JP2011038328A - 折り畳み自転車とその立体駐輪装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】極めて簡単な構造で設備コストを著しく低減しながら多数の自転車を立体的に駐輪する。
【解決手段】折り畳み自転車とその立体駐輪装置は、折り畳み自在な自転車5と、この自転車5を収納するキャビネット1からなる。キャビネット1は、自転車5の出し入れスペース2を設けて、互いに対向して配置してなる一対の対向キャビネット3を備える。各々の対向キャビネット3は、複数の分割キャビネット10を上下方向と左右方向とに多段多列に配置している。各々の分割キャビネット10は、折り畳み状態の自転車5を収納できる内容積を有し、出し入れスペース2との対向面に開閉扉11を設けている。さらに、対向キャビネット3は、2段目よりも上段に設けている分割キャビネット10の底面に、底プレート14を設けており、この底プレート14に折り畳み状態の自転車5を載せて分割キャビネット10に収納し、また、分割キャビネット10から取り出しする。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の折り畳みできる自転車を分割して収納できる折り畳み自転車とその立体駐輪装置に関し、とくに混雑する駅前やマーケットなどにおいて、狭い設置スペースに有効に多数の自転車を収納できる折り畳み自転車とその立体駐輪装置に関する。
駅前などの混雑する市街地に、多数の自転車が放置されている。駅前などに設置されて、自転車を立体的に駐輪できる立体駐輪装置は開発されている。(特許文献1ないし3参照)
これ等の公報の立体駐輪装置は、自転車を載せる載せ台を上下に離して多段に配置し、各々の載せ台をチェーンで上下させる構造としている。この駐輪装置は、立体駐車場と同じように、チェーンを駆動して、ユーザーが自転車を載せ下ろしする載せ台を下段に移動する。自転車を載せた後、載せ台を上昇して、別の載せ台を下段に配置して、次々と載せ台に自転車を載せ下ろしする。
特開2003−201767号公報 特開2002−68413号公報 特開2000−213194号公報
以上の公報に記載する立体駐輪装置は、構造が複雑で、設備コストが極めて高くなる欠点がある。また、自転車を載せ下ろしするときに、チェーンを駆動して載せ台を上下に移動するので、チェーンを駆動するモータの消費電力が大きくなる。さらに、自転車を載せ下ろしするとき載せ台を下段に移動するので、速やかにユーザーが自転車を載せ下ろしできない欠点もある。さらに、1台の自転車の載せ下ろしに時間がかかるので、多数のユーザーが速やかに自転車を載せ下ろしできない欠点もある。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、極めて簡単な構造で設備コストを著しく低減しながら多数の自転車を立体的に駐輪できる折り畳み自転車とその立体駐輪装置を提供することにある。
また、本発明の他の大切な目的は、消費電力を削減しながら、複数のユーザーが自転車を速やかに載せ下ろしできる折り畳み自転車とその立体駐輪装置を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の折り畳み自転車とその立体駐輪装置は、折り畳み自在な自転車5と、この自転車5を収納するキャビネット1からなる。キャビネット1は、自転車5の出し入れスペース2を設けて、互いに対向して配置してなる一対の対向キャビネット3を備えている。各々の対向キャビネット3は、複数の分割キャビネット10に分割されて、複数の分割キャビネット10を上下方向と左右方向とに多段多列に配置している。さらに、各々の分割キャビネット10は、それぞれに折り畳み状態の自転車5を収納できる内容積を有すると共に、出し入れスペース2との対向面に開閉扉11を設けている。さらに、対向キャビネット3は、2段目よりも上段に設けている分割キャビネット10の底面に、折り畳み状態の自転車5を載せて出し入れできる底プレート14を設けており、この底プレート14に折り畳み状態の自転車5を載せて分割キャビネット10に収納し、また、分割キャビネット10から取り出しする。
以上の折り畳み自転車とその立体駐輪装置は、極めて簡単な構造として設備コストを著しく低減しながら、多数の自転車を立体的に駐輪できる特徴がある。それは、キャビネットが、一対の対向キャビネットを出し入れスペースを設けて対向して配置すると共に、各々の対向キャビネットを多段多列に配置する分割キャビネットに分割し、各々の分割キャビネットの開口部を出し入れスペースに対向する位置に配置し、さらに、分割キャビネットは、全段又は2段目よりも上段のものに引き出し自在な底プレートを設けて、この底プレートに、小さく折り畳みした自転車を載せて出し入れするからである。
さらに、以上の折り畳み自転車とその立体駐輪装置は、従来の立体駐輪装置のようにモータでチェーンを駆動して載せ台を上下に移動する必要がないので、モータを駆動する必要がなくて、消費電力を削減でき、しかも、従来のように載せ台しを上下に異動して自転車を出し入れする必要がなく、複数のユーザーが自転車を速やかに載せ下ろしできる特徴も実現する。
本発明の折り畳み自転車とその立体駐輪装置は、対向キャビネット3が、3段4列に分割キャビネット10を設けることができる。
この立体駐輪装置は、各々の対向キャビネットに12個の分割キャビネットを設けているので、狭いスペースに24台もの自転車を収納できる特徴がある。
本発明の折り畳み自転車とその立体駐輪装置は、対向キャビネット3の間に設けている出し入れスペース2の間隔を、40cmないし80cmとすることができる。
以上の立体駐輪装置は、出し入れスペースの間隔を前記の範囲に特定するので、全体の設置スペースを狭くしながら、多数の自転車を収納できる特徴がある。
本発明の折り畳み自転車とその立体駐輪装置は、出し入れスペース2の上方に、自転車5を吊り下げて分割キャビネット10に収納し、また、分割キャビネット10から取り出す吊り下げ具4を設けることができる。
この立体駐輪装置は、吊り下げ具で自転車を吊り下げて出し入れできるので、力のないユーザーも楽に自転車を出し入れできる特徴がある。
本発明の折り畳み自転車とその立体駐輪装置は、吊り下げ具4が、出し入れスペース2の上方に、出し入れスペース2の方向に配設してなるガイドレール21と、このガイドレール21に沿って移動する吊り下げ機構20を備えて、吊り下げ機構20をガイドレール21に沿って移動して、複数列に分割してなる分割キャビネット10の開閉扉11の前部に吊り下げ機構20を移動することができる。
以上の立体駐輪装置は、吊り下げ機構をガイドレールに沿って移動して、1組の吊り下げ具でもって全ての分割キャビネットに収納している自転車を楽に出し入れできる。
本発明の折り畳み自転車とその立体駐輪装置は、折り畳み自転車5のフレーム50が、上端にサドル43を固定して上下方向の姿勢に配置しているサドルフレーム52と、このサドルフレーム52の下端部に連結されて、前後方向の姿勢に配置されて、後端には後輪42を連結しているメインフレーム51と、このメインフレーム51の前端に上下方向の姿勢で連結してなる前フレーム53と、この前フレーム53に回転できるように連結されて、上部にハンドル60を連結して下部にフロントフォーク55を連結しているハンドルポスト54とを備えて、サドルフレーム52と、メインフレーム51と、ハンドルポスト54を、中間で折曲して折り畳みできるようにすることができる。
以上の折り畳み自転車は、サドルフレームとメインフレームとハンドルポストの全てを折り畳みするので、折り畳み状態で極めてコンパクトにできる。とくに、折り畳み自転車を小さくできることから、分割キャビネットの内容積を小さくでき、また、このことによって、分割キャビネットを多段多列に多く分割してその個数を多くできる。このため、設置面積を広くすることなく、収納できる折り畳み自転車の台数を多くできる特徴がある。
本発明の一実施例にかかる折り畳み自転車とその立体駐輪装置の斜視図である。 図1に示す立体駐輪装置の使用状態を示す斜視図である。 図2に示す立体駐輪装置の対向キャビネットの斜視図である。 図3に示す分割キャビネットの拡大斜視図である。 図4に示す分割キャビネットに自転車を収納した状態を示す斜視図である。 本発明の他の実施例にかかる立体駐輪装置の垂直断面図である。 折り畳み自転車の一例を示す側面図である。 図7に示す折り畳み自転車の平面図である。 図7に示す折り畳み自転車の前部を示す垂直断面図である。 図7に示す折り畳み自転車のサドルフレームを折り畳む工程を示す側面図である。 図10に示すサドルフレームの折畳機構を示す斜視図である。 図11に示す折畳機構を折曲した状態を示す斜視図である。 図11に示す折畳機構の断面図である。 メインフレームの折畳機構を示す斜視図である。 図14に示す折畳機構でメインフレームを直線状に連結する工程を示す側面図である。 ハンドルポストの折畳機構を示す斜視図である。 図16に示す折畳機構でハンドルポストを折り畳む工程を示す側面図である。 図9に示す折り畳み自転車のハンドルを折り畳む工程を示す拡大図である。 図7に示す折り畳み自転車を折り畳む工程を示す概略図である。 図7に示す折り畳み自転車を折り畳んだ状態を示す側面図である。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための折り畳み自転車とその立体駐輪装置を例示するものであって、本発明は折り畳み自転車とその立体駐輪装置を以下のものに特定しない。さらに、この明細書は、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
図1ないし図5に示す立体駐輪装置は、図7ないし図20に示す折り畳み自在な自転車5を収納するキャビネット1を備えている。キャビネット1は、自転車5の出し入れスペース2を設けて、互いに対向して配置している一対の対向キャビネット3を備える。各々の対向キャビネット3は、複数の分割キャビネット10に分割されて、複数の分割キャビネット10を上下方向と左右方向とに多段多列に配置している。
図1の斜視図に示す対向キャビネット3は、設置面積の縦横の寸法を182cm×180cmとしている。したがって、この立体駐輪装置は、約1坪の面積に設置できる。この図の対向キャビネット3は、3段4列の分割キャビネット10に分割して、各々の対向キャビネット3に12個の分割キャビネット10を設けて全体で24個の分割キャビネット10を設けている。各々の分割キャビネット10は、横幅を45cm、奥行きを66cm、上下幅を48cmとして、対向キャビネット3の寸法を、横幅180cm、上下幅144cm、奥行き66cmとしている。さらに、この立体駐輪装置は、対向キャビネット3の間に設けている出し入れスペース2の幅を50cmとしている。
以上の立体駐輪装置は、わずか1坪という設置面積に、24台もの自転車5を収納することができる。ただし、本発明の立体駐輪装置は、以上の寸法に特定するものでなく、たとえば、出し入れスペースの間隔は40cmないし80cmとすることができる。また、分割キャビネットは、一辺を例えば40cmないし80cm、好ましくは40cmないし70cmとする立方体や直方体として、折り畳み自転車を収納できる内容積とすることができる。
各々の分割キャビネット10は、出し入れスペース2との対向面に開閉扉11を設けている。図3の分割キャビネット10は、蝶番12を介して開閉できるように、開閉扉11を開口部の片側側縁に連結している。開閉扉11は、ロック13があり、ロック13を解除して開くことができるようになっている。この立体駐輪装置は、たとえば各々の分割キャビネット10をユーザーと契約し、契約しているユーザーに鍵を預け、鍵を持っているユーザーが自分で開閉扉11を開いて、収納している自転車5を出し入れして使用する。また、コインロッカーのように、特定金額のコインを投入して、開閉扉11を開いて使用する構造とすることもできる。
対向キャビネット3は、少なくとも2段目よりも上段に設けている分割キャビネット10の底面に、折り畳み状態の自転車5を載せて出し入れできる底プレート14を設けている。図3に示すキャビネット1は、全段の分割キャビネット10に底プレート14を設けている。全ての分割キャビネット10に底プレート14を設ける構造は、全ての段の分割キャビネット10に自転車5をスムーズに出し入れできる。ただ、最下段の分割キャビネットは、自転車を持ち上げる必要がないので、底プレートを設けることなく、自転車を出し入れすることもできる。
分割キャビネット10は、図3ないし図5に示すように、内側底部の両側に、底プレート14を水平方向に移動させるガイドレール15を固定している。図の底プレート14は、水平な姿勢の金属プレートの両側縁部を垂直に上方に折曲して立上部14Aを設けており、この立上部14Aの外側にガイドレール15を固定している。この構造の底プレート14は、分割キャビネット10の内容積を狭くすることなく、効率よく自転車5を収納できる。底プレート14は、ガイドレール15に沿って移動するローラ(図示せず)を両側に連結している。この構造の底プレート14は、ローラを介してスムーズに出し入れできる。ただし、分割キャビネットは、内側底部の両側にガイドレールを固定し、さらに、このガイドレールに沿って移動するガイドプレートを底プレートに固定し、ガイドプレートとガイドレールとの間に複数のローラを配置して、底プレートをスムーズに分割キャビネットに出し入れ自在に連結することもできる。さらに、図6に示すように、開閉扉11を分割キャビネット10の開口部の下縁に連結し、この開閉扉11をストッパ16で水平姿勢に保持して、開閉扉11の上面を移動する車輪17を底プレート14に固定して、底プレート14をスムーズに出し入れする構造とすることもできる。
以上の分割キャビネット10は、図1と図2に示すように、開閉扉11を開き、底プレート14を引き出して、この底プレート14の上に折り畳み状態の自転車5を載せ、その後、図5に示すように、底プレート14を分割キャビネット10に押し込んで折り畳み状態の自転車5を分割キャビネット10に収納する。また、自転車5を分割キャビネット10から取り出すときは、開閉扉11を開いて底プレート14を引き出し、底プレート14から自転車5を下ろして、折り畳み状態を使用状態とする。
さらに、図1と図2の立体駐輪装置は、出し入れスペース2の上方に、自転車5を吊り下げて分割キャビネット10に収納し、また分割キャビネット10から取り出す吊り下げ具4を設けている。吊り下げ具4は、出し入れスペース2の上方に出し入れスペース2の長手方向に配設しているガイドレール21と、このガイドレール21に沿って移動な吊り上げ機構20を備えている。ガイドレール21は、対向キャビネット3の中央部に配置されて、出し入れスペース2の両側に配置している分割キャビネット10に出し入れする自転車5を吊り下げできるようにしている。ガイドレール21は、その両端を、両側に配置している対向キャビネット3に連結具22を介して連結して、水平姿勢に固定している。
吊り下げ機構20は、自転車5を引っ掛けるフック24を下端に連結しているワイヤなどの紐状体23と、この紐状体23を引き上げて、自転車5を吊り下げる引き上げ機構25とを備えている。図1と図2の引き上げ機構25は、紐状体23をかけている滑車26と、この滑車26をガイドレール21に沿って移動できるように連結している移動台車27と、この滑車26にかけている紐状体23を重力で引っ張ってフック24を引き上げる重り28とを備えている。
滑車26は、図1と図2に示すように、移動台車27に連結されて、ガイドレール21に沿って移動できるようにしている。移動台車27は、ガイドレール21に沿って移動する筒体27Aと、この筒体27Aに上端を連結して下端に滑車26を回転できるように連結している連結アーム27Bとを備える。
滑車26は、吊り下げる自転車5と重り28とを重量バランスして、重り28の重量に相当する力で自転車5を軽くする。図1と図2の吊り下げ機構20は、2個の滑車26をガイドレール21の方向に離して移動台車27に連結して、2個の滑車26に紐状体23をかけている。この構造は、フック24の位置から重り28を離すことができるので、重り28が、フック24を自転車5に引っ掛けて使用するユーザーの邪魔になるのを防止できる。重り28は、自転車5の重量に等しく、あるいはこれよりも軽く、たとえば、5kgないし10kgとする。自転車5と同じ重量の重り28は、自転車5の重量とバランスして、吊り下げ状態における自転車5の実質的な重量を0とする。自転車5よりも軽い重り28は、フック24に引っ掛けられる自転車5の重量を、重り28の重量に相当するだけ軽くする。重り28を軽くして、自転車5に引っ掛けるフック24の引き下げ力を弱くできる。したがって、重り28の重量は、フック24を引き下げる力と、自転車5を吊り上げて軽くする力とを考慮して最適値に設定する。
さらに、図に示す引き上げ機構25は、フック24に自転車5を引っかけない状態で、重り28に引き上げられるフック24の上昇を停止させるストッパ29をフック24側の滑車26に設けている。図に示すストッパ29は、紐状体23を通過させるがフック24を通過させない金属リング29Aで、このリング29Aに紐状体23を挿通して、フック24側の下方に配置している。このストッパ29により、自転車を吊り下げない状態で、空のフック24が重り28に引き上げられすぎて、紐状体23が滑車26から外れるのを防止している。
以上の吊り下げ機構20は、以下のようにして自転車5を分割キャビネット10に収納し、また分割キャビネット10から取り出しする。
[分割キャビネット10に収納する状態]
(1)ユーザーが、図1に示すように、自転車5を収納する分割キャビネット10の開閉扉11を開いて底プレート14を引き出す。
(2)自転車5を折り畳み状態とする。
(3)移動台車27をガイドレール21に沿って移動して、フック24を、開かれた分割キャビネット10の上方に配置する。
(4)フック24を引き下げて、折り畳み状態の自転車5に引っ掛け、重り28で自転車5を吊り上げる状態とし、図2に示すように、重り28で軽くなった自転車5を持ち上げて底プレート14の上に載せる。
(5)図4に示すように、自転車5からフック24を外した後、図5に示すように、底プレート14を分割キャビネット10に押し込んで自転車5を収納する。
[分割キャビネット10から取り出す状態]
(1)ユーザーが自転車5を収納している分割キャビネット10の開閉扉11を開き、底プレート14を引き出す。
(2)移動台車27をガイドレール21に沿って移動して、フック24を引き出された底プレート14の上方に配置する。
(3)フック24を引き下げて、折り畳み状態の自転車5に引っ掛け、重り28で自転車5を吊り上げる状態とし、重り28で軽くなった自転車5を底プレート14から持ち上げて地面に下ろす。
(4)フック24を外して、折り畳み状態の自転車5を使用できる状態とし、また、底プレート14を分割キャビネット10に押し込んで開閉扉11を閉じてロックする。
以上の吊り下げ機構20は、重り28でフック24を引き上げる機構とするが、吊り下げ機構は、すでに開発され、あるいはこれから開発される全ての機構とすることができる。
分割キャビネット10に小さく折り畳んで収納できる折り畳み自転車5を、図7ないし図20に示している。これらの図に示す折り畳み自転車5は、フレーム50とハンドル60を折り畳みできる構造としている。
フレーム50は、図7ないし図9に示すように、上端にサドル43を固定して上下方向の姿勢で配置しているサドルフレーム52と、このサドルフレーム52の下端部に連結されて、サドルフレーム52からハンドルポスト54の方向、すなわち、前後方向の姿勢に配置されて、後端には後輪42を連結しているメインフレーム51と、このメインフレーム51の前端に上下方向の姿勢で連結してなる前フレーム53と、この前フレーム53に回転できるように連結されて、上部にハンドル60を連結して下部にフロントフォーク55を連結しているハンドルポスト54とを備える。上下方向の姿勢に配置しているサドルフレーム52と、前後方向の姿勢で配置しているメインフレーム51と、上下方向の姿勢に配置している前フレーム53は、伸縮しないパイプである。フレーム50は、サドルフレーム52と、メインフレーム51と、ハンドルポスト54を、中間で折曲して折り畳みできる構造としている。
サドルフレーム52は、図7に示すように、上部にサドル43を固定して、下端をメインフレーム51に連結している。サドルフレーム52の下端は、メインフレーム51の中間部であって、ペダル44のクランク45を師承する軸受部56に連結している。さらに、サドルフレーム52は、サドル43の高さを調整できるように、上端から垂直ロッド46を挿入しており、この垂直ロッド46の上端にサドル43を固定している。垂直ロッド46は、サドルフレーム52の上端に設けた締付具47を介して締め付けられて、移動しないように所望の位置に固定される。この自転車は、使用時において、サドル43の高さが最適となるように垂直ロッド46の引き出し位置を調整し、収納時においては、垂直ロッド46をサドルフレーム52に収納して、サドルフレーム52をコンパクトに折り畳みできる。
サドルフレーム52の折り畳み構造を図10に示す。この図に示すサドルフレーム52は、中間の2カ所で前後に折曲して折り畳みできる構造としている。図に示すサドルフレーム52は、その中間において、下側の折曲部52Aと上側の折曲部52Bとに分割しており、下側の折曲部52Aを軸受部56に対して後方に折曲できるように連結すると共に、上側の折曲部52Bを下側の折曲部52Aに対して前方に折曲できるように連結している。図に示す下側の折曲部52Aは、その下端の後端を、軸受部56の上端に設けた水平台57の後端に、回動軸58を介して連結しており、図10の(a)において矢印Aで示すように、軸受部56に対して後方に傾動できるようにしている。さらに、上側の折曲部52Bと下側の折曲部52Aは、前後方向に折り畳みできるように、後述する折畳機構70を介して連結しており、下側の折曲部52Aを後方に傾動させる状態で、上側の折曲部52Bを、図10の(a)において矢印Bで示すように、前方に傾動できるようにしている。さらに、上側の折曲部52Bは、中間部の前方を、軸受部56の上端に設けた水平台57の前端にリンクロッド59を介して連結している。このリンクロッド59は、上側の折曲部52Bの中間部に回動できるように連結すると共に、軸受部56の上端に設けた水平台57の前端に、回動できるように連結している。このリンクロッド59は、サドルフレーム52を前方に折曲する状態で、図10の(a)において矢印Cで示すように、水平台57との連結部を中心として後方に倒れるように傾動して、サドルフレーム52の上側の折曲部52Bと下側の折曲部52Aを折曲する。この折り畳み構造は、図10の(b)に示すように、サドルフレーム52の全体を水平な姿勢に折曲できるので、よりコンパクトに折り畳みできる。
サドルフレーム52の上側の折曲部52Bと下側の折曲部52Aを、前後方向に折り畳みする折畳機構70を図11ないし図12に示す。これらの図の折畳機構70は、ヒンジ73を介して互いに回動できるように連結している第1連結具71と第2連結具72とを備える。図の折畳機構70は、下側の折曲部52Aに第1連結具71を、上側の折曲部52Bに第2連結具72を連結している。さらに、折畳機構70は、第1連結具71と第2連結具72に加えて、第1連結具71と第2連結具72を直線状の連結位置に連結する連結ロッド74と、この連結ロッド74に連結されて、第1連結具71と第2連結具72とを直線状の連結位置にロックするロック具75とを備えている。第1連結具71と第2連結具72は、一体的に成形して設けたヒンジ73を介して折り畳み自在に連結している。ヒンジ73は、第1連結具71と第2連結具72の連結端面の片側であって、自転車の前方に位置して設けられて、第1連結具71と第2連結具72を折曲できるように連結している。
第1連結具71と第2連結具72は、連結ロッド74を介して直線状に連結される。したがって、第1連結具71と第2連結具72は、連結ロッド74を軸方向に挿通する軸孔71A、72Aを設けている。第1連結具71は、軸孔71Aに連結ロッド74を往復運動できるように挿入して連結しており、第2連結具72の軸孔72Aに向かって出入りできるように第1連結具71に連結している。第1連結具71は、押しバネ76で連結ロッド74を第2連結具17に向かって弾性的に押し出している。押しバネ76はコイルスプリングで、軸孔71Aに入れられて、連結ロッド74を弾性的に押し出している。押しバネ76は、連結ロッド74の後端と軸孔71Aの底面との間に、弾性的に圧縮される状態で入れられて、連結ロッド74を弾性的に押し出している。押しバネ76が連結ロッド74を弾性的に押し出す構造は、第1連結具71と第2連結具72を直線状に連結するときに、連結ロッド74を第1連結具71から第2連結具72に向かってスムーズに突出できる。また、連結状態においては、連結ロッド74の先端部を第2連結具72の軸孔72Aに挿入して、第1連結具71と第2連結具72とを確実に直線状に連結する。
さらに、図11ないし図12に示す第2連結具72は、連結端面にヒンジ73から第1連結具71に向かって突出する突出部72Xを設けている。第1連結具71には、第2連結具72の突出部72Xを嵌着する嵌着凹部71Xを設けている。図に示す第2連結具72は、ヒンジ73と反対側にある連結端面の側部を突出する形状として、連結端面の側部を突出部72Xとしている。図の第1連結具71と第2連結具72は、互いの連結端面を湾曲面として突出部72Xと嵌着凹部71Xを設けている。突出部72Xと嵌着凹部71Xを設けている第1連結具71と第2連結具72の連結端面は、ヒンジ73の回転軸を中心として、直線状の連結位置から折畳位置に傾動でき、かつ、ロック具75でもって突出部72Xを嵌着凹部71Xに押しつけて直線状の連結位置にロックできる形状に成形される。第2連結具72の突出部72Xと、第1連結具71の嵌着凹部71Xには、ロック具75のネジ部75Bを案内するスリット77を設けている。第1連結具71と第2連結具72は、直線状の連結位置において、互いに直線状にスリット77を設けている。ロック具75は、スリット77に沿ってネジ部75Bを移動させて、カムレバー75Aでもって、突出部72Xを嵌着凹部71Xに押圧して、第1連結具71と第2連結具72を直線状の連結位置にロックする。
図11ないし図12のロック具75は、連結ロッド74に半径方向にねじ込んでいるネジ部75B、このネジ部75Bの先端に傾動自在に連結されて、第2連結具72の突出部72Xを嵌着凹部71Xに押圧するカムレバー75Aとを備える。ロック具75が第1連結具71と第2連結具72を直線状の連結位置にロックすると、カムレバー75Aでネジ部75Bを連結ロッド74にねじ込んだ後、カムレバー75Aを操作して突出部72Xを嵌着凹部71Xに押圧する。以上のロック具75は、連結ロッド74の先端部を第2連結具72の軸孔72Aに挿入して、第1連結具71と第2連結具72を直線状に連結する状態で、カムレバー75Aでもって突出部72Xを嵌着凹部71Xに押圧してロックする。
メインフレーム51は、図7、図8、図14、及び図15に示すように、水平面内で横方向に折曲して平行な姿勢に折り畳みできる構造としている。図に示す自転車は、前端にサドルフレーム52を、後端に後輪42を連結している直線状のメインフレーム51を、その中間で折曲できるようにしている。図のメインフレーム51は、中間部に折畳機構80を配設している。メインフレーム51は、折畳機構80を配設するために、途中を垂直方向に切断して切り離しており、切り離されたメインフレーム51の対向する切断部51A、51Bに折畳機構80を連結して折曲自在としている。この構造の自転車は、図8の矢印で示すように、折畳機構80でメインフレーム51を折曲して、自転車本体を前後に折り畳みできる。したがって、メインフレーム51の切断位置は、自転車本体をほぼ二等分できる位置としている。
メインフレーム51を折曲する折畳機構80は、図14に示すように、ヒンジ83を介して互いに回動できるように連結している第1連結具81と第2連結具82とを備える。第1連結具81と第2連結具82は、切断されたメインフレーム51の途中に垂直姿勢で連結されており、ヒンジ83の回転軸を垂直姿勢に配置して、メインフレーム51を図8の矢印で示す方向に折り畳みできるようにしている。第1連結具81は、図14に示すように、ヒンジ83と平行な方向に配置されて、軸方向に移動できるロックピン84を備えている。第2連結具82は、ヒンジ83と直交する面内に配設されると共に、メインフレーム51を直線状に連結する状態で、ロックピン84の先端部である突出係止部84Aが挿入されるロック穴86を開口してなる第2プレート82Aを備える。ロックピン84は、先端の突出係止部91Bを第2プレート82Aのロック穴86に挿入して、メインフレーム51を直線状に連結する。
さらに、折畳機構80は、メインフレーム51の切断部51A、51Bを直線状に連結する状態で、第1連結具81と第2連結具82とを連結状態に保持するロック具85を備えている。このロック具85は、前述のカムレバー75Aとネジ部75Bとからなるロック具75と同じ構造としており、ネジ部85Bの先端を、ロックピン84の中間に、軸方向に対して垂直に連結すると共に、ロックピン84を中心として、第2の連結具82に向かって回転できるように連結している。このロック具85は、図15に示すように、ロックピン84の突出係止部84Aをロック穴86に挿入して第1連結具81と第2連結具82とを連結する状態で、第1連結具81と第2連結具82とを、ヒンジ83と反対側の端部において締め付けて離れないように保持する。ロック具85は、ネジ部85Bの後端部を第2連結具82のスリット82Bに挿入する状態でカムレバー85Aを操作して、第2連結具82を第1連結具81に押圧する。この状態で、メインフレーム51は、ロック具85により、切断部51A、51Bが直線状に連結された状態に保持される。また、ロック具85を緩めて、図14に示すように、第1連結具81と第2連結具82とをヒンジ83を中心として折曲して、メインフレーム51を折り畳みする。
ハンドルポスト54は、図9、図16、及び図17に示すように、左右方向に折曲して折り畳みできる構造としている。図に示すハンドルポスト54は、上端にハンドル60を、下端にフロントフォーク55を介して前輪41を連結しており、その中間部に折畳機構90を配設して、折り畳みできるようにしている。ハンドルポスト54は、折畳機構90を配設するために、中間部を軸に対して垂直に切断して切り離しており、切り離されたハンドルポスト54の対向する切断部54A、54Bに折畳機構90を連結して折曲自在としている。この構造の自転車は、図9の矢印で示すように、折畳機構90でハンドルポスト54を折曲して折り畳みできる。
ハンドルポスト54を折曲する折畳機構90は、図16と図17に示すように、ヒンジ93を介して互いに回動できるように連結している第1連結具91と第2連結具92とを備えている。第1連結具91と第2連結具92は、切断されたハンドルポスト54の途中に連結されており、ヒンジ93の回転軸を前後の姿勢に配置して、ハンドルポスト54を左右方向に折り畳みできるようにしている。第1連結具91と第2連結具92は、ヒンジ93と直交する面内に配設されると共に、ハンドルポスト54を直線状に連結する直線連結状態では、互いにラップする位置に対向して配設してなる一対の第1プレート91Aと第2プレート92Aとを備える。第1連結具91は、第1プレート91Aをヒンジ93と平行な方向に貫通して、軸方向に移動できるロックピン94を備える。ロックピン94は、第1プレート91Aを内側から外側に突出する突出係止部94Aを備え、弾性体95でもって突出係止部94Aを突出させる方向に弾性的に押されている。第2連結具92の第2プレート92Aは、ハンドルポスト54を直線状に連結する状態で、突出係止部94Aを案内するロック穴96を有する。弾性体95が突出係止部94Aをロック穴96に案内する状態で、第2連結具92と第1連結具91は、ハンドルポスト54を直線状に連結する状態にロックし、突出係止部94Aをロック穴96から引き抜く方向にロックピン91を移動させて、第2連結具92を第1連結具91に対して回動させて、ハンドルポスト54を折り畳みするようにしている。
さらに、図16と図17のロックピン94は、その中間部において、軸に対して垂直に突出するガイドピン98を固定すると共に、突出係止部94Aと反対側の端部に操作レバー97を連結している。第1連結具91は、対向する第1プレート91Aの間において、回転するロックピン94から突出するガイドピン98を軸方向に移動させるガイドプレート99を設けている。この折畳機構90は、図17に示すように、操作レバー97でロックピン94を回転させて、ガイドピン98をガイドプレート99に沿って移動させることにより、ロックピン94を引き抜き方向にスムーズに移動させて、突出係止部94Aをロック穴96からスムーズに引き抜きできる。
さらに、ハンドルポスト54は、ハンドル60の高さを調整できるように、上端に垂直ロッド62を挿入しており、この垂直ロッド62の上端にハンドル60を固定している。垂直ロッド62は、ハンドルポスト54の上端に設けた締付具67を介して締め付けられて、移動しないように所望の位置に固定される。この自転車は、垂直ロッド62をハンドルポスト54に収納して、ハンドル60をコンパクトに折り畳みできる。
ハンドル60は、図9と図18に示すように、ハンドルポスト54の上端に挿入している垂直ロッド62の上端の両側に連結している両方のハンドルバー61を折曲自在に連結しており、直線状から平行な姿勢に折り畳みできる構造としている。このハンドル60は、図18に示すように、それぞれのハンドルバー61を下方に折曲して、ハンドルポスト54と平行な姿勢に折り畳みできる構造としている。
図18に示す折り畳み構造のハンドル60は、両側のハンドルバー61の後端部に回動プレート63を連結すると共に、各々のハンドルバー61に設けた回動プレート63を、回動軸64を介して垂直ロッド62の上端に連結している。図に示す垂直ロッド62は、上端に、互いに平行な姿勢で配設してなる一対の連結プレート62Aを固定しており、両側のハンドルバー61の回動プレート63を連結プレート62Aで挟着すると共に、これらを貫通する回動軸64を挿通して、両側のハンドルバー61を折り畳みできるように連結している。この構造のハンドル60は、左右のハンドルバー61を回動軸64を中心に回動させて、それぞれのハンドルバー61を下方に折曲させて折り畳みする。
さらに、図に示すハンドル60は、左右のハンドルバー61を水平姿勢として直線状に配置する状態で、一対のハンドルバー61を直線状に保持するロック具66を備えている。図のロック具66は、一対のハンドルバー61の後端部に設けた連結部65を締め付ける状態で固定して、一対のハンドルバー61を直線状に保持する。このロック具66は、前述のカムレバーと同じ構造としており、ネジ部66Bの先端部を、一方の連結部65から他方の連結部65に向かって回転できるように連結しており、一対のハンドルバー61の後端を当接させる状態でこれらの連結部65をロック具66で締め付けて離れないように保持している。この構造のロック具66は、カムレバー66Aを操作して、簡単かつ容易に、一対のハンドルバー61を直線状に連結した状態に締め付け、また、一対のハンドルバー61の連結状態を解除して折り畳みできる。
以上の折り畳み自転車5は、図19に示すように、ハンドル60を折り畳んで収納すると共に、サドルフレーム52とメインフレーム51とハンドルポスト54を中間で折曲して、図20に示すように、分割キャビネット10に収納できる大きさに折り畳まれる。
1…キャビネット
2…出し入れスペース
3…対向キャビネット
4…吊り下げ具
5…自転車
10…分割キャビネット
11…開閉扉
12…蝶番
13…ロック
14…底プレート 14A…立上部
15…ガイドレール
16…ストッパ
17…車輪
20…吊り下げ機構
21…ガイドレール
22…連結具
23…紐状体
24…フック
25…引き上げ機構
26…滑車
27…移動台車 27A…筒体
27B…連結アーム
28…重り
29…ストッパ 29A…リング
41…前輪
42…後輪
43…サドル
44…ペダル
45…クランク
46…垂直ロッド
47…締付具
50…フレーム
51…メインフレーム 51A…切断部
51B…切断部
52…サドルフレーム 52A…折曲部
52B…折曲部
53…前フレーム
54…ハンドルポスト 54A…切断部
54B…切断部
55…フロントフォーク
56…軸受部
57…水平台
58…回転軸
59…リンクロッド
60…ハンドル
61…ハンドルバー
62…垂直ロッド 62A…連結プレート
63…回動プレート
64…回動軸
65…連結部
66…ロック具 66A…カムレバー
66B…ネジ部
67…締付具
70…折畳機構
71…第1連結具 71A…軸孔
71X…嵌着凹部
72…第2連結具 72A…軸孔
72X…突出部
73…ヒンジ
74…連結ロッド
75…ロック具 75A…カムレバー
75B…ネジ部
76…押しバネ
77…スリット
80…折畳機構
81…第1連結具
82…第2連結具 82A…第2プレート
82B…スリット
83…ヒンジ
84…ロックピン 84A…突出係止部
85…ロック具 85A…カムレバー
85B…ネジ部
86…ロック穴
87…操作レバー
90…折畳機構
91…第1連結具 91A…第1プレート
92…第2連結具 92A…第2プレート
93…ヒンジ
94…ロックピン 94A…突出係止部
95…弾性体
96…ロック穴
97…操作レバー
98…ガイドピン
99…ガイドプレート

Claims (6)

  1. 折り畳み自在な自転車と、この自転車を収納するキャビネットからなり、前記キャビネットは、自転車の出し入れスペースを設けて、互いに対向して配置してなる一対の対向キャビネットを備え、各々の対向キャビネットは、複数の分割キャビネットに分割されて、複数の分割キャビネットを上下方向と左右方向とに多段多列に配置しており、
    さらに各々の分割キャビネットは、それぞれに折り畳み状態の自転車を収納できる内容積を有すると共に、出し入れスペースとの対向面に開閉扉を設けており、さらに、対向キャビネットは、2段目よりも上段に設けている分割キャビネットの底面に、折り畳み状態の自転車を載せて出し入れできる底プレートを設けており、この底プレートに折り畳み状態の自転車を載せて分割キャビネットに収納し、また分割キャビネットから取り出しするようにしてなる折り畳み自転車とその立体駐輪装置。
  2. 前記対向キャビネットが、3段4列に分割キャビネットを設けている請求項1に記載される折り畳み自転車とその立体駐輪装置。
  3. 前記対向キャビネットの間に設けている出し入れスペースの間隔が40cmないし80cmである請求項1又は2に記載される折り畳み自転車とその立体駐輪装置。
  4. 前記出し入れスペースの上方に、自転車を吊り下げて分割キャビネットに収納し、また分割キャビネットから取り出す吊り下げ具を設けてなる請求項1ないし3のいずれかに記載される折り畳み自転車とその立体駐輪装置。
  5. 前記吊り下げ具が、出し入れスペースの上方に出し入れスペースの方向に配設してなるガイドレールと、このガイドレールに沿って移動する吊り下げ機構を備えており、吊り下げ機構をガイドレールに沿って移動して、複数列に分割してなる分割キャビネットの開閉扉の前部に吊り下げ機構を移動するようにしてなる請求項1ないし4のいずれかに記載される折り畳み自転車とその立体駐輪装置。
  6. 前記折り畳み自転車のフレームが、上端にサドルを固定して上下方向の姿勢に配置しているサドルフレームと、このサドルフレームの下端部に連結されて、前後方向の姿勢に配置されて、後端には後輪を連結しているメインフレームと、このメインフレームの前端に上下方向の姿勢で連結してなる前フレームと、この前フレームに回転できるように連結されて、上部にハンドルを連結して下部にフロントフォークを連結しているハンドルポストとを備え、
    前記サドルフレームと、前記メインフレームと、前記ハンドルポストが中間で折曲して折り畳みできるようにしてなる請求項1ないし5のいずれかに記載される折り畳み自転車
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