JP2014124775A - 画像形成装置及び警告制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷条件の設定誤りに起因し誤った印刷結果が出力される可能性が高い場合にのみ、ユーザに対し適切な警告を行う画像形成装置等を提供する。
【解決手段】本発明に係る画像形成装置は、印刷文書の印刷文書属性と印刷条件とを含む印刷履歴を、同一又は類似の印刷文書属性と、同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎に分類した印刷履歴グループを記憶した記憶手段と、印刷文書の印刷文書属性と印刷条件とを含む印刷ジョブが入力されると、印刷ジョブの印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有する印刷履歴グループを取得する取得手段と、取得された印刷履歴グループの有する印刷条件と、印刷ジョブの印刷条件とを比較し、印刷条件が一致するか否かを判定する比較手段と、比較手段により、印刷条件が一致しないと判定された場合、印刷ジョブの印刷条件において設定誤りの可能性を示す警告を提示する警告手段とを有する。
【選択図】図8

Description

本発明は、画像形成装置及び警告制御方法の分野に関する。
従来より、コンピュータなどにおいて、実際の印刷出力を行う前に、画面上で印刷出力の結果をシミュレートできる印刷プレビュー機能がよく用いられている。ユーザは、印刷プレビューにより予め出力結果を確認し、誤りがあればそれを修正してから印刷出力を行えるので、不必要なやり直し作業や、用紙やインク等の無駄などを防止することができる。
ここで、ユーザが文書の印刷を行う際、十分にプレビューを確認する時間が取れないなどの事情により、プレビューをしないまま印刷してしまう場合がある。設定誤り等(用紙サイズ、カラー、集約、縦横指定等の印刷条件の設定ミス)が存在すると、意図しない印刷結果が出力されてしまうので、印刷のやり直しとなり、結局は余計な時間を要してしまう場合もある。
これに関する技術として、例えば特許文献1(特開2004−157680号)には、ユーザの印刷失敗を防止する目的で、過去に印刷中断した印刷条件履歴を失敗する条件とみなすことで、新規印刷時の印刷条件が失敗するかどうかを判定し、警告することでユーザの印刷失敗を防止させる印刷制御システムが記載される。
しかしながら、上述の特許文献1記載の技術においては、過去に印刷中断された場合の印刷条件を印刷失敗条件として判定に用いていたため、多少の些細な変更等で印刷を中断すれば、印刷失敗条件として適用される。このため、ユーザが意図して行った多少の印刷設定変更に対しても、頻繁に警告が発せられるので、ユーザにとって過度な警告の原因となっていた。また、印刷失敗と判定された場合も、単に警告が発せられるのみであるので、ユーザは、失敗回避のためにどのような設定変更をすべきかを知ることができないという問題もあった。
本発明は上記のような問題に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、印刷条件の設定誤りに起因し誤った印刷結果が出力される可能性が高い場合に、ユーザに対し適切な警告を行う画像形成装置等を提供することにある。
そこで上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、印刷文書の印刷文書属性と印刷条件とを含む印刷履歴を、同一又は類似の印刷文書属性と、同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎に分類した印刷履歴グループを記憶した記憶手段と、印刷文書の印刷文書属性と印刷条件とを含む印刷ジョブが入力されると、前記記憶手段から、該印刷ジョブの印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有する印刷履歴グループを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された印刷履歴グループの有する印刷条件と、前記印刷ジョブの印刷条件とを比較し、印刷条件が一致するか否かを判定する比較手段と、前記比較手段により、印刷条件が一致しないと判定された場合、前記印刷ジョブの印刷条件において設定誤りの可能性を示す警告を提示する警告手段とを有する。
なお、本発明の構成要素、表現または構成要素の任意の組合せを、方法、装置、システム、コンピュータプログラム、記録媒体、などに適用したものも本発明の態様として有効である。
本発明によれば、印刷条件の設定誤りに起因し誤った印刷結果が出力される可能性が高い場合に、ユーザに対し適切な警告を行う画像形成装置等を提供することができる。
本実施形態に係るシステム構成図である。 MFP1のハードウェア構成の一例を示す図である。 MFP1の主要機能構成を示す機能ブロック図である。 MFP1の情報処理1を示すフローチャートである。 印刷履歴の分類の具体例1を示す。 印刷履歴の分類の具体例2を示す。 印刷履歴の分類の具体例3を示す。 MFP1の情報処理2を示すフローチャートである。 受信された印刷ジョブの一例を示す 取得された印刷履歴グループの一例を示す。 印刷設定の警告画面の一例を示す。 印刷設定の提示画面の一例を示す。 MFP1の印刷履歴グループの更新処理を示すフローチャートである。 印刷履歴グループの更新処理の具体例1を示す。 印刷履歴グループの更新処理の具体例2を示す。 印刷履歴グループの更新処理の具体例3を示す。 印刷履歴グループの更新処理の具体例4を示す。
以下、本発明を実施するための形態を各実施形態において図面を用いて説明する。
[概要]
本発明は、プリンタに対し印刷ジョブが入力された場合、入力された印刷ジョブの印刷条件の設定誤りに起因し誤った印刷結果が出力される可能性が高い場合にのみ、ユーザに対し適切な警告を行うものである。このため、入力された印刷ジョブの印刷条件に設定誤りが存在する可能性があるかどうかを判定するために、過去の印刷履歴(印刷成功履歴)を利用する。
ここで、様々なタイプの文書が印刷されうるが、帳票などのように、所定フォーマットから構成される文書も少なくない。例えば、所定フォーマットから構成される文書として、見積書、注文書、受領書、請求書などの帳票の類の他、仕様書、議事録文書なども挙げられる。このような定型タイプの文書の特徴は、一つに、ファイル形式や文書名などの印刷文書属性が、同一又は類似しているという特徴を有する。また、一つに、所定フォーマットを維持するために、印刷時に指定される印刷条件が同一である(又はその可能性が高い)という特徴を有する。
本発明では、このような特徴に着目し、入力された印刷ジョブの印刷文書属性に基づいて、過去の印刷履歴の中から、同一又は類似する文書を検索する。そして、そのような文書が見つかった場合には、その文書の印刷条件を基準印刷条件として、入力された印刷ジョブの印刷条件と同一であるか否かを比較することにより、印刷ジョブにおける設定誤りの存在を探し出す。印刷条件で差異があれば、その差異は、印刷誤りの可能性があるため、ユーザに対し、その差異についての警告を行う。
これにより、ユーザが文書の印刷を行う際プレビューを確認せずとも、印刷条件の設定誤りが存在する可能性がある場合には、ユーザに対し適切な警告を行うことができるので、不必要なやり直し作業や、用紙やインク等の無駄、余計な時間の浪費などを防止することが可能となるものである。以下詳しく説明する。
[システム]
(全体構成)
はじめに、具体的な発明の内容を説明する前に、本発明を実施するにあたっての全体構成について説明する。
図1は、本実施形態に係るシステム構成図である。図に示されるように、MFP1及びPC2が、ネットワーク3を介して接続される。
MFP1は、プリンタの一形態として、コピー、スキャナ、プリンタ、ファックスなどの複数の機能を一つの筐体内に収納した画像形成装置である。MFP1は、PC2から印刷ジョブを受信すると、印刷ジョブの印刷条件を解析し、印刷条件に設定誤りが存在する可能性が高い場合には、ユーザに対しその旨の警告を提示する。また、具体的な印刷条件の設定誤りの提示や、推奨される印刷条件の設定提案を行う。
PC2は、ユーザ(利用者)が一般的に使用するユーザ端末である。ユーザはPC2の文書作成ソフト等で印刷文書を作成するなどして、印刷文書をMFP1で印刷する。PC2はプリンタドライバを有しており、印刷指示された印刷データから、印刷データ(PDL)と印刷条件(PJL)を含む印刷ジョブを作成し、これをMFP1に送信する。
本実施形態において印刷を行う場合、まずユーザはPC2から印刷ジョブをMFP1に送信する。送信された印刷ジョブは、MFP1においてジョブキューに一旦蓄積される。次にユーザはMFP1の前に移動し、MFP1の備えるIC読取装置にICカードをかざすと、LCD(液晶ディスプレイ)上において自身が送信した印刷ジョブの確認や、印刷条件に設定誤りが存在する可能性が高い場合にはその旨の警告の確認、さらには適切な印刷条件の変更を行えるようになっている。
そして、ユーザがMFP1に対し、最終的な印刷実行を命令すると(LCD上で印刷実行ボタンを押下したり再度ICカードをかざす等)、実際に印刷ジョブが実行され、MFP1から印刷データが印刷・出力される。なお、ユーザがMFP1の前に移動しユーザからの印刷実行操作によりはじめて印刷が実行されるというこのMFPの仕組みは企業等でよく導入されており、ユーザは自らの手で印刷された文書をMFP1の排出トレイから印刷後すぐに回収できるため、他人の目に触れたくないような重要文書を印刷する場合などに活用されている。
ネットワーク3は、LAN及びWANを含む通信ネットワークである。PC2は、印刷文書を印刷する際、ネットワーク3を介し、印刷データをMFP1に送信する。
以上、本システム構成はあくまで一実施形態であり、言うまでもなくMFP1やPC2は複数台あってもよく、またネットワーク3上相互に接続される限り、如何様に構成され配置されてもよい。
また、本システム構成では、MFP1はPC2から送信された印刷ジョブをMFP1内部に印刷ジョブとして一旦蓄積する構成として説明を行うものとする。しかし例えば、別途スプールサーバを設け、PC2は印刷ジョブをスプールサーバに送信し、スプールサーバ5が印刷ジョブを一旦蓄積するようにも構成できる。そしてこの場合、MFP1は印刷実行にあたりスプールサーバから印刷ジョブを受信し、実際の印刷を実行する。このようにMFP1の機能の一部を外部装置によって実現するようシステムを構成することも可能である。
(ハードウェア)
図2は、本発明の実施形態に係るMFP1のハードウェア構成の一例を示す図である。本実施形態に係るMFP1は、操作パネル11と、記憶メディアI/F12と、コントローラ13と、データ通信I/F14と、スキャナ15と、プロッタ16と、HDD(Hard Disk Drive)17とから構成され、それぞれ相互に接続されている。
操作パネル11は、入力装置11aと表示装置11bとを有しており、入力装置11aは、ハードキーなどで構成され、MFP1に各操作信号を入力するのに用いられる。また、表示装置11bは、LCD(液晶ディスプレイ)などで構成され、例えば画像形成動作に関する各種情報を表示する。データ通信I/F14は、インターフェース装置14aを有しており、MFP1をネットワークやファックスなどのデータ伝送路に接続するインターフェースである。なお、本実施形態の操作パネル11は、触覚センサによるタッチパネル式液晶ディスプレイであるので、液晶ディスプレイ上の接触操作により画像形成動作に係る操作指示を行うことが可能となっている。
HDD17は、MFP1で取り扱われる受信文書データや読み取り画像データなどの各種データを格納している。また、HDD17は、これらの各種データを、所定のファイルシステムやDB(Data Base)により管理している。HDD17に格納される各種データの中には、記録媒体12bから入力されるデータを含む。記録媒体12bは、記憶メディアI/F12が有するドライブ装置12aにセットされ各種データが記録媒体12bからドライブ装置12aを介してHDD17に格納される。
コントローラ13は、ROM(Read Only Memory)13a、RAM(Random Access Memory)13b、及びCPU(Central Processing Unit)13cとを有しており、ROM13aは、MFP1が起動されるときに実行されるプログラムや各種データを格納している。また、RAM13bは、ROM13aやHDD17から読み出された各種プログラムやデータを一時保持する。更に、CPU13cは、RAM13bが一時保持しているプログラムを実行する。コントローラ13は、例えば、データ通信I/F14を介して印刷データを受信した場合に、ROM13aからRAM13b上に読み出された、PDL(Page Description Language)を解釈可能なプログラム(PDLパーサ)をCPU13cにより実行し、印刷データを解釈してビットマップイメージを生成する。
スキャナ15は、画像読取装置15aを有しており、読み取り面に配置された原稿を光学的に読み取り画像データを生成する。プロッタ16は、印刷装置16aを有しており、例えば、電子写真プロセス方式によってビットマップイメージを記録紙に印刷する。
このように、本実施形態に係るMFP1では、上記ハードウェア構成により、コピー、プリンタ、ファクシミリ、スキャナなどの複数の機能を実現している。
(機能)
図3は、本実施形態に係るMFP1の主要機能構成を示す機能ブロック図である。MFP1は、記憶部101、印刷履歴グループ分類部102、記憶部103、印刷ジョブ受信部104、印刷履歴グループ取得部105、印刷条件比較部106、警告・提示部107、及び印刷ジョブ実行部108を含み構成される。
記憶部101は、印刷文書の印刷履歴(印刷成功履歴)を記憶し蓄積する機能を有している。印刷履歴は、文書の印刷が実行されるたびに印刷ログとして記録され、例えば、印刷日時、印刷文書のファイル名、印刷条件などの情報を含む。その他、印刷ユーザ名、PC名、部数などの情報を含んでもよい。
なお、印刷履歴は、実際に印刷が成功することで記録された印刷成功履歴を用いる。実際に印刷が途中に失敗することで記録される印刷失敗履歴は、印刷ログとして記録されてもよいが、本実施形態においては、印刷失敗履歴は除外し、印刷成功履歴のみを用いるものとする。
印刷履歴グループ分類部102は、印刷文書の印刷履歴を、同一又は類似の印刷文書属性(例えば、印刷文書のファイル形式や文書名)と、同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎に分類することにより、該印刷文書属性と印刷条件とをグループ属性とする印刷履歴グループに分類する機能を有している。これにより、同一又は類似の印刷文書属性と、同一の印刷条件とを有する印刷履歴が、同一の印刷履歴グループとして分類される。
記憶部103は、印刷履歴グループ分類部102により分類された印刷履歴グループを記憶する機能を有している。上述したように、印刷履歴グループは、同一又は類似の印刷文書属性(例えば、印刷文書のファイル形式や文書名)と、同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎に分類されたものである。よって、同一の印刷履歴グループ内に分類された各印刷履歴は、同一のグループ属性、即ち、同一又は類似の印刷文書属性と、同一の印刷条件とを有する。
なお、詳細は後述するが、印刷履歴グループは、同一印刷履歴グループ内の印刷履歴の数が所定数以上を有する印刷履歴グループ(第1印刷履歴グループ)と、所定数よりも少ない印刷履歴グループ(第2印刷履歴グループ)とを分けておく。
印刷ジョブ受信部104は、PC2から印刷ジョブを受信する機能を有している。印刷ジョブは、印刷文書(印刷データ)、印刷文書の印刷文書属性(ファイル名等)、印刷条件(原稿サイズ、カラー等)などを含むので、印刷文書は、その印刷条件に従って印刷される。
印刷履歴グループ取得部105は、PC2から印刷ジョブが入力されると、記憶部103から、印刷ジョブの印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有する印刷履歴グループであって、同一印刷履歴グループ内の印刷履歴の数が所定数以上(又は所定頻度以上)を有する印刷履歴グループ(即ち、第1印刷履歴グループ)を取得する機能を有している。
印刷条件比較部106は、印刷履歴グループ取得部105により取得された印刷履歴グループの有する印刷条件と、印刷ジョブ受信部104により受信・入力された印刷ジョブの印刷条件とを比較し、印刷条件が一致するか否かを判定する機能を有している。
警告・提示部107は、印刷条件比較部106により、印刷条件が一致しないと判定された場合、印刷ジョブ受信部104により受信・入力された印刷ジョブの印刷条件において設定誤りの可能性を示す警告を提示する機能を有している。またこのとき、印刷履歴グループ取得部105により取得された印刷履歴グループの有する印刷条件を、ユーザに提案すべき印刷条件として提示する機能を有している。
印刷ジョブ実行部108は、印刷ジョブ受信部104により受信・入力された印刷ジョブを印刷する機能を有している。なお、印刷条件は、印刷ジョブ受信部104により受信・入力された印刷ジョブの印刷条件が適用されて印刷されるか、又は警告・提示部107により提示された印刷条件(ユーザが修正選択)が適用されて印刷される場合がある。
なお、記憶部101及び記憶部103は、説明の便宜上分けているが、これら記憶部を一の記憶部に纏めることもできる。また、本図の機能構成は、本発明を説明するにあたっての主要機能構成を示したものであり、そもそもMFP1は画像形成装置であるので、例えばプリント機能(印刷機能)等を含む画像形成基本機能を当然に有していることは言うまでもない。
以上、これらの機能は、実際には装置のCPU13cが実行するプログラム(本発明にかかるアプリケーション)によりコンピュータ(例えばMFP1)に実現させるものである。
[情報処理1]
次いで、本実施形態に係るMFP1の情報処理について説明するが、本実施形態においては、発明の理解を容易にするために、情報処理1、2に分けて説明する。
情報処理1は、事前に、MFP1に蓄積されている印刷履歴を、同一又は類似の印刷文書属性(例えば、印刷文書のファイル形式や文書名)と、同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎に分類しておく処理である。これにより、記憶部103において、同一又は類似の印刷文書属性と、同一の印刷条件とを有する印刷履歴が、同一の印刷履歴グループとして分類され記憶される。
図4は、本実施形態に係るMFP1の情報処理1を示すフローチャートである。また、図5〜7は、印刷履歴グループ分類を具体的に説明する図である。以下、図面を参照しながら詳しく説明する。
S1:MFP1は、機器起動する。
S2:MFP1(印刷履歴グループ分類部102)は、初回起動時の場合、記憶部101から、一定期間(例えば3ヶ月)以内の印刷履歴を取得する。
具体的に図5を参照する。図5は、印刷履歴の分類の具体例1を示す。印刷履歴グループ分類部102は、初回起動時の日時を例えば「7/1」とすると、図に示される印刷文書の印刷履歴(No1〜16の印刷履歴レコード)のうち、例えば直近3ヶ月分の印刷履歴を取得する。直近3ヶ月よりも古い印刷履歴は取得から除外してよい。一定以上新しい印刷履歴を利用するためである。
S3:MFP1(印刷履歴グループ分類部102)は、印刷文書の印刷履歴を、(1)同一又は類似の印刷文書属性と、(2)同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎に分類(グルーピング)する。
本実施形態において、印刷文書属性の一例として、印刷文書の「ファイル形式」及び「文書名」という二つの属性を用いる。よって、印刷履歴を、印刷履歴の「ファイル名」(印刷文書属性の一つ)に基づいて、(1−1)同一又は類似のファイル形式と、(1−2)同一又は類似の文書名とを有する印刷履歴であって、さらに、(2)同一の印刷条件を有する印刷履歴毎に分類(グルーピング)する。つまりここでは、印刷履歴を、(1−1)同一又は類似のファイル形式と、(1−2)同一又は類似の文書名と、(2)同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎にグループ分類する。
具体的に図6を参照する。図6は、印刷履歴の分類の具体例2を示す。ここで印刷履歴は、印刷履歴グループ601〜607という7つの印刷履歴グループに分類されている。
例えば、このうち印刷履歴グループ601に分類される全ての印刷履歴は、(1−1)印刷履歴の「ファイル名」の拡張子が「pdf」という同一又は類似のファイル形式を有する。また、(1−2)印刷履歴の「ファイル名」が「議事録」という語を含み、同一又は類似の文書名を有する。また、(2)印刷履歴の「印刷条件」が「A4、白黒、2in1、しない」という同一(完全同一)の印刷条件を有する。
実際、印刷履歴グループ601に分類される印刷履歴を参照すると、印刷履歴の「ファイル名」は、「BB議事録.pdf」、「GG議事録.pdf」、「BB議事録.pdf」・・・というように、「pdf」という同一(又は類似)のファイル形式、「議事録」という文書名と同一又は類似する文書名を有する。また、印刷履歴の「印刷条件」は、「A4、白黒、2in1、しない」という同一(完全同一)の印刷条件を有していることが分かる。
一方、印刷履歴グループ602は、印刷履歴グループ601と比べると、同グループ内の印刷履歴の「ファイル名」は、「pdf」という同一のファイル形式、「議事録」という文書名と類似する文書名を有するものの、「印刷条件」が「両面/製本:左を開く」となっており、印刷条件が一部で互いに異なっている。このため、別の印刷履歴グループに分類される。
なお、印刷条件は、「原稿サイズ、カラー、集約、両面/製本」という4つの他にも、例えば、ステープル、パンチ、縦横指定、排紙トレイ指定等々、様々な印刷条件が存在しうる。しかし、オプション色の強い印刷条件は、プリンタ機種によって装備しない印刷条件もあるので、本実施形態でいう印刷条件は、プリンタ機種に依存せず、全プリンタが通常備える標準印刷条件であるものとする。
S4:MFP1(印刷履歴グループ分類部102)は、印刷履歴グループ内の印刷履歴の「印刷回数」(又は「印刷頻度」)が所定閾値以上かどうかを判定する。
S5:MFP1(印刷履歴グループ分類部102)は、印刷履歴グループ内の印刷履歴の「印刷回数」(又は「印刷頻度」)が所定閾値以上の印刷履歴グループを「第1印刷履歴グループ」としておく。
S6:一方、MFP1(印刷履歴グループ分類部102)は、印刷履歴グループ内の印刷履歴の「印刷回数」(又は「印刷頻度」)が所定閾値数よりも小さい印刷履歴グループを「第2印刷履歴グループ」としておく。
具体的に図7を参照する。図7は、印刷履歴の分類の具体例3を示す。ここで、各々の印刷履歴グループは、印刷履歴グループ毎に、「最終印刷日」、共通する印刷条件(「原稿サイズ」、「カラー」・・)、同グループ内の印刷履歴数を示す「印刷回数」と、同グループ内の印刷履歴の印刷頻度を示す「印刷頻度」とに集計され、また、「印刷回数」(又は「印刷頻度」)の順序にソートされている。
例えば、印刷履歴グループ602を参照すると、同グループ内の印刷履歴の数は、4である(図6参照)。これは、直近3ヶ月間の間、「議事録−pdf」に分類される印刷履歴は、4回印刷されたことを意味する。よって、「議事録−pdf」602の「印刷回数」は、同グループ内の印刷履歴数=4である。また、これを「印刷頻度」という割合表示で示す場合には、直近3ヶ月間の間の「印刷回数」/直近3ヶ月間の間の全印刷回数*100により算出できる。ここでは、全印刷回数=15(図5参照)であるので、「印刷頻度」=4/15*100≒26.7となる。
そして、印刷履歴グループ分類部102は、印刷履歴グループ内の印刷履歴の数が所定閾値回数以上(例えば、3回とする)の印刷履歴グループ、又は印刷頻度が所定閾値頻度以上(例えば、20%とする)の印刷履歴グループを「第1印刷履歴グループ」とし、記憶部103に記憶する。一方逆に、これを下回る印刷履歴グループを「第2印刷履歴グループ」とし、記憶部103に記憶する。
なお、S3において、印刷文書属性の「同一」とは完全一致をいう。一方、印刷文書属性の「類似」とは、次の通りである。
例えば、ファイル形式の類似は、予めファイル形式毎に類似と定義するファイル形式を予め定めMFP1がこの情報を保持できる。例えば、「doc」は、「docx」、「dot」、が類似するファイル形式を予め定めうる。また、文書名の類似は、例えば、文書名に対し形態素解析を行い、文書名の中から名詞文字列を抽出する。そして、文書名において、同一の名詞文字列が存在する場合には、文書名は類似と判定する。
なお、類似判定は、あくまで一例であり、どの程度の範囲迄を類似と判定するかは、適用される類似判定処理技術に応じて決定されればよい。
[情報処理2]
次いで、本実施形態に係るMFP1の情報処理2について説明する。
図8は、本実施形態に係るMFP1の情報処理2を示すフローチャートである。これにより、MFP1は印刷ジョブが入力された場合、入力された印刷ジョブの印刷条件の設定誤りに起因し誤った印刷結果が出力される可能性が高い場合にのみ、ユーザに対し適切な警告を行う。また、図9〜12は、具体的に説明する図である。以下、図面を参照しながら詳しく説明する。
S21:MFP1(印刷ジョブ受信部104)は、PC2から印刷ジョブを受信したか否かを判定する。PC2から印刷ジョブを受信した場合、次のステップへ進む。
図9は、受信された印刷ジョブの一例を示す。図に示されるように、印刷ジョブは、印刷文書(印刷される印刷データ)に加え、少なくとも、印刷文書の印刷文書属性(「ファイル名」等)、印刷条件(「標準」:原稿サイズ、カラー、集約、両面/製本)などを含む。
S22:MFP1(印刷履歴グループ取得部105)は、PC2から印刷ジョブが入力されると、まず印刷ジョブから、印刷文書属性と、印刷条件とを取得する。
具体的に、図9によれば、印刷ジョブの印刷文書属性(ファイル形式及び文書名)、印刷条件(「標準」のみ)は、以下の通りである。
印刷文書属性/「ファイル形式」:pdf、「文書名」:XX議事録
印刷条件/「原稿サイズ」:A4、「カラー」:白黒、「集約」:2in1、「両面/製本」:上へ開く
なお、図9の印刷ジョブでは、「オプション」の印刷条件を含むが、上述の理由により、「標準」とされる印刷条件のみを取得する。
S23:MFP1(印刷履歴グループ取得部105)は、記憶部103に記憶されている印刷履歴グループ(第1印刷履歴グループ)の中から、印刷ジョブから取得した印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有する印刷履歴グループを取得(検索)する。
S23の目的は、MFP1において過去の印刷履歴の中から、今回の印刷文書と同一又は類似の印刷文書を検索することにより、今回の印刷文書と、過去に同じか似たようなタイプの文書が存在しているかどうかを検索することである。
ここで、再び図7を参照する。図7は、記憶部103に記憶されている印刷履歴グループ601〜607を示す。第1印刷履歴グループ602、601、603の印刷文書属性(ファイル形式及び文書名)を取得(検索)の対象として、この中から、印刷ジョブから取得した印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有する印刷履歴グループを取得する。
上述の如く、印刷ジョブの印刷文書属性は、「ファイル形式」:pdf、「文書名」:XX議事録であるので、これと同一または類似の「ファイル形式」及び「文書名」を有する印刷履歴グループは、印刷履歴グループ602、601であり、これらグループが取得される。
図10は、取得された印刷履歴グループの一例を示す。記憶部103に記憶されている印刷履歴グループ601〜607(図7)の中から取得され、印刷ジョブから取得した印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有する印刷履歴グループである。実際、印刷履歴グループ602、601は、「ファイル形式」:pdf、「文書名」:議事録となっており、印刷ジョブにかかる印刷文書の印刷文書属性と近しい印刷文書属性を有する印刷履歴グループとなっている。
なお、第1印刷履歴グループ602、601、603の印刷文書属性(ファイル形式及び文書名)を取得(検索)の対象とした理由は、次の通りである。上述したように、第1印刷履歴グループか、第2印刷履歴グループかは、印刷回数(又は印刷頻度)に応じて決定されているものである。よって、第1印刷履歴グループに分類された印刷履歴は、MFP1において、何度も同条件(印刷文書属性、印刷条件)で印刷されたことがあり、十分な印刷実績を有する印刷履歴グループであることを意味する。
一方、第2印刷履歴グループに分類された印刷履歴は、MFP1において、何度かは同条件(印刷文書属性、印刷条件)で印刷されたことがあるものの、十分な程の印刷実績を有する印刷履歴グループではないことを意味する。
よって、MFP1(印刷履歴グループ取得部105)は、記憶部103から印刷履歴グループを取得(検索)する際、取得の対象範囲を、望ましくは、第1印刷履歴グループからのみとすることで、MFP1において、十分な印刷実績を有する印刷履歴のみを取得することができる。ここで取得された印刷履歴は、後に設定誤りを判定するための基準データ(基準印刷条件)として用いられるため、十分な実績のある印刷履歴ほど、設定誤りの判定における確かさを高めうる。
なお、MFP1(印刷履歴グループ取得部105)は、記憶部103から印刷履歴グループを取得(検索)する際、取得の対象範囲を、第1印刷履歴グループ及び第2印刷履歴グループからとすることも可能である。設定誤りの判定における確かさは下がるものの、印刷履歴の絶対量が少ない場合であれば、第1印刷履歴グループと第2印刷履歴グループとの印刷実績には、さして大きな差がないといえるからである。
S24:MFP1(印刷履歴グループ取得部105)は、S23において、印刷ジョブから取得した印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有する印刷履歴グループを取得(検索)できたか否かを判定する。MFP1は、取得できた場合、S25へ進む。
一方、MFP1は、取得できない場合、S31へ進み、S21の印刷ジョブを実行する。印刷ジョブから取得した印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有する印刷履歴グループを取得(検索)できない場合とは、MFP1において、過去、今回の印刷ジョブと、同一又は類似する印刷文書属性を有する印刷履歴は存在しないことを意味する。つまり、MFP1において過去の印刷履歴の中から、今回の印刷文書と同じか似たようなタイプの文書が存在していないことを意味する。
このような場合、今回の印刷ジョブにかかる印刷文書は、過去の印刷文書とは全く別の文書であり過去に類がなく、このため、過去の印刷文書の印刷条件に照らし合わせて、当該印刷ジョブの印刷条件の設定誤りの有無を確認することはできない。よってこの場合、MFP1は、ユーザの印刷命令にそのまま従って今回の印刷ジョブを印刷しさえすればよい。
S25:MFP1(印刷条件比較部106)は、印刷履歴グループ取得部105により取得された印刷履歴グループ(第1印刷履歴グループ)の有する印刷条件と、印刷ジョブ受信部104により受信・入力された印刷ジョブの印刷条件とを比較し、印刷条件が一致するか否かを判定する。
再び図9を参照する。S22で取得された印刷ジョブの印刷条件は、以下の通りである。
印刷ジョブの印刷条件/「原稿サイズ」:A4、「カラー」:白黒、「集約」:2in1、「両面/製本」:上へ開く
再び図10を参照する。印刷履歴グループ取得部105により取得された印刷履歴グループ602、601において、印刷条件は、以下の通りである。
印刷履歴グループ602の印刷条件/「原稿サイズ」:A4、「カラー」:白黒、「集約」:2in1、「両面/製本」:左へ開く
印刷履歴グループ601の印刷条件/「原稿サイズ」:A4、「カラー」:白黒、「集約」:2in1、「両面/製本」:しない
よって、この場合においては、印刷履歴グループ602、601の有する印刷条件と、印刷ジョブの印刷条件とを比較すると、「両面/製本」のパラメータが異なるため、印刷条件は一致(完全一致)しない判定となる。
S26:MFP1は、印刷条件が一致(完全一致)又は一致しないとで、ステップを分岐する。
MFP1(印刷ジョブ実行部108)は、印刷条件が一致する場合、S31へ進み、S21の印刷ジョブを実行する。ここで印刷条件が一致する場合とは、今回の印刷ジョブにかかる印刷文書は、過去の印刷履歴に基づけば、十分な印刷実績を有する文書とファイル形式及び文書名が同一(又は類似)であると共に、指定された印刷条件も十分な印刷実績を有する文書と完全に同一の場合である。
つまり、今回の印刷文書で指定されている印刷条件は、過去の近しいタイプの文書と照らし合わせても同一であることから、今回の印刷文書では、設定誤り(印刷条件の設定誤り)が存在する可能性は低いといえる。よってこの場合には、警告を行う必要もないため、印刷ジョブをそのまま実行するのが適当である。
S27:一方、MFP1(警告・提示部107)は、印刷条件が一致しない場合、印刷ジョブの印刷条件において設定誤りの可能性を示す警告(アラート)を提示する。また、印刷履歴グループ取得部105により取得された印刷履歴グループ(第1印刷履歴グループ)の印刷履歴の印刷条件を、ユーザに提案すべき印刷条件として提示する。
ここで印刷条件が一致しない場合とは、今回の印刷ジョブにかかる印刷文書は、過去の印刷履歴に基づけば、十分な印刷実績を有する文書とファイル形式及び文書名が同一(又は類似)であるにも関わらず、指定された印刷条件が十分な印刷実績を有する文書と完全に同一でない場合である。今回の印刷ジョブにかかる印刷文書は、MFP1において過去に十分な印刷実績を有する文書と同一(又は類似)の文書であるので、そのような文書は、共通の所定フォーマットから構成されるため、指定されている印刷条件も、全ての文書間で、共通(同一)の印刷条件が使用される可能性が高い。
しかしながら、今回の印刷文書で指定されている印刷条件は、過去の近しいタイプの文書と照らし合わせても、同一でないことから、今回の印刷文書では、設定誤り(印刷条件の設定誤り)が存在する可能性があるといえる。というのも、近しいタイプの文書であれば、印刷条件も同一の印刷条件が指定される可能性が高いはずであるからである。
従って、S27では、ユーザに対し警告を発し、今回の印刷ジョブの印刷条件において設定誤りの可能性があることを知らしめることにより、ユーザに注意を促す。ユーザは、警告により印刷条件を確認し、もしも誤りがあればそれを修正してから印刷出力を行うことが可能となるので、不必要なやり直し作業や、用紙やインク等の無駄などを防止できる。
図11は、印刷設定の警告画面の一例を示す。本警告画面においては、「印刷設定において、「両面/製本」:上へ開く、となっています。正しいかどうかをご確認下さい。」との警告が表示される。即ち、上述の印刷条件の比較において、不一致の印刷条件(「両面/製本」)が正しいかどうかをユーザに確認することを促すものである。
ユーザは、「両面/製本」:上へ開く、という印刷設定で間違いなく正しいという場合には、印刷を継続すべく、「はい」を押下する。一方、「両面/製本」:上へ開く、という印刷設定は、正しくない(設定誤り)という場合には、印刷設定を変更(修正)すべく、「いいえ」を押下する。
図12は、印刷設定の提示画面の一例を示す。本提示画面においては、「印刷設定一覧から以下の設定が検出されました。変更したい設定を選択し、「確定」を押下してください。」との提示が表示される。即ち、上述の印刷条件の比較において、印刷履歴グループ602、601の有する印刷条件を、正しい可能性のある印刷設定としてユーザに提示(提案)し、本来の正しい印刷設定へと導くものである。
印刷履歴グループ602の有する印刷条件:「両面/製本」は、両面(左へ開く)となっており、印刷履歴グループ601の有する印刷条件:「両面/製本」は、片面(=しない)となっている。これを正しい可能性のある印刷設定としてユーザに提示(提案)する。
なお、MFP1(警告・提示部107)は、印刷設定の警告画面及び提示画面を、MFP1の操作部(操作パネル)11に表示する。また、これに代えて又は同時に、印刷設定の警告画面及び提示画面を、PC2に送信し、PC2の画面上で表示させるようにしてもよい。
S28:MFP1(印刷ジョブ実行部108)は、S27で印刷条件の変更の有無を判定する。具体的には、S27で、ユーザにより印刷条件:「両面/製本」は、両面(左へ開く)、又は片面(=しない)とする変更がなされうる。
S29:MFP1(印刷ジョブ実行部108)は、S27で印刷条件の変更があった場合には、印刷ジョブの印刷条件を変更する。
S30:MFP1(印刷ジョブ実行部108)は、ユーザより印刷実行命令の有無を判定する。
S31:MFP1(印刷ジョブ実行部108)は、印刷ジョブを実行する。なお、印刷ジョブの実行後は、記憶部101の印刷履歴を更新し記録しておく。
S32:MFP1(印刷ジョブ実行部108)は、ユーザより印刷実行命令がない場合(例えば、一定時間無操作)、又は明示的に印刷中止の命令を受けた場合、印刷ジョブを中止する。
以上、本実施形態にかかるMFP1は、印刷ジョブが入力されると、第1印刷履歴グループの中から、今回の印刷ジョブにかかる印刷文書と、過去に同一又は類似する印刷文書(印刷履歴)を有する印刷履歴グループを検索する。印刷履歴グループが検索された場合、これは、MFP1において過去の印刷履歴の中から、今回の印刷文書と同じか似たようなタイプの文書が存在していることを意味する。
ここで、今回の印刷文書と同じか似たようなタイプの文書が存在した場合、今回の印刷ジョブにかかる印刷文書は、検索されたこのような文書とは、印刷条件についても同一の文書である可能性が高い。
MFP1は、今回の印刷ジョブの印刷条件と、検索された印刷履歴グループの有する印刷条件とを比較し、印刷条件に差異が存在する場合、当該差異を、今回の印刷ジョブの印刷条件において設定誤りとみなし、ユーザに対し警告を発する。ユーザは、警告により印刷条件を確認し、もしも誤りがあればそれを修正してから印刷出力を行うことが可能となるので、不必要なやり直し作業や、用紙やインク等の無駄などを防止できる。
なお、上述の「情報処理1」において、例えば管理者などは、所定閾値回数(又は印刷頻度)に関係なく、管理者権限に基づく設定として、特定の「印刷履歴グループ」を、「第1印刷履歴グループ」に追加設定できるようにしてもよい。例えば、最近新しく帳票文書が採用され、この帳票文書が管理者推奨の印刷条件を有する場合、管理者は、この帳票文書がグルーピングされる「印刷履歴グループ」を、「第1印刷履歴グループ」に追加する。これにより、所定閾値回数が低く、本来ならば「第1印刷履歴グループ」にない「印刷履歴グループ」でも、「第1印刷履歴グループ」に追加される。
[印刷履歴グループの更新処理]
上述の図4のS2では、MFP1は、初回起動時(1回目の起動時)の場合、記憶部101から、一定期間(例えば3ヶ月)以内の印刷履歴を取得した。しかし次回の起動以降(2回目の起動時以降)、MFP1が日々使用されるに伴って、記憶部101には新しい印刷履歴が記録され蓄積されていく。ここでは、次回起動時以降に実行される印刷履歴グループの更新処理について説明する。
図13は、本実施形態に係るMFP1の印刷履歴グループの更新処理を示すフローチャートである。また、図14〜17は、印刷履歴グループの更新処理を具体的に説明する図である。以下、図面を参照しながら詳しく説明する。
S41:MFP1は、機器起動する。なお、ここでいう起動とは、1回目の初回起動時において、図4のフローが一旦実行された以降に実行される2回目以降の起動である。
S42:MFP1(印刷履歴グループ分類部102)は、記憶部101から、前回起動〜今回起動迄に記録された印刷履歴を取得する。
具体的に図14を参照する。図14は、印刷履歴グループの更新処理の具体例1を示す。具体的には、前回起動を「2012/8/20」、今回起動を「2012/9/1」とした場合、図に示されるように、MFP1(印刷履歴グループ分類部102)は、印刷履歴の「日付」に基づいて、前回起動の日時時刻(既知情報)よりも新しい印刷履歴を取得する。
S43:MFP1(印刷履歴グループ分類部102)は、S42で取得した印刷文書の印刷履歴を、(1)同一又は類似の印刷文書属性と、(2)同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎に分類(グルーピング)する。
上述してきたように、本実施形態において、印刷文書属性として、印刷文書の「ファイル形式」及び「文書名」という二つの属性を用いている。よってここでも、印刷履歴を、印刷履歴の「ファイル名」に基づいて、(1−1)同一又は類似のファイル形式と、(1−2)同一又は類似の文書名とを有する印刷履歴であって、さらに、(2)同一の印刷条件を有する印刷履歴毎に分類(グルーピング)する。
具体的に図15を参照する。図15は、印刷履歴グループの更新処理の具体例2を示す。ここで印刷履歴は、印刷履歴グループ1501〜1505という5つの印刷履歴グループに分類されている。
また、図16を参照する。図16は、印刷履歴グループの更新処理の具体例3を示す。各々の印刷履歴グループは、印刷履歴グループ毎に、「最終印刷日」、共通する印刷条件(「原稿サイズ」、「カラー」・・)、同グループ内の印刷履歴数を示す「印刷回数」に集計されている。
S44:MFP1(印刷履歴グループ分類部102)は、S43で分類された印刷履歴グループを、記憶部103に記憶されている既存の印刷履歴グループに組み入れることにより、記憶部103の印刷履歴グループを更新する。
再び図7を参照する。図7は、記憶部103に記憶される印刷履歴グループである。これまで既に分類済みの印刷履歴グループ(「第1印刷履歴グループ」、「第2印刷履歴グループ」を含む)が記憶されている。印刷履歴グループ分類部102は、S43で分類した印刷履歴グループ1501〜1505(図16)を、記憶部103に記憶される印刷履歴グループに組み入れて更新する(図7)。
図17を参照する。図17は、印刷履歴グループの更新処理の具体例4を示す。具体的には、以下の通り更新される。
・印刷履歴グループ1501は、印刷履歴グループ601に組み入れられる(統合)。これに伴い、印刷履歴グループ602の「印刷回数」は、3→5となる。「最終印刷日」も更新される。
・印刷履歴グループ1502は、印刷履歴グループ602に組み入れられる(統合)。これに伴い、印刷履歴グループ602の「印刷回数」は、4→5となる。「最終印刷日」も更新される。
・印刷履歴グループ1503は、組み入れられる既存の印刷履歴グループは不存在のため、新たな印刷履歴グループ1503として追加される。
・印刷履歴グループ1504は、印刷履歴グループ604に組み入れられる(統合)。これに伴い、印刷履歴グループ604の「印刷回数」は、2→4となる。「最終印刷日」も更新される。
・印刷履歴グループ1505は、組み入れられる既存の印刷履歴グループは不存在のため、新たな印刷履歴グループ1505として追加される。
なお、「印刷回数」の更新に伴い、「印刷頻度」も再計算され更新される。なお、今回の更新により、全印刷回数=19となったので、「印刷頻度」=「印刷回数」/19*100で再計算される。
また、印刷履歴グループ603は、「最終印刷日」を参照すると、一定期間(例えば3ヶ月)以内の印刷履歴グループではない。よって、印刷履歴グループ603は、記憶部103から削除する。
また、あらためて、印刷履歴グループ内の印刷履歴の数が所定閾値回数以上(例えば、3回とする)の印刷履歴グループ、又は印刷頻度が所定閾値頻度以上(例えば、20%とする)の印刷履歴グループを「第1印刷履歴グループ」としてから、記憶部103に記憶更新される。一方逆に、これを下回る印刷履歴グループを「第2印刷履歴グループ」としてから、記憶部103に記憶更新される。
以上のように、MFP1は、記憶部101には新しい印刷履歴が記録され蓄積されていくのに伴って、記憶部103の印刷履歴グループを最新の状態に保つべく、例えば起動する度に、印刷履歴グループの更新処理を実行する。
ここで、図7と図17とを比較する。このうち、印刷履歴グループ604に着目する。印刷履歴グループ604は、図7(初回起動時)においては、「印刷回数」:2であったため、「第2印刷履歴グループ」とされ、これにより、図8のS23の処理対象から除外されていた。しかしながら、印刷履歴グループ604は、図17(次回起動時以降)においては、「印刷回数」:4となり、「第1印刷履歴グループ」とされ、これにより、図8のS23の処理対象となる。
この「第2印刷履歴グループ」から「第1印刷履歴グループ」への変更の原因は、印刷履歴グループ604の印刷履歴の印刷実績が上昇したことによる。つまり、MFP1において、ファイル形式:「doc」、文書名:「計画書」、印刷条件:「「原稿サイズ」:B5、「カラー」:白黒、「集約」:しない、「両面/製本」:しない」という、印刷文書属性及び印刷条件を有する印刷文書が実際に2回印刷されたことにより、このような印刷履歴が分類されている印刷履歴グループ604は、一定(例えば、「印刷回数」:3以上)の印刷実績を有すると判定されたものである。
このように、印刷履歴グループの更新処理により、日々の印刷実績が反映されるので、実際の印刷実績に連動した「第1印刷履歴グループ」を分類できる。そしてこれにより、MFP1は、記憶部103から印刷履歴グループを取得(検索)する際、十分な印刷実績を有する印刷履歴のみを取得し、後に設定誤りを判定するための基準データ(基準印刷条件)として用いられる際、設定誤りの判定における確かさを高めることができる。
[総括]
以上、本実施形態に係るMFP1は、印刷ジョブが入力されると、過去の印刷履歴に基づく印刷履歴グループの中から、今回の印刷ジョブにかかる印刷文書と、過去に同一又は類似する印刷文書(印刷履歴)を有する印刷履歴グループを検索する。印刷履歴グループが検索された場合、これは、MFP1において過去の印刷履歴の中から、今回の印刷文書と同じか似たようなタイプの文書が存在していることを意味する。
ここで、今回の印刷文書と同じか似たようなタイプの文書が存在した場合、今回の印刷ジョブにかかる印刷文書は、検索されたこのような文書とは、印刷条件についても同一の文書である可能性が高い。
MFP1は、今回の印刷ジョブの印刷条件と、検索された印刷履歴グループの有する印刷条件とを比較し、印刷条件に差異が存在する場合、当該差異を、今回の印刷ジョブの印刷条件において設定誤りとみなし、ユーザに対し警告を発する。ユーザは、警告により印刷条件を確認し、もしも誤りがあればそれを修正してから印刷出力を行うことが可能となるので、不必要なやり直し作業や、用紙やインク等の無駄などを防止できる。
即ち、本実施形態によれば、印刷条件の設定誤りに起因し誤った印刷結果が出力される可能性が高い場合にのみ、ユーザに対し適切な警告を行う画像形成装置等を提供することが可能となる。
本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば本実施形態においては情報処理装置の一例として、画像形成装置に対して本発明を適用したものであり、その他のシステムや装置においても広く適用され得る。
1 MFP
2 PC
3 ネットワーク
11 操作部(操作パネル)
11a 入力装置
11b 表示装置
12 記憶メディアI/F
12a ドライブ装置
12b 記録媒体
13 コントローラ(部)
13a ROM
13b RAM
13c CPU
14 データ通信I/F
14a インターフェース装置
15 スキャナ
15a 画像読取装置
16 プロッタ
16a 印刷装置
17 HDD
101 記憶部
102 印刷履歴グループ分類部
103 記憶部
104 印刷ジョブ受信部
105 印刷履歴グループ取得部
106 印刷条件比較部
107 警告・提示部
108 印刷ジョブ実行部
特開2004−157680号

Claims (7)

  1. 印刷文書の印刷文書属性と印刷条件とを含む印刷履歴を、同一又は類似の印刷文書属性と、同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎に分類した印刷履歴グループを記憶した記憶手段と、
    印刷文書の印刷文書属性と印刷条件とを含む印刷ジョブが入力されると、前記記憶手段から、該印刷ジョブの印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有する印刷履歴グループを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された印刷履歴グループの有する印刷条件と、前記印刷ジョブの印刷条件とを比較し、印刷条件が一致するか否かを判定する比較手段と、
    前記比較手段により、印刷条件が一致しないと判定された場合、前記印刷ジョブの印刷条件において設定誤りの可能性を示す警告を提示する警告手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記取得手段は、前記記憶手段から、前記印刷ジョブの印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有すると共に、所定数以上又は所定出現頻度以上の印刷履歴を有する印刷履歴グループを取得すること、
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記警告手段は、前記比較手段により一致しないと判定された印刷条件を、設定誤りのある印刷条件として提示すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の画像形成装置。
  4. 前記比較手段により、印刷条件が一致しないと判定された場合、前記取得手段により取得された印刷履歴グループの有する印刷条件を提示する提示手段と、
    を有することを特徴とする請求項1ないし3何れか一項記載の画像形成装置。
  5. 印刷文書属性と印刷条件とを含む印刷履歴を、同一又は類似の印刷文書属性と、同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎に分類することにより、印刷履歴グループに分類する分類手段を有し、
    前記記憶手段は、前記分類手段により分類された印刷履歴グループを記憶すること、
    を特徴とする請求項1ないし4何れか一項記載の画像形成装置。
  6. 前記印刷文書属性は、印刷文書のファイル形式と文書名とを含むこと、
    を特徴とする請求項1ないし5何れか一項記載の画像形成装置。
  7. 印刷文書の印刷文書属性と印刷条件とを含む印刷履歴を、同一又は類似の印刷文書属性と、同一の印刷条件とを有する印刷履歴毎に分類した印刷履歴グループを記憶手段から読み出す読出手順と、
    印刷文書の印刷文書属性と印刷条件とを含む印刷ジョブが入力されると、前記記憶手段から、該印刷ジョブの印刷文書属性と同一又は類似の印刷文書属性を有する印刷履歴グループを取得する取得手順と、
    前記取得手順により取得された印刷履歴グループの有する印刷条件と、前記印刷ジョブの印刷条件とを比較し、印刷条件が一致するか否かを判定する比較手順と、
    前記比較手順により、印刷条件が一致しないと判定された場合、前記印刷ジョブの印刷条件において設定誤りの可能性を示す警告を提示する警告手順と、
    を有することを特徴とする警告制御方法。
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