JP2008152541A - 印刷装置及びログデータ管理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】運転障害等の事後に解析したいイベントに関する情報を効率よく収集記録し、そのイベントの解析を容易に行える印刷装置の提供。
【解決手段】装置内で発生した全てのイベントに係るログデータを一時保存する一時保存メモリと、イベント分類情報を保存するイベント分類情報メモリと、前記イベント分類情報メモリに保存されたイベント分類情報に基づきイベントに係るログデータの保存の要否を判別する判別手段と、前記判別手段により判別されたイベントに係るログデータを保管するログデータ記憶装置とを有する印刷装置
【選択図】図1
【解決手段】装置内で発生した全てのイベントに係るログデータを一時保存する一時保存メモリと、イベント分類情報を保存するイベント分類情報メモリと、前記イベント分類情報メモリに保存されたイベント分類情報に基づきイベントに係るログデータの保存の要否を判別する判別手段と、前記判別手段により判別されたイベントに係るログデータを保管するログデータ記憶装置とを有する印刷装置
【選択図】図1
Description
本発明は、印刷装置及びログデータ管理方法に関する。
従来の印刷装置においては、用紙、トナー、消耗品などの交換、ネットワークからの接続などの通常稼働状態におけるイベントや、用紙ジャムなど物理的な障害などの事後に解析が必要になるイベントの発生をトレンドデータとして収集し、記録したり表示したりしていた。これにより、トナー、用紙、消耗品の交換等のオペレータの介入、ネットワークからの接続などの印刷装置の稼動状況の把握、用紙ジャムなど物理的な障害や故障などの問題が発生したときの原因調査に有効なデータが蓄積される。しかし、従来の印刷装置では、印刷装置内で発生した詳細なイベント情報を全て記憶するには、大容量のメモリ、HDD等の記憶装置が必要であった。したがって、データ処理、記憶装置の高速化、大型化必要となるとともに、印刷装置が高価になってしまう傾向があった。
そこで、経済性との兼ね合いから、全イベントから予め抜粋した稼動状況の把握に必要な一般的なイベントのみをHDD等の記憶装置に保存している印刷装置が一般化している。しかし、この場合、各イベントの詳細なトレンドデータが入手不可能になるので、用紙ジャムなどの問題が発生した時には、原因調査に必要とされる十分な情報の入手ができなくなってしまう恐れがある。また、通常トレンドデータは、時系列的に収集記録されるため、複数の問題イベントが発生した場合には、各イベントの発生とトレンドデータとの関連を把握、解析することが困難となる場合があった。
そこで、例えば、通常運転時は、一般的な稼動状況の把握のためのイベントに関するログ情報を保存し、障害に関わるイベント等、所定のイベント発生時には、各デバイスに収集保存された詳細情報から、そのイベント及びこのイベントに予め関連付けられた詳細なイベントに関するログ情報を抽出し、一般的なイベントに関するログ情報に追加、またはリンクして記録する技術が開示されている(特許文献1、特許文献2参照)。この技術においては、いずれも、一般的なイベントに関するログ情報と所定のイベントに関連する詳細なイベントに係るログ情報とを分離して収集管理している。
特開2004−234437号公報
特開2005−004513号公報
上述の特許文献1、2におけるイベントに係るログ情報の管理においては、デバイス毎に予め決められた所定量の詳細なイベントに係るログ情報を記憶し、あらかじめ指定してある解析対象イベントが発生した時に、各デバイスに保存された詳細なイベントに係るログ情報から、予め解析対象イベントに関連付けられた詳細なイベントに関するログ情報を抽出する方法であるので、解析対象イベントに関連するイベントを事前に想定し、関連付けて設定しておく必要がある。
このため、解析対象イベントに関連する詳細なイベントを事前に正確に把握しておかねばならない。しかし、複雑な幾つもの要因によって、発生する装置の障害や故障などの場合には、原因調査に必要とされる解析対象イベントに関連する詳細なイベントを事前に設定しておくことは困難な場合もある。
また、一般的なイベントに係るログ情報の収集管理と、解析対象イベントに関連付けられた詳細なイベントに係るログ情報の収集管理とを個別に行うため、ログ情報全体の収集管理が煩雑になってしまうことがある。
本発明は、上記課題に鑑みなされたもので、装置運転障害等の事後に解析したいイベントに関する情報を効率よく収集記録し、そのイベントの解析を容易に行える印刷装置を提供することを目的としている。また、対象装置内で発生した解析したいイベントに関する情報を効率よく収集記録し、そのイベントの解析を容易に行えるログデータ管理方法を提供することを目的としている。
本発明者は、上記課題を解決するために鋭意検討を重ねた結果、下記の手段により、上記課題が解決できることを見出し、本発明を完成した。
本発明は、装置内で発生した全てのイベントに係るログデータを一時保存する一時保存メモリと、イベント分類情報を保存するイベント分類情報メモリと、前記イベント分類情報メモリに保存されたイベント分類情報に基づきイベントに係るログデータの保存の要否を判別する判別手段と、前記判別手段により判別されたイベントに係るログデータを保管するログデータ記憶装置とを有することを特徴とする印刷装置を含む。
また、前記イベント分類情報は、各イベントに対する解析の要否を判別する解析対象イベント判別情報を含むことを特徴とする前記印刷装置を含む。
また、前記イベント分類情報は、解析対象イベントの前後のイベントに係るログデータの保管範囲の情報であるログデータ保管範囲情報を含むことを特徴とする前記印刷装置を含む。
また、前記ログデータ保管範囲情報は、解析対象イベントの前後の保管イベント数及び/又は保管時間情報であることを特徴とする前記印刷装置を含む。
また、前記イベント分類情報は、装置の運転状態を把握するために必要なログデータを含むイベントを判別する運転状態把握イベント判別情報を含むことを特徴とする前記印刷装置を含む。
また、前記記憶装置に保管されるログデータは、イベント名及びイベント発生時間を含むことを特徴とする前記印刷装置を含む。
また、対象装置内で発生した全てのイベントに係るログデータを一時保存し、前記イベントの中から装置の運転状態把握のためのイベントに係るログデータを記憶装置に保管し、さらに、あらかじめ設定されている解析対象イベント判別情報に基づき前記全てのイベントの中から解析対象イベントを判別し、解析対象イベント及びその前後の所望の保管範囲のイベントに係るログデータを記憶装置に保管することを特徴とするログデータ管理方法を含む。
また、前記解析対象イベント及びその前後の保管範囲のイベントに係るログデータは、解析対象イベント毎に出力できることを特徴とする前記ログデータ管理方法を含む。
本発明の印刷装置によれば、運転障害等の事後に解析したいイベントに関する情報を効率よく収集記録し、そのイベントの解析を容易に行うことができる。また、本発明のログデータ管理方法によれば、対象装置内で発生した解析したいイベントに関する情報を効率よく収集記録し、そのイベントの解析を容易に行うことができる。
本発明の印刷装置は、装置稼働に関連して発生する全イベントに係るログデータを一括してメモリに一時保存し、予め設定されたイベント分類情報に基づき、全イベントに係るログデータを分類して、必要とされる詳細なイベントに係るログデータを記憶装置に保管している。言い換えれば、本発明に係る印刷装置は、印刷装置内のそれぞれの動作で発生した全イベント、すなわち装置稼働状況を表す詳細なイベント及び障害等予め決められたイベントに係るログデータを時系列的にメモリ等の記憶装置に一時的に記憶する一時記憶手段、解析したいイベント及びそのイベントの発生時を基準としてその前後の収集したい範囲の詳細なイベントに係るログデータを不揮発性メモリ等の記憶装置に記憶する記憶手段、記憶手段に記憶された情報に基づいて、全イベント中から解析したいイベントを判別し、そのイベントの発生時を基準として収集したい詳細なイベントを選択する判別手段、判別手段で判別された解析したいイベント及び関連して収集したい詳細なイベントに係るログデータをログデータ記憶装置に記憶する記憶手段を備えている。
本発明に係るログデータ管理方法においては、印刷装置のような対象装置の平常運転時のように、解析したいイベントが発生していない場合は、詳細なイベントに係るログデータを時系列で発生順にメモリ等の一時記憶装置に一時記憶する。それと同時に、予め設定された装置稼働状況を表す代表的なイベントに係るログデータをHDD等の記憶装置に記憶しておくことが好ましい。更に、用紙ジャムのような予め設定されている解析したいイベントが発生した時には、不揮発性メモリ等の記憶装置に記憶された解析したいイベント及びその前後の設定された範囲に従い、詳細なイベントに係るログデータをログデータ記憶装置に記憶する。
上述のように解析したいイベントが発生した場合、該イベントの発生時を基準とした設定範囲内でのみ詳細なイベントに係るログデータを記憶することが可能になると共に、詳細なイベントに係るログデータをすべて記憶させるため、予め解析したいイベントに関連するイベントを個々に指定しておく必要がなく、解析したいイベント周辺で発生した詳細なイベントに係るログデータをすべて入手することが可能となり、解析を実行する段階で関連する必要なイベントを選別することができる。このため、解析対象のイベントが発生した際の印刷装置等の対象装置の詳しい稼動状況や、障害が発生したときの原因調査に役立てることができる。
また、解析したいイベントが発生していない場合は、収集された全イベントに係るログデータをすべて一時的に記憶するが、発生した詳細な全イベントに係る情報を一時的に保存するだけであるため大容量のメモリ、HDD等の記憶装置が不要である。
本発明を実施するための最良の形態を以下の実施形態により説明する。
本発明の具体的な実施形態例である印刷装置について、図1〜図7を用いて説明する。図1は、本発明の印刷装置の実施形態例の機能を表すブロック図である。印刷装置100は、プリンタコントローラ110、操作パネル120、及びプリンタエンジン130を備えている。また、この印刷装置100は、パソコンなどの上位装置140と接続されている。
本発明の具体的な実施形態例である印刷装置について、図1〜図7を用いて説明する。図1は、本発明の印刷装置の実施形態例の機能を表すブロック図である。印刷装置100は、プリンタコントローラ110、操作パネル120、及びプリンタエンジン130を備えている。また、この印刷装置100は、パソコンなどの上位装置140と接続されている。
この印刷装置100において、プリンタコントローラ110は、文字、図形、画像等の印刷データの受信、印刷データの解析、用紙に印刷する画像データに変換、プリンタエンジンへの画像データの出力をするコントローラであり、上位装置I/F111、CPU112、RAM113、不揮発性RAM114、操作パネルI/F115、エンジンI/F116、HDD117から構成される。
上位装置I/F111は、上位装置140から印刷装置100への文字、図形、画像等の印刷データの受信、印刷装置100から上位装置140への印刷情報、ステータス情報等の送信をするためのインタフェースである。
CPU112は、HDD117に格納されたプログラム180(後述)に従って上位装置140から送信された画像情報、印刷情報の処理、及び印刷装置内で発生したイベントに係るログデータ等を処理する。
RAM113は、印刷装置の詳細なイベントに係るログデータを全て一時的に記憶する一時保存メモリである詳細ログ160を備えている。さらに、RAM113は、CPU112がログデータ等を処理するときのワークメモリ(図示なし)、上位装置140からのデータをページ単位に管理して一時記憶するページバッファ(図示なし)、バッファに記憶されたデータを実際のドットパターンに変換し、ドットパターンを記憶するビットマップメモリ(図示なし)等の通常の印刷装置の一時保存メモリの役目を備えている。
不揮発性RAM114は、電源を切っても保持したいデータを格納しておくためのメモリであり、解析したいイベント及び該イベント発生時を基準としてイベントログ190(後述)に記憶する詳細なイベントに係るログデータの範囲に関する情報(解析対象イベント判別情報及びログデータ保管範囲情報とも言う。これらは、イベント分類情報の一部である。)が記憶されている詳細ログ取得情報170、及びイベントの発生数を記憶するイベントカウンタ171等を有する。
パネルI/F115は、操作パネル120とプリンタコントローラ110間で詳細ログ取得情報170等を送受信するためのインタフェースである。
エンジンI/F116は、プリンタコントローラ110からプリンタエンジン130への画像データ及び後処理情報、及びプリンタエンジン130からプリンタコントローラ110へのステータス情報等を送受信するためのインタフェースである。
HDD117には、発生したイベントに係るログデータが記憶されるイベントログ190、画像情報、印刷情報の処理及び周辺モジュール等を制御するプログラム180が格納されている。
更に、プログラム180には、時系列的に発生した詳細なイベントに係るログデータを、RAM113に備えられた詳細ログ160に記憶容量等の決められた範囲内で一時的に記憶すると共に、代表的な稼働状況などに関する所定のイベントが発生した場合は、そのイベントにかかるログデータをイベントログ190に記憶させるプログラム、イベントログ記憶処理181を備えている。また、解析したいイベントが発生した時に、詳細ログ取得情報170に保管されているイベント分類情報に従って、詳細ログ160に記憶された詳細なイベントに係るログデータをイベントログ190に記憶させるプログラム、詳細ログ記憶処理182、操作パネルI/F115を介して、操作パネル120を制御し詳細ログ取得情報170に保管するイベント分類情報を設定、変更するプログラム、詳細情報取得処理183が格納されている。
操作パネル120は、詳細ログ取得情報170に保管するイベント分類情報等を所望の設定データとして入力するための表示装置及び入力スイッチ等から構成されている。
プリンタエンジン130は、プリンタコントローラ110から送信された画像データ等により感光体上に静電潜像を作り現像し、また給紙部より用紙を給紙し、転写及び定着後に用紙を搬送する装置である。
次に、詳細ログ取得情報170に保管されるイベント分類情報の具体的内容の一例を示す詳細ログ取得情報の記憶条件表を図4に示す。図4において、詳細ログ取得情報170には、解析したいイベント、すなわち解析対象イベントを示す列であるイベント名401、解析対象イベント発生前に発生した詳細なイベントに係るログデータのイベントログ190への保管範囲の基準となる項目を表す列である期間種別402、保管範囲の上限値を示す列である上限値403、解析対象イベント発生後に発生した詳細なイベントのイベントログ190への保管範囲の基準となる項目を表す列である期間種別404、保管範囲の上限値を示す列上限値405がある。解析対象イベント発生前後に発生した詳細なイベントの保管範囲の基準となる項目としては、保管イベント数及び/又は保管時間とすることが好ましい。
なお、期間種別402、404における保管時間とは、解析対象イベントが発生したときを基準に前又は後の時間数であり、時間、分、秒などの単位で表せばよい。イベント数の場合は、解析対象イベントを基準にその前又は後の詳細なイベントの数を示している。
次に、本発明の印刷装置100におけるログデータの処理について説明する。図2は、プログラム180におけるイベントログ記憶処理181の動作を示すフローチャートの一例である。図6(a)は、詳細なイベントに係るログデータである詳細ログ160、図6(b)は、稼働状況や障害発生を示すイベントなどの所定のイベントのみに係るログテータであるイベントログ190の一例である。
CPU112は、予め決められた詳細なイベントが発生した場合、プログラム180に記憶されたイベントログ記憶処理181にしたがって、図2に示すフローに従って処理を行う。
イベントが発生すると詳細ログ160にそのイベントに係るログデータを記憶し(S200)、イベントカウンタ171に保存されたイベント数をカウントアップする(S201)。なお、詳細ログ160には、イベントに係るログデータとして、図6(a)に示すようにイベント発生時のイベントカウンタ値、イベント発生日時、イベント名及び発生イベントの追加情報等を記憶する。また、詳細ログ160に使用されるメモリの容量は予め決められており、イベントに係るログデータがメモリ容量の満杯に達した場合は、最も古いイベントに係るログデータから順に新しいイベントに係るログデータで上書きされる。
次に、発生したイベントが、通常運転時の稼働状況などを表す一般的なイベントであるか否かを判定し(S202)、一般的なイベントである場合はイベントログ190に記憶する(S203)。なお、イベントログ190には、図6(b)に示すようにイベント発生時のイベントカウンタ値、イベント発生日時、イベント名及び該発生イベントの追加情報等を記憶する。
次に、詳細ログ取得情報170のイベント名401を調査し、発生したイベントが解析対象イベントか否かを判定し(S204)、解析対象イベントであった場合、詳細ログ記憶処理182を起動する(S205)。なお、詳細ログ160に記憶するイベント及びイベントログ190に記憶する一般的なイベントは予め決められており、プログラム180又は詳細ログ取得情報170に含まれている。
図3は、プログラム180における詳細ログ記憶処理182の動作を示すフローチャートの一例である。図7は、解析対象イベントに対応する詳細なイベントに係るログデータが記憶された時のイベントログ190の一例である。
解析対象イベントが発生した場合、CPU112は、プログラム180の中の詳細ログ記憶処理182にしたがって、図3のフローチャートに示すような処理を行う。詳細ログ記憶処理182が起動されると詳細ログ取得情報170を確認し、解析対象イベント名からイベント発生後の期間種別404及びその上限値405を読み込む(S301)。
期間種別404にイベント数が設定されていた場合は、詳細ログ160に記憶されている解析対象イベント発生時のイベントカウンタ値とイベントカウンタ171とから、解析対象イベント発生後に発生した詳細なイベントの数を算出し(S302)、イベント発生後の上限値405に記憶されたイベント数に達したか否かを判定する(S303)。
上限値405に設定されたイベント数に達していない場合は、イベントカウンタ171が更新されるまで待機し(S304)、上記イベントカウンタ171が更新されるたびに(S302)、(S303)の処理を繰り返す。
上限値405に設定されたイベント数に達した場合は、詳細ログ取得情報170に記憶されているイベント発生前の期間種別402とその上限値403及びイベント発生後の期間種別404とその上限値405からイベントログ190に保存するイベントに係るログデータの範囲を算出し、詳細ログ160に記憶されている詳細なイベントに係るログデータをイベントログ190に保存し(S306)、処理を終了する。
処理(S301)の結果、期間種別404に時間が設定されていた場合は、解析対象イベント発生時点から上限値405に設定された時間が過ぎるまで待機する(S305)。上限値405に設定された時間経過後、詳細ログ取得情報170に記憶されているイベント発生前の期間種別402と上限値403及びイベント発生後の期間種別404と上限値405からイベントログ190に保存する範囲を算出し、詳細ログ160に記憶されている詳細なイベントに係るログデータをイベントログ190に保存し(S306)、処理を終了する。
図7には、イベントログ190の内容である稼働状況を表す一般的なイベントに係るログデータと、解析対象イベントに係るログデータがそれぞれ別個に出力された例を示している。なお、この例では、解析対象イベントが用紙ジャムであり、解析対象イベント近辺のイベントに係るログデータ、例えばイベントカウンタNo10422のプリンタ電源OFFは、稼働状況を表す一般的なイベントに係るログデータの欄にも記録されている。しかし、詳細なイベントに係るログデータであるイベントカウンタNo10430のトレイ1クローズについては、稼働状況を表す一般的なイベントに係るログデータの欄には記録されていない。
次に、図5(a)〜(c)に示す操作パネル120に表示する画面を用いて、詳細ログ取得情報170に情報を記憶するまでの動作の一例を示す。CPU112は、詳細ログ取得情報170を設定、記憶する場合、詳細情報取得処理183にしたがって、下記の処理を行う。
最初に詳細ログ情報設定画面500を表示する。図5(a)は、詳細ログ情報設定画面の一例である。詳細ログ情報設定画面500には、解析対象イベントの種類を示す障害ボタン501、警告ボタン502、ユーザー操作ボタン503、その他ボタン504及び詳細情報取得処理183を終了、またはキャンセルする終了ボタン505を表示している。
作業者が詳細ログ情報設定画面500にて、解析対象イベントの種類を示すボタンを押下すると、解析対象イベントを選択する画面を表示する。
障害ボタン501が押下されると、図5(b)に例示するような解析対象イベントである解析対象障害を選択するためのボタンを表示する障害選択画面が表示される。
警告選択ボタン502が押下されると、トレイ1用紙なし、トナー空、ドラム寿命等の解析したい警告を選択するためのボタンを表示する警告選択画面(図示なし)を表示する。
ユーザー操作選択ボタン503が押下されると、剥離電圧変更、定着温度変更、トナー補給等の解析したいユーザー操作を選択するためのボタンを表示するユーザー操作選択画面(図示なし)を表示する。
その他ボタン504が押下されると、入力トレイ自動切換え、排紙先自動切換え、自動バックアップ等を選択するためのボタンを表示するその他選択画面(図示なし)を表示する。
終了ボタン505が押下されると、詳細情報取得処理183を終了する。
以下、詳細ログ情報設定画面500にて、障害ボタン501が押下された場合の動作例について説明する。なお、警告ボタン502、ユーザー操作ボタン503、その他ボタン504が押下された場合も、障害ボタン501が押下された場合も同様な動作をする。
詳細ログ情報設定画面500にて、障害選択ボタン501が押下されると、障害選択画面510を表示する。図5(b)は、障害選択画面の一例である。
障害選択画面510には、解析対象障害を選択するため、又は詳細ログ取得情報170に記憶されている解析対象障害から削除するための障害選択ボタン511〜518、次の障害選択画面を表示させる次ボタン519及び障害選択を選択するキャンセルボタン520が表示される。
なお、障害選択画面510上にて、解析対象イベントとして詳細ログ取得情報170に記憶されていない障害に対応した障害選択ボタン(511〜517)を黒文字、背景を白で表示し、既に解析対象イベントとして詳細ログ取得情報170に記憶されている障害に対応した障害選択ボタン(518)を白文字、背景を黒で表示する。
障害選択ボタン511〜517のいずれか一つが押下されるとイベントログ190に保存する詳細なイベントの範囲を示す期間(上限値)設定画面を表示する。
障害選択ボタン518が押下されると、詳細ログ取得情報170に記憶されているイベントを削除する。
次ボタン519が押下されると、フロントカバーオープン、用紙スキュー等の他の障害を選択するための障害選択画面(図示なし)を表示する。
キャンセルボタン520が押下されると、該詳細ログ情報設定画面500の表示に戻る。
図5(b)に示す障害選択画面510において、障害選択ボタン511〜518が押下された場合の動作例について説明する。なお、障害選択画面、警告選択画面、ユーザー操作選択画面、その他選択画面において、解析対象イベントに対応したボタンが押下された場合も同様な動作をする。
障害選択画面510にて、例えば、障害選択ボタン514(用紙JAM:ドラムラップ)が押下されると、期間(上限値)設定画面530を表示する。
図5(c)は、期間(上限値)設定画面の一例である。期間設定画面530には、図4で示した、解析対象イベントの前に発生した詳細なイベントの数及び/又は時間の範囲の上限値403に設定する値を表すイベント発生前記憶期間531、同様に上限値405に設定する値を表すイベント発生後記憶期間532を表示する。さらに、イベント発生前記憶期間531を長くするためのイベント発生前記憶期間Upボタン533及び短くするためのイベント発生前記憶期間Downボタン534、イベント発生後記憶期間532を長くするためのイベント発生後記憶期間Upボタン535及び短くするためのイベント発生前記憶期間Downボタン536、上記イベント発生前記憶期間531の単位として時間を選択するイベント発生前記憶期間秒ボタン537、イベント発生前記憶期間531の単位としてイベント数を選択するイベント発生前記憶期間イベント数ボタン538、イベント発生後記憶期間532の単位として時間を選択するイベント発生後記憶期間秒ボタン539、イベント発生後記憶期間532の単位としてイベント数を選択するイベント発生後記憶期間イベント数ボタン540、期間設定を中止するキャンセルボタン541、及び指定したイベント及び期間を保存する設定ボタン542を表示する。
期間種別402404に記憶するための記録範囲の上限値403、405の単位を選択するため、作業者によって、イベント発生前記憶期間秒ボタン537、イベント発生前記憶期間イベント数ボタン538、イベント発生後記憶期間秒ボタン539、或いはイベント発生後記憶期間イベント数ボタン540を押下されると、それぞれ選択されたボタンを黒文字、背景を白で表示し、選択されていないボタンを白文字、背景を黒で表示する。
次に、上限値403、405に記憶する範囲を設定するため、作業者によって、イベント発生前記憶期間Upボタン533、イベント発生前記憶期間Downボタン534、イベント発生後記憶期間Upボタン535、或いはイベント発生後記憶期間Downボタン536が押下されると、ボタン533〜536にしたがってイベント発生前記憶期間531、或いはイベント発生後記憶期間532の表示を更新する。
設定完了後、作業者によって、設定ボタン542が押されると詳細ログ取得情報170のイベント名401、イベント発生前の期間種別402及び上限値403、イベント発生後の期間種別404及び上限値405に記憶する。
キャンセルボタン541が押下されると、詳細情報取得処理183は、障害選択画面510を表示する。
このようにして、イベント分類情報メモリである詳細ログ取得情報170に保存されるイベント分類情報が設定される。
本発明におけるログデータ管理方法は、上述のように印刷装置を例示して説明したが、例えばイメージスキャナ、データ送信装置、データ受信装置など各種の電子機器をはじめとした装置に適用できる。その際は、イベントやログデータの内容が異なったり、解析対象イベントの前後の範囲を特定する項目が異なったりするが、これらを適宜対象装置に合わせて本発明におけるログデータ管理方法を実施することに何ら問題はない。
また、本発明における印刷装置には、通常の単機能のプリンタは勿論、複写機やファクシミリ装置のように印刷機能と他の機能を組み合わせた装置も含むものである。
本発明の印刷装置及びログデータ管理方法により、詳細なイベントに係るログデータを一箇所に一時記憶し、通常時は、予め決められた一般的なイベントのみをHDD等の記憶装置に保存し、情報を収集したいイベントが発生した場合のみ、該イベントの発生時を基準とした設定範囲内でのみ詳細なイベント情報を保存することができる。予め解析したいイベントに関連する個々のイベントを想定して設定しておく必要がなく、解析したいイベント周辺で発生した詳細なイベント情報を容易に入手することが可能となる。更に、本発明の印刷装置及びログデータ管理方法によれば、対象装置の平常稼働時には、詳細なイベントに係るログデータは、一時的に収集保存しておくだけであり、大容量のメモリ、HDD等の記憶装置が必要なくなる。このため、本発明の印刷装置及びログデータ管理方法は、経済的にも優れており、小型の印刷装置にも適用ができる。
100:印刷装置 110:プリンタコントローラ 111:上位装置I/F
112:CPU 113:RAM 114:不揮発性RAM
115:操作パネルI/F 116:エンジンI/F 117:HDD
120:操作パネル 130:プリンタエンジン 140:上位装置
160:詳細ログ 170:詳細ログ取得情報 171:イベントカウンタ
180:プログラム 181:イベントログ記憶処理 182:詳細ログ記憶処理
183:詳細情報取得処理 190:イベントログ
S200〜S205:イベントログ記憶処理の各処理
S300〜S206:詳細ログ記憶処理の各処理
401:イベント名 402:期間種別 403:上限値
404:期間種別 405:上限値 500:詳細ログ情報設定画面
501:障害ボタン 502:警告ボタン 503:ユーザー操作ボタン
504:その他ボタン 505:終了ボタン 510:障害選択画面
511〜518:障害選択ボタン 519:次ボタン
520:キャンセルボタン 530:期間設定画面
531:イベント発生前記憶期間 532:イベント発生後記憶期間
533:イベント発生前記憶期間Upボタン
534:イベント発生前記憶期間Downボタン
535:イベント発生後記憶期間Upボタン
536:イベント発生後記憶期間Downボタン
537:イベント発生前記憶期間秒ボタン
538:イベント発生前記憶期間イベント数ボタン
539:イベント発生後記憶期間秒ボタン
540:イベント発生後記憶期間イベント数ボタン
541:キャンセルボタン 542:設定ボタン
112:CPU 113:RAM 114:不揮発性RAM
115:操作パネルI/F 116:エンジンI/F 117:HDD
120:操作パネル 130:プリンタエンジン 140:上位装置
160:詳細ログ 170:詳細ログ取得情報 171:イベントカウンタ
180:プログラム 181:イベントログ記憶処理 182:詳細ログ記憶処理
183:詳細情報取得処理 190:イベントログ
S200〜S205:イベントログ記憶処理の各処理
S300〜S206:詳細ログ記憶処理の各処理
401:イベント名 402:期間種別 403:上限値
404:期間種別 405:上限値 500:詳細ログ情報設定画面
501:障害ボタン 502:警告ボタン 503:ユーザー操作ボタン
504:その他ボタン 505:終了ボタン 510:障害選択画面
511〜518:障害選択ボタン 519:次ボタン
520:キャンセルボタン 530:期間設定画面
531:イベント発生前記憶期間 532:イベント発生後記憶期間
533:イベント発生前記憶期間Upボタン
534:イベント発生前記憶期間Downボタン
535:イベント発生後記憶期間Upボタン
536:イベント発生後記憶期間Downボタン
537:イベント発生前記憶期間秒ボタン
538:イベント発生前記憶期間イベント数ボタン
539:イベント発生後記憶期間秒ボタン
540:イベント発生後記憶期間イベント数ボタン
541:キャンセルボタン 542:設定ボタン
Claims (8)
- 装置内で発生した全てのイベントに係るログデータを一時保存する一時保存メモリと、イベント分類情報を保存するイベント分類情報メモリと、前記イベント分類情報メモリに保存されたイベント分類情報に基づきイベントに係るログデータの保存の要否を判別する判別手段と、前記判別手段により判別されたイベントに係るログデータを保管するログデータ記憶装置とを有することを特徴とする印刷装置。
- 前記イベント分類情報は、各イベントに対する解析の要否を判別する解析対象イベント判別情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
- 前記イベント分類情報は、解析対象イベントの前後のイベントに係るログデータの保管範囲の情報であるログデータ保管範囲情報を含むことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
- 前記ログデータ保管範囲情報は、解析対象イベントの前後の保管イベント数及び/又は保管時間情報であることを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
- 前記イベント分類情報は、装置の運転状態を把握するために必要なログデータを含むイベントを判別する運転状態把握イベント判別情報を含むことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 前記記憶装置に保管されるログデータは、イベント名及びイベント発生時間を含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の印刷装置。
- 対象装置内で発生した全てのイベントに係るログデータを一時保存し、前記イベントの中から装置の運転状態把握のためのイベントに係るログデータを記憶装置に保管し、さらに、あらかじめ設定されている解析対象イベント判別情報に基づき前記全てのイベントの中から解析対象イベントを判別し、解析対象イベント及びその前後の所望の保管範囲のイベントに係るログデータを記憶装置に保管することを特徴とするログデータ管理方法。
- 前記解析対象イベント及びその前後の保管範囲のイベントに係るログデータは、解析対象イベント毎に出力できることを特徴とする請求項7に記載のログデータ管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006339952A JP2008152541A (ja) | 2006-12-18 | 2006-12-18 | 印刷装置及びログデータ管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006339952A JP2008152541A (ja) | 2006-12-18 | 2006-12-18 | 印刷装置及びログデータ管理方法 |
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Family Applications (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010198318A (ja) * | 2009-02-25 | 2010-09-09 | Nec Corp | 監視対象装置、監視対象制御方法、監視対象装置用プログラム及び記録媒体 |
JP2013191070A (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-26 | Nomura Research Institute Ltd | 監視装置 |
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JP2015217650A (ja) * | 2014-05-21 | 2015-12-07 | 富士ゼロックス株式会社 | 履歴記憶装置、画像形成装置及びプログラム |
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-
2006
- 2006-12-18 JP JP2006339952A patent/JP2008152541A/ja active Pending
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JP7211482B2 (ja) | 2019-02-20 | 2023-01-24 | 日本電気株式会社 | 履歴出力装置、制御方法、及びプログラム |
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