JP2011027483A - 液量計測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】液位計測手段を交換する作業が容易となり、工事コストを低減することができる液量計測装置の提供。
【解決手段】地下タンク(3)内の液位を計測する液位計測手段(7、15)と、該液位計測手段(7、15)の液位信号に基づいて液量を表示する表示手段(17)と、液位計測手段(7、15)の信号線(8)と表示手段(17)の信号線(18)とを結線する端子箱(12)を設け、端子箱(12)はマンホール(11)内に配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、給油所等における燃料油等の貯油用地下タンクの液面を検出して、当該地下タンクに貯蔵されている燃料油等の液量を計測するための液量計測装置に関する。
自動車へ燃料油を給油する給油所において、地下タンク内の燃料油の在庫管理のために液量計測装置が設けられている。
液量計測装置の液位計測手段は地下タンク内に設けられ、液位計測手段により計測された液位は、電気信号に変換されて、液量を表示する表示手段へ伝送される。ここで、係る表示手段は、例えば給油所の事務所に配置されている。
液位計測手段で計測された液位信号を表示手段へ伝送するための信号線は、マンホール内の端子箱において、表示手段に接続する信号線と結合される。
近年、地下タンクの老朽化に伴って、漏洩等による環境問題が発生している。
係る環境問題を防止するため、老朽化した地下タンクを交換し、或いは、地下タンクから燃料油が漏洩するのを検知するため、液位計測手段を、既存のフロート式センサを高精度の磁歪センサに交換している。
しかし、液位計測手段を(磁歪センサに)交換(いわゆる「リプレイス」)する場合に、マンホールの内径寸法が小さい場合や、マンホールの高さ方向寸法が小さい場合には、液位計測手段の信号線をマンホール内に収容することが困難な場合が存在する。
そして係る場合には、従来は、液位計測手段の交換のみならず、マンホール等についても工事を行なう必要があり、当該工事における作業は煩雑で、且つ、工事のためのコストが高騰化してしまうという問題を有していた。
その他の従来技術として、例えば、温度補正に関する構成を地下タンク側に設けて、マンホール内における機器をコンパクトにしたタンク液面測定装置が提案されている(特許文献1)。
しかし、係る従来技術(特許文献1)は、マンホールの内径寸法が小さい場合や、マンホールの高さ方向寸法が小さい場合に、液位計測手段の信号線をマンホール内に収容することに関する問題を解消するものではない。
特許第3307610号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、液位計測手段を交換する作業が容易となり、工事コストを低減することができる液量計測装置の提供を目的としている。
本発明は、地下タンク(3)内の液位を計測する液位計測手段(7:磁歪センサ15)と、該液位計測手段(7:磁歪センサ15)の液位信号に基づいて液量を表示する表示手段(17)と、液位計測手段(7:磁歪センサ15)の信号線(8)と表示手段(17)の信号線(18)とを結線する端子箱(12)を設け、端子箱(12)はマンホール(11)内に配置されている。
本発明において、前記液位計測手段(7:磁歪センサ15)は地下タンク(3)から立ち上がり管(9)における領域内に設置され、液位計測手段(7:磁歪センサ15)の信号線(8)は立ち上がり管(9)の上端を閉塞するフランジ(10)の孔(23)を介してマンホール(11)内へ導出され、前記端子箱(12)はフランジ(10)に固定され、マンホール(11)内のフランジ(10)上方の領域に存在する信号線(8)は保護部材(保護カバー13及びブラケット13B)で覆われているのが好ましい。
ここで、前記フランジ(10)はマンホール(11)の立ち上がり管(9)の上端にボルト(22)で固定され、フランジ(10)を固定するボルト(22)の内の少なくとも1本は保護部材(保護カバー13及びブラケット13B)の基板(24)を固定しており、該基板(24)には支柱(26)が植設され、端子箱(12)が支柱(26)上に固定されて基板(24)を固定するボルト(22)を覆っており、基板(24)には信号線(8)を覆う保護部材(保護カバー13及びブラケット13B)の上板(保護カバー13の上板29)が取り付けられているのが好ましい。
また、前記保護部材(保護カバー13及びブラケット13B)と端子箱(12)は封印されているのが好ましい。
そして、前記保護部材(保護カバー13及びブラケット13B)の上板(保護カバー13の上板29)は端子箱(12)の一部を覆っているのが好ましい。
或いは、前記保護部材(保護カバー13及びブラケット13B)の上板(保護カバー13の上板29)には切り欠き(29d)が形成され、前記端子箱(12)の上蓋(12a)が露出しているのが好ましい。
さらに、前記保護部材(保護カバー13及びブラケット13B)の基板(ブラケット13Bの基板24)には長孔(25)が形成され、長孔(25)はボルト(22)の頭部(22a)を通す大径(25a)と頭部(22a)を通さない小径(25b)とを有しており、長孔(25)の小径(25b)を挿通したボルト(22)で基板(24)はフランジ(10)に固定されているのが好ましい。
本発明の作用効果を以下に列挙する。
(1) 液位計測手段(7:磁歪センサ15)及び表示手段(17)の信号線(8、18)をマンホール(11)内に導出し、マンホール(11)内に設けた端子箱(12)内で信号線(8、18)を結線したので、液量計測装置(1)の配線が容易となり、設置、センサ等のリプレイス、保守点検時の作業効率が高められる。
(2) 液位計測手段(7:磁歪センサ15)の信号線(8)を保護部材(保護カバー13及びブラケット13B)で覆う様にすれば、設置、センサ等のリプレイス、保守点検に際して、信号線(8)が損傷することが防止できる。さらに、信号線(8)を可撓性の金属管内に通す場合に比較して、コンパクトに作ることができる。
(3) 保護部材(保護カバー13)を外すことにより信号線(8)を露出できる様に構成すれば、液位計測手段(7:磁歪センサ15)が傾斜した場合には、信号線(8)を押し引きすることにより、液位計測手段(7:磁歪センサ15)を垂直な状態に戻すことが容易に行われる。
(4) フランジ(10)を固定するボルト(22)の少なくとも1本が、保護部材の基板(ブラケット13Bの基板24)を固定し且つ端子箱(12)で覆われる様に構成すれば、端子箱(12)を外さない限り、フランジ(10)を立ち上がり管(9)から取り外すことが出来ない。そのため、権限のない者が、液位計測手段(7:磁歪センサ15)を取り扱うことを防止出来て、液量計測装置の精度が確保できる。
(5) 保護部材の上板(保護カバー13の上板29)が端子箱(12)の一部を覆っているので、上板(保護カバー13の上板29)を外さない限り、端子箱(12)の内部機構を操作することが出来ない。そのため、端子箱の上蓋を外して、液位計測手段に対して不正な作業を行うことが防止できる。
(6) 保護部材(保護カバー13)と端子箱(12)は封印(31)される様に構成すれば、封印(31)を破って保護部材(保護カバー13)及び端子箱(12)を外さない限り、フランジ(10)を立ち上がり管(9)から取り外すことが出来ない。そのため、権限のない人による保守点検がより一層強固に防止される。
(7) 端子箱(12)が位置する部分の保護部材の上板(保護カバー13の上板29)に切り欠き(29d)を形成して端子箱(12)の上蓋(12a)を露出すれば、当該上板(29)を外すことなく端子箱(12)の上蓋を外して、端子箱(12)の保守点検作業を容易に行うことができる。
(8) 保護部材の基板(ブラケット13Bの基板24)に大径(25a)と小径(25b)を有する長孔(25)を形成し、長孔の小径部分(25b)を挿通したボルト(22)で保護部材の基板(ブラケット13Bの基板24)を固定すれば、ボルト(22)を少し緩めて基板(24)との相対的な位置を僅かに変位し、当該ボルト(22)を大径部分(22a)に位置させれば、基板(24)をフランジ(10)から容易に外すことが出来て、保守点検作業に必要な労力が低減する。
第1実施形態に係る液量計測装置を設置した給油所の模式図である。 第1実施形態に係る液量計測装置の要部を示す断面図である。 第1実施形態に係る液量計測装置の要部を示す平面図である。 第1実施形態に係る液量計測装置の要部を示す斜視図である。 第2実施形態に係る液量計測装置の要部を示す平面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
図1〜図4は、本発明の第1実施形態を示している。
図1では、第1実施形態に係る液量計測装置1を給油所2に設置した状態を、模式的に示している。
図1において、給油所2には地下タンク3が埋設されている。地下タンク3内の燃料油4は、計量機5により自動車(図示せず)の燃料タンクへ給油される。
地下タンク3内の燃料油4が少なくなると注油管6から補給するように構成されており、地下タンク3内の燃料油4の液量を管理するために、地下タンク3内の液量を検出する液量計測装置1が設けられている。
地下タンク3内の燃料油4の液位は液量計測装置1の液位計測手段7により計測され、液位計測手段7は地下タンク3内に設置されている。
この液位計測手段7の信号線8は、タンク3の頂部(いわゆる「タンクトップ」)に設けられたタンク側配管35内を通って、立ち上がり管9及びその上端を閉塞するフランジ10を介してマンホール11内に導出され、フランジ10に固定された端子箱12内に導入されている。
マンホール11内において、フランジ10よりも上方の領域では、信号線8は保護カバー13及びブラケット13Bにより覆われている。ここで、図1〜図3において、保護カバー13及びブラケット13Bを符号13で包括的に表現する場合がある。
液位計測手段7は、磁歪センサ15や、計測管内に感磁素子を配設したセンサ等によって、構成することができる。
図示の実施形態では、液位計測手段7として磁歪センサ15を用いている。
換言すれば、本明細書において、「液位計測手段7」というのは、磁歪センサ15を包含する包括的な表現である。
図1において、給油所2の事務所16等には、液量計測装置1の表示手段17が設けられている。表示手段17の信号線18は、保護管19内に配設されて、マンホール11内に導出されている。
マンホール11内に導出された信号線18は端子箱12内へ導入され、端子箱12において、信号線8、18は電気信号が伝達可能に接続されている。
図1を参照して説明した給油所2では、地下タンク3内の燃料油4の液位は磁歪センサ15で計測され、信号線8、18を介して表示手段17へ伝達される。
表示手段17において、磁歪センサ15で計測された液位に基づいて地下タンク3内の液量が演算され、その演算結果が表示器20に表示される。
これにより、燃料油4の在庫管理が為される様に構成されている。
図2は液量計測装置1の要部の断面を示しており、当該要部の平面形状が図3で示されており、当該要部を構成する主要な部品の配置が図4で示されている。
図2〜図4において、立ち上がり管9の上部はマンホール11内に露出している。そして、立ち上がり管9上端の開口はフランジ10により閉鎖されており、フランジ10はボルト22により固定されている。
磁歪センサ15の信号線8は、フランジ10中央の孔23を介してマンホール11内に導出されている。そして、孔23と信号線8との隙間は、公知の態様でシールされている。
立ち上がり管9の開口はフランジ10で閉塞されており、信号線8が挿通するフランジ10の孔23はシールされているので、地下タンク3内の燃料油4のベーパーがマンホール11内に流入することがなく、安全が確保されている。
ブラケット13Bの基板24には長孔25が開けられ、長孔25には大径25aと小径25bとが形成されている。大径25aは、ボルト22の頭部22aが通過可能な径寸法を有しており、小径25bは、ボルト22の軸部は通過可能であるが、頭部22aは通過できない様な径寸法に設定されている。
そして、ブラケット13Bの基板24は、長孔25の小径25bに挿通されたボルト22により、フランジ10に固定されている。
基板24は、そこに形成された長孔25に挿通したボルト22によってフランジ10に固定されているので、ボルト22を少し緩めて基板24を僅かに移動して、大径25aの位置をボルト22の位置に整合すれば、基板24はフランジ10から外すことができる。
ブラケット13Bの基板24には、長孔25を囲うように支柱26が固定されており、端子箱12はボルト27によって支柱26に固定されている。
その結果、長孔25に相通されているボルト22の直上の位置に端子箱12が取り付けられるので、端子箱12を外さない限り、フランジ10を立ち上がり管9から外すことが出来なくなる。すなわち、端子箱12を外さない限りフランジ10を立ち上がり管9から外すことは出来なくなる。
ここで、支柱26の長さを選択することにより、保護管19に対応して端子箱12の垂直方向位置を設定することができるので、端子箱12の設置及びリプレイス作業が容易となる。
端子箱12の上蓋12aは、ボルト28で固定されている。
信号線8と信号線18とを電気信号的に接続するには、ボルト28を羅合解除して上蓋12aを外し、信号線8が端子箱12内に導入することにより行う。
そして、保護カバー13の上板29は、端子箱12の上蓋の一部を覆う状態で(図3参照)、ブラケット13Bの基板24にボルト30で固定されている。
なお、保護カバー13及びブラケット13Bの形状及び寸法は、マンホール11の形状及び寸法や、フランジ10の寸法等に起因して、ケース・バイ・ケースで定められるべきである。
上述した様に、マンホール11におけるフランジ10より上方の領域では、信号線8は保護カバー13及びブラケット13Bにより包囲される。より詳細には、信号線8は、ブラケット13Bの基板24の立ち上がり部24aと、保護カバー13の上板29の足部29a、29b、29cにより包囲されて、保護される。
そのため、マンホール11における各種作業(例えば、設置及び保守点検作業)に際して、図示しない作業員が、例えば信号線8を踏みつけてしまうこと等が防止され、信号線8の損傷を防止することができる。
保護カバー13の上板29を外せば、信号線8が露出する。
例えば、地震や外部からの振動の付加、その他の理由により、磁歪センサ15が垂直方向(鉛直方向)軸に対して多少傾いてしまったとしても、容易に、垂直方向(鉛直方向)軸に沿った状態に復帰させることが出来る。
図2で明示されているように、磁歪センサ15のつば部15Cの外径は、立ち上がり管9の内径よりも僅かに小さく設定されている。そのため、つば部15Cの外縁部が立ち上がり管9の内壁と当接することにより、磁歪センサ15が垂直方向軸に沿って配置される状態に保持される。
地震や外部からの振動の付加、その他の何らかの理由により、磁歪センサ15が垂直方向(鉛直方向)軸に対して多少傾いてしまった場合には、信号線8を少し引き上げて磁歪センサ15を若干量だけ上昇せしめ、信号線8を下方に送り出して液位計測手段7を下降させ、必要に応じて、信号線8の引き上げ、下方への送り出しを繰り返すという簡単な操作により、つば部15Cの外縁部と立ち上がり管9の内壁とが適正な状態で当接される。その結果、磁歪センサ15を垂直方向(鉛直方向)軸に沿った状態に復帰するのである。
ここで、地下タンク3の最上部(いわゆる「タンクトップ」)から、フランジ10までの距離(垂直方向距離)が短く、立ち上がり管9が短いと、磁歪センサ15のつば部15Cは図2で示す様に立ち上がり管9内には位置せずに、その下方のタンク側配管35内に位置してしまう。
図2から明らかな様に、タンク側配管35の内径は磁歪センサ15のつば部15Cの外径よりも遥かに大きいため、つば部15Cの外縁部と立ち上がり管9の内壁とが適正な状態で当接しない。そのため、歪センサ15が垂直方向(鉛直方向)軸に対して多少傾いてしまった場合に、上述した態様でフランジ10の上方から信号線8を引き押し込みしても、磁歪センサ15を垂直方向(鉛直方向)軸に沿った状態に復帰させることが出来ない。
すなわち、地下タンク3の最上部(いわゆる「タンクトップ」)から、フランジ10までの距離(垂直方向距離)は、少なくとも、磁歪センサ15のつば部15Cが(図2で示す様に)立ち上がり管9内に位置する様に設定される必要がある。
図1〜図4の第1実施形態では、マンホール11におけるフランジ10より上方の領域において、端子箱12には表示手段17の信号線18が導入され、信号線18の保護管19が端子箱12に接続されている。そして、端子箱12内で信号線18を結線し、上蓋12aをボルト28で固定している。このように信号線18は保護管19で保護されるので、設置及び保守点検作業時に信号線18の損傷を防止することができる。
信号線8を保護カバー13及びブラケット13Bにより包囲して、損傷の要因から保護することは、信号線8を可撓性の金属管内に挿入して保護する方法に比較して、必要な構造がコンパクトであり、且つ、上述した様に、磁歪センサ15が垂直方向(鉛直方向)軸に対して多少傾いてしまった場合の復帰作業が極めて容易となる。
図1〜図4の第1実施形態では、保護カバー13と端子箱12を、封印31(シール、ワイヤ等)により封印する。
上述した様に、端子箱12を外さない限りフランジ10を立ち上がり管9から外すことが出来ず、保護カバー13を外さない限りは端子箱12を外すことは出来ないので、磁歪センサ15の保守点検作業をしようとする場合には、保護カバー13を外すことが必須となる。
ここで、上述した様に封印35を設ければ、権限がない人が磁歪センサ15の保守点検作業をしようとしても、封印35を破って保護カバー13を外さない限りは、フランジ10を立ち上がり管9から外すことが出来ない。換言すれば、封印35により、権限がない人による磁歪センサ15の保守点検作業が防止されるのである。
なお、封印ワイヤ31の代わりに封印シールを貼って封印しても良い。
さらに第1実施形態に係る液量計測装置1によれば、磁歪センサ15及び表示手段17の信号線8、18をマンホール11内に導出し、信号線8、18を端子箱12内で結線しているので、信号線8、18の配線或いは設置における作業効率を高めることができる。
そして、既存のフロート式センサを高精度の磁歪センサ15にリプレイスする場合には、フロート式センサのみを磁歪センサ15に交換して、表示手段17及び信号線18は再使用できるので経済的である。
図5は本発明の第2実施形態を示している。
図5で示す液量計測装置1は、保護カバー13の上板29に切り欠き29dが形成されている。そして、切り欠き29dを設けることにより、端子箱12の上蓋12aが露出する。
そして、端子箱12の上蓋12aが露出するので、保護カバー13の上板29を外さなくても、端子箱12の上蓋12aを開けることができる。そのため、端子箱12の保守点検作業が容易となり、端子箱12の保守点検作業における作業効率を向上することができる。
図5の第2実施形態におけるその他の構成及び作用効果については、図1〜図4の第1実施形態と同様である。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではない。
例えば、図示の実施形態は、給油所の地下タンクの液位を検出する液量計測装置の設置について述べており、液位計測手段のリプレイス時の工事作業が容易で、且つ、工事費用が低減できる様な液量計測装置を説明しているが、その他のタイプの液量計測装置についても、図示の実施形態を適用することが可能である。
1・・・液量計測装置
2・・・給油所
3・・・地下タンク
4・・・燃料油
5・・・計量機
6・・・注油管
7・・・液位計測手段
8、18・・・信号線
9・・・立ち上がり管
10、21・・・フランジ
11・・・マンホール
12・・・端子箱
13・・・保護カバー
13B・・・ブラケット
14・・・フロート
15・・・磁歪センサ
15C・・・磁歪センサのつば部
16・・・事務所
17・・・表示手段
19・・・保護管
20・・・表示器
22、27、28、30・・・ボルト
23・・・孔
24・・・基板
25・・・長孔
26・・・支柱
29・・・上板
31・・・封印
35・・・タンク側配管

Claims (7)

  1. 地下タンク内の液位を計測する液位計測手段と、該液位計測手段の液位信号に基づいて液量を表示する表示手段と、液位計測手段の信号線と表示手段の信号線とを結線する端子箱を設け、端子箱はマンホール内に配置されていることを特徴とする液量計測装置。
  2. 前記液位計測手段は地下タンクから立ち上がり管における領域内に設置され、液位計測手段の信号線は立ち上がり管の上端を閉塞するフランジの孔を介してマンホール内へ導出され、前記端子箱はフランジに固定され、マンホール内のフランジ上方の領域に存在する信号線は保護部材で覆われている請求項1の液量計測装置。
  3. 前記フランジはマンホールの立ち上がり管の上端にボルトで固定され、フランジを固定するボルトの内の少なくとも1本は保護部材の基板を固定しており、該基板には支柱が植設され、端子箱が支柱上に固定されて基板を固定するボルトを覆っており、基板には信号線を覆う保護部材の上板が取り付けられている請求項2の液量計測装置。
  4. 前記保護部材と端子箱は封印されている請求項3の液量計測装置。
  5. 前記保護部材の上板は端子箱の一部を覆っている請求項3、4の何れかの液量計測装置。
  6. 前記保護部材の上板には切り欠きが形成され、前記端子箱の上蓋が露出している請求項3の液量計測装置。
  7. 前記保護部材の基板には長孔が形成され、長孔はボルトの頭部を通す大径と頭部を通さない小径とを有しており、長孔の小径を挿通したボルトで基板はフランジに固定されている請求項3〜6の何れかの液量計測装置。
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