JPH07110256A - フロート式液面計 - Google Patents
フロート式液面計Info
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- JPH07110256A JPH07110256A JP27764993A JP27764993A JPH07110256A JP H07110256 A JPH07110256 A JP H07110256A JP 27764993 A JP27764993 A JP 27764993A JP 27764993 A JP27764993 A JP 27764993A JP H07110256 A JPH07110256 A JP H07110256A
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Abstract
信号変換手段と測定装置を接続するケーブルの故障を遠
隔点から検知すること。 【構成】 液面に追従する磁石13のフロート10と、
フロート10の移動を規制するガイド部材12に収容さ
れ、磁石13の位置に一致した電気信号を出力するリー
ドスイッチ14とからなるフロート式液面計において、
リードスイッチ14と測定手段とを接続するケーブル6
のリードスイッチ14側に基準抵抗25を接続する。液
が無く、正常時にはリードスイッチ14が作動し、基準
抵抗25に近い値の抵抗値が検知されるから、ケーブル
6が短絡しり、切断した場合と区別することが可能とな
る。
Description
トの磁石の位置を電気信号に変換して液位を測定する液
面計に関する。
を、位置−電気信号変換手段により電気信号に変換する
液面計は、環状に構成されたフロートをパイプによりガ
イドするとともに、パイプに位置−電気信号変換手段を
収容して構成されている。とくに位置−電気信号変換手
段としてリードスイッチ等、フロートの磁石の位置を点
として検出するものにあっては、フロートの磁石が位置
−電気信号変換手段から離れた場合には、液面がこの位
置から変移したのか、またマイクロスイッチ自体が故障
したのか判断が付かないため、定期的な点検を必要とし
ていた。
情に鑑みてなされたものであって、その目的とするとこ
ろはフロートの磁石の位置を検出する位置−電気信号変
換手段の故障を検知することができる新規なフロート式
液面計を提供することである。
るために本発明においては、液面に追従する磁石付のフ
ロートと、前記フロートの移動をガイドするガイド部材
と、前記ガイド部材に収容され、前記フロートの磁石の
位置に一致した電気信号を出力する位置−電気信号変換
手段と、前記位置−電気信号変換手段の出力端子に接続
された基準抵抗とを備えるようにした。
スイッチが使用されている場合にも基準抵抗の抵抗値が
出力されるから、位置−電気信号変換手段の故障の有無
を判定することができる。
に基づいて説明する。図1は、本発明の液面計の適用さ
れる二重殻式地下貯油タンクで、燃料油を収容するタン
ク1と、内タンク1が破損した場合に生じる燃料の流出
を防止するとともに、地下水などからタンク1を保護す
るためにこれと一定の間隙2を保って設けられた外殻3
から構成されている。このような二重殻式タンクにおい
ては、間隙2に水が侵入すると、この水がタンク1を腐
蝕させる原因となること、また内タンク1の破損による
燃料油の漏洩を検知するために、内タンク1を貫通して
底部の間隙2に連通する立ち上げ管4を設け、ここに液
面計5を収容し、その出力をケーブル6により外部に設
けれた測定装置7に出力するように構成されている。
面計5の一実施例を示すものであって、10は、液位に
応じて上下動するフロートで、下端が栓11により密封
された非磁性材からなるパイプ状ガイド12に上下動可
能に遊嵌され、内部には磁石13を収容して構成されて
いる。ガイド12には検出すべき液位にフロート10が
位置したとき、磁石13に応動する位置−電気信号変換
手段、この実施例ではフロート10の磁石13が対向し
ていない時はオフ状態で、作動時点、すなわちフロート
10の磁石が対向したときにはオン状態となるリードス
イッチ14が収容されている。これらフロート10とガ
イド12は、底面が開放され、上面に通孔15、15が
穿設され、液が自由に侵入できる保護キャップ16に収
容されている。ガイド12は、保護キャップ16の上部
に形成された通孔17を貫通して、接続箱20の下端に
突出し、ガイド12の外周に刻まれたネジに上下から螺
合したナット18、18により保護キャップ16に気密
に固定されている。接続箱20は、下端が保護キャップ
16に気密となるように固定され、また上端にはパッキ
ン22を介してケーブル6を気密状態で固定できるキャ
ップ23を設けて構成されている。
せてケーブル6が引き込まれていて、ケーブル6を構成
している一方のリード線6aはそのまま位置−電気信号
変換手段14の端子14aに接続され、また他方のリー
ド線6bは、基準抵抗25を直列に接続された上で位置
−電気信号変換手段14の他方の端子14bに接続され
ている。リード線6aと端子14aとの接続領域は熱収
縮チューブ26aにより被覆され、同様に基準抵抗25
本体と、リード線6b及び端子14bとの接続領域は、
熱収縮チューブ26bにより被覆されている。なお、図
中符号28は、フロート10の抜け止め部材を、また3
0は、液の侵入を可能ならしめる通孔31、31が穿設
され、立上管4の下端に固定された底板を示す。
げ材に使用して立上管4の開口から液面計5を降ろす
と、保護キャップ16の下端が内タンク1の底面に固定
されている底板30に当接して、ここに垂直に自立す
る。いまの状態は、外殻3と内タンク1との空間2に液
が侵入していないので、フロート10は、ガイド12の
下端の抜け止め部材28に接している。このため、位置
−電気信号変換手段14は、フロート10に収容されて
いる磁石13からの磁界を受けてオンとなっている。こ
のため、位置−電気信号変換手段14は、短絡状態であ
り基準抵抗を示している。
基準液位を越えるところまで増加すると、フロート10
が上昇するため、位置−電気信号変換手段14にフロー
ト10の磁界が作用しなくなるから、位置−電気信号変
換手段が図3に示すオン状態からオフ状態になり、回路
全体が開放状態となって抵抗値が無限大となる。この抵
抗値は、測定装置7により測定され、内タンク1と外殻
3とに侵入した液が、基準液位を越えたことが検知でき
る。
6に障害が生じてリード線6a、6bが短絡した場合に
は、ケーブル6を構成しているリード線6a、6bだけ
の抵抗となり、基準抵抗25と大きく異なる抵抗値が測
定されるから、短絡事故であることが判明する。
号変換手段としてフロートの磁石の作用によりオンとな
るリードスイッチを用いた場合に例を採って説明した
が、フロートの磁石が対向した場合にはオフとなるタイ
プのリードスイッチを使用する場合には、図4に示した
ように位置−電気信号変換手段14の両端子に基準抵抗
33を並列接続することにより、液が基準液位以下の場
合とケーブルが短絡した場合とを区別することができ
る。
クのギャップへの液体の侵入を検出する場合に例を採っ
て説明したが、一般的な液体の液面測定のための液面計
に適用しても同様の作用を奏することは明らかである。
は、液面に追従する磁石付きのフロートと、フロートの
移動をガイドするガイド部材に収容され、フロートの磁
石の位置に一致した電気信号を出力する位置−電気信号
変換手段と、位置−電気信号変換手段の出力を伝送する
ケーブルとからなるフロート式液面計において、位置−
電気信号変換手段とケーブルとの接続点の近傍で基準抵
抗を接続したので、ケーブルの短絡とフロートの磁石が
検出すべき位置に到達したこととを確実に区別すること
ができ、液面計の信頼性を向上することができる。
殻式タンクの一例を示す図である。
す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 液面に追従する磁石付のフロートと、前
記フロートの移動をガイドするガイド部材と、前記ガイ
ド部材に収容され、前記フロートの磁石の位置に一致し
た電気信号を出力する位置−電気信号変換手段と、前記
位置−電気信号変換手段の出力を伝送するケーブルとか
らなり、前記位置−電気信号変換手段と前記ケーブルと
の接続点の近傍で基準抵抗を前記ケーブルに接続してな
るフロート式液面計。 - 【請求項2】 前記位置−電気信号変換手段が、常閉型
磁気感応リードスイッチで構成され、また前記基準抵抗
が前記ケーブルと位置−電気信号変換手段とに直列に接
続されている請求項1のフロート式液面計。 - 【請求項3】 前記位置−電気信号変換手段が、常開
型磁気感応リミットスイッチで構成され、また前記基準
抵抗が前記ケーブルと位置−電気信号変換手段とに並列
に接続されている請求項1のフロート式液面計。 - 【請求項4】 前記ガイド部材の上部に前記ケーブルを
気密的に引き込む接続箱が設けられていて、前記基準抵
抗が前記接続箱に収容されている請求項1のフロート式
液面計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5277649A JP3006651B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | フロート式液面計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5277649A JP3006651B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | フロート式液面計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07110256A true JPH07110256A (ja) | 1995-04-25 |
JP3006651B2 JP3006651B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=17586371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5277649A Expired - Fee Related JP3006651B2 (ja) | 1993-10-08 | 1993-10-08 | フロート式液面計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006651B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6834980B2 (en) | 2001-04-13 | 2004-12-28 | Kabushiki Kaisha T An T | Illumination lamp equipment |
WO2014127251A1 (en) * | 2013-02-15 | 2014-08-21 | Eaton Corporation | Two-wire temperature and fluid level limit switch |
-
1993
- 1993-10-08 JP JP5277649A patent/JP3006651B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6834980B2 (en) | 2001-04-13 | 2004-12-28 | Kabushiki Kaisha T An T | Illumination lamp equipment |
WO2014127251A1 (en) * | 2013-02-15 | 2014-08-21 | Eaton Corporation | Two-wire temperature and fluid level limit switch |
US9389115B2 (en) | 2013-02-15 | 2016-07-12 | Eaton Corporation | Two wire temperature and fluid level limit switch |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3006651B2 (ja) | 2000-02-07 |
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