JP2011030961A - コンパクト容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明コンパクト容器の蝶番機構は化粧用コンパクト容器の組立てを容易にすると共に蝶番軸が外観されないようにすることによりデザインの良いコンパクト容器を提供することを目的とする。
【解決手段】金属製薄板を巻き加工した蓋蝶番片を有する蓋体と容器本体との間を開閉可能に接続するコンパクト容器において、蝶番軸がU字状又はクランク状に屈曲されると共に一端を蓋蝶番片に挿入する軸着部、他端を容器本体に位置決め固定される保持部を有し、容器本体が上方を開口する器外枠と該器外枠内に収納固定される器内枠からなり、前記蝶番軸の保持部を器外枠と器内枠との間で固定する。
【選択図】図2

Description

本発明はクランク状又はU字状に屈曲した蝶番軸を用いたコンパクト容器に関する。
従来から金属製のコンパクト容器は、容器本体および蓋体の端部にそれぞれ筒状の器蝶番片と蓋蝶番片を巻き加工して成形し、この器蝶番片および蓋蝶番片に棒状の蝶番軸を貫通して、蓋体と容器本体を開閉自在に連結する構造が採用されてきた。
しかし、化粧品容器の蝶番機構の場合、蝶番軸の一部が外部に露出することによるデザイン上の不統一や違和感が生じないことが求められてきた。そのためコンパクト容器の材質を成形形状の自由度のあるプラスチックに変えて蝶番軸の切端面が見えないようにしたものも多く出回っている。しかし、金属化粧品容器の独特の高級感はプラスチック表面に印刷、塗装あるいはコーティングする加飾表現でも表現することは困難である。またプラスチックは機械的強度が小さく強度確保のために厚肉設計をせざるを得ない。これは軽量化、薄型化、小型化を目指そうとする場合、時には相容れないものとなる。こうしたことからアルミなどの金属を用いた化粧品容器は長く用いられてきている。
実開平02−32717号公報(第2ページ、図2) 実開平04−56411号公報(第2ページ、図3)
特許文献1、特許文献2のコンパクトケースは蓋外枠の蓋蝶番片と器外枠の器蝶番片を
蝶番軸を介して開閉自在に連結するもので、蝶番軸は端部をクランク状又はU字状に屈曲させて保持部を形成している。保持部は器外枠と器蝶番片の間に保持されるため、蝶番軸は外部に露出せず見栄えの良いものとなっている。
また、器蝶番片は蝶番軸の保持部を回動不能に保持しているため、蓋体のフリーストップ機構および蓋体の開放操作感に作用する回動抵抗は蓋蝶番片と蝶番軸の間でのみ発生することから、最適な回動抵抗を容易に作り出せる。
さらに、特許文献1は蝶番軸の保持部を器外枠の底面に接触させる事により、蓋蝶番片が蝶着する蝶番軸の蝶番部の位置決めを可能にする。しかし、蝶番軸の器蝶番片への固定作業は、蓋外枠の蓋蝶番片に蝶番軸の蝶番部を挿着した状態で蝶番軸の保持部を器蝶番片に挿着し器蝶番片を所定形状に折り曲げることで位置決め固定する。そのため蝶番軸の器蝶番片への固定作業は大きな蓋外枠を共に把持する必要があり、所定位置への設定が困難となり作業に手間がかかっていた。器蝶番片の折り曲げ・組立て作業は器蝶番片の折れ曲がり位置の変動、内側への倒れ込み等による不良発生や作業効率の低下を招く原因となっていた。
また、特許文献2は軸受け部と膨出部の幅を保持部の幅よりも狭く構成し蝶番軸の保持部を器蝶番片に挿入しようとする場合、蝶番軸を膨出部壁面に弾性を有して当接保持させ蓋蝶番片が蝶着する蝶番軸の蝶番部の位置決めを可能にする。しかし、蓋蝶番片に嵌合する蝶番軸の保持部を軸受け部に装着する際に大きな力を必要とし、軸受け部の変形不良や組立て作業に高技能を要求することになる。こうした作業は組立て作業能率を低下させる原因となる。
本発明コンパクト容器は容器本体を器内枠、器外枠の二体に分け、クランク状又はU字状に屈曲する蝶番軸の保持部を器内枠、器外枠の間で挟持固定することで組み立てやすくし、作業能率の向上を図ることを目的とする。
また、本発明コンパクト容器は蝶番軸の露出をなくすると共に蓋蝶番片の容器本体側面への目立つ突出を抑えることでシンプルなデザインの実現を図ることを目的とする。
本発明コンパクト容器は蝶番軸がU字状又はクランク状に屈曲されると共に一端を蓋蝶番片に挿入する軸着部、他端を容器本体に位置決め固定される保持部を有し、容器本体が上方を開口する器外枠と器外枠内に収納固定される器内枠からなり、保持部を器外枠と器内枠との間で位置決め固定するものである。
また、蝶番軸がU字状をなす構成において、器内枠が開口する上面に平行して蝶番軸の保持部先端を挿入設定する軸設定孔と外周に突出する内枠縁の下面に蝶番軸の上方回動を阻止する第一の当接部を有し、器外枠が外周に突出する外枠縁の上面に蝶番軸の下方回動を阻止する第二の当接部と前記軸設定孔および蓋蝶番片に挿入された蝶番軸の軸方向抜けを防止あるいは蝶番軸の一部を覆う抜止部を有し、蝶番軸の保持部を器外枠と器内枠との間で固定するものである。
また、蝶番軸がU字状又はクランク状をなす構成において、器内枠が開口する上面に平行して蝶番軸の保持部先端を嵌合する軸嵌合部と内枠縁の下面に蝶番軸の上方回動を阻止する第一の当接部を有し、器外枠が外周に突出する外枠縁の上面に前記蝶番軸の下方回動を阻止する第二の当接部と軸嵌合部および蓋蝶番片に挿着された蝶番軸の軸方向抜けを防止あるいは蝶番軸の一部を覆う抜止部を有し、蝶番軸の保持部を器外枠と器内枠との間で固定するものである。
本発明コンパクト容器にあっては次に記載する効果を奏する。本発明コンパクト容器は蓋外枠を開閉自在に連結する蝶番軸の中央部をクランク状又はU字状に屈曲させて保持部を構成している。この保持部を器内枠と器外枠の間で挟持することで位置決め固定する構造としたため組立て調整を容易にでき、安定な組立て精度を維持できる効果がある。
また、蝶番軸の保持部を器内枠と器外枠の間で脱落不能に保持すると共に器外枠に抜止部を設け蓋蝶番片の側部に突出する蝶番軸を覆うため、針金状の蝶番軸を外観から隠すことができる。そのため蓋体、容器本体の審美性を充分に引き出せる効果がある。
本発明にかかるコンパクト容器の斜視図である。 本発明にかかる蝶番部の第一の説明図である。 本発明にかかる蝶番部の第二の説明図である。 本発明に用いる蝶番軸の説明図である。 本発明にかかる蝶番軸の器内枠への装着説明図である。
以下図面に基づき本発明を説明する。図1は化粧品あるいは化粧用刷毛を収納する本発明にかかるコンパクト容器の斜視図である。図1(A)は閉蓋したコンパクト容器、図1(B)は開蓋し内部の収納状態を例示したコンパクト容器を示す。
蓋体1の内面には図1(B)に示されるように鏡13が貼り付けられコンパクト容器を使用する人の顔が自分で見られるように貼着されている。容器本体3はアプリケータ71および粉状化粧料73等を収納する器内枠31と器内枠31を外装し構造強度と共に装飾性を有する器外枠51で構成される。
図1(B)において蓋体1の右端に設けられたフック片61と、容器本体3の左端に設けられたロック突片63、プッシュピース65は蓋体1と容器本体3を鎖錠する等の公知のロック機構を構成する。フック片61は蓋体1のロック突片63に係止され蓋体1と本体容器3とを閉蓋鎖錠する。またプッシュピース65は手指で蓋蝶番片11側に押圧摺動されることによりフック片61とロック突片63との鎖錠を解除し矢印A方向の開蓋可能にする。
図1(A)、図1(B)に示される抜止部91は円筒状の蓋蝶番11に嵌合する蝶番軸5a又は蝶番軸5bの抜けやガタつきを防止すると共に蓋蝶番片11からはみ出す蝶番軸5a又は蝶番軸5bを図1(A)におけるコンパクト容器の外方向から被覆している。
図1(A)において、蓋体1の右外側面には蓋蝶番片11が設けられ、容器本体3の右外側面には蓋蝶番片11を挟むように一対の抜止部91が設けられている。蓋体1と容器本体3の右外側面は段差がないよう面位置を合わせられている。蓋蝶番11の中心軸が蓋体1、器外枠51の外側面に一致するよう配置されている。
図2は本発明にかかるコンパクト容器蝶番部の第一の説明図である。記号32aは側部に軸設定孔33を設けた器内枠31の一例である。図2(A)は、図2(B)に示される軸設定部95a外側面に沿った断面で図1(A)における仮想平面Fを矢印S方向から見た断面図を示す。図2(B)は図2(A)にかかるコンパクト容器の分解説明図である。
図2において蝶番軸5aはU字形を形成し、図4(A)に示されるように軸着部7aと保持部9aを有する。軸着部7aは直線状をなし蓋蝶番片11の筒孔に回動可能に挿入される。また保持部9aは容器本体3に位置決め固定される。
蓋蝶番片11はアルミ等からなる金属製薄板で成形され、蓋蝶番片11の中心軸L1は蓋体1および容器本体3の左外側面に一致するよう配されている。
図2(B)に示されるように器内枠32aの軸設定部95aには筒状の蓋蝶番片11の中心軸L1と平行に保持部9aを挿入し位置決めする軸設定孔33が開口されている。U字状の蝶番軸5aを形成する軸着部7aと保持部9aとは互いに平行となる直線部分を有すると共に軸着部7aは保持部9aより僅か長く形成される。軸着部7aは矢印Cにしたがって先端を蓋蝶番片11に僅か挿入することで蝶番軸5aを蓋蝶番片11から落下しないように係止できる。保持部9aは矢印Bにしたがって先端を軸設定孔33に位置合わせされる。保持部9aを軸設定孔33に挿入する際に、蓋蝶番片11への挿入位置決めは既に終えていることから保持部9aと軸設定孔33の位置決めのみで良く蓋体1と器内枠32aとの組立ては容易となる。
図5(A)は本発明にかかる蝶番軸の器内枠への装着説明図で図1(B)を器外枠51aの装着前に裏面から見た状態を示す。保持部9aの先端を位置合わせされた蝶番軸5aは図5(A)に示されるように矢印D1、D2方向に装着され軸着部7a、保持部9aを蓋蝶番片11、軸設定孔33の双方に嵌合する。
蓋蝶番片11、軸設定孔33の双方に嵌合された蝶番軸5aは図2(A)に示される蓋蝶番片11の中心軸L1あるいは軸設定孔33の中心軸L2を中心に回動可能にされる。従って蝶番軸5aを蓋蝶番片11、軸設定孔33の双方に軸着する際に、蓋体1の側面と器内枠32aの側面の間隔が変動しても蝶番軸5aを回動調整することで軸着を容易にする。
蓋蝶番片11、軸設定孔33の双方に蝶番軸5aを嵌合した後に器外枠51aを器内枠32aの下方から装着する。この時器外枠51aの内面が器内枠32aの外面にガイドされる。保持部9aは図2(A)に示されるように器内枠32aの第一の当接部37と器外枠51aの第二の当接部57とで挟持固定される。また軸着部7aと保持部9aとの間隔は、軸設定孔33と器外枠51の外側面との水平距離より大きく形成することにより、保持部9aを軸設定孔33に挿着する際に器外枠51の外側面は蓋体1の外側面とは当接しない。
第一の当接部37は図2(A)における器内枠32aを構成する内枠縁35の左外側下面に形成される。また第二の当接部57は器外枠51aを構成する外枠縁55の左側上面に形成される。そうして第一の当接部37と第二の当接部57による保持部9aの挟持固定は中心軸L1、中心軸L2を中心とした回動を防止する。そのため蓋蝶番片11の位置は蓋蝶番11の中心軸L1は精度良く確定でき蓋体1、器外枠51の外側面に一致させることができる。
また、器外枠51aには図2(A)、図2(B)に示されるように抜止部91が設けられている。抜止部91は蓋蝶番片11に回動可能に挿入された蝶番軸5aの軸方向抜け落ちを防止すると共に蓋蝶番片11の中心軸L1の軸蝶方向外方に突出する部分を被覆する。また被覆部分は構造強度をほとんど必要としない。そのため、0.5ミリメートル程度の被覆厚さがあれば十分であり、中心軸を蓋体1、器外枠51の外側面に一致させた蓋蝶番11は図1(A)に例示されるように蓋体1、容器本体3の右端にほとんど突出しない。さらに蝶番軸5aの突出する部分を被覆することにより蝶番軸5aの地肌、切り落とし部分等外観と整合しない屈曲形状が視認されず自由な外観デザインを表現できる。
図3は本発明にかかるコンパクト容器蝶番部の第二の説明図である。記号32bは軸設定部95bの内側に軸嵌合部39を設けた器内枠31の他の例を示す。図3(A)は、図3(B)に示される軸設定部95bの外側面に沿った断面で図1(A)における仮想平面Fを矢印S方向から見た断面図を示す。図3(B)は図3(A)にかかるコンパクト容器の分解説明図である。以降図3において図2と同一記号は同一名称、同一部材を示すため重複する説明は省略する。
図3では器内枠32bの裏面側に軸嵌合部39を形成している。図3(B)において軸着部7aは図2(B)の矢印Cと同様に矢印Eに従い蓋蝶番片11に回動可能に挿着される。また蝶番軸5aの保持部9aは下方より矢印D方向に嵌合される。次いで器外枠51bを器内枠32bの外側に嵌合し容器本体3を形成する。器外枠51b内底面には落下防止部59が設けられており保持部9aの下方脱落やがたつきの防止をする。さらに第一の当接部37、第二の当接部57による挟持により図2の軸設定孔33と同様位置決めをすることができる。
尚、図3における落下防止部59とは別に軸嵌合部39の下方開口側に保持部9aを押し込める程度に僅か狭める嵌合突起41を形成することも良い。
また、図3ではU字状に曲げられた蝶番軸5aを用いているが本発明にかかる蝶番軸の器内枠への装着説明図である図5(B)に示すようにクランク状の蝶番軸5bでも良い。図5(B)は本発明にかかる蝶番軸の器内枠への装着説明図で図1(B)を器外枠51bの装着前に裏面から見た状態を示す。
図5(B)で図3(A)、図3(B)のように軸設定部95cの内側に軸嵌合部39を設けることはU字状の蝶番軸5aの保持部9a又はクランク状の蝶番軸5bの保持部9bを器内枠32bの裏面側から嵌合を可能にする。
さらに、軸嵌合部39は図5(B)に例示するように開口面積が大きい事から蝶番軸5bの位置合わせが容易となる。また蓋蝶番片11の正規位置まで一回で挿入でき組立て作業能率を向上できる。さらに、嵌合突起41は軸嵌合部39の開口端内側に形成される突起で、軸嵌合部39に挿着された保持部9aが容易に抜け落ちることのないように保持する。図5(B)の状態のまま保持部9b、保持部9aを軸嵌合部39に嵌合できることで、装着時に誤って器内枠32bや蓋体1に付けてしまう僅かな傷が外観に影響を与えることはない。
尚、器内枠32aと器外枠51aあるいは器内枠32bと器外枠51bは双方を熱融着や接着剤による接着、爪嵌合等により一体に組み合わせる事も良いものである。
また上記説明では抜止部91は図1(A)に示される様に容器本体3の右外側面に僅か突出して設けられた状態で説明してきた。本発明はこれに限定されるものではなく蓋蝶番11の中心軸L1が容器本体3の右外側面より内側に設けられるなどで抜止部91は外部から視認できないよう容器本体3の内側に設けることも良いものである。この場合、抜止部91は軸嵌合部39又は軸設定部95が設けられていない器内枠3a又は器内枠3bに設けられるものである。
尚、上記説明では軸設定孔33あるいは軸嵌合部39を器内枠32a、32bに設けることを前提に説明を加えてきたが、軸設定孔33あるいは軸嵌合部39を器外枠51a、51bに設けることも良いものである。
以上説明のとおり、本発明粉状化粧料容器にあっては発明の効果の欄に記載する効果を有する。
1・・・・蓋体
3・・・・容器本体
5・・・・蝶番軸
7・・・・軸着部
9・・・・保持部
11・・・蓋蝶番片
31・・・器内枠
32・・・器内枠
33・・・軸設定孔
35・・・内枠縁
37・・・第一の当接部
39・・・軸嵌合部
41・・・嵌合突起
51・・・器外枠
55・・・外枠縁
57・・・第二の当接部
59・・・落下防止部
91・・・抜止部
95・・・軸設定部

Claims (3)

  1. 金属製薄板を巻き加工した蓋蝶番片を有する蓋体と容器本体との間を、蝶番軸を介し開閉可能に接続するコンパクト容器において、
    蝶番軸がU字状又はクランク状に屈曲されると共に一端を蓋蝶番片に挿入する軸着部、他端を容器本体に位置決め固定される保持部を有し、
    容器本体が上方を開口する器外枠と該器外枠内に収納固定される器内枠からなり、前記保持部を器外枠と器内枠との間で固定することを特徴とするコンパクト容器の蝶番機構。
  2. 蝶番軸がU字状をなす構成において、
    前記器内枠が開口する上面に平行して蝶番軸の保持部先端を挿入設定する軸設定孔と外周に突出する内枠縁の下面に前記蝶番軸の上方回動を阻止する第一の当接部を有し、
    前記器外枠が外周に突出する外枠縁の上面に前記蝶番軸の下方回動を阻止する第二の当接部と前記軸設定孔および蓋蝶番片に挿入された蝶番軸の軸方向抜けを防止あるいは蝶番軸の一部を覆う抜止部を有し、
    前記蝶番軸の保持部を器外枠と器内枠との間で固定することを特徴とする請求項1記載のコンパクト容器の蝶番機構。
  3. 蝶番軸がU字状又はクランク状をなす構成において、
    前記器内枠が開口する上面に平行して蝶番軸の保持部先端を嵌合する軸嵌合部と内枠縁の下面に前記蝶番軸の上方回動を阻止する第一の当接部を有し、
    前記器外枠が外周に突出する外枠縁の上面に前記蝶番軸の下方回動を阻止する第二の当接部と前記軸嵌合部および蓋蝶番片に挿着された蝶番軸の軸方向抜けを防止あるいは蝶番軸の一部を覆う抜止部を有し、
    前記蝶番軸の保持部を器外枠と器内枠との間で固定することを特徴とする請求項1記載のコンパクト容器の蝶番機構。
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