JP5674513B2 - 食品原木切断装置 - Google Patents
食品原木切断装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5674513B2 JP5674513B2 JP2011054429A JP2011054429A JP5674513B2 JP 5674513 B2 JP5674513 B2 JP 5674513B2 JP 2011054429 A JP2011054429 A JP 2011054429A JP 2011054429 A JP2011054429 A JP 2011054429A JP 5674513 B2 JP5674513 B2 JP 5674513B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- cutting
- log
- food log
- blade
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)
Description
一方で、ハムやベ−コン製の、ハーフ分割品、短冊状片、サイコロカット状片などといった切断片食品が、サラダ、麺類、パスタ、ピザなどのトッピング具材として汎用されている。これらの具材の食品原木から前記の食品原木切断装置を用いて切断片食品を製造するに当たり、予め食品原木をその送給方向に沿って切断しておき、切断により分割した食品原木を載せ台に載せ、スライス刃により切断することによって前記の切断片食品を得るようにしていた。
[実施形態1.]
図1は本発明の一部分を示す実施形態1に係る食品原木切断装置の側面構成図、図2は前記食品原木切断装置の部分正面図、図3は前記食品原木切断装置の載せ台に食品原木を載せた状態を示す側面構成図、図4は前記食品原木切断装置の要部を示し、(a)は縦切り刃により分割された食品原木の前部をスライス刃で切断し始めた状態を示す部分平面部分平面図、(b)は(a)における部分側面図である。
各図において、この実施形態に係る食品原木切断装置1は、本体基台2の前部上面に装置フレーム3が立設され、装置フレーム3の後部に受けフレーム6が接続されている。受けフレーム6は前下りの傾斜姿勢に配置され、本体基台2の後部上面に立設された支柱4に支持されている。受けフレーム6は上面が開口した箱状に形成され、受けフレーム6内には、食品原木Hを傾斜状に載せるための載せ台5が設置されている。受けフレーム6内で載せ台5の上方位置には、載せ台5上の食品原木Hを送給する送給機8が配備されている。
尚、上記の実施形態1では、ハムの食品原木Hから多数の短冊片H1,H1,H1,・・・を製造する態様を説明したが、本発明の食品原木切断装置はそれに限定されるものでない。例えばハムの食品原木Hから多数のサイコロカット片(切断片食品)を製造するものも、本発明に含まれる。このような食品原木切断装置1Aを図7〜図10に示す。この食品原木切断装置1Aは前述した食品原木切断装置1と同様の基本構成を有しているが、食品原木切断装置1と異なる特徴的構成は、突出板部50が連結された回転駆動体15Aを備えており、突出板部50における食品原木送給方向上流側の面50A、すなわち縦切り刃25,25,25,・・・との対向面に、複数の横切り刃51,51,51,・・・が配備されていることである。これらの横切り刃51,51,51,・・・は、縦切り刃25,25,25,・・・により切断された食品原木Hの前部HAを、回転駆動体15の回転軸17の軸心を中心とする円周方向、すなわち水平方向(図12(b−2)中の1点鎖線Eで示す方向)に近い方向に切断するためのものである。また、縦切りユニット26Aと縦切りユニット26Bの2つを備えていることも異なる構成である。上下駆動機36Aは前述した上下駆動機36と多少異なっているが、基本的な構成は変わらない。
続いて、実施形態2の食品原木切断装置1Aの一部を改良した実施形態3を図13から図16に示す。この食品原木切断装置1Aでは、突出板部50における食品原木送給方向上流側の面に、送給方向に陥没した凹状の装着用溝54が形成され、この装着用溝54内に直方体状の移動子58が半径方向移動自在に装着されている。移動子58の上流側面50Aには、複数の横切り刃51,51,51,・・・が、回転軸17の軸心を中心とする半径方向に所定間隔離間した配置で取り付けられている。装着用溝54内には移動子58を半径方向外向きに付勢するコイルバネ55が配備されている。突出板部50の外周面には、装着用溝54内と連通する軸穴57が形成されている。この軸穴57は、移動子58の先端部に突設された支持脚56を半径方向に摺動自在に軸支する。支持脚56の先端には食品原木送給方向を向いた枢支軸59が設けられ、この枢支軸59にガイドローラ53が回動自在に軸支されている。一方、スライス刃24の下流側で、突出板部50のガイドローラ53の回転軌跡Pと交差する位置には、平板状のガイド板60が配備されている。このガイド板60は、その上面が縦切り刃25A,25Bと直交する水平方向(図16中の1点鎖線Eで示す方向)を向くように配置されている。
以上に述べた実施形態1〜3では、スライス刃として、円盤状に形成されたスライス刃24を自転および公転させるようにした食品原木切断装置1,1Aを例示したが、本発明に用いるスライス刃はそれに限定されない。例えば、図18に示すような、正面から見て刃先形状がほぼインボリュート曲線状に形成された所謂ナギナタ刃状のスライス刃24Aを回転軸17回りに自転駆動させる食品原木切断装置1Bも、本発明に含まれる。この食品原木切断装置1Bの側面構成は、図13に示した食品原木切断装置1Aの側面構成とほぼ同じありスライス刃24をスライス刃24Aに替えただけであるから、図示は省略する。
3 装置フレーム
5 載せ台
6 受けフレーム
8 送給機
8(T) 送給終点位置
10 送給駆動部
11 送り体
12 グリッパ
12A 前部
13 掴み部
15,15A 回転駆動体
19 公転駆動機
23 自転駆動機
24,24A スライス刃
25,25A,25B 縦切り刃
26,26A,26B 縦切りユニット
32 クランク部材
33 モータ
36,36A 上下駆動機
41A 下部支持板(第1支持板)
41B 下部支持板(第2支持板)
42 隙間部
44 食品原木送給経路
50 突出板部
50A 上流側面
51 横切り刃
53 ガイドローラ
55 コイルバネ
56 支持脚
58 移動子
60 ガイド板
61 直線移動手段
AC,C,D,S,T 矢印
E 1点鎖線
H 食品原木
H1 短冊片
H2,H3 サイコロカット片
HA 前部
HE 末端部
Claims (3)
- 食品原木を傾斜状に載せるための載せ台と、載せ台上の食品原木を送給する送給機と、送給機により送給された食品原木を当該送給方向と交差する方向にスライスするスライス刃とを備えて成り、送給機の送給終点位置とスライス刃との間の食品原木送給経路に、送給されている食品原木を当該送給方向に沿って切断する複数の平板状の縦切り刃が食品原木送給方向と直交する水平方向に間隔をあけて配備され、前記縦切り刃を上下駆動させて食品原木を切断するための上下駆動機が前記縦切り刃に連結されている食品原木切断装置であって、
前記複数のうちの一部の縦切り刃の一端部が第1支持板に固定され、前記第1支持板の縦切り刃とは別で残りの複数の縦切り刃の一端部が第2支持板に固定され、食品原木送給方向に見て前記第1支持板の隣合う縦切り刃の間に前記第2支持板の縦切り刃がそれぞれ配置され、前記第1支持板と前記第2支持板とは、それぞれ前記上下駆動機のクランク部材を介して前記上下駆動機のモータに連結されて互いに上下反対の方向に駆動されることを特徴とする食品原木切断装置。 - 前記載せ台の食品原木送給方向下流側に配備された装置フレームに回動自在に配備されていてスライス刃が取り付けられた回転駆動体を備え、縦切り刃により切断された食品原木の前部を、前記縦切り刃と直交する水平方向に切断するための複数の横切り刃が、回転駆動体における食品原木送給方向上流側の面に配備され、更に、前記食品原木の前部を切る際の前記横切り刃を前記縦切り刃と直交する水平方向に直線移動させる直線移動手段を、備えていることを特徴とする請求項1に記載の食品原木切断装置。
- 前記直線移動手段は、
前記回転駆動体の外周部に連結された突出板部と、
前記突出板部における食品原木送給方向上流側の面に半径方向移動自在に設けられていて前記横切り刃を当該食品原木送給方向上流側の面に配備して成る移動子と、
前記回転駆動体に配備されていて前記移動子を半径方向外向きに付勢するコイルバネと、
前記移動子の先端部に半径方向外向きに突設された支持脚と、
前記支持脚の先端に回動自在に支持されたガイドローラと、
前記ガイドローラの回転軌跡と交差する位置で前記縦切り刃と直交する方向に向けて配置され前記ガイドローラを転動させて案内する平板状のガイド板と、
を備えて成ることを特徴とする請求項2に記載の食品原木切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011054429A JP5674513B2 (ja) | 2011-03-11 | 2011-03-11 | 食品原木切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011054429A JP5674513B2 (ja) | 2011-03-11 | 2011-03-11 | 食品原木切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012187680A JP2012187680A (ja) | 2012-10-04 |
JP5674513B2 true JP5674513B2 (ja) | 2015-02-25 |
Family
ID=47081411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011054429A Active JP5674513B2 (ja) | 2011-03-11 | 2011-03-11 | 食品原木切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5674513B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7085767B2 (ja) * | 2020-09-11 | 2022-06-17 | 匠技研株式会社 | 食材処理装置 |
JP7094038B2 (ja) * | 2020-09-11 | 2022-07-01 | 匠技研株式会社 | 食材処理装置 |
CN112621897B (zh) * | 2020-12-08 | 2022-08-09 | 南京禹智智能科技有限公司 | 一种家具用木头边角切割设备 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH047919Y2 (ja) * | 1985-02-04 | 1992-02-28 | ||
JP4377572B2 (ja) * | 2002-09-12 | 2009-12-02 | 菱和株式会社 | 食品原木スライス装置 |
JP4410537B2 (ja) * | 2003-11-26 | 2010-02-03 | 株式会社アイホー | サイの目切機 |
-
2011
- 2011-03-11 JP JP2011054429A patent/JP5674513B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012187680A (ja) | 2012-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10315326B2 (en) | Cold cuts cutting machine | |
US20060021487A1 (en) | Serrated blade for slicing machine | |
WO2000059689A1 (en) | Device for slicing food material such as ham | |
JP4145413B2 (ja) | スライスハム製品の製造方法及びその装置 | |
CN106182116B (zh) | 食品切片机及食品切片方法 | |
US20140047964A1 (en) | Food Slicer | |
CN210017659U (zh) | 一种肉类切丁机 | |
JP5674513B2 (ja) | 食品原木切断装置 | |
CA1041407A (en) | Meat slicer | |
CA3041296A1 (en) | Size-reduction machines, feed units therefor, and methods of use | |
US20130025420A1 (en) | Method for the Slicing of Food Products | |
EP2777897B1 (en) | Industrial slicer | |
JP2015533475A (ja) | 平らなブロック、特に平らなウエハースブロックおよび中空ウエハースブロックの切断によって最終製品を製造するための装置 | |
US11491670B1 (en) | Bacon portioner/trimmer | |
US20130228054A1 (en) | Method and Apparatus for Multi-Track Slicing of Food Products | |
CN209648789U (zh) | 一种吐司切片机 | |
US20120312136A1 (en) | Method of slicing products | |
JP2009101433A (ja) | 根菜類の加工装置 | |
CN105284977A (zh) | 花式切面机 | |
JP4377572B2 (ja) | 食品原木スライス装置 | |
JP2016215332A (ja) | 食品細割装置 | |
CN211916969U (zh) | 一种豆腐切块装置 | |
JP4332541B2 (ja) | 食パン切断装置 | |
CN207696585U (zh) | 一种切糖机切刀模块及切糖机 | |
JP3816412B2 (ja) | カッティング方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130926 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140828 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140902 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141030 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141209 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141222 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5674513 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |