を間違えるこ
となく配送することが可能な設備が提供され得る。
【0017】更に、油量検出手段を利用して、オーバー
フロー発生の臨界時には開閉弁を閉弁させることによっ
て、荷卸し時のオーバーフローも防止することができ
る。
【0018】
【実施例】図1は本発明の荷卸し設備の最も簡単な例を
示す概略図、図2は図1の例における荷卸しシステムの
フロートチャートである。
【0019】図1において、地下タンク1から地上側に
立ち上げた注油管1aの上に注油口2を接続すると共に
この注油口2から注油管1aまでの間の流路を開閉する
開閉バルブ3を設ける。なお、図示の例では1個の地下
タンクを1を示しているが、複数の油種の貯蔵のために
これらの地下タンクを複数備えることは従来通りであ
り、同様に注油口や開閉バルブを備えた設備とする。
【0020】注油口2は従来周知のようにタンクローリ
ー車20からの給油ホース20aを着脱自在とし、それ
ぞれが結合されたときには給油ホース20aからの流路
が自動的に連通する構造としたものである。また、開閉
バルブ3はたとえば特公平6−51515号公報等に記
載されているように、従来公知のものである。
【0021】一方、ガソリンスタンドの建屋4の内部に
は屋内操作盤5及びプリンタ6を備え、建屋の外であっ
て例えば注油口2が配列されている場所の近くには屋外
操作盤7及びプリンタ8をそれぞれ設ける。これらの屋
内及び屋外の操作盤5,7はケーブル9によってネット
を組んだものであり、いずれを操作してもその操作対象
の制御が可能であり、また外部からの信号の入力も同時
に行われる。そして、これら操作盤5,7には、地下タ
ンク1内の油量を検出するために備えた液面指示計1b
からの信号が入力され、操作盤5,7の少なくともいず
れか一方の制御部の演算回路によってタンク1内の油量
を検出可能とし、それぞれを油量指示計5a,7aに表
示可能とする。
【0022】なお、他の油種を貯蔵する地下タンクにお
ける油量の検出も可能であり、特定した地下タンクの油
量をそれぞれ油量指示計5a,7aに表示させるように
すればよい。
【0023】操作盤5,7のそれぞれには荷卸し操作か
ら油量の検出までについてどの地下タンクを特定するか
の複数のセレクトスイッチを設ける。図示の例では、地
下タンク1を操作対象としたものはセレクトスイッチ5
b,7bであり、その他の地下タンクを特定するために
これらのタンク数と同数以上のセレクトスイッチを備え
ている。
【0024】また、操作盤5,7にはそれぞれに内蔵ま
たは接続したプリンタ6,8を起動するための印刷スイ
ッチ5c,7cをそれぞれ備える。これらの印刷スイッ
チ5c,7cはそれぞれ手動式のものであるが、地下タ
ンク1を操作対象とするときセレクトスイッチ5b,7
bのいずれかを操作するだけで、開閉バルブ3の開弁か
ら注油量の算出及び開閉バルブ3の閉弁の動作までを図
2に示すフローに沿って自動制御することができる。そ
して、操作盤5,7にはこのような自動制御を実行可能
な演算回路を設け、開閉バルブ3の動作等を制御するこ
ととする。
【0025】発注した油を搭載したタンクローリー車2
0から地下タンク1に油を荷卸しするときには、従来と
同様にホース20aをその注油口2に接続する。このと
き、地下タンク1の貯蔵油とタンクローリー車20のタ
ンクの選択を誤らないで混油を防止することが必要であ
るが、この操作としては従来技術で示したようにジョイ
ントミスの場合にはブザー等による警告音を利用して混
油防止を図ればよい。
【0026】ホース20aの接続の後には、たとえば屋
外操作盤7を使用するときには、地下タンク1を操作対
象とするセレクトスイッチ7bを押すと、開閉バルブ3
が開弁してタンクローリー車20から油が地下タンク1
に注油される。このセレクトスイッチ7bのオンの時点
では、それ以前から検出を続けている液面指示計1bに
よって荷卸し開始時点での地下タンク1内の油量を算出
して演算系のメモリに格納して記憶させる。
【0027】荷卸しが開始されてオーバーフローしない
時点でタンクローリー車20からの注油が完了すると、
液面指示計1bによる液面の検出信号によって注油の総
量が算出される。したがって、この算出値を実際の荷卸
し量として記憶させておき、液面指示計1bからの新た
な液面変位の検出が或る一定の時間継続して認められな
いないときには、演算系によってセレクトスイッチ7b
のオンを自動的に解除する。そして、このようなセレク
トスイッチ7bのオン解除に連動させて開閉バルブ3を
閉弁させることにより、地下タンク1への荷卸しが完了
する。
【0028】また、荷卸しの期間は液面指示計1bが継
続して液面レベルを検出してその信号を操作盤5,7の
制御部に入力しているので、もしタンクローリー車20
からの荷卸し量が地下タンク1からオーバーフローを発
生する限界値に達したときには、セレクトスイッチ7b
を強制的にオフさせると共に開閉バルブ3を閉弁させる
ように制御する。これにより、荷卸し中にオーバーフロ
ーの発生を防止することができ、セレクトスイッチ7b
のオフによって先の場合と同様に実際の荷卸し量を算出
することができる。
【0029】以上のように、荷卸し開始から完了までの
間で液面指示計1bによって検出される液面レベルの変
化を利用して荷卸し量を算出することができ、セレクト
スイッチ7bのオフ時点でプリンタ8に信号を出力して
この算出量を印刷するような制御を行わせることで、荷
卸し完了と同時に実際の荷卸し量を記録保存することが
できる。また、このような自動印刷だけでなく印刷スイ
ッチ7cによって、荷卸し後の任意の時刻に荷卸し量を
記録するようにしてもよい。
【0030】ここで、屋外操作盤7には各スイッチが勝
手に操作できないようにカバーを設けておき、このカバ
ーはタンクローリー車20の運転手しか開閉できないよ
うなシステムを適用する。これは、たとえばバーコード
等を利用したカード式のものとすることができ、このカ
ードを運転手に予め渡しておくようにする。このような
カードを利用したカバーの開閉操作を利用すれば、ガソ
リンスタンドの従業員でなくてもホース20aを注油口
2に接続した後に、セレクトスイッチ7aを押すだけで
荷卸し開始から完了までの操作を行うことができる。そ
して、セレクトスイッチ7aの自動オフモードに設定し
ておけば、そのオフと同時にたとえば屋内側のプリンタ
6を起動させて算出された荷卸し量を記録することがで
きる。
【0031】以上のことから、従業員が不在の夜間や休
業の日であっても、タンクローリー車の運転手が操作盤
7を操作できる条件のみ与えておけば、荷卸し量を翌日
確認することができる。したがって、営業中での荷卸し
に比べると、従業員の負担は全くなくなって通常業務に
影響を及ぼすこともなく、またタンクローリー車20も
交通量の少ない時間帯で配送するので、その配送効率も
格段に向上することになる。
【0032】図3は別の例であって、タンクローリー車
20の運転手だけでガソリンスタンドを間違えることな
くしかも混油も確実に防止できるようにした例であり、
開閉バルブ3は操作盤5,7等の機器については先の例
と全く同様であり、共通の符号でそれぞれ指示してい
る。
【0033】この例では、ガソリンスタンドを特定する
ためのコードをもつスタンド特定プレート10をスタン
ドの適切な場所に設けておき、各注油口2にはそれぞれ
のタンクに貯蔵する油の種類をコード化した油種特定プ
レート11を設ける。なお、これらのプレート10,1
1はたとえばバーコード式としたりその他の光学式等の
読み取り可能なものであればよい。
【0034】タンクローリー車20の運転手には、信号
を送受信可能なハンディターミナル12を持たせる。こ
のハンディターミナル12は、スタンド及び油種の特定
プレート10,11の読み取りを行うと同時に、屋外操
作盤7及びタンクローリー車20との間での信号を授受
可能としたものである。
【0035】このようなシステムでは、図4に示すフロ
ーによって荷卸し開始から完了までの操作が実行される
もので、以下に説明する。
【0036】発注によってガソリンスタンドに配送され
たタンクローリー車20の運転手は、ハンディターミナ
ル12によって先ずスタンド特定プレート10を読み取
り、発注先であるかの確認を行う。次いで、ハンディタ
ーミナル12によって油種特定プレート11を読み取っ
て発注された油種のタンクに整合しているかを確認す
る。
【0037】以上の確認がなされた後、ホース20aを
注油口2に接続した後、先の油種の確認に基づいてこれ
に相当する油を貯蔵したタンクローリー車20の一つの
タンクの開閉弁を開く。そして、先の例と同様に屋外操
作盤7のセレクトスイッチ7bをオンすることによっ
て、開閉バルブ3を開弁させて荷卸しを開始し、オーバ
ーフローを発生しないで全ての油が注油されて地下タン
ク1内の液面レベルが変動しなくなったことを液面指示
計1bによって操作盤7の制御部に入力することによっ
て、開閉弁3を閉弁させると同時に屋内及び屋外のプリ
ンタ6,8に算出した荷卸し量を記録する。
【0038】なお、オーバーフローを生じる限界まで注
入されたときには、先の例と同様にセレクトスイッチ7
bを強制オフして開閉バルブ3を閉じ、この時点での荷
卸し量をプリンタ6,8に記録する。
【0039】荷卸し完了後には、操作盤7から完了信号
を出力させるようにし、ハンディターミナル12がこれ
を受信すると共にタンクローリー車20の制御部に入力
し、油を供給したタンクの開閉弁を閉じる。
【0040】このように、スタンド及び油種を特定する
過程を踏むので、タンクローリー車20の運転手はこれ
らを間違えずに確実に荷卸しすることができ、ガソリン
スタンドの従業員が全く介在しなくても、発注した油の
荷卸しが安全に実行される。そして、荷卸しの後には、
運転手は屋外配置のプリンタ8による記録を見て荷卸し
量が確認できると共に、ガソリンスタンド側では屋内配
置のプリンタ6によって同様に確認することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明では、ガソリンスタンド側の立会
いを全く必要とせずに油の荷卸しが夜間や休業の日に行
うことができると共に荷卸し量も記録されたものを資料
として知ることができ、従来のように営業時間中に行っ
ていた場合のように営業に支障を来たすことがなく、業
務効率が大幅に改善される。
【0042】また、タンクローリー車も交通量の少ない
時間帯を配送に当てることができるので、配送効率も向
上する。
【0043】更に、荷卸し時のオーバーフローも油量検
出手段からの信号によって開閉弁を閉じることによって
確実に防止されるので、荷卸し作業をより安全に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の荷卸し設備の一実施例を示す概略図
である。
【図2】 図1の例における荷卸しのフロートチャート
である。
【図3】 別の実施例を示す設備の概略図である。
【図4】 図3の例における荷卸しのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 :地下タンク 1a:注油管 1b:液面指示計 2 :注油口 3 :開閉バルブ 4 :建屋 5 :屋内操作盤 5a:油量指示計 5b:セレクトスイッチ 5c:印刷スイッチ 6 :プリンタ 7 :屋外操作盤 7a:油量指示計 7b:セレクトスイッチ 7c:印刷スイッチ 8 :プリンタ 9 :ケーブル 10 :スタンド特定プレート 11 :油種特定プレート 12 :ハンディターミナル 20 :タンクローリー車 20a:ホース
【手続補正書】
【提出日】平成9年1月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】この例では、ガソリンスタンドを特定する
ためのコード及び、それぞれのタンクに貯蔵する油の種
類のコードを屋外操作盤7の回路にあらかじめ記憶させ
ておく。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】タンクローリー車20には制御盤を搭載す
る。この制御盤は屋外操作盤7との信号授受及びタンク
ローリー車20のタンクの開閉弁の制御を可能としたも
のである。信号の伝送は、有線・無線のどちらでも可能
である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】発注によってガソリンスタンドに配送され
たタンクローリー車20の制御盤は、屋外操作盤7より
スタンド特定コード及び油種を読み込み、発注先の確認
及び地下タンクの油種確認を行う。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正内容】
【0037】以上の確認がなされた後、タンクローリー
車20の運転手はホース20aを注油口2に接続し、タ
ンクローリー車20の制御盤を操作して、タンクローリ
ー車20の該当油種のタンクの開閉弁を開くとともに、
該当油種の地下タンク1の開閉バルブ3の開弁信号を屋
外操作盤7へ送る。そして屋外操作盤7は、開閉バルブ
3を開弁させて荷卸しを開始し、オーバーフローを発生
しないで全ての油が注油されて地下タンク1内の液面レ
ベルが変動しなくなったことを液面指示形1bによって
操作盤7の制御部に入力することによって、開閉弁3を
閉弁させると同時に屋内及び屋外のプリンタ6,8に算
出した荷卸し量を記録する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正内容】
【0039】荷卸し完了後には、操作盤7から完了信号
を出力させるようにし、タンクローリー車20の制御盤
はこれを受信して、油を供給したタンクの開閉弁を閉じ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 :地下タンク 1a:注油管 1b:液面指示計 2 :注油口 3 :開閉バルブ 4 :建屋 5 :屋内操作盤 5a:油量指示計 5b:セレクトスイッチ 5c:印刷スイッチ 6 :プリンタ 7 :屋外操作盤 7a:油量指示計 7b:セレクトスイッチ 7c:印刷スイッチ 8 :プリンタ9 :ケーブル 20 :タンクローリー車 20a:ホース
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下タンクの注油口に開閉弁を備え、前
    記注油口にタンクローリー車からのホースを接続して特
    定された油を荷卸しする設備において、荷卸し前の前記
    地下タンク内の油量と荷卸し後の油量を検出する油量検
    出手段と、前記油量検出手段からの信号によって荷卸し
    量を算出する演算系と、該演算系によって算出した荷卸
    し量を記録する記録手段とを備え、前記油量検出手段に
    よる荷卸し完了の検出に連動して前記開閉弁を閉弁させ
    る系としてなるガソリンスタンドにおける荷卸し設備。
  2. 【請求項2】 特定されたガソリンスタンド及び特定さ
    れた地下タンクの油種を確認する確認手段を備え、該確
    認手段からの信号に基づいて前記開閉弁の開動作を制御
    する系としてなる請求項1記載のガソリンスタンドにお
    ける荷卸し設備。
  3. 【請求項3】 前記油量検出手段による前記地下タンク
    内の油量検出に際して、該地下タンクからのオーバーフ
    ローの発生の臨界点に達したときには、前記開閉弁を閉
    弁させる制御の系としてなる請求項1または2記載のガ
    ソリンスタンドにおける荷卸し設備。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011042403A (ja) * 2009-08-20 2011-03-03 Hirotetsu Kogyo Kk 注油口box及び注油box取付方法
JP2019064637A (ja) * 2017-09-29 2019-04-25 日立オートモティブシステムズメジャメント株式会社 燃料荷卸しシステム

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