JP2002138528A - 水栓ボックス - Google Patents

水栓ボックス

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JP2002138528A
JP2002138528A JP2000331818A JP2000331818A JP2002138528A JP 2002138528 A JP2002138528 A JP 2002138528A JP 2000331818 A JP2000331818 A JP 2000331818A JP 2000331818 A JP2000331818 A JP 2000331818A JP 2002138528 A JP2002138528 A JP 2002138528A
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Naoto Yamada
直人 山田
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KAKUDAI KK
Kakudai Mfg Co Ltd
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KAKUDAI KK
Kakudai Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 様々なパターンの配管に容易に対応すること
ができる水栓ボックスを提供する。 【解決手段】 水栓ボックス1は、前方に開口した方形
ボックス本体2を備えており、ボックス本体2の上壁21、
下壁22、左側壁23および右側壁24に、給水管を通し得る
貫通孔3が1つずつあけられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給水配管におい
て、壁に形成された配管取出し孔の周囲に壁の裏側に突
出するように配され、内部に水栓を収容するのに用いら
れる水栓ボックスに関する。
【0002】この明細書において、「水」には湯が含ま
れるものとする。
【0003】
【従来の技術】例えば、さや管ヘッダ工法による給水配
管の場合、通常、壁に形成された配管取出し孔の周囲
に、水栓ボックスが、壁の裏側に突出するように配され
る。水栓ボックスとしては、前方に開口した方形ボック
ス本体を備え、ボックス本体の下壁に給水管挿通用貫通
孔が1つあけられており、この孔に通された給水管の先
端部がボックス本体内に配された給水栓に接続されるよ
うになっているものが知られている。また、貫通孔の周
縁には、さや管接続筒部が、ボックス本体と一体に形成
されており、同筒部には、一端部がヘッダに接続されて
いるさや管の他端部が接続され、このさや管の中を給水
管が通される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
水栓ボックスの場合、内部に分岐栓や止水栓を収容し
て、そこから更に給水管を分岐または延長させるといっ
た配管には対応することができなかった。
【0005】本発明の目的は、様々なパターンの配管に
容易に対応することができる水栓ボックスを提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明による水栓ボック
スは、前方に開口した方形ボックス本体を備えており、
ボックス本体の上壁、下壁、左側壁および右側壁のうち
少なくともいずれか2つの壁の各々に、給水管を通し得
る貫通孔が1つまたは複数あけられているものである。
【0007】また、本発明による水栓ボックスとして
は、前方に開口した方形ボックス本体を備えており、ボ
ックス本体の上壁、下壁、左側壁および右側壁のうちい
ずれか1つの壁に、給水管を通し得る貫通孔が複数あけ
られているものもある。
【0008】上記の水栓ボックスにあっては、ボックス
本体に形成された貫通孔の数に応じた範囲内で1本また
は複数本の給水管の先端部または基端部をボックス本体
内に導入し、これらをボックス本体内に収容された給水
栓、分岐栓または止水栓等の水栓に接続することができ
る。
【0009】本発明による水栓ボックスにおいて、全て
の貫通孔のうち給水管を通すべき箇所以外の箇所にある
貫通孔が、同孔の内縁に止められる係止部または同孔の
内周面に形成された雌ねじにねじ嵌められる雄ねじを有
する孔カバーによって塞がれているのが好ましい。
【0010】このような孔カバーが水栓ボックスに備え
られていれば、同孔カバーによって、給水管が通されな
い貫通孔からボックス本体内に埃等の異物が侵入するの
が防止される。
【0011】本発明による水栓ボックスにおいて、全て
の貫通孔のうち給水管を通すべき箇所にある貫通孔とこ
れに通される給水管との隙間が、同孔の内縁に止められ
る係止部または同孔の内周面に形成された雌ねじにねじ
嵌められる雄ねじを有する環状隙間カバーによって塞が
れている場合がある。
【0012】このような隙間カバーが水栓ボックスに備
えられていれば、貫通孔の孔径が給水管の外径と比べて
かなり大きい場合でも、同隙間カバーによって、貫通孔
と給水管との隙間からボックス本体内に埃等の異物が侵
入するのが防止される。
【0013】また、本発明による水栓ボックスにおい
て、ボックス本体に、これの全ての貫通孔のうち給水管
を通すべき箇所にある貫通孔に通じるように、同孔の内
縁に止められる係止部または同孔の内周面に形成された
雌ねじにねじ嵌められる雄ねじを内端部に有するさや管
接続筒が接続されている場合もある。
【0014】このようなさや管接続筒が水栓ボックスに
備えられていれば、さや管ヘッダ工法に容易に対応する
ことができる。
【0015】本発明による水栓ボックスが上記さや管接
続筒を備えている場合において、さや管接続筒内に、同
筒とこれの内部を通される給水管との隙間を塞ぐ環状隙
間カバーが挿入固定されているのが好ましい。
【0016】このような隙間カバーがさや管接続筒内に
挿入固定されていれば、同隙間カバーによって、さや管
接続筒と給水管との隙間からボックス本体内に異物が侵
入するのが防止される。
【0017】本発明による水栓ボックスにおいて、ボッ
クス本体の後壁前面に、ボックス本体内に収容される水
栓の後部に設けられた垂直板状差込部が差し込まれる水
栓受け部が形成されているのが好ましい。
【0018】このような水栓受け部がボックス本体の後
壁前面に形成されていれば、ボックス本体内に収容され
た水栓を容易に固定することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明による水栓ボ
ックスの1実施形態を示すものである。図1に示すよう
に、水栓ボックス(1)は、前方に開口した方形ボックス
本体(2)を備えており、ボックス本体(2)の上壁(21)、下
壁(22)、左側壁(23)および右側壁(24)に、給水管(図示
略)を通し得る貫通孔(3)が1つずつあけられている。
全ての貫通孔(3)のうち給水管を通すべき箇所以外の箇
所にある左右2つの貫通孔(3)が、同孔の内縁に止めら
れる係止部(41)を有する孔カバー(4)によって塞がれて
いる。ボックス本体(2)には、これの全ての貫通孔(3)の
うち給水管を通すべき箇所にある上下2つの貫通孔(3)
に通じるように、同孔の内縁に止められる係止部(51)を
内端部に有するさや管接続筒(5)が接続されている。さ
や管接続筒(5)内には、同筒(5)とこれの内部を通される
給水管との隙間を塞ぐ環状隙間カバー(6)が挿入固定さ
れている。また、ボックス本体(2)の後壁(25)前面に
は、ボックス本体(2)内に収容される水栓(11)の後部に
設けられた垂直板状差込部(14)が差し込まれる水栓受け
部(26)が形成されている。
【0020】ボックス本体(2)の上下壁(21)(22)および
左右側壁(23)(24)における前縁寄り部分の外面には、ボ
ックス本体固定用フランジ(27)が一体に設けられてい
る。フランジ(27)は、これらに設けられた貫通孔(3)に
通されたネジまたは釘によって壁(W)の裏面における方
形状配管取出し孔(W1)の周縁部に固定される。そして、
ボックス本体(2)におけるフランジ(27)よりも前方に突
出した前方開口部(28)が、配管取出し孔(W1)に、壁(W)
の裏側から挿入されるようになっている。
【0021】ボックス本体(2)の貫通孔(3)は、いずれも
給水管の外径よりも大きい孔径を有する断面円形のもの
であって、上下壁(21)(22)および左右側壁(23)(24)の中
央部に設けられている。
【0022】水栓受け部(26)は、左右側壁、底壁および
前壁よりなる。前壁には、これの上縁から中央部にかけ
て切欠き(261)が設けられている。
【0023】水栓ボックス(1)は、上記ボックス本体(2)
以外に、ボックス本体(2)の前方開口部(28)の周囲に配
される方形前枠(7)と、ボックス本体(2)の前方開口部(2
8)を開閉する内外2重の扉(8)(9)とを備えている。
【0024】前枠(7)は、ボックス本体(2)の前方開口部
(28)と壁(W)の配管取出し孔(W1)との間隙に嵌め入れら
れる断面方形の嵌入部(71)と、嵌入部(71)の前端から外
方に張り出しかつ壁(W)の表面における配管取出し孔(W
1)の周縁部に沿わされる断面L形の表面化粧部(72)とを
備えている。
【0025】内扉(8)は、これの上下縁左端に形成され
た垂直軸部(図示略)が、ボックス本体(2)の上下壁(2
2)内面における左縁前端寄り部分に形成された軸部受け
孔(29)に嵌め込まれることによって、開閉自在となって
いる。内扉(8)には、ボックス本体(2)内に収容される水
栓(11)の分岐口(122)を露出させるための上部貫通孔(8
1)と、同孔(81)の下側に設けられかつ水栓(11)のハンド
ル(131)を露出させるための下部貫通孔(82)とが設けら
れている。
【0026】外扉(9)は、ボックス本体(2)内に収容され
た水栓(11)を使用しないときに、内扉(8)の上下部貫通
孔(81)(82)を通して見えるボックス本体(2)内の様子を
隠すためのものであって、これの上下縁左端に形成され
た垂直軸部(91)が、前枠(7)の嵌入部(71)の上下枠部内
面における左端部に形成された軸部受け孔(711)に嵌め
込まれることによって、開閉自在となっている。なお、
前枠(7)の嵌入部(71)の上下枠部前面には、軸部受け孔
(711)に連なる切欠き(712)が設けられており、水栓(11)
を使用する際には、これらの切欠き(712)を通じて外扉
(9)の垂直軸部(91)を軸部受け孔(711)から外すことによ
って、外扉(9)を簡単に取り外せるようになっている。
【0027】さや管接続筒(5)は、合成樹脂により形成
されている。筒(5)の外径は、貫通孔(3)の孔径よりもや
や大きいものとなされていて、筒(5)の内端面が貫通孔
(3)の外縁に当接するようになされている。筒(5)の内周
面の中程には、環状内部拡大溝(52)が設けられている。
筒(5)の係止部(51)は全部で4つあって、筒(5)の内端面
に円周方向に所定間隔おきに突出状に設けられており、
若干の弾性を有している。各係止部(51)の先端部分に
は、貫通孔(3)の内縁に止められる外向き係止爪(511)が
設けられている。さや管接続筒(5)は、これの係止部(5
1)先端をボックス本体(2)の貫通孔(3)の外縁に外側から
押し付けるようにすると、係止部(51)が内方に若干弾性
変形しながら係止爪(511)が貫通孔(3)を通過し、完全に
通過し終えたところで復元して係止爪(511)が貫通孔(3)
の内縁に止められ、それによってボックス本体(2)に固
定される。なお、詳しい図示は省略したが、さや管接続
筒(5)の外端側部分に、さや管の一端部が、公知の接続
手段によって接続される。
【0028】隙間カバー(6)は、エラストマー等の弾性
部材により形成されており、さや管接続筒(5)の環状内
部拡大溝(52)に嵌め入れられる嵌入部(61)と、嵌入部(6
1)から内方に突出しかつこれの内側に給水管が嵌められ
る給水管保持部(62)とよりなる。
【0029】孔カバー(4)は、合成樹脂から形成された
略円盤状のものである。孔カバー(4)の係止部(41)は全
部で4つあって、孔カバー(4)内面の周縁沿い部分に円
周方向に所定間隔おきに突出状に設けられており、若干
の弾性を有している。各係止部(41)の先端部分には、貫
通孔(3)の内縁に止められる外向き係止爪(411)が設けら
れている。孔カバー(4)も、上記のさや管接続筒(5)と同
様にして、ボックス本体(2)に固定される。
【0030】図3および4に示すように、上記の水栓ボ
ックス(1)に収容される水栓(11)は、下端部に一次側給
水管接続口(121A)を有しかつ上端部に二次側給水管接続
口(121B)を有する垂直筒部(121)および垂直筒部(121)の
高さ中央から前方に突出した分岐口(122)とよりなる分
岐栓本体(12)と、垂直筒部(121)における分岐口(122)よ
りも下側部分に設けられかつハンドル(131)を有する開
閉弁(13)とを備えた分岐栓よりなる。前記垂直板状差込
部(14)は、水栓(11)の垂直筒部(121)の後部に、後方突
出状連結部(15)を介して設けられている。この差込部(1
4)がボックス本体(2)の水栓受け部(26)に上方から差し
込まれてこれに受けられることにより、水栓(11)が水栓
ボックス本体(2)に支持される。なお、水栓受け部(26)
の前壁の切欠き(261)は、差込部(14)を水栓受け部(26)
に差し込む際に後方突出状連結部(15)を逃がすために形
成されたものである。
【0031】図5は、上記水栓ボックス(1)を使用した
配管の一例を示すものである。図5に示すように、壁面
の所定箇所に設けられた水栓ボックス(1A)内に分岐栓よ
りなる水栓(11A)が配されるとともに、その上方に設け
られた水栓ボックス(1B)内に給水栓よりなる水栓(11B)
が配され、これらが2次側給水管(102)によって接続さ
れている。分岐栓(11A)には、基端がヘッダ(図示略)
に接続された1次側給水管(101)の先端が接続されてい
る。1次側給水管(101)および2次側給水管(102)は、水
栓ボックス(1A)(1B)の外において、されぞれさや管(10
3)の中に通されている。下側の水栓ボックス(1A)および
これの内部に収容された分岐栓(11A)は、図1〜4に示
すものと同じである。上側の水栓ボックス(1B)は、図1
〜4の水栓ボックス(1)において、ボックス本体(2)の下
壁(22)の貫通孔(3)に通じるようにさや管接続筒(5)を接
続し、残りの3つの貫通孔(3)を孔カバー(4)で塞いだも
のである。上側の水栓ボックス(1B)内に収容される給水
栓(11B)は、下面に二次側給水管接続口(図示略)を有
し、前面上部に簡易着脱式ホース継手付き水流出口(10
4)を有し、前面下部に開閉弁のハンドル(105)を有する
ものである。ヘッダから一次側給水管(101)を経て下側
水栓ボックス(1A)内の分岐栓(11A)に供給された水は、
分岐栓(11A)の分岐口(122)およびこれに接続されたホー
ス(図示略)を経て例えば浄水器に供給される。分岐栓
(11A)および2次側給水管(102)を経て上側の水栓ボック
ス(1B)内の給水栓(11B)に送られた水は、ホース継手に
よって水流出口(104)に接続されたホース(図示略)を
介して例えば食器洗い機に供給される。
【0032】図6は、上記水栓ボックス(1)を使用した
配管の他の例を示すものである。図6に示すように、壁
面の所定箇所に設けられた水栓ボックス(1C)内に原水・
浄水切替弁付き給水栓よりなる水栓(11C)が配されると
ともに、その上方に設けられた水栓ボックス(1D)内に原
水送り用給水栓よりなる水栓(11D)が配されて、両水栓
(11C)(11D)が2次側縦給水管(107)によって接続され、
さらに、原水・浄水切替弁付き給水栓(11C)の左方に設
けられた水栓ボックス(1E)内に浄水戻し用給水栓よりな
る水栓(11E)が配されて、両水栓(11C)(11E)が2次側横
給水管(108)によって接続されている。原水・浄水切替
弁付き給水栓(11C)には、基端がヘッダに接続された1
次側給水管(106)の先端が接続されている。1次側給水
管(106)、2次側縦給水管(107)および2次側横給水管(1
08)は、水栓ボックス(1A)(1B)(1C)の外において、され
ぞれさや管(109)の中に通されている。下右側の水栓ボ
ックス(1C)は、図1〜4に示した水栓ボックス(1)にお
いて、ボックス本体(2)の上壁(21)、下壁(22)および左
側壁(23)の貫通孔(3)に通じるようにさや管接続筒(5)を
接続し、残りの1つの貫通孔(3)を孔カバー(4)で塞いだ
ものである。下右側の水栓ボックス(1C)内に収容される
原水・浄水切替弁付き給水栓(11C)は、下面に1次側給
水栓接続口(図示略)を有し、前面下部に吐水口(110)
を有し、前面上部に原水用開閉弁のハンドル(111)およ
び浄水用開閉弁のハンドル(112)を有し、前面中央部に
原水・浄水切替弁のハンドル(113)を有するものであ
る。上側の水栓ボックス(1D)は、図1〜4の水栓ボック
ス(1)において、ボックス本体(2)の下壁(22)の貫通孔
(3)に通じるようにさや管接続筒(5)を接続し、残りの3
つの貫通孔(3)を孔カバー(4)で塞いだものである。上側
の水栓ボックス(1D)内に収容される給水栓(11D)は、下
面に二次側給水管接続口(図示略)を有し、前面上部に
簡易着脱式ホース継手付き原水流出口(114)を有し、前
面下部に開閉弁のハンドル(115)を有するものである。
下左側の水栓ボックス(1E)は、図1〜4の水栓ボックス
(1)において、ボックス本体(2)の左側壁(23)の貫通孔
(3)に通じるようにさや管接続筒(5)を接続し、残りの3
つの貫通孔(3)を孔カバー(4)で塞いだものである。下左
側の水栓ボックス(1E)内に収容される給水栓(11E)は、
右側面に二次側横給水管接続口(図示略)を有し、前面
上部に簡易着脱式ホース継手付き浄水流入口(116)を有
し、前面下部に開閉弁のハンドル(117)を有するもので
ある。ヘッダから一次側給水管(106)を経て下右側の水
栓ボックス(1)内の給水栓(11C)に供給された原水は、必
要に応じて、2次側縦給水管(107)、上側水栓ボックス
(1D)内の原水送り用給水栓(11D)、および同給水栓(11D)
の原水流出口(114)にホース継手によって接続されたホ
ース(H)を経て、浄水器(P)に送られる。浄水器(P)から
出た浄水は、下左側水栓ボックス(1E)内の給水栓(11E)
の浄水流入口(116)にホース継手によって接続されたホ
ース(H)、同給水栓(11E)および2次側横給水管(108)を
経て、下右側水栓ボックス(1C)内の給水栓(11C)に供給
される。そして、給水栓(11C)の吐水口(110)から、原水
または浄水が選択的に吐出される。
【0033】なお、上記の実施形態はあくまでも例示に
すぎず、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨を逸
脱しない範囲で適宜に変更の上、本発明を実施すること
は勿論可能である。
【0034】
【発明の効果】本発明の水栓ボックスによれば、ボック
ス本体に形成された貫通孔の数に応じた範囲内で1本ま
たは複数本の給水管の先端部または基端部をボックス本
体内に導入し、これらをボックス本体内に収容された給
水栓、分岐栓または止水栓等の水栓に接続することがで
きるので、通常のさや管ヘッダ工法やヘッダ工法による
配管に使用することができる他、例えば1つの水栓ボッ
クス設置箇所から給水管をさらに分岐させたり延長させ
たりする配管にも使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示すものであって、水栓ボ
ックスの斜視図である。
【図2】水栓ボックスの分解斜視図である。
【図3】水栓ボックスの設置状態を示す一部切欠き斜視
図である。
【図4】水栓ボックスの設置状態を示す水平断面図であ
る。
【図5】本発明の水栓ボックスを使用した配管の一例を
示す概略図である。
【図6】本発明の水栓ボックスを使用した配管の他の例
を示す概略図である。
【符号の説明】
(1)(1A)(1B)(1C)(1D)(1E):水栓ボックス (2):ボックス本体 (21):上壁 (22):下壁 (23):左側壁 (24):右側壁 (25):後壁 (26):水栓受け部 (3):貫通孔 (4):孔カバー (41):係止部 (5):さや管接続筒 (51):係止部 (6):隙間カバー (11)(11A)(11B)(11C)(11D)(11E):水栓 (14):差込部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前方に開口した方形ボックス本体を備え
    ており、ボックス本体の上壁、下壁、左側壁および右側
    壁のうち少なくともいずれか2つの壁の各々に、給水管
    を通し得る貫通孔が1つまたは複数あけられている、水
    栓ボックス。
  2. 【請求項2】 前方に開口した方形ボックス本体を備え
    ており、ボックス本体の上壁、下壁、左側壁および右側
    壁のうちいずれか1つの壁に、給水管を通し得る貫通孔
    が複数あけられている、水栓ボックス。
  3. 【請求項3】 全ての貫通孔のうち給水管を通すべき箇
    所以外の箇所にある貫通孔が、同孔の内縁に止められる
    係止部または同孔の内周面に形成された雌ねじにねじ嵌
    められる雄ねじを有する孔カバーによって塞がれてい
    る、請求項1または2に記載の水栓ボックス。
  4. 【請求項4】 全ての貫通孔のうち給水管を通すべき箇
    所にある貫通孔とこれに通される給水管との隙間が、同
    孔の内縁に止められる係止部または同孔の内周面に形成
    された雌ねじにねじ嵌められる雄ねじを有する環状隙間
    カバーによって塞がれている、請求項1〜3のいずれか
    1つに記載の水栓ボックス。
  5. 【請求項5】 ボックス本体に、これの全ての貫通孔の
    うち給水管を通すべき箇所にある貫通孔に通じるよう
    に、同孔の内縁に止められる係止部または同孔の内周面
    に形成された雌ねじにねじ嵌められる雄ねじを内端部に
    有するさや管接続筒が接続されている、請求項1〜3の
    いずれか1つに記載の水栓ボックス。
  6. 【請求項6】 さや管接続筒内に、同筒とこれの内部を
    通される給水管との隙間を塞ぐ環状隙間カバーが挿入固
    定されている、請求項5に記載の水栓ボックス。
  7. 【請求項7】 ボックス本体の後壁前面に、ボックス本
    体内に収容される水栓の後部に設けられた垂直板状差込
    部が差し込まれる水栓受け部が形成されている、請求項
    1〜5のいずれか1つに記載の水栓ボックス。
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Cited By (5)

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