JP2011028212A - 画像形成装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の構成を簡単化し、かつ、用紙ジャムが発生した場合に定着ローラへの用紙の巻き付きをできるだけ防止し、ジャム処理をできるだけ容易に行えるようにすること。
【解決手段】電子写真方式の画像形成装置の制御方法であって、2次転写ローラ24の圧接離間機構SKと定着ローラ25とを1つのモータM1によって駆動し、定着ローラ以外の部分において用紙ジャムが検出されたときには、圧接離間機構SKを駆動して2次転写ローラ24を離間させた後にモータM1を停止させ、定着ローラにおいて用紙ジャムが検出されたときには、圧接離間機構SKを駆動することなくモータM1を停止させる。
【選択図】図10

Description

本発明は、電子写真方式の画像形成装置およびその制御方法に関する。
用紙上に電子写真プロセスによって画像形成を行う装置として、複写機、プリンタ、ファクシミリ、複合機またはMFP(Multi Function Peripherals)と呼称される多機能機などが知られている。
電子写真プロセスでは、例えば、感光体ドラムの表面に静電潜像を形成し、これを現像してトナー像を形成し、トナー像を中間転写ベルトに1次転写する。中間転写ベルト上で、YMCKの各色のトナー像を合成し、これを用紙(記録媒体)に2次転写し、用紙を定着器に通してトナー像を定着する。2次転写において、用紙は転写ローラによって中間転写ベルトに圧接される。定着器としては、例えば発熱する定着ローラとそれに用紙を押し付ける加圧ローラとの対が用いられる。
このような電子写真プロセスによる画像形成において、用紙がそれを収納する給紙カセットから用紙搬送経路に適当なタイミングで送り出される。そして、通常であれば、用紙は2次転写位置および定着位置を含む用紙搬送経路内を搬送されて排紙トレー上に排出される。ところが、用紙搬送経路の途中で用紙が詰まる、いわゆる用紙ジャムが発生することがある。
従来において、用紙ジャムが発生した場合に、定着ローラの回転を停止させ、回転が停止してから所定時間の経過後に加圧ローラを定着ローラから離反させる制御方法が知られている(特許文献1)。この制御方法では、用紙ジャムが発生した場合に、定着ローラが停止した状態で加圧ローラを離反させるために、定着ローラおよび加圧ローラの離反のための駆動源を含めた複数個のモータが必要である。
特開2008−139676
画像形成装置の構成を簡単化するために、感光体ドラムなどのプロセス部、定着ローラ、および用紙搬送系ローラなどを1つのモータによって駆動することが考えられる。さらに、2次転写用の転写ローラを中間転写ベルトに圧接したり中間転写ベルトから離間させたりする圧接離間機構を、1つのモータによって駆動する複数の駆動対象の1つに含めることが考えられる。駆動源となるモータの個数を1つとすることには、部品点数を低減しコストを削減できる利点がある。
しかし、転写ローラの圧接離間機構および定着ローラを同じモータで駆動する構成とした画像形成装置においては、用紙ジャムが発生したときの制御方法をどのようにするかという問題がある。
例えば、用紙ジャムが発生した場合に、転写ローラを中間転写ベルトに圧接したままの状態でモータを停止すると、ジャム処理を行う際に用紙が転写ローラに引っ張られてしまうので、ジャム処理が困難になる。ジャム処理を容易にするには、転写ローラを中間転写ベルトから離間させた状態でモータを停止させる必要がある。
また、定着ローラの近辺で用紙ジャムが発生した場合には、定着ローラに用紙が巻き付いてしまい、用紙が正しく排出されないことがある。この場合において転写ローラを中間転写ベルトから離間させた状態で停止させると、離間処理を行っている時間だけ余計に用紙が定着ローラに巻き付いてしまい、ジャム処理が極めて困難になる。特に、比較的に多くのトナーが使用される印字率の大きい画像の形成において用紙が定着ローラに巻き付くと、用紙が定着ローラに強く貼り付いて剥がれ難い。定着ローラを取り外さなければジャム処理ができないという事態も起こり得る。
本発明は、画像形成装置の構成を簡単化し、かつ、用紙ジャムが発生した場合に定着ローラへの用紙の巻き付きをできるだけ防止し、ジャム処理をできるだけ容易に行えるようにすることを目的とする。
本発明に係る制御方法は、電子写真方式の画像形成装置の制御方法であって、用紙搬送系ローラの圧接離間機構と定着ローラとを1つの駆動源によって駆動し、前記定着ローラ以外の部分において用紙ジャムが検出されたときには、前記圧接離間機構を駆動して前記用紙搬送系ローラを離間させた後に前記駆動源を停止させ、前記定着ローラにおいて用紙ジャムが検出されたときには、前記圧接離間機構を駆動することなく前記駆動源を停止させる。
つまり、定着ローラ以外の部分の用紙ジャム(定着ローラの関わらない位置での用紙ジャム)である場合には、圧接離間機構によって用紙搬送系ローラを離間させてから駆動源を停止させる。しかし、定着ローラの用紙ジャムである場合には、即座に駆動源を停止させ、定着ローラへの用紙の巻き付きを防ぐ。
本発明によると、画像形成装置の構成を簡単化し、かつ、用紙ジャムが発生した場合に定着ローラへの用紙の巻き付きをできるだけ防止し、ジャム処理をできるだけ容易に行えるようにすることができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の内部構成の例を示す断面図である。 画像形成装置の駆動系の構成の例を示す図である。 画像形成装置の用紙搬送系におけるセンサの配置例を示す図である。 転写ローラの圧接離間機構の例を示す図である。 本体のカバーを開けたときの転写ガイドの状態を示す図である。 画像形成装置の制御系の構成の例を示す図である。 実施形態1に係る制御部の機能的な構成を示すブロック図である。 用紙ジャムの判定方法を説明するためのタイミングチャートである。 ソレノイドの動作と圧接離間動作との関係を示すタイミングチャートである。 通常用紙ジャムと定着ローラジャムとにおける駆動制御のタイミングチャートである。 画像形成における処理の流れを示すフローチャートである。 用紙ジャムが発生したときの処理の流れを示すフローチャートである。 用紙ジャムが発生したときの処理に係る用紙と印字率との対応を模式的に示す図である。 実施形態2に係る制御部の機能的な構成を示すブロック図である。 用紙ジャムが発生したときの処理の他の流れを示すフローチャートである。 用紙センサ間の距離と最短用紙長との関係を示す図である。 ジャム判定の他の方法を説明するためのタイミングチャートである。
〔実施形態1〕
図1に示すように、画像形成装置1は、タンデム型のプリントエンジンを内蔵した電子写真方式のフルカラープリンタである。画像形成装置1は両面印字機能を有するが、図1では両面印字のための用紙搬送機構の図示を省略してある。両面印字時の経路を含めた用紙搬送経路は図2に示される。
画像形成装置1では、YMCKの各色の像形成を行うイメージングユニットU(UY,UM,UC,UK)が、中間転写ベルト21に沿って一列に設けられている。各イメージングユニットUには、潜像担持体としての感光体ドラム11、帯電部12、露光部13、現像部14、および感光体クリーナ15が設けられている。
例えばカラー画像形成において、各イメージングユニットUの感光体ドラム11の表面が帯電部12によって一様に帯電される。その状態で、露光部13によって画像パターンの露光がなされ、感光体ドラム11の表面に静電潜像が形成される。静電潜像は、現像部14によって該当する色のトナー像に現像される。各色のトナー像は、中間転写ベルト21に転写される。色の異なる4つのトナー像が中間転写ベルト21上で合成され、フルカラーのトナー像となる。
各イメージングユニットUの感光体ドラム11では、転写(1次転写)を終えた後に感光体クリーナ15によって転写残りトナーが分離され、これによって感光体ドラム11の表面が清掃される。
中間転写ベルト21上に1次転写されたトナー像は、中間転写ベルト21と2次転写ローラ24との間(2次転写位置)を通過する用紙(記録媒体)PYに2次転写される。このとき、2次転写ローラ24は、圧接離間機構SKによって中間転写ベルト21に対して圧接され、2次転写後に中間転写ベルト21から離される。中間転写ベルト21は、用紙PYへの2次転写を終えた後に、転写残りトナーを分離するベルトクリーナ22によって清掃される。濃度センサSE1によって中間転写ベルト21上のトナー像の濃度が検出され、この検出信号に基づいて自動濃度調整が行われる。
トナー像が転写された用紙PYは、定着ローラ25と加圧ローラ26との間を通過することによって定着される。定着ローラ25には、加熱のためのヒータ25aが内蔵されている。定着ローラ25の温度は、温度センサSE2によって検出される。定着プロセルを経た用紙は、排出ローラ27によって機外のトレー上に排出される。
用紙搬送系として、上に述べた排出ローラ27の他に、用紙収納部31、給紙ローラ32、タイミングローラ33、およびローラ35,36(図2参照)などが設けられている。なお、上に述べた2次転写ローラ24、定着ローラ25、加圧ローラ26についても、用紙PYを搬送するので、用紙搬送系ローラという場合がある。
用紙収納部31に収納されている用紙PYは、適当なタイミングで給紙ローラ32によりタイミングローラ33の位置まで繰り出される。用紙PYの搬送は、タイミングローラ33の位置で一旦停止され、中間転写ベルト21上のフルカラーのトナー像と用紙PYとが合うようなタイミングで2次転写位置に送り出される。
図2には、プロセス系および用紙搬送系の各ローラなどの配置が示され、各ローラによる用紙搬送経路HKが実線で示されている。
図2のように画像形成装置1はモータM1を有している。この1つのモータM1が、感光体ドラム11、中間転写ベルト21、定着ローラ25、給紙ローラ32、タイミングローラ33、および手差し給紙ローラ34の回転駆動、並びに、2次転写ローラ24の圧接離間機構SKの作動に、その駆動源として用いられる。モータM1の駆動対象の1つである圧接離間機構SKは、その一部として、圧接と離間との切換えのためのソレノイドSL1を有している。モータM1から各駆動対象への駆動力の伝達のオンオフには、クラッチCL1〜CL6が用いられる。
モータM1に対してモータドライバ118によって駆動制御が行われ、ソレノイドSL1に対してソレノイドドライバ119によって駆動制御が行われ、クラッチCL1〜CL6に対してクラッチドライバ120によって駆動制御が行われる。これらモータドライバ118、ソレノイドドライバ119、およびクラッチドライバ120は、制御部100が出力する制御信号S2,S3によって制御される。
なお、モータM1として、交流モータ、交流サーボモータ、誘導モータ、直流モータ、直流サーボモータなど、種々の方式または形状のモータを用いることが可能である。複数のモータを組み合わせて1つのモータM1にユニット化することも可能である。
制御部100は、画像形成の開始時、つまり印字動作の開始時において、給紙ローラ32のクラッチCL1を接続して用紙PYの給紙を開始する。用紙搬送経路HKに設置された種々のセンサは用紙PYの有無を検出し、その出力信号のオンオフ状態によって用紙PYの搬送状態が監視される。そして、制御部100は、例えばセンサがオンしまたはオフしてから所定の時間が経過した後に、それぞれのソレノイドSL1またはクラッチCL1〜CL6を駆動する。これによって、用紙PYは、所定のタイミングで搬送され、2次転写ローラ24によるトナー像の転写および定着ローラ25による定着を経た後、排出ローラ27によって機外に排出される。
片面印字の場合には、用紙PYは定着ローラ25を通過した後、直ちに排紙ローラ27により機外に排出される。一方、用紙PYの表裏に画像を形成する両面印字の場合には、用紙PYが定着ローラ25を通過した後に、排紙ローラ27の手前でゲート28によって進路が切り替えられ、用紙PYはローラ36,35などが配置された両面搬送経路に入る。両面搬送経路において表裏が反転された用紙PYがタイミングローラ33へ送られる。その後、2次転写位置で裏面に印字されて定着ローラ25を経た用紙PYが、排紙ローラ27により機外に排出される。
図3に示すように、用紙搬送経路HKにおける複数の要所に用紙センサSP1〜3が設けられている。詳しくは、タイミングローラ33の上流側の近傍に用紙センサSP1が、定着ローラ25の上流側の近傍に用紙センサ(ループセンサ)SP2が、定着ローラ25と排出ローラ27との間に用紙センサ(排紙センサ)SP3が、それぞれ設けられている。これら用紙センサSP1〜3はそれぞれの配置された位置における用紙PYの有無を検出する。用紙センサSP1〜3が出力する検出信号に基づいて、用紙ジャムの発生の有無が判定される。また、定着ローラ25における用紙ジャムであるか、または定着ローラ25以外の箇所における用紙ジャムであるかも判定される。詳しくは後で説明する。
用紙センサSP1〜3としては、光電センサ、フォトインタラプタ、近接センサ、またはマイクロスイッチなどを用いることか可能である。これらの用紙センサSP1〜3によって直接に用紙PYを検出することが可能である。また、例えば、用紙搬送経路HKに用紙PYによって変位されるアクチュエータを設けておき、アクチュエータの変位によって用紙センサSP1〜3を間接的に作動させるようにしてもよい。
図4(A),(B)において、2次転写ローラ24は、画像形成装置1の動作に合わせて、圧接離間機構SKによって中間転写ベルト21に圧接されまたは離間される。図4(A)は圧接状態を、図4(B)は離間状態を、それぞれ示している。画像形成装置1が待機中であるときまたは主電源がオフされているときなど、印字動作が行われていないときは、2次転写ローラ24は通常は中間転写ベルト21から離間している。印字動作が行われているときは、中間転写ベルト21に形成されたトナー像と用紙PYとを重ね合わせるため、2次転写ローラ24は中間転写ベルト21に圧接される。印字動作が終了すると、待機のために2次転写ローラ24は中間転写ベルト21から離間する。
図4(A),(B)において、画像形成装置1の本体に、支持アーム38が、図示しない軸を中心に回動可能に設けられている。そして、この支持アーム38には、2次転写ローラ24が、回転可能にかつバネ39によって中間転写ベルト21のローラ21aに向かって付勢されるように設けられている。
支持アーム38は、本体に対して固定的に取り付けられたカム40の回転に伴って矢印YJ1の方向または矢印YJ2の方向に回動する。図4(B)の状態の支持アーム38が矢印YJ1の方向に回動すると、2次転写ローラ24は中間転写ベルト21に向けて押しつけられる。図4(A)の状態の支持アーム38が矢印YJ2の方向に回動すると、2次転写ローラ24は中間転写ベルト21から離間する。2次転写ローラ24が圧接状態であるかまたは離間状態であるかは、図示しない適当なセンサまたは検出回路によって検出される。
カム40は、上に述べたモータM1を駆動源として、適当な減速機構を介して一方向に回転駆動される。ただし、ソレノイドSL1がオフのときには、ソレノイドSL1に連結された爪部材42がラッチ板41に係合しており、この状態ではモータM1の回転駆動力はカム40に伝達されない。つまり、ソレノイドSL1がオフのときにはカム40は回転しない。
ソレノイドSL1がオンになると、ソレノイドSL1によって爪部材42が引き上げられ、爪部材42がラッチ板41から外れる。これによってモータM1の回転駆動力がカム40に伝達されてカム40が回転する。カム40は一旦回転し始めると、次に爪部材42がラッチ板41に係合するまで回転する。ソレノイドSL1を所定幅のパルス信号により短い時間だけオンすると、カム40が半回転した時点で爪部材42がラッチ板41に係合し、カム40の回転が止まる。ソレノイドSL1をオンするごとにカム40が半回転し、カム40が半回転するごとに2次転写ローラ24の圧接状態と離間状態とが交互に切り換わる。このようなカム40、ラッチ板41、および爪部材42を用いた機構に代えて、同様の機能を実現する他の種々の機構を採用し得る。
支持アーム38には、2次転写ローラ24の圧接状態において、搬送されてきた用紙PYをガイドするための転写ガイド37が設けられている。転写ガイド37は2次転写ローラ24の手前上流側に設けられ、用紙PYを中間転写ベルト21と2次転写ローラ24との間に通し、用紙PYを用紙搬送経路HKに沿って正しく搬送するように案内する。転写ガイド37は、圧接離間機構SK2による2次転写ローラ24の圧接離間動作に付随して移動する。図4(B)の状態において転写ガイド37は中間転写ベルト21から離れており、図4(A)の状態においても転写ガイド37は中間転写ベルト21との間に間隙を設けて位置し、中間転写ベルト21に接触しない。
ところで、用紙ジャムが発生した場合に、ユーザまたはサービスマンは、画像形成装置1の本体に設けられたカバーを開けてジャム処理を行う。その際に、2次転写ローラ24が中間転写ベルト21に圧接した状態でカバーを開けると、図5に示すように、転写ガイド37が中間転写ベルト21に当たり、2次転写ローラ24をこすってしまうことになる。
特に、中間転写ベルト21に定着前の多くのトナーが乗っているときに用紙ジャムが発生すると、2次転写ローラ24が圧接状態のままでカバーを開けてしまうことによって、転写ガイド37に定着前のトナーが付着してしまう。
これらのことを防ぐため、用紙ジャムが発生したときには、原則として、圧接離間機構SKを駆動して2次転写ローラ24を中間転写ベルト21から離間させ、その後にモータM1を停止させる。ただし、本実施形態において、この原則は、用紙ジャムが定着ローラ以外の部分において発生した用紙ジャムである場合に適用される。つまり、用紙ジャムが定着ローラにおいて発生した用紙ジャムである場合には、上記原則は適用されず、2次転写ローラ24を離間させることなく即座にモータM1を停止させる。
図6において、制御部100は、CPU、記憶部、通信部および制御用回路などから構成されている。記憶部はROMまたはRAMなどの半導体メモリおよび磁気記憶装置などからなり、通信部は種々のインタフェースなどからなる。
制御部100は、外部の図示しないパーソナルコンピュータなどから印字データ(または画像データ)とともに送られてくる印字指令(印刷指令)に基づいて、イメージングユニットUや用紙搬送系といった画像形成装置1における各部の動作を制御する。制御部100に制御されて、所定のタイミングで、帯電プロセス、作像プロセス、現像プロセス、転写プロセス、2次転写プロセス、定着プロセスなどが行われる。
例えば、制御部100は、モータM1を所定のタイミングで、かつ所定の回転速度で回転させる。また、ソレノイドSL1およびクラッチCL1〜CL6などを所定のタイミングで動作させる。また、制御部100は、ヒータドライバ117を制御し、ヒータ25aに所定の電力を供給して定着ローラ25を加熱する。温度センサSE2による検出信号に基づいて、定着ローラ25が所定の設定温度となるように定着温調を行う。
制御部100には、画像形成装置1の操作を行うための操作部101が接続されている。操作部101には、画像やメッセージを表示するためのLCD表示パネルまたはタッチパネルなどからなる表示部が設けられる。ユーザが操作部101を操作することにより、種々のモードの設定、種々の情報の入力などが行われる。
制御部100は、記憶部に記憶されたコンピュータプログラムをCPUが実行することによってソフト的に、または制御用回路によってハード的に、またはこれらの組み合わせによって、種々のドライバまたはハードウェアなどを制御する。
次に、制御部100における動作について、図7を参照して説明する。
図7において、制御部100には、ジャム判定部131および駆動制御部132が設けられる。
ジャム判定部131は、用紙ジャムの発生の有無を判定する。ジャム判定部131は、モータM1の駆動時間、つまり用紙搬送系ローラによる用紙PYの搬送時間を計測し、計測した時間と用紙センサSP1〜3の検出信号とに基づいて、用紙ジャムの有無および用紙ジャムの種類を判定する。
用紙ジャムの種類として、本実施形態では、定着ローラにおける用紙ジャム(「定着ローラジャム」ということがある)と、定着ローラ以外の部分における用紙ジャム(「通常用紙ジャム」ということがある)とが判定される。定着ローラジャムは、定着ローラ25の近辺で発生する用紙ジャムであり、通常、用紙PYが定着ローラ25を通過する際に発生する。定着ローラジャムでは、典型的には、用紙PYが定着ローラ25に巻きついたり、または定着ローラ25に押しつけられたり、定着ローラ25にへばりついたりする。このような定着ローラジャムではない用紙ジャムが通常用紙ジャムである。
用紙ジャムが発生したか否かの判定においては、例えば、しかるべきタイミングで用紙センサSP1〜3がオンまたはオフしないため所定のジャム判定時間を越えてしまった場合などに、用紙PYの先端または後端が用紙搬送経路HKの特定の位置を通過できなかったと判断し、用紙ジャムであると判定する。
ジャム判定部131には、第1判定部131a、第2判定部131b、第3判定部131c、および第4判定部131dが設けられる。第1判定部131a、第2判定部131b、および第3判定部131cは、定着ローラジャムであることを判定し、第4判定部131dは通常用紙ジャムであることを判定する。
第1判定部131aは、用紙センサSP3(図3参照)が図8(A)に示すように用紙PYを検出してから第1ジャム判定時間TS1が経過しない内に用紙PYを検出しなくなった場合、すなわち、用紙センサSP3の検出信号のオン時間TM1が第1ジャム判定時間TS1よりも短い場合に、定着ローラにおける用紙ジャムが発生したと判定する。第1ジャム判定時間TS1は、用紙PYが所定の経路を通過するに必要な時間に余裕(マージン)を加えた時間である。用紙センサSP3がオンになってから、本来オフになるべきタイミングよりも早くオフになる場合として、例えば用紙PYが定着の途中で定着ローラ25に巻き付いてしまって逆送した場合がある。
第2判定部131bは、図8(B)に示すように、用紙センサSP2が用紙PYを検出してから第2ジャム判定時間TS2が経過しても、用紙センサSP3が用紙PYを検出しないときに、定着ローラにおける用紙ジャムが発生したと判定する。用紙ジャムが発生したと第2判定部131bによって判定される場合は、用紙センサSP3がオンになるべきタイミングでオンにならない場合であり、これも用紙PYが定着ローラ25に巻き付いてしまうと発生する。
なお、第2判定部131bによる判定の他の形態として、図8(C)に示すように、用紙センサSP3がオンになるべきタイミング(時点)ts2を、用紙センサSP2の検出信号とは関係なく算出して予測し、そのタイミングts2でオンにならない場合に用紙ジャムであると判定してもよい。
第3判定部131cは、図8(D)に示すように、用紙センサSP2が用紙PYを検出してから第3ジャム判定時間TS3が経過しない内に用紙PYを検出しなくなった場合、すなわち用紙センサSP2の検出信号のオン時間TM3が第3ジャム判定時間TS3よりも短い場合に、定着ローラにおける用紙ジャムが発生したと判定する。第3ジャム判定時間TS3は、用紙PYが通過するに必要な時間に余裕を加えた時間である。第3ジャム判定時間TS3は、第1ジャム判定時間TS1と同じでもよい。用紙ジャムが発生したと第3判定部131cによって判定される場合は、用紙センサSP2がオンした後において正常時よりも早くオフになった場合であり、これも用紙PYが定着ローラ25に巻きついてしまうと発生する。
第4判定部131dは、用紙センサSP1の検出信号、その他の信号などに基づいて、定着ローラ以外の部分における用紙ジャムが発生したことを判定する。例えば、用紙収納部31または給紙ローラ32における用紙ジャム、2次転写ローラ24における用紙ジャムなどの発生が第4判定部131dによって判定される。
図7に戻り、このような第1〜第4の判定部131a〜131dを有するジャム判定部131からの判定結果S1を受けて、駆動制御部132は、モータM1およびソレノイドSL1を制御するための信号を、モータドライバ118およびソレノイドドライバ119に対して出力する。
図9に示すように、モータM1の回転駆動中において、ソレノイドSL1を所定の時間幅だけパルス状にオンすることにより、モータM1により圧接離間機構SKが駆動され、圧接状態と離間状態とが交互に切り替わる。
駆動制御部132は、ジャム判定部131が定着ローラ以外の部分において用紙ジャムが発生したと判定したとき、つまり通常用紙ジャムであると判定したときに、図10(A)に示すように、ソレノイドSL1をオンし、回転しているモータM1の駆動力を圧接離間機構SKに与え、2次転写ローラ24を中間転写ベルト21から離間させる。そして、2次転写ローラ24が離間した後に、駆動制御部132はモータM1の回転を停止させる。
これに対して、ジャム判定部131が定着ローラにおいて用紙ジャムが発生したと判定したとき、つまり定着ローラジャムであると判定したときには、図10(B)に示すように、直ぐにモータM1を停止させる。これにより、定着ローラ25の回転は即座に停止する。したがって、用紙PYが定着ローラ25に巻き付き始めたとしてもそれ以上の巻き付きが防止されるので、ジャム処理の手間が軽減される。なお、ソレノイドSL1はオフのままであるので、モータM1が回転していても圧接離間機構SKは駆動されず、2次転写ローラ24は圧接状態のままとなる。
上に述べたように、2次転写ローラ24が中間転写ベルト21に圧接したままの状態で本体のカバーが開けられると、転写ガイド37が中間転写ベルト21をこすってしまう。そのとき、中間転写ベルト21に定着前のトナーが付着していると、転写ガイド37に定着前のトナーが付着してしまい、以降に2次転写位置に搬送されてくる用紙PYの裏面が汚れてしまう。加えて、2次転写ローラ24が中間転写ベルト21に圧接されている状態では、ジャム処理が容易でない。
そこで、用紙PYの裏汚れを防ぐため、またジャム処理を容易にするため、用紙ジャムが発生したときには、2次転写ローラ24を中間転写ベルト21から離間する制御を行う。
しかし、定着ローラ25に用紙PYが巻きつくジャムである場合には、2次転写ローラ24の離間を行ってからモータM1を停止すると、2次転写ローラ24を離間している間に用紙PYが定着ローラ25にさらに巻きついてしまい、ジャム処理を行うことが一層困難になる。もし、用紙PYが定着ローラ25に完全に巻きついてしまった場合には、画像形成装置1の本体を分解しなければ用紙PYを取り出すことができない場合も生じる。
用紙PYが定着ローラ25に完全に巻きつくことを防止するため、定着ローラ25に用紙PYが巻きつく用紙ジャムであると判定した場合には、2次転写ローラ24が圧接状態であっても即座にモータM1を停止させるのである。
このような制御によって、ジャム処理が容易に行えるようになる。また、転写ガイド37が設けられている場合に、転写ガイド37ヘのトナーの付着および用紙PYの裏汚れをできるだけ防ぐことができる。
次に、画像形成装置1における制御の流れについて、フローチャートを参照して説明する。
図11には正常な状態における画像形成処理の流れが、図12には用紙ジャムが発生したときの処理の流れが、それぞれ示されている。
図11において、印字動作を開始すると(#11)、2次転写ローラ24を中間転写ベルト21に圧接する処理を行う(#12)。イメージングユニットUなどによって、帯電プロセス、作像プロセス、現像プロセス、転写プロセスなどが行われ、さらに、中間転写ベルト21および2次転写ローラ24によって用紙PYへの2次転写プロセスが行われる(#13)。
用紙PYが2次転写ローラ24を通過すると(#14でイエス)、2次転写ローラ24を中間転写ベルト21から離間する処理を行う(#15)。用紙PYの定着および排出が終わると、モータM1を停止する(#16)。
図12において、用紙ジャムが発生すると(#21)、それが定着ローラジャムである場合には(#22でイエス)、即時、モータM1を停止する(#23)。それが通常用紙ジャムである場合、つまり定着ローラ以外の部分において用紙ジャムが発生した場合には、2次転写ローラ24を中間転写ベルト21から離間する処理を行った後(#24)、モータM1を停止する(#23)。
〔実施形態2〕
上に述べた実施形態1では定着ローラジャムが発生した場合に即座にモータM1を停止する駆動制御が行われる。これにより、定着ローラ25への用紙PYの巻き付きのさらなる進行が防止される。しかしながら、その一方で2次転写ローラ24が中間転写ベルト21に圧接した状態のままとなるので、例えばユーザがジャム処理(復旧作業)を行う際に、転写ガイド37と中間転写ベルト21との接触によって中間転写ベルト21が傷付いたりして転写ガイド37が汚れたりするおそれがある。
2次転写位置の周辺が関係するジャム処理を容易にするという観点では、用紙ジャムが発生したときには、許される限りにおいて、2次転写ローラ24を中間転写ベルト21から離間させた後にモータM1を停止するのが有利である。そこで、実施形態2では、定着ローラジャムが発生した場合であっても必ずしも即座にモータM1を停止しない駆動制御が行われる。
実施形態2の画像形成装置は、上に述べた実施形態1の画像形成装置1と基本的に同様の構成を備える。したがって、以下では装置構成に関して図1−10を適宜参照して説明する。
本実施形態2において、画像形成装置1は、形成途中の画像の印字率の大小によって、定着ローラジャムが発生した場合の駆動源の停止のタイミングを切り替える。すなわち、定着ローラジャムが発生した状況において、印字率が所定の閾値よりも大きい場合には、実施形態1と同様に制御部100が即座にモータM1を停止する。これに対して、印字率が所定の閾値よりも小さい場合には、実施形態1における通常用紙ジャム発生時の動作と同様に、制御部100は圧接離間機構SKを駆動して2次転写ローラ24を中間転写ベルト21から離間させ、その後にモータM1を停止する。
印字率とは、概略的には用紙面内の画像形成可能領域の特定部分または全体に対するトナー付着領域(印字部分)の割合である。テキストや線画のように下地面積の大きい画像の印字率は小さく、写真や塗り潰し図形のような下地面積の小さい画像の印字率は大きい。比較的に印字率が小さい場合、密着作用を呈するトナーが少ないので、用紙が定着ローラ25に巻き付く確率は比較的に小さく、仮に用紙が定着ローラ25に巻き付いたとしても、ジャム処理において用紙が剥がれ易い。本実施形態2の印字率に応じた駆動制御は、この事実に着目して創作されたものである。
印字率に応じて駆動停止のタイミングを切り替えるにあたり、簡略的な印字率または実質的な印字率を採用することができる。
簡略的な印字率とは、画像形成可能領域の全体に対するトナー付着領域の割合であり、用紙の片面に印字する1ページ分の画像を単位として算定されるものである。簡略的な印字率に基づく制御は、特に「形成される画像の多くが、ページ内で印字部分の極端な偏りのない一様な画像である」という状況において有効である。例えば、画像形成装置1の用途が主としてテキスト文書の印字である場合に、簡略的な印字率を用いればよい。
実質的な印字率とは、画像形成可能領域の特定部分に対するトナー付着領域の割合であり、図13に模式的に示される搬送方向の印字率分布を反映させるものである。図13において、用紙PY上の形成途中(定着未完)の画像G1は、図13の右側部に描かれた印字率分布をもつ。この印字率分布は、用紙PYを搬送方向に沿う単位距離ずつ細分化して得た区画ごとの印字率を示す搬送方向の分布である。例示の画像G1では、先端側(搬送の下流側)の印字率が後端側(搬送の上流側)の印字率と比べて大きい。ただし、これはあくまで一例に過ぎず、実際の画像の分布は様々である。
ここで、定着ローラジャムの発生を検出した時点で、用紙PYの全体ではなく先端側の一部分PYaが定着ローラ25に巻き付いているものとする。そうすると。ジャム処理に際して用紙PYの除去のし易さに関与するのは定着ローラ25に巻き付いている部分PYaであるので、この部分PYaの画像G1aについての印字率の大小に基づいて駆動停止のタイミングを切り替える制御が、より実質的で好ましい。図13の例では、印字率分布のうちの斜線の付された部分が実質的な印字率に対応する。
印字率の検出については次のとおりである。
まず、簡略的な印字率は、画像データ処理によって算定することができる。各イメージングユニットUの露光部13によるパターン露光のためのドットデータを生成する段階で、印字ドット数をカウントする。1ページの総ドット数に対する印字ドット数の割合が印字率となる。画像データ処理を担うのは、制御部100または制御部100と連携する図示しない画像データ処理部である。印字ドット数をカウントする代わりに、パターン露光に際して、例えばアナログ積分回路によって1ページ分の累積露光量を計測する方法もある。既知の全面露光量に対する計測した露光量の割合が印字率となる。
次に、実質的な印字率については、用紙ジャムが発生する以前に搬送方向の印字率分布を求めて記憶しておく。そして、定着ローラジャムの発生を検知した時点で、記憶している印字率分布のうちの搬送方向の所定範囲の分布に基づいて印字率を計算する。所定範囲とは、用紙PYのうちの定着ローラ25に巻き付いたと推定される部分に対応する範囲である。印字率分布を求めるには、上述の印字ドット数のカウントまたは累積露光量の計測を例えば1行または数行単位で繰り返し行えばよい。また、印字率の計算に際して注目する印字率分布の範囲については、用紙センサSP2から定着ローラ25までの距離および搬送速度といった既知の数値と、用紙センサSP2による用紙先端または用紙後端の検出時点からジャム検知時点までの経過時間とに基づいて、巻き付いたと推定される部分の搬送方向の長さを計算し、当該部分の後端位置を特定する。印字率分布における特定された後端位置より先端側の範囲が注目すべき範囲である。
本実施形態2の画像形成装置1における制御部100bの機能構成が図14に、用紙ジャムが発生したときの処理の流れが図15に、それぞれ示される。これら図14,15において、上述した実施形態1に係る図7に対応する要素および図12に対応する処理には図7,12と同じ参照符号またはステップ番号が付されている。以下において、実施形態1に対応する要素や処理についての重複する説明を省略する。
図14のとおり制御部100bには、ジャム判定部131b、駆動制御部132、および印字率検出手段である印字率検出部133が設けられる。これら各部はCPUがプログラムを実行することによって実現される機能要素である。ジャム判定部131bは第1〜第4判定部131a〜dに加えて後述のように定着ローラジャムの発生を判定する第5判定部131eを有している。駆動制御部132の機能は基本的に実施形態1と同様である。印字率検出部133は、用紙上に形成する画像の印字率を検出し、印字率の大きさを示す検出結果S5を駆動制御部132に通知する。
上述の実質的な印字率を制御に適用する場合、印字率検出部133は適時に印字率分布を求めて適当なメモリに格納しておく。ジャム判定部131からの定着ローラジャム発生を示す判定結果S1を受けてから印字率分布に基づいて実質的な印字率を計算してもよいが、用紙搬送の進行中に逐次に印字率を計算して更新しておけば、より早く検出結果S5を通知することができる。ただし、逐次に計算する場合、定着ローラジャムが発生しなければ、結果的に計算は無駄になる。逐次に計算するかジャム発生時にのみ計算するかは、プログラムの設計に際してハードウェアの処理能力などを勘案して決めればよい。
また、印字率検出部133は、両面印字に際して、1面目の用紙搬送方向の印字率分布または簡易的な印字率を2面目の画像形成が終了するまで保持しておく。2面目の画像形成の途中で定着ローラジャムが発生した場合に、印字率検出部133は、1面目および2面目の印字率分布または簡易的な印字率に基づいて計算した印字率を検出結果S5として通知する。印字率分布に基づく計算をする態様では、実質的な印字率が用紙の巻き付き長さに依存するトナー付着量の絶対値に相関することに鑑み、例えば1面目の実質的な印字率と2面目の実質的な印字率との和を判定対象の印字率とする。そのとき、定着済の1面目と定着途中の2面目とに重み付けをしてもよい。簡易的な印字率に基づく計算をする態様においては、2つの面の簡易的な印字率の和を判定対象の印字率とすることができる。
図15のとおり、画像形成装置1の制御部100bは、用紙ジャムが発生すると(#21)、それが定着ローラジャムである場合には(#22でイエス)、判定対象の印字率を特定する処理である印字率検出をする(#22b)。特定された印字率が予め決められた設定値以上であれば(#22cでイエス)、制御部100bの駆動制御部132は即時にモータM1を停止する(#23)。なお、設定値が片面印字と両面印字とについてそれぞれ決められている態様においては、現在の印字モードに該当する設定値が印字率の大小判定に適用される。
印字率が設定値以上でなければ(#22cでノー)、駆動制御部132は2次転写ローラ24を中間転写ベルト21から離間する処理を行った後(#24)、モータM1を停止する(#23)。また、発生した用紙ジャムが通常用紙ジャムである場合、すなわち定着ローラジャムではない場合にも(#22でノー)、駆動制御部132は2次転写ローラ24を中間転写ベルト21から離間する処理を行った後(#24)、モータM1を停止する(#23)。
以下に、図16、17を参照して本実施形態2に係るジャム判定動作を説明する。
図16のように、用紙搬送経路HKには定着ローラジャムの検知に係る上流側用紙センサであるループセンサSP2および下流側用紙センサである排紙センサSP3が配置されている。ループセンサSP2の配置位置(検出位置に相当する)Psp2は定着ローラ25よりも上流の位置であり、排紙センサSP3の配置位置(検出位置に相当する)Psp3は定着ローラ25よりも下流の位置である。そして、本実施形態2においては、ループセンサSP2の配置位置Psp2と排紙センサSP3の配置位置Psp3との距離Xが、最短用紙長Dよりも短い値に設定されている。最短用紙長Dとは、画像形成装置1で使用可能な用紙に関する複数の適合サイズにおける搬送方向寸法の最小値である。
これらループセンサSP2および排紙センサSP3の出力に基づいて、上述の図8(A),(B)のように、排紙センサSP3がオンしてから通常よりも早くオフになった場合、およびループセンサSP2がオンした後に所定時間が経過しても排紙センサSP3がオンにならない場合には、制御部100bのジャム判定部131bは定着ローラジャムが発生したと判定する。さらに本実施形態2では、ジャム判定部131bの第5判定部131eが、ループセンサSP2のオフ時点の排紙センサSP3の出力に基づいて定着ローラジャムの発生の有無を判定する。
図17では第5判定部131eによる判定に係る信号変化の例が示される。図17における実線は搬送方向の寸法が最短用紙長Dである用紙が正常に搬送された場合の用紙センサ出力を示し、一点鎖線は搬送方向の寸法が最短用紙長Dよりも長い用紙が正常に搬送された場合の用紙センサ出力を示す。仮に定着ローラジャムが発生したとすると、図17とは異なる用紙センサ出力が現れることになる。
第5判定部131eによる判定においては、ループセンサSP2がオフになった時点t2において、図17のように排紙センサSP3がオンであれば、搬送が正常でジャムは無いと判定し、時点t2において排紙センサSP3がオンでなければ、定着ローラジャムが発生したと判定する。上述のとおりループセンサSP2と排紙センサSP3との距離Dが最短用紙長Dよりも短いので、搬送される用紙の後端がループセンサSP2の配置位置を通過した時点で搬送状態が正常であれば、排紙センサSP3により必ず用紙が検出される。この判定によれば、以下の理由から、ループセンサSP2のオンからの経過時間に基づく判定よりもいち早くジャムを検知することができる。
ループセンサSP2がオンした後に所定時間TS2が経過した時点t3で排紙センサSP3がオンか否かを判断するジャム判定では、時間TS2の設定に際してセンサ間距離Xに対応する搬送時間Txにジャム検出のマージンTmが加えられる。このため、実際には用紙先端が排紙センサSP3の配置位置Psp3よりもマージンTmに対応する距離Mだけ下流側に進んだ時点で判定が行われることになる。マージンTmには用紙スリップ時間やセンサ検出マージン(センサー揺動時間など)が含まれる。マージンTmの設定により、(X+M)>Dとなってしまう場合、実際には用紙は排紙センサSP3に到達しているにも関わらずジャム判定を遅延させてしまうことになる。そこで、用紙後端がループセンサSP2を通過した時点t2での排紙センサSP3の出力状態でジャムの有無を判定することにより、仮にジャムが発生した場合において、時点t3で判定する場合よりも早くに定着ローラ25の回転を停止させることはでき、定着ローラ25ヘの用紙の巻き付きを軽減させることができる。
なお、ループセンサSP2のオフの時点t2でジャムが発生したと判定した場合に、印字率が設定値以上でないときにさらに時点t3での判定を行うことにより、ジャム判定の精度を高めることができる。また、時点t3での判定を行うことにより、ループセンサSP2のオフが時点t3よりも後の時点t4になる場合(用紙長がDより長い場合)であってもジャムの発生を検知することができる。
上に述べた実施形態1および2によると、1つのモータM1で複数の駆動対象を駆動するので、画像形成装置1の構成を簡単化することができる。そして、用紙ジャムが発生した場合に定着ローラ25への用紙の巻き付きをできるだけ防止することができ、ジャム処理をできるだけ容易に行えるようにすることができる。
実施形態2によると、印字率が低く定着ローラの関わるジャムの復旧が比較的に容易である場合に、用紙搬送系ローラを離間させた後の駆動停止を定着ローラの即時停止よりも優先させるので、定着ローラおよびそれより上流側の用紙搬送系ローラが関わるジャムに対するジャム処理の作業性を総合的に向上させることができる。
上に述べた実施形態1および2において、圧接離間機構SKとして種々の構成または構造のものを採用することができる。圧接離間機構SKのモータM1による駆動または非駆動を切り換えるためにソレノイドSL1を用いたが、ソレノイドSL1以外に、クラッチ、小型モータ、エアシリンダ、その他の電気−機械変換機構など、種々の機構または部品を用いることができる。
上に述べた実施形態1および2において、用紙ジャムの判定のために、また定着ローラジャムであるか通常用紙ジャムであるかを判定するために、種々の構成または回路を用いることができる。
実施形態2において、印字率分布を求めて記憶する代わりに、1ページの全体的な印字率である簡易的な印字率と、用紙PYにおける定着ローラ25に巻き付いたと推定される部分PYaの長さとからトナー付着領域の量を概算し、その結果と設定値とを比較してジャム判定を行ってもよい。
実施形態2における印字率の大小判別の基準となる設定値は、例えば予め実験を行い、定着ローラ25への貼り付き易さや貼り付いたときの剥がし易さと印字率との関係を測定して設定すればよい。定着ローラ25の表面の材質、温度、用紙の材質、トナーの材質、動作環境の湿度などの各種の条件を考慮して印字率の大小を判断することもできる。
する実験にジャム判定に
上に述べた実施形態1および2においては、圧接離間機構SKが、2次転写ローラ24を中間転写ベルト21に対して圧接離間させる場合について説明した。しかし、例えば、感光体ドラムに形成されたトナー像を用紙に転写する構造の画像形成装置においては、感光体ドラムに対して転写ローラを圧接離間させる圧接離間機構に適用してもよい。また、そのような転写ローラ以外の用紙搬送系ローラの圧接離間機構に適用してもよい。
その他、用紙センサSP1〜3、ソレノイドSL1、モータM1、圧接離間機構SK、ジャム判定部131、駆動制御部132、制御部100、または画像形成装置1の各部または全体の構成、構造、回路、形状、個数、配置などは、本発明の主旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置
11 感光体ドラム
21 中間転写ベルト(像担持体)
24 2次転写ローラ(用紙搬送系ローラ)
25 定着ローラ
100,100b 制御部
131,131b ジャム判定部(ジャム判定手段)
131a 第1判定部(第1判定手段)
131b 第2判定部(第2判定手段)
131c 第3判定部(第3判定手段)
131d 第4判定部
131e 第5判定部
132 駆動制御部
SP1 用紙センサ
SP2 用紙センサ(上流側用紙センサ)
SP3 用紙センサ(下流側用紙センサ)
SK 圧接離間機構
M1 モータ(駆動源)
PY 用紙
SL1 ソレノイド
TS1 第1ジャム判定時間
TS2 第2ジャム判定時間
TS3 第3ジャム判定時間

Claims (13)

  1. 電子写真方式の画像形成装置の制御方法であって、
    用紙搬送系ローラの圧接離間機構と定着ローラとを1つの駆動源によって駆動し、
    前記定着ローラ以外の部分において用紙ジャムが検出されたときには、前記圧接離間機構を駆動して前記用紙搬送系ローラを離間させた後に前記駆動源を停止させ、
    前記定着ローラにおいて用紙ジャムが検出されたときには、前記圧接離間機構を駆動することなく前記駆動源を停止させる、
    ことを特徴とする画像形成装置の制御方法。
  2. 電子写真方式の画像形成装置であって、
    用紙搬送系ローラの圧接離間機構と定着ローラとを駆動する1つの駆動源と、
    用紙ジャムの発生の有無を判定するジャム判定手段と、
    前記ジャム判定手段が前記定着ローラ以外の部分において用紙ジャムが発生したと判定したときには、前記圧接離間機構を駆動して前記用紙搬送系ローラを離間させた後に前記駆動源を停止させ、前記ジャム判定手段が前記定着ローラにおいて用紙ジャムが発生したと判定したときには、前記圧接離間機構を駆動することなく前記駆動源を停止させる駆動制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記用紙搬送系ローラは、像担持体に担持されたトナー像を用紙に転写するための転写ローラであり、
    前記圧接離間機構は、前記駆動源によって駆動されることにより、前記転写ローラを前記像担持体に圧接させまたは前記転写ローラを前記像担持体から離間させる、
    請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記圧接離間機構には、前記駆動源による前記転写ローラの圧接離間動作をオンオフするためのソレノイドが設けられている、
    請求項3記載の画像形成装置。
  5. 前記ジャム判定手段は、
    前記定着ローラの下流側に設けられて用紙の有無を検出する下流側用紙センサと、
    前記下流側用紙センサが用紙を検出してから第1ジャム判定時間内に用紙を検出しなくなったときに、前記定着ローラにおいて用紙ジャムが発生したと判定する第1判定手段と、
    を有する請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記ジャム判定手段は、
    前記定着ローラの上流側に設けられて用紙の有無を検出する上流側用紙センサと、
    前記定着ローラの下流側に設けられて用紙の有無を検出する下流側用紙センサと、
    前記上流側用紙センサが用紙を検出してから第2ジャム判定時間内に前記下流側用紙センサが用紙を検出しないときに、前記定着ローラにおいて用紙ジャムが発生したと判定する第2判定手段と、
    を有する請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 前記ジャム判定手段は、
    前記定着ローラの上流側に設けられて用紙の有無を検出する上流側用紙センサと、
    前記上流側用紙センサが用紙を検出してから第3ジャム判定時間内に用紙を検出しなくなったときに、前記定着ローラにおいて用紙ジャムが発生したと判定する第3判定手段と、
    を有する請求項2ないし4のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記転写ローラの圧接離間動作に付随して移動する転写ガイドが設けられている、
    請求項2ないし7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 電子写真方式の画像形成装置であって、
    用紙搬送系ローラの圧接離間機構と定着ローラとを駆動する1つの駆動源と、
    用紙がその搬送経路における検出位置に存在することを検出する用紙検出手段と、
    前記用紙検出手段の検出結果に基づいて、用紙ジャムの発生の有無および位置を判定するジャム判定手段と、
    前記ジャム判定手段が前記定着ローラの関わらない位置において用紙ジャムが発生したと判定したときに、前記圧接離間機構を駆動して前記用紙搬送系ローラを離間状態とした後に前記駆動源を停止させ、前記ジャム判定手段が前記定着ローラの関わる位置において用紙ジャムが発生したと判定したときに、前記圧接離間機構を駆動することなく前記用紙搬送系ローラを圧接状態としたままで前記駆動源を停止させる駆動制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  10. 用紙上に形成する画像の印字率を検出する印字率検出手段を有し、
    前記駆動制御手段は、前記印字率検出手段の検出結果に基づいて、前記ジャム判定手段が前記定着ローラの関わる位置において用紙ジャムが発生したと判定したときにおいて、前記画像に関わる印字率が閾値以上である場合には、前記圧接離間機構を駆動することなく前記駆動源を停止させ、前記画像に関わる印字率が閾値以上でない場合には、前記圧接離間機構を駆動して前記用紙搬送系ローラを離間状態とした後に前記駆動源を停止させる
    請求項9記載の画像形成装置。
  11. 前記駆動制御手段は、前記印字率検出手段の検出結果に基づいて、前記ジャム判定手段が前記定着ローラの関わる位置において用紙ジャムが発生したと判定したときにおいて、前記画像における前記定着ローラを通過したと推定される部分の印字率が閾値以上である場合には、前記圧接離間機構を駆動することなく前記駆動源を停止させ、前記部分の印字率が閾値以上でない場合には、前記圧接離間機構を駆動して前記用紙搬送系ローラを離間状態とした後に前記駆動源を停止させる
    請求項10記載の画像形成装置。
  12. 用紙の表裏面にそれぞれ画像を形成する両面印字に際しては、1面目の用紙搬送方向の印字率分布を2面目の画像形成が終了するまで保持しておき、2面目の画像形成の途中で前記定着ローラの関わる位置での用紙ジャムが発生した場合に、1面目および2面目の用紙搬送方向の印字率分布に基づいて、前記駆動制御手段が前記用紙搬送系ローラを圧接状態としたままで前記駆動源を停止させるか、前記用紙搬送系ローラを離間状態とした後に前記駆動源を停止させるかを決める
    請求項11記載の画像形成装置。
  13. 前記検出手段として、上流側用紙センサと下流側用紙センサとを有し、
    前記上流側用紙センサは、用紙搬送経路における前記定着ローラよりも上流の位置に配置され、
    前記下流側用紙センサは、前記用紙搬送経路における前記定着ローラよりも下流の位置であって、前記上流側用紙センサの配置位置からの距離が予め決められた最短用紙長よりも短い位置に配置されており、
    前記ジャム判定手段は、搬送中の用紙の後端が前記上流側用紙センサの検出位置を通過した時点において前記下流側用紙センサによって用紙が検出されていない場合に、前記定着ローラの関わる位置において用紙ジャムが発生したと判定する
    請求項9ないし12のいずれかに記載の画像形成装置。
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