JP2011027393A - 浴槽用給湯口アダプター - Google Patents

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Abstract

【課題】開口から髪の毛が吸い込まれたとしても、簡単に抜き取ることができる浴槽用給湯口アダプターを提供する。
【解決手段】本発明は、浴槽内壁面に浴槽内に突出するように配置される槽内突出部4を備え、槽内突出部4の外周側面に開口42a,42bが設けられるとともに、その開口42a,42bに対応して、槽内突出部4の内部に流路43a,43bが設けられ、開口42a,42bのうち一方の開口(吸引口)から吸い込まれた浴槽内のお湯が、一方の流路(吸引流路)に吸い込まれて浴槽外に流出されるようにした浴槽用給湯口アダプターを対象とする。槽内突出部4の内部に、流路43a,43bに連通された調圧流路6a,6bが設けられ、調圧流路6a,6bの各流入口62a,62bが、槽内突出部4の外面に設けられる。
【選択図】図10

Description

この発明は、浴槽の内壁部に給湯用として取り付けられる浴槽用給湯口アダプターに関する。
浴槽の側壁に取り付けられる給湯口アダプターは、内部に複雑な流路が設けられた流路仕切部材を備えている。このような流路仕切部材の前部には、浴槽内壁面から突出する態様に配置される円盤状の槽内突出部が設けられており、この槽内突出部の外周側面の両側には、2つの開口が設けられている。そして下記特許文献1に示す弁無しの無極性タイプと称される給湯口アダプターでは、追い焚き時に、吸引側となる一方の開口(吸引口)から浴槽内のお湯が吸引されて室外の給湯機に戻されるとともに、給湯機から供給されるお湯が吐出側となる他方の開口(吐出口)から浴槽内に供給されるようになっている。
このような給湯口アダプターは、槽内突出部にフィルターとしてカバー部材が取り付けられているが、このカバー部材が取り外された状態で、入浴しながら、追い焚きを行うような場合、吸引口から吸引されるお湯に伴って、入浴者の髪の毛等の毛髪が吸い込まれてしまうことがある。
そこで下記特許文献2の給湯口アダプターは、槽内突出部の前面における吸引口の近傍に負圧軽減開口部を形成し、吸引口に髪の毛が吸い込まれた際に、負圧軽減開口部からお湯を吸引させることによって、負圧(吸引力)を軽減させて、髪の毛を簡単に抜き取ることができるようにしている。
特開2002−340415号公報 特開2003−90628号公報
しかしながら、上記特許文献2に示す従来の給湯口アダプターは、槽内突出部における吸引口と隣接した位置に、負圧軽減開口部を形成するものであるため、外周側面の吸引口から髪の毛が吸い込まれた際に、残りの他の髪の毛等によって、負圧軽減開口部が閉塞されてしまうことがあり、そうなると、吸引力が軽減されず、髪の毛を抜き取ることが困難になるという課題があった。
この発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、吸引側となる開口から髪の毛が吸い込まれたとしても、その髪の毛を無理なく簡単に抜き取ることができる浴槽用給湯口アダプターを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、以下の手段を備えるものである。
[1]浴槽内壁面に浴槽内に突出するように配置される槽内突出部を備え、前記槽内突出部の外周側面に第1,第2開口が設けられるとともに、その第1,第2開口に対応して、前記槽内突出部の内部に第1,第2流路が設けられ、前記第1,第2開口のうち一方の開口から吸い込まれた浴槽内のお湯が、前記第1,第2流路のうち、前記一方の開口に対応する一方の流路に吸い込まれて浴槽外に流出されるようにした浴槽用給湯口アダプターであって、
前記槽内突出部の内部に、前記一方の流路に連通された調圧流路が設けられるとともに、その調圧流路の流入口が、前記槽内突出部の外面に設けられ、
お湯の吸引時に前記一方の開口の少なくとも一部が閉塞された際に、前記調圧流路の流入口から浴槽内のお湯が吸い込まれて、そのお湯が前記調圧流路を通って、前記一方の流路に流入されるように構成されたことを特徴とする浴槽用給湯口アダプター。
[2]前記調圧流路の流入口が、前記槽内突出部における後面に設けられる前項1に記載の浴槽用給湯口アダプター。
[3]前記調圧流路の流入口が、前記槽内突出部における外周側面に設けられる前項1に記載の浴槽用給湯口アダプター。
[4]前記調圧流路の流入口が、前記槽内突出部における前面に設けられる前項1に記載の浴槽用給湯口アダプター。
[5]前記調圧流路の流入口が、前記槽内突出部の外壁に形成される多数の小孔によって構成される前項1〜4のいずれか1項に記載の浴槽用給湯口アダプター。
[6]前記小孔の外径が0.5〜0.7mmに設定される前項5に記載の浴槽用給湯口アダプター。
[7]前記調圧流路の流入口が、前記槽内突出部の外壁に形成される複数のスリットによって構成される前項1〜4に記載の浴槽用給湯口アダプター。
[8]前記スリットは、その流通方向が途中で折れ曲がる「く」の字状に形成される前項7に記載の浴槽用給湯口アダプター。
[9]前記スリットの幅が0.5〜0.7mmに設定される前項7または8に記載の浴槽用給湯口アダプター。
[10]前記槽内突出部をカバーするためのカバー部材が槽内突出部に着脱自在に設けられ、
前記槽内突出部の前記第1,第2開口に対応して、前記カバー部材に第1,第2開口が設けられ、そのカバー部材側の各開口に、着脱自在にフィルター部品が設けられる前項1〜9のいずれか1項に記載の浴槽用給湯口アダプター。
[11]前記槽内突出部の第1,第2流路における前記第1,第2開口近傍に、異物の侵入を防止するための格子状部材が設けられる前項1〜10のいずれか1項に記載の浴槽用給湯口アダプター
[12]浴槽内壁面に浴槽内に突出するように配置される槽内突出部を備え、前記槽内突出部の外周側面に第1,第2開口が設けられるとともに、その第1,第2開口に対応して、前記槽内突出部の内部に第1,第2流路が設けられ、前記第1,第2開口のうち一方の開口から吸い込まれた浴槽内のお湯が、前記第1,第2流路のうち、前記一方の開口に対応する一方の流路に吸い込まれて浴槽外に流出されるようにした浴槽用給湯口アダプターであって、
前記槽内突出部の内部に、前記第1,第2流路に連通された第1,第2調圧流路がそれぞれ設けられるとともに、その第1,第2調圧流路の各流入口が、前記槽内突出部の外面に設けられ、
お湯の吸引時に前記一方の開口の少なくとも一部が閉塞された際に、前記第1,第2調圧流路のうち、前記一方の流路に対応する一方の調圧流路の流入口から浴槽内のお湯が吸い込まれて、そのお湯が一方の調圧流路を通って、前記一方の流路に流入されるように構成されたことを特徴とする浴槽用給湯口アダプター。
発明[1]〜[4]の浴槽用給湯口アダプターによれば、一方の流路(吸引流路)に通じる一方の開口(吸引口)から髪の毛が吸い込まれた際には、吸引流路に対応する調圧流路を介して、浴槽内のお湯が吸引流路内に吸い込まれる。これにより、吸引流路内の負圧が低減されて、吸引力が低下するため、吸引口に吸い込まれた髪の毛を、弱い力で簡単に抜き取ることができる。特に本発明においては、一方の流路と、調圧流路流入口とを、調圧流路を介して設けるものであるため、調圧流路流入口と、一方の開口とを遠ざけて配置することができる。このため、調圧流路流入口が、残りの他の髪の毛等によって閉塞されるようなことがなく、髪の毛吸引時に、吸引力を確実に低減させることができる。
発明[5]〜[9]の浴槽用給湯口アダプターによれば、調圧流路流入口から、髪の毛等の異物が侵入するのをより一層確実に防止することができる。
発明[10]の浴槽用給湯口アダプターによれば、第1,第2開口のうち、吐出側の開口に対するするフィルター部品だけを取り外すことができ、それにより吐出側の開口の流通抵抗が小さくなるため、お湯を効率良くスムーズに浴槽内に吐出することができる。
発明[11]の浴槽用給湯口アダプターによれば、髪の毛吸引時に、髪の毛が格子状部材に引っかかるため、髪の毛が奥部まで入り込むのを防止でき、髪の毛をより一層簡単に抜き取ることができる。
発明[12]によれば、第1,第2流路の双方に、調圧流路(第1,第2調圧流路)を設けるものであるため、上記と同様に、同様の効果を奏する上で、特に無極性タイプとして好適な浴槽用給湯口アダプターを提供することができる。
図1はこの発明の第1実施形態である浴槽用給湯口アダプターを示す側面断面図である。 図2は第1実施形態の給湯口アダプターを分解して示す斜視図である。 図3は第1実施形態における給湯口アダプターの槽内側部品を示す断面図である。 図4は第1実施形態における給湯口アダプターの槽内側部品を分解して示す斜視図である。 図5は第1実施形態の給湯口アダプターにおける槽外取付部材を示す正面図である。 図6は第1実施形態における給湯口アダプターの流路仕切部材をカバー部材を取り付けた状態で示す一部切欠斜視図である。 図7は第1実施形態における給湯口アダプターの流路仕切部材およびカバー部材を分解して示す斜視図である。 図8は第1実施形態の給湯口アダプターにおける流路仕切部材を示す一部切欠斜視図である。 図9は第1実施形態の給湯口アダプターにおける流路仕切部材を示す図であって、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は下面図である。 図10は第1実施形態の給湯口アダプターにおける流路仕切部材を前壁(前蓋)を取り外した状態で示す図であって、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は下面図である。 図11は第1実施形態の給湯口アダプターにおけるカバー部材を示す図であって、同図(a)は正面図、同図(b)は側面図、同図(c)は下面図である。 図12はこの発明の第2実施形態である浴槽用給湯口アダプターを示す正面断面図である。 図13Aは第2実施形態の浴槽用給湯口アダプターにおける流路仕切部材を示す正面図である。 図13Bは第2実施形態の浴槽用給湯口アダプターにおける流路仕切部材を示す側面図である。 図14は第2実施形態の浴槽用給湯口アダプターにおける流路仕切部材を前壁(前蓋)を取り外した状態で示す正面図である。 図15はこの発明の第3実施形態である浴槽用給湯口アダプターを分解して示す斜視図である。 図16は第3実施形態における給湯口アダプターの流路仕切部材を分解して示す斜視図である。 図17は第3実施形態の流路仕切部材を示す正面図である。 図18は第3実施形態の流路仕切部材を裏面側から見た斜視図である。
<第1実施形態>
図1,2はこの発明の第1実施形態である浴槽用給湯口アダプターを示す図である。両図に示すように、この実施形態の給湯口アダプターは、浴槽の側壁Wに設けられた取付孔Hに組み付けられる。この給湯口アダプターは、室外の給湯機から供給されたお湯を浴槽内に供給する湯はり処理の他に、浴槽内のお湯を吸い込んで室外の給湯機に送り、そこで再加熱して、高温のお湯を浴槽内に戻すようにした追い焚き処理を行えるものである。
なおこの給湯口アダプターは、以下に詳述するように、このアダプターが備える2つの外管接続部1a,1bに対して、給湯機につながる往き管および戻り管のどちらを接続しても使用可能な、いわゆる無極性タイプのものである。さらにアダプター内部に、逆流防止弁等の水の流動を制御するための流動制御弁が設けられない弁無しタイプのものである。
本実施形態の給湯口アダプターは、槽外取付部材1と、雄ねじ部材2と、流路仕切部材3と、カバー部材9とを基本的な構成要素として備えている。なお、以下の説明においては、給湯口アダプターの軸心方向に沿って浴槽に対して内側(図1の左側)を「前側」または「正面側」とし、浴槽に対して外側(図1の右側)を「後側」または「裏面側」として説明する。
図1,2,5に示すように槽外取付部材1は、前面側が開放され、かつ後面側が閉塞された円筒形状の外筒部12と、その外筒部12の内部に同軸心上に配置される円筒形状の内筒部11と、外筒部12の前端外周に設けられた平板リング状のフランジ部15と、外筒部12の後端閉塞壁に設けられる管状の第1,第2外管接続部1a,1bとを一体に有している。
内筒部11の内部空間は、後述の内側流路Aの一部として構成されるとともに、内筒部11および外筒部12間の環状空間は、後述の外側流路Bの一部として構成されている。上記第1外管接続部1aが内側流路Aに連通されるとともに、第2外管接続部1bが外側流路Bに連通されている。
外筒部12の前部内周面には、雄ねじ部材2に組み付けるための雌ねじが刻設されている。さらに図1に示すように内筒部11の内周面には、合成ゴム製のOリング81が収容されている。
槽外取付部材1のフランジ部15の外周縁部には、そのフランジ部15と浴槽外壁面との間の水密を図るための合成樹脂製のパッキン82が取り付けられている。
図1〜4に示すように雄ねじ部材2は、前後両端が開放された円筒形状の胴部21と、その胴部21の前端外周に設けられた平板リング状のフランジ部25とを一体に有する鍔付き円筒形状の硬質合成樹成形品をもって構成されている。
胴部21の外周側面には、上記槽外取付部材1における外筒部12の雌ねじに対応して、雄ねじが刻設されており、胴部21を槽外取付部材1の外筒部12内にねじ込んで固定できるようになっている。
フランジ部25の前面側には、周方向に沿って所定の間隔おきに複数のロック凹部26が形成されている(図2等参照)。
さらにフランジ部25の外周縁部には図2,4に示すように、周方向に間隔をおいて複数の係止溝27が形成されている。各係止溝27は、前面側(入口側)において周方向の一端のみが開放されるとともに、後面側(奥側)において周方向の全域が開放されており、側方(外径方向)から見た状態においてL字形に形成されている。
雄ねじ部材2におけるフランジ部25の後面側(裏面側)には、浴槽内壁面との間に介在されるように、合成ゴム製のリング状パッキン83が設けられている(図1参照)。
そして、槽外取付部材1のフランジ部15が、浴槽の外壁面における取付孔Hの周縁部に沿うように配置された状態で、雄ねじ部材2のフランジ部25が、パッキン83を介して浴槽内壁面における取付孔Hの周縁部に圧接されるようにして、雄ねじ部材2の胴部21が取付孔Hを通じて、槽外取付部材1の外筒部12にねじ込まれて固定される。これにより両部材1,2のフランジ部15,25によって、浴槽側壁Wにおける取付孔周縁部が挟持されて、両部材1,2が浴槽側壁Wに貫通状態に組み付けられる。
図6〜10に示すように、流路仕切部材3は、軸心方向(前後方向)に延びる細長い円筒形状の円筒部31と、その円筒部31の前端部に設けられた円盤状の槽内突出部4とを有している。
槽内突出部4は、内部に複数の流路が設けられる中空構造を有しており、円形板状の後壁41と、後壁41の前面側外周を囲うようにして一体に形成された外周壁42と、外周壁42の前面側開口を閉塞する蓋材からなる前壁5とを備えている。
なお本実施形態において、槽内突出部4の後壁41および外周壁42と、前壁5とによって、槽内突出部4の外壁が構成されるとともに、槽内突出部4の外壁面によって、槽内突出部4の外面が構成されている。
円筒部31は、後述するように槽外取付部材1の内筒部11に接続されるものであり、円筒部31の内部と、それに連通する槽外取付部材1における内筒部11の内部とによって、内側流路Aが形成される。さらに円筒部31は、後述するように雄ねじ部材2の胴部21の内部に配置されるものであり、円筒部31および胴部21間の環状空間と、それに連通する槽外取付部材1における内筒部11および外筒部12間の環状空間とによって、外側流路Bが形成される。
図10等に示すように、槽内突出部4の後壁41には、円筒部31に対応して、第1連通孔41aが形成されるとともに、円筒部31の側方に対応して、円弧状の第2連通孔41bが形成されている。さらに外周壁42の下部両側には、第1,第2開口42a,42bが形成されている。
図7,10に示すように後壁41の前面側には、複数の仕切壁43が形成されており、この仕切壁43によって、槽内突出部4内に、互いに独立する第1,第2流路43a,43bが形成されている。
第1流路43aは、第1連通孔41aから第1開口42aにかけて形成されており、第1連通孔41aを介して、槽内突出部4の後方における円筒部31の内側(内側流路A)に連通されるとともに、第1開口42aを介して、外部(浴槽内)に開放されている。
第2流路43bは、第2連通孔41bから第2開口42bにかけて形成されており、第2連通孔41bを介して、槽内突出部4の後方における円筒部31の外側(外側流路B)に連通されるとともに、第2開口42bを介して、外部(浴槽内)に開放されている。
また槽内突出部4内には、第1流路43aの側方に隣接して第1調圧流路6aが設けられるとともに、第2流路43bの側方に隣接して第2調圧流路6bが設けられている。
第1,第2調圧流路6a,6bは、第1,第2流路43a,43bにそれぞれ連通されており、各連通部が流出口61a,61bとして構成されている。
槽内突出部4における後壁41の両側部には、第1,第2調圧流路6a,6bに対応して、第1,第2調圧流路6a,6bの流入口62a,62bが形成されている。各流入口62a,62bは、多数の小径貫通孔(小孔)によって形成されている。
また後壁41の後面における第1,第2調圧流路流入口62a,62bの内周側(軸心側)には、雄ねじ部材2との間の水密を図るための環状の合成ゴム製パッキン84が周方向に沿って連続して設けられている(図4等参照)。つまり、調圧流路流入口62a,62bは、パッキン84の外側に配置されており、これにより調圧流路流入口62a,62bは、アダプター内ではなく、浴槽側に開放されている。
図8〜10に示すように、槽内突出部4内の第1,第2流路43a,43bにおける第1,第2開口42a,42bの近傍には、格子状部材45,45が設けられており、開口42a,42bから吸い込まれた髪の毛等の異物が、給湯機側に吸い込まれないようにしている。
槽内突出部4の前壁5における第1,第2開口42a,42bと格子状部材45,45間には、流路43a,43bの幅方向に沿って複数の矩形孔52…が形成されている。
図3,4に示すように、槽内突出部4の外周壁42における後端部には、全周にわたって後方へ突出する後方突縁部46が設けられており、その後方突縁部46の内周側の数箇所に係止突起47が周方向に間隔をおいて突設されている。
槽内突出部4における外周壁42の外周側面には、周方向に沿って間隔をおいて複数の係止溝48が形成されている。各係止溝48は、前面側(入口側)において周方向の一端のみが開放されるとともに、後面側(奥側)において周方向に沿って延びるように形成されており、側方(外径方向)から見た状態においてL字形に形成されている。
図7〜10に示すように槽内突出部4の上側部には、ロックピン装着孔55が設けられている。このロックピン装着孔55には前面側からロックピン56が後方へ押し込み可能に挿入されている。このロックピン56は、後方に押し込んだ状態(ロック状態)では、ピン56の先端(後端)が、槽内突出部4の後壁41の後面から後方へ突出して配置されるとともに、手前に引き寄せた状態(ロック解除状態)では、ピン56の先端が、槽内突出部4内に収容されて、後壁41の後面から後方へ突出しないようになっている。さらにこのロックピン56は、ロック状態(押込状態)と、ロック解除状態(引寄状態)とのいずれの状態においても固定可能に構成されており、例えばロック解除状態のロックピン56を指で押し込めば、ロック状態に移行できるとともに、ロック状態のロックピン56をピンセット等を用いて手前に引き寄せれば、ロック解除状態に移行できるようになっている。
以上の構成の流路仕切部材3を、浴槽側壁Wに組み付けられた槽外取付部材1および雄ねじ部材2に組み付けるには図1〜4に示すように、ロックピン56をロック解除状態(引寄状態)に設定した流路仕切部材3における円筒部31を、雄ねじ部材2の内部に配置される槽外取付部材1の内筒部11に挿入する。
さらに流路仕切部材3における槽内突出部4の後方突縁部46を、雄ねじ部材2のフランジ部25の前面側から外嵌しつつ、流路仕切部材3の係止突起47を、雄ねじ部材2側の係止溝27に前面側から挿入する。その後、流路仕切部材3を周方向に少量捻回操作することにより、流路仕切部材3の係止突起47を、係止溝27の入口側から周方向に位置ずれした奥端位置に侵入させて、流路仕切部材3を雄ねじ部材2に対して前後方向に抜け出し不能とする。
続いて、流路仕切部材3のロックピン56を押し込んでロック状態とする。するとロックピン56の先端が、雄ねじ部材2において対応するいずれかのロック凹部26に嵌り込む。これにより、流路仕切部材3は、雄ねじ部材2に対し捻回不能となるため、流路仕切部材3の雄ねじ部材2との組付が意に反して解除されるのを防止することができる。
なお既述したように、槽外取付部材1の内筒部11内に設けられたOリング81によって、その内筒部11と、流路仕切部材3の円筒部31との間の水密が図られるとともに、流路仕切部材3の槽内突出部4の後面に設けられたパッキン84によって、流路仕切部材3の槽内突出部4と、雄ねじ部材2のフランジ部25との間の水密が図られるようになっている。
また槽内突出部4の後面に開口された調圧流路6a,6bの流入口62a,62bは、既述したようにパッキン84の外側に配置されているため、調圧流路流入口62a,62bは、槽内突出部4の後面と、雄ねじ部材2のフランジ部25との間の隙間を介して、浴槽内に連通(開放)されている。
なお雄ねじ部材2のロック凹部26および係止溝27は、周方向に沿って複数設けられており、各ロック凹部26および各係止溝27のいずれにも、流路仕切部材3のロックピン56および係止突起47を係合できるようになっている。従って流路仕切部材3は、所望の回転位置で取り付けることができるようになっている。本実施形態においては、流路仕切部材3を、その2つの開口42a,42bが下部両側に配置されるような回転位置で取り付けている。
このように流路仕切部材3を組み付けた状態においては、内側流路Aが、流路仕切部材3の第1連通孔41aを通じて、流路仕切部材3の第1流路43aに連通されるとともに、外側流路Bが、流路仕切部材3の第2連通孔41bを通じて、流路仕切部材3の第2流路43bに連通されている。従って、室外給湯機から槽外取付部材1の第1外管接続部1aに供給されたお湯(水)は、内側流路Aおよび第1流路43aを通って、第1開口42aから浴槽内に吐出されるようになっている。さらに室外給湯機から槽外取付部材1の第2外管接続部1bに供給されたお湯(水)は、外側流路Bおよび第2流路43bを通って、第2開口42から浴槽内に吐出されるようになっている。
なお本実施形態の給湯口アダプターにおいて、槽外取付部材1、雄ねじ部材2および流路仕切部材3によって構成されるもの、換言すればカバー部材9が取り付けられない状態のものをアダプター本体と称する。
図4,6,7,11に示すようにカバー部材9は、フィルター部材91と、環状取付部材92と、第1,第2周面フィルター部品93a,93bとを備えている。
フィルター部材91は、円形の前壁と、その前壁後面側の外周縁に設けられた外周壁とを備えている。このフィルター部材91の前壁には、多数の小孔からなる前面フィルター部が設けられるとともに、外周壁の下部両側には、上記流路仕切部材3の第1,第2開口42a,42bに対応して、第1,第2開口91a,91bが設けられている。
環状取付部材92は、二重壁構造の外周壁を有しており、上記フィルター部材91の外周壁内面に沿って配置された状態で固定可能に構成されている。さらに環状取付部材92には、フィルター部材91の開口91a,91bに対応して、2つの開口92a,92bがそれぞれ設けられている。さらに環状取付部材92の内周面には、流路仕切部材3の係止溝48に対応して、周方向に間隔をおいて、複数の係止突起94が設けられている(図4等参照)。
周面フィルター部品93a,93bは、湾曲された帯板形状を有し、環状取付部材92の外周壁を構成する二重壁間に挿入されることによって、環状取付部材92の開口92a,92bに取り付けられるようになっている。この周面フィルター部品93a,93bは、環状取付部材92の開口92a,92bに対応する領域がメッシュシートや多数の小孔によって構成されるフィルター部に形成されている。この周面フィルター部品93a,93bは、環状取付部材92に対し着脱可能に構成されており、本実施形態においては後述するように、2つの周面フィルター部品93a,93bのうち、吐出側の開口に対応する周面フィルター部品を取り外すようにしている。
この構成のカバー部材9を、アダプター本体に組み付けるには、カバー部材9の外周壁を、流路仕切部材3の槽内突出部4にその前面側から外嵌しつつ、カバー部材9の係止突起94を、槽内突出部4側の係止溝48に前面側から挿入する。その後、カバー部材9を周方向に少量捻回操作することにより、カバー部材9の係止突起94を、係止溝48の入口側から周方向に位置ずれした奥端位置に侵入させる。これにより、カバー部材9を槽内突出部4に対し前方へ抜け止め不能とした状態に組み付ける。なお必要に応じて、カバー部材9を上記と反対方向に捻回操作して、カバー部材9の係止突起94を、係止溝48の奥端位置から入口側に移動させれば、カバー部材9を槽内突出部4から取り外すことができるようになる。
なお言うまでもなく、カバー部材9をアダプター本体に組み付けた状態では、カバー部材9におけるフィルター部材91および環状取付部材92の各開口91a,91b,92a,92bが、アダプター本体の流路仕切部材3における第1,第2開口42a,42bに対応してそれぞれ配置される。
以上のように構成された本実施形態の給湯口アダプターは、既述したように、室外給湯機と配管接続する際に、槽外取付部材1における2つの外管接続部1a,1bに対して、室外給湯機につながる往き管および戻り管のどちらを接続しても使用可能な無極性タイプのものである。例えば第1外管接続部1aに往き管、第2外管接続部1bに戻り管を接続した状態において、追い焚き処理を行った場合には、給湯機から供給されるお湯が往き管および第1外管接続部1aを通って内側流路Aに導入され、さらにそのお湯が内側流路Aおよび流路仕切部材3の第1流路43aを通って、流路仕切部材3の第1開口42aおよびカバー部材9の第1開口91a,92aを通って、浴槽内に供給される。
吸込側では、給湯機の吸引力によって、戻り管および外側流路Bが負圧に設定されるため、流路仕切部材3の第2流路43bも負圧となる。従って、浴槽内のお湯(水)は、カバー部材9の第2開口91b,92bおよび流路仕切部材3の第2開口42bを通って、流路仕切部材3の第2流路43bに吸い込まれて、さらにその湯が外側流路Bおよび戻り管を通って給湯機に戻される。
従ってこように配管接続された場合には、第2開口42bが、吸引側の一方の開口(吸引口)として構成され、第2流路43bが、吸引側の一方の流路(吸引流路)として構成される。
一方、第2外管接続部1bに往き管、第1外管接続部1aに戻り管を接続した状態で、追い焚き処理を行った場合には、上記とは逆方向に循環する。すなわち給湯機からのお湯が、往き管、第2外管接続部1b、外側流路B、第2流路43bおよび第2開口42b、91b,92bを通って浴槽内に供給されるとともに、浴槽内のお湯は、第1開口91a,92a,42a、第1流路43a、内側流路A、第1外管接続部1aおよび戻り管を通って給湯機に戻される。
従ってこのように配管接続された場合には、第1開口42aが、吸引側の一方の開口(吸引口)として構成され、第1流路43aが、吸引側の一方の流路(吸引流路)として構成される。
本実施形態では、カバー部材9において、第1,第2周面フィルター部品93a,93bのうち、追い焚き時に吸込側に配置される周面フィルター部品のみが残されて、吐出側に配置される周面フィルター部品は取り外される。例えばカバー部材9の第1開口91a,92aが吐出側となる場合には、その開口91a,92aに対応する第1周面フィルター部品93aが取り外されるとともに、第2開口91b,92bが吐出側となる場合には、第2周面フィルター部品93bが取り外される。従って本実施形態においては、吐出側の開口に障害がなく、流通抵抗が小さくなるため、お湯を効率良くスムーズに浴槽内に吐出することができる。
以上のように構成された本実施形態の給湯口アダプターによれば、調圧流路6a,6bを設けているため、カバー部材9を取り外した状態で使用した際、流路仕切部材3の開口42a,42bのうち吸引側の開口、例えば第2開口(「吸引口」とも称する)42bから、髪の毛が吸い込まれたとしても、その髪の毛を簡単に抜き取ることができる。すなわち吸引口42bから髪の毛が吸い込まれた際には、吸引口42bが髪の毛により閉塞されるため、一時的に、流路仕切部材3の第2流路(「吸引流路」とも称する)43b内の負圧が高くなり、吸引力が増加するものの、その負圧の上昇に伴って、吸引流路43bに連通される第2調圧流路6bの流入口62bから浴槽内のお湯が吸い込まれて、そのお湯が調圧流路6bを通って吸引流路43b内に吸い込まれる。これにより、吸引流路43b内の負圧が低減されて、吸引力も低下するため、吸引口42bに吸い込まれた髪の毛を、弱い力で簡単に抜き取ることができる。
なお言うまでもなく、流路仕切部材3の第1開口42a側が吸引口となる場合であっても、その吸引口42aから髪の毛が吸い込まれた際には、第1調圧流路6aからお湯が吸い込まれることにより、負圧が低減されるため、髪の毛を簡単に抜き取ることができる。
ところで特許文献2(特開2003−90628号公報)に示す従来の給湯口アダプターのように、負圧軽減開口部を、槽内突出部の前面における周面吸引口に隣接した位置に形成する場合には、周面吸引口から髪の毛が吸い込まれた際に、残りの他の髪の毛によって、負圧軽減開口部が閉塞されてしまうことがある。そうすると、内部の吸引流路の負圧を低減できず、吸引力を低減できないため、髪の毛を抜き取ることが困難になってしまうおそれがある。しかも、特許文献2の給湯口アダプターのように、吸引流路上に負圧軽減開口部を形成した場合には、周面吸引口から吸い込まれた髪の毛によって、負圧軽減開口部が内側から閉塞されることもあり、そうすると、負圧を軽減できず、髪の毛を抜き取ることが、より一層困難になってしまうことがある。
これに対し、本実施形態においては、調圧流路6a,6bの流入口62a,62bを、流路仕切部材3における槽内突出部4の後面(裏面)に配置しているため、その調圧流路流入口62a,62bが、槽内突出部4によって隠蔽されるとともに、第1,第2開口42a,42bから離間して配置される。このため、第1または第2開口42a,42bに髪の毛が吸い込まれた際に、他の髪の毛によって調圧流路流入口62a,62bが閉塞されるようなことがなく、髪の毛吸込時に、より確実に負圧を低減させることができる。
さらに本実施形態では、調圧流路6bを介して、吸引流路43bと調圧流路流入口62bとを連通させているため、仮に吸引口42bから髪の毛が吸い込まれたとしても、その髪の毛によって、内側から調圧流路流入口62bが閉塞されることがない。このため、髪の毛が吸い込まれた際には、調圧流路流入口62bおよび調圧流路6bを通って確実にお湯が吸い込まれ、より一層確実に負圧を低減できて、髪の毛を簡単かつ確実に抜き取ることができる。
ここで本実施形態において、調圧流路6a,6bの流入口62a,62bを構成する各小孔(小径貫通孔)の外径寸法(直径)を0.5〜0.7mmに設定するのが良い。
また、本実施形態の給湯口アダプターでは、カバー部材9における周面フィルター部品93a,93bのうち、吸引側には周面フィルター部品が配置されているため、カバー部材を取り付けた状態では、吸引側の開口42aまたは42bから髪の毛が吸い込まれるようなことはない。ところが、アダプター取付作業者が謝って吸引側の周面フィルター部品を取り除いてしまった場合に、髪の毛が開口42aまたは42bから吸い込まれたとしても、調圧流路6aまたは6bからお湯が吸引されることにより負圧が低減されるため、髪の毛を簡単に抜き取ることができる。
また本実施形態においては、槽内突出部4内の吸引流路43bにおける吸引口42bの近傍には、格子状部材45を設けているため、吸引口42bから髪の毛が吸い込まれた際に、より一層確実に抜き取ることができる。
すなわち格子状部材45のない上記特許文献2の給湯口アダプター等においては、吸引口から吸い込まれた髪の毛が、際限なく奥部まで吸い込まれていき、奥部の複雑な流路内で髪の毛が団子状に絡まり合ってしまい、髪の毛を抜き取るのが非常に困難になってしまう。
これに対し、本実施形態では、吸引口42bから吸い込まれた髪の毛は、格子状部材45に引っかかって、奥部に引き込まれていくのを確実に防止することができる。このため、髪の毛が奥部で団子状に絡まり合うの防止でき、髪の毛をより一層確実に抜き取ることができる。
なお本実施形態の給湯口アダプターは、ダブル搬送方式によって湯はりを行うものである。すなわち湯はり時には、給湯機から往き管および戻り管の双方にお湯が供給され、そのお湯が、アダプター本体の内側および外側流路A,B、第1および第2流路43a,43bを通って第1および第2開口42a,42bの双方から浴槽内に供給されるものである。
<第2実施形態>
図12〜14はこの発明の第2実施形態である給湯口アダプターを示す図である。これらの図に示すように、この第2実施形態の給湯口アダプターは、流路仕切部材3における調圧流路6a,6bの構成が、上記第1実施形態の給湯口アダプターのものと相違する。
すなわち本実施形態において、流路仕切部材3における槽内突出部4内の上側部には、中間部から側方(外径方向)に延びる第1,第2調圧流路6a,6bが設けられている。この第1,第2調圧流路6a,6bの内端側は、第1,第2流路43a,43bに連通されており、各連通部が、流出口61a,61bとして構成されている。さらに槽内突出部4の外周壁42には、調圧流路6a,6bの外端位置に対応して、第1,第2流入口62a,62bが形成されており、この第1,第2流入口62a,62bを介して、調圧流路6a,6bが浴槽内に開放されている。
またこの調圧流路流入口62a,62bは、お湯の流入方向が途中で折れ曲がるように、正面断面視において「く」の字状ないし「L」字状の複数のスリットによって構成されており、浴槽内の髪の毛等の異物が、調圧流路流入口62a,62bから吸い込まれないようにしている。
本第2実施形態の給湯口アダプターにおいて、他の構成は、上記第1実施形態の給湯口アダプターと実質的に同一であるため、同一または相当部分に、同一符号を付して重複説明は省略する。
この第2実施形態の給湯口アダプターにおいても、上記第1実施形態と同様に、同様の作用効果を得ることができる。
さらにこの給湯口アダプターにおいても、カバー部材9を取り外した状態で使用した場合に、吸引側となる開口、例えば第2開口(吸引口)42bから、髪の毛が吸い込まれたとしても、その髪の毛を簡単に抜き取ることができる。すなわち吸引口42bから髪の毛が吸い込まれた際には、吸引口42bが髪の毛により閉塞されるため、一時的に、流路仕切部材3の第2流路(吸引流路)43b内の負圧が高くなり、吸引力が増加するものの、負圧の上昇に伴って、吸引流路43bに連通される第2調圧流路6bの流入口62bから浴槽内のお湯が吸い込まれて、そのお湯が調圧流路6bを通って吸引流路43b内に吸い込まれる。これにより、吸引流路43b内の負圧が低減されて、吸引力も低下するため、吸引口42bに吸い込まれた髪の毛を簡単に抜き取ることができる。なお言うまでもなく、流路仕切部材3の第1開口42a側が吸引口となる場合であっても、その吸引口42aから髪の毛が吸い込まれた際には、第1調圧流路6aからお湯が吸い込まれることにより、負圧が低減されるため、髪の毛を簡単に抜き取ることができる。
しかも、本第2実施形態においては、調圧流路6a,6bの流入口62a,62bを、槽内突出部4における外周壁42の両側上部に形成しているため、第1または第2開口42a,42bに髪の毛が吸い込まれた際に、残りの他の髪の毛等によって調圧流路6a,6bの流入口62a,62bが閉塞されるようなことがほとんどなく、髪の毛吸込時において、より確実に負圧を低減させることができ、髪の毛を簡単に抜き取ることができる。
ここで本第2実施形態において、調圧流路6a,6bの流入口62a,62bを構成する各スリットの幅を0.5〜0.7mmに設定するのが良い。すなわちこのような特定範囲内で調圧流路6a,6bを形成することによって、流入口62a,62bからの異物の侵入を確実に防止しつつ、上記した髪の毛吸引時の負圧低減効果を、より確実に得ることができる。
なお、本第2実施形態においては、槽内突出部4にカバー部材9を取り付けた際には、そのカバー部材9によって、調圧流路流入口62a,62bが閉塞されてしまうが、上記第1実施形態で述べたように、槽内突出部4の第1,第2開口42a,42bのうち、吸引側となる一方の開口には、周面フィルター部品93aまたは93bが配置されるため、その開口42a,42bから髪の毛等が吸い込まれるのを確実に防止することができる。
また本第2実施形態においては、調圧流路流入口62a,62bが、槽内突出部4における外周側面に設けられているため、カバー部材9を取り外した際には、調圧流路流入口62a,62bを露出させることができる。このため、施工業者に限られず、使用者によっても、カバー部材9を取り外すだけで簡単に、調圧流路流入口62a,62bの清掃を行うことができ、調圧流路流入口62a,62bの目詰まり等の不具合を確実に防止することができる。
<第3実施形態>
図15〜18はこの発明の第3実施形態である給湯口アダプターを示す図である。これらの図に示すように、本第3実施形態の給湯口アダプターは、流路仕切部材3における前壁5に、調圧流路6a,6bに対応して流入口62a,62bが設けられている。この流入口62a,62bは、上記第1実施形態と同様に多数の小径貫通孔(小孔)によって構成されている。なお流入口62a,62bを構成する各小孔(小径貫通孔)の外径寸法(直径)は、上記第1実施形態と同様に0.5〜0.7mmに設定するのが良い。
その他の構成は、上記第1実施形態と実質的に同様であるため、同一または相当部分に同一符号を付して、重複説明は省略する。
この第3実施形態の給湯口アダプターにおいても、上記実施形態と同様に、同様の作用効果を得ることができる。
例えばこの給湯口アダプターにおいて、カバー部材9を取り外した状態で使用した場合に、吸引側となる開口、例えば第2開口(吸引口)42bから、髪の毛が吸い込まれたとしても、その髪の毛を簡単に抜き取ることができる。すなわち吸引口42bから髪の毛が吸い込まれた際には、吸引口42bが髪の毛により閉塞されるため、一時的に、流路仕切部材3の第2流路(吸引流路)43b内の負圧が高くなり、吸引力が増加するものの、負圧の上昇に伴って、吸引流路43bに連通される第2調圧流路6bの流入口62bから浴槽内のお湯が吸い込まれて、そのお湯が調圧流路6bを通って吸引流路43b内に吸い込まれる。これにより、吸引流路43b内の負圧が低減されて、吸引力も低下するため、吸引口42bに吸い込まれた髪の毛を簡単に抜き取ることができる。なお言うまでもなく、流路仕切部材3の第1開口42a側が吸引口となる場合であっても、その吸引口42aから髪の毛が吸い込まれた際には、第1調圧流路6aからお湯が吸い込まれることにより、負圧が低減されるため、髪の毛を簡単に抜き取ることができる。
しかも、本第3実施形態の給湯口アダプターは、槽内突出部4の前面(前壁5)に調圧流路流入口62a,62bを形成するものの、流入口62a,62bと、第1,第2流路43a,43bとを調圧流路6a,6bを介して連通させるものであるため、第1,第2開口(吸引口)42a,42bから流入口62a,62bを遠ざけて配置することができる。このため、第1または第2開口42a,42bに髪の毛が吸い込まれた際に、残りの他の髪の毛等によって調圧流路6a,6bの流入口62a,62bが閉塞されるのを防止でき、髪の毛吸込時において、より確実に負圧を低減させることができ、髪の毛を簡単に抜き取ることができる。
さらに本第3実施形態においても、上記第2実施形態と同様に、カバー部材9を取り外した際には、調圧流路流入口62a,62bを露出させることができるため、カバー部材9を取り外すだけで簡単に、調圧流路流入口62a,62bの清掃を行うことができ、調圧流路流入口62a,62bの目詰まり等の不具合を確実に防止することができる。
なお、本第3実施形態においても、上記と同様、槽内突出部4にカバー部材9を取り付けた際には、そのカバー部材9によって、調圧流路流入口62a,62bが閉塞されてしまうが、上記第2実施形態で述べたように、槽内突出部4の第1,第2開口42a,42bのうち、吸引側となる一方の開口には、周面フィルター部品93aまたは93bが配置されるため、その開口42a,42bから髪の毛等が吸い込まれるのを確実に防止することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態の給湯口アダプターにおいては、湯はり時に、往き管および戻り管の双方で浴槽内にお湯を供給するダブル搬送式のものを用いているが、それだけに限られず、本発明は、湯はり時に、往き管のみからお湯を浴槽内に供給するようにしたシングル搬送式の給湯口アダプターにも適用することができる。
また上記実施形態においては、無極性タイプの給湯口アダプターを例に挙げて説明しているが、それだけに限られず、本発明においては、有極性タイプの給湯口アダプターにも適用可能である。
さらに上記実施形態においては、第1,第2の2つの流路43a,43bに対応して、第1,第2の2つの調圧流路6a,6bを形成するようにしているが、それだけに限られず、本発明においては、少なくとも吸引側の流路(実施形態では第2流路43b)のみに調圧流路を形成し、吐出側の流路(第1流路43a)には調圧流路(調圧流路流入口)を形成しないようにしても良い。
もっとも本実施形態のように、無極性タイプの給湯口アダプターの場合には、第1,第2開口42a,42b(第1,第2流路43a,43b)のいずれが吸引側になるかは、浴槽に組み付けるまで判らないため、調圧流路等を、第1,第2流路43a,43bの双方に設けておくのが良い。
また本発明においては、槽内突出部における前面、裏面および外周側面のうち、いずれかの一つの面に第1調圧流路流入口62aを設けるとともに、残り2つの面のいずれかに第2調圧流路流入口62bを設けるようにしても良い。例えば第1調圧流路流入口62aを前面に設け、第2調圧流路流入口62bを外周側面または裏面に設けるようにしても良い。
<実施例1>
上記図1〜11に示す第1実施形態の給湯口アダプターを用いて、経済産業省発令の消費生活用製品安全法の規制対象となる給湯口アダプターに対しての髪の毛の吸引に関する評価試験(JIS C9335−2−60に準拠)を行った。
この場合、カバー部材を取り外した状態で、図10(a)に向かって左側に配置される第2開口42b(第2流路43b)側を吸引側とし、上記の評価試験を100回行った。そして各試験毎に、引抜力(ニュートン[N])を測定し、測定した引抜力値を4Nから1Nずつ区間分けして、各区間毎の頻度(回数)を求めた。その結果を以下の表1に示す。
Figure 2011027393
表1から理解できるように、引抜力は全て20N未満という合格基準を確実にクリアしていた。
<実施例2>
上記第1実施形態の給湯口アダプターを用いて、同様の評価試験を行った。この場合、カバー部材を取り外した状態で、図10(a)に向かって右側に配置される第1開口42a(第1流路43a)側を吸引側とした。その結果を以下の表2に示す。
表2から理解できるように、引抜力は全て20N未満であった。
Figure 2011027393
<実施例3>
上記図12〜14に示す第2実施形態の給湯口アダプターを用いて、同様の評価試験を行った。この場合、カバー部材を取り外した状態で、図12に向かって左側に配置される第2開口42b(第2流路43b)側を吸引側とした。そして各試験毎の引抜力を測定し、測定した引抜力値を4.5Nから1Nずつ区間分けして、各区間毎の頻度を求めた。その結果を以下の表3に示す。
Figure 2011027393
表3から理解できるように、引抜力は全て20N未満であった。
<実施例4>
上記第2実施形態の給湯口アダプターを用いて、上記実施例3と同様の評価試験を行った。この場合、カバー部材を取り外した状態で、図12に向かって右側に配置される第1開口42a(第1流路43a)側を吸引側とした。その結果を以下の表3に示す。
Figure 2011027393
表4から理解できるように、引抜力は全て20N未満であった。
<実施例5>
上記図15〜18に示す第3実施形態の給湯口アダプターを用い、試験回数を30回とした以外は、同様に評価試験を行った。この場合、カバー部材を取り外した状態で、図17に向かって左側に配置される第2開口42b(第2流路43b)側を吸引側とした。そして各試験毎の引抜力を測定し、測定した引抜力値を4N以下、4N超〜6N、6N超〜8N、8N超〜10Nの区間に区分けして、各区間毎の頻度をそれぞれ求めた。その結果を以下の表5に示す。
Figure 2011027393
表5から理解できるように、引抜力は全て8N未満であった。
<実施例6>
上記第3実施形態の給湯口アダプターを用いて、上記実施例5と同様の評価試験を行った。この場合、カバー部材を取り外した状態で、図17に向かって右側に配置される第1開口42a(第1流路43a)側を吸引側とした。その結果を以下の表6に示す。
Figure 2011027393
表6から理解できるように、引抜力は全て10N未満であった。
この発明の浴槽用給湯口アダプターは、例えば一般家庭の浴槽に給湯用金具として利用することができる。
4:槽内突出部
41:後壁(後面、外面)
42:外周壁(外周側面、外面)
42a,42b:第1,第2開口
43a,43b:第1,第2流路
45:格子状部材
5:前壁(前面、外面)
6a,6b:第1,第2調圧流路
62a,62b:流入口
9:カバー部材
91a,91b,92a,92b:開口
93a,93b:周面フィルター部品
W:浴槽側壁

Claims (12)

  1. 浴槽内壁面に浴槽内に突出するように配置される槽内突出部を備え、前記槽内突出部の外周側面に第1,第2開口が設けられるとともに、その第1,第2開口に対応して、前記槽内突出部の内部に第1,第2流路が設けられ、前記第1,第2開口のうち一方の開口から吸い込まれた浴槽内のお湯が、前記第1,第2流路のうち、前記一方の開口に対応する一方の流路に吸い込まれて浴槽外に流出されるようにした浴槽用給湯口アダプターであって、
    前記槽内突出部の内部に、前記一方の流路に連通された調圧流路が設けられるとともに、その調圧流路の流入口が、前記槽内突出部の外面に設けられ、
    お湯の吸引時に前記一方の開口の少なくとも一部が閉塞された際に、前記調圧流路の流入口から浴槽内のお湯が吸い込まれて、そのお湯が前記調圧流路を通って、前記一方の流路に流入されるように構成されたことを特徴とする浴槽用給湯口アダプター。
  2. 前記調圧流路の流入口が、前記槽内突出部における後面に設けられる請求項1に記載の浴槽用給湯口アダプター。
  3. 前記調圧流路の流入口が、前記槽内突出部における外周側面に設けられる請求項1に記載の浴槽用給湯口アダプター。
  4. 前記調圧流路の流入口が、前記槽内突出部における前面に設けられる請求項1に記載の浴槽用給湯口アダプター。
  5. 前記調圧流路の流入口が、前記槽内突出部の外壁に形成される多数の小孔によって構成される請求項1〜4のいずれか1項に記載の浴槽用給湯口アダプター。
  6. 前記小孔の外径が0.5〜0.7mmに設定される請求項5に記載の浴槽用給湯口アダプター。
  7. 前記調圧流路の流入口が、前記槽内突出部の外壁に形成される複数のスリットによって構成される請求項1〜4に記載の浴槽用給湯口アダプター。
  8. 前記スリットは、その流通方向が途中で折れ曲がる「く」の字状に形成される請求項7に記載の浴槽用給湯口アダプター。
  9. 前記スリットの幅が0.5〜0.7mmに設定される請求項7または8に記載の浴槽用給湯口アダプター。
  10. 前記槽内突出部をカバーするためのカバー部材が槽内突出部に着脱自在に設けられ、
    前記槽内突出部の前記第1,第2開口に対応して、前記カバー部材に第1,第2開口が設けられ、そのカバー部材側の各開口に、着脱自在にフィルター部品が設けられる請求項1〜9のいずれか1項に記載の浴槽用給湯口アダプター。
  11. 前記槽内突出部の第1,第2流路における前記第1,第2開口近傍に、異物の侵入を防止するための格子状部材が設けられる請求項1〜10のいずれか1項に記載の浴槽用給湯口アダプター
  12. 浴槽内壁面に浴槽内に突出するように配置される槽内突出部を備え、前記槽内突出部の外周側面に第1,第2開口が設けられるとともに、その第1,第2開口に対応して、前記槽内突出部の内部に第1,第2流路が設けられ、前記第1,第2開口のうち一方の開口から吸い込まれた浴槽内のお湯が、前記第1,第2流路のうち、前記一方の開口に対応する一方の流路に吸い込まれて浴槽外に流出されるようにした浴槽用給湯口アダプターであって、
    前記槽内突出部の内部に、前記第1,第2流路に連通された第1,第2調圧流路がそれぞれ設けられるとともに、その第1,第2調圧流路の各流入口が、前記槽内突出部の外面に設けられ、
    お湯の吸引時に前記一方の開口の少なくとも一部が閉塞された際に、前記第1,第2調圧流路のうち、前記一方の流路に対応する一方の調圧流路の流入口から浴槽内のお湯が吸い込まれて、そのお湯が一方の調圧流路を通って、前記一方の流路に流入されるように構成されたことを特徴とする浴槽用給湯口アダプター。
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