JP2011040498A - 電子部品用基板及び発光デバイス - Google Patents
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Abstract
【課題】基板2に形成した貫通孔4に充填する導電材料の容積を制御することができ、貫通電極3が貫通孔4から脱落し難い構成とする。
【解決手段】厚さ方向に貫通する貫通孔4が形成された基板2と、この貫通孔4に充填された導電材料とを備える電子部品用基板1であって、貫通孔4は、厚さ方向の略中央部における開口面積が、基板2の表面(又は裏面)における開口面積よりも小さく、裏面(又は表面)における開口面積と等しい又は当該開口面積よりも小さい形状を有する電子部品用基板1とした。
【選択図】図1
【解決手段】厚さ方向に貫通する貫通孔4が形成された基板2と、この貫通孔4に充填された導電材料とを備える電子部品用基板1であって、貫通孔4は、厚さ方向の略中央部における開口面積が、基板2の表面(又は裏面)における開口面積よりも小さく、裏面(又は表面)における開口面積と等しい又は当該開口面積よりも小さい形状を有する電子部品用基板1とした。
【選択図】図1
Description
本発明は貫通電極を形成した電子部品用基板及びこれを用いた発光デバイスに関する。
面発光素子、特にLED(Light Emitting Diode)は、近年、発光輝度等の改善が図られて、用途拡大への期待が高い。従来はプラスチックケースにLEDを実装し、マイクロレンズなどを光路の途中において集光させたり、LED及びLEDを実装した基板全体を、透明な樹脂でモールドし、樹脂の表面を滑らかな球面などに仕上げることで、樹脂をレンズとして使用して集光させたりした。このようなLEDを実装した発光デバイスは、例えば液晶表示装置のバックライト、信号機の発光素子、大型電光掲示板や映像画面、その他イルミネーション用として使用されている。LEDは、低電圧、低消費電力で駆動でき、発光輝度や発光寿命が改善されたことから室内灯や自動車照明、液晶表示画面のバックライト用などの幅広い分野への適用が期待されている。
特許文献1には、表面に導体膜を印刷したセラミックグリーンシートを成形加工してキャビティーを形成し、このキャビティーの底部にLEDを実装したLED基板(パッケージ)が記載されている。また、キャビティーの底部にはスルーホールが形成され、このスルーホールを介して裏面側に配線が引き出されている。このスルーホール及びスルーホール内の電極は次のように形成される。まず、アルミナを主成分とするグリーンシートを所定のサイズに切り出し、それにパンチングマシーンを使用して通常の方法で0.25mmφのスルーホールを形成する。次に、LEDを搭載しない側から、スクリーン印刷法によりタングステン導体ペーストでスルーホールの穴埋め、および配線部分の印刷を行う。次に、プレス機に装着してプレスし、キャビティーを形成する。その後、焼成してグリーンシート及び導体ペースト中の有機物を燃焼除去して貫通電極及び導体層を形成し、グリーンシートをセラミック化する。
しかしながら、スクリーン印刷法等によりスルーホール(貫通孔)に導電ペーストを圧入して充填する際に、導電ペーストの粘性を低下させて貫通孔に充填し易くすると、導電ペーストが貫通孔を介して反対側の表面に染み出し、導電ペーストの体積や形状を一定に保持することができない、という不具合が発生した。また、導電ペーストの形状保持性を向上させる目的で一定以上の粘性を付与すると、直径が小さい貫通孔への充填が困難となった。
また、高温処理を行わないで貫通電極を形成する方法として、基板に形成した貫通孔に金属メッキ処理を施す方法が知られているが、メッキ処理により析出した貫通電極と貫通孔の側壁面との間の密着性が弱く、温度変化を繰り返すことにより貫通電極が脱落する、などの課題があった。
本発明の電子部品用基板は、厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された基板と、前記貫通孔に充填された導電材料とを備える電子部品用基板であって、前記貫通孔は、厚さ方向の略中央部における開口面積が、前記基板の表面(又は裏面)における開口面積よりも小さく、前記裏面(又は表面)における開口面積と等しい又は前記開口面積よりも小さい形状を有する電子部品用基板とした。
また、前記貫通孔は、前記基板の表面(又は裏面)から前記略中央部に向けて開口面積が次第に減少する形状を有することとした。
また、前記貫通孔は、前記基板の表面(又は裏面)から前記略中央部に向けて開口面積が一定の筒状の形状を有することとした。
また、前記貫通孔は、前記略中央部に段差部が形成され、前記段差部における開口面積は前記基板の表面及び裏面における開口面積よりも小さいこととした。
また、前記基板には前記貫通孔が複数形成され、前記複数の貫通孔は、前記基板の表面の開口面積が互いに異なり、貫通孔の略中央部から裏面に向けた容積が互いに等しいこととした。
本発明に係る発光デバイスは、表面及び裏面を有し、前記表面の中央部に窪みを有する基板と、前記窪みの底部に設けられ、前記基板の表面から裏面にかけて貫通する貫通孔に、導電材料が充填されてなる貫通電極と、前記窪みに収納され、前記貫通電極の上に実装された発光ダイオード素子と、前記発光ダイオード素子を封止する封止材と、から構成される発光デバイスであって、前記貫通孔は、前記基板の厚さ方向の略中央部における開口面積が、前記基板の表面(又は裏面)における開口面積よりも小さく、前記裏面(又は表面)における開口面積と等しい又は前記開口面積よりも小さい形状を有する発光デバイスとした。
本発明は、厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された基板と、貫通孔に充填された導電材料とを備える電子部品用基板であって、この貫通孔は、厚さ方向の略中央部における開口面積が、基板の表面(又は裏面)における開口面積よりも小さく、裏面(又は表面)における開口面積と等しい又は開口面積よりも小さい形状を有する電子部品用基板とした。これにより、基板に形成した貫通孔に充填する導電材料の容積を制御することができる。また、貫通電極が貫通孔から脱落するなどの不具合が発生することを防止することができる。
(第一実施形態)
図1は本発明の第一実施形態に係る電子部品用基板1の模式的な縦断面図を示す。電子部品用基板1は、基板2と、基板2の貫通孔4に充填した貫通電極3から構成されている。貫通孔4には、その厚さ方向の略中央部に括れ部5が形成されている。この括れ部5における開口面積S3は、基板2の表面h1の開口面積S1や裏面h2の開口面積S2よりも小さく形成されている。
図1は本発明の第一実施形態に係る電子部品用基板1の模式的な縦断面図を示す。電子部品用基板1は、基板2と、基板2の貫通孔4に充填した貫通電極3から構成されている。貫通孔4には、その厚さ方向の略中央部に括れ部5が形成されている。この括れ部5における開口面積S3は、基板2の表面h1の開口面積S1や裏面h2の開口面積S2よりも小さく形成されている。
このように、表面h1又は裏面h2の開口面積S1又はS2よりも括れ部5の開口面積S3を小さく形成することにより、貫通電極3を形成する際に充填する導電材料の体積を制御することができる。例えば、表面h1側からスクリーン印刷法により銀ペースト等の導電材料を充填する際、導電材料は括れ部5より上部に充填された後に括れ部5を通過して貫通孔4の下部に充填される。括れ部5の開口面積S3を制御することにより、貫通孔4の下部に充填される導電材料の容積を制御することができる。その結果、導電材料が裏面h2側に必要以上に漏れ出す過充填や、導電材料の容積が不足する過小充填を低減することができる。また、貫通孔4の厚さ方向の略中央部に括れ部5を形成したので、貫通電極3の脱落も防止することができる。
貫通孔4の断面形状は円形であっても多角形であってもよい。図1では、括れ部5の上部と下部が同軸の柱状形状を有している。括れ部5の上部及び下部の柱状形状の直径は0.05mm〜1.0mm、好ましくは0.1mm〜0.8mmとする。括れ部5の直径は、0.1mm〜0.5mm、より好ましくは0.2mm〜0.4mmとする。図1では、基板2の表面h1の開口面積S1よりも括れ部5の開口面積S3を小さくしたが、これに代えて、基板2の表面h1の開口面積S1と括れ部5の開口面積S3とを同じとしてもよい。貫通孔4の形状を表面h1側と裏面h2側を反転させてもよい。
基板2は、樹脂材料からなる樹脂基板や、無機材料からなる無機基板を使用することができる。無機基板として、窒化アルミニウム、酸化ベリリウム、炭化珪素、アルミナ、ムライト、窒化ホウ素、ホウケイ酸ガラス等の公知のセラミック基板やガラス基板を使用することができる。また、貫通電極3として、電気導電性を有する材料であれば特に限定されず、例えば各種金属材料を使用することができる。金属材料を使用する場合は熱伝導性もよいので、発熱素子を実装したときはその放熱部として利用することができる。例えばAg等の金属材料が好適である。
(第二実施形態)
図2は本発明の第二実施形態に係る電子部品用基板1の模式的な縦断面図である。貫通孔4は、基板2の厚さ方向の略中央部に括れ部5が形成され、この括れ部5から表面h1側及び裏面h2側に向かって開口面積が次第に大きくなるように壁面が傾斜している。即ち、括れ部5の開口面積S3は、表面h1の開口面積S1及び裏面h2の開口面積S2よりも小さい。また、表面h1の開口面積S1と裏面h2の開口面積S2は同じであっても、異なっていてもよい。括れ部5よりも上部及び下部の穴径が次第に増加するので、パンチング等により貫通孔4を容易に穿設することができる。その他、貫通孔4の横断面形状、基板2及び貫通電極3の材料等は上記第一実施形態と同様である。
図2は本発明の第二実施形態に係る電子部品用基板1の模式的な縦断面図である。貫通孔4は、基板2の厚さ方向の略中央部に括れ部5が形成され、この括れ部5から表面h1側及び裏面h2側に向かって開口面積が次第に大きくなるように壁面が傾斜している。即ち、括れ部5の開口面積S3は、表面h1の開口面積S1及び裏面h2の開口面積S2よりも小さい。また、表面h1の開口面積S1と裏面h2の開口面積S2は同じであっても、異なっていてもよい。括れ部5よりも上部及び下部の穴径が次第に増加するので、パンチング等により貫通孔4を容易に穿設することができる。その他、貫通孔4の横断面形状、基板2及び貫通電極3の材料等は上記第一実施形態と同様である。
(第三実施形態)
図3は本発明の第三実施形態に係る電子部品用基板1の模式的な縦断面図である。貫通孔4は、基板2の厚さ方向の略中央部に括れ部5が形成され、この括れ部5から表面h1側及び裏面h2側に向かって開口面積が大きくなるように壁面が傾斜している。括れ部5から上方の壁面の傾斜角(表面h1の法線からの傾き)は括れ部5から下方の壁面の傾斜角より大きい。更に、括れ部5の裏面h2側には基板2の表面h1と略平行な面を有する段差部6が形成されている。括れ部5の開口面積S3は表面h1の開口面積S1より小さく、表面h1の開口面積S1は裏面h2の開口面積S2より小さい。段差部6を形成することにより、貫通孔4の括れ部5より下方の容積を括れ部5の上方の容積よりも大きく形成することができる。
図3は本発明の第三実施形態に係る電子部品用基板1の模式的な縦断面図である。貫通孔4は、基板2の厚さ方向の略中央部に括れ部5が形成され、この括れ部5から表面h1側及び裏面h2側に向かって開口面積が大きくなるように壁面が傾斜している。括れ部5から上方の壁面の傾斜角(表面h1の法線からの傾き)は括れ部5から下方の壁面の傾斜角より大きい。更に、括れ部5の裏面h2側には基板2の表面h1と略平行な面を有する段差部6が形成されている。括れ部5の開口面積S3は表面h1の開口面積S1より小さく、表面h1の開口面積S1は裏面h2の開口面積S2より小さい。段差部6を形成することにより、貫通孔4の括れ部5より下方の容積を括れ部5の上方の容積よりも大きく形成することができる。
表面h1の開口面積S1や括れ部5の開口面積S3の大きさが異なることに起因して圧入される導電材料の体積がばらつく場合でも、貫通孔4の下方の容積が大きいので、導電材料の体積のばらつきが吸収され、導電材料が裏面h2の貫通孔4から漏洩することが防止される。
なお、図3に示すように括れ部5の下部の貫通孔4は、その縦断面が台形形状を有しているが、台形形状に変えて半円形状であってもよいし、多角形の形状であってもよい。また、貫通孔4の横断面は円形であっても多角形の形状であってもよい。その他の部分は上記第二実施形態と同様なので、説明を省略する。
(第四実施形態)
図4は本発明の第四実施形態に係る電子部品用基板10の模式的な縦断面図である。基板2には第1貫通孔4aと第2貫通孔4bが形成されている。第1貫通孔4aは基板2の厚さ方向の略中央部に第1括れ部5aを有し、第2貫通孔4bは基板2の厚さ方向の略中央部に第2括れ部5bを有している。第1貫通孔4a及び第2貫通孔4bは、第1括れ部5aより上方が逆円錐台形状を有し、第1括れ部5aより下方は円錐台形状を有している。第1括れ部5aの裏面h2側には段差部6aが、第2括れ部5bの裏面h2側には段差部6bが形成されている。
図4は本発明の第四実施形態に係る電子部品用基板10の模式的な縦断面図である。基板2には第1貫通孔4aと第2貫通孔4bが形成されている。第1貫通孔4aは基板2の厚さ方向の略中央部に第1括れ部5aを有し、第2貫通孔4bは基板2の厚さ方向の略中央部に第2括れ部5bを有している。第1貫通孔4a及び第2貫通孔4bは、第1括れ部5aより上方が逆円錐台形状を有し、第1括れ部5aより下方は円錐台形状を有している。第1括れ部5aの裏面h2側には段差部6aが、第2括れ部5bの裏面h2側には段差部6bが形成されている。
第1貫通孔4aについて、第1括れ部5aの開口面積Sa3は表面h1の開口面積Sa1より小さく、表面h1の開口面積Sa1は裏面h2の開口面積Sa2より小さい。同様に、第2貫通孔4bについて、第2括れ部5bの開口面積Sb3は表面h1の開口面積Sb1より小さく、表面h1の開口面積Sb1は裏面h2の開口面積Sb2より小さい。また、第1貫通孔4aの開口面積Sa1は第2貫通孔4bの開口面積Sb1より大きく、第1貫通孔4aの開口面積Sa2及び開口面積Sa3はそれぞれ第2貫通孔4bの開口面積Sb2及び開口面積Sb3より大きいか又はほぼ等しい。言い換えると、表面h1に露出する貫通電極3の露出面積は第1貫通孔4aのほうが第2貫通孔4bより大きく、括れ部5よりも下部の貫通孔4の容積は、第1貫通孔4aのほうが第2貫通孔4bより大きいか又はほぼ等しい。
表面h1の開口面積S1が複数の貫通孔4で異なり、この開口面積S1が互いに異なることに起因して充填される導電材料の体積にばらつきが生じる。しかし、貫通孔4の括れ部5の下方の容積を上方の容積よりも大きく形成したことにより、充填される導電材料の体積のばらつきを吸収し、裏面h2の表面に導電材料が漏れ出すことを防止することができる。例えば、導電ペーストを貫通孔4にスキージを用いて圧入するスクリーン印刷では、表面h1の開口面積S1が大きいほど充填される導電材料の容積が大きくなり、裏面h2側に導電材料が漏洩しやすくなる。括れ部5より下部の貫通孔4の容積を大きく形成することにより、導電材料の裏面h2側への漏洩を防止することができる。更に、基板2の厚さ方向に括れ部5を形成したので、貫通電極3の脱落も防止することができる。
また、基板2の表面h1に形成する開口部の形状や、括れ部5から上方の貫通孔4の形状に、圧入される導電材料の体積が依存することがある。そこで、複数の貫通孔4a、4bにおいて、括れ部5より下方の容積を上方の容積よりも大きく、且つほぼ一定とする。これにより、圧入される導電材料の体積にばらつきが生じても、括れ部5の下部の大きな容積により導電材料の体積のばらつきが吸収されて、基板2の裏面h2に導電材料が漏れ出すことを防止することができる。
なお、図4において貫通孔4a、4bの形状を、括れ部5より上部を逆円錐台形状、下部を円錐台形状としたが、これに限定されない。図1に示す第一実施形態のように、括れ部5より上部及び下部とも筒形状としてもよい。また、図2に示す第二実施形態のように、括れ部5から表面h1側及び裏面h2側に向けて開口面積Sが次第に拡大する形状であってもよい。また、図3に示す第三実施形態のように、括れ部5から表面h1側及び裏面h2側に向かって開口面積が大きくなるように壁面が傾斜し、括れ部5より上部の壁面の傾斜角は括れ部5より下部の壁面の傾斜角より大きく、且つ括れ部5の裏面h2側に基板2の表面h1と略平行な面を有する段差部6が形成される形状であってもよい。また、括れ部5の下部の貫通孔4a、4bの縦断面形状が半円形、多角形であってもよい。更に、複数の貫通孔4a、4bにおいて、上記の各実施形態に示した貫通孔4が混在してもよい。
(第五実施形態)
図5は、本発明の第五実施形態に係る発光デバイス20を示す模式的な説明図である。図5(a)はLED11を実装する前の電子部品用基板1の平面図であり、(b)は部分XXの縦断面図であり、(c)はLED11を実装した後の部分XXの縦断面図である。なお、同一の部分又は同一の機能を表す部分には同一の符号を付している。
図5は、本発明の第五実施形態に係る発光デバイス20を示す模式的な説明図である。図5(a)はLED11を実装する前の電子部品用基板1の平面図であり、(b)は部分XXの縦断面図であり、(c)はLED11を実装した後の部分XXの縦断面図である。なお、同一の部分又は同一の機能を表す部分には同一の符号を付している。
図5(a)、(b)に示すように、基板2の表面h1には窪み14が形成されている。窪み14の底面から裏面h2にかけて貫通する2個の貫通孔4a、4bが形成され、各貫通孔4a、4bには貫通電極3a、3bが充填されている。各貫通孔4a、4b及び貫通電極3a、3bの形状は第四実施形態と同様である。即ち、基板2には第1貫通孔4aと第2貫通孔4bが形成されている。第1貫通孔4aは基板2の厚さ方向の略中央部に第1括れ部5aを有し、第2貫通孔4bは基板2の厚さ方向の略中央部に第2括れ部5bを有している。第1貫通孔4a及び第2貫通孔4bは、第1括れ部5a及び第2括れ部5bより上方が逆円錐台形状を有し、第1括れ部5a及び第2括れ部5bより下方は円錐台形状又は筒形状を有している。第1括れ部5aの裏面h2側には段差部6aが、第2括れ部5bの裏面h2側には段差部6bが形成されている。また、第2貫通孔4bの表面h1には表面電極15が形成されている。
第1貫通孔4aの表面h1の開口部の直径は0.5mmであり、第1括れ部5aの開口部の直径は0.4mmであり、裏面h2の開口部の直径は0.8mmである。第2貫通孔4bの表面h1の直径は0.3mmであり、第2括れ部5bの開口部の直径は0.2mmであり、裏面h2の開口部の直径は0.8mmである。更に、第1括れ部5aと第2括れ部5bの段差部6a、6bの直径は0.5mmである。従って、第1貫通孔4aの第1括れ部5aより下方の貫通孔の容積と、第2貫通孔4bの第2括れ部5bより下方の貫通孔4の容積は等しい。
図5(c)に示すように、第1貫通孔4aの第1貫通電極3aの上部には導電体16を介してLED11が実装されている。LED11の上面の図示しない電極と第2貫通孔4bの第2貫通電極3bとはワイヤー13により電気的に接続されている。基板2の窪み14には封止材12が充填され、LED11とワイヤー13を密封している。即ち、LED11を駆動するための電力は第1貫通電極3aと第2貫通電極3bを介して供給される。
基板2はセラミックス又はガラスから構成されている。第1及び第2貫通電極3a、3bと表面電極15はAgを主成分とする導電材料から形成されている。LED11は駆動することにより発熱する。LED11により発熱した熱は第1貫通孔4aの第1貫通電極3aを介して基板2の裏面h2に伝達される。従って、LED11により発熱した熱を効率よく外部に放熱するためには、第1貫通電極3aとLED11の裏面に形成した図示しない電極との電気的或いは熱的な接触面積を大きくとる必要がある。
一方、発光デバイス20をできるだけコンパクトに構成する必要から、第1貫通電極3aと第2貫通電極3bとを近接して形成する必要がある。本発明による発光デバイス20では、第1貫通孔4aの表面h1における開口面積Sa1と第1括れ部5aの開口面積Sa3を、第2貫通孔4bの表面h1における開口面積Sb1と第2括れ部5bの開口面積Sb3よりも大きく形成した。これにより、LED11により生成される熱を効率よく放熱することができるとともに、第1及び第2貫通電極3a、3bを高密度に構成することができる。
なお、上記第五実施形態において、窪み14の傾斜する側壁面には、LED11から発行する光を反射する反射面を設けることができる。また、基板2の裏面h2には、第1貫通電極3a及び第2貫通電極3のそれぞれと電気的に接続する裏面電極が形成されているが、省略されている。
1、10 電子部品用基板
2 基板
3 貫通電極
4 貫通孔
5 括れ部
6 段差部
20 発光デバイス
11 LED
12 封止材
13 ワイヤー
2 基板
3 貫通電極
4 貫通孔
5 括れ部
6 段差部
20 発光デバイス
11 LED
12 封止材
13 ワイヤー
Claims (6)
- 厚さ方向に貫通する貫通孔が形成された基板と、前記貫通孔に充填された導電材料とを備える電子部品用基板であって、
前記貫通孔は、厚さ方向の略中央部における開口面積が、前記基板の表面(又は裏面)における開口面積よりも小さく、前記裏面(又は表面)における開口面積と等しい又は前記開口面積よりも小さい形状を有する電子部品用基板。 - 前記貫通孔は、前記基板の表面(又は裏面)から前記略中央部に向けて開口面積が次第に減少する形状を有することを特徴とする請求項1に記載の電子部品用基板。
- 前記貫通孔は、前記基板の表面(又は裏面)から前記略中央部に向けて開口面積が一定の筒状の形状を有することを特徴とする請求項1に記載の電子部品用基板。
- 前記貫通孔は、前記略中央部に段差部が形成され、前記段差部における開口面積は前記基板の表面及び裏面における開口面積よりも小さいことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電子部品用基板。
- 前記基板には前記貫通孔が複数形成され、
前記複数の貫通孔は、前記基板の表面の開口面積が互いに異なり、貫通孔の略中央部から裏面に向けた容積が互いに等しいことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子部品用基板。 - 表面及び裏面を有し、前記表面の中央部に窪みを有する基板と、
前記窪みの底部に設けられ、前記基板の表面から裏面にかけて貫通する貫通孔に、導電材料が充填されてなる貫通電極と、
前記窪みに収納され、前記貫通電極の上に実装された発光ダイオード素子と、
前記発光ダイオード素子を封止する封止材と、から構成される発光デバイスであって、
前記貫通孔は、前記基板の厚さ方向の略中央部における開口面積が、前記基板の表面(又は裏面)における開口面積よりも小さく、前記裏面(又は表面)における開口面積と等しい又は前記開口面積よりも小さい形状を有する発光デバイス。
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JP2009185079A JP2011040498A (ja) | 2009-08-07 | 2009-08-07 | 電子部品用基板及び発光デバイス |
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- 2009-08-07 JP JP2009185079A patent/JP2011040498A/ja not_active Withdrawn
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