JP2011034283A - 火災警報器 - Google Patents

火災警報器 Download PDF

Info

Publication number
JP2011034283A
JP2011034283A JP2009179106A JP2009179106A JP2011034283A JP 2011034283 A JP2011034283 A JP 2011034283A JP 2009179106 A JP2009179106 A JP 2009179106A JP 2009179106 A JP2009179106 A JP 2009179106A JP 2011034283 A JP2011034283 A JP 2011034283A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
unit
time
fire
notification
fire alarm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2009179106A
Other languages
English (en)
Inventor
Takamitsu Miyai
隆充 宮井
Koichi Okumura
浩一 奥村
Takuto Sasaki
拓登 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Electric Works Co Ltd filed Critical Panasonic Electric Works Co Ltd
Priority to JP2009179106A priority Critical patent/JP2011034283A/ja
Publication of JP2011034283A publication Critical patent/JP2011034283A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fire Alarms (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、火災発生の報知動作を一時的に禁止する際に禁止する時間をも外部に報知できる火災警報器を提供することを目的とする。
【解決手段】禁止モードとなった火災警報器1は、制御部21が報知部22を強制的に停止する。このとき、制御部21は、操作部23への所定操作に基づいて設定された時間を時間情報として記憶部25に記憶すると同時に、その時間情報に応じた音声メッセージを記憶部25より読み出して、報知部22に与えることで、スピーカ部14より、禁止モードとする時間を通知する音声メッセージを出力させる。又、制御部21は、禁止モードの開始による音声メッセージの出力と同時に、タイマ部24による時間の計時動作を開始させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、火災検知を行う火災警報器に関するものであって、特に、火災検知動作を一時停止する機能を備えた火災警報器に関する。
従来より、屋内環境の異常により火災を検知したときに警報を発報する火災警報器が、ビル、地下街、又は、一般家屋などにおいて広く普及されている。このような警報器の1つとして、屋内に発生した煙量を計測し、計測した煙量に基づいて火災の発生を感知し、警報の発報に対する判断を行う煙検知式の火災警報器がある。この煙検知式の火災警報器は、火災の発生を感知するための煙量の測定を行うために、筐体内に設けた発光部と受光部によって筐体内の煙量を測定する光電式の煙検知センサや、イオン化式の煙検知センサなどを備える。又、この煙検知式の火災警報器以外に、サーミスタなどの感温素子による室内温度の測定に基づいて火災の発生を感知する、熱検知式の火災警報器や、紫外線又は赤外線の測定に基づいて炎を検知して火災の発生を感知する、炎検知式の火災警報器などがある。
これらの火災警報器を屋内に設置したとき、例えば、屋内で鍋物や焼肉などを行ったり、喫煙したり、害虫駆除用の燻煙を焚いたりした場合において、火災警報器は、これらの行為により発生する煙、温度、炎などを測定する。このとき、その測定量によっては、火災警報器が、誤って火災の発生を検知して、ブザーやスピーカといった音響手段を鳴動させて、実火災が発生していないにも関わらず、火災警報を発報することがある。このような火災警報器による誤報が発生すると、停止スイッチなどが操作されて、警報の発報が停止されるが、従来の火災警報器の場合、自動的に復旧するため、再び、誤報となる警報を発報し、再度、停止スイッチの操作を行う必要があった。
これに対して、誤報の原因となる煙、熱、炎を意図的に発生させる場合において、警報の発報動作を一時的に禁止させる火災警報器が、提案されている(特許文献1及び特許文献2参照)。特許文献1による火災警報器は、音響手段の鳴動を停止させる時間を短時間モードと長時間モードで選択できるものとし、誤報の発生要因となる行為が継続する時間に応じて一時停止状態を維持させることができる。又、特許文献2による煙感知器は、煙感知部を覆うカバー体を取り付けることで煙感知機能を一時的に禁止させる構成となっている(特許文献2参照)。
特開2003−308577号公報 特開2009−026259号公報
しかしながら、特許文献1による火災警報器は、音響手段の鳴動を停止させることで、誤報を防止できる構成としているものの、その選択できる時間が限られているため、誤報の発生要因の種類に応じて最適な時間設定ができない。この火災警報器においては、一時停止機能を駆動したときに、その停止する時間を報知する機能がないため、一時停止状態から復旧するタイミングを確認することができなかった。又、特許文献2による煙感知器は、カバー体の取付により、煙感知部への煙の流入を防止して、その煙感知機能を一時的に禁止させる構成であるため、別体であるカバー体を紛失した場合などは、この煙感知機能の禁止動作を実行できなくなってしまう。更に、この煙感知器の場合、カバー体の脱着により、煙感知機能の禁止と解除を行う構成であるため、利用者にとって、その使用が煩雑なものとなる。
このような問題を鑑みて、本発明は、火災発生の報知動作を一時的に禁止する際に禁止する時間をも外部に報知できる火災警報器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の火災警報器は、火災要因を検知する検知部と、外部への報知動作を行う報知部と、前記検知部で火災要因を検知した場合に前記報知部に火災発生を報知させる制御部と、を備える火災警報器において、前記報知部による火災発生の報知動作を一時的に禁止させる、所定操作を受け付ける操作部と、該操作部で前記所定操作を受け付けたときに、火災発生の報知動作を一時的に禁止する時間を示す時間情報を記憶する記憶部と、を更に備え、前記操作部が前記所定操作を受け付けたとき、前記制御部は、前記記憶部に記憶させた時間情報による時間と火災発生の報知動作を一時的に禁止することとを、前記報知部より通知させた後、前記報知部より前記報知部による火災発生の報知動作を前記記憶部に記憶させた時間情報による時間だけ一時的に禁止した後に許可する、ことを特徴とする。
このような火災警報器において、前記操作部が、火災発生の報知動作を一時的に禁止させる時間を変更する操作を受け付け、前記記憶部が、前記操作部で受け付けた操作に基づいて決定された時間による時間情報を記憶するものとすることで、火災発生の報知動作を一時的に禁止させる時間を最適な時間に設定できる。
本発明によると、火災発生の報知動作の禁止を開始すると同時に、その禁止する時間を報知する構成の火災警報器としているため、火災発生の報知動作の禁止が解除されるタイミングを、火災警報器周辺の利用者に認識させることができる。これにより、火災発生の報知動作の禁止を解除する前に更に禁止することが必要となった場合に、火災警報器に対して、報知動作の禁止を更に指示することができる。
は、本発明の火災警報器の内部構成を示すブロック図である。 は、図1に示す火災警報器の外観構成を示す概略断面図である。 は、図1に示す火災警報器における禁止モードの設定動作の第1例を示すフローチャートである。 は、図1に示す火災警報器における禁止モードの設定動作の第2例を示すフローチャートである。
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、本実施形態の火災警報器の内部構成を示すブロック図であり、図2は、本実施形態の火災警報器の構成を示す外観斜視図である。尚、本実施形態では、煙量を検出する煙検知式の火災警報器による例を挙げて説明するが、この煙検知式の火災警報器に限らず、熱検知式又は炎検知式の火災警報器であっても構わない。
本実施形態の火災警報器1は、図1に示すように、発光素子を発光させて煙による散乱光を受光素子で受光することで煙を検知する光電式の煙検知センサなどで構成される検知部13と、検知部13からの検知結果を受けて火災発生の有無を判断する制御部21と、スピーカ部14及び表示部15それぞれによる報知動作を制御する報知部22と、釦部16への操作を受け付けて制御部21に通知する操作部23と、計時動作を行うタイマ部24と、火災発生の報知動作を一時的に禁止する時間を示す時間情報や各種の音声メッセージを記憶する記憶部25と、を備える。尚、検知部13については、光電式の煙検知センサ以外に、イオン化式の煙検知センサであってもよい。又、火災要因を熱とする場合は、サーミスタなどの感温素子が検知部13に設けられ、更に、火災要因を炎とする場合は、赤外線又は紫外線を検出する炎検知センサが検知部13に設けられる。
このような内部構成を有する火災警報器1は、記憶部25において、火災発生時の警報メッセージとなる音声メッセージと、報知動作を一時的に禁止する時間に対応する音声メッセージとを記憶する。尚、以下において、報知動作を一時的に禁止する状態を「禁止モード」と呼び、報知動作の禁止を解除した通常動作による状態を「通常モード」と呼ぶ。このとき、禁止モードとする時間に対応する音声メッセージとして、例えば、「○○分後に通常モードに復帰します」といった音声メッセージが、記憶部25に記憶される。即ち、禁止モードとする時間が30分である場合は、この30分とする時間情報が記憶部25に記憶されるとともに、この時間情報に対応するように、「30分後に通常モードに復帰します」といった音声メッセージが記憶部25に記憶される。
又、火災警報器1は、図2に示すように、天井又は壁などによる下地の設置面に取り付けられる略円盤状の基台部11と、基台部11に係止する本体部12と、本体部12の基台部11と逆側に設けられた開口部より突出するように設けられた検知部13と、発音体から警報を出力するスピーカ部14と、警報や異常に応じて表示を行う表示部15と、外部からの操作を受け付ける釦16とを備える。又、基台部11は、その裏面が設置面に当接されて固定されることで、設置面へ取り付けられ、本体部12は、基台部11の外周縁から立設するリング状の側壁と、この側壁から検知部13に向かって覆う略円盤状の主部で構成される。そして、スピーカ部14、表示部15、及び釦部16が、検知部13を中心とする周方向に沿って、本体部12の主部に設置される。
このように構成される火災警報器1は、設置面に対して基台部11が設置固定された後、この基台部11に設けられた係止用の接続部に、検知部13が設けられた本体部12の接続部を嵌合させるなどにより、本体部12が基台部11に係止される。このとき、図1に示すように、外観上、基台部11の外周縁と本体部12の側壁とが接続された状態となり、基台部11と本体部12とによって略円筒状の筐体が構成される。尚、スピーカ部14、表示部15、及び釦部16の設置位置については、図1に示す設置位置に限られるものではなく、例えば、スピーカ部14を、検知部13の先端に設置されるなどのように、他の設置位置に設置されるものとしてもよい。
この火災警報器1における、通常モード及び禁止モードそれぞれによる動作について、以下に簡単に説明する。まず、通常モードにおける火災警報器1の動作について、説明する。通常モードで動作している火災警報器1は、制御部21が所定タイミング毎に検知部13を駆動させて、火災要因となる煙の検知動作を行う。そして、検知部13が所定の煙量を検出することで火災要因を検知すると、検知部13より制御部21に対して、火災要因の検知が通知されるため、制御部21が、火災の発生を確認する。そして、制御部21は、火災発生時に通知する音声メッセージ(例えば、「ビュー、ビュー、火事です。」といった音声メッセージ)を記憶部25より読み出して、報知部22へ与える。よって、報知部22は、スピーカ部14を動作させて、上述の火災発生を示す音声メッセージによる警報を発報させる。
このようにしてスピーカ部14から警報を発報させているときに、報知部22は、表示部15を動作させて、例えば、赤色に点滅するなどして、表示部15による表示によっても、火災発生を報知するものとしてもよい。又、火災警報器1が、スピーカ部14より火災発生を示す警報を発報しているとき、操作部23の一部となる釦部16が押されると、制御部21は、報知部22を介して、スピーカ部14による警報の発報を停止させる。このとき、例えば、釦部16が所定時間以上の長押しされたときに、制御部21は、検知部13による火災要因の検知動作を行う監視状態に復旧するものとし、釦部16を操作する時間が短い場合には、単に、警報の発報が一時停止されるものとしてもよい。
一方、禁止モードとなった火災警報器1は、制御部21が報知部22を強制的に停止することにより、検知部13が火災要因を検知したことを制御部21に通知した場合であっても、報知部22による警報の報知動作が強制的に停止された状態となり、誤報の発報が防止される。この禁止モードを開始するとき、制御部21は、操作部23への所定操作に基づいて設定された時間を時間情報として記憶部25に記憶すると同時に、その時間情報に応じた音声メッセージを記憶部25より読み出して、報知部22に与えることで、スピーカ部14より、禁止モードとする時間を通知する音声メッセージを出力させる。又、制御部21は、禁止モードの開始による音声メッセージの出力と同時に、タイマ部24による時間の計時動作を開始させる。
そして、制御部21は、記憶部25に記憶させた時間情報による時間と、タイマ部24により計時された時間とを比較し、禁止モードとする時間が経過したか否かを判定する。タイマ部24で計時された時間が、記憶部25に記憶された時間情報による時間情報に達したとき、制御部21は、禁止モードが終了したものと判定し、報知部22に対して、その動作を強制的な停止から解除する。このとき、制御部21は、記憶部25より、禁止モードから通常モードに復旧したことを示す音声メッセージを読み出して、報知部22を通じて、スピーカ部14より再生出力するものとしてもよい。又、このようにして禁止モードにおける動作を実行する際、報知部22だけを強制的に停止させるものとしたが、検知部13についても、その検知動作を強制的に停止させるものとしてもよい。
1.禁止モードの設定動作の第1例
このような禁止モードを設定するための動作の第1例について、図3のフローチャートを参照して、以下に説明する。本例では、通常モードで動作しているときに、操作部23の一部である釦部16に対して所定の操作がなされることによって禁止モードに設定されるとともに、その禁止モードにより動作する時間が予め設定された特定の所定時間T1のみとされる。そして、禁止モードで動作中に、釦部16に対して更に所定操作がなされることにより、その所定操作がなされてから所定時間T1だけ、禁止モードで動作する期間が追加されることとなる。
即ち、本例では、火災警報器1が通常モードの監視状態で動作しているときに、図3のフローチャートに示すように、制御部21は、検知部13による検知結果を確認し、火災発生の有無を判定する(STEP1)。このとき、検知部13から火災要因の検知が通知された場合は、火災発生と判定し(STEP1でYes)、報知部22を動作させて、スピーカ部14による警報の発報を行う(STEP2)。一方、制御部は、検知部13から火災要因の検知が通知されない場合は、火災発生がないものと判定し(STEP1でNo)、釦部16への操作の有無を確認する(STEP3)。このとき、所定時間t1内に釦部16への操作が確認されない場合(STEP3でNo)、STEP1に移行し、制御部21は、再び、火災発生の有無を判定する。
又、制御部21が釦部16への操作を確認すると(STEP3でYes)、通常モードから禁止モードへ移行するため、制御部21は、タイマ部24に対して時間の計時動作の開始を指示する(STEP4)。又、制御部21は、禁止モードの開始を通知するための音声メッセージを記憶部25より読み出し、報知部22に対して送出して、音声メッセージをスピーカ部14より再生出力させる(STEP5)。これにより、例えば、記憶部25に記憶された時間情報による所定時間T1が30分となる場合、「禁止モードに移行します。30分後に通常モードに復帰します。」という音声メッセージが、スピーカ部14より報知される。
このようにして、禁止モードへ動作が移行すると、制御部21は、タイマ部24で計時された時間Tと記憶部25に記憶された時間情報による所定時間T1とを比較し、禁止モードに対して設定された所定時間T1が経過したか否かを判定する(STEP6)。このとき、所定時間T1が経過していない場合は(STEP6でNo)、制御部21は、釦部16への操作の有無を確認する(STEP7)。そして、釦部16への操作が確認されない場合は(STEP7でNo)、STEP6に移行して、制御部21は、タイマ部24で計時された時間Tに基づいて、所定時間T1の経過の有無を確認する。
一方、禁止モードに移行した後に、釦部16への操作を確認したとき(STEP7でYes)、制御部21は、釦部16で受け付けた操作が長押しであったか否かを確認する(STEP8)。このとき、釦部16への操作が長押しでなく、通常の押下操作である場合は(STEP8でNo)、タイマ部24で計時された時間Tを初期値「0」にリセットした後(STEP9)、禁止モードの継続を通知するための音声メッセージを読み出し、音声メッセージをスピーカ部14より再生出力させる(STEP10)。これにより、例えば、記憶部25に記憶された時間情報による所定時間T1が30分となる場合、「禁止モードに継続します。30分後に通常モードに復帰します。」という音声メッセージが、スピーカ部14より報知される。その後、STEP6に移行して、制御部21は、所定時間T1の経過を確認する。
又、制御部21が、タイマ部24で計時した時間Tに基づいて、所定時間T1が経過したことを確認したとき(STEP6でYes)、又は、釦部16への操作が長押しであったことを確認したとき(STEP8でYes)、制御部21は、禁止モードから通常モードに復帰することを確認する。よって、制御部21は、まず、通常モードに復帰する音声メッセージを記憶部25より読み出して、音声メッセージをスピーカ部14より再生出力させる(STEP11)。これにより、例えば、「通常モードに復帰します」という音声メッセージが、スピーカ部14より報知される。その後、火災警報器1は、通常モードに復帰し、監視状態で動作する。
2.禁止モードの設定動作の第2例
上述の禁止モードを設定するための動作の第2例について、図4のフローチャートを参照して、以下に説明する。本例においても、第1例と同様、通常モードで動作しているときに、操作部23の一部である釦部16に対して所定の操作がなされることによって禁止モードに設定される。しかしながら、第1例と異なり、この釦部16に対する所定の操作が繰り返し行われることにより、禁止モードで動作する期間の長さが、その繰り返し回数に応じた時間に設定される。このように、禁止モードで動作する期間の長さを、釦部16への操作の繰り返しにより変更できる点が、第1例と異なり、他の動作については、第1例と同様となる。よって、図4のフローチャートにおいて、図3のフローチャートと同一となる動作ステップについては、同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
本例では、図4のフローチャートに示すように、第1例と同様、火災警報器1が通常モードの監視状態で動作しているときに、制御部21は、火災発生の有無を判定し(STEP1)、火災の発生を確認したときには(STEP1でYes)、警報の発報を行う(STEP2)。又、火災の発生が確認されなかった場合は(STEP1でNo)、制御部21は、釦部16への操作の有無を確認し(STEP3)、操作がない場合は(STEP3でNo)、STEP1に移行する。
制御部21が、釦部16への操作を確認したときは(STEP3でYes)、制御部21は、記憶部25内の時間情報を初期値Txに設定するとともに(STEP101)、タイマ部24をリセットして、タイマ部24による計時動作を開始する(STEP102)。そして、制御部21は、タイマ部24により計時された時間より、釦部16への操作の受付時間t2が経過したか否かを確認し(STEP103)、受付時間t2が経過していない場合は(STEP103でNo)、釦部16への操作の有無を確認する(STEP104)。このとき、釦部16への操作がない場合は(STEP104でNo)、STEP103に移行し、受付時間の経過を確認する。
一方、釦部16が操作された場合は(STEP104でYes)、記憶部25内に記憶している時間情報に基づく時間Ty(Ty=Tx+(n−1)×ΔT、nは1以上の自然数)に時間ΔTを更に加算した時間Ty+ΔTを、新たな時間情報として、記憶部25に記憶させた後(STEP105)、STEP102に移行する。このようにして、釦部16への操作が確認される度に、記憶部25に記憶する時間情報による時間TyをΔTだけ加算した時間に更新する。
そして、釦部16への操作がなされてから受付時間t2を経過したことが確認されると(STEP103でYes)、通常モードから禁止モードへ移行するため、制御部21は、タイマ部24をリセットして、計時動作の開始させる(STEP4)。又、制御部21は、禁止モードの開始を通知するための音声メッセージを記憶部25より読み出し、スピーカ部14より再生出力させる(STEP5)。この音声メッセージは、記憶部25に記憶された時間情報による時間Tyに基づく音声メッセージとなる。即ち、記憶部25は、ΔT毎に変化する時間情報に応じた音声メッセージを予め記憶しており、設定された時間Tyに応じた音声メッセージが、記憶部25より読み出されて、スピーカ部14より再生出力される。
このようにして、禁止モードへ動作が移行すると、制御部21は、タイマ部24で計時された時間Tと記憶部25に記憶された時間情報による時間Tyとを比較し、禁止モードに対して設定された時間Tyが経過したか否かを判定する(STEP106)。このとき、時間Tyが経過していない場合は(STEP106でNo)、制御部21は、釦部16への操作の有無を確認する(STEP107)。そして、釦部16への操作がない場合は(STEP107でNo)、STEP106に移行して、制御部21は、タイマ部24で計時された時間Tに基づいて、時間Tyの経過を確認する。
又、制御部21が、タイマ部24で計時した時間Tに基づいて、時間Tyが経過したことを確認したとき(STEP106でYes)、又は、釦部16への操作を確認したとき(STEP107でYes)、制御部21は、禁止モードから通常モードに復帰することを確認する。よって、制御部21は、まず、通常モードに復帰する音声メッセージを記憶部25より読み出して、音声メッセージをスピーカ部14より再生出力させる(STEP11)。その後、火災警報器1は、通常モードに復帰し、監視状態で動作する。
尚、本例において、STEP107において、釦部16への操作を確認したとき、第1例と同様、釦部16への操作が長押しである場合に、STEP11に移行するものとし、釦部16への操作が長押しでない場合は、STEP102〜STEP105の動作が繰り返され、更に継続して禁止モードで動作させる時間が設定されるものとしてもよい。又、本例において、禁止モードとする時間Tyに上限を設けて、釦部16への操作を繰り返すことで、設定される時間Tyが上限となったときに、更に釦部16への操作が成された場合には、この時間Tyが初期値Txに設定されるようにしてもよい。更に、釦部16への操作の繰り返しにより、禁止モードとする時間Tyが、時間ΔT毎に加算されて変化するものとしたが、釦部16への操作が繰り返されるたびに、時間Tyが、例えば、5分、10分、20分、30分、1時間のように、予め記憶した複数の時間で、順番に変化するものとしてもよい。
本発明は、火災警報の報知動作を一時的に禁止する機能を備えた、各種の火災警報器に適用でき、煙、熱、炎などの火災要因に基づいて火災の発生を検知する火災警報器に適用することができる。
1 火災警報器
11 基台部
12 本体部
13 検知部
14 スピーカ部
15 表示部
16 釦部
21 制御部
22 報知部
23 操作部
24 タイマ部
25 記憶部

Claims (2)

  1. 火災要因を検知する検知部と、外部への報知動作を行う報知部と、前記検知部で火災要因を検知した場合に前記報知部に火災発生を報知させる制御部と、を備える火災警報器において、
    前記報知部による火災発生の報知動作を一時的に禁止させる、所定操作を受け付ける操作部と、
    該操作部で前記所定操作を受け付けたときに、火災発生の報知動作を一時的に禁止する時間を示す時間情報を記憶する記憶部と、
    を更に備え、
    前記操作部が前記所定操作を受け付けたとき、前記制御部は、前記記憶部に記憶させた時間情報による時間と火災発生の報知動作を一時的に禁止することとを、前記報知部より通知させた後、前記報知部より前記報知部による火災発生の報知動作を前記記憶部に記憶させた時間情報による時間だけ一時的に禁止した後に許可する、ことを特徴とする火災警報器。
  2. 請求項1において、
    前記操作部が、火災発生の報知動作を一時的に禁止させる時間を変更する操作を受け付け、
    前記記憶部が、前記操作部で受け付けた操作に基づいて決定された時間による時間情報を記憶することを特徴とする火災警報器。
JP2009179106A 2009-07-31 2009-07-31 火災警報器 Withdrawn JP2011034283A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009179106A JP2011034283A (ja) 2009-07-31 2009-07-31 火災警報器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009179106A JP2011034283A (ja) 2009-07-31 2009-07-31 火災警報器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011034283A true JP2011034283A (ja) 2011-02-17

Family

ID=43763302

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009179106A Withdrawn JP2011034283A (ja) 2009-07-31 2009-07-31 火災警報器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011034283A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018037043A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 新コスモス電機株式会社 警報器
JP2018037044A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 新コスモス電機株式会社 警報器
JP2019061351A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 ホーチキ株式会社 警報システム
JP2020086529A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 新コスモス電機株式会社 警報器
JP2020087426A (ja) * 2019-07-08 2020-06-04 新コスモス電機株式会社 警報器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018037043A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 新コスモス電機株式会社 警報器
JP2018037044A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 新コスモス電機株式会社 警報器
JP2019061351A (ja) * 2017-09-25 2019-04-18 ホーチキ株式会社 警報システム
JP6991810B2 (ja) 2017-09-25 2022-02-03 ホーチキ株式会社 警報システム
JP2020086529A (ja) * 2018-11-15 2020-06-04 新コスモス電機株式会社 警報器
JP2020087426A (ja) * 2019-07-08 2020-06-04 新コスモス電機株式会社 警報器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5686885A (en) Sensor test method and apparatus
US20090212959A1 (en) Home safety detector with communication system
JP2011034283A (ja) 火災警報器
CA2635682A1 (en) Method and apparatus of generating a voice siren in a security system
US6346880B1 (en) Circuit and method for controlling an alarm
JP2011076358A (ja) 住宅用火災警報器
JP2009031833A (ja) 煙感知器
JP2005208957A (ja) 警報器
JP4811458B2 (ja) 警報システム
JP2008210062A (ja) 火災警報器
JP5122874B2 (ja) 住宅用火災警報器
JP2010079557A (ja) 住宅用火災警報器および火災警報システム
JP6400417B2 (ja) 火災警報器
JP2011096074A (ja) 住宅監視システム
JP4651322B2 (ja) 火災警報器
JP5548415B2 (ja) 火災警報器
JP4882994B2 (ja) 警報器
JP2010224854A (ja) 警報器
JP5990936B2 (ja) 自動火災報知システム
JP5895208B2 (ja) 火災警報器
JP5453030B2 (ja) 火災警報器
JP4656101B2 (ja) 煙感知器
JP5567873B2 (ja) 多機能操作装置
JP2006053790A (ja) 火災報知器
JP2005284356A (ja) 監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20120116

A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20121002