JP2011033920A - 画像形成システム及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源に関するシステムの不具合をユーザーに知らせ、システムの復旧を円滑に行うこと。
【解決手段】画像形成装置10における第1電源部109がONであり、第2後処理装置30の第2電源部308がOFFである場合に、第2電源部308がOFFである警告を操作表示部107に表示する。その後、第2電源部308をOFFからONに変化させる動作と、第1電源部109を一旦OFFにし再度ONに変化させる動作が、ユーザーによってなされた際に、画像形成システム1の復旧動作を実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成システム及び画像形成装置に関するものである。
近年、印刷分野では、多様な印刷態様に対応すべく、印刷から製本等の後処理までを連続的に行う画像形成システムが普及している。この画像形成システムは、画像形成装置に複数の後処理装置(用紙処理装置)を接続することで、用紙の搬送経路上に印刷処理工程と各種の後処理工程を配するものである。
後処理装置には、用紙の束に針を打ち込むステイプル処理機能を有する装置、用紙の束に孔をあける穿孔処理機能を有する装置、用紙の束を用紙中央で織り込む中折り処理機能を有する装置、等の各種装置が存在する。画像形成システムにおいて、画像形成装置の後段に数珠繋ぎにこれら各種の後処理装置が配され、後処理装置の組み合わせにより多様な印刷態様が実現される。
ところで、画像形成システムにおける後処理装置への電力は、画像形成装置内に設置された電源から供給される場合が多く(特許文献1参照)、複数の後処理装置が画像形成装置に接続されている場合、末端の後処理装置を含め全ての後処理装置に画像形成装置内に設置された電源から電力が供給される場合が多い。
特開2000−92744号公報
しかし、複数の後処理装置が画像形成装置に接続され、画像形成装置内に設置された電源から全ての後処理装置に電力が供給される形態であると、画像形成装置から遠く離れて接続される後処理装置ほど供給される電圧が降下してしまう恐れがある。従って、末端の後処理装置では適正な電力が供給されず、誤動作する可能性がある。
そこで、複数の後処理装置が画像形成装置に接続された画像形成システムにおいて、画像形成装置に接続される後処理装置のうち、少なくとも一つの後処理装置に電源を設け、その電源から後続する後処理装置に電力を供給する形態が考えられる。このような形態であれば電圧降下を防止することが出来る。しかし、画像形成装置の電源がONであり、後処理装置の電源がOFFの場合、後処理装置の電源によって動作する後処理装置の機能が使用出来ず、画像形成システム全ての機能を発揮して多様な印刷態様に対応出来なくなってしまう。
そこで、本発明の目的は、電源に関するシステムの不具合をユーザーに知らせ、システムの復旧を円滑に行うことが出来る画像形成システム及び画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成システムは、
用紙に画像を形成する画像形成部と、電力を供給する第1電源部と、所定の情報を表示する表示部と、を備える画像形成装置と、
当該画像形成装置から出力された用紙に対して所定の処理を実行する用紙処理部と、電力を供給する第2電源部と、を備える用紙処理装置と、
前記第1電源部がONであり、前記第2電源部がOFFである場合に、前記第2電源部がOFFである警告を前記表示部に表示するよう、前記表示部を制御する制御部を有することを特徴とするものである。
また、本発明に係る画像形成装置は、
用紙に画像を形成する画像形成部と、電力を供給する第1電源部と、所定の情報を表示する表示部と、を有し、電力を供給する第2電源部を備えて用紙に対して所定の処理を実行する用紙処理装置に接続される画像形成装置であって、
前記第1電源部がONであり、前記第2電源部がOFFである場合に、前記第2電源部がOFFである警告を前記表示部に表示するよう、前記表示部を制御する制御部を有することを特徴とするものである。
本発明に係る画像形成システム及び画像形成装置によれば、電源に関するシステムの不具合をユーザーに知らせ、システムの復旧を円滑に行うことが出来る。
画像形成システムの概略図である。 画像形成システムにおける制御系のブロック図である。 第2電源部がOFFの場合の警告表示及び手動による画像形成システムの復旧動作を示すフローチャート図である。 操作表示部における表示内容の一例を示す説明図である。 第2電源部がOFFの場合の警告表示及び手動による画像形成システムの復旧動作を示すフローチャート図である。 第2電源部がOFFの場合の警告表示及び自動による画像形成システムの復旧動作を示すフローチャート図である。 図6に示す動作において操作表示部に表示される内容を示す説明図である。 第2電源部がOFFの場合の警告表示及び自動による画像形成システムの復旧動作を示すフローチャート図である。 操作表示部を通じて画像形成システムの復旧動作を選択する画面を示す説明図である。
[画像形成システムの概要]
図1は、画像形成システムの概略図である。
図1に示すように、画像形成システム1は、1台の画像形成装置10と、複数台の後処理装置である第1後処理装置20、第2後処理装置(用紙処理装置)30、第3後処理装置(後続用紙処理装置)40から構成されている。各装置における詳細な構造の説明は省略し、各装置の概要を簡単に説明する。
画像形成装置10は、例えば電子写真方式により用紙にカラー画像又はモノクロ画像を形成するものである。画像形成装置10は、用紙を収容する複数の給紙カセット10A、10B、10Cを有し、給紙カセット10A、10B、10Cから給紙された用紙は、画像形成装置10において画像が形成され、例えば第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40を搬送されて排紙トレイTに排出される。画像形成システム1で実行するジョブの設定情報や画像形成システム1で発生する不具合情報等は、画像形成装置10に設置された操作表示部(表示部)107に表示される。
第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40は、画像形成装置10から排出された用紙に対して所定の処理を実行するものである。図1に示す実施形態において、第1後処理装置20では複数の箇所において複数の用紙を積載するという処理が実行される。また、第2後処理装置30では、複数の用紙を積載して用紙束を形成し、用紙束に表紙を糊付けするという製本処理が実行され、第3後処理装置40では、複数の用紙を綴じるステイプル処理が実行される。
[画像形成システムのブロック図]
図2は、画像形成システムにおける制御系のブロック図であり、代表的な制御構成を示している。
画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40は、通信部101、201、301、401を介して電気的に接続されており、制御信号の授受が相互に行われる。制御部102、202、302、402が協働して画像形成システム1の動作を制御するが、個別には制御部102が画像形成装置10の各部の動作を制御し、制御部202、302、402の各々が第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40の各々の動作を制御する(本発明における制御部は、制御部102、202、302、402が全体として該当するか又は制御部102単体が該当する)。
制御部102、202、302、402は、主にCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等により構成され、ROMに格納されている各種制御プログラムを読み出してRAMに展開し、各部の動作を制御する。
画像形成装置10における記憶部103は、画像読取部104で読み取って得た原稿画像の画像データを出力するジョブデータを記憶したり、出力済みのジョブデータ等を記憶したりする機能を有する。
画像形成部105は、用紙に画像を形成するものであり、具体的には、感光体、帯電部、露光部、現像部、転写部、定着部により電子写真プロセスが実行され、用紙にトナー像が形成される。
操作表示部107は、所定の情報を表示したり、各種の設定を可能にしたりするものである。操作表示部107は例えばタッチパネル形式となっており、ユーザーが操作表示部107を通じて入力することにより画像形成システムで実行するジョブの内容が設定される。
第1電源部109は、画像形成装置10の各部等に電力を供給するものであり、図2に示すように、画像形成装置10内に電力を供給するほか、第1後処理装置20と第2後処理装置30にも電力を供給する。第1電源部109は、モータ等を駆動させる24V系の電力供給と制御部102等を動作させる5V系の電力供給を行っており、24V系の電力は画像形成装置10と第1後処理装置20に供給され、5V系の電力は画像形成装置10と第1後処理装置20と第2後処理装置30に供給される。第1電源部109のON、OFFの状態は電源検出部108により検出され、電源検出部108による検出信号は制御部102に伝達される。
第1後処理装置20には、第1積載部205、第2積載部206、第3積載部207の3つの積載部が設置されており、画像形成装置10から出力された用紙が第1積載部205、第2積載部206、第3積載部207の何れかに積載可能である。
第2後処理装置30には、製本部305が設置されている。製本部305を具体的に説明すると、製本部305は、用紙を複数枚束ねて用紙束を形成し、用紙束の背に糊を塗布して用紙束に表紙を固着して製本する。製本部305において製本された冊子は、積載部306に積載され、ユーザーが製本された冊子を積載部306から取り出せる。
第2後処理装置30は、第1後処理装置20や第3後処理装置40と異なり、第2電源部308を有している。第2電源部308は、図2に示すように、第2後処理装置30内に電力を供給するほか、画像形成装置10から最も離れて設置されている第3後処理装置40にも電力を供給する。第2電源部308は、モータ等を駆動させる24V系の電力供給と制御部402等を動作させる5V系の電力を第3後処理装置40に供給する。
画像形成装置10における第1電源部109から第3後処理装置40へ5V系の電力を供給しようとすると、第3後処理装置40が画像形成装置10から離れて接続されているため、電圧降下により第3後処理装置40が誤動作する可能性がある。従って、隣に接続された第2後処理装置30における第2電源部308から第3後処理装置40へ電力を供給することにより電圧降下を抑制し、第3後処理装置40の誤動作を防止することが出来る。第2電源部308のON、OFFの状態は電源検出部307により検出され、電源検出部307による検出信号は制御部302に伝達される。
第3後処理装置40において綴じ部405によりステイプル処理が実行され、端部綴じや中綴じが実行される。ステイプル処理が実行された用紙束は積載部406に積載され、ユーザーがステイプル処理された冊子を積載部406から取り出せる。
なお、本実施形態において第2後処理装置30と第3後処理装置40は、第2電源部308から24V系の電力が供給されているが、第2後処理装置30と第3後処理装置40の24V系の電力を第1電源部109から供給し、第3後処理装置40に対する5V系の電力のみを第2電源部308から供給するような形態であっても良い。
[第2電源部のON・OFF検出]
前述したように、電圧降下による第3後処理装置40の誤動作を防止するため、第2後処理装置30に第2電源部308を設置し、第2電源部308から第3後処理装置40に電力を供給している。しかし、第2電源部308がOFFになっていると第2後処理装置30や第3後処理装置40に電力が供給されてないため、第1電源部109がONになっているとしても第2後処理装置30を利用した製本処理や第3後処理装置40を利用したステイプル処理が出来ず、画像形成システム1の全ての機能を発揮して多様な印刷態様に対応出来ない。そこで第2電源部308の状態を検出し、第2電源部308がOFFのときに画像形成装置10における操作表示部107に警告表示をするとともに、画像形成システム1を復旧させるようにする。以下、この点について詳しく説明する。
図3は、第2電源部308がOFFの場合の警告表示及び手動による画像形成システム1の復旧動作を示すフローチャート図である。
まず、画像形成装置10における第1電源部109がONか否か判断する(ステップS1)。ステップS1における判断は、画像形成装置10における電源検出部108の検出結果及び所定のプログラムに基づいて制御部102が実行する。
ステップS1において第1電源部109がONであると判断すると(ステップS1;Yes)、次に第2後処理装置30における第2電源部308がONか否か判断する(ステップS2)。ステップS2における判断は、第2後処理装置30における電源検出部307の検出結果及び所定のプログラムに基づいて制御部302が実行する。
ステップS2において第2電源部308がONであると判断すると(ステップS2;Yes)、画像形成システム1におけるイニシャライズ動作を実行する(ステップS7)。ステップS7におけるイニシャライズ動作は、画像形成システム1がどのような装置から構成されているのか、画像形成システム1を構成する各装置に認識させる動作である。つまり、画像形成装置10にどのような後処理装置が何台接続されているのか、また、どのような後処理装置が隣り合っているのか等を画像形成装置10や第1後処理装置20等に認識させる動作である。
具体的には画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40の各々の通信部を介して各装置の特性情報を送信しあって各装置にどのような特性の装置が接続されているか認識させる。ステップS7におけるイニシャライズ動作が完了すると、例えば、画像形成システム1における実行出来る動作が操作表示部107を通じて選択出来るようになる。
一方、ステップS2において第2電源部308がOFFであると判断すると(ステップS2;No)、第2後処理装置30では24V系の電力が供給されておらず、第3後処理装置では24V系の電力と5V系の電力が供給されていないことになるため、第2後処理装置30と第3後処理装置40を利用した動作(製本処理やステイプル処理の動作)が実行出来ない。
そこで、画像形成装置10における操作表示部107に警告表示を行うとともに画像形成システム1における動作を禁止する(ステップS3、S4)。このように第2電源部308がOFFの場合に画像形成システム1における動作を禁止することにより、画像形成システム1における不要なジョブの実行等を防止することが出来る。ステップS3、S4における動作は制御部102、制御部202が協働して所定のプログラムに基づいて各部を制御する。
図4は、操作表示部107における表示内容の一例を示す説明図である。
図4で示すように、第2後処理装置30における第2電源部308がOFFになっていると、操作表示部107には「後処理装置の電源がOFFとなっています。」という警告表示がされる。その結果、ユーザーは画像形成システム1が正常ではないということを簡易に認識することができ、例えばユーザー自ら操作表示部107を通じてジョブを実行させるようなことはない。
また、第2電源部308がOFFになって画像形成システム1における動作が禁止されているため、図4に示すように、「システムを動作させることが出来ません。」という画像形成システム1における動作が禁止されている旨を表示することによって、ユーザーはその旨を簡易に認識することが出来る。
更に、図4に示すように「本体の電源をOFFし、後処理装置の電源をONした後で、再度、本体の電源をONして下さい。」という画像形成システム1の復旧動作を実行させるためのガイダンス情報を表示する。このようにガイダンス情報を表示すれば、画像形成システム1を動作させるためにはどのように画像形成システム1を復旧させたらよいのか、ユーザーが簡易に認識することが出来る。
図3に戻って動作の説明を継続する。ステップS3、S4において警告表示と画像形成システム1における動作禁止を行い、その後、ユーザーによって第2電源部308をOFFからONに変化させる動作が行われたか否か判断する(ステップS5)。ステップS5における判断は、ステップS2と同様に、第2後処理装置30における電源検出部307の検出結果及び所定のプログラムに基づいて制御部302が実行する。
ステップS5において第2電源部308をOFFからONに変化させる動作が行われたと判断すると(ステップS5;Yes)、次に、ユーザーによって第1電源部109を一旦OFFにし、再度ONに変化させる動作が行われたか否か判断する(ステップS6)。第1電源部109のOFF−ON動作は、画像形成システム1における復旧動作を開始させる動作であり、ユーザーによる手動動作である。ステップS6における判断は、画像形成装置10における電源検出部108の検出結果及び所定のプログラムに基づいて制御部102が実行する。
ステップS6において第1電源部109を一旦OFFにし、再度ONに変化させる動作が行われたと判断すると(ステップS6;Yes)、イニシャライズ動作を実行し(ステップS7)、前述したように画像形成システム1がどのような装置から構成されているのか、画像形成システム1を構成する各装置に認識させる(ステップS3〜S6を経由してステップS7で実行するイニシャライズ動作は画像形成システム1の復旧動作に該当する)。イニシャライズ動作が実行されると、画像形成システム1が復旧し、第2後処理装置30や第3後処理装置40を含め、画像形成システム1の全ての機能を発揮して多様な印刷態様に対応出来るようになる。
その後、第1電源部109の状態と第2電源部308の状態を監視し(ステップS8、S9)、第2電源部308が途中でOFFされるとステップS3からステップS7の動作を繰り返し、警告表示等を実行する。
以上説明したように、第2電源部がOFFであれば、操作表示部107に警告表示を行うのでユーザーは画像形成システム1が正常ではないということを簡易に認識することが出来る。また、第2電源部308をOFFからONに変化させる動作と、第1電源部109を一旦OFFにし、再度ONに変化させる動作がユーザーによって行われると、画像形成システム1の復旧動作が開始されるので、その後、画像形成システム1の全ての機能を発揮して多様な印刷態様に対応出来るようになる。
[第2電源部OFF時の一部動作許可]
次に、図3で示した動作形態と異なり、第2電源部308がOFFのときに画像形成システム1の一部の動作を許可する動作形態について図5を用いて説明する。
図5は、第2電源部308がOFFの場合の警告表示及び手動による画像形成システム1の復旧動作を示すフローチャート図である。
図5におけるステップS11、S12は、図3におけるステップS1、S2と同じ動作であるため、ここでの説明は省略する。
図5におけるステップS12において、第2電源部がOFFであると判断すると(ステップS12;No)、第1電源部109により電力が供給されている範囲での動作を許可するべく、イニシャライズ動作を実行する(ステップS13)。
第1電源部109からの24V系の電力は、画像形成装置10と第1後処理装置20に供給されているため、画像形成装置10と第1後処理装置20は、通常の動作を行うことが出来る。従って、ステップS13のイニシャライズ動作では、画像形成装置10、第1後処理装置20の各々の通信部を介して各装置の特性情報を送信しあって画像形成装置10には第1後処理装置20が接続されることを認識させ、第1後処理装置20には画像形成装置10が接続されていることを認識させる。
そして、第2電源部308がOFFであるため、画像形成装置10における操作表示部107に警告表示を行う(ステップS14)。ステップS14における警告表示は、図4で示した形態と同様であるが、図5における動作では第1電源部109によりに電力が供給されている範囲での動作を許可すべく、図4における「システムを動作させることが出来ません」という表示の代わりに「一部の動作を実行することが出来ます」という許可の表示を行う。つまり、第1電源部109により電力が供給される範囲での動作が許可されている旨を操作表示部107に表示させる。このように表示すれば、ユーザーが一部のジョブが実行可能であることが認識出来る。
この状態で、例えばユーザーによって操作表示部107を通じてジョブが設定された場合、設定完了された後で設定されたジョブが実行出来るか否か制御部102が判断し、画像形成装置10や第1後処理装置20で実行出来るジョブであればジョブを実行し、第2後処理装置30や第3後処理装置40を利用しなければ実行出来ないジョブ(製本処理やステイプル処理を実行するジョブ)であればジョブを実行しないようにする。ちなみに操作表示部107に実行出来るジョブと実行出来ないジョブを具体的に表示するようにしても良い。
図5におけるステップS15〜S19は、図3のステップS5〜S9と同様であるため、ここでも説明は省略する。
以上、図5で説明したように、第2電源部308がOFFのときに第1電源部109により電力が供給される範囲での動作を許可するようにすれば、画像形成システム1における可能な範囲でのジョブを実行出来る。その結果、例えば用紙に対する後処理が不要で用紙に画像を形成したいというユーザーにとっては画像形成システム1の復旧動作を実行しなくてもジョブを実行出来るため、利便性が良い。
[画像形成システムの自動復旧]
図3、図5で示した動作形態では、第2電源部308がOFFのときに、ユーザーによって第2電源部308がONされ、更に第1電源部109のOFF−ON動作という手動動作がなされた場合に画像形成システム1の復旧動作を開始したが、第1電源部109のOFF−ON動作という手動動作がなくても自動的に画像形成システム1の復旧動作を開始しても良い。以下、この点について詳しく説明する。
図6は、第2電源部がOFFの場合の警告表示及び自動による画像形成システム1の復旧動作を示すフローチャート図である。
図6におけるステップS21、S22、S24〜S26は、図3におけるステップS1〜S5と同様であるため、ここでの説明は省略する。
図6におけるステップS24では、図3におけるステップS3と同様に画像形成装置10における操作表示部107に警告表示等を行うが、図6に示す動作において操作表示部107に表示される形態は、図3に示す動作において操作表示部107に表示される形態と若干異なっている。
図7は、図6に示す動作において操作表示部107に表示される内容を示す説明図である。
図7に示すように、図6に示す動作において操作表示部107には、図4で示した形態と同様に警告表示と、画像形成システム1における動作禁止表示がなされている。しかし、画像形成システム1の復旧動作を実行させるためのガイダンス情報は図4で示した形態と異なっており、図7に示すように「後処理装置の電源をONして下さい」という内容になっている。
図6に戻って動作の説明を継続する。ステップS26において第2電源部308をOFFからONに変化させる動作が行われたと判断すると(ステップS26;Yes)、自動的に画像形成システム1における復旧イニシャライズ動作(画像形成システム1の復旧動作)を実行する(ステップS27)。
ステップS27における復旧イニシャライズ動作は、通常のイニシャライズと同様に、基本的には画像形成システム1がどのような装置から構成されているのか、画像形成システム1を構成する各装置に認識させる動作である。具体的な復旧イニシャライズ動作の方法は色々な方法が考えられる。画像形成システム1において全くイニシャライズ動作が実行されていなければ、通常のイニシャライズ動作と同様に、画像形成装置10、第1後処理装置20、第2後処理装置30、第3後処理装置40の各々の通信部を介して各装置の特性情報を送信しあって各装置にどのような特性の装置が接続されているか認識させる。また、例えば既に画像形成装置10と第1後処理装置20との間においてイニシャライズ動作が完了している状態で復旧イニシャライズ動作を実行するのであれば、画像形成装置10と第1後処理装置20との間の認識動作はせずに、第2後処理装置30や第3後処理装置40に関係する認識動作を行ってもよいし、全てをリセットして通常のイニシャライズ動作を行ってもよい。
その後、第1電源部109の状態と第2電源部308の状態を監視し(ステップS28、S29)、第2電源部308が途中でOFFされるとステップS24からステップS27の動作を繰り返し、警告表示等を実行する。
以上説明したように第2電源部がOFFであれば、操作表示部107に警告表示を行い、その後、第2電源部がONされると自動的に画像形成システム1の復旧動作を開始するようにすれば、例えば第1電源部109のOFF−ON動作をさせることなく、簡易に復旧作業を行うことが出来る。
また、詳しい説明は省略するが、図8で示す動作形態のように、図6と同様に第1電源部109のOFF−ON動作という手動動作がなくても自動的に画像形成システム1の復旧動作を開始するとともに、第5図で示した動作形態のように、自動的に画像形成システム1の復旧動作する場合でも、第2電源部308がOFFの際に第1電源部109により電力が供給される範囲での動作を許可するようにしても良い(図5におけるステップS13、S14に関する説明を参照)。
図3及び図5では手動による画像形成システム1の復旧動作を示し、図6及び図8では自動による画像形成システム1の復旧動作を示したが、何れの復旧動作を行うかユーザーが操作表示部107を通じて選択することが出来る。
図9は、操作表示部107を通じて画像形成システム1の復旧動作を選択する画面を示す説明図である。
画像形成システム1の復旧動作を選択する場合は、図9に示すような画面が操作表示部107に表示される。図3及び図5で示したように、手動による画像形成システム1の復旧動作を選択する場合は、図9における「本体の電源を1度OFFし、後処理装置の電源をONした後で、再度、本体の電源がONした後に復旧させる。」という内容が表示された部分の横の決定ボタンを押す。一方、図6及び図8で示したように、自動による画像形成システム1の復旧動作を選択する場合は、図9における「本体の電源をOFFせず、後処理装置の電源をONした後で、自動的に復旧させる。」という内容が表示された部分の横の決定ボタンを押す。このようにすることによってユーザーの好みにあった画像形成システムの復旧動作を選択出来る。
本発明を図1から図9に示す実施形態により説明したが、本発明は当該実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
1 画像形成システム
10 画像形成装置
20 第1後処理装置
30 第2後処理装置
40 第3後処理装置
102 制御部
107 操作表示部
108 電源検出部
109 第1電源部
202 制御部
302 制御部
305 製本部
307 電源検出部
308 第2電源部
402 制御部
405 綴じ部

Claims (10)

  1. 用紙に画像を形成する画像形成部と、電力を供給する第1電源部と、所定の情報を表示する表示部と、を備える画像形成装置と、
    当該画像形成装置から出力された用紙に対して所定の処理を実行する用紙処理部と、電力を供給する第2電源部と、を備える用紙処理装置と、
    前記第1電源部がONであり、前記第2電源部がOFFである場合に、前記第2電源部がOFFである警告を前記表示部に表示するよう、前記表示部を制御する制御部を有することを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記制御部は、前記第1電源部がONであり、前記第2電源部がOFFである場合に、画像形成システムにおける動作を禁止するよう、画像形成システム内の各部を制御する請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記制御部は、画像形成システムにおける動作を禁止する場合に、画像形成システムにおける動作が禁止されている旨を前記表示部に表示するよう、前記表示部を制御する請求項2に記載の画像形成システム。
  4. 前記制御部は、前記第1電源部がONであり、前記第2電源部がOFFである場合に、前記第1電源部により電力が供給される範囲での動作を許可するよう、画像形成システム内の各部を制御する請求項1に記載の画像形成システム。
  5. 前記制御部は、前記第1電源部により電力が供給される範囲での動作を許可する場合に、画像形成システムにおける一部の動作が許可されている旨を前記表示部に表示するよう、前記表示部を制御する請求項4に記載の画像形成システム。
  6. 前記制御部は、前記第1電源部がONであり、前記第2電源部がOFFである場合に、その後、前記第2電源部をOFFからONに変化させる動作と、前記第1電源部を一旦OFFにし再度ONに変化させる動作とが、ユーザーによってなされた際に、画像形成システムの復旧動作を実行するよう、画像形成システム内の各部を制御する請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成システム。
  7. 前記制御部は、前記第1電源部がONであり、前記第2電源部がOFFである場合に、その後、前記第2電源部をOFFからONに変化させる動作がユーザーによってなされた際に、自動的に画像形成システムの復旧動作を実行するよう、画像形成システム内の各部を制御する請求項1から5の何れか1項に記載の画像形成システム。
  8. 前記制御部は、前記第1電源部がONであり、前記第2電源部がOFFである場合に、画像形成システムの復旧動作を実行させるためのガイダンス情報を前記表示部に表示するよう、前記表示部を制御する請求項6又は7に記載の画像形成システム。
  9. 前記画像形成装置から出力された用紙に対して所定の処理を実行し、前記第2電源部から電力が供給される後続用紙処理装置を有する請求項1から8の何れか1項に記載の画像形成システム。
  10. 用紙に画像を形成する画像形成部と、電力を供給する第1電源部と、所定の情報を表示する表示部と、を有し、電力を供給する第2電源部を備えて用紙に対して所定の処理を実行する用紙処理装置に接続される画像形成装置であって、
    前記第1電源部がONであり、前記第2電源部がOFFである場合に、前記第2電源部がOFFである警告を前記表示部に表示するよう、前記表示部を制御する制御部を有することを特徴とする画像形成装置。
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