JP2510206Y2 - ガス絶縁電力機器の予測保全装置 - Google Patents
ガス絶縁電力機器の予測保全装置Info
- Publication number
- JP2510206Y2 JP2510206Y2 JP10355890U JP10355890U JP2510206Y2 JP 2510206 Y2 JP2510206 Y2 JP 2510206Y2 JP 10355890 U JP10355890 U JP 10355890U JP 10355890 U JP10355890 U JP 10355890U JP 2510206 Y2 JP2510206 Y2 JP 2510206Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gas
- tank
- predictive maintenance
- terminals
- equipment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Testing Relating To Insulation (AREA)
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案は、ガス絶縁電力機器の予測保全装置におけ
る、センサからの信号線引出し構造に関する。
る、センサからの信号線引出し構造に関する。
B.考案の概要 本考案は、ガス絶縁電力機器のタンク内部導体の部分
放電等を検出する予測保全装置において、 タンクにタンクの内部導体とは垂直方向となるように
端子を配列し、この端子とタンクの内側に配置したセン
サの引出線を接続したことにより、 この端子を通る電気信号が内部導体の磁界の影響を受
けないようにし、正確な情報を得られるようにしたもの
である。
放電等を検出する予測保全装置において、 タンクにタンクの内部導体とは垂直方向となるように
端子を配列し、この端子とタンクの内側に配置したセン
サの引出線を接続したことにより、 この端子を通る電気信号が内部導体の磁界の影響を受
けないようにし、正確な情報を得られるようにしたもの
である。
C.従来の技術 一般に、導体等の電力機器をタンク内に納め、このタ
ンク内に絶縁ガスを封入したガス絶縁電力機器に、予測
保全センサを取り付けてタンク内部における部分放電を
検出することが行われている。
ンク内に絶縁ガスを封入したガス絶縁電力機器に、予測
保全センサを取り付けてタンク内部における部分放電を
検出することが行われている。
従来、予測保全センサ装置は、電力機器の信頼性がセ
ンサの存在により低下することがないよう、タンクの外
部に配置するのを普通とする。
ンサの存在により低下することがないよう、タンクの外
部に配置するのを普通とする。
D.考案が解決しようとする課題 上述の如き従来の予測保全センサ装置は、タンクの外
部に設置していたため、タンク内部で発生する部分放電
等の故障前の十分な情報をノイズと区別して検知するに
は限度があり、十分な情報を得られないという問題があ
った。
部に設置していたため、タンク内部で発生する部分放電
等の故障前の十分な情報をノイズと区別して検知するに
は限度があり、十分な情報を得られないという問題があ
った。
本考案は上述の点に鑑み、タンク内の電力機器の故障
前の情報を十分に検知し得るガス絶縁電力機器の予測保
全装置を新たに提供することを目的とする。
前の情報を十分に検知し得るガス絶縁電力機器の予測保
全装置を新たに提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 本考案のガス絶縁電力機器の予測保全装置は、ガス絶
縁用タンクの内側に配置したセンサの引出線を、内部導
体と垂直方向に配列した端子に接続するようにしたこと
を特徴とする。
縁用タンクの内側に配置したセンサの引出線を、内部導
体と垂直方向に配列した端子に接続するようにしたこと
を特徴とする。
F.作用 上述のように構成することにより、各端子が内部導体
と垂直方向に発生する磁界の影響を受けないよう磁界の
方向に沿って並んでいるので、各端子間を磁界が横切る
ことがなく、これら端子を通るセンサからの信号に悪影
響を与えないようにしたものである。
と垂直方向に発生する磁界の影響を受けないよう磁界の
方向に沿って並んでいるので、各端子間を磁界が横切る
ことがなく、これら端子を通るセンサからの信号に悪影
響を与えないようにしたものである。
G.実施例 以下、本考案のガス絶縁電力機器の予測保全装置の、
実施例を第１図乃至第３図によって説明する。
実施例を第１図乃至第３図によって説明する。
第１図は、本実施例の要部の縦断正面図で第２図は、
その要部側面図である。これらの図で、１はタンク,2は
内部導体である。
その要部側面図である。これらの図で、１はタンク,2は
内部導体である。
タンク１には、その所定箇所から水平方向に延びる小
円筒状のハンドホール３を一体的に設置する。ハンドホ
ール３下部のタンク１との接続部には、タンク内配置用
の予測保全センサ４を設置する。
円筒状のハンドホール３を一体的に設置する。ハンドホ
ール３下部のタンク１との接続部には、タンク内配置用
の予測保全センサ４を設置する。
ハンドホール３の開口には、これを塞ぐように円板状
の蓋板５を設置する。
の蓋板５を設置する。
蓋板５の中央部には、小円板状のガス気密信号線引出
端子部６を設置する。
端子部６を設置する。
引出端子部６は、小円板状でその中央部に２つの端子
7,8を貫通させて設置してある。端子7,8は内部導体とは
垂直方向となるように配置する。
7,8を貫通させて設置してある。端子7,8は内部導体とは
垂直方向となるように配置する。
ハンドホール３内では、センサ４とタンク内に突出し
た各端子7,8との間をそれぞれ接続線９で接続する。各
端子7,8には、それぞれ接続線10の各一端部を接続し、
接続線10の各他端部は図示しない測定装置に接続する。
た各端子7,8との間をそれぞれ接続線９で接続する。各
端子7,8には、それぞれ接続線10の各一端部を接続し、
接続線10の各他端部は図示しない測定装置に接続する。
引出し端子部６は、蓋板５に設置する際、その２つの
端子7,8が導体２が発生する磁界Ｈの向きに沿って並ぶ
ようにする。すなわち、２つの端子7,8が、導体２と垂
直をなすように設置する。
端子7,8が導体２が発生する磁界Ｈの向きに沿って並ぶ
ようにする。すなわち、２つの端子7,8が、導体２と垂
直をなすように設置する。
このように、２つの端子7,8の配置を導体２と垂直方
向とすることにより、磁界が２つの端子7,8の間を通ら
なくなり、磁界に影響されることなく、タンク１内セン
サ４の信号を外部に引き出すことができるものである。
向とすることにより、磁界が２つの端子7,8の間を通ら
なくなり、磁界に影響されることなく、タンク１内セン
サ４の信号を外部に引き出すことができるものである。
なお、第３図に例示する如く、引出し端子部６の２つ
の端子7,8の配置を、導体２と平行方向に並ぶようにす
ると、導体２と垂直方向に発生する磁界が２つの端子7,
8の間を通ることになる。よって、これを流れる電気信
号が磁界の影響を受けてしまう為センサから正確な信号
を引出すことができないものである。
の端子7,8の配置を、導体２と平行方向に並ぶようにす
ると、導体２と垂直方向に発生する磁界が２つの端子7,
8の間を通ることになる。よって、これを流れる電気信
号が磁界の影響を受けてしまう為センサから正確な信号
を引出すことができないものである。
H.考案の効果 以上詳述したように本考案のガス絶縁電力機器の予測
保全装置によれば、ガス絶縁用タンクの内側に配置した
センサの引出線を、内部導体と垂直方向に配列した端子
に接続するようにしたので、タンク内設置センサが適格
に部分放電を検知可能とするとともに、センサの検出信
号を、内部導体と垂直方向に発生する磁界の影響を受け
ないように設置した端子を通じて検出信号を外部に伝達
するので、正確な信号を引き出すことができるという効
果がある。
保全装置によれば、ガス絶縁用タンクの内側に配置した
センサの引出線を、内部導体と垂直方向に配列した端子
に接続するようにしたので、タンク内設置センサが適格
に部分放電を検知可能とするとともに、センサの検出信
号を、内部導体と垂直方向に発生する磁界の影響を受け
ないように設置した端子を通じて検出信号を外部に伝達
するので、正確な信号を引き出すことができるという効
果がある。
また、引出し端子部は、端子を並べて構成した簡素な
構造であるので、安価に製造できるという効果がある。
構造であるので、安価に製造できるという効果がある。
第１図は本考案のガス絶縁電力機器の予測保全装置の一
実施例を示す概略縦断正面図、第２図はその概略側面
図、第３図はその参考説明用の概略側面図である。 １……タンク、２……導体、３……ハンドホール、４…
…センサ、５……蓋板、６……引出し端子部、7,8……
端子、9,10……接続線。
実施例を示す概略縦断正面図、第２図はその概略側面
図、第３図はその参考説明用の概略側面図である。 １……タンク、２……導体、３……ハンドホール、４…
…センサ、５……蓋板、６……引出し端子部、7,8……
端子、9,10……接続線。
Claims (1)
- 【請求項１】ガス絶縁電力機器の部分放電等を検出する
予測保全装置において、 ガス絶縁タンクの内部導体から発生する磁界の影響を受
けないように内部導体とは垂直方向となるようにタンク
の所定部位に端子を設け、この端子にガス絶縁タンクの
内側に配置した予測保全センサの引出線を接続したこと
を特徴とするガス絶縁電力機器の予測保全装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10355890U JP2510206Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | ガス絶縁電力機器の予測保全装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10355890U JP2510206Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | ガス絶縁電力機器の予測保全装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0461077U JPH0461077U (ja) | 1992-05-26 |
| JP2510206Y2 true JP2510206Y2 (ja) | 1996-09-11 |
Family
ID=31848488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10355890U Expired - Lifetime JP2510206Y2 (ja) | 1990-10-01 | 1990-10-01 | ガス絶縁電力機器の予測保全装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2510206Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190073614A (ko) | 2015-06-15 | 2019-06-26 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 고Cr계 오스테나이트 스테인리스강 |
-
1990
- 1990-10-01 JP JP10355890U patent/JP2510206Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20190073614A (ko) | 2015-06-15 | 2019-06-26 | 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 | 고Cr계 오스테나이트 스테인리스강 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0461077U (ja) | 1992-05-26 |
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