JP2011038729A - 冷凍装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷凍回路に要求される可燃性の冷媒の充填量規制を守りつつ、所望の冷凍能力を得る。
【解決手段】冷凍装置30は、圧縮機CM、凝縮器CD、膨張弁EVおよび蒸発器EPを冷媒配管32で接続して構成され、可燃性の冷媒が循環する冷凍回路34を備えている。冷凍回路34は、1つのサーキット当たりの容積が2200×10−6以下に設定されると共に、凝縮器CDの容積が750×10−6以下に設定される。これにより、1つの冷凍回路34に求められる可燃性の冷媒の充填量を規定値以下に抑えることができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、可燃性の冷媒を用いる冷凍装置に関するものである。
従来、冷凍装置の冷媒としては、フロン系の不燃性冷媒が用いられていたが、環境へ負荷がかかることから、フロン系の冷媒に代替する冷媒が模索されている。フロン代替冷媒の1つとして、メタン、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン等の炭化水素系(HC系)の冷媒が注目されている。しかしながら、HC系の冷媒は、可燃性があることから、法令において冷凍回路1つ当たりの最大充填量(150g)が規制されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−198062号公報
従来のフロン系の冷媒を用いる冷凍装置では、冷媒の充填量の増減が冷凍能力に与える影響が小さいので、機械寸法のコンパクト化を優先して凝縮器等の構成機器が設計されており、冷媒の充填量は特に考慮されてない。すなわち、可燃性の冷媒を用いた冷凍装置において、フロン系の冷媒を用いる冷凍装置と同様に構成機器を設定しても、法定された冷媒の充填量を守ることができず、また法定された冷媒の充填量を満たしたとしても、所望の冷凍能力が得られないおそれがある。
すなわち本発明は、従来の技術に係る冷凍装置に内在する前記問題に鑑み、これらを好適に解決するべく提案されたものであって、可燃性の冷媒の充填量規制を守りつつ、所望の冷凍能力を得られる冷凍装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明の冷凍装置は、
圧縮機、凝縮器、減圧手段および蒸発器を配管で接続して構成され、可燃性の冷媒が循環する冷凍回路を有する冷凍装置において、
前記冷凍回路における1つのサーキット当たりの容積を2200×10−6以下に設定すると共に、前記凝縮器の容積を750×10−6以下に設定したことを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、冷凍回路における1つのサーキット当たりの容積を2200×10−6以下に設定すると共に、凝縮器の容積を750×10−6以下に設定することで、冷凍能力を低下することなく、1つの冷凍回路に求められる可燃性の冷媒の充填量を規定値以下に抑えることができる。
請求項2に係る発明では、複数の前記冷凍回路を備えていることを要旨とする。
請求項2に係る発明によれば、冷凍回路を複数設けることで、全体として冷凍能力を向上することができる。
請求項3に係る発明では、前記凝縮器には、複数の冷媒経路が並列して設けられることを要旨とする。
請求項3に係る発明によれば、凝縮器に複数の冷媒経路を並列に設けることで、各冷媒経路を短くできると共に、圧力損失を低減して凝縮能力を向上することができる。
本発明に係る冷凍装置によれば、可燃性の冷媒の充填量規制を守りつつ、所望の冷凍能力を得られる。
本発明の好適な実施例1に係る冷凍装置を備えたオーガ式の製氷機を示す概略図である。 実施例1の凝縮器を示す正面図である。 実施例1の凝縮器の側断面図である。 実施例1の凝縮器の要部を示す拡大平面図である。 実施例2の冷凍装置を備えたオーガ式の製氷機を示す概略図である。
次に、本発明に係る冷凍装置につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照して以下に説明する。なお、以下の説明では、オーガ式の製氷機に対して実施例の冷凍装置を適用する例を挙げている。
図1に示すように、製氷機10は、氷を製造する製氷機構12と、この製氷機構12を冷却する冷凍装置30を備えている。製氷機構12は、円筒形の冷凍ケーシング14と、この冷凍ケーシング14の内部に回転可能に配設されたオーガ16と、このオーガ16を回転する駆動手段(図示せず)と、冷凍ケーシング14に製氷水を供給する製氷水タンク18とから構成されている(図1参照)。冷凍ケーシング14の外周には、冷凍装置30を構成する後述の蒸発器EPが配設されている。製氷機構12には、製氷水タンク18から供給された製氷水が冷凍ケーシング14の内部に満たされており、冷凍ケーシング14が蒸発器EPによって冷却されることで、冷凍ケーシング14の内面(製氷面)に氷が生成するようになっている。製氷機構12は、駆動手段によりオーガ16を回転することで製氷面に成長した氷を削り取ると共に、削り取った氷を上方に移送して、冷凍ケーシング14の上部に設けられたガイド20を介して貯氷室(図示せず)に放出するよう構成される。
前記冷凍装置30は、圧縮機CM、冷却ファンFMにより冷却される凝縮器CD、減圧手段としての膨張弁EVおよび蒸発器EP等の機器を冷媒配管(配管)32で接続して構成された所謂蒸気圧縮式の冷凍回路34を1系統備えている(図1参照)。冷凍装置30は、圧縮機CMおよび冷却ファンFMを駆動することで、冷凍回路34を冷媒が循環するようになっている。冷凍回路34では、圧縮機CMで圧縮された気化冷媒を凝縮器CDで凝縮液化した後、膨張弁EVで減圧した冷媒を蒸発器EPに流入してここで膨張して蒸発させることで、冷凍ケーシング14を氷点下まで冷却している。そして、冷凍装置30は、蒸発器EPで冷凍ケーシング14と熱交換した気化冷媒が圧縮機CMに戻り、圧縮機CMで再び圧縮されて冷凍回路34を循環するようになっている。なお、実施例1の冷凍装置30では、冷媒配管32として銅管が用いられている。また、図1の符号36は、凝縮器CDから膨張弁EVへ流入する液化冷媒から水分を除去するドライヤである。冷凍回路34は、1つのサーキット当たりの容積が2200×10−6以下に設定されている。
前記冷凍回路34に充填される冷媒としては、蒸発熱や飽和圧等の冷媒としての特性に優れているメタン、エタン、プロパン、ブタン、ペンタン等の炭化水素系(HC系)の冷媒またはアンモニアなどが採用される。なお、実施例1では、イソブタンまたはプロパンが用いられている。
図1に示すように、凝縮器CDは、空冷式であって、製氷機10に内部画成された機械室(図示せず)に固定手段を介して設置される。凝縮器CDは、冷凍回路34において、圧縮機CMの下流側で、かつ膨張弁EVの上流側に配置されている。また、凝縮器CDは、冷却ファンFMにより機械室に取り込まれた外気と接触するよう構成され、圧縮機CMから流入した高温・高圧の気化冷媒と外気とを熱交換して液化するようになっている。
前記凝縮器CDは、冷媒が流通する冷媒経路を内部に有するチューブ40と、このチューブ40の外周に半径方向外側に延出するよう設けられたフィン42とからなる熱交換部38,38を複数(実施例1では2系統)備えている(図2または図3参照)。実施例1の熱交換部38は、チューブ40の外周にフィン42を螺旋状に巻き掛けた所謂スパイラルフィンチューブが採用され、各熱交換部38は、水平または略水平に延在させた直線部分が上下の関係で重なるように蛇行させて形成されている(図2参照)。冷凍回路34は、上流側の冷媒配管32が凝縮器CDにおける熱交換部38の数に応じて分岐して夫々のチューブ40に接続され、各熱交換部38のチューブ40の下流側に接続する冷媒配管32が合流して、一本の冷媒配管32が膨張弁EVに接続するようになっている。すなわち、凝縮器CDには、熱交換部38毎に独立すると共に、互いに並列な関係で冷凍回路34に接続された冷媒経路が2系統設けられる。凝縮器CDでは、2系統の熱交換部38,38が機械室における空気流通方向に前後の関係で並べて配置されている(図2または図3参照)。すなわち、凝縮器CDは、各熱交換部38,38の直線部分が、冷却ファンFMによって起こされた空気の流れに対して交差するよう配置されている。
前記凝縮器CDは、その容積が750×10−6以下に設定されている。すなわち、2つの熱交換部38,38におけるチューブ40(冷媒経路)の内容積の合計が、凝縮器CDの容積となる。チューブ40は、銅等の熱伝導率に優れた金属管が採用され、直径1.0mm〜6.35mmの如き細いものが用いられている。なお、同程度の冷凍能力を有する従来の冷凍装置では、凝縮器の容積が1100×10−6程度に設定されることと比較すると、実施例1の凝縮器CDは容積が30%以上削減されている。
前記固定手段44は、隣り合う2つの熱交換部38,38を一組として保持するよう構成され、各熱交換部38,38における左右方向(直線部分の延在方向)の略中央部を保持するよう配置されている(図2参照)。固定手段44は、隣り合う2つの熱交換部38,38を挟んで対向配置された一対の支持部材46,46と、各支持部材46に設けられ、対応の熱交換部38を保持する保持部材48とを組み合わせて構成される(図3参照)。固定手段44は、対向する支持部材46,46に夫々設けた保持部材48,48で、隣り合う2つの熱交換部38,38を互いに当接するよう挟持するようになっている。ここで、凝縮器CDは、一方の熱交換部38のフィン42の間に他方の熱交換部38のフィン42を差込み、双方の熱交換部38,38のフィン42同士を互いにかみ合わせて当接させてもよい(図4参照)。
前記支持部材46は、上下方向に長辺が延在する長尺な板状体であって(図3参照)、対向する熱交換部38の上下寸法より長尺に設定されて該熱交換部38の上下に亘って延在するよう配置されている(図2参照)。各支持部材46は、対応の熱交換部38の直線部分より狭小な幅に設定される。また支持部材46は、機械室における空気流通方向前後に対向して離間配置され、各支持部材46は、対応の熱交換部38における直線部分の中央部に位置するよう夫々設けられる。
実施例1では、膨張弁EVとして、感温筒THを備えた温度作動膨張弁が採用されている。感温筒THは、前記蒸発器EPの出口に接続する冷媒配管32に、蒸発器EPの出口近傍に配置して取付けられている。膨張弁EVは、感温筒THで検出した冷媒配管32を流通する気化冷媒の温度に応じて開閉するよう構成され、蒸発器EPの圧力を調節することで効率よく運転するようになっている。
前記蒸発器EPは、冷凍ケーシング14の外周面に螺旋状に設けられた蒸発管50からなり、蒸発管50の内部に画成された冷媒経路が冷凍ケーシング14の外周面を螺旋状に取り巻いている。
〔実施例1の作用〕
次に、実施例1に係る冷凍装置30の作用について説明する。実施例1の冷凍装置30は、冷凍回路34における1つのサーキット当たりの容積を2200×10−6以下に設定すると共に、凝縮器CDの容積を750×10−6以下に設定することで、1つの冷凍回路34に求められる可燃性の冷媒の充填量を規定値以下に抑えることができる。ここで、冷凍回路34では、冷媒がガス状態または液状態で存在し、このうち液状態の冷媒の容積を減らすことが、冷媒の充填量削減へ大きく寄与し得る。また、冷凍回路34において容積比率が大きな構成機器としては、圧縮機CM、凝縮器CDおよび蒸発器EPが挙げられるが、凝縮器CDでは液状態で冷媒が存在するので、構成機器の中で冷媒の充填量に最も影響を与えるのは凝縮器CDである。すなわち、実施例1の冷凍装置30のように、凝縮器CDの容積を750×10−6以下に抑えることで、圧縮機CMや蒸発器EPの容積を減らすよりも冷凍回路34における冷媒の充填量を削減することができる。そして、凝縮器CDは、駆動機構を有する圧縮機CMや冷凍ケーシング14に合わせる必要がある蒸発器EPと比較して容易に形状を変えることが可能であるので、容積変更に要するコストを抑えることができる。
実施例1の冷凍装置30は、前述のように冷凍回路34および凝縮器CDの容積を設定することで、冷凍回路34への規定値以上となる冷媒の充填を回避することができる。よって、冷凍装置30は、冷凍回路34および凝縮器CDの容積を減じても、所望の冷凍能力を得ることができる。一般的に冷凍能力が300W以下の冷凍装置に対してHC系の冷媒を用いることが可能であると云われているが、前述の如く冷凍回路34および凝縮器CDの容積を設定することで、1つの冷凍回路34当たり300W以上で、650Wに相当する冷凍能力が得られる。また、理論的には、冷媒の充填量として1300W相当の冷凍能力も1つの冷凍回路34で得ることができる。
実施例1の冷凍装置30では、凝縮器CDにおける冷媒経路を構成するチューブ40を細径化することで、凝縮器CDの容積を低減している。凝縮器CDでは、チューブ40を細く設定すると、冷媒経路の圧力損失が大きくなり、また熱交換面積が小さくなって凝縮能力が低下する。しかるに、実施例1の凝縮器CDは、熱交換部38,38を2つの系統に分けて並列配置することで、1つ1つの熱交換部38,38の左右寸法または上下寸法を大きくすることなく、熱交換面積を確保することができ、かつ全体としてコンパクトにすることができる。しかも、実施例1の凝縮器CDは、2系統の熱交換部38,38が冷凍回路34にパラレルに接続されているので、1つ1つの熱交換部38,38のチューブ40の長さを短縮することができ、圧力損失を低減して冷媒経路において冷媒を円滑に循環させることができる。このように、実施例1の凝縮器CDは、チューブ40の細径化により容積を減じても所要の凝縮能力を担保し得る。
前記凝縮器CDは、固定手段44で熱交換部38,38の直線部分の一部を保持する構成であるので、熱交換部の湾曲部分を保持する場合と比べて固定手段44で熱交換部38,38を覆う領域を小さくすることができる。すなわち、凝縮器CDでは、熱交換部38,38を通る空気の流れが固定手段44で妨げられず、湾曲部分も有効利用して各熱交換部38,38での熱交換効率を向上することができる。しかも、固定手段44は、一方の熱交換部38と他方の熱交換部38とを上下方向にずらして保持するので、一方の熱交換部38の直線部分の間から臨む他方の熱交換部38の直線部分にも空気を適切に接触させることができ、効率よく熱交換することができる。
実施例1の冷凍装置30は、冷凍回路34を1サーキット備える構成であるが、冷凍回路を複数備える構成であってよい。図5に示す実施例2の冷凍装置60は、互いに独立する冷凍回路34を2つ備えている。実施例2の各冷凍回路34は、圧縮機CM、凝縮器CD、膨張弁EVおよび蒸発器EPを冷媒配管32で接続して構成され、実施例1の冷凍回路34と同様の構成である。実施例2の冷凍装置60を備えるオーガ式の製氷機11は、冷凍ケーシング14に各冷凍回路34の蒸発器EPが設けられるので、冷凍ケーシング14の外周に2つの蒸発器EPが設けられている。また、実施例2の各冷凍回路34は、1つのサーキット当たりの容積が2200×10−6以下に設定されると共に、凝縮器CDの容積が750×10−6以下に設定されている。
1つの冷凍回路当たりの可燃性冷媒の充填量に対して規制がかかるので、実施例2の冷凍装置30では、2つの冷凍回路34が独立しており、夫々の冷凍回路34について1つのサーキット当たりの容積を2200×10−6以下に設定すると共に、凝縮器CDの容積を750×10−6以下に設定してあるので、各冷凍回路34に求められる可燃性の冷媒の充填量を規定値以下に抑えることができる。しかも、冷凍装置60は、2つの冷凍回路34,34を備えることで、全体として冷凍能力が増し、大型の製氷機11にも対応できる。また、冷凍装置60は、両方の冷凍回路34,34で冷却する運転と、一方の冷凍回路34のみで冷却する運転とに冷凍能力を段階的に制御することができ、一方の冷凍回路34が故障した場合に他方の冷凍回路34をバックアップとして用いることができる。
(変更例)
本発明は、前述の実施例の構成に限定されず、以下の如く変更することも可能である。
(1)冷凍装置を製氷機に採用する場合を例にして説明したが、冷蔵庫、冷凍庫、冷凍・冷蔵庫、ショーケースおよびプレハブ庫等の所謂貯蔵庫、その他空調機器等にも適用可能である。
(2)実施例では、減圧手段として膨張弁を用いたが、キャピラリーチューブを採用してもよい。
(3)実施例では、2つの冷媒経路を備えた凝縮器を例に挙げたが、冷媒経路を1系統または3以上備える構成であってもよい。
(4)実施例2では、2つの冷凍回路を設ける例を挙げたが、冷凍回路を3以上備える構成であってもよい。
32 冷媒配管(配管),34 冷凍回路,CM 圧縮機,CD 凝縮器,
EV 膨張弁(減圧手段),EP 蒸発器

Claims (3)

  1. 圧縮機(CM)、凝縮器(CD)、減圧手段(EV)および蒸発器(EP)を配管(32)で接続して構成され、可燃性の冷媒が循環する冷凍回路(34)を有する冷凍装置において、
    前記冷凍回路(34)における1つのサーキット当たりの容積を2200×10−6以下に設定すると共に、前記凝縮器(CD)の容積を750×10−6以下に設定した
    ことを特徴とする冷凍装置。
  2. 複数の前記冷凍回路(34)を備えている請求項1記載の冷凍装置。
  3. 前記凝縮器(CD)には、複数の冷媒経路が並列して設けられる請求項1または2記載の冷凍装置。
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