JP2011041565A - 練製品製造装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高品質な練製品を効率的に製造する練製品製造装置を提供する。
【解決手段】本発明は、切断ユニットと回転ユニットとからなる切断機構を有しており、該回転ユニットが、練製品包皮における生地の方向性を折り目線に対して0から20度の角度にさせるよう構成されている練製品製造装置を提供する。
【選択図】図7

Description

本発明は、練製品の製造装置に関する。
練製品の大規模な製造においては、練り粉は、練り粉シートになるように機械的に一方向に広げられ、この練り粉シートは続いて、切断機により、予め定められた形状に切断されて練製品包皮にされる。練り粉シートが、一方向に広げられ伸ばされるとき、練り粉シートだけでなく練製品包皮にも、均一な方向性をもった生地が形成される。図1に示される練製品包皮では、両方向矢印線A−Aは、一方向に広げることにより形成された練製品包皮の生地の方向性を示しており、生地の方向性は、広げる方向と平行である。破線B−Bは、回転軸線(以下「折り目線」と称する)を示しており、この折り目線の周りに、練製品包皮の2つの部分が、重ね合わされ、折り重ねられる。包皮生地が一方向に収縮することにより、生地の方向性に平行な方向の練製品包皮の中心線長さは約14%減少し、一方、包皮生地の方向性に垂直な方向の練製品包皮の中心線長さは約5%増加する。
トーセイ社によるT−16製造機のような、現在の自動化された練製品製造機においては、練製品の製造工程中における練製品の折り目線B−Bは、練製品包皮の生地の方向性A−A線に対して基本的に直角である。このような機械で製造された練製品の充填ポケット高さ(この高さとは、練製品が置かれた平面から充填ポケットの一番高い点までの高さを言う)が減少し、幅が増加するので、詰め物の整列状態が不安定になる。手作りによる練製品と比較すると、自動機械による練製品は、調理された状態における外観の見栄えが悪く、汁気が少ないものになる。
上述した問題を克服するために、本発明は、切断ユニットと回転ユニットとからなる切断機構を備え、該回転ユニットが、練製品包皮の生地方向性を、折り目線に対して0から20度の角度に整列させるように構成された練製品製造装置を提供する。上記記載の装置により製造された練製品は、調理後における外観形状の見栄えがよく、詰め物が緊密に詰まり、汁気が多い、味覚の優れたものとなる。
本発明は、以下に添付図面を参照して説明される。
従来の練製品製造方法による練製品包皮の折り目線を説明する図である。 本発明の第1実施形態に基づく練製品製造方法による練製品包皮の折り目線を説明する図である。 本発明の第2実施形態に基づく練製品製造方法による練製品包皮の折り目線を説明する図である。 本発明の第3実施形態に基づく練製品製造方法による練製品包皮の折り目線を説明する図である。 種々の練製品サンプルの充填ポケット高さを示すグラフである。 本発明の第1実施形態に基づく練製品製造装置の正面図である。 本発明の第1実施形態に基づく練製品製造装置の平面図である。 本発明の第1実施形態に基づく練製品製造装置に使用される切断機構7の分解図である。 本発明の第2実施形態に基づく練製品製造装置の平面図である。
本発明の練製品の製造方法並びに製造装置が、添付図面を参照して説明される。
図1は、従来の練製品製造方法による練製品包皮の折り目線を説明する図である。従来の練製品製造方法は、機械により一方向に伸ばされた生地からなる練り粉シートを、予め定められた形状の練製品包皮に切断する工程、該練製品シートに詰め物を充填する工程、及び練製品包皮を練製品包皮生地の方向性に対して約90度の折り目線周りに沿って重ね、練製品を製造する包み工程を含んでいる。
従来方法と比較した本発明による練製品製造方法の差異は、練製品製造工程において、練製品包皮が、練製品包皮の生地の方向性に対して0〜20度(0度及び20度も含まれる)傾いた折り目線に沿って包まれることである。
より詳しく述べると、図2は、本発明の第1実施形態に基づく練製品製造方法による練製品包皮の折り目線を説明する図である。この第1実施形態による製造方法においては、練製品包皮の生地の方向性と練製品包皮の折り目線との間に形成される角度は、20度である。図3は、本発明の第2実施形態に基づく練製品製造方法による練製品包皮の折り目線を説明する図である。この第2実施形態による製造方法では、練製品包皮の生地の方向性と練製品包皮の折り目線との間に形成される角度は、10度である。図4は、本発明の第3実施形態に基づく練製品製造方法による練製品包皮の折り目線を説明する図である。この第3実施形態による製造方法においては、練製品包皮の生地の方向性と練製品包皮の折り目線との間に形成される角度は、0度つまり平行である。本発明の第1、第2及び、第3実施形態による製造方法と、従来技術による製造方法の各々では、練製品は、前もって定められた同じ形状と同じ大きさの練製品包皮を使用し、かつ同量の詰め物が充填されることにより製造される。これら3つの実施形態による方法と従来方法により調理用に製造された練製品から、それぞれ10個のサンプルが選ばれる。これらの調理された練製品の充填ポケット高さが測定され、その結果が下記表に示される。
サンプル 従来方法 第1実施形態 第2実施形態 第3実施形態
1 26.1 28.5 29.3 29.9
2 26.2 28.2 28.8 31.8
3 26.1 27.9 30.2 31.0
4 24.6 29.3 29.5 34.2
5 26.2 28.6 29.1 28.7
6 26.3 27.5 28.8 29.8
7 23.9 29.1 29.4 29.9
8 26.3 28.8 30.3 31.2
9 26.2 29.1 29.6 29.9
10 24.5 28.4 29.5 30.6
注:上記表に示された数値は、調理済の練製品の充填ポケット高さを単位ミリメートルで表したものである。
図5は、上記表に示された数値に対応する練製品の充填ポケット高さを示すグラフであり、この中で、Y軸は、練製品の充填ポケット高さ(単位はミリメートル)を表し、X軸は、サンプル番号を表している。鎖線L1は、従来方法によって製造された10個の調理済練製品の充填ポケット高さの曲線であり、鎖線L2は、第1実施形態の方法により製造された10個の調理済練製品の充填ポケット高さの曲線であり、破線L3は、第2実施形態の方法により製造された10個の調理済練製品の充填ポケット高さの曲線であり、実線L4は、第3実施形態の方法により製造された10個の調理済練製品の充填ポケット高さの曲線である。
図5によれば、第1から第3実施形態の方法に依り製造された調理済練製品の充填ポケットの平均高さは、従来技術により製造された調理済の練製品の充填ポケットの平均高さより高いことが明らかである。また、練製品包皮の生地の方向性と練製品包皮の折り目線との間に形成された角度が小さいほど、調理済練製品の充填ポケットの平均高さが高くなることを、図5から知ることができる。第3実施形態では、練製品包皮の生地の方向性と練製品包皮の折り目線との間に形成される角度が最小、つまり0度である。この結果、図4に示した第3実施形態の方法による調理済練製品の充填ポケットの平均高さが一番高くなる。
第1実施形態から第3実施形態の方法により製造された調理済練製品の充填ポケットの平均高さは、従来技術により製造された調理済の練製品の充填ポケットの平均高さより明らかに高いので、第1から第3実施形態の方法により製造された調理済練製品は、外観形状の見栄えがよく、詰め物が詰まり汁気が多く、味が優れたものとなる。これと対照的に、従来技術により製造された調理済の練製品は、見栄えが悪く、汁気が少ない。第1実施形態から第3実施形態までの方法により製造された調理済の練製品は、外観と味覚の点において、より魅力的である。
図6aは、本発明の第1実施形態に基づく練製品製造装置の正面図であり、図6bは、本発明の第1実施形態に基づく練製品製造装置の平面図である。練製品製造装置は、基体1、第1練り粉引延し機構2、第2練り粉引延し機構3、供給機構4、排出機構5、カムハウジング6、切断機構7、充填機構8、練製品ダイ9、ダイ軌道10、伝達ベルト11、及び制御機構のような他の補助機構からなる。練製品の製造工程において、別機械で製造された練り粉シートSは、更に第1練り粉引延し機構2と第2練り粉引延し機構3とによりシート状に広げられ、一定厚み及び一方向の生地の方向性をもった練り粉シートとなる。練り粉シートは、図6aに矢印により示される伝達経路に沿って、供給機構4を経由して切断機構7に入り、この中で、練り粉シートの生地方向性は、練り粉シートが供給される方向と同じ方向に整列される。切断機構7は、モータ(図示せず)により駆動されたカムハウジング6により駆動され、練り粉シートから一定の大きさの練製品包皮を、一定の速度で切断する。切断機構により練製品包皮が切出された後の練り粉シートの残留物は、排出機構5によって、再生機構(図示せず)に排出される。
切断機構7によって切断された練製品包皮は、練製品ダイ9内に置かれる。図6bに示されるように、練製品ダイ9は、例えば8組が存在しており、これら練製品ダイ9は、切断機構7によって切断される速度に対応した速度で回転する。練製品ダイ9の各組は、2つの練製品クランプ9aを有し、これらの折り目軸9bは、練製品ダイ9が回転して切断機構7の真下に位置した時に、練り粉シートの供給方向(図6bの矢印で示される)に対して垂直になる。
練製品ダイ9が回転して、切断機構7の真下に位置した時に、該練製品ダイ9は切断機構7により切断された練製品包皮を受け取り、この練製品ダイ9に練製品包皮が装填されたときに、練製品ダイ9は、回転して充填機構8の真下に位置し、充填機構8が練製品用詰め物を充填し、詰め物を充填された練製品ダイ9は、回転を更に続けて切断機構7のちょうど反対側に位置するようになり、その位置で練製品ダイ9は、練製品包皮を包むことにより練製品を形成し、練製品ダイ9が伝達ベルト11に相当する位置まで回転した時に、製造された練製品は、該伝達ベルト11により指定位置まで搬送される。
図7は、本発明の第1実施形態に基づく練製品製造装置に使用される切断機構7の分解図である。切断機構7は、切断ユニット12及び回転ユニット13を有する。該回転ユニット13は、練製品包皮の生地の方向性が、折り目線に対し0〜20度の角度となるように構成されている。
以下に好ましい構造が説明される。供給された練り粉シートを一定の形状を有する練製品包皮に切断する切断ユニット12は、ハウジング14、練り粉シート入口15、カッター軸上板16、カッター軸17、カッター19、カッターダイ20及び該カッターダイ取付基板21を有している。カッター軸17の一端はカッター軸上板16に連結され、該カッター軸17の他端は、カッター19に連結される。カムハウジング6に連結されたカッター軸上板16は、該カムハウジング6により駆動されて一定速度で上下方向の往復運動を行い、カッター軸17を介してカッター19を往復運動方向に駆動する。カッターダイ20は、カッターダイ取付基板21に取付けられ、該カッターダイ取付基板21は、ハウジング14に取付られる。カッターダイ20は、カッターの切断刃形状に対応した孔22を有し、カッターダイ20を通る練り粉シートを一定形状の練製品包皮に切断する。練製品包皮の形状は、カッター19の切断刃形状(底部分)により決められる。カッターダイ取付基板21は、カッターダイ20の孔22に対応する孔23を有し、往復運動するカッター19が、孔22及び孔23を貫通できるようになっている。切断ユニット12内にあるカッター19の数は、1つ又は複数とすることができる。この実施形態では、カッター19の数は2つである(図では、一方だけが表示される)。つまり、切断ユニット12におけるカッター19は、2つの練製品包皮を打ち抜きにより切断する。
切断ユニット12はまた、カッター19を清掃するカッター清掃板24を備えることができる。該カッター清掃板24は、ハウジング14内に取付けられ、カッターダイ20の真上に位置する。該カッター清掃板24は、カッター19の切断刃形状より僅かに大きい孔径を有し、カッター19が練り粉シートを打抜いた後に、該カッター清掃板24を通過することにより、カッター19の外面に付着した練り粉残留物を清掃することができる。
回転ユニット13は、切断ユニット12によって切断された練製品包皮を一定角度回転させるのに使用される。該回転ユニット13は、プランジャー軸25、プランジャー軸上板26、引張ブラケット27、軸受け28、溝付きクランプ板29、引張軸30、タイミングプーリー31、タイミングベルト32、引張プーリー33、駆動装置34、タイミングベルトブラケット35、吸引部収納箱18、及び吸引部36及び位置保持部37を有する。
切断ユニット12のカッター軸17及びカッター19の軸中心は、同軸に貫通する孔を有し、この貫通孔は、回転ユニット13のプランジャー軸25径より僅かに大きい。さらに、回転ユニット13のプランジャー軸25の径より僅かに大きい孔が、カッター軸上板16において、カッター軸17の孔に対応した位置に形成される。また、回転ユニット13のプランジャー軸25径より僅かに大きい孔が、該回転ユニット13のプランジャー軸25を有するプランジャー軸上板26にも形成されている。回転ユニット13のプランジャー軸25の一端は、下から順に、カッター19の中心孔、カッター軸17、カッター軸上板16及びプランジャー軸上板26を貫通して、軸受け28を介して、プランジャー軸上板26に回転可能に保持され、プランジャー軸上板26から突出している。プランジャー軸上板26を突出しているプランジャー軸25の一部は、タイミングプーリー31に連結固定され、該タイミングプーリー31により回転駆動される。プランジャー軸25の他端は、吸引箱18に接続され、該吸引箱18は、非作動状態では、カッター19内に収められた真空吸引部を制限なしに保持することができる。位置決めピンのような位置保持部37が、吸引部36の底面に取付けられ、吸引部36に付着した練製品包皮を位置保持して、吸引部36が回転中に、吸引部に対して回転しないようにする。プランジャー軸上板26がカムハウジング6に連結され、駆動され、一定の速度で上下に往復運動し、プランジャー軸25を上下方向に駆動する。
この実施形態では、切断ユニット12は、2つのカッターを有する。2つのプランジャー軸25上にあるタイミングプーリー31はエンドレスタイミングベルト32によって駆動される。タイミングベルト32は、引張軸30の一端に取付けられた引張プーリー33によって緊張させられる。引張軸30の他端は、プランジャー軸上板26に取付られた引張ブラケット27に取付けられている。溝付きクランプ板29の2つのクランプ板は、2つのタイミングプーリー31間にあるタイミングベルト32の一方側に固定して留められる。溝付きクランプ板29の一方のクランプ板は、L字型角度を形成する板状タイミングベルトブラケット35に連結固定される。該タイミングベルトブラケット35は、駆動装置34の駆動表面34dに取付られており、該駆動装置については、以下の段落で説明する。
駆動装置34は、本体部34aと、ベルトブラケット35の回転を防ぐための整列バー34bと、該整列バー34bに沿って伸縮することが出来る位置決めバー34cと、該整列バー34b及び位置決めバー34cの先端に取付られ、該整列バー34bに沿って直線状に前後運動可能な駆動板34dと、取付基板34eとを有し、該取付基板34eは、本体部34aと駆動板34dとの間において、整列バー34bと位置決めバー34cに渡して配置されている。本体部34aは、取付基板34eの一方側に固定され、該取付基板の底面は、プランジャー軸上板26上に固定される。駆動板34dは、位置決めバー34cによって直線的に前後移動し、タイミングベルト32をある距離だけ直線的に移動させるように駆動することにより、タイミングベルト32が、タイミングプーリー31及びプランジャー軸25を回転させ、吸引部を所定角度回転させる。
以下に、切断機構7の動作を説明する。練り粉シートが練り粉シート入口15から切断機構7に供給されると、カムハウジング6が、先ずカッター軸上板16を下方へ動かすように駆動して、カッター19を下方移動させ、練り粉シートを切断する。カッター19がカッターダイを貫通して一定の形状の練製品包皮を打抜くと、カムハウジング6が、先ずカッター軸上板16の上板駆動を停止し、プランジャー軸上板26を下方移動するように駆動する。同時に、駆動装置34が、タイミングベルト32の直線的駆動を開始し、タイミングプーリー31を回転させる。カッター9は静止状態のまま、練製品包皮を吸着した吸引部36が、下降しながら回転を始める。吸引部36が、練製品ダイ9の練製品クランプ9aに接近した位置まで下降し、吸引部36が所定角度、例えば90度回転すると、吸引部36は練製品包皮を離し、練製品包皮は練製品クランプ9a内に落し込まれる。
その後、吸引部36が上昇しながら回転してカッター内の原位置に戻り、カッターが上昇しながら原位置に復帰して、一回の切断サイクル動作を完了する。本出願で説明したやり方以外にも、多くの従来の回転駆動方法が利用可能である。例えばサーボのような精密動作制御を備えた電気モータを利用すると、吸引部を原位置に回転復帰させる必要がない。
駆動装置34によって駆動されるタイミングベルト32の直線運動距離は、調整可能であるので、タイミングプーリー31が0〜90度の範囲で回転し、練製品包皮を0〜90度の範囲で回転させる。
練製品包皮の生地の方向性は、練り粉シートの供給方向と同じ方向であるので、駆動装置がタイミングプーリーの回転角を0度、つまり練製品包皮が回転しないように調整されると、練製品クランプ9aに落込むときの練製品包皮の折り目線は、練製品包皮生地の方向に対して90度を形成する。換言すると、このような練製品製造方法は、従来の練製品製造方法と同じである。
駆動装置がタイミングプーリーの回転角を70度、即ち練製品包皮が70度回転するように調整されると、練製品クランプ9aに落込むときの練製品包皮の折り目線と練製品包皮生地方向との間に形成される内角は20度である。換言すると、この場合の練製品製造方法は、本発明の第1実施形態による練製品製造方法と同じである。
駆動装置がタイミングプーリーの回転角を80度、即ち練製品包皮が80度回転するように調整されると、練製品クランプ9aに落込むときの練製品包皮の折り目線と練製品包皮生地方向との間に形成される角度は10度である。換言すると、この場合の練製品製造方法は、本発明の第2実施形態による練製品製造方法と同じである。
駆動装置がタイミングプーリーの回転角を90度、即ち練製品包皮が90度回転するように調整されると、練製品クランプ9aに落込むときの練製品包皮の折り目線と練製品包皮生地方向との間に形成される角度は0度である。換言すると、この場合の練製品製造方法は、図4に示される本発明の第3実施形態による練製品製造方法と同じである。
第1実施形態で記載したような練製品製造機により、本発明の練製品製造方法は、練製品の魅力ある外観及び良好な味覚をもたらすように適用することができる。図8は、本発明の第2実施形態に基づく練製品製造装置の平面図である。この練製品製造装置は、供給機構と切断機構と練製品ダイとを有する。練製品ダイ9が回転移動して切断機構の真下に位置した時に、練製品ダイ9の中の練製品クランプ9aの折り目軸9bと供給機構における練り粉シート供給方向とのなす角度は0度である。
より詳しく述べると、この実施形態における練製品製造装置は、第1練り粉引延し機構2、第2練り粉引延し機構3、供給機構4、排出機構5、練り粉シート入口15及び図6aに示す他の補助機構から構成され、この機構は、切断機構7に対して70〜110度回転し、練製品ダイ9が回転移動して切断機構7の真下まで回転した時に、練製品クランプ9aの折り目軸9bと練り粉シート供給方向(図8の矢印方向)とのなす角度が、0〜20度になる。この実施形態では、図7に示された切断機構7内にある回転ユニット13を備える必要がない。この実施形態では、練り粉シートが練り粉シート入口15から切断機構7に供給された後、カムハウジング6がまず、カッター軸上板16を下方へ移動するように駆動し、カッター19を下方へ作動させて練り粉シートを切断し、切断された練り粉はカッター19の真下に位置する練製品クランプ9a内に落ち込む。上述した回転が70又は110度の時には、練製品ダイ9が切断機構7の真下まで回転した時の練製品クランプ9aの折り目軸9bと練り粉シート供給方向との間に形成される角度は20度である。上述した回転が、80又は100度である時には、練製品ダイ9が切断機構7の真下まで回転した時の練製品クランプ9aの折り目軸9bと練り粉シート供給方向との間の角度は10度である。上述した回転が90度の時には、練製品ダイ9が切断機構7の真下まで回転した時の練製品クランプ9aの折り目軸9bと練り粉シート供給方向との間の角度は0度である。
練製品ダイ9が切断機構7の真下まで回転した時には、練製品クランプ9aの折り目軸9bと練り粉シート供給方向(図8において矢印より示される)との間に形成される角度は0度である。本発明の第1実施形態から第3実施形態までの練製品製造方法によれば、この実施形態を実現した製造装置を利用することにより、外観が良好な形状、及び良好な味覚を有する高品質な練製品を効率的に製造することが出来る。
上述した実施形態は、本発明の技術的概念を明確に説明するものであるが、本発明は、これらの実施形態に限られるものではない。この分野の当業者は、本発明の技術的な動機付けに従い、種々の変更と修正を容易に思い付くであろう。例えば本発明の練製品製造方法を実現するために、本発明の練製品製造装置による第1実施形態では、回転ユニット13を切断機構7内に配置しないで、練製品クランプ9aの底部に配置することにより、クランプがカッターの真下位置に移動した際に、練製品クランプ9aが所定角度だけ(例えば70度、80度又は90度のように)回転するようにしてもよい。この場合、練製品包皮の折り目軸9bと練製品包皮の生地方向との間に形成される角度は0〜20度であり、本発明の期待される効果を備えた練製品製造の要求を満たすものとなる。
それ故に、種々の変更及び修正が全て、本発明の概念及び思想から外れることなく、添付の特許請求の範囲に包含される。
1 基体
2 第1練り粉引延し機構
3 第2練り粉引延し機構
4 供給機構
5 排出機構
6 カムハウジング
7 切断機構
8 充填機構
9 練製品ダイ
10 ダイ軌道
11 伝達ベルト
12 切断ユニット
13 回転ユニット
14 ハウジング
15 練り粉シートの入口
16 カッター軸上板
17 カッター軸
18 吸引収納箱
19 カッター
20 カッターダイ
21 カッターダイ取付基板
25 プランジャー軸
26 プランジャー軸上板
34 駆動装置
35 タイミングベルトブラケット
36 吸引部
37 位置保持部

Claims (7)

  1. 切断機構を含む練製品製造装置であって、
    前記切断機構が、切断ユニット及び回転ユニットを有しており、前記回転ユニットが各練製品包皮における生地の方向性と折り目線との間に0から20度の角度を形成することを特徴とする練製品製造装置。
  2. 請求項1の練製品製造装置であって、前記回転ユニットは、前記切断ユニットによって切断された練製品包皮を回転させることにより、練製品包皮における生地の方向性と折り目線との間に形成される角度を0から20度にすることを特徴とする練製品製造装置。
  3. 請求項1の練製品製造装置であって、前記回転ユニットは、クランプダイの練製品クランプを回転させることにより、練製品包皮における生地の方向性と折り目線との間に形成される角度を0から20度にすることを特徴とする練製品製造装置。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項の練製品製造装置であって、前記回転ユニットは、各練製品包皮における生地の方向性と折り目線との間に形成される角度を0度とすることを特徴とする練製品製造装置。
  5. 請求項2の練製品製造装置であって、前記回転ユニットは、吸引部と位置保持部とを有することを特徴とする練製品製造装置。
  6. 供給機構と切断機構と練製品クランプとを含む練製品製造装置であって、
    前記練製品クランプが回転して前記切断機構の真下に位置した時における、練製品ダイの練製品クランプ中の折り目軸と練り粉シート供給機構による供給方向とのなす角度が、0から20度であることを特徴とする練製品製造装置。
  7. 請求項6の練製品製造装置であって、前記練製品クランプが回転して前記切断機構の真下に位置した時における、前記練製品ダイの前記練製品クランプ中の前記折り目軸と前記練り粉シート供給機構による前記供給方向とのなす角度が、0度であることを特徴とする練製品製造装置。
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