JP2011038740A - 加湿装置 - Google Patents
加湿装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011038740A JP2011038740A JP2009188662A JP2009188662A JP2011038740A JP 2011038740 A JP2011038740 A JP 2011038740A JP 2009188662 A JP2009188662 A JP 2009188662A JP 2009188662 A JP2009188662 A JP 2009188662A JP 2011038740 A JP2011038740 A JP 2011038740A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- rotating shaft
- humidifying
- humidification
- support surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】加湿用回転体43と、第2ギア44と、支持部14とを備える。加湿用回転体43は、外周に第1ギア433aが形成され、回転軸434を有し、回転軸434とともに回転する。第2ギア44は、第1ギア433aに噛み合い、駆動手段からの駆動力が伝達されることで加湿用回転体43を回転させる。支持部14は、回転軸434を、第2ギア44に近づくような第1方向に転がり可能にする略平面の支持面414aを有し、加湿用回転体43を支持する。
【選択図】図11
Description
以下の説明において、上下左右、正面(前)、背面(後)といった方向を示す語句を用いているが、これらの方向は、特にことわりのない限り、図1に示す方向を意味する。
(1)送風機2
送風機2は、図2や図3に示すように、ケーシング10内の背面側部分に配置されている。ここで、空気調和装置1では、空気清浄ユニット3、加湿ユニット4、送風機2が、正面側から順に並んで配置されている。よって、制御ユニット(後述する)によって送風機2に駆動力を伝達する送風機モータ(図示せず)等が稼働されると、吸込口21を介してケーシング10内に流入する空気が空気清浄ユニット3、加湿ユニット4を通過し、送風機2によって吹出口22を介してケーシング10外に流出する空気流路が形成される。
空気清浄ユニット3は、主として、プレフィルタ31と、イオン化部32と、プリーツフィルタ33と、脱臭触媒34とを有している。また、これらは、正面側からこの順に並んで配置されている。
加湿ユニット4は、図3や図5に示すように、主として、水タンク41と、水トレー42と、加湿ロータ43と、加湿ロータ43を駆動モータ(図示せず)からの駆動力によって駆動回転させる駆動ギア44とから構成される。
水タンク41は、ケーシング10内の正面側部分に配置される。水トレー42が本体部11に収容されている状態において、水タンク41の下方にはフロート弁(図示せず)が設けられており、フロート弁が水トレー42内の水位の減少により下がることで水タンク41内の水が水トレー42内に流出する。
水トレー42は、加湿した空気を生成するために、空気清浄ユニット3を通過する空気に供給する水分を貯留する。なお、上述したように、水トレー42内に貯留される水の水源は、水タンク41である。
加湿ロータ43は、これを通過する空気に水分を供給する機能を有する。これにより、吸込口21から吸い込まれ空気清浄ユニット3で清浄された空気が、この加湿ロータ43を通過することによって、室内に加湿された清浄な空気を供給することができる。加湿ロータ43は、その中心部に位置する回転軸434を介して、正面側軸受部14および背面側軸受部15に着脱可能および回転可能に支持されている。加湿ロータ43は、この回転によって水トレー42内に貯められる水を汲み上げることができ、これにより、上述したように、加湿ロータ43を通過する空気に水分を供給している。
駆動ギア44は、駆動ギア44に駆動力を伝達する駆動モータの駆動軸46(図3を参照)に取り付けられている。よって、駆動モータが後述する制御ユニットによって駆動されると、駆動ギア44は回転する。なお、駆動軸46、駆動軸46に取り付けられる駆動ギア44および駆動モータは、本体部11内の所定位置に固定されている。具体的には、これらは、水トレー42が本体部11に収容されている状態において、駆動ギア44の歯と加湿ロータ43に形成される第1ギア433aの歯とが噛み合うような位置に固定されている。さらに具体的には、駆動ギア44は、第1ギア433aの歯と駆動ギア44の歯とが噛み合っている状態においては、駆動ギア44の中心軸が、正面視において回転軸434に対して第1方向側かつ斜め上方に位置するように配置されている。
制御ユニットは、操作パネル61の下方に位置する複数の電装品から構成され、空気調和装置1内の各種部品の動作を制御する。具体的には、制御ユニットは、操作パネル61を介して入力されるユーザの指令に基づいて、送風機2、空気清浄ユニット3および加湿ユニット4の制御を行う。例えば、ユーザが操作パネル61を介して空気調和装置1に加湿運転および空気清浄運転を行う旨の制御指令を入力した場合、制御ユニットは、送風機2に駆動力を伝達する送風機モータを稼働したり、駆動モータを駆動したりする。
まず、水トレー42が本体部11に収容されていない状態においては、回転軸434の左端部および右端部が第1方向規制面414b,415bおよび第2方向規制面414c,415cにそれぞれ当接するような範囲内で転がり可能であるので、回転軸434を軸心として回転する加湿ロータ43もこのような範囲内で回転が可能である。
(1)
従来、吸着性を有するフィルタを保持し、水を貯える水貯留容器内の水を回転により汲み上げることでフィルタに水分を供給する回転手段を有する加湿装置が提案されている。この加湿装置では、フィルタを通過する空気は、フィルタに吸着された水分を含むことで高湿の空気となって室内へと流出する。
本実施形態では、第2方向規制面414c,415cと回転軸434との間に第2クリアランスL2が設けられている。
(A)
上記実施形態では、第1軸支持面414aおよび第2軸支持面415aは、左方向に下る傾斜面であると説明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、下り勾配を一部に有する傾斜面であってもよいし、上り勾配の傾斜面であってもよい。また、上りや下りを有さない水平面であってもよいし、湾曲面であってもよい。
上記実施形態の他に、第1軸支持面414aおよび第2軸支持面415aに摩擦力の大きい部材、例えば、ゴム等を配置してもよい。
14 正面側軸受部(支持部)
15 背面側軸受部(支持部)
43 加湿ロータ(加湿用回転体)
44 駆動ギア(第2ギア)
414a 第1軸支持面(支持面)
414b 第1方向規制面
414c 第2方向規制面
415a 第2軸支持面(支持面)
415b 第1方向規制面
415c 第2方向規制面
433a 第1ギア
434 加湿ロータの回転軸(加湿用回転体の回転軸)
C1 第1ギアのピッチ円
C2 駆動ギアのピッチ円(第2ギアのピッチ円)
L1 第1クリアランス
L2 第2クリアランス
L3 第1ギアのピッチ円と駆動ギアのピッチ円との接線(第1ギアのピッチ円と第2ギアのピッチ円との接線)
S3 第1軸支持面および第2軸支持面の第1方向側への延長面(支持面の第1方向側への延長面)
θ3 第1ギアのピッチ円と駆動ギアのピッチ円との接線と、第1軸支持面および第2軸支持面の第1方向側への延長面との交角(第1ギアのピッチ円と第2ギアのピッチ円との接線と、支持面の第1方向側への延長面との交角)
Claims (8)
- 外周に第1ギア(433a)が形成され、回転軸(434)を有し、前記回転軸(434)とともに回転する加湿用回転体(43)と、
前記第1ギア(433a)に噛み合い、駆動手段(45)からの駆動力が伝達されることで前記加湿用回転体(43)を回転させる第2ギア(44)と、
前記回転軸(434)を、前記第2ギア(44)に近づくような第1方向に転がり可能にする略平面の支持面(414a,415a)を有し、前記加湿用回転体(43)を支持する支持部(14,15)と、
を備える加湿装置(4)。 - 正面視において、前記第1ギア(433a)のピッチ円(C1)と前記第2ギア(44)のピッチ円(C2)との接線(L3)と、前記支持面(414a,415a)の前記第1方向側への延長面(S3)との交角(θ3)は、鋭角である、
請求項1に記載の加湿装置(4)。 - 前記第2ギア(44)は、中心軸が、回転軸方向視において前記回転軸(434)に対して前記第1方向側かつ斜め上方に位置するように配置される、
請求項1または2に記載の加湿装置(4)。 - 前記支持部(14,15)は、
前記回転軸(434)の前記第1方向への転がりを規制する第1方向規制面(414b,415b)をさらに有し、
前記回転軸(434)と、前記支持部(14,15)の前記第1方向規制面(414b,415b)との間には、第1クリアランス(L1)が設けられる、
請求項1〜3のいずれかに記載の加湿装置(4)。 - 前記支持部(14,15)は、
前記回転軸(434)の前記第1方向と逆方向の第2方向への転がりを規制する第2方向規制面(414c,415c)をさらに有し、
前記回転軸(434)と、前記支持部(14,15)の前記第2方向規制面(414c,415c)との間には、第2クリアランス(L2)が設けられる、
請求項1〜4のいずれかに記載の加湿装置(4)。 - 前記回転軸(434)が前記第2方向に転がって前記第2クリアランス(L2)がなくなっても、前記第1ギア(433a)と前記第2ギア(44)との噛み合いが確保される、
請求項5に記載の加湿装置(4)。 - 前記支持面(414a,415a)は、前記第1方向に下り勾配の傾斜面を有する、
請求項1〜6のいずれかに記載の加湿装置(4)。 - 前記支持面(414a,415a)には、摩擦力が大きい部材が設けられる、
請求項1〜7のいずれかに記載の加湿装置(4)。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009188662A JP5347828B2 (ja) | 2009-08-17 | 2009-08-17 | 加湿装置 |
CN 201010258898 CN101995068B (zh) | 2009-08-17 | 2010-08-16 | 加湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009188662A JP5347828B2 (ja) | 2009-08-17 | 2009-08-17 | 加湿装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011038740A true JP2011038740A (ja) | 2011-02-24 |
JP5347828B2 JP5347828B2 (ja) | 2013-11-20 |
Family
ID=43766695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009188662A Active JP5347828B2 (ja) | 2009-08-17 | 2009-08-17 | 加湿装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5347828B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011064446A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-03-31 | Daikin Industries Ltd | 加湿装置 |
WO2020085338A1 (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | ダイキン工業株式会社 | 空気処理装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002106899A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Daikin Ind Ltd | 加湿ロータ構造 |
JP2009008291A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Toshiba Home Technology Corp | 加湿器 |
JP2009024918A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Sharp Corp | 回転駆動構造及び加湿装置 |
JP2009030842A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Sharp Corp | 加湿装置及びフィルタ |
JP2011064446A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-03-31 | Daikin Industries Ltd | 加湿装置 |
-
2009
- 2009-08-17 JP JP2009188662A patent/JP5347828B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002106899A (ja) * | 2000-09-29 | 2002-04-10 | Daikin Ind Ltd | 加湿ロータ構造 |
JP2009008291A (ja) * | 2007-06-26 | 2009-01-15 | Toshiba Home Technology Corp | 加湿器 |
JP2009024918A (ja) * | 2007-07-18 | 2009-02-05 | Sharp Corp | 回転駆動構造及び加湿装置 |
JP2009030842A (ja) * | 2007-07-25 | 2009-02-12 | Sharp Corp | 加湿装置及びフィルタ |
JP2011064446A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-03-31 | Daikin Industries Ltd | 加湿装置 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011064446A (ja) * | 2009-08-17 | 2011-03-31 | Daikin Industries Ltd | 加湿装置 |
WO2020085338A1 (ja) * | 2018-10-22 | 2020-04-30 | ダイキン工業株式会社 | 空気処理装置 |
JPWO2020085338A1 (ja) * | 2018-10-22 | 2021-10-21 | ダイキン工業株式会社 | 空気処理装置 |
JP7189454B2 (ja) | 2018-10-22 | 2022-12-14 | ダイキン工業株式会社 | 空気処理装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5347828B2 (ja) | 2013-11-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4957836B2 (ja) | 加湿装置 | |
JP5099092B2 (ja) | 加湿装置 | |
JP5842962B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JP4775414B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JP5832214B2 (ja) | 加湿装置 | |
JP5862717B2 (ja) | 空気清浄機 | |
JP2010017685A (ja) | 空気清浄機 | |
JP2013167442A (ja) | 加湿装置 | |
JP5347828B2 (ja) | 加湿装置 | |
JP2012037144A (ja) | 加湿ユニットおよびそれを搭載した加湿装置 | |
JP5586345B2 (ja) | 加湿機 | |
JP2011047592A (ja) | 送風装置及び空気清浄機 | |
JP2017058039A (ja) | 加湿装置 | |
JP2010054099A (ja) | 加湿装置 | |
JP2009068732A (ja) | 加湿機 | |
CN101995068B (zh) | 加湿装置 | |
KR101582603B1 (ko) | 자연가습 공기청정기 | |
KR20180047974A (ko) | 가습청정기 | |
JP6164264B2 (ja) | 空気清浄機 | |
CN112082239B (zh) | 加湿过滤器及加湿装置 | |
JP2020183825A (ja) | 空気調和機 | |
KR20140074671A (ko) | 가습기 | |
JP6099462B2 (ja) | 加湿装置 | |
JP6972740B2 (ja) | フィルタ駆動ユニット、吸着ユニット及び空気清浄機 | |
KR20100132252A (ko) | 가습형 공기 청정기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120705 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130712 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130723 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130805 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 5347828 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |