JP2006344690A - 発光素子実装用ホーロー基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機 - Google Patents

発光素子実装用ホーロー基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機 Download PDF

Info

Publication number
JP2006344690A
JP2006344690A JP2005167492A JP2005167492A JP2006344690A JP 2006344690 A JP2006344690 A JP 2006344690A JP 2005167492 A JP2005167492 A JP 2005167492A JP 2005167492 A JP2005167492 A JP 2005167492A JP 2006344690 A JP2006344690 A JP 2006344690A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emitting element
light emitting
substrate
mounting
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005167492A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006344690A5 (ja
Inventor
Tatsuji Suzuki
龍次 鈴木
Kyosuke Takemoto
恭介 武本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikura Ltd filed Critical Fujikura Ltd
Priority to JP2005167492A priority Critical patent/JP2006344690A/ja
Priority to EP06757029.1A priority patent/EP1890343A4/en
Priority to TW95119995A priority patent/TWI311820B/zh
Priority to CN 200680019592 priority patent/CN100578830C/zh
Priority to KR20077028211A priority patent/KR101017917B1/ko
Priority to PCT/JP2006/311289 priority patent/WO2006132222A1/ja
Publication of JP2006344690A publication Critical patent/JP2006344690A/ja
Publication of JP2006344690A5 publication Critical patent/JP2006344690A5/ja
Priority to US11/950,884 priority patent/US7699500B2/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/44Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process
    • H01L2224/45Structure, shape, material or disposition of the wire connectors prior to the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/45001Core members of the connector
    • H01L2224/45099Material
    • H01L2224/451Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof
    • H01L2224/45138Material with a principal constituent of the material being a metal or a metalloid, e.g. boron (B), silicon (Si), germanium (Ge), arsenic (As), antimony (Sb), tellurium (Te) and polonium (Po), and alloys thereof the principal constituent melting at a temperature of greater than or equal to 950°C and less than 1550°C
    • H01L2224/45144Gold (Au) as principal constituent
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
    • H01L2224/48091Arched

Landscapes

  • Led Device Packages (AREA)
  • Fastening Of Light Sources Or Lamp Holders (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
  • Insulated Metal Substrates For Printed Circuits (AREA)

Abstract

【課題】 照明などの用途で高密度に発光素子を実装した場合に良好な放熱性を確保し得る発光素子実装用ホーロー基板及び該基板に発光素子を実装した発光素子モジュール及び該発光素子モジュールを有する照明装置、表示装置及び交通信号機の提供。
【解決手段】 コア金属の表面にホーロー層が被覆されてなり、一方の面に発光素子実装用の反射カップ部が設けられた発光素子実装用ホーロー基板であって、前記反射カップ部が設けられていない面の少なくとも一部に、ホーロー層が除去されてコア金属が露出した放熱部が設けられたことを特徴とする発光素子実装用ホーロー基板。この基板に発光素子を実装してなる発光素子モジュール。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光ダイオード(以下、LEDと記す。)などの発光素子を複数個実装するための発光素子実装用ホーロー基板に関し、特に、照明などの用途で高密度に発光素子を実装した場合に良好な放熱性を確保し得る発光素子実装用ホーロー基板及び該基板に発光素子を実装した発光素子モジュール及び該発光素子モジュールを有する照明装置、表示装置及び交通信号機に関する。
LEDは近年、照明用光源として使用され始めているが、照明用として使用するには、多数のLEDを配置し、多くの電力を投入する必要があるため、放熱性の高いLED実装用基板が必要である。
LED実装用基板にLEDを実装してなる従来のLEDモジュールは、ガラスエポキシ樹脂などからなる絶縁回路基板に電極をパターン形成し、LEDから発する光を反射して前方へ効率よく反射するための反射部を有し、その反射部の底面部にLEDを実装し、屈折率の高い透明樹脂によりLEDを樹脂封止した構造になっている。
ところで、LEDを発光させる際、発光に寄与しない電力は、熱に変換され、発生した熱によりLEDの温度が上昇し、LEDの発光効率が低下してしまうという問題がある。照明用のLED実装用基板として、一般的に使用されているガラスエポキシ樹脂などからなる回路基板を使用した場合、放熱性が悪く、放熱対策は不十分である。
従来、放熱性のよい回路基板構造としては、例えば、特許文献1に開示されたものが提案されている。この特許文献1では、基板の放熱性を向上させるため、基板芯材の露出面に放熱用金属板を接続した構造になっている。
特開昭64−28886号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術は、IC等の回路部品を高密度実装しようとした際の熱の影響を防ぐためのものであり、照明装置としての使用やLEDを用いた装置構成は記載されていない。
多数のLEDを基板に実装した場合、LEDからの発熱量は非常に多くなり、基板からの放熱性を向上させる必要がある。放熱性の高い基板としては、ホーロー基板が挙げられる。放熱性の高いホーロー基板を照明用LEDの実装用基板として用いることで、多数のLEDを実装することが可能となる。しかし、より高輝度の照明用LEDモジュールを構成する場合には、より多くのLED実装数が必要となり、もしくは高輝度LED素子が必要となり、ホーロー基板の放熱特性をさらに向上させる必要がある。
本発明は前記事情に鑑みてなされ、照明などの用途で高密度に発光素子を実装した場合に良好な放熱性を確保し得る発光素子実装用ホーロー基板及び該基板に発光素子を実装した発光素子モジュール及び該発光素子モジュールを有する照明装置、表示装置及び交通信号機の提供を目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、コア金属の表面にホーロー層が被覆されてなり、一方の面に発光素子実装用の反射カップ部が設けられた発光素子実装用ホーロー基板であって、前記反射カップ部が設けられていない面の少なくとも一部に、ホーロー層が除去されてコア金属が露出した放熱部が設けられたことを特徴とする発光素子実装用ホーロー基板を提供する。
本発明の発光素子実装用ホーロー基板において、前記反射カップ部が設けられた発光素子実装面に、電極がパターン形成されていることが好ましい。
本発明の発光素子実装用ホーロー基板において、前記放熱部に凹凸が設けられていることが好ましい。
本発明の発光素子実装用ホーロー基板において、前記放熱部に、フィンを有する放熱構造体が接続されていることが好ましい。
また本発明は、本発明に係る前記発光素子実装用ホーロー基板の前記反射カップ部に、発光素子が実装されてなることを特徴とする発光素子モジュールを提供する。
本発明の発光素子モジュールにおいて、前記反射カップ部が透明樹脂によって樹脂封止されていることが好ましい。
本発明の発光素子モジュールにおいて、前記反射カップ部が蛍光体を混入した透明樹脂によって樹脂封止されていることが好ましい。
本発明の発光素子モジュールにおいて、前記発光素子として青色LEDと、黄色発光蛍光体とを組み合わせて白色発光素子を構成したことが好ましい。
また本発明は、本発明に係る前記発光素子モジュールを有する照明装置、表示装置及び交通信号機を提供する。
本発明の発光素子実装用ホーロー基板は、ホーロー基板のホーロー層を一部除去してコア金属を露出させた放熱部を設けた構成としたので、コア金属の全面がホーロー層で被覆された基板と比べて放熱性が向上し、この基板に発光素子を実装し点灯させた場合に発光素子から発する熱を放熱部から効率よく放熱することができるので、基板及び発光素子の温度上昇が抑えられ、発光素子の発光効率を高レベルに保つことができ、且つ長期使用状態での信頼性を向上させることができる。
本発明の発光素子モジュールは、前記本発明の発光素子実装用ホーロー基板の反射カップ部に発光素子を実装してなるものなので、基板及び発光素子の温度上昇が抑えられ、発光素子の発光効率を高レベルに保つことができ、且つ長期使用状態での信頼性を向上させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す断面図である。本実施形態の発光素子モジュール10(LEDモジュール、LEDパッケージなどとも称される。)は、コア金属2の表面にホーロー層3が被覆されてなり、一方の面(図示において基板下面側)に発光素子実装用の反射カップ部1Aが複数設けられた発光素子実装用ホーロー基板1と、該発光素子実装用ホーロー基板1の反射カップ部1A内に実装された発光素子6とを有している。本実施形態の発光素子実装用ホーロー基板1は、反射カップ部1Aが設けられていない面に、ホーロー層3が除去されてコア金属2が露出した放熱部4が設けられている。
この発光素子実装用ホーロー基板1を構成するコア金属2の材料としては、表面にホーロー層3を強固に形成可能な金属であればよく、特に限定されず、例えば低炭素鋼板などが用いられる。また、コア金属2を覆っているホーロー層3は、ガラス粉末などを焼き付けて形成されている。
この発光素子実装用ホーロー基板1の発光素子実装面(図示において基板上面側)に設けられた反射カップ部1Aは、平坦な底面とスロープ面とからなるすり鉢形状に形成されている。このスロープ面の傾斜角度(カップ角度;底面とスロープ面のなす角度)は10°〜90°程度、好ましくは40°〜90°程度とされる。
この発光素子実装用ホーロー基板1の発光素子実装面には、発光素子6に通電するための複数の電極5がパターン形成されている。この電極5は、適宜な電極パターンや回路パターンに沿って、銀ペーストや銅ペーストを印刷し、焼き付けることによって形成されている。
本実施形態において、前記放熱部4は、発光素子実装用ホーロー基板1の下面側のホーロー層3を除去してコア金属2を露出させた状態になっている。この放熱部4の形成領域は、発光素子実装用ホーロー基板1の下面側の一部であってもよいし、図1に示した如く下面全部としてもよい。また、この放熱部4を基板側面に拡張してもよい。さらに、この放熱部4は、発光素子モジュール10を図示していない構造体に取り付ける場合に、構造体表面形状に合致するように加工したり、取付金具を係止するための凹部や凸部を設けることもできる。
この発光素子実装用ホーロー基板1に実装される発光素子6としてはLEDが好ましい。発光素子モジュール10を照明装置に適用する場合、発光素子6としては白色LEDが好ましい。この白色LEDとしては、例えば、窒化ガリウム(GaN)系半導体から作られた青色LEDと、青色光により励起されて黄色など青色以外の可視光を発する1種又は2種以上の蛍光体とを組み合わせた白色LEDなどを用いることが望ましい。なお、前記蛍光体は、基板に実装した発光素子6を封止するための透明樹脂8中に混合、分散させて用いることが望ましい。
本実施形態の発光素子モジュール10において、それぞれの発光素子6は、反射カップ部1A底面上に実装されている。発光素子6の一方の電極端子は一方の電極5に電気的に接続され、また発光素子6の他方の電極端子は、金線7(ボンディングワイヤ)によって隣り合う他方の電極5に電気的に接続されている。
次に、前述した発光素子実装用ホーロー基板1及びそれを用いた発光素子モジュール10の製造方法を説明する。
まず、コア金属作製用の低炭素鋼板などを用意し、これを適当な形状に切り出し、さらに機械加工を施して反射カップ部1Aを形成し、コア金属2を作製する。
次に、前記コア金属2を、ガラス粉末を適当な分散媒に分散した液中に浸漬し、近傍に対向電極を配置し、コア金属2と該対向電極間に電圧を印加し、ガラス粉末をコア金属2の表面に電着させる。電着後、液中からコア金属2を引き上げて乾燥し、加熱炉に入れて所定温度域で加熱し、コア金属2の表面にガラス粉末を焼き付けて、薄く均一なホーロー層3を形成する。
次に、反射カップ部1Aを形成していない面のホーロー層3をサンドブラスト法などによって除去し、コア金属2を露出させて放熱部4を形成する。また、前記放熱部4の形成前、或いは形成後に、スクリーン印刷などの方法によって電極形成パターンに沿って銀ペーストや銅ペーストを印刷し、その後焼き付けして電極5を形成する。
以上の各工程を行うことで、図1に示す発光素子実装用ホーロー基板1が得られる。
なお、前記放熱部4の形成方法は前記例示に限定されるものではなく、例えば、放熱部4を形成する領域にガラス粉末を付着させず、それ以外の表面のみにガラス粉末を付着させて焼き付ける方法、焼き付け前に放熱部4を形成する領域のガラス粉末を除去する方法、放熱部4を形成する領域のホーロー層3をエッチング除去する方法などを採用してもよい。
次に、前記のように作製した発光素子実装用ホーロー基板1の反射カップ部1A底面上に、ダイボンディングによって発光素子6を実装し、次にワイヤボンディングを行って、金線7によってそれぞれの発光素子6と電極5とを電気的に接続する。その後、反射カップ部1A内に、エポキシ樹脂やシリコーン樹脂などの透明樹脂8、あるいは透明樹脂に適当な蛍光体を混ぜたものを注入し、硬化させ、樹脂封止を行う。これによって、図1に示す発光素子モジュール10が得られる。
本実施形態の発光素子実装用ホーロー基板1は、ホーロー層3を一部除去してコア金属2を露出させた放熱部4を設けた構成としたので、コア金属2の全面がホーロー層3で被覆された基板と比べて放熱性が向上し、この基板に発光素子6を実装し点灯させた場合に発光素子6から発する熱を放熱部4から効率よく放熱することができるので、基板及び発光素子の温度上昇が抑えられ、発光素子の発光効率を高レベルに保つことができ、且つ長期使用状態での信頼性を向上させることができる。
本実施形態の発光素子モジュール10は、この発光素子実装用ホーロー基板1の反射カップ部1Aに発光素子6を実装してなるものなので、基板及び発光素子6の温度上昇が抑えられ、発光素子6の発光効率を高レベルに保つことができ、且つ長期使用状態での信頼性を向上させることができる。
前記の通り、本実施形態の発光素子モジュール10は、多数の発光素子6を密集状態で実装しても、発光素子の発光効率を高レベルに保つことができ、且つ長期使用状態での信頼性を向上させることができることから、各種の照明装置、表示装置及び交通信号機などとして有用である。
図2は、本発明の第2実施形態を示す断面図である。本実施形態の発光素子モジュール11は、前述した第1実施形態の発光素子モジュール10と同様の構成要素を備えて構成され、発光素子実装用ホーロー基板1の放熱部4に凹凸を設け、放熱部4の表面積を拡大したことを特徴としている。
この放熱部4の凹凸は、発光素子実装用ホーロー基板1の機械強度に影響を及ぼさない程度の深さで放熱部4に形成することが望ましい。この凹凸の形状は、放熱部4の表面積を拡大できればよく、特に限定されない。この凹凸が、基板の長手方向又は幅方向に沿う溝状とし、その溝に空気を流通可能なように構成することで、放熱部4の放冷効率をより高めることができる。
本実施形態は、前述した第1実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに、発光素子実装用ホーロー基板1の放熱部4に凹凸を設けたことによって、放熱部4の表面積が拡大されて放熱効率をより高めることができる。
図3は、本発明の第3実施形態を示す断面図である。本実施形態の発光素子モジュール13は、前述した第1実施形態の発光素子モジュール10と同様の構成要素を備えて構成され、発光素子実装用ホーロー基板1の放熱部4に多数のフィンを持つ放熱構造体12を取り付けたことを特徴としている。
この放熱構造体12は、アルミなどの熱伝導率の高い金属で作られ、放熱性を高めるために多数のフィンを備えている。このフィンの寸法や枚数は限定されないが、このフィンが大きすぎると、発光素子モジュール10のサイズが大型になるため好ましくない。
本実施形態は、前述した第1実施形態と同様の効果を得ることができ、さらに、発光素子実装用ホーロー基板1の放熱部4に、多数のフィンを持った放熱構造体12を接続したことで、放熱部4の放熱効率をより高めることができる。
コア金属として、長さ100mm、幅30mm、厚さ1.5mmの低炭素鋼板を用い、ドリル加工により反射カップ部を形成した。反射カップ部は、コア金属の長手方向に沿って一列に14mm間隔で7個形成し、これを2列、合計14個形成した。反射カップ部の寸法は、直径2mm、深さ0.5mm、角度45度でスロープ部を作製した。
次に、ガラス粉体を分散媒に混ぜて均一に分散させた液を、前記コア金属の表面に塗布し、乾燥後、850℃で焼成し、ホーロー層を形成した。ホーロー層の厚さは200μmとなるようにし、反射カップ部が形成されている面の電極形成領域に銅ペーストを塗布し、焼成して厚さ0.1mmの電極を形成してホーロー基板を製造した。
[実施例1]
前記のホーロー基板の反射カップ部を設けていない面にサンドブラスト処理を行い、ホーロー層の除去を行い、図1に示すように、コア金属が露出するように処理して放熱部を形成した。
この基板の反射カップ部に、発光素子として、出力20mWの青色LED素子を実装した。前記ホーロー基板に合計14個の青色LED素子を実装し、黄色発光蛍光体粉末を混合したシリコーン樹脂で反射カップ部を封止し、白色LEDとした。
このLED素子に60mAの駆動電流を流して発光させ、基板の中心温度を測定したところ、基板中心部の温度は130℃であった。
[実施例2]
前記のホーロー基板の反射カップ部を設けていない面にサンドブラスト処理を行い、ホーロー層の除去を行い、コア金属が露出するように処理した。次に、コア金属が露出している面にドリル加工を行い、直径2mm、深さ0.2mmの穴を作製し、図2に示すように、合計30個の凹凸部分を設け、コア金属が露出している部分の表面積を大きくして放熱部を形成した。
図2に示すように、反射カップ部に出力20mWの青色LED素子を実装した。ホーロー基板に合計14個LED素子を実装し、黄色発光蛍光体を混合したシリコーン樹脂で反射カップ部を封止し、白色LEDモジュールとした。各LED素子に電流60mAを流し、発光させ、基板の中心温度を測定したところ、基板中心部の温度は110℃であった。
[実施例3]
前記のホーロー基板の反射カップを設けていない面にサンドブラスト処理を行い、ホーロー層の除去を行い、図1に示すように、コア金属が露出するように処理した。コア金属が露出している面にアルミ製の多数のフィンを持つ長さ10mmの放熱構造体を取り付けた。
図3に示すように、反射カップ部に出力20mWの青色LED素子を実装した。ホーロー基板に合計14個LED素子を実装し、黄色発光蛍光体を混合したシリコーン樹脂で反射カップを封止し、白色LEDモジュールとした。各LED素子に電流60mAを流し、発光させ、基板の中心温度を測定したところ、基板中心部の温度は80℃であった。
ここで用いたアルミ製の放熱構造体は、放熱フィンの長さが大きいため、LED素子の温度を下げることができたが、LEDモジュールが大型になる。
[比較例]
図4に示すように、サンドブラスト処理を行わずにコア金属2全面をホーロー層3で被覆した発光素子実装用ホーロー基板15を用い、反射カップ部に出力20mWの青色LED素子を実装した。ホーロー基板に合計14個LED素子を実装し、黄色発光蛍光体を混合したシリコーン樹脂で反射カップを封止し、白色LEDモジュール14とした。各LED素子に電流60mAを流し、発光させ、基板の中心温度を測定したところ、基板中心部の温度は150℃であり、コア金属を露出させた放熱部を設けた実施例1の基板よりも温度が高くなった。
本発明の第1実施形態を示す断面図である。 本発明の第2実施形態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態を示す断面図である。 比較例で作製した発光素子モジュールの断面図である。
符号の説明
1…発光素子実装用ホーロー基板、1A…反射カップ部、2…コア金属、3…ホーロー層、4…放熱部、5…電極、6…発光素子、7…金線、8…透明樹脂、10,11,13…発光素子モジュール、12…放熱構造体。

Claims (11)

  1. コア金属の表面にホーロー層が被覆されてなり、一方の面に発光素子実装用の反射カップ部が設けられた発光素子実装用ホーロー基板であって、前記反射カップ部が設けられていない面の少なくとも一部に、ホーロー層が除去されてコア金属が露出した放熱部が設けられたことを特徴とする発光素子実装用ホーロー基板。
  2. 前記反射カップ部が設けられた発光素子実装面に、電極がパターン形成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光素子実装用ホーロー基板。
  3. 前記放熱部に凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の発光素子実装用ホーロー基板。
  4. 前記放熱部に、フィンを有する放熱構造体が接続されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の発光素子実装用ホーロー基板。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の発光素子実装用ホーロー基板の前記反射カップ部に、発光素子が実装されてなることを特徴とする発光素子モジュール。
  6. 前記反射カップ部が透明樹脂によって樹脂封止されていることを特徴とする請求項5に記載の発光素子モジュール。
  7. 前記反射カップ部が蛍光体を混入した透明樹脂によって樹脂封止されていることを特徴とする請求項5に記載の発光素子モジュール。
  8. 前記発光素子として青色発光ダイオードと、黄色発光蛍光体とを組み合わせて白色発光素子を構成したことを特徴とする請求項7に記載の発光素子モジュール。
  9. 請求項5〜8のいずれかに記載の発光素子モジュールを有する照明装置。
  10. 請求項5〜8のいずれかに記載の発光素子モジュールを有する表示装置。
  11. 請求項5〜8のいずれかに記載の発光素子モジュールを有する交通信号機。
JP2005167492A 2005-06-07 2005-06-07 発光素子実装用ホーロー基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機 Pending JP2006344690A (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005167492A JP2006344690A (ja) 2005-06-07 2005-06-07 発光素子実装用ホーロー基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機
EP06757029.1A EP1890343A4 (en) 2005-06-07 2006-06-06 SUBSTRATE ON ILLUMINATING ELEMENT INSTALLATION, ILLUMINATING ELEMENT MODULE, ILLUMINATION DEVICE, DISPLAY AND TRAFFIC SIGNALING DEVICE
TW95119995A TWI311820B (en) 2005-06-07 2006-06-06 Substrate for mounting light-emitting element, light-emitting element module, iluumination apparatus, display apparatus, and traffic signal device
CN 200680019592 CN100578830C (zh) 2005-06-07 2006-06-06 发光元件安装用基板、发光元件模块
KR20077028211A KR101017917B1 (ko) 2005-06-07 2006-06-06 발광소자 실장용 기판, 발광소자 모듈, 조명장치, 표시장치및 교통 신호기
PCT/JP2006/311289 WO2006132222A1 (ja) 2005-06-07 2006-06-06 発光素子実装用基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機
US11/950,884 US7699500B2 (en) 2005-06-07 2007-12-05 Light-emitting element mounting board, light-emitting element module, lighting device, display device, and traffic signal equipment

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005167492A JP2006344690A (ja) 2005-06-07 2005-06-07 発光素子実装用ホーロー基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006344690A true JP2006344690A (ja) 2006-12-21
JP2006344690A5 JP2006344690A5 (ja) 2007-07-12

Family

ID=37641447

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005167492A Pending JP2006344690A (ja) 2005-06-07 2005-06-07 発光素子実装用ホーロー基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2006344690A (ja)
CN (1) CN100578830C (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009139787A1 (en) * 2008-05-12 2009-11-19 Occam Portfolio Llc Light-emitting diode package assembly
EP2182783A2 (en) 2008-10-28 2010-05-05 Toshiba Lighting & Technology Corporation Light-emitting module and illuminating apparatus
EP2192614A2 (en) 2008-11-28 2010-06-02 Toshiba Lighting & Technology Corporation Electronic component mounting module and electrical apparatus
US9076940B2 (en) 2005-01-10 2015-07-07 Cree, Inc. Solid state lighting component
US9335006B2 (en) 2006-04-18 2016-05-10 Cree, Inc. Saturated yellow phosphor converted LED and blue converted red LED
US9425172B2 (en) 2008-10-24 2016-08-23 Cree, Inc. Light emitter array
US9786811B2 (en) 2011-02-04 2017-10-10 Cree, Inc. Tilted emission LED array
US9793247B2 (en) 2005-01-10 2017-10-17 Cree, Inc. Solid state lighting component
US10295147B2 (en) 2006-11-09 2019-05-21 Cree, Inc. LED array and method for fabricating same
US10842016B2 (en) 2011-07-06 2020-11-17 Cree, Inc. Compact optically efficient solid state light source with integrated thermal management
US11791442B2 (en) 2007-10-31 2023-10-17 Creeled, Inc. Light emitting diode package and method for fabricating same

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101883839B1 (ko) * 2010-12-07 2018-08-30 엘지이노텍 주식회사 발광소자 모듈 및 이를 포함하는 백라이트 유닛
CN103322429A (zh) * 2012-03-19 2013-09-25 台达电子工业股份有限公司 多方向性的灯泡型灯具
CN103929883B (zh) * 2013-01-15 2017-01-25 南京尚孚电子电路有限公司 一种单晶cob封装碗杯孔状铝基板的制作方法
CN104105348A (zh) * 2014-06-16 2014-10-15 张龙 一种铝基板加工工艺
DE102017129311A1 (de) * 2017-12-08 2019-06-13 HELLA GmbH & Co. KGaA Verfahren zur Herstellung eines Leiterplatten-Kühlkörper-Aufbaus und Aufbau aus Leiterplatte und Kühlkörper hierzu
CN113224219B (zh) * 2021-05-10 2021-11-16 珠海市宏科光电子有限公司 一种全彩调色cob光源及其制作方法

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9076940B2 (en) 2005-01-10 2015-07-07 Cree, Inc. Solid state lighting component
US9793247B2 (en) 2005-01-10 2017-10-17 Cree, Inc. Solid state lighting component
US9335006B2 (en) 2006-04-18 2016-05-10 Cree, Inc. Saturated yellow phosphor converted LED and blue converted red LED
US10295147B2 (en) 2006-11-09 2019-05-21 Cree, Inc. LED array and method for fabricating same
US11791442B2 (en) 2007-10-31 2023-10-17 Creeled, Inc. Light emitting diode package and method for fabricating same
US8067777B2 (en) 2008-05-12 2011-11-29 Occam Portfolio Llc Light emitting diode package assembly
WO2009139787A1 (en) * 2008-05-12 2009-11-19 Occam Portfolio Llc Light-emitting diode package assembly
US9425172B2 (en) 2008-10-24 2016-08-23 Cree, Inc. Light emitter array
US9484329B2 (en) 2008-10-24 2016-11-01 Cree, Inc. Light emitter array layout for color mixing
US8403536B2 (en) 2008-10-28 2013-03-26 Toshiba Lighting & Technology Corporation Light-emitting module and illuminating apparatus having an insulating base having a plurality of insulating layers
EP2182783A2 (en) 2008-10-28 2010-05-05 Toshiba Lighting & Technology Corporation Light-emitting module and illuminating apparatus
US8197099B2 (en) 2008-11-28 2012-06-12 Toshiba Lighting & Technology Corporation Electronic component mounting module and electrical apparatus
EP2192614A2 (en) 2008-11-28 2010-06-02 Toshiba Lighting & Technology Corporation Electronic component mounting module and electrical apparatus
US9786811B2 (en) 2011-02-04 2017-10-10 Cree, Inc. Tilted emission LED array
US10842016B2 (en) 2011-07-06 2020-11-17 Cree, Inc. Compact optically efficient solid state light source with integrated thermal management

Also Published As

Publication number Publication date
CN100578830C (zh) 2010-01-06
CN101189738A (zh) 2008-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006344690A (ja) 発光素子実装用ホーロー基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機
KR101017917B1 (ko) 발광소자 실장용 기판, 발광소자 모듈, 조명장치, 표시장치및 교통 신호기
KR101002430B1 (ko) 발광소자 실장용 법랑 기판, 발광소자 모듈, 조명 장치,표시 장치 및 교통 신호기
US7868345B2 (en) Light emitting device mounting substrate, light emitting device housing package, light emitting apparatus, and illuminating apparatus
KR100764432B1 (ko) 아노다이징 절연 층을 갖는 엘이디 패키지 및 그 제조방법
EP1803164B1 (en) Luminescent light source, method for manufacturing the same, and light-emitting apparatus
JP4808550B2 (ja) 発光ダイオード光源装置、照明装置、表示装置及び交通信号機
JP4091063B2 (ja) 発光素子実装用基板および発光素子モジュール
JP2007294966A (ja) 多層反射面構造を有するledパッケージ及びその製造方法
JP2009076576A (ja) 発光装置
JP4948818B2 (ja) 発光装置および照明装置
JP2006210627A (ja) 発光素子収納用パッケージおよび発光装置ならびに照明装置
JP2006310584A (ja) 発光素子実装用ホーロー基板及び光源装置
JP2006344692A (ja) 発光素子実装用基板および発光素子モジュール
JP2007294621A (ja) Led照明装置
JP2016171147A (ja) 発光装置および照明装置
JP4948841B2 (ja) 発光装置および照明装置
JP2006147865A (ja) 発光素子実装用基板とその製造方法、発光素子モジュールとその製造方法、表示装置、照明装置及び交通信号機
JP3938100B2 (ja) Ledランプおよびled照明具
JP4348894B2 (ja) 発光装置
JP2006100441A (ja) 発光素子収納用パッケージおよび発光装置ならびに照明装置
JP4417757B2 (ja) 発光装置およびその製造方法ならびに照明装置
JP2010287753A (ja) 発光ダイオード搭載用基板およびその製造方法
JP2007013027A (ja) 発光素子実装用ホーロー基板、発光素子モジュール、照明装置、表示装置及び交通信号機
JP4173527B2 (ja) 発光素子実装用基板および発光素子モジュール

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070530

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070530

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20070530

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20070620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070827

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070918