JP2011027785A - 画像形成装置、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

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永俊 河
Yuji Sone
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Abstract

【課題】オペレータが行う残滓の回収作業の回数を減らすことができる画像形成装置、プログラム、及び記録媒体を提供する。
【解決手段】残滓の量を検出し(S2)、検出した残滓の量(堆積量)から、残滓の状態を判断する(S3)。ここで、堆積量が第1の満杯基準値以上であるかどうかを調べ(S4)、S4の結果がYESになるときには、その残滓について満杯処理が必要であるためその残滓の種類を記憶する(S5)。堆積量が第1の満杯基準値未満(S4の結果がNO)で第2の満杯基準値以上だったら(S6の結果がYES)、その残滓についてもう少しで満杯処理が必要である残滓として、その残滓の種類を記憶する(S7)。そして、満杯処理が必要な残滓が1つ以上ある場合(S9の結果がYES)、満杯処理が必要な残滓ともう少しで満杯処理が必要な残滓をオペレータに通知する(S10)。
【選択図】図4

Description

本発明は、残滓を出して該残滓を蓄積する複数の処理手段にアクセス可能な画像形成装置、コンピュータを、残滓を出して該残滓を蓄積する複数の処理手段にアクセス可能な画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム、及びそのプログラムを記録したコンピュータに読取可能な記録媒体に関する。
従来、電子写真方式において、画像形成装置に接続された周辺機器(例えば、シート後処理装置)の中には、残滓が発生するものがある。そして、残滓の格納スペースが満杯になった際に、表示装置を介して警告メッセージを表示することで、オペレータに残滓の処理タイミングを通知する事は、既に知られている。
しかし、従来装置では、オペレータに、ある周辺機器の1つの残滓の処理タイミングを通知するだけであり、そのため、それぞれの残滓の処理タイミングが発生するたびに、オペレータに残滓の処理をおこなってもらう必要があった。具体的に説明すると、1つの周辺機器でパンチくずが満杯になった際に、警告メッセージが表示装置に表示されるため、オペレータが残滓の処理をしたが、他の周辺機器ではステープル針の切り屑が満杯になりそうだった場合、その周辺機器については、警告メッセージが表示されないため、ステープル針の切り屑が満杯になった際に改めて警告メッセージが表示されるため、オペレータが行う残滓の処理回数が多く、オペレータの作業回数が多くなっていた。
特許文献1には、複数の消耗品にかかる第1の消耗品の残量が所定量に達し、かつ第2の消耗品の残量が所定量に達したと検知手段が検知した場合、第1の消耗品及び第2の消耗品の残量に関する報知を、設定手段が設定した所定タイミングとなったことに応じてすることで、消耗品に対応するユーザの作業回数を低減できるとしたシステムと画像形成装置を提供する事について開示されている。
しかしながら、この従来装置を残滓の回収処理に適用した場合、おのおのの残滓の量について所定量に達したことが検知された直後にその旨が報知されず、設定された所定タイミングまで待って報知することから、おのおのの残滓の量を判定する所定量を、残滓を収容可能な量ぎりぎりに設定した場合、報知するタイミングを頻繁に設定しないと残滓があふれてしまう可能性があるため、複数の残滓の回収に関する報知をまとめて行えなかったり、あるいは、検知から報知までに長い時間を要した場合、報知されるまでの間に残滓の量が増大してあふれる可能性があるため、おのおのの残滓の量を判定する所定量を、残滓を収容可能な量からある程度小さく設定する必要があり、そのため、残滓の量が所定量に達したと検知する頻度が増え、結果的に、オペレータが行う残滓の回収作業の回数を減らすことには十分に貢献できない。
この発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、オペレータが行う残滓の回収作業の回数を減らすことができる画像形成装置、プログラム、及び記録媒体を提供することを目的とする。
この発明の画像形成装置は、残滓を出して該残滓を蓄積する複数の処理手段にアクセス可能な画像形成装置であって、上記複数の処理手段から、それぞれ蓄積された残滓の量の情報を取得する残滓情報取得手段と、おのおのの残滓について、第1の基準と、該第1の基準よりも判定基準が甘い第2の基準とを記憶した基準記憶手段と、上記残滓情報取得手段が取得した何れかの残滓の量が、該残滓に関する上記第1の基準を満たしたとき、該残滓と、該残滓以外の他の残滓であって、該他の残滓の量が、該他の残滓に関する上記第2の基準を満たしているものを、適当な報知手段に報知させる制御手段とを備えたものである。
上記第1の基準が、対応する残滓について、該残滓に関する満杯処理が必要と判断する基準であり、上記第2の基準が、対応する残滓について、もう少しで該残滓に関する満杯処理が必要と判断する基準であってよい。
上記基準記憶手段は、おのおのの残滓について、上記第1の基準と上記第2の基準との組を、通常動作時に対応する組と判定動作時に対応する組とで別々に記憶し、上記判定動作時に対応した上記第1の基準と上記第2の基準は、上記通常動作に対応した上記第1の基準と第2の基準に比べて、それぞれより残滓の量が少ない段階で対応する残滓の量について基準を満たすと判断させるものであり、上記制御手段は、通常動作時には、通常動作時に対応する組の上記第1の基準と上記第2の基準とを参照し、判定動作時には、判定動作時に対応する組の上記第1の基準と上記第2の基準とを参照するとよい。
上記判定動作時は、予め設定された時刻又は日時であってよい。
また、ネットワークに接続するネットワーク接続手段を備え、上記制御手段は、上記残滓に関する報知を、上記報知手段に、上記ネットワークを介して他の装置へ報知することによって行わせるとよい。
また、ネットワークを介し、他の装置より上記基準記憶手段に記憶する上記第1の基準及び第2の基準を設定可能にしてもよい。
また、本発明は、コンピュータを、上述した何れかの画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラムも提供する。
また、本発明は、上述のプログラムを記録したコンピュータに読取可能な記録媒体も提供する。
以上のようなこの発明の画像形成装置、プログラム、及び記録媒体によれば、オペレータが行う残滓の回収作業の回数を減らすことができるという効果を得る。
本発明の一実施例にかかる画像形成装置の構成を示す構成図である。 本実施例にかかる画像形成装置の構成を表す機能ブロック図である。 画像形成装置が管理する残滓に関する情報テーブルの一例を示した概略図である。 残滓回収に関し、画像形成装置が行う処理の一例を示したフローチャートである。 ネットワークで構成される本画像形成装置を含むシステムの概略的な構成を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照しながら、この発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例にかかる画像形成装置の概略構成を示す構成図である。
画像形成装置は、図1に示すように、プロッタ装置1、シート格納装置2,3、シート後処理装置4〜6の各ユニットで構成されている。
プロッタ装置1は、例えば電子写真式記録装置やインクジェット式記録装置で構成され、シート格納装置2,3から給紙されたシート状の用紙に対して、画像情報を印刷し、その記録後の用紙をシート後処理装置4〜6へ出力(搬送)する。
シート格納装置2,3は、画像を転写するためのシート状の用紙(紙の用紙に限らない)を格納する装置である。2のように、プロッタ装置1の下側に接続される比較的小容量の格納装置や、3のように、プロッタ装置1と並んで接続される大容量の格納装置がある。これらのシート格納装置2,3は、異なるサイズの用紙を格納した複数の給紙段(各給紙段にはそれぞれ同一サイズの用紙が格納される)を備えており、プロッタ装置1へ用紙を搬送する。
シート後処理装置4〜6は、プロッタ装置1から排出された用紙に対して後処理を施す装置であり、プロッタ装置1には複数のシート後処理装置を接続することができる。4は、例えば製本用の表紙や合紙を挿入するための挿入装置、5は、例えばパンチ処理をするためのパンチ装置及び製本するために用紙を折るための折り装置、6は、例えば用紙に対してステープル処理をするためのステープル装置、テープ製本やリング製本やシュア製本をするための製本装置、及び製本された用紙を最終的なサイズに断裁するための断裁装置を表す。
また、シート後処理装置4〜6は、必要に応じ、ステープル処理用のステープル、無線綴じ製本のための接着剤、テープ製本のためのテープ、リング製本のためのリング、シュア製本のためのバインドストリップ等の各消耗品を格納する消耗品格納ユニット(図示しない)も備えている。
これらのシート後処理装置4〜6がそれぞれ行う後処理のうち、ステープル処理では、印刷物の綴じ枚数に応じてステープルをカットした際にステープル切り屑が発生し、パンチ処理では、印刷用紙にパンチ穴を開けた際にパンチ屑が発生し、製本処理では、三方仕上げ裁ちや無線綴じのミーリング処理の際に断裁屑が発生する。
シート後処理装置4〜6は、これらステープル切り屑、パンチ屑、断裁屑のような残滓を格納するための残滓回収ユニット(図示しない)も備えている。なお、無線綴じのミーリング処理は、本の背にギザギザを付け、その部分に接着剤を塗布して貼り付ける処理のことを指し、その本の背にギザギザを付ける際に、断裁屑が発生する。
そして、おのおのの残滓回収ユニットには、堆積している残滓の重量を検出するための重量センサ(図示せず)が設けられていて、残滓回収ユニットに堆積した残滓の重量はこの重量センサが検出して、適宜なタイミングで、画像形成装置の残滓量検知部(後述)で取得される。この取得方法としては、それぞれの重量センサの検出値を、その重量センサに付設された送信手段が画像形成装置へ送信する方法、あるいは、画像形成装置が周期的にそれぞれの重量センサの検出値を読み込む方法等を採用することができる。なお、画像形成装置がシート後処理装置の機能を内蔵している場合、残滓回収ユニット及び残滓の量を検出するためのセンサも画像形成装置に内蔵されるので、その場合は、画像形成装置が直接センサの値を読み込むことで、残滓の量を直接取得することができる。
ここで、この画像形成装置を単体の画像形成装置として機能させるため、セットされた原稿を読み取り位置に搬送する読み取り給紙装置、原稿の画像情報を読み取るスキャナ装置、テンキー、スタートキー、ファンクションキー、ワンタッチキー等の各種操作キーを備えた操作パネル及び液晶ディスプレイ等で構成される操作部を備えていてもよいが、その詳細については省略する。
次に、画像形成装置の概略構成について説明する。
図2は、本実施にかかる画像形成装置の機能ブロック図を示している。
画像形成装置は、図2に示すように、システム制御部11、残滓量検知部12、残滓量管理部13、基準設定部14、情報通知部15、タイミング設定部16、装置情報記憶部17を含んで構成され、各部はバスにより接続されている。
システム制御部11は、CPUと、CPUが実行するプログラム等を記憶したROMと、CPUのワークエリア等を構成するRAM等からなる制御手段を備えており、各部を制御して、残滓の管理を行う。残滓量検知部12は、シート後処理装置4〜6のそれぞれの残滓回収ユニットに設けられた重量センサの測定値を、残滓の堆積している量(残滓堆積重量)として検知する。検知した残滓堆積重量は、後述するように、その残滓の種類に応じて記憶されている最大回収量(重量)で除算され、そのパーセント値がその残滓の堆積量として装置情報記憶部17に記憶される。
残滓量管理部13は、装置情報記憶部17に記憶されている基準設定値を基に、それぞれの残滓回収ユニットにおける残滓の堆積量がどんな状態なのかを管理する。基準設定部14は、残滓の状態を決める基準を設定するものであり、設定した基準設定値は、装置情報記憶部17に記憶する。この基準設定部14が設定する基準設定値としては、例えば、通常動作時に満杯と判定する満杯基準設定値や、判定動作時(例えば、予め定められる時刻/日時)に満杯と判定する基準設定値など、残滓の判定タイミングによってそれぞれ基準値を設定できる。
情報通知部(報知手段)15は、残滓の処理が必要な場合にその旨を画像形成装置の操作パネルを用いてユーザに通知(報知)する。タイミング設定部16は、システム制御部11によって制御をする際に、どのタイミングで制御を開始すればよいのかを設定する。設定したタイミングは、装置情報記憶部17に記憶する。設定するタイミングの例としては、通常動作時と判定動作時などがある。この通常動作時としては、プロッタ装置1が印刷ジョブを受信した時などを設定し、また、判定動作時としては、ユーザがメンテナンス作業を行うことが予め定められているメンテナンス時刻/日時(例えば、月曜午前8時など)等を設定する。
装置情報記憶部17は、画像形成装置を構成するユニットの種類や、残滓回収ユニットの情報、制御を開始するタイミングなどを記憶する。残滓においては、回収できる最大量や、残滓が満杯だと判定する第1の満杯基準値や、もう少しで満杯だと判定する第2の満杯基準値についても記憶する(後述)。
次に、本実施例の残滓の管理について説明する。
図3(a),(b)は、画像形成装置が管理する残滓に関する情報テーブルの一例である。
この情報テーブルは、図2の基準設定部14が設定し、装置情報記憶部17に記憶される。この情報テーブルで画像形成装置の残滓の状況が管理されている。各残滓に対して管理されている項目は、例えば最大回収量(Kg)、残滓堆積量(%)、満杯と判定する第1の満杯基準値(%)、もう少しで満杯と判断する第2の満杯基準値(%)等である。図3(a)が通常の動作時に使用される情報テーブルであり、図3(b)がメンテナンス時刻(判定動作時)に行われるメンテナンス処理の際に使用される情報テーブルである。残滓量が検知されるたび、または、基準値が設定されるたびにこの情報テーブルの内容が更新される。
図示のように、メンテナンス処理の際に使用される情報テーブルに記憶される第1の満杯基準値、及び第2の満杯基準値は、通常の動作時に使用される情報テーブルのそれに比べて、値が小さく設定されている。例えば、ステープル切り屑については、通常の動作時に適用される第1の満杯基準値が95%であるのに対して、メンテナンス処理の際に適用される第1の満杯基準値が90%に設定されている。
このようにすることで、メンテナンス処理の際には、通常の動作時に比べて、残滓の堆積量がより少ない段階で、残滓の回収処理をユーザに通知することができることとなり、それにより、ユーザが行うメンテナンス作業時に残滓の回収作業を同時に行う可能性が高くなり、ユーザ作業の回数をより減少することができる。
以上の構成で、本実施例では、何れかの残滓の堆積量が第1の満杯基準値を超えてユーザの残滓回収処理が必要になった際に、他にも残滓回収処理が必要な周辺機器がないかを第2の満杯基準値を用いて調べ、他に残滓回収処理が必要な周辺機器があった際には、その旨をユーザに追加して報知(通知)することで、ユーザが行う残滓回収処理の作業回数を減らすことができるようにしている。
図4は、残滓回収に関し、画像形成装置のシステム制御部11のCPUが、各部のセンサから情報を収集して残滓量の判断と残滓回収通知の指示を行う処理の一例を示している。
システム制御部11のCPUは、基準設定部14が設定したタイミング、例えば、印刷ジョブ情報を受信したり、あるいは、予め定められたメンテナンス時刻になると、残滓検知に関する処理を開始する。すなわち、まず、処理対象となる残滓を選択し(ステップS1)、ステップS1で選択した残滓の残滓堆積重量を残滓量検知部12より取得し、その取得した残滓堆積重量を対応する最大回収量で除算し、その残滓の堆積量をパーセント値として算出し、その算出した残滓の堆積量を、該残滓に対応する情報テーブルの堆積量に保存すると共に(ステップS2)、ステップS2で算出した残滓の堆積量に基づき残滓の状態を判断する(ステップS3)。
ステップS2で算出した残滓の堆積量が、該残滓に対応する情報テーブルの第1の満杯基準値以上であるかどうかを調べ(ステップS4)、ステップS4の結果がYESになるときには、CPUはその残滓について満杯処理が必要であるためその残滓の種類を記憶する(ステップS5)。堆積量が、該残滓に対応する情報テーブルの第1の満杯基準値未満(ステップS4の結果がNO)で第2の満杯基準値以上だったら(ステップS6の結果がYES)、その残滓についてもう少しで満杯処理が必要である残滓として、CPUはその残滓の種類を記憶する(ステップS7)。
ここで、システム制御部11のCPUは、全ての残滓について、残滓の状態の判断が終了したかを確認し(ステップS8)、確認する残滓が残っており、ステップS8の結果がNOになるとき場合には、ステップS1に戻り、未処理の残滓についての処理を実行する。
全ての残滓の種類について判断が終了したことを確認した場合、満杯処理が必要な残滓があるかを確認する(ステップS9)。満杯処理が必要な残滓がある場合、CPUは、満杯処理が必要な残滓ともう少しで満杯処理が必要な残滓を通知する表示を操作部の液晶ディスプレイ等に行うことで、満杯処理が必要な残滓ともう少しで満杯処理が必要な残滓をオペレータに報知する(ステップS10)。
これにより、オペレータは、満杯処理が必要な残滓と、もう少しで満杯処理が必要な残滓とを明確に知ることができるので、それらの残滓を回収する作業を一度に行うことができオペレータの作業回数を減らすことができる。なお、満杯処理が必要な残滓ともう少しで満杯処理が必要な残滓を報知する表示を行う表示手段としては、画像形成装置の本体に設けた操作部以外にも、シート後処理装置に設けた表示手段を用いることもできる。その場合、CPUは、満杯処理が必要な残滓ともう少しで満杯処理が必要な残滓を通知する表示を、それぞれの残滓を回収したシート後処理装置の表示手段、あるいは、表示手段を備えたシート後処理装置のその表示手段に行わせるようにするとよい。
ここで、図4の処理において、ステップS4で採用する第1の満杯基準値とステップS6で採用する第2の満杯基準値は、この処理が開始された要因によって、通常処理時の値又はメンテナンス処理時の値にその内容が変更される。
この処理が印刷ジョブの受信に伴って開始された場合には、図3(a)に示した情報テーブルに記憶された第1の満杯基準値と第2の満杯基準値が適用され、該情報テーブルに残滓量検知部12が検知した堆積量を保存する。また、この処理が予め定められたメンテナンス時刻に達して開始された場合には、図3(b)に示した情報テーブルに記憶された第1の満杯基準値と第2の満杯基準値が適用され、該情報テーブルに残滓量検知部12が検知した堆積量を保存する。
以上説明した実施例では、画像形成装置がスタンドアロン形式の装置の場合について説明したが、印刷ジョブを送信する端末装置と画像形成装置がネットワークを介して接続されている場合にも、本発明を同様に適用することができる。
図5は、印刷ジョブを送信する端末装置と画像形成装置がネットワークを介して接続されている場合のシステムの概略的な構成を示すブロック図である。
図5に示すように、本画像形成装置を含むシステムは、画像形成を指示する端末装置101、102、103と、画像形成を実行するネットワーク対応画像形成装置100とをネットワーク105を介して接続している。
図5では、端末装置を3台、ネットワーク対応画像形成装置を1台としているが、各装置の数はこのとおりに限らず、いずれも1台以上の装置が接続可能である。また、図5では、ネットワーク105はバス型を例としているが、ネットワーク形態はこの形式に限らず、スター型やリング型、あるいはその他接続形態のネットワークであってもよい。また、このネットワーク105としては、有線ネットワークまたは無線ネットワークのいずれをも適用することができる。
この実施例のネットワーク対応画像形成装置100は、図2の画像形成装置に、ネットワーク105に接続して他の装置との間で種々のデータを通信するためのネットワーク通信手段(図示略)を追加した構成となっており、その詳細説明は省略する。
この場合、情報通知部15は、残滓の処理が必要な場合にその旨を画像形成装置の操作パネルへ通知(報知)するとともに、適宜な通信アプリケーションを適用して、ネットワーク105に接続している端末装置101、102、103に対しても残滓の処理が必要な旨を通知(報知)する。ここで、通知先(報知先)の端末装置は全ての端末装置であっても良いし、特定の端末装置、例えば、管理者ユーザや残滓処理担当ユーザが利用する端末装置のみであってもよい。
また、本実施例では、いずれかの端末装置101、102、103からネットワーク対応画像形成装置100に対して、図3(a),(b)に示した画像形成装置が管理する残滓に関する情報テーブルに記憶する第1及び第2の満杯基準値や、メンテナンス時刻の日時の設定等を、適宜な通信アプリケーションを適用することにより、ネットワーク105を介して行うようにすることができる。
このようにして、本実施例では、ネットワークを介して他の端末装置に対して残滓処理が必要な旨を報知するので、例えば、管理者ユーザまたは残滓処理担当ユーザが遠隔地にいる場合でも、画像形成装置の残滓回収作業等を円滑に行うことができる。また、ネットワークを介して他の端末装置から、残滓回収作業の満杯基準値等を設定できるので、便利である。
また、上述した実施例では、残滓回収ユニットに堆積した残滓の重量を測定し、該残滓回収ユニットの最大回収重量で測定した重量を除算して得たパーセント値を残滓の堆積量としていたが、それ以外には、例えば、残滓回収ユニットに堆積した残滓の堆積高さを測定し、残滓回収ユニットの最大回収高さで堆積高さを除算して得たパーセント値を残滓の堆積量として用いるようにすることもできる。また、堆積量をパーセント値とせずに、測定値の重量又は高さの値そのものを使用することも可能である。
また、上述した実施例では、残滓を出して蓄積する処理手段として、画像形成装置に接続されるシート後処理装置を適用した場合について説明したが、この処理手段としては、画像形成動作に伴って残滓を出して蓄積する機器であれば、画像形成装置の内部に設けたシート後処理ユニット、又は、適宜なシート前処理ユニットを適用することも可能である。
さらに、本発明は、画像形成装置に接続される周辺装置以外の機器、あるいは、画像形成装置以外に接続される機器等であって、機器の稼働時間に従って回収が必要となる残滓等の対象の量が増える機器であれば、他の機器及び他の対象についても同様に適用することができる。また、残滓等の対象としては、適宜な計測方法によりその量を測定可能な対象であれば、その種類がどのようなものであっても、本発明を適用することができる。
また、この発明によるプログラムは、コンピュータにハードウェアを制御させて上述したような画像形成装置の各要素として機能させるためのプログラムであり、このようなプログラムをコンピュータに実行させることにより、上述したような効果を得ることができる。
このようなプログラムは、はじめからコンピュータに備えるROM,HDDあるいはSSD等の記憶手段に格納しておいてもよいが、記録媒体であるCD−ROMあるいはフレキシブルディスク,MO,CD−R,CD−RW,DVD+R,DVD+RW,DVD−R,DVD−RW,又はDVD−RAMや、SRAM,NOV−RAM,EEPROM,メモリカード等の不揮発性記録媒体(メモリ)に記録して提供することもできる。そのメモリに記録されたプログラムをコンピュータにインストールしてCPUに実行させるか、CPUにそのメモリからこのプログラムを読み出して実行させることにより、上述した各機能を実現させることができる。
さらに、ネットワークに接続され、プログラムを記録した記録媒体を備える外部機器あるいはプログラムを記憶手段に記憶した外部機器からダウンロードして実行させることも可能である。
また、以上述べてきた各実施形態の構成及び変形例は、矛盾しない範囲で適宜組み合わせて適用することも可能である。
本発明は、残滓を出す周辺機器を複数接続可能な画像形成装置であれば、電子写真式記録装置やインクジェット式記録装置等の任意の記録手段を備えたもの、ネットワーク対応の画像形成装置などに適用することができる。
1:プロッタ装置 2,3:シート格納装置 4〜6:シート後処理装置
11:システム制御部 12:残滓量検知部 13:残滓量管理部
14:基準設定部 15:情報通知部 16:タイミング設定部
17:装置情報記憶部 100:ネットワーク対応画像形成装置
101〜103:端末装置
特開2006−058944号公報

Claims (8)

  1. 残滓を出して該残滓を蓄積する複数の処理手段にアクセス可能な画像形成装置であって、
    前記複数の処理手段から、それぞれ蓄積された残滓の量の情報を取得する残滓情報取得手段と、
    おのおのの残滓について、第1の基準と、該第1の基準よりも判定基準が甘い第2の基準とを記憶した基準記憶手段と、
    前記残滓情報取得手段が取得した何れかの残滓の量が、該残滓に関する前記第1の基準を満たしたとき、該残滓と、該残滓以外の他の残滓であって、該他の残滓の量が、該他の残滓に関する前記第2の基準を満たしているものを、適当な報知手段に報知させる制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第1の基準が、対応する残滓について、該残滓に関する満杯処理が必要と判断する基準であり、
    前記第2の基準が、対応する残滓について、もう少しで該残滓に関する満杯処理が必要と判断する基準であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記基準記憶手段は、おのおのの残滓について、前記第1の基準と前記第2の基準との組を、通常動作時に対応する組と判定動作時に対応する組とで別々に記憶し、
    前記判定動作時に対応した前記第1の基準と前記第2の基準は、前記通常動作に対応した前記第1の基準と第2の基準に比べて、それぞれより残滓の量が少ない段階で対応する残滓の量について基準を満たすと判断させるものであり、
    前記制御手段は、通常動作時には、通常動作時に対応する組の前記第1の基準と前記第2の基準とを参照し、判定動作時には、判定動作時に対応する組の前記第1の基準と前記第2の基準とを参照することを特徴とする請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記判定動作時は、予め設定された時刻又は日時であることを特徴とする請求項3記載の画像形成装置。
  5. ネットワークに接続するネットワーク接続手段を備え、
    前記制御手段は、前記残滓に関する報知を、前記報知手段に、前記ネットワークを介して他の装置へ報知することによって行わせることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置。
  6. ネットワークを介し、他の装置より前記基準記憶手段に記憶する前記第1の基準及び第2の基準を設定可能なことを特徴とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. コンピュータを、請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像形成装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  8. 請求項7に記載のプログラムを記録したコンピュータに読取可能な記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019181709A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 コニカミノルタ株式会社 通知制御プログラム、警告通知方法及び画像形成装置

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JP2019181709A (ja) * 2018-04-03 2019-10-24 コニカミノルタ株式会社 通知制御プログラム、警告通知方法及び画像形成装置

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