JP2011027674A - 形状測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】容易にワークの形状測定を行うことのできる形状測定装置の提供。
【解決手段】NC加工装置1のCAD/CAM装置51は、加工情報中の測定点における加工ツール25の姿勢ベクトルが、CAD/CAMデータ中の当該点における法線ベクトルと一致した場合、加工情報中の加工ツール25のワークWに対する姿勢を、そのまま使用して測定用NCデータを形成する。加工ツール25の姿勢ベクトルがワークWの法線ベクトルと一致しない測定点があった場合、測定精度に基づいてプローブの測定姿勢に精度順位を設け、各測定点において、精度順位が高いものから優先的にワークWに対するプローブの測定姿勢を設定して測定用NCデータを形成する。優先順位が同等であるプローブの複数の測定姿勢については、各測定姿勢に到達するまでに必要とするマシニングセンター2の駆動軸27、28の移動量が少ないものを、プローブの測定姿勢データとして設定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、ワークと工具とを相対的に移動可能な駆動軸として、少なくとも直進軸と回転軸とを有するNC工作機械を使用して、ワークの形状を測定する形状測定装置に関する。
NC工作機械であるマシニングセンターによりワークを加工し、加工したワークの形状をマシニングセンターの主軸に取り付けられたプローブ(接触式の測定子)により測定し、測定結果によりワークに再加工を施す工作機械に関する従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。
通常、回転軸を含んだNC工作機械により加工されたワークは、その外周面形状が複雑になりやすく、形状測定のためには3次元形状測定装置が使用されていた。そのため工作機械にセットされていたワークを一旦取り外し、形状測定を行ってから、再加工を行う場合には、再度、工作機械にセットし直すことが必要であった。
このように、ワークの工作機械に対する脱着を繰り返すことは作業性が悪く、ワークの生産効率を著しく悪化させていた。
それに対して、上述した従来技術に開示されたNC工作機械のように、ワークを工作機械に取り付けたまま、プローブにより形状測定を行い、再加工を行えるものはワークの脱着、運搬といった無駄な作業を必要とせず、その生産性を向上させることが可能であった。
特開平5−146949号公報
しかしながら既に述べたように、回転軸を含んだNC工作機械により加工されたワークは、その形状が複雑であって、NC工作機械の主軸に取り付けられたプローブの移動動作を制御することはかなり困難であった。
まず、プローブのワークとの干渉を避けなければならないことは言うまでもないが、それに加えて、特にプローブは工具と異なり、ワークに対して当接する時の姿勢により、その測定精度が左右されるという特性を有している。このような理由のため、プローブの移動動作の制御をおこなう測定用NCデータの作成は困難であり、NC工作機械によるワークの形状測定の普及の妨げとなっていた。上述した従来技術においては、プローブの移動動作を制御する測定用NCデータの形成方法については、具体的には記載されていない。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、容易にワークの形状測定を行うことのできる形状測定装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に係る形状測定装置の発明の構成上の特徴は、
ワークと工具とを相対的に移動可能な駆動軸として、少なくとも直進軸と回転軸とを有するNC工作機械を使用して、前記ワークの外周面形状を測定するための形状測定装置において、
前記駆動軸により前記ワークに対して相対移動され、前記ワークの外周面に対して先端を当接させる測定用プローブと、
前記ワークの形状を特定するCAD/CAMデータを記憶するCAD/CAMデータ記憶手段と、
前記CAD/CAMデータに基づいて、ワークの測定時における前記測定用プローブの前記ワークに対する位置および姿勢に関するデータである測定用NCデータを形成する測定用NCデータ形成手段と、
形成された前記測定用NCデータに基づき、前記駆動軸を作動させる駆動制御手段と、
を備えたことである。
請求項2に係る発明の構成上の特徴は、請求項1の形状測定装置において、
前記測定用NCデータ形成手段は、
前記CAD/CAMデータに基づいて形成された、加工時における前記工具の前記ワークに対する位置および姿勢に関する加工情報を使用して、前記測定用NCデータを形成することである。
請求項3に係る発明の構成上の特徴は、請求項2の形状測定装置において、
前記測定用NCデータ形成手段は、
前記加工情報中の前記ワーク上の点における前記工具の姿勢ベクトルの方向が、前記CAD/CAMデータ中の前記ワークの外周面上の当該点における法線ベクトルの方向と一致した場合、前記加工情報中の前記工具の前記ワークに対する姿勢を、前記プローブの前記ワークに対する姿勢として前記測定用NCデータを形成することである。
請求項4に係る発明の構成上の特徴は、請求項1乃至3のいずれかの形状測定装置において、
前記測定用NCデータ形成手段は、
前記ワークの形状の測定精度に基づき、前記ワークに対する前記プローブの姿勢に順位を設け、前記ワークの外周面上の各点において、前記順位が高いものから優先的に、前記ワークに対する前記プローブの姿勢を設定することにより前記測定用NCデータを形成することである。
請求項5に係る発明の構成上の特徴は、請求項4の形状測定装置において、
前記ワークの外周面上の各点における、前記ワークに対する前記プローブの姿勢について、前記プローブの前記ワークに対する干渉の有無を判定する干渉判定手段を備え、
前記測定用NCデータ形成手段は、
前記順位が同等である前記ワークに対する前記プローブの複数の姿勢について、前記プローブの前記ワークに対する干渉が無い場合、前記姿勢に到達するまでに必要とする前記駆動軸の移動量が少ないものを、前記ワークに対する前記プローブの姿勢として設定することである。
請求項1に係る形状測定装置によれば、測定用NCデータ形成手段が、CAD/CAMデータに基づいて、測定用NCデータを形成することにより、ワークの形状を基準として、ワークに対するプローブの相対移動動作を制御することができるため、精度の高い形状測定を行うことができる。
請求項2に係る形状測定装置によれば、測定用NCデータ形成手段が、ワークに対する干渉を避けることについて実績のある、加工時における工具のワークに対する位置および姿勢に関する加工情報を使用して測定用NCデータを形成することにより、測定用NCデータを形成するための演算工程を大幅に低減することができる。
請求項3に係る形状測定装置によれば、加工情報中のワーク上の点における工具の姿勢ベクトルの方向が、CAD/CAMデータ中のワークの外周面上の当該点における法線ベクトルの方向と一致した場合、加工情報中の工具のワークに対する姿勢を、プローブのワークに対する姿勢として測定用NCデータを形成することにより、プローブの軸方向とワークの外周面に対する法線方向とが一致するように、プローブがワークに当接する測定用NCデータを容易に形成でき、その測定精度を向上させることができる。
請求項4に係る形状測定装置によれば、CAD/CAMデータ中のワークの外周面上の各点において、精度の順位が高いものから優先的に、ワークに対するプローブの姿勢を設定することにより、プローブによる測定精度をよりいっそう向上させることができる。
請求項5に係る形状測定装置によれば、精度の順位が同等であるワークに対するプローブの複数の姿勢について、プローブのワークに対する干渉が無い場合、姿勢に到達するまでに必要とするNC工作機械の駆動軸の移動量が少ないものを、プローブの姿勢データとして設定することにより、プローブの移動にともなう測定精度の低下を低減し、測定精度をさらに向上させることができる。
本発明の実施形態1によるNC加工装置の構成を示した斜視図 図1に示したNC加工装置の主に電気的構成を示したブロック図 実施形態1によるNC加工装置の加工、形状測定および補正加工の方法を表した工程図 ワークの形状とプローブの測定姿勢との関係を説明するための簡略図 各測定姿勢を表すためにプローブの先端をY軸に平行な方向に見た簡略図 各測定姿勢を表すためにプローブの先端をZ軸に平行な方向に見た簡略図 プローブの測定姿勢と測定精度との関係を示したテーブルを表す図 実施形態2によるNC加工装置の測定用NCデータの形成方法を表したフローチャート 加工ツールの姿勢ベクトルと、ワークの外周面上の法線ベクトルとを表した簡略図 実施形態3によるNC加工装置の構成を示した斜視図 図10に示したNC加工装置の主に電気的構成を示したブロック図 図10に示したワークトレース装置を表した部分拡大図
<実施形態1>
図1乃至図3に基づき、本発明の実施形態1によるNC加工装置1(本発明の形状測定装置に該当する)について説明する。本実施形態によるNC加工装置1は、ワークと工具とを相対的に移動可能な駆動軸として、直進軸がX軸、Y軸およびZ軸の3軸、回転軸がA軸(X軸回りの回転軸)およびB軸(Y軸回りの回転軸)の2軸である5軸同時加工を可能とするマシニングセンター2(本発明のNC工作機械に該当する)および制御ボックス5を備えている(図2示)。
マシニングセンター2のベース21上には、コラム22が水平方向であるZ軸方向に移動可能に取り付けられている。また、コラム22の一側面には、主軸ヘッド23が鉛直方向であるY軸方向(Z軸に対し直交している)に移動可能に取り付けられ、主軸ヘッド23には回転可能な主軸24が、Z軸方向に突出するように取り付けられている。主軸24には、種々の加工ツール25(本発明の工具に該当する)が付け替え可能とされている。また、主軸24には、加工ツール25に代えて、後述するタッチセンサ4が脱着可能とされている(図1および図2示)。
一方、ベース21上には、ワークテーブル26がコラム22と対向するように載置されている。ワークテーブル26はチルトテーブル26aと回転テーブル26bとを備えており、ワークW(本発明のワークに該当する)が取り付け可能とされている。チルトテーブル26aは、Y軸およびZ軸の双方に対して直交した水平軸であるX軸方向に移動可能であり、かつX軸回り(A軸)について回動可能とされている。また、回転テーブル26bはチルトテーブル26a上に設けられ、Y軸回り(B軸)について回動可能とされている(図1示)。
コラム22および主軸ヘッド23は、それぞれ駆動用のサーボモーターを含んだ駆動軸27と接続されている。また、ワークテーブル26は、同じく駆動用のサーボモーターを含んだ駆動軸28と接続されている。駆動軸27、28(本発明の駆動軸に該当する)のサーボモーターは、ともにNC駆動制御部29(本発明の駆動制御手段に該当する)によりその駆動量および駆動速度が制御される。
NC駆動制御部29にはデータファイル30が接続されており、NC駆動制御部29はデータファイル30中の種々のデータに基づき、各駆動軸27、28の作動を制御する。データファイル30に含まれる加工用NCデータファイル31は、ワークWの加工時における加工ツール25のワークWに対する位置および姿勢に関するデータである加工用NCデータ(基準NCデータ)が保存されている。
測定用NCデータファイル32は、タッチセンサ4による加工後のワークWの形状測定時における、プローブ42のワークWに対する位置および姿勢に関するデータである測定用NCデータが保存されている。また、補正加工用NCデータファイル33は、ワークWの形状の修正加工時における、加工ツール25のワークWに対する位置および姿勢に関するデータである補正加工用NCデータが保存されている。
制御ボックス5は、CAD/CAM装置51(本発明のCAD/CAMデータ記憶手段および測定用NCデータ形成手段に該当する)およびメイン制御部52を備えている。CAD/CAM装置51は、設計者の操作に応じてワークWの製品形状を特定するCAD/CAMデータを形成し記憶している。
また、CAD/CAM装置51は、CAD/CAMデータに基づいて加工用NCデータを作成し、作成した加工用NCデータを加工用NCデータファイル31へと送信する。また、CAD/CAM装置51は、CAD/CAMデータに基づいて形成され、ワークWの加工時における加工ツール25のワークWに対する位置および姿勢に関するデータを含んだ加工情報を保持している。CAD/CAM装置51は、加工情報を使用して測定用NCデータを作成し、作成した測定用NCデータを測定用NCデータファイル32へと送信する。さらに、CAD/CAM装置51は、測定用NCデータにしたがって行ったタッチセンサ4によるワークWの形状測定結果に基づき、補正加工用NCデータを作成して補正加工用NCデータファイル33へと送信する。
メイン制御部52は、制御ボックス5に設けられた起動スイッチが操作されることにより、マシニングセンター2およびCAD/CAM装置51を起動する。
タッチセンサ4は、ワークテーブル26に固定されたワークWとZ軸方向に対向するように、主軸24に取り付けられる(図1示)。タッチセンサ4の円錐状の本体部41からは、水平方向(Z軸方向)にプローブ42(本発明の測定用プローブに該当する)が延びており、その先端部には球状のコンタクト部43が形成されている。
タッチセンサ4は、主軸24とともにY軸方向およびZ軸方向に移動される。プローブ42は、常時は水平姿勢を保っているが、コンタクト部43がワークWの外周面に触れることにより傾動し、その変位量が検出される。コンタクト部43の当該変位量はCAD/CAM装置51へと送信され、コンタクト部43によるワークWへの当接位置の座標が算出される。
次に、図3に基づき、本実施形態におけるNC加工装置1を用いた測定用NCデータの作成から形状測定を経て補正加工を行うまでの方法について説明する。最初に、メイン制御部52がマシニングセンター2およびCAD/CAM装置51を起動すると、CAD/CAM装置51は測定用NCデータを作成するために、ワークWの外周面における測定点を決定する(ステップS301)。
そして、CAD/CAM装置51は、上述した加工情報に基づいて測定用NCデータを作成し、測定用NCデータファイル32に記憶させる(ステップS302)。測定用NCデータは、ワークWに対するプローブ42の姿勢に関するデータと、各測定点を測定する際のワークWに対するプローブ42の位置に関するデータを含んでいる。
測定に際しては、各回転軸を所定の角度に割り出した状態(角度を固定した状態)で行う。つまり、姿勢に関するデータは、各測定点に1つとしている。本実施形態においては、各測定点における姿勢に関するデータは、加工情報中の当該測定点における加工ツール25のワークWに対する位置および姿勢をそのまま使用して作成している。すなわち、決定した各測定点に該当する加工情報中の点における、加工ツール25のワークWに対する姿勢を、それぞれ測定用NCデータにおけるプローブ42のワークWに対する姿勢としている。
また、各測定点を測定する際のワークWに対するプローブ42の位置に関するデータは、現在位置から測定点の近傍位置まで移動させるデータ、当該近傍位置から測定点まで接近させるデータ、測定点から当該近傍位置まで退避させるデータ、および、当該近傍位置から次の位置まで移動させるデータを含む。
ここで、各測定点におけるコンタクト部43のワークWへの当接方向は、ワークWおよびワークテーブル26との干渉を避けるため、プローブ42の軸方向に一致するように設定しておく。つまり、上記の近傍位置から測定点まで接近させるデータ、および、測定点から当該近傍位置まで退避させるデータは、コンタクト部43がプローブ42の軸方向に移動するデータとなる。
なお、測定点におけるコンタクト部43の当接方向をワークWの測定点の法線方向に一致させる場合が、最も高精度に測定ができるため、測定精度によっては、測定点におけるコンタクト部43の当接方向をワークWの測定点の法線方向に一致させてもよい。
測定用NCデータの作成が終了すると、マシニングセンター2がワークテーブル26に固定されたワークWの加工を開始する(ステップS303)。ワークWの加工は、マシニングセンター2のNC駆動制御部29が、CAD/CAM装置51により作成された加工用NCデータに基づき、主軸24および駆動軸27、28を作動させ、加工ツール25のワークWに対する位置および姿勢を制御して行う。
マシニングセンター2によるワークWの加工が終了すると、主軸24に取り付けられた加工ツール25がタッチセンサ4に付け換えられる。その後、NC駆動制御部29は、測定用NCデータファイル32に記憶されている測定用NCデータに基づいて、駆動軸27、28を作動させ、ワークWおよび主軸24を移動させ、ワークWに対するプローブ42の相対位置および姿勢を設定する(ステップS304)。プローブ42は所定の姿勢により、ワークWの外周面に当接してワークWの外周面形状を測定する(ステップS305)。
上述したように、測定用NCデータの姿勢に関するデータは加工情報中の加工ツール25のワークWに対する位置および姿勢をそのまま使用して作成されているため、ワークWの形状測定時において、ワークWの外周面に対するプローブ42の姿勢は、ワークWの加工時におけるワークWの外周面に対する加工ツール25の姿勢と同一の関係となる。
ワークWの形状測定が終了すると、CAD/CAM装置51がワークWの形状誤差の算出を開始する(ステップS306)。CAD/CAM装置51は、タッチセンサ4によるワークWの形状測定の結果をCAD/CAMデータと比較して、ワークWの形状誤差を算出する。CAD/CAM装置51は、算出された形状誤差が所定値以上であるワークWの部分を抽出する(ステップS307)。
その後、CAD/CAM装置51は、形状誤差が発生しているワークWの部分につき、補正加工を行うための駆動軸28のうちA、B軸に関する角度を決定する。本実施形態では、補正加工は、A、B軸を固定した状態で行う。つまり、補正加工を行う際のA、B軸の割り出し角度を決定する。CAD/CAM装置51は、駆動軸28のうちA、B軸に関する角度を決定すると、ワークWの形状誤差とA、B軸に関する角度に基づき補正加工用NCデータを作成し、補正加工用NCデータファイル33に記憶させる(ステップS308)。
最後に、マシニングセンター2のNC駆動制御部29が、形成された補正加工用NCデータに基づき、駆動軸28を作動させ、加工ツール25のワークWに対する姿勢を割り出す(ステップS309)。その後、NC駆動制御部29は、主軸24および駆動軸27、28を作動させ、加工ツール25のワークWに対する位置を制御し、形状誤差が発生しているワークWの部分の補正加工を行う(ステップS310)。
上述したワークWの加工から補正加工までの工程は、終始、ワークWをマシニングセンター2のワークテーブル26に固定したまま実行される。
本実施形態によれば、CAD/CAM装置51が、CAD/CAMデータに基づいて加工情報を形成し、さらに加工情報に基づき測定用NCデータを形成することにより、ワークWの形状を基準として、ワークWに対するプローブ42の相対移動動作を制御することができるため、精度の高い形状測定を行うことができる。
また、CAD/CAM装置51が、ワークWおよびワークテーブル26に対する干渉を避けることについて実績のある、加工情報中の加工ツール25のワークWに対する位置および姿勢をそのまま使用して測定用NCデータを形成することにより、測定用NCデータを形成するための演算工程を大幅に低減することができる。
<実施形態2>
図4乃至図9に基づき、本発明の実施形態2によるCAD/CAM装置51における測定用NCデータの形成方法について、実施形態1との相違点を中心に説明する。尚、本実施形態においても、ワークWの形状測定は図1および図2に示したNC加工装置1により行い、ワークWの加工から補正加工までの工程は、図3にしたがって実行されるものとする。
まず、加工後のワークWの形状測定をする時の、プローブ42のワークWへの当接姿勢について説明する。以下の説明において、プローブ42の軸方向においてコンタクト部43側を前方と言い、本体部41側を後方と言う。図7に示すように、プローブ42のコンタクト部43をワークWの外周面へ当接させる時の、ワークWの測定点上の法線方向に対するプローブ42の測定姿勢を、第1姿勢〜第5姿勢に区分してみた。
図7に示す第1姿勢〜第5姿勢は、ワークWの外周面の法線方向に対して、図5および図6において、矢印で示したプローブ42のそれぞれの姿勢方向を一致させた状態で、プローブ42をワークWに対して法線方向に接近させることを意味している。すなわち、たとえば第2姿勢が選択された場合であれば、ワークWの外周面の法線方向と、図5および図6において(2)で示した矢印方向の一つを一致させ、プローブ42をワークWに対して当該矢印方向に接近させて当接させる。
図7において、「測定方向」の欄は、各測定姿勢についてコンタクト部43のワークWに対する当接方向に含まれる軸方向成分を表しており、「測定精度順位」の欄は、各測定姿勢についてその測定精度を順位づけしたもの(精度順位)を表しており、「図示」の欄に記載された数字は、図5および図6に示されたコンタクト部43のワークWに対する当接方向と一致している。
図7において、第1姿勢はプローブ42をワークWに対しZ軸と平行な方向、かつ前方に進行(相対移動)させて、コンタクト部43をワークWに当接させた場合である。第2姿勢はプローブ42をX軸と平行な方向およびY軸と平行な方向のいずれか一方向に進行(相対移動)させて、コンタクト部43をワークWに当接させた場合である。第3姿勢はプローブ42をX軸、Y軸、Z軸のうちの2軸に対して45°の角度を成し、かつ残りの1軸に対して直交した方向に進行(相対移動)させて、コンタクト部43をワークWに当接させた場合である。
第4姿勢はプローブ42をX軸、Y軸、Z軸の3軸に対して45°の角度を成し、かつ前方に進行(相対移動)させて、コンタクト部43をワークWに当接させた場合である。第5姿勢はプローブ42をX軸、Y軸、Z軸の3軸に対して45°の角度を成し、かつ後方に進行(相対移動)させて、コンタクト部43をワークWに当接させた場合である。図7から分かるように、プローブ42のワークWに対する姿勢を、第1姿勢にした状態で形状測定を行った場合がその測定精度が最も高い。
図4に示すように、形状測定のためにNC加工装置1のワークテーブル26上に異形のワークWKが載置されている状態を考える。この場合、上述したように、ワークWKの外周面のすべての測定点において、測定精度の高い姿勢でプローブ42をワークWKに当接させることが望ましい。
しかしながら、ワークWKにプローブ42を接近させる場合、当然のことながらプローブ42とワークWKまたはワークテーブル26との間に干渉が発生すれば測定はできない。したがって、ワークWKの外周面上の各測定点において、第1姿勢から順にプローブ42とワークWKまたはワークテーブル26との干渉の有無を考慮することになる。
すなわち、図4に示したワークWKの外周面において、○にて表した測定点において形状測定を行う場合、双方の間に干渉が発生しないため、プローブ42を第1姿勢にした状態で、プローブ42のコンタクト部43をワークWKに当接させる。
また、ワークWKの外周面において、△にて表した測定点において形状測定を行う場合、プローブ42を第1姿勢にした状態では、ワークWKまたはワークテーブル26との間に干渉が発生するが、プローブ42を第2姿勢にした状態では、双方の間に干渉が発生しないため、プローブ42を第2姿勢にした状態で、プローブ42のコンタクト部43をワークWKに当接させる。
さらに、ワークWKの外周面において、×にて表した測定点において形状測定を行う場合、プローブ42を第1姿勢あるいは第2姿勢にした状態では、ワークWKまたはワークテーブル26との間に干渉が発生するが、プローブ42を第3姿勢にした状態では、双方の間に干渉が発生しないため、プローブ42を第3姿勢にした状態で、プローブ42のコンタクト部43をワークWKに当接させる。
以下、図8および図9に基づき、本実施形態における測定用NCデータの形成方法について、具体的に説明する。最初に、ワークWの外周面上における測定点を決定する(ステップS801)。次に、CAD/CAM装置51のメモリ内のNを1とし(ステップS802)、1番目の測定点(測定点1)上において、CAD/CAM装置51に形成された加工情報中の、加工ツール25の姿勢ベクトル(工具軸ベクトル)と、CAD/CAMデータ中のワークWの外周面上の法線ベクトルとを比較する(ステップS803)。
ここで、図9に示すように、それぞれ1番目の測定点上における、加工情報中の加工ツール25の姿勢ベクトルTと、CAD/CAMデータ中のワークWの外周面上の法線ベクトルRとの方向が一致しているか否かが判定される。
次に、メモリ内のNが1つだけインクリメントされた後(ステップS804)、NがMを超えたか否かが判定される(ステップS805)。MはワークWの外周面上に設定された測定点の数である。NがMを超えていない場合、上述したように、各測定点における加工ツール25の姿勢ベクトルTとワークWの外周面上の法線ベクトルRとの比較が継続される。
各測定点における姿勢ベクトルTと法線ベクトルRとの比較が終了すると、すべての測定点上において、加工ツール25の姿勢ベクトルTとワークWの外周面上の法線ベクトルRとの方向が一致しているか否かが判定される(ステップS806)。すべての測定点上において、姿勢ベクトルTと法線ベクトルRとの方向が一致していると判定された場合、加工情報中の加工ツール25のワークWに対する姿勢に関するデータを、そのまま流用して測定用NCデータの姿勢に関するデータを形成する(ステップS807)。これにより、加工情報中の加工ツール25のワークWに対する姿勢に関するデータを、プローブ42のワークWに対する姿勢として測定用NCデータが形成される。
これは、加工情報がこれに基づいてワークWの加工を行った実績があり、そのまま測定用NCデータに適用しても、プローブ42とワークWまたはワークテーブル26との干渉が発生せず、かつプローブ42が常に上述した第1姿勢を保った状態でワークWの形状測定を行えるため、精度の高い形状測定が行えるからである。尚、この場合は、プローブ42がワークWに対して第1姿勢を保った状態で、ワークWに対してプローブ42をその軸方向に当接させて測定することは言うまでもない。
一方、いずれかの測定点上において、姿勢ベクトルTと法線ベクトルRとの方向が一致していないと判定された場合、再びCAD/CAM装置51のメモリ内のNを1とした後(ステップS808)、1番目の測定点上において、ワークWの外周面上の法線を算出する(ステップS809)。
次に、CAD/CAM装置51のメモリ内のPを1とし(ステップS810)、1番目の測定点上において、プローブ42を、測定の精度順位が最も高い第1姿勢にした場合の駆動軸28の回転角度を算出する(ステップS811)。その後、1番目の測定点上において、プローブ42を第1姿勢にして、その軸方向にワークWに接近させた場合に、ワークWまたはワークテーブル26との間に干渉が発生するか否かが判定される(ステップS813:本発明の干渉判定手段に該当する)。
第1姿勢にした場合のプローブ42と、ワークWまたはワークテーブル26との間に干渉が発生すると判定された場合、メモリ内のPを2として(ステップS812)、プローブ42を、測定の精度順位が2番目に高い第2姿勢にした場合の各駆動軸28の回転角度を算出した後(ステップS811)、1番目の測定点上において、プローブ42を第2姿勢にした場合に、ワークWまたはワークテーブル26との間に干渉が発生するか否かが判定される(ステップS813)。以降、プローブ42とワークWまたはワークテーブル26との間に干渉が発生しないと判定される姿勢が見つかるまで、測定姿勢を第5姿勢に向けて順に変更していく。
このように、1番目の測定点上において、プローブ42の測定姿勢を精度順位の高い第1姿勢から優先的に設定し、プローブ42とワークWまたはワークテーブル26との間に干渉が発生しないと判定される測定姿勢が決定される。
プローブ42とワークWまたはワークテーブル26との間に干渉が発生しないと判定された場合、干渉が発生しないプローブ42のワークWに対する姿勢が複数あるか否かが判定される(ステップS814)。例えば、第2姿勢のように、プローブ42をワークWに対して複数の方向に進行させることができる場合には、それぞれの場合における、プローブ42が各測定姿勢に到達するまでの駆動軸28の回転移動量を算出する(ステップS815)。
算出された駆動軸28の回転移動量は、互いに比較され(ステップS816)、移動量が最も少なくなるようなプローブ42の測定姿勢が選択され、その場合の各駆動軸28の移動量が決定される(ステップS817)。干渉が発生しないプローブ42のワークWに対する姿勢が1つしかないと判定された場合は(ステップS814)、その場合の測定姿勢が選択される。
1番目の測定点上におけるプローブ42の測定姿勢が決定すると、メモリ内のNを1つだけインクリメントし(ステップS818)、上述した方法と同様に、2番目以降の測定点上におけるプローブ42の測定姿勢が決定される。すべての測定点におけるプローブ42の測定姿勢が決定されると、測定用NCデータを形成するためのフローは終了する(ステップS819)。
尚、本実施形態における測定用NCデータの形成方法において、駆動軸28あるいはワークテーブル26等の組付誤差および加工誤差に起因する移動誤差を低減するためには、日本特許第3917114号に開示された従来技術が有効である。
本実施形態によれば、加工情報中のワークW上の測定点における加工ツール25の姿勢ベクトルTの方向が、CAD/CAMデータ中のワークWの外周面上の当該点における法線ベクトルRの方向と一致した場合、加工情報中の加工ツール25のワークWに対する姿勢に関するデータを、プローブ42のワークWに対する姿勢として測定用NCデータを形成している。
これにより、プローブ42の軸方向とワークWの外周面に対する法線方向とが一致するように、プローブ42をワークWに当接させる測定用NCデータを容易に形成でき、プローブ42による測定精度を向上させることができる。
また、CAD/CAMデータ中のワークWの外周面上の各測定点において、精度順位が高いものから優先的に、ワークWに対するプローブ42の姿勢を設定することにより、プローブ42による測定精度をよりいっそう向上させることができる。
また、精度順位が同等であるワークWに対するプローブ42の複数の姿勢について、プローブ42のワークWまたはワークテーブル26に対する干渉が無い場合、測定姿勢に到達するまでに必要とする駆動軸28の回転移動量が少ないものを、プローブ42の姿勢データとして設定することにより、プローブ42の移動にともなう測定精度の低下を低減し、測定精度をさらに向上させることができる。
<実施形態3>
図10乃至図12に基づき、本発明の実施形態3によるNC加工装置1Aについて説明する。本実施形態によるNC加工装置1Aは、図10および図11に示すように実施形態1のものと同様のマシニングセンター2、制御ボックス5およびワークトレース装置6を備えている。
ワークトレース装置6は、ワークテーブル26を挟んで主軸24と対向するように設けられている(図10示)。図12に示すように、ワークトレース装置6の基部61には、支持体62が鉛直方向(Y軸方向)に移動可能に設けられている。支持体62からは直進ロッド63がZ軸方向に進退可能に突出しており、その先端にはタッチセンサ64が取り付けられている。タッチセンサ64の円錐状の本体部65からは、水平方向(Z軸方向)にプローブ66(本発明の測定用プローブに該当する)が延びており、その先端部には球状のコンタクト部67が形成されている。
ワークトレース装置6はメイン制御部52により起動され、支持体62および直進ロッド63は、NC駆動制御部29によって制御される図示しない駆動モーターによりそれぞれ移動される。プローブ66は、常時は水平姿勢を保っているが、コンタクト部67がワークWの外周面に触れることにより傾動し、その変位量が検出される。コンタクト部67の当該変位量はCAD/CAM装置51へと送信され、コンタクト部67によるワークWへの当接位置の座標が算出される。その他の構成については、実施形態1の場合と同様であるため、説明は省略する。
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
本発明による形状測定装置が使用可能な工作機械は、ワークと工具とを相対的に移動可能な駆動軸として、少なくとも、直進軸と回転軸とをそれぞれ1軸以上有しているNC工作機械であればよい。
上述した実施形態において、マシニングセンター内に形成されていた測定用NCデータファイルは、CAD/CAM装置に設けられていてもよい。
図3に示したNC加工装置による工程において、マシニングセンターによるワークの加工(ステップS303)後に、CAD/CAM装置による測定用NCデータの作成(ステップS302)を行ってもよい。
図面中、1,1AはNC加工装置(形状測定装置)、2はマシニングセンター(NC工作機械)、25は加工ツール(工具)、27,28は駆動軸、29はNC駆動制御部(駆動制御手段)、42,66はプローブ(測定用プローブ)、51はCAD/CAM装置(CAD/CAMデータ記憶手段、測定用NCデータ形成手段)、Wはワークを示している。

Claims (5)

  1. ワークと工具とを相対的に移動可能な駆動軸として、少なくとも直進軸と回転軸とを有するNC工作機械を使用して、前記ワークの外周面形状を測定するための形状測定装置において、
    前記駆動軸により前記ワークに対して相対移動され、前記ワークの外周面に対して先端を当接させる測定用プローブと、
    前記ワークの形状を特定するCAD/CAMデータを記憶するCAD/CAMデータ記憶手段と、
    前記CAD/CAMデータに基づいて、ワークの測定時における前記測定用プローブの前記ワークに対する位置および姿勢に関するデータである測定用NCデータを形成する測定用NCデータ形成手段と、
    形成された前記測定用NCデータに基づき、前記駆動軸を作動させる駆動制御手段と、
    を備えたことを特徴とする形状測定装置。
  2. 前記測定用NCデータ形成手段は、
    前記CAD/CAMデータに基づいて形成された、加工時における前記工具の前記ワークに対する位置および姿勢に関する加工情報を使用して、前記測定用NCデータを形成することを特徴とする請求項1記載の形状測定装置。
  3. 前記測定用NCデータ形成手段は、
    前記加工情報中の前記ワーク上の点における前記工具の姿勢ベクトルの方向が、前記CAD/CAMデータ中の前記ワークの外周面上の当該点における法線ベクトルの方向と一致した場合、前記加工情報中の前記工具の前記ワークに対する姿勢を、前記プローブの前記ワークに対する姿勢として前記測定用NCデータを形成することを特徴とする請求項2記載の形状測定装置。
  4. 前記測定用NCデータ形成手段は、
    前記ワークの形状の測定精度に基づき、前記ワークに対する前記プローブの姿勢に順位を設け、前記ワークの外周面上の各点において、前記順位が高いものから優先的に、前記ワークに対する前記プローブの姿勢を設定することにより前記測定用NCデータを形成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の形状測定装置。
  5. 前記ワークの外周面上の各点における、前記ワークに対する前記プローブの姿勢について、前記プローブの前記ワークに対する干渉の有無を判定する干渉判定手段を備え、
    前記測定用NCデータ形成手段は、
    前記順位が同等である前記ワークに対する前記プローブの複数の姿勢について、前記プローブの前記ワークに対する干渉が無い場合、前記姿勢に到達するまでに必要とする前記駆動軸の移動量が少ないものを、前記ワークに対する前記プローブの姿勢として設定することを特徴とする請求項4記載の形状測定装置。
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