JP2011032800A - 引戸の外れ止め装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】網戸等の引戸の清掃等において、引戸の取り外し、再取り付けを、工具を用いることなくユーザが簡便且つ適切に行えるようにすること。
【解決手段】窓枠の案内レールに摺動可能に係合するレールガイド部26を備えて引戸の縦框に固定される固定部材20と、固定部材20にスライド可能に設けられ、案内レールに当接して引戸の外れ止めを行う外れ止め作用部54を有する外れ止め部材50とを設ける。固定部材20には外れ止め部材50を固定部材20に対してスライド不能に係止する係止位置と外れ止め部材50のスライドを自由に許す解放位置との間に移動可能な係止部材70と、係止部材70を係止位置と解放位置の何れか一方に選択的に位置させる操作レバー74とを設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、引戸の外れ止め装置に関し、特に、住宅のサッシ用引き違い網戸等の引戸が窓枠の案内レールより外れることを防止する外れ止め装置に関するものである。
サッシ用引き違い網戸等の引戸が窓枠の案内レールより外れることを防止するために、外れ止め装置を引戸の縦框に取り付けることが行われている。
この種の外れ止め装置として、窓枠(レール枠)の上側の案内レール(上側レール)に係合する案内ローラを支持したローラ支持部材と、上側レールが嵌入する上方開口の嵌入溝を形成された外れ止め部材と、案内ローラが上側レールに係合する方向にローラ支持部材を付勢するばね部材と、ローラ支持部材と外れ止め部材とが引戸の縦框に取り付けられた状態よりも相対的に離反した位置で、ローラ支持部材を外れ止め部材に対して上下方向にスライド不能とするスライド規制手段とを有するものがある(例えば、特許文献1)。
この外れ止め装置では、取付作業時にはスライド規制手段を作用させて外れ止め部材に対してローラ支持部材を上下方向にスライド不能にした状態で、案内ローラを上側レールの下端に当接させて固定すれば、上側レールの下端が嵌入溝に嵌入した状態でローラ支持部材を上下方向にスライド可能な位置に固定することができる。これにより、外れ止め装置を、外れ止め機能を発揮する適切な位置に容易且つ迅速に取り付けることができる。その上、取付状態では外れ止め部材に対してローラ支持部材が上下方向にスライド可能になり、ばね部材によって上方へ付勢されているローラ支持部材は案内ローラをもって上側レールに押し付けられ、その反力により引戸は下方に押し下げられるため、開閉時の引戸の浮き上がり及び弾みを防止して引戸が窓枠から外れることを防ぐことができる。
特開2009−127335号公報
上述した従来の外れ止め装置は、外れ止め機能を発揮する適切な位置に容易且つ迅速に取り付けられるが、しかし、これは、外れ止め装置を引戸の縦框に取り付ける取付作業の利便性を図ったものであり、網戸のように清掃のために引戸を窓枠より取り外す際には、ローラ支持部材と外れ止め部材とを縦框に共締めしているビスを工具を用いて弛めなくてはならず、清掃等のためにユーザが引戸を窓枠より取り外す利便性についての考慮がなされていない。
このため、従来の外れ止め装置を取り付けられた網戸等では、清掃等のための取り外し、再取り付けが面倒であり、工具を使い慣れていないユーザでは、網戸の取り外し、再取り付けを行うことができないことが考えられる。また、ユーザによる再取り付けが適切に行われないと、外れ止め装置が適切に機能せず、引戸が窓枠から外れる虞がある。
本発明が解決しようとする課題は、網戸等の引戸の清掃等において、引戸の取り外し、再取り付けを、工具を用いることなくユーザが簡便且つ適切に行えるようにすることである。更には、ユーザによる引戸の再取り付け後も、外れ止め装置が必然的に有効作用状態になり、外れ止め装置の戻し忘れを回避することである。
本発明による引戸外れ止め装置は、引戸の縦框に取り付けられて当該引戸が窓枠の案内レールより外れることを防止する引戸外れ止め装置であって、前記案内レールに摺動可能に係合するレールガイド部を備え、引戸の縦框に固定される固定部材と、前記固定部材にスライド可能に設けられ、前記案内レールに当接して引戸の外れ止めを行う外れ止め作用部を有する外れ止め部材と、前記固定部材と前記外れ止め部材との間に設けられ、前記外れ止め作用部が前記案内レールに当接する方向に前記外れ止め部材を付勢するばね手段とを有し、前記固定部材には、前記外れ止め部材を前記固定部材に対してスライド不能に係止する係止位置と前記外れ止め部材のスライドを自由に許す解放位置との間を移動可能な係止部材と、前記係止部材を前記係止位置と前記解放位置の何れか一方に選択的に位置させる操作レバーとが設けられている。
本発明による引戸外れ止め装置は、好ましくは、前記外れ止め部材には、当該外れ止め部材の前記固定部材に対するスライド方向と同方向に一連のラック歯を有するラックが形成され、前記係止部材は、前記ラック歯の少なくとも一つに離脱可能に噛合する係止歯を有し、前記係止位置にて前記係止歯が前記ラック歯と噛合し、前記解放位置にて前記係止歯が前記ラック歯との噛合より離脱する。
本発明による引戸外れ止め装置は、好ましくは、前記操作レバーは、前記窓枠の縦枠に当接可能に設けられ、前記縦枠に当接することにより前記係止部材を前記解放位置より前記係止位置に位置させる。
本発明による引戸外れ止め装置は、好ましくは、前記固定部材が前記外れ止め部材と重なり合う部位に、当該固定部材を前記縦框に固定するための締結具が貫通する貫通孔が形成されており、前記固定部材には、前記貫通孔が外部に露呈する位置に前記外れ止め部材を前記ばね手段のばね力に抗して係止する係止部が形成されている。
本発明による引戸は、上述の発明による引戸外れ止め装置を縦框に取り付けられている。
本発明による引戸外れ止め装置によれば、固定部材をビス等の適当な締結具によって引戸の縦框に取り付ければ、その後は、操作レバーの操作によって係止部材を解放位置に位置させると、ばね手段のばね力によって外れ止め部材が案内レールの側に移動し、当該外れ止め部材の外れ止め作用部が案内レールに当接して引戸の外れ止めを行う位置に位置する。この状態で、操作レバーの操作によって係止部材を係止位置に位置させると、外れ止め部材が固定部材に対してスライド不能に係止され、外れ止め作用部が上述の引戸の外れ止めを行う位置に固定される。これにより、引戸外れ止め装置が有効に機能し、引戸が窓枠から外れることが防止される。
清掃等のために、引戸を窓枠より取り外す場合には、操作レバーを操作して係止部材を解放位置に位置させ、外れ止め部材をばね手段のばね力に抗して案内レールより離れる側に手にて移動させて外れ止め部材の外れ止め作用部を案内レールとの当接位置より引き離し、外れ止めを解除する。これにより、引戸を窓枠より取り外すことができる。
引戸を窓枠に再取り付ける場合には、外れ止め部材をばね手段のばね力に抗して案内レールより離れる側に手にて移動させた状態で、固定部材のレールガイド部を案内レールに係合させる。その後、外れ止め部材を手放すと、ばね手段のばね力によって外れ止め部材が案内レールの側に移動し、当該外れ止め部材の外れ止め作用部が案内レールに当接し、引戸の外れ止めを行う位置に位置する。この状態で、操作レバーの操作によって係止部材を係止位置に位置させれば、外れ止め部材が固定部材に対してスライド不能に係止され、外れ止め作用部が上述の引戸の外れ止めを行う位置に固定される。これにより、引戸外れ止め装置が再び有効に機能し、引戸が窓枠から外れることが防止される。
このように、本発明による引戸外れ止め装置によれば、網戸等の引戸の清掃等において、引戸の取り外し、再取り付けを、操作レバーの操作によって、工具を用いることなくユーザが簡便且つ適切に行うことができる。
更に、操作レバーが窓枠の縦枠に当接可能に設けられ、操作レバーが縦枠に当接することにより、係止部材を解放位置より係止位置に位置させる構造を採用すれば、引戸の再取り付け後、引戸を、一旦、閉戸位置に位置させると、操作レバーが縦枠に当接することにより操作レバーが動き、係止部材が自動的に解放位置より係止位置に位置するので、外れ止め装置が必然的に有効作用状態になり、外れ止め装置の戻し忘れを回避できる。
本発明による引戸外れ止め装置の一つの実施例の解放状態を示す斜視図。 本発明による引戸外れ止め装置の一つの実施例の係止状態を示す斜視図。 本発明による引戸外れ止め装置の一つの実施例を示す正面図。 本実施例による引戸外れ止め装置の固定部材の正面図。 本実施例による引戸外れ止め装置の網戸への取り付けを示す斜視図。 本実施例による引戸外れ止め装置の操作レバーの窓枠との当たりを示す斜視図。
この発明による引戸外れ止め装置の一つの実施例を、図1〜図6を参照して説明する。
本実施例による引戸外れ止め装置10は、固定部材20と、外れ止め部材50とを有する。固定部材20、外れ止め部材50は、各々、個別の樹脂成形品である。
固定部材20は縦長帯状部22を有し、縦長帯状部22に、取付ねじ、例えば、セルフタッピングねじ90(図5参照)が貫通する貫通孔24(図4参照)が貫通形成されている。固定部材20は、貫通孔24に通されたセルフタッピングねじ90によって引戸、例えば、網戸100の縦框102(図5参照)に固定される。縦長帯状部22の上端部には、レールガイド部として、窓枠110の板状の上側案内レール112に摺動可能に係合する上方開口の深いレールガイド凹溝26が形成されている。
固定部材20は縦長帯状部22の上端部より背面側に突出したブラケット部28を有する。ブラケット部28は、縦長帯状部22と一体成形されており、枢軸部30によってレールガイド部材32を回動可能に支持している。レールガイド部材32は、図示されてない内蔵の捩りコイルばねによって上向きに付勢され、浅い凹溝部34をもって上側案内レール112に摺動可能に係合する。ブラケット部28の下底面36は、鉛直な縦長帯状部22に対して90度の角度をもって水平面をなし、網戸100の上部横框104(図5参照)に当接することにより、網戸100に対する固定部材20の上下方向の取り付け位置を決めている。
縦長帯状部22の前面の両側部には、鉛直方向、つまり縦長帯状部22の長手方向に沿って延在するスライドガイド部38が形成されている。スライドガイド部38には、外れ止め部材50のスライド係合部52が摺動可能に係合している。これにより、外れ止め部材50は固定部材20に対して上下方向にスライド可能である。
外れ止め部材50の上端部には、上側案内レール112の先端(下端面)112Aに当接して網戸100の窓枠110よりの外れ止めを行う外れ止め作用部54と、手操作部56とが形成されている。
縦長帯状部22の下端部と外れ止め部材50の下端部には各々ばね受け部40、58が形成されている。ばね受け部40、58との間には圧縮コイルばね80が取り付けられている。圧縮コイルばね80は、固定部材20に対して外れ止め部材50を、上方、つまり、外れ止め作用部54が上側案内レール112の先端11Aに当接する方向に付勢している。なお、ばね受け部40には圧縮コイルばね80の座屈変形を防止するためのばねカイド棒状部42が突出形成されている。
外れ止め部材50の前面には、外れ止め部材50の固定部材20に対するスライド方向と同方向、即ち上下方向に一連のラック歯60を有するラック部62が形成されている。
縦長帯状部22の前面には係止部材支持片部44が突出形成されている。係止部材支持片部44はラック部62の幅方向中央部に形成された縦長のスリット状開口64を貫通してラック部62の前方に突出している。この係止部材支持片部44の前方突出部分には矩形駒状の係止部材70が前後方向にのみ変位可能に取り付けられている。
係止部材70は、ラック部62との対向面にラック歯60の少なくとも一つに離脱可能に噛合する係止歯72を形成されている。係止部材70は、図2に示されているように、係止歯72がラック歯60と噛合して外れ止め部材50を固定部材20に対してスライド不能に係止する係止位置と、図1に示されているように、係止歯72がラック歯60との噛合より離脱して外れ止め部材50のスライドを自由に許す解放位置との間に前後移動可能になっている。
係止部材支持片部44は、前方突出部分において枢支部46により操作レバー74を回動可能に支持している。操作レバー74は、トグル部76をもって係止部材70と係合し、図1に示されているように、前方に突出した回動位置では係止部材70を解放位置に位置させ、図2に示されているように、外れ止め部材50の長手方向に沿って倒された回動位置では係止部材70を係止位置に位置させる。操作レバー74はトグル部76の形状により、係止位置と解放位置の何れか一方に選択的に安定状態でホールド(自己保持)される。操作レバー74には手操作部78が形成されている。
操作レバー74は、前方に突出した回動位置では、網戸100の縦框102より前方に突出して窓枠110の縦枠114(図6参照)に当接可能で、縦枠114に当接することにより転倒方向に回動し、係止部材701を解放位置より係止位置に移動させる。
前述の貫通孔24は、外れ止め作用部54が上側案内レール112の先端112Aに突き当る位置にある状態下では、締結具であるセルフタッピングねじ90の挿入方向(固定部材20と外れ止め部材50とを積層方向に貫通する方向)で見て、固定部材20が外れ止め部材50と重なり合う部位に設けられている。この設計において、固定部材20の縦長帯状部22の前面には、外れ止め部材50を、圧縮コイルばね80のばね力に抗して、貫通孔24が外部に露呈する位置で固定部材20に係止する係止突起48が形成されている。
引戸外れ止め装置10の網戸100に対する取り付けは、施工者によって行われる作業であり、係止突起48によって外れ止め部材50を、圧縮コイルばね80のばね力に抗して、貫通孔24が外部に露呈する位置に係止し、この状態で、貫通孔24にセルフタッピングねじ90を通して固定部材20を網戸100の縦框102に固定することにより行われる。固定部材20の高さ方向の取り付け位置は、ブラケット部28の下底面36を網戸100の上部横框104に当接させることにより、適正位置に決められる。
固定部材20を網戸100の縦框102に固定した後は、係止突起48による外れ止め部材50の係止を解除する。
この後、操作レバー74の操作によって係止部材70を、図1に示されているように、解放位置に位置させると、係止部材70の係止歯72が外れ止め部材50のラック歯60との噛合より離脱し、外れ止め部材50のスライドを自由に許す状態になる。これにより、外れ止め部材50は、圧縮コイルばね80のばね力によって上方、つまり上側案内レール112の側に移動し、外れ止め作用部54が上側案内レール112の先端112Aに突き当り、網戸100の外れ止めを行う位置に位置する。
この状態で、操作レバー74の操作によって係止部材70を係止位置に位置させると、係止部材70の係止歯72が外れ止め部材50のラック歯60と噛合し、外れ止め部材50が固定部材20に対してスライド不能に係止される。これにより、外れ止め作用部54が上述の網戸100の外れ止めを行う適正位置に固定され、引戸外れ止め装置10が有効に機能し、網戸100が窓枠110から外れることが防止される。
清掃等のために、ユーザが網戸100を窓枠110より取り外す場合には、操作レバー74を手にて引き出す操作をして係止部材74を図1に示されている解放位置に位置させ、外れ止め部材50を圧縮コイルばね80のばね力に抗して上側案内レール112より離れる側、つまり、下側に移動させ、外れ止め部材50の外れ止め作用部54を上側案内レール112との当接位置より引き離し、外れ止めを解除する。これにより、網戸100を窓枠110より取り外すことができるようになる。
網戸100を窓枠110に再取り付ける場合には、外れ止め部材50を圧縮コイルばね80のばね力に抗して上側案内レール112より離れる側に手にて移動させ、この状態で、固定部材20のレールガイド溝26、レールガイド部材32の凹溝部34を上側案内レールに係合させる。
その後、外れ止め部材50を手放すと、圧縮コイルばね80のばね力によって外れ止め部材50が上側案内レール112の側に移動し、外れ止め部材50の外れ止め作用部54が上側案内レール112に先端112Aに当接し、外れ止め部材50が網戸100の外れ止めを適正に行う位置に自動的に位置する。
この状態で、操作レバー74の操作によって係止部材70を図2に示されている係止位置に位置させれば、外れ止め部材50が固定部材20に対してスライド不能に係止され、外れ止め作用部54が網戸100の外れ止めを適切に行う位置に固定される。これにより、引戸外れ止め装置10が再び有効に機能し、網戸100が窓枠110から外れることが防止される。
このように本実施例による引戸外れ止め装置10によれば、網戸100等の引戸の清掃等において、網戸110の取り外し、再取り付けを、操作レバー74の操作によって、工具を用いることなくユーザが簡便且つ適切に行うことができる。
また、ユーザが操作レバー74を係止市に押し戻し忘れても、引戸の再取り付け後、網戸100を、一旦、閉戸位置に位置させると、操作レバー74が窓枠110の縦枠114に当接することにより、操作レバー74が倒れる方向に動き、係止部材70が自動的に解放位置より係止位置に位置する。これにより、網戸100を、一旦、閉戸位置に位置させさえすれば、引戸外れ止め装置10が必然的に有効作用状態になり、引戸外れ止め装置10の戻し忘れを未然に回避できる。
なお、上述の実施例では、係止歯72とラック歯60との噛合によって外れ止め部材50を固定部材20に対してスライド不能に係止したが、この係止は、係止部材70を外れ止め部材50に押し付けることにより得られる摩擦力により行われてもよい。
10 引戸外れ止め装置
20 固定部材
22 縦長帯状部
24 貫通孔
26 レールガイド凹溝
32 レールガイド部材
44 係止部材支持片部
48 係止突起
50 外れ止め部材
54 外れ止め作用部
60 ラック歯
62 ラック部
70 係止部材
72 係止歯
74 操作レバー
90 セルフタッピングねじ
100 網戸
102 縦框
110 窓枠
112 上側案内レール
114 縦枠

Claims (5)

  1. 引戸の縦框に取り付けられて当該引戸が窓枠の案内レールより外れることを防止する引戸外れ止め装置であって、
    前記案内レールに摺動可能に係合するレールガイド部を備え、引戸の縦框に固定される固定部材と、
    前記固定部材にスライド可能に設けられ、前記案内レールに当接して引戸の外れ止めを行う外れ止め作用部を有する外れ止め部材と、
    前記固定部材と前記外れ止め部材との間に設けられ、前記外れ止め作用部が前記案内レールに当接する方向に前記外れ止め部材を付勢するばね手段とを有し、
    前記固定部材には、前記外れ止め部材を前記固定部材に対してスライド不能に係止する係止位置と前記外れ止め部材のスライドを自由に許す解放位置との間を移動可能な係止部材と、前記係止部材を前記係止位置と前記解放位置の何れか一方に選択的に位置させる操作レバーとが設けられている引戸外れ止め装置。
  2. 前記外れ止め部材には、当該外れ止め部材の前記固定部材に対するスライド方向と同方向に一連のラック歯を有するラックが形成され、
    前記係止部材は、前記ラック歯の少なくとも一つに離脱可能に噛合する係止歯を有し、前記係止位置にて前記係止歯が前記ラック歯と噛合し、前記解放位置にて前記係止歯が前記ラック歯との噛合より離脱する請求項1に記載の引戸外れ止め装置。
  3. 前記操作レバーは、前記窓枠の縦枠に当接可能に設けられ、前記縦枠に当接することにより前記係止部材を前記解放位置より前記係止位置に位置させる請求項1または2に記載の引戸外れ止め装置。
  4. 前記固定部材が前記外れ止め部材と重なり合う部位に、当該固定部材を前記縦框に固定するための締結具が貫通する貫通孔が形成されており、
    前記固定部材には、前記貫通孔が外部に露呈する位置に前記外れ止め部材を前記ばね手段のばね力に抗して係止する係止部が形成されている請求項1から3に何れか一項に記載の引戸外れ止め装置。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の引戸外れ止め装置を縦框に取り付けられた引戸。
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