JP3006651B2 - フロート式液面計 - Google Patents

フロート式液面計

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JP3006651B2 JP5277649A JP27764993A JP3006651B2 JP 3006651 B2 JP3006651 B2 JP 3006651B2 JP 5277649 A JP5277649 A JP 5277649A JP 27764993 A JP27764993 A JP 27764993A JP 3006651 B2 JP3006651 B2 JP 3006651B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液位に追従するフロー
トの磁石の位置を電気信号に変換して液位を測定する
ロート式液面計、特にケーブルの接続構造に関する。
【0002】
【従来の技術】液位に追従するフロートの磁石の位置
を、位置−電気信号変換手段により電気信号に変換する
液面計は、環状に構成されたフロートをパイプによりガ
イドするとともに、パイプに位置−電気信号変換手段を
収容して構成されている。とくに位置−電気信号変換手
段としてリードスイッチ等、フロートの磁石の位置を点
として検出するものにあっては、フロートの磁石が位置
−電気信号変換手段から離れた場合には、液面がこの位
置から変移したのか、またマイクロスイッチ自体が故障
したのか判断が付かないため、定期的な点検を必要とし
ていた。このような問題を解消するため、実開昭56-135
131号公報に見られるように、上端が端部の上面に固定
され、かつ検出液面に相当する位置にリードスイッチを
内蔵した筒状体に、マグネットを内蔵するフロートを上
下動可能に取り付けに取付け、筒状体の上端に抵抗体を
実装した回路基板を充填剤でモールドしたフロート式液
面計が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これによれば、リード
スイッチのオンオフ信号を抵抗体を介して外部に出力す
るため、リードスイッチの故障の有無を抵抗体の値から
検出できるもの、抵抗体を基板に実装してタンクの上面
に配置し、充填材で固定するとともに、リードスイッチ
に接続するリード線をタンクの上面にまで引出して抵抗
に接続する関係上、地下タンク等の液深が深い容器の液
面を検出する場合には、リードスイッチ自体に予め対応
する長さの伝送用のケーブルを接続しておく必要があ
り、リードスイッチ等を収容した検出ユニットの構造が
複雑になったり、また現場でリードスイッチ自体にケー
ブルを接続してから検出ユニットを組み立てる必要があ
り、付設作業が複雑化するという問題が有る。本発明は
このような事情に鑑みてなされたものであって、その目
的とするところは地下タンク等の液深が深い容器の液面
を検出する場合にあっても伝送用のケーブルの付設を簡
素化することができる。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような問題を解消す
るために本発明においては、検出すべき液位に相当する
位置にリードスイッチが収容された筒状のガイドと、該
ガイドに上下動可能に遊嵌され、内部に磁石が収容され
たフロートと、前記ガイドの上部に固定されて外部から
のケーブルをパッキンを介して引き込み、かつ前記ガイ
ドに着脱可能な接続箱とを備え、前記接続箱の内部で前
記リードスイッチから延びるリード線と前記ケーブルを
構成するリード線とを基準抵抗を介して接続するように
した。
【0005】
【作用】筒状のガイドに予めリードスイッチを組み込ん
だものをユニット化しても、リードスイッチ自体の端子
ではなく、予め引出されているリード線に基準抵抗を介
して任意長さの信号伝送用のケーブルを接続すればよ
い。
【0006】
【実施例】そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例
に基づいて説明する。図1は、本発明の液面計の適用さ
れる二重殻式地下貯油タンクで、燃料油を収容するタン
ク1と、内タンク1が破損した場合に生じる燃料の流出
を防止するとともに、地下水などからタンク1を保護す
るためにこれと一定の間隙2を保って設けられた外殻3
から構成されている。このような二重殻式タンクにおい
ては、間隙2に水が侵入すると、この水がタンク1を腐
蝕させる原因となること、また内タンク1の破損による
燃料油の漏洩を検知するために、内タンク1を貫通して
底部の間隙2に連通する立ち上げ管4を設け、ここに液
面計5を収容し、その出力をケーブル6により外部に設
けた測定装置7に出力するように構成されている。
【0007】図2は、本発明が特徴とするフロート式液
面計5の一実施例を示すものであって、10は、液位に
応じて上下動するフロートで、下端が栓11により密封
された非磁性材からなるパイプ状ガイド12に上下動可
能に遊嵌され、内部には磁石13を収容して構成されて
いる。ガイド12には検出すべき液位にフロート10が
位置したとき、磁石13に応動する位置−電気信号変換
手段、この実施例ではフロート10の磁石13が対向し
ていない時はオフ状態で、作動時点、すなわちフロート
10の磁石が対向したときにはオン状態となるリードス
イッチ14が収容されている。これらフロート10とガ
イド12は、底面が開放され、上面に通孔15、15が
穿設され、液が自由に侵入できる保護キャップ16に収
容されている。ガイド12は、保護キャップ16の上部
に形成された通孔17を貫通して、接続箱20の下端に
突出し、ガイド12の外周に刻まれたネジに上下から螺
合したナット18、18により保護キャップ16に気密
に固定されている。接続箱20は、下端が保護キャップ
16に気密となるように固定され、また上端にはパッキ
ン22を介してケーブル6を気密状態で固定できるキャ
ップ23を設けて構成されている。
【0008】接続箱20には保護キャップ16を貫通さ
せてケーブル6が引き込まれていて、ケーブル6を構成
している一方のリード線6aはそのまま位置−電気信号
変換手段14の端子14aに接続され、また他方のリー
ド線6bは、基準抵抗25を直列に接続された上で位置
−電気信号変換手段14の他方の端子14bに接続され
ている。リード線6aと端子14aとの接続領域は熱収
縮チューブ26aにより被覆され、同様に基準抵抗25
本体と、リード線6b及び端子14bとの接続領域は、
熱収縮チューブ26bにより被覆されている。なお、図
中符号28は、フロート10の抜け止め部材を、また3
0は、液の侵入を可能ならしめる通孔31、31が穿設
され、立上管4の下端に固定された底板を示す。
【0009】この実施例において、ケーブル6を釣り下
げ材に使用して立上管4の開口から液面計5を降ろす
と、保護キャップ16の下端が内タンク1の底面に固定
されている底板30に当接して、ここに垂直に自立す
る。いまの状態は、外殻3と内タンク1との空間2に液
が侵入していないので、フロート10は、ガイド12の
下端の抜け止め部材28に接している。このため、位置
−電気信号変換手段14は、フロート10に収容されて
いる磁石13からの磁界を受けてオンとなっている。こ
のため、位置−電気信号変換手段14は、短絡状態であ
り基準抵抗を示している。
【0010】一方、内タンク1と外殻3に侵入した液が
基準液位を越えるところまで増加すると、フロート10
が上昇するため、位置−電気信号変換手段14にフロー
ト10の磁界が作用しなくなるから、位置−電気信号変
換手段が図3に示すオン状態からオフ状態になり、回路
全体が開放状態となって抵抗値が無限大となる。この抵
抗値は、測定装置7により測定され、内タンク1と外殻
3とに侵入した液が、基準液位を越えたことが検知でき
る。
【0011】一方、液面計5より上部の領域でケーブル
6に障害が生じてリード線6a、6bが短絡した場合に
は、ケーブル6を構成しているリード線6a、6bだけ
の抵抗となり、基準抵抗25と大きく異なる抵抗値が測
定されるから、短絡事故であることが判明する。
【0012】なお、この実施例においては位置−電気信
号変換手段としてフロートの磁石の作用によりオンとな
るリードスイッチを用いた場合に例を採って説明した
が、フロートの磁石が対向した場合にはオフとなるタイ
プのリードスイッチを使用する場合には、図4に示した
ように位置−電気信号変換手段14の両端子に基準抵抗
33を並列接続することにより、液が基準液位以下の場
合とケーブルが短絡した場合とを区別することができ
る。
【0013】なお、この実施例においては二重殻式タン
クのギャップへの液体の侵入を検出する場合に例を採っ
て説明したが、一般的な液体の液面測定のための液面計
に適用しても同様の作用を奏することは明らかである。
【0014】
【発明の効果】以上、説明したように本発明において
は、検出すべき液位に相当する位置にリードスイッチが
収容された筒状のガイドと、ガイドに上下動可能に遊嵌
され、内部に磁石が収容されたフロートと、ガイドの上
部に固定されて外部からのケーブルをパッキンを介して
引き込み、かつガイドに着脱可能な接続箱とを備え、接
続箱の内部でリードスイッチから延びるリード線とケー
ブルを構成するリード線とを基準抵抗を介して接続する
ようにしたので、リードスイッチの端子ではなく、予め
引出されているリード線に基準抵抗を介して任意長さの
信号伝送用のケーブルを接続すればよいから、筒状のガ
イドに予めリードスイッチを組み込んだものをユニット
化してもケーブル接続のためのユニットの分解が不要と
なり、地下タンク等の液深が深い容器の液面を検出する
場合にあっても伝送用のケーブルの付設を簡素化するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフロート式液面計の一用途である二重
殻式タンクの一例を示す図である。
【図2】本発明の一実施例を示す断面図である。
【図3】同上装置の電気的等価回路を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を電気的等価回路により示
す図である。
【符号の説明】
5 液面計 6 ケーブル 6a、6b リード線 10 フロート 13 磁石 14 位置−電気信号変換手段 25 基準抵抗

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出すべき液位に相当する位置にリード
    スイッチが収容された筒状のガイドと、該ガイドに上下
    動可能に遊嵌され、内部に磁石が収容されたフロート
    と、前記ガイドの上部に固定されて外部からのケーブル
    をパッキンを介して引き込み、かつ前記ガイドに着脱可
    能な接続箱とを備え、前記接続箱の内部で前記リードス
    イッチから延びるリード線と前記ケーブルを構成するリ
    ード線とを基準抵抗を介して接続してなるフロート式液
    面計。
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