JP3013912B2 - 二重タンクの漏洩検知装置 - Google Patents

二重タンクの漏洩検知装置

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JP3013912B2 JP5132091A JP13209193A JP3013912B2 JP 3013912 B2 JP3013912 B2 JP 3013912B2 JP 5132091 A JP5132091 A JP 5132091A JP 13209193 A JP13209193 A JP 13209193A JP 3013912 B2 JP3013912 B2 JP 3013912B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B35/00Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
    • C04B35/01Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
    • C04B35/46Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on titanium oxides or titanates

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内側タンクとその内側
タンクの外側に形成した外側タンクとよりなる二重タン
クの漏洩検知装置に関する。
【0002】
【従来の技術】地下タンクに油や危険物を貯蔵する場
合、その漏洩に対する対策が必要である。直接の経済的
損失や環境破壊を防止するため、コンクリートピット式
が実施されている。しかし、費用がかさむので、二重タ
ンクが提案されている(例えば特開昭62−18208
8号公報、特開昭63−203582号公報参照)。
【0003】この二重タンクの内側タンクは鋼製で、外
側タンクはFRP製で両者の間には、隙間が設けられて
いる。そして、タンクの上方から検知管を挿入し、その
検知管の底部に漏洩検知センサを設けている。
【0004】この検知管により漏洩を検知したら、直ぐ
に地下タンクを掘り起こすことはしないで、二次検査に
より漏洩を再確認している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】二次検査の方法として
は、気密検査が便利で確実性が高い。この検査ができる
ように、検知管の上部に接続箱を設けている。
【0006】一般に、その接続箱は、マンホールの中に
設置されるが、地下であるために、泥水がたまることが
多いので、個別に防水、気密処理することは、スペース
的にも経済的にも避けたい。したがって、検知管へ水や
油が侵入し、漏洩検知センサの劣化や誤動作の原因とな
ると共に、検査作業がやりにくくなる。
【0007】本発明は、漏洩検知管への水や油の浸入を
防止し、かつ、検査の作業性を向上する二重タンクの漏
洩検知装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内側タ
ンクとその内側タンクの外側に形成した外側タンクとよ
りなる二重タンクの漏洩検知装置において、下端が内側
タンクに固定されて内側タンクと外側タンクとの間の空
間に連通し上端が内側タンクに固定された漏洩検知管を
備え、その漏洩検知管の底部に漏洩検知センサを設け、
その漏洩検知管はタンク内の上下方向の変形を吸収する
伸縮部を有し、かつその漏洩検知管の上部に閉鎖体を構
成する気密キャップを設け、その気密キャップには常時
キャップで閉鎖される二次気密検査用パイプが設けら
れ、前記キャップをはずして前記二次気密検査用パイプ
に接続でき、そしてエア源に接続された加圧エア用パイ
プを備えている。
【0009】
【好ましい実施の態様】上記漏洩検知センサには、油や
水等を検知する物質センサや液面フロートセンサを用い
るのが好ましい。
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【作用】したがって、二次気密検査に際して、二次気密
検査用パイプのキャップをはずし、そこに加圧エア用パ
イプを接続して、エア源から加圧エアが気密検査用パイ
プを介して漏洩検知管に流入し、二重タンクの内外側タ
ンクの隙間に注入される。そのエアの圧力の経時的変化
からタンクの損傷を検知することができる。
【0014】このエアの圧力の経時的変化がない場合は
漏洩検知センサの故障であるから気密キャップを外して
漏洩検知センサの点検、交換を行う。
【0015】エアの圧力の経時的変化が認められれば、
実際に漏洩が生じたものであるから、タンクを掘り起こ
して改修しなければならない。
【0016】このように本発明では実際にエアの圧力の
変化を調べるので、センサが漏洩を報知した場合に、セ
ンサの故障か、タンクの損傷かを確実に知ることができ
る。
【0017】
【実施例】以下図面を参照して本発明の実施例を説明す
る。
【0018】図1において、全体を符号Tで示す2重タ
ンクは、鋼製の内側タンク1とその内側タンク1の外側
に形成した繊維強化プラスチック(FRP)板製の外側
タンク2とで構成されており、タンク満タン時の液面L
の上方が気相部であり、下方が液相部である。そして、
この液面Lより下方では図示の通り、内側タンク1と外
側タンク2により間隙δを有する空間Cが形成されてい
る。
【0019】タンクTには漏洩検知管5が取付けられて
いる。この検知管5の下端は内側タンク1に溶接され空
間Cに連通し、上部はタンク1の開口1aを貫通し、貫
通箇所でタンク1に溶接され、上端にフランジ5bが取
付けられている。また、検知管5のタンクT内の部分に
は、伸縮部である蛇腹管5aが形成され、タンクTの上
下方向の変形を吸収するようになっている。
【0020】この漏洩検知管5の下部には漏洩検知セン
サ7が挿入されていて、そして上部には漏洩検知装置の
接続箱10が設けられている。
【0021】接続箱10は、マンホールMの中に設けら
れている。
【0022】図2において、全体を符号10で示す接続
箱の基部11のフランジ11aは、検知管5のフランジ
5bに気密パッキング6を介してボルト28により結合
されている。その基部11の上部には、ケース12が固
設され、このケース12は、カバー13で気密に覆わ
れ、ケース12とカバー13とにより室14が画成され
ている。
【0023】そのケース12内には、気密パッキング1
5を介して閉鎖体である気密キャップ16が設けられ、
基部11の内孔側がシールされている。そして、前記漏
洩検知センサ7の信号線8は気密キャップ16に設けら
れたシール部9を通って端子台18に接続され、端子台
18からの信号線17はケース12のシール部19を通
って図示しない事務所側に接続されている。また、気密
キャップ16には、検知管5と連通させるため、二次気
密検査用パイプ20が設けられ、通常はキャップ21で
閉鎖されている。
【0024】図3は、漏洩検知管5の他の実施例で、検
知管5の上部の蛇腹部5aの上方にフランジ5bを形成
し、タンク1の開口1aに溶接された短管25のフラン
ジ25aと、接続箱10の基部11のフランジ11aと
を共にボルト28により結合した例である。
【0025】図4は後述のように二次気密検査をするた
めの検査装置の一例を示し、図示しないエア源に接続さ
れた加圧エア用パイプ22と、その加圧エアの圧力を測
定する圧力計24と、図2に示すキャップ21を取り外
してパイプ20に接続するためのコネクタ23とを備え
ている。
【0026】次に作用について説明する。
【0027】センサ7が漏洩を検知した場合の二次気密
検査に際し、カバー13を外したのち、キャップ21を
外してパイプ20に加圧エア用パイプ22のコネクタ2
3を接続し、加圧エアを漏洩検知管5を介し空間Cに注
入する。そして、圧力計24より所定時間後のエア圧を
測定し、エア圧の変動によりエアもれすなわちタンクの
損傷を検出する。
【0028】また、漏洩検知センサ7の点検、交換は、
気密キャップ16を外し、容易に行うことができる。
【0029】更に、マンホールM内の接続箱10は、防
水構造なので、検知管5の内部への泥水等の浸入が防止
される。
【0030】さらに、漏洩検知管には伸縮部を設けたの
で、タンクが変形しても検知管が破損することがない。
【0031】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、下記のすぐ
れた効果を奏する。 (a) 加圧エアを流入し、その経時的変化を測定する
ことによりタンクの損傷を検出できる。 (b) したがって、センサの故障かタンクの損傷かを
確実に知ることができる。 (c) 漏洩検知管への水や油の浸入による劣化や誤動
作を防止できる。 (d) 1つの気密キャップで漏洩検知センサの点検、
交換、二次気密検査の実施を行うことができ、作業性が
向上する。 (e) 土圧や温度変化や加圧検査等でタンクが変形し
ても伸縮部により、タンクに固定した漏洩検知管の破損
を防止できる。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略を示す側断面図。
【図2】本発明の一実施例を示す側断面図。
【図3】蛇腹管部の別の実施例を示す側断面図。
【図4】本発明に実施される二次気密検査用の装置の一
例を示す説明図。
【符号の説明】
M・・・マンホール T・・・二重タンク 1・・・内側タンク 2・・・外側タンク 5・・・漏洩検知管 5a・・・蛇腹管部 6・・・気密パッキング 7・・・漏洩検知センサ 8、17・・・信号線 9・・・シール部 10・・・接続箱 11・・・基部 12・・・ケース 13・・・カバー 14・・・室 15・・・気密パッキング 16・・・気密キャップ 18・・・端子台 19・・・シール部 20・・・二次気密検査用パイプ 21・・・キャップ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側タンクとその内側タンクの外側に形
    成した外側タンクとよりなる二重タンクの漏洩検知装置
    において、下端が内タンクに固定されて内側タンクと外
    側タンクとの間の空間に連通し上端が内側タンクに固定
    された漏洩検知管を備え、その漏洩検知管の底部に漏洩
    検知センサを設け、その漏洩検知管はタンク内の上下方
    向の変形を吸収する伸縮部を有し、かつその漏洩検知管
    の上部に閉鎖体を構成する気密キャップを設け、その気
    密キャップには常時キャップで閉鎖される二次気密検査
    用パイプが設けられ、前記キャップをはずして前記二次
    気密検査用パイプに接続でき、そしてエア源に接続され
    た加圧エア用パイプを備えることを特徴とする二重タン
    クの漏洩検知装置。
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