JP2011031776A - ゴムクローラ用の芯金及びゴムクローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】連結用の専用部品を用いずに簡単な操作で連結可能なゴムクローラ用の芯金を提供すること。
【解決手段】ゴムクローラ10の周方向に一定間隔で配設され、隣り合う同士が連結されるゴムクローラ用の芯金20であって、幅方向Wの中央部に設けられたスプロケット係合部22と、スプロケット係合部22を挟んで幅方向Wの両側に設けられたガイド壁部24,25と、ガイド壁部24,25から幅方向Wの外側へ延びる翼部26,27と、翼部26,27から周方向Sへ延びる連結部32,33と、幅方向Wに延び両端部がそれぞれの連結部32,33に連結された軸部28と、軸部28から周方向Sへ離間した位置に設けられ、隣り合う芯金20の軸部28が引掛けられる引掛部30と、を芯金20が有することで、連結用の専用部品を用いずに簡単な操作で連結することができるようになる。
【選択図】図6

Description

本発明は、ゴムクローラ用の芯金及びゴムクローラに関する。
ゴムクローラの中には、芯金間の張力を保持するために、隣り合う芯金同士を連結環などの連結部材を用いて連結させているものがある(例えば、特許文献1〜3)。
特許文献1には、芯金の翼部に閉鎖開口部を形成し、隣り合う芯金の閉鎖開口部に連結体を引掛けて隣り合う芯金同士を連結したゴムクローラが開示されている。
特許文献2には、芯金部とリンク部を一体的に形成したリンク一体型芯金を用いたリンク式ゴムクローラが開示されている。このリンク式ゴムクローラでは、隣り合うリンク一体型芯金のリンク部に連結ピンを差し込んで隣り合うリンク一体型芯金同士を連結している。
特許文献3には、芯金の翼部に膨出部を形成し、隣り合う芯金同士の膨出部を重ね、膨出部間の円形空域に棒材を挿入して隣り合う芯金同士を連結したリンク式クローラが開示されている。
特開2004−001595号公報 特開平10−673479号公報 特開2007−50771号公報
本発明は、連結用の専用部品を用いずに簡単な操作で連結可能なゴムクローラ用の芯金及びこれを用いたゴムクローラの提供を目的とする。
請求項1のゴムクローラ用の芯金は、ゴムクローラの周方向に一定間隔で配設され、隣り合う同士が連結されるゴムクローラ用の芯金であって、前記ゴムクローラの幅方向の中央部に設けられたスプロケット係合部と、前記スプロケット係合部を挟んで前記幅方向の両側に設けられたガイド壁部と、前記ガイド壁部から前記幅方向の外側へ延びる翼部と、前記翼部から前記周方向へ延びる連結部と、前記幅方向に延び、両端部がそれぞれの前記連結部に連結された軸部と、前記軸部から前記周方向へ離間した位置に設けられ、隣り合う前記芯金の軸部が引掛けられる引掛部と、を有する。
請求項1のゴムクローラ用の芯金によれば、芯金の引掛部に隣り合う芯金の軸部を引掛けることで、隣り合う芯金同士が連結される。すなわち、連結用の専用部品を用いずに隣り合う芯金同士を連結することができる。また、隣り合う芯金同士の連結操作も芯金の引掛部に隣り合う芯金の軸部を引掛けるという簡単な操作で行なえる。
また、軸部の両端部がそれぞれの翼部から周方向へ延びた連結部に連結されるため、例えば、軸部の一端部のみが連結部に連結されるものと比べて、軸部が曲がり難い。
請求項2のゴムクローラ用の芯金は、請求項1のゴムクローラ用の芯金において、前記引掛部は、前記ガイド壁部及び前記スプロケット係合部の前記ゴムクローラの外周側に設けられた溝部である。
請求項2のゴムクローラ用の芯金によれば、引掛部をガイド壁部及びスプロケット係合部に設けることから、例えば、ガイド壁部及びスプロケット係合部とは別の部位に新たに引掛部を設けるものと比べて、芯金の構造が簡単となる。そして、引掛部をガイド壁部及びスプロケット係合部の外周側に設けた溝部としたことで、隣り合う芯金同士の連結操作が軸部を溝部に引掛けるという、さらに簡単なものとなる。
請求項3のゴムクローラ用の芯金は、請求項2のゴムクローラ用の芯金において、隣り合う前記芯金同士の連結状態において、一方の前記芯金の軸部が、他方の前記芯金の溝部から抜け出すのを規制する規制手段を有する。
請求項3のゴムクローラ用の芯金によれば、隣り合う芯金同士の連結状態において、規制手段により、一方の芯金の軸部が、他方の芯金の溝部から抜け出すのが規制される。
請求項4のゴムクローラ用の芯金は、請求項3のゴムクローラ用の芯金において、前記規制手段は、前記翼部から前記周方向に突出する第1の突起部と、前記軸部の両端部から前記幅方向外側に突出する第2の突起部と、を有し、隣り合う前記芯金同士の連結状態において、一方の前記芯金の第2の突起部と他方の前記芯金の第1の突起部とが対向する。
請求項4のゴムクローラ用の芯金によれば、隣り合う芯金同士の連結状態において、一方の芯金の第2の突起部と他方の芯金の第1の突起部とが対向することから、一方の芯金の軸部が他方の芯金の溝部から抜け出す方向に移動すると、一方の芯金の第2の突起部が他方の芯金の第1の突起部に接触して抜け出しが規制される。
請求項5のゴムクローラは、請求項1〜請求項4の何れか1項のゴムクローラ用の芯金が無端帯状のゴム弾性体の周方向に間隔をあけて埋設され、前記周方向に隣り合う前記芯金同士が連結されている。
請求項5のゴムクローラによれば、請求項1〜請求項4の何れか1項のゴムクローラ用の芯金を用いるため、連結用の専用部品を用いずに隣り合う芯金同士を連結することができ、さらに、その連結操作も簡単な操作で行なえる。これにより、生産性が向上する。
以上説明したように、本発明のゴムクローラ用の芯金は、連結用の専用部品を用いずに簡単な操作で連結することができる。また、本発明のゴムクローラは、連結用の専用部品を用いずに簡単な操作で連結することができるゴムクローラ用の芯金を用いるため生産性が向上する。
本発明の第1の実施形態のゴムクローラの側面図である。 本発明の第1の実施形態のゴムクローラの内周面を見た平面図である。 本発明の第1の実施形態のゴムクローラのA−A線断面図である。 本発明の第1の実施形態のゴムクローラ用の芯金の斜視図である。 (A)は、芯金の平面図である。(B)は芯金の側面図である。(C)は矢印C方向から見た芯金の正面図である。(D)は矢印D方向から見た芯金の背面図である。 (A)は、芯金同士を連結するときの状態を示す芯金の側面図である。(B)は、芯金同士を連結した状態を示す芯金の側面図である。 第1の実施形態の芯金同士を連結した状態を示す芯金の平面図である。
(第1の実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態のゴムクローラ用の芯金及びこれを用いたゴムクローラについて図1〜図7を用いて説明する。
図1に示すように、第1実施形態のゴムクローラ10は、ゴムなどの弾性体で構成されたゴム弾性体12を有している。ゴム弾性体12は、無端のベルト状に成形され、クローラ車のスプロケット100及びアイドラー102に巻きかけられて用いられる。以下、単にゴムクローラ10の「周方向」というときは、ゴム弾性体12の長手方向をいい、矢印Sで示す。また、ゴムクローラ10の「幅方向」というときは、ゴム弾性体12の幅方向をいい、矢印Wで示す。この幅方向は、周方向と直交している。さらに、「内周側」、「外周側」というときは、巻きかけ状態のゴム弾性体12の内周側、外周側をいい、矢印IN、OUTでそれぞれ示す。
図1及び図3に示すように、ゴム弾性体12の外周面には、周方向に所定の間隔をあけてラグ14が形成されている。なお、本実施形態では、ラグ14は幅方向に沿って延びる構成としているが、これに限らず、ラグ14は幅方向に対して傾斜していてもよい。
また、図2に示すように、ゴムクローラ10は、ゴム弾性体12の内周側に周方向に一定間隔をあけて埋設された複数の芯金20を有している。この芯金20は、隣り合う同士が互いに連結されている。ゴム弾性体12の内周面には、隣り合う芯金20の間に、スプロケット100が係合するスプロケット係合凹部16が形成されている。このスプロケット係合凹部16にスプロケット100が係合することで、スプロケット100からの駆動力がゴムクローラ10へ伝達されるようになっている。また、ゴム弾性体12の内周面にはスプロケット係合凹部16よりも幅方向両外側に、クローラ車の転輪104が通過する転輪通過面18及び転輪通過面19が形成されている。
次に、芯金20について図4〜図7を用いて説明する。
図4及び図5に示すように、芯金20は、幅方向中央部に設けられたスプロケット係合部22と、このスプロケット係合部22を挟んで幅方向両側に設けられたガイド壁部24及びガイド壁部25と、ガイド壁部24及びガイド壁部25から幅方向外側へ延びる翼部26及び翼部27と、を有している。
スプロケット係合部22は、図2及び図7に示すように、隣り合う芯金20同士を連結した状態で、隣り合うスプロケット係合部22間に中空部が形成されるようになっている。なお、前述したゴム弾性体12のスプロケット係合凹部16は、上記中空部に対応した位置に形成されている。これにより、スプロケット100からの駆動力は、スプロケット係合凹部16からスプロケット係合部22へ伝達され、芯金20及びこれに隣り合う芯金20へと伝達されていく。
図5(A)及び図5(B)に示すように、ガイド壁部24及びガイド壁部25は、内周側の端部がそれぞれ平坦面24A及び平坦面25Aとされている。これらの平坦面24A及び平坦面25Aは、互いに周方向にずれている。なお、ガイド壁部24及びガイド壁部25は、スプロケット100をスプロケット係合凹部16へガイドすると共に、転輪104の脱輪を抑制することができる。
また、図4及び図5に示すように、芯金20は、スプロケット係合部22から周方向へ離間した位置に設けられた幅方向に沿って延びる円柱状の軸部28と、この軸部28を引掛けられる形状とされた引掛部30と、を有している。
軸部28の両端部は、翼部26及び翼部27からそれぞれ周方向に沿って延びる連結部32及び連結部33によって連結されている。なお、連結部32及び連結部33は、転輪通過面18及び転輪通過面19の外周側に位置し、転輪通過面18及び転輪通過面19を補強している(図2参照)。
引掛部30は、スプロケット係合部22、ガイド壁部24及びガイド壁部25の外周側に形成された溝部であり、ガイド壁部24からガイド壁部25へ幅方向に沿って延びている。また、引掛部30は、溝底が円弧状に湾曲しており、この円弧の曲率は、軸部28の曲率よりも小さく設定されている。
また、芯金20は、隣り合う芯金20同士の連結状態において、一方の芯金20の軸部28が、他方の芯金20の引掛部30から抜け出すのを規制するための第1突起部36及び第1突起部37と、これらに対応した第2突起部38及び第2突起部39とを有している。
第1突起部36及び第1突起部37は、図5(A)に示すように、翼部26及び翼部27の幅方向外側の端部から周方向の一方側(軸部28と反対側)へ突出している。また、第1突起部36及び第1突起部37は、図5(B)に示すように、側面視で翼部26及び翼部27の外周側から突出して引掛部30の開口の一部を塞ぎ且つ先端部が引掛部30の中央に至らないように設定されている。
第2突起部38及び第2突起部39は、図5(A)に示すように、軸部28の両端部からそれぞれ幅方向外側へ突出している。また、第2突起部38及び第2突起部39は、図5(B)に示すように、側面視で内周側の角部が円弧状に湾曲した略矩形状とされ、軸部28の半分よりも内周側を覆っている。
そして、第1突起部36及び第1突起部37と第2突起部38及び第2突起部39は、図5(D)に示すように、第2突起部38及び第2突起部39の外周側にそれぞれ第1突起部36及び第1突起部37が位置している。
次に、図6を用いて隣り合う芯金20同士の連結操作について説明する。
まず、図6(A)に示すように、一方の芯金20に対して他方の芯金20を所定の角度(略90度)傾けた状態で、一方の芯金20の軸部28を他方の芯金20の引掛部30に嵌め込む(引っ掛ける)。このとき、側面視で第2突起部38及び第2突起部39がそれぞれ第1突起部36及び第1突起部37の内周側(図では上方)に位置する。この状態で、他方の芯金20を一方の芯金20と平行となるように回転させる(図6(B)参照)。これにより、一方の芯金20及び他方の芯金20が図6(B)に示されるように平行な状態となり、両者が確実に連結される。このように隣り合う芯金20同士を連結して無端状とする。この連結状態において一方の芯金20の第2突起部38及び第2突起部39と他方の芯金20の第1突起部37及び第1突起部38とがそれぞれ対向する。これにより、隣り合う芯金20の連結状態において一方の芯金20の軸部28が他方の芯金20の引掛部30から抜け出ようとすると、第2突起部38及び第2突起部39がそれぞれ第1突起部36及び第1突起部37に接触し、抜け出しが抑制される。結果、連結された隣り合う芯金20同士が走行時などの入力で外れるのが抑制される。なお、図7には、隣り合う芯金20同士を連結した状態が示されている。
また、隣り合う芯金20同士の連結を解除する場合には、図6(A)に示されるように、一方の芯金20の軸部28を回転軸として他方の芯金20を所定角度回転させてから、一方の芯金20の軸部28を他方の芯金20の引掛部30から抜き出すことで、簡単に隣り合う芯金20同士の連結を解除することができる。
次に、第1の実施形態の作用について説明する。
上述したように、芯金20同士の連結は、一方の芯金20の引掛部30に他方の芯金20の軸部28を引掛けることで、芯金20同士が連結される。すなわち、連結用の専用部品を用いずに隣り合う芯金20同士を連結することができる。また、芯金20の連結操作も一方の芯金20の引掛部30に他方の芯金20の軸部28を引掛けるという簡単な操作で行なえる。さらに、芯金20同士の連結に、芯金20の一部を用いるため、ゴムクローラ10の張力を十分に確保することができる。
また、軸部28の両端部がそれぞれの翼部26及び翼部27から延びた連結部32及び連結部33に連結されるため、軸部28の一端部のみが連結部に連結されるものと比べて、軸部28が曲がり難い。
さらに、引掛部30をスプロケット係合部22、ガイド壁部24、及びガイド壁部25に設けることから、これらと別の部位に新たに引掛部30を設けるよりも、芯金20の構造が簡単となる。
そして、引掛部30をスプロケット係合部22、ガイド壁部24、及びガイド壁部25の外周側に設けられた溝部としたことから、図7に示されるように、一方の芯金20の軸部28に他方の芯金20の引掛部30を引掛けた場合、ガイド壁部24及びガイド壁部25の幅方向外側に連結部32及び連結部33が位置する、つまり、ガイド壁部24及びガイド壁部25が連結部32及び連結部33に囲まれるため、一方の芯金20に対して他方の芯金20が幅方向に相対移動するのが抑制される。すなわち、連結した芯金20同士が幅方向にずれて外れるのが抑制される。
そして、上述したように、隣り合う芯金20同士の連結状態において、一方の芯金20の第2突起部38及び第2突起部39と他方の芯金20の第1突起部36及び第1突起部37とが対向し、一方の芯金20の軸部28が他方の芯金20の引掛部30から抜け出す方向に移動すると、一方の芯金20の第2突起部38及び第2突起部39が他方の芯金20の第1突起部36及び第1突起部37に接触して抜け出しを規制する。これにより、連結された隣り合う芯金20同士が走行時などの入力で外れるのが抑制される。
以上のように、専用部品を用いずに連結でき、その連結操作が簡単な芯金20を用いてゴムクローラ10は構成されているため生産性が向上する。
なお、上述の第1の実施形態では、引掛部30をスプロケット係合部22、ガイド壁部24、及びガイド壁部25の外周側に形成し、軸部28をスプロケット係合部22から離間した位置に設ける構成としたが、これに限らず、軸部28をスプロケット係合部22の外周側に設け、引掛部30をスプロケット係合部22から離間した位置に設ける構成としてもよい。
以上、実施形態を挙げて本発明の実施の形態を説明したが、これらの実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。また、本発明の権利範囲がこれらの実施形態に限定されないことは言うまでもない。
10 ゴムクローラ
12 ゴム弾性体
20 芯金
22 スプロケット係合部
24 ガイド壁部
25 ガイド壁部
26 翼部
27 翼部
28 軸部
30 引掛部
32 連結部
33 連結部
36 第1突起部
37 第1突起部
38 第2突起部
39 第2突起部
S 周方向(ゴムクローラの周方向)
W 幅方向(ゴムクローラの幅方向)

Claims (5)

  1. ゴムクローラの周方向に一定間隔で配設され、隣り合う同士が連結されるゴムクローラ用の芯金であって、
    前記ゴムクローラの幅方向の中央部に設けられたスプロケット係合部と、
    前記スプロケット係合部を挟んで前記幅方向の両側に設けられたガイド壁部と、
    前記ガイド壁部から前記幅方向の外側へ延びる翼部と、
    前記翼部から前記周方向へ延びる連結部と、
    前記幅方向に延び、両端部がそれぞれの前記連結部に連結された軸部と、
    前記軸部から前記周方向へ離間した位置に設けられ、隣り合う前記芯金の軸部が引掛けられる引掛部と、
    を有するゴムクローラ用の芯金。
  2. 前記引掛部は、前記ガイド壁部及び前記スプロケット係合部の前記ゴムクローラの外周側に設けられた溝部である請求項1に記載のゴムクローラ用の芯金。
  3. 隣り合う前記芯金同士の連結状態において、一方の前記芯金の軸部が、他方の前記芯金の溝部から抜け出すのを規制する規制手段を有する請求項2に記載のゴムクローラ用の芯金。
  4. 前記規制手段は、
    前記翼部から前記周方向に突出する第1の突起部と、
    前記軸部の両端部から前記幅方向外側に突出する第2の突起部と、を有し、
    隣り合う前記芯金同士の連結状態において、一方の前記芯金の第2の突起部と他方の前記芯金の第1の突起部とが対向する請求項3に記載のゴムクローラ用の芯金。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1項のゴムクローラ用の芯金が無端帯状のゴム弾性体の周方向に間隔をあけて埋設され、前記周方向に隣り合う前記芯金同士が連結されたゴムクローラ。
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