JP3505577B2 - ブロック肉の薄切装置 - Google Patents
ブロック肉の薄切装置Info
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Description
ロック肉を薄くスライスするブロック肉の薄切装置に関
する。 【0002】 【従来の技術、および発明が解決しようとする課題】ブ
ロック肉の薄切装置にあっては、生肉をスライスする
時、切断された薄肉がカッターに付着したり飛ばされた
りして、スライス肉を整然と取り出すことができ難く、
後続の盛りつけやトレー包装等の処理作業が円滑に行わ
れ難い。【0003】 【課題を解決するための手段】この発明は、ブロック肉
Aを保持して送り出す送出装置1、この送出装置1によ
って送り出されるブロック肉Aの送出端面A1を切断前
に接触させて受け取る受取装置2、これら送出装置1と
受取装置2との間にあってこの送り出されるブロック肉
Aを順次薄切りするカッター3、およびカッター3と受
取装置2の受取面4との間隔を変更して薄切り肉の厚さ
を調節する調節手段からなり、これらカッター3および
受取装置2に対する送出装置1の切断方向への相対的往
復移動により肉を切断し、かつカッター3に対して受取
装置2の受取面4を該送出装置1の切断方向B1と同方
向へ移動させてカッター3により薄切りした肉を受取面
4に保持するようにしたブロック肉の薄切装置の構成と
する。【0004】 【発明の作用、および発明の効果】送出装置1にブロッ
ク肉Aを保持させて送り出し、このブロック肉Aの送出
端面A1を受取装置2の受取面4に押し当てる。この状
態で送出装置1と受取装置2およびカッター3との切断
方向への相対的移動によってこのカッター3によるブロ
ック肉Aの薄切りが行われる。この切断作用時は、該受
取装置2の受取面4がブロック肉Aの送出端面A1を受
けた状態で、送出装置1の切断方向B1と同方向へ移動
する。このため受取面4に受けた切断後の薄切りの肉片
は、切断前に受取面4に押し当てられたときの状態をほ
ぼ維持されて、崩れたり、破れることが少く、切断後は
この受取面4に受け取られたまま切断位置から移動処理
されるために、正確で整然としたブロック肉Aのスライ
ス切断処理を行うことができる。送出装置1の間欠回転
毎にカッター3による薄切り作用が行われ、一枚毎薄肉
A2が切断分離されるが、この各薄肉A2の切断厚さ
は、送出装置1の送出量と受取装置2の受取面4とカッ
ター3との間隔によって決められる。従って、本発明に
おいては受取装置2の受取面4とカッター3との間隔を
調整する手段によってこの間隔を変更調節しうる構成と
している。【0005】 【実施例】図1〜図3において、ブロック肉Aを、上下
一対のベルトコンベア5からなる送出装置1によって挾
持し、前方の受取装置2側へ間欠的に送り出ししなが
ら、この間欠的送り出しの停止時に、カッター3の切断
方向の切断作用を受けて一定厚さにスライス切断させる
ものである。この受取装置2は、横方向のロール軸6に
周面に針を配設した受取面4を形成する適宜径のロール
からなり、該送出装置1の正面に対向して設ける。この
受取面4は、該送出装置1によって送り出されるブロッ
ク肉Aの送出端面A1を受けて適宜の深さに突き刺して
保持しうる。【0006】 カッター3は、帯刃からなり、該受取装置
2の外周を囲うように左右の調車7間に掛け渡して高速
に駆動回転させて切断作用を行わせることができる。こ
のカッター3の切断作用位置は、受取面4の回転中心で
あるロール軸6とブロック肉Aの送出方向線とを直結す
る放射方向線上に設定している。【0007】 これら受取装置2とカッター3とは同一の
カッターフレームに定位置に装着されている。このカッ
ターフレームに対して、前記上下一対のベルトコンベア
5からなる送出装置1の送出フレームを切断方向に沿う
ように往復移動B1,B2させることによって、ブロッ
ク肉Aの切断を行わせることができる。【0008】 前記受取装置2はロール軸6の回りに回転
するように伝動される。この回転Cは送出装置1の往移
動B1、即ちカッター3による切断作用を受ける行程と
同方向で、しかもほぼ同速となるように設定される。こ
れによって受取面4に押付けられたブロック肉Aがカッ
ター3によって薄切りされるに伴って、この薄切りされ
る薄肉A2は図1から図2のように、受取面4に保持さ
れた状態で回転方向Cへ切断進行と同調して移送され、
切断分離された薄肉A2は完全にこの受取面4側へ受け
取られる。【0009】 このような薄肉A2は、受取面4において
送出装置1から送り出されるブロック肉Aの送出端面A
1を受けられたときと同じ状態を維持されるから、カッ
ター3による切断抵抗を受けるときに崩れたり、破れる
ことが少く、安定した受取、乃至切断姿勢を維持され
て、正確な切断作用を受ける。このようにして、カッタ
ー3による切断を受けて、受取装置2に受け取られた薄
肉A2は、この受取装置2の回転Cに伴って前方へ搬送
されて、このロール面に接するスクレパー8の剥ぎ取作
用を受けて、下方のコンベア9上面に取出される。【0010】 前記送出装置1の間欠回転毎にカッター3
による薄切り作用が行われ、一枚毎薄肉A2が切断分離
されるが、この各薄肉A2の切断厚さは、送出装置1の
送出量と受取装置2の受取面4とカッター3との間隔に
よって決められる。従って、受取装置2の受取面4とカ
ッター3との間隔を調整する手段によってこの間隔を変
更調節しうる構成とする。【0011】 図4において、上例と異なる点は、前記受
取装置2をロール形態に代えて無端帯形態に構成したも
ので、周面に針を植付けた無端帯は三角の頂点部に位置
するロール10,11,12に巻き掛けられて回転駆動
することができ、前記ブロック肉Aを受ける受取面4で
は上下のロール10,11間に張設されて、カッター3
による切断方向と平行状になるように構成され、この受
取面4が上方へ移行するように回転Cされる。なお、こ
のような受取面4は、ブロック肉Aのカッター3による
切断端面(送出端面A1となる)にほぼ沿わせると良
く、カッター3による切断方向は、送出装置1によるブ
ロック肉Aの送出方向に対して直交する方向に限ること
はなく、傾斜する方向に設定するも良く、この切断方向
にほぼ沿うように受取面4が設定される。【0012】 前記カッター3としては、帯刃に代えて、
回転円板刃や、ナタ刃等を設けるもよい。また、図例で
は、カッター3に対して送出装置1を往復移動B1,B
2させる構成としたが、逆にこの送出装置1を定位置に
固定して、カッター3および受取装置2を装着するカッ
ターフレームを往復移動B1,B2させて切断するよう
に構成するもよい。【0013】また 、送出装置1も、吊下げられた案内筒
にブロック肉を挿填して自然落下や強制押出等によって
送り出す構成とするもよい。【0014】また 、前記受取装置2の受取面4も針状突
起の高さや形状等も、図例に限られることなく、摩擦抵
抗によって送出端面A1、乃至切断された薄肉A2の保
持の行われ易い構成であればよい。前記のように受取装
置2の送出端面A1とカッター3との間隔を変更、調節
する手段として、前記ロール軸6やロール10〜12等
のカッター3に対して前後に移動させるもよく、また、
カッター3を受取装置2に対して前後に移動させるもよ
い。更には該ロール軸6回りに回転するロール径を大小
交換するもよい。
図である。 【図3】図2の平面図である。 【図4】本発明の別実施例を示す側面図である。 【符号の説明】 1 送出装置 2 受取装置 3 カッター 4 受取面 A ブロック肉 A1 送出端面 B1 切断方向
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】ブロック肉Aを保持して送り出す送出装置
1、この送出装置1によって送り出されるブロック肉A
の送出端面A1を切断前に接触させて受け取る受取装置
2、これら送出装置1と受取装置2との間にあってこの
送り出されるブロック肉Aを順次薄切りするカッター
3、およびカッター3と受取装置2の受取面4との間隔
を変更して薄切り肉の厚さを調節する調節手段からな
り、これらカッター3および受取装置2に対する送出装
置1の切断方向への相対的往復移動により肉を切断し、
かつカッター3に対して受取装置2の受取面4を該送出
装置1の切断方向B1と同方向へ移動させてカッター3
により薄切りした肉を受取面4に保持するようにしたブ
ロック肉の薄切装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05061595A JP3505577B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | ブロック肉の薄切装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP05061595A JP3505577B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | ブロック肉の薄切装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001118978A Division JP3567236B2 (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | ブロック肉の薄切装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH08215593A JPH08215593A (ja) | 1996-08-27 |
JP3505577B2 true JP3505577B2 (ja) | 2004-03-08 |
Family
ID=12863887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP05061595A Expired - Fee Related JP3505577B2 (ja) | 1995-02-15 | 1995-02-15 | ブロック肉の薄切装置 |
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Families Citing this family (2)
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-
1995
- 1995-02-15 JP JP05061595A patent/JP3505577B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH08215593A (ja) | 1996-08-27 |
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