JP7144965B2 - 間接排水用継手及び機器設置構造 - Google Patents

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Description

本発明は、機器からの排水を排水管へ間接排水するために排水経路に設置される間接排水用継手、及び、該間接排水用継手を備える機器設置構造に関する。
例えば、潜熱回収機構を有するガス給湯器などの機器では、従来よりも熱効率を向上させる仕組みにより、ガス燃焼由来の凝縮水であるドレン排水が発生する。このようなドレン排水は、環境への悪影響を考慮して、定められた排水設備に間接排水されるように規制されている。この間接排水とは、衛生上問題などにより、排水の逆流を防止すべく排水経路を一旦大気中に開放し、その後、排水経路に沿って排水設備に排水するものである。そして、機器からの排水を排水管に間接排水するために種々の間接排水用継手が用いられている。
例えば、特許文献1は、機器からの排水の飛散を抑え、排水管へ間接排水する間接排水用継手を開示する。以下、当該段落において、()内に特許文献1の符号を示す。間接排水用継手(100)は、機器(11)からの排水を流入する流入部(101)と、該流入部(101)と連通する流水筒部(102)と、該流水筒部(102)を包囲するとともに流入部(101)下端に連結された周壁部(103)と、該周壁部(103)の下端に連結されて該流水筒部(102)から流出した排水を受ける受け部(106)と、該受け部(106)と連通し、排水を排水管(13)へ排出するための排水部(107)とを備えてなる。排水管(13)が排出部(107)を介して上流に上昇した場合、受け部(106)が排水で一杯となって受け口(106a)から開口部(104)を介して排水が外に溢れ出る。また、間接排水用継手(100)の周壁部(103)の周りが網状体(110)によって覆われている。該網状体(110)は円筒状に形成された伸縮自在な目の細かい網シートからなり、伸張状態で周壁部(103)に装着される。このように網状体(110)が開口部(104)を閉鎖することにより、網状体(110)を隔てて間接排水用継手(100)の内部空間及び外部空間とが区分又は隔離される。つまり、網状体(110)によって排水口空間(105)内に虫やゴミが入ることが防止される。
特開2016-211166号公報
特許文献1の間接排水用継手では、間接排水用継手の側方の開口部から内部に異物が進入し易いことから、このような進入を防止すべく、開口部を覆う網状体を周壁部に装着している。しかしながら、網状体は異物の進入を防止するものの、同時に異物を捕捉するので、目詰まりが起こり易い。この目詰まりによって、開口部からの間接排水不良が発生する虞が生じたり、頻繁な掃除などのメンテナンスが必要になったりすることが従来の課題として挙げられる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、目詰まりの発生を回避するとともに異物の侵入を抑止する間接排水用継手、及び、該間接排水用継手による機器設置構造を提供することにある。
本発明の一形態の間接排水用継手は、機器からの排水を排水管へ間接排水するために排水経路に設置される間接排水用継手であって、
前記機器に直接的又は間接的に接続され、前記機器からの排水を流入する上流側接続口を備えた流入部と、
軸方向に延びて、前記流入部から流入した排水が通過する流通空間を内部に形成する周壁部と、
前記排水管に直接的又は間接的に接続される下流側接続口を有し、前記周壁部を通過した排水を前記排水管へ排出する排水部と、
前記周壁部と前記排水部とを連結する底壁部と、を備え、
前記底壁部には、前記排水部から逆流した排水が流出するための1又は複数の吐出口が下流側を向いて設けられていることを特徴とする。
本発明のさらなる形態の間接排水用継手は、上記形態の間接排水用継手において、前記流入部と前記排水部との間で前記周壁部から径方向内側に延在する隔壁部をさらに備え、前記隔壁部には、前記1又は複数の吐出口よりも径方向内側で開口する絞り口が設けられていることを特徴とする。
本発明のさらなる形態の間接排水用継手は、上記形態の間接排水用継手において、前記周壁部の前記隔壁部よりも上流側には、側方から内部を視認可能な確認窓が形成されていることを特徴とする。
本発明のさらなる形態の間接排水用継手は、上記形態の間接排水用継手において、前記流入部と前記周壁部とを連結する頂壁部をさらに備えることを特徴とする。
本発明のさらなる形態の間接排水用継手は、上記形態の間接排水用継手において、前記頂壁部には、1又は複数の補助接続口が設けられていることを特徴とする。
本発明の一形態の機器設置構造は、機器からの排水を排水管に間接排水する機器設置構造であって、
排水の放出口を有する機器と、
前記機器の前記放出口に上流側接続口を介して接続された上記形態の間接排水用継手と、
前記間接排水用継手の下流側接続口に接続された排水管と、を備えてなることを特徴とする。
本発明の一形態の間接排水用継手によれば、周壁部と排水部とを連結する底壁部には、1又は複数の吐出口が下流側を向いて設けられている。排水部から逆流した排水は、底壁部の位置まで上昇すると1又は複数の吐出口から流出することから、排水の水位の上昇が効果的に抑えられる。そして、吐出口が(流通方向に略直交する)側方でなく、下流側を向いて開口していることにより、従来よりも間接排水用継手の内部にゴミが入ることが顕著に抑えられる。これにより、間接排水用の吐出口に網状体などの遮蔽物を設置することを省略することが可能となった。また、網状体などの遮蔽物を設置したとしても、遮蔽物がゴミで目詰まりすることが大幅に抑えられる。したがって、本発明の間接排水用継手は、目詰まりの発生を回避するとともに異物の侵入を抑止することが可能である。
本発明のさらなる形態の間接排水用継手によれば、上記発明の効果に加えて、絞り口が隔壁部において1又は複数の吐出口よりも径方向内側で開口する。すなわち、隔壁部が流通空間で吐出口を上流側から覆うように延在することから、流通空間を流通する排水が隔壁部によって吐出口から流出することが防止される。その結果、絞り口から流出する排水が排水部により確実に導かれる。
本発明のさらなる形態の間接排水用継手によれば、上記発明の効果に加えて、周壁の隔壁部よりも上流側に形成された確認窓を介して、間接排水用継手の側方から内部を視認可能である。
本発明のさらなる形態の間接排水用継手によれば、上記発明の効果に加えて、流入部と周壁部とを連結する頂壁部が設けられていることにより、流入部に対して周壁部の径を大きくすることができ、より大容量の流通空間を確保することができる。
本発明のさらなる形態の間接排水用継手によれば、上記発明に加えて、頂壁部には、1又は複数の補助接続口が設けられていることにより、補助接続口を単独で又は流入部と同時に使用して、機器からの排水を処理することが可能である。
本発明の一形態の機器設置構造では、上記発明の効果を機器設置構造として発揮することができる。すなわち、本発明の機器設置構造は、間接排水用継手によって目詰まりの発生を回避するとともに異物の侵入を抑止して、排水管へ間接排水することが可能である。
本発明に係る一実施形態の間接排水用継手の(a)上方から見た概略斜視図及び(b)下方から見た概略斜視図。 図1の間接排水用継手の(a)平面図、(b)正面図及び(c)底面図。 図2の間接排水用継手のA-A断面図。 図2の間接排水用継手のB-B断面図。 図2の間接排水用継手のC-C断面図。 図2の間接排水用継手のD-D断面図。 図1の間接排水用継手の分解斜視図。 本発明の一実施形態の機器設置構造の概略図。 図8の機器設置構造の部分分解斜視図。 図8の機器設置構造の部分拡大断面図。 図10の機器設置構造において、排水管から逆流した排水が間接排水用継手から排出される形態を示した模式図。 本発明の一実施形態において、第2の放出口を有する機器に間接排水用継手が接続された機器設置構造の概略断面図。 本発明の一実施形態において、第3の放出口を有する機器に間接排水用継手が接続された機器設置構造の概略断面図。 本発明に係る別実施形態の間接排水用継手の(a)上方から見た概略斜視図及び(b)下方から見た概略斜視図。 図1の間接排水用継手の縦断面図。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下の説明において参照する各図の形状は、好適な形状寸法を説明する上での概念図又は概略図であり、寸法比率等は実際の寸法比率とは必ずしも一致しない。つまり、本発明は、図面における寸法比率に限定されるものではない。
本実施形態の間接排水用継手100は、潜熱回収型ガス給湯器である機器11のドレン排水用の放出口11aに直接的又は間接的に接続され、機器11から発生したドレン排水を排水管13に間接排水することに用いられる。
まず、図1乃至図7を参照して、本発明の一実施形態の間接排水用継手100の構成を説明する。図1(a),(b)は、間接排水用継手100の概略斜視図である。図2(a)~(c)は、間接排水用継手100の平面図、正面図及び底面図である。図3乃至図6は、間接排水用継手100のA-A縦断面図、B-B縦断面図、C-C縦断面図及びD-D縦断面図である。図7は、間接排水用継手100の分解斜視図である。
本実施形態の間接排水用継手100は、上流側端部から下流側端部に向けて軸方向に延設された中空の筒状体である。図1に示すとおり、間接排水用継手100は、上流側端部に形成された流入部101と、下流側端部に形成された排水部107と、該流入部101から径方向外側に延在する頂壁部102と、該頂壁部102の外周端から軸方向下流側に延びる周壁部103と、該周壁部103の下端から径方向内側に延在する底壁部104と、を備える。これら流入部101、頂壁部102、周壁部103、底壁部104及び排水部107は平面視において互いに同心円状に配置されている。
流入部101は、機器11の放出口11a(11b)に直接的又は間接的に接続され、機器11からの排水を流入するように構成されている。そして、流入部101は、機器11からの排水を間接排水用継手100内部に導入するように機能する。
排水部107は、排水管13に直接的又は間接的に接続され、流入部101を介して間接排水用継手100内部を通過した排水を排水管13へ排出するように機能する。排水部107は、軸方向に延びる円筒体であり、その上端に開口した受け口107aと、その下端に開口した下流側接続口107bとを有する。受け口107aは、間接排水用継手100の周壁部103内部を流通する排水を受けるように下流側接続口107bよりも大径に形成されている。また、該下流側接続口107bを介して、当該間接排水用継手100が排水管13に接続され得る。さらに、排水部107は、2重の筒で形成され、異なる排水管13の径にも対応可能である。
頂壁部102は、流入部101と周壁部103の上流側端部とを連結するように軸方向に直交する水平面に沿って略円環状に延在している。頂壁部102には、2つの補助接続部108が一体的に設けられている。各補助接続部108は、流入部101の径方向外側に配置されている。図3に示すように、補助接続部108は、頂壁部102に穿設された略円形状の補助接続口108aと、周壁部103内部に軸方向に延在する筒壁108bとを備える。筒壁108bは、周壁部103の隔壁部105近傍まで延在し、軸方向下端において開放されている。また、筒壁108bには、その下流側で径方向中心を向いて開口した矩形状の切り欠き108cが形成されている。後述するとおり、補助接続部108は、機器11の第3の放出口11c(図13参照)に接続されるように構成されている。さらに、補助接続部108は、頂壁部102に着脱自在に装着される蓋体108dを備える。蓋体108dは、補助接続部108が使用されない場合に頂壁部102に装着されて、補助接続口108aを閉塞することで、ゴミや虫などが内部に進入することを防止する。
周壁部103は、所定の径で軸方向に沿って略直線的に延伸する円筒状に形成されている。周壁部103は、流入部101に連通するとともに流入部101から流入した排水が通過する流通空間103aを内部に形成する。また、周壁部103は、流入部101及び排水部107よりも大径に構成されている。図3乃至図5に示すとおり、周壁部103の内周面から隔壁部105が張り出している。隔壁部105は、流通空間103aを軸方向の上流側及び下流側の2つの空間に区分している。また、周壁部103の隔壁部105よりも上流側には、側方から流通空間103aを視認可能な2つの確認窓103bが形成されている。
底壁部104は、排水部107と周壁部103の下流側端部とを連結するように軸方向に直交する水平面に沿って略円環状に延在している。つまり、底壁部104は、周壁部103に対して排水部107を支持している。底壁部104には、複数の吐出口106が軸方向の下流側を向いて設けられている。図4に示すように、各吐出口106は、周壁部103の内周面近傍から排水部107の外周面近傍まで延在するように底壁部104に貫通形成されている。また、複数の吐出口106は、図6に示すように、排水部107の径方向外側の周囲に所定の間隔で配列している。後述するとおり、複数の吐出口106は、排水部107から流通空間103aに逆流した排水が該吐出口106を介して流出するように機能する。そのため、構造的な強度を担保した上で間接排水の吐出量を確保すべく、底壁部104を占める吐出口106の総面積が大きいほど好ましい。より具体的には、底壁部104を占める吐出口106の総面積は75%~95%程度が好ましい。
隔壁部105は、図3乃至図5に示すように、流入部101と排水部107との間で径方向内側に延在する環状の領域である。隔壁部105の径方向中心には、所定の径で開口する絞り口105aが設けられている。絞り口105aは、排水部107の周囲の複数の吐出口106よりも径方向内側に形成されている。さらに、絞り口105aは、排水部107の受け口107aの開口径よりも小さい。つまり、底面視(図2(c)参照)において、絞り口105a全体が排水部107(受け口107a)に重合している。換言すると、隔壁部105は、軸方向において、該隔壁部105よりも上流側の流通空間103aと吐出口106とを隔てるように環状に延在している。また、隔壁部105の絞り口105a周縁には、下流側に屈曲する領域としてガイド部105bが形成されている。ガイド部105bは、隔壁部105上に流れ落ちた排水を絞り口105aにガイドするように働く。また、隔壁部105の絞り口105aは、排水部107の受け口107a及び底壁部104上面から所定距離で離隔している。
本実施形態では、流入部101は、機器11の異なる径の放出口11a,11bに接続するための接続機構111を備える。接続機構111は、図2及び図3に示すように、径方向中心で上流側及び下流側に開放された内筒112と、該内筒112の径方向外側に形成された外筒113と、外筒113の内周面及び内筒112の外周面を連結する連結壁114とを備える。なお、接続機構111は、頂壁部102に一体的に形成されている。
内筒112は、第1の径で軸方向に沿って延在し、外筒113よりも軸方向において上方に突出している。当該内筒112の上流側端部には、略円形に開口した第1上流側接続口112aが設けられている。また、内筒112の外面には、放出口11aに対して螺着可能なねじ部(第1接続部)112bが形成されている。そして、内筒112は、周壁部103内部の流通空間103aに連通するように下流側に開放されている。すなわち、内筒112は、放出口11aからの排水を流通空間103aに導入するように構成されている。さらに、内筒112は、該内筒112に着脱自在に装着されるキャップ状の第1閉塞体112b(図13参照)を備える。第1閉塞体112cは、第1接続部112b(流入部101)が使用されない場合に内筒112に装着されて、第1上流側接続口112aを閉塞することで、ゴミや虫などが内部に進入することを防止する。
外筒113は、内筒112の第1の径よりも大きい第2の径で、内筒112を径方向外方から包囲するように軸方向に延在している。外筒113は、頂壁部102に一体的に支持されている。当該外筒113の上流側端部には、内筒112と外筒113との間で環状に開口した第2上流側接続口113aが設けられている。また、外筒113の外面には、第1の放出口11aよりも大径の第2の放出口11b(図12参照)に対して接着可能な平滑な接着部(第2接続部)113bが形成されている。すなわち、本実施形態では、第1接続部112b又は第2接続部113bが放出口の径に合わせて選択して使用されるが、流入部101(接続機構111)と排水部107が一対一の関係にあり、いずれの接続部を使用した場合であっても、流入した排水の出口となる排水部107は1つである。換言すると、本実施形態において、複数の接続部112b、113bから流入した排水は、共通の排水部107から排水される。さらに、外筒113は、該外筒113に着脱自在に装着されるキャップ状の第2閉塞体113cを備える。第2閉塞体113cは、第2接続部113bが使用されない場合に外筒113に装着されて、第2上流側接続口113aを閉塞することで、ゴミや虫などが内部に進入することを防止する。そして、外筒部113の下流側端部において、内筒112と外筒部113の間に連結壁114が延在している。
連結壁114は、内筒112の外周面及び外筒部113の内周面を径方向に連結する環状領域である。つまり、内筒112は、連結壁114によって外筒113に対して支持されている。該連結壁114には、複数の流通口115が穿設されている。各流通口115は、略円形状の貫通孔である。そして、複数の流通口115は、略等間隔で連結壁114の周方向に沿って配列している。すなわち、流通口115は、内筒112及び外筒113の間に流入する排水(流体)を下流側に通過させ、流通空間103aに導入するように構成されている。構造的な強度を担保した上で流体の通過量を向上させるべく、連結部114を占める流通口115の総面積が大きいほど好ましい。より具体的には、連結部114を占める流通口115の総面積は75%~95%程度が好ましい。
図7は、間接排水用継手100の分解斜視図である。図7に示すように、間接排水用継手100は、流入部101及び頂壁部102を含む上側部材100aと、周壁部103、底壁部104及び排水部107を含む下側部材100bを組み合わせてなる。より具体的には、頂壁部102外周から下方に延びる筒壁に形成された係止爪102aを、周壁部103に穿設されたスリット103cに嵌合させることにより、上側部材100a及び下側部材100bが互いに嵌着する。例えば、メンテナンス等の目的で、係止爪102aを工具等で押圧することによって、係止爪102aをスリット103cから離脱させて、間接排水用継手100を分解することが可能である。
続いて、本実施形態の間接排水用継手100を介して機器11からのドレン排水を排水管13に間接排水するための機器設置構造10の構成を説明する。図8は、該機器設置構造10を模式的に示す全体図である。図9は、該機器設置構造10の分解斜視図である。図10は、該機器設置構造10の部分断面図である。
機器設置構造10は、代表的にはガス給湯器である機器11、該機器11に上流で接続された間接排水用継手100、及び、該間接排水用継手100の下流で接続された排水管13を備えてなる。図8に示すように、機器設置構造10では、建造物の壁面に機器11が固定されている。この機器11の下面からドレン排水を排出するための筒体が延び出ている(図9参照)。図9及び図10に示すように、該機器11の筒体には継手12が螺着され、該継手12を介して機器11に間接排水用継手100が接続されている。つまり、本実施形態では、継手12が機器11の放出口11aを構成している。そして、該機器11の下方に排水管13が設置されている。排水管13は、機器11の下方で縦横に延びる副排水管と、該副排水管からの排水が流れ込み排水設備へと排水する上下に延びる主排水管とから構成されている。すなわち、該機器設置構造10において、機器11の放出口11aと排水管13との間で上流から下流へとドレン排水を間接排水するための排水経路が形成されている。なお、本発明において、上流側接続口の径と機器放出口の径や接続形式が合えば、継手を省略して、間接排水用継手が機器に直接的に接続されてもよい。また、本発明において、継手は機器の一部と解釈されてもよい。
より詳細には、間接排水用継手100の内筒112の雄ねじ状の第1接続部112bが放出口11a(継手12)内面の雌ねじ部に螺合することにより、流入部101が排水を流入可能に機器11の放出口11aに接続されている。他方、第2上流側接続口113a及び補助接続口108aは、第2閉塞体113c及び蓋体108cによって閉塞されている。また、間接排水用継手100の吐出口106が下方に開口し、該吐出口106を介して排水経路が外部空間に開放されている。吐出口106が下方を向いていることにより、ゴミが下方から間接排水用継手100内部に入り込む虞が軽減される。なお、内部への虫の進入をより確実に防止すべく、吐出口106を網状体で覆ってもよい。そして、間接排水用継手100がその下流で排水管13に接続されている。より詳細には、図10に示すように、排水部107の下方に延びる下流側接続口107bに排水管13の端部が内挿されて互いに接着剤等で接続されている。したがって、本機器設置構造10では、間接排水用継手100を介して、機器11から発生したドレン排水が排水管13(排水設備)へと間接排水される。
図10は、機器11からの排水が間接排水用継手100を介して排水される形態を示している。図10に示すように、機器11からのドレン排水の排出量や勢いが強い場合、排水が水しぶきとなって、流通空間103a内で径方向外方に膨らんで又は飛散して流れ出ることがある。本実施形態の間接排水用継手100では、径方向外方に飛散した排水は、は、隔壁部105上面に当たって、その中心の絞り口105aから下流へと流れ落ちる。また、流通空間103aの上半分に溜まった排水は、ガイド部105aによって絞り口105aに導かれる。このとき、排水が隔壁部105に当たることで、排水が勢いを落としつつ絞り口105aから排水部107へと導かれる。そして、隔壁部105が軸方向上流側から複数の吐出口106を覆っているので、排水が吐出口106から外部へ流出することが防止されている。
図11は、機器設置構造10において、排水管13から逆流した排水が間接排水用継手100の吐出口106から排出される形態を示している。図11に示すように、排水が排水部107を介して上流に上昇して、水位が底壁部104に達した場合、排水は吐出口106から下方へと流出する。なお、複数の吐出口106の総面積が大きいほど、逆流した排水の時間当たりの排出量が増加する。また、隔壁部105の絞り口105aが排水部107の受け口107aから上流側に離隔した位置にあることにより、逆流した排水が絞り口105aを通って、流通空間103aの上側に進入することが防止される。したがって、本実施形態の間接排水用継手100は、逆流する排水の上昇を抑えて吐出口106から効果的に排出することができる。
図12は、第1の放出口11aの径よりも大きい第2の径を有する第2の放出口11bを有する機器に間接排水用継手100の流入部101を接続した機器設置構造10’の概略断面図である。図12に示すように、間接排水用継手100の外筒113が放出口11bに内挿され、平滑な接着部113bが、第2の放出口11bを定める筒体の内面に接着剤等で接着されている。このとき、内筒112の第1上流側接続口112aは開放されている。そして、放出口11bから排水が排出されたとき、排水は、第1上流側接続口112a及び第2上流側接続口113aを介して、内筒112及び外筒113内部に流入し、内筒112及び外筒113の下流側端部から流通空間103aへと流入する。このとき、内筒112及び外筒113の間に流入した排水は、流通口115を通過して流通空間103aへと流入する。すなわち、流通口115によって、流入部101からの排水の流入量の低下を抑えることができる。また、内筒112及び外筒113の間の領域に排水が残留することを防止することができる。
図13は、第3の径を有する第3の放出口11cを有する機器に間接排水用継手100の流入部101を接続した機器設置構造10”の概略断面図である。図13に示すように、間接排水用継手100の補助接続部108に第3の放出口11cを定める筒体が内挿され、該筒体外面が筒壁108b内面に接着剤等で接着されている。このとき、流入部101の内筒112及び外筒113は、第1閉塞体112c及び第2閉塞体113cで閉塞されている。また、他方の補助接続部108も蓋体108dで閉塞されている。そして、放出口11cから排水が排出されたとき、排水は、補助接続口108aを介して、筒壁108b内部に流入し、筒壁108b下端の開口及び切り欠き108cから流通空間103aへと流入する。補助接続部108から流出した排水は、隔壁部105の上を通って絞り口105aに導かれ、該絞り口105aを介して排水部107へと流出する。なお、両方の補助接続部108を機器の放出口に接続してもよい。また、流入部101及び補助接続部108の両方を機器の放出口に接続してもよい。さらに、第3の径は、第1の径又は第2の径と異なっていても、同じてもよい。
以下、本発明に係る一実施形態の間接排水用継手100における作用効果について説明する。
本実施形態の間接排水用継手100によれば、周壁部103の下流側端部と排水部107とを連結する底壁部104には、複数の吐出口106が下流側を向いて設けられている。排水部107から逆流した排水は、底壁部104の高さまで上昇すると複数の吐出口106から流出し、排水の水位の上昇が抑えられる。そして、吐出口106が(流通方向に略直交する)側方でなく、下流側を向いて開口していることにより、従来よりも間接排水用継手100の内部にゴミが入ることが顕著に抑えられる。すなわち、従来のように間接排水用継手の周壁部を側方に開口させると、風に乗ってゴミや埃が吹き付けられて、網状体が目詰まりし易い。これに対して、一般的に上方に向かってゴミや埃が吹き上げられることが少ないことから、本実施形態の間接排水用継手100では、吐出口106を下方(下流側)に開口させたものである。これにより、間接排水用の吐出口に網状体などの遮蔽物を設置することを省略することが可能となったとともに、網状体などの遮蔽物を設置した場合であっても、遮蔽物がゴミで目詰まりすることが大幅に抑えられる。また、絞り口105aが隔壁部105において吐出口106よりも径方向内側で開口する。すなわち、隔壁部105が流通空間103aで吐出口106を上流側から覆うように延在することから、流通空間103aを流通する排水が隔壁部105によって吐出口106から流出することが防止される。その結果、絞り口105aから流出する排水が排水部107により確実に導かれる。他方、排水が逆流した場合、絞り口105aが排水部107から上流側に離隔して配置されているので、逆流した排水が隔壁部105を越えて流通空間103aの上部に進入することが抑えられる。したがって、本実施形態の間接排水用継手100は、目詰まりの発生を回避するとともに異物の侵入を抑止しつつ、より確実且つ効率的に間接排水を行うことが可能である。
[変形例]
本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の実施形態や変形例を取り得る。以下、本発明の複数の変形例を説明する。各実施形態において、下二桁が共通する構成要素は、同一又は類似の特徴を有し、その説明を一部省略する。
(1)本発明の間接排水用継手は、上記形態に限定されない。例えば、図14及び図15の間接排水用継手200は、頂壁部、隔壁部及び補助接続部に相当する構成を備えていない。すなわち、間接排水用継手200は、機器に直接的又は間接的に接続され、機器からの排水を流入する上流側接続口201aを備えた流入部201と、軸方向に延びて、流入部201から流入した排水が通過する流通空間203aを内部に形成する周壁部203と、排水管に直接的又は間接的に接続される下流側接続口207aを有し、周壁部203を通過した排水を排水管へ排出する排水部207と、周壁部203と排水部207とを連結する底壁部204と、を備える。底壁部204は、軸方向(又は水平方向)に対して傾斜している。底壁部204には、排水部207から逆流した排水が流出するための複数の吐出口206が下流側を向いて設けられている。吐出口206は、円形状の貫通孔である。さらに、間接排水用継手200は、周壁部203の径方向内側で軸方向に沿って筒状に延在する流水筒部205を備える。流水筒部205が流通空間203a内で排水部207の受け口207aに近接し、その開口が受け口207aの中心を向いている。これにより、流水筒部205から流出した排水が、吐出口206を介して外側に飛び散ることなく、排水部207に安定的に導かれる。
(2)本実施形態の間接排水用継手100は、潜熱回収型ガス給湯器である機器11のドレン排水を排水管13に間接排水する用途に用いられる。しかしながら、本発明は本実施形態の用途のみに限定されることはない。例えば、排水の逆流が衛生上の問題となるような、冷蔵庫、洗濯機、食器洗浄機、水飲み器、冷水器などの機器、滅菌器、消毒器などの機器、空気調和設備・給水ポンプなどの機器、給水タンクなどの水抜き配管もしくはオーバーフロー配管等の他の間接排水用途に本発明の間接排水用継手が用いられてもよい。
(3)上記実施形態の間接排水用継手は、軸方向に延びる円筒状に構成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、間接排水用継手は、機器及び排水管に間接的又は直接的に接続可能であれば、断面多角形状や長円もしくは楕円形状であってもよい。また、吐出口の形状は、任意に定められ得る。例えば、複数の吐出口を不規則に形成したり、1つの大きな吐出口を底壁部に形成してもよい。
(4)上記実施形態の間接排水用継手は、各部位が軸方向に直線状に構成されているが、本発明はこれに限定されない。例えば、流入部及び排水部が接続する機器又は排水管の位置に応じて屈折又は屈曲していてもよい。あるいは、本発明の技術的思想の範囲内であれば、周壁部が多少曲がったり、傾斜していてもよい。
(5)本発明の間接排水用継手は、上記形態の間接排水用継手100及び機器設置構造01に限定されない。すなわち、吐出口は、その他の継手や排水管を接続可能に構成されてもよい。この場合、機器又は間接平水用継手から離れた位置へと(逆流した)間接排水を導いて排水することができる。例えば、機器又は間接平水用継手の直下ではなく、側溝や排水管などの排水処理手段で間接排水を処理することができる。
本発明は上述した実施形態や変形例に限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限りにおいて種々の態様で実施しうるものである。
10 機器設置構造
11 機器
11a 放出口(第1の放出口)
11b 放出口(第2の放出口)
11c 放出口(第3の放出口)
12 継手
13 排水管
100 間接排水用継手
101 流入部
102 頂壁部
102a 係止爪
103 周壁部
103a 流通空間
103b 確認窓
103c スリット
104 底壁部
105 隔壁部
105a 絞り口
105b ガイド部
106 吐出口
107 排水部
107a 受け口
107b 下流側接続口
108 補助接続部
108a 補助接続口
108b 筒壁
108c 切り欠き
108d 蓋体
111 接続機構
112 内筒
112a 第1上流側接続口
112b 第1接続部(ねじ部)
112c 第1閉塞体
113 外筒
113a 第2上流側接続口
113b 第2接続部(接着部)
113c 第2閉塞体
114 連結壁
115 流通口

Claims (3)

  1. 機器からの排水を排水管へ間接排水するために排水経路に設置される間接排水用継手であって、
    前記機器に直接的又は間接的に接続され、前記機器からの排水を流入する上流側接続口を備えた流入部と、
    軸方向に延びて、前記流入部から流入した排水が通過する流通空間を内部に形成する周壁部と、
    前記排水管に直接的又は間接的に接続される下流側接続口を有し、前記周壁部を通過した排水を前記排水管へ排出する排水部と、
    前記周壁部と前記排水部とを連結する底壁部と、を備え、
    前記底壁部には、前記排水部から逆流した排水が流出するための1又は複数の吐出口が下流側を向いて設けられ、
    前記流入部と前記排水部との間で前記周壁部から径方向内側に延在する隔壁部をさらに備え、前記隔壁部には、前記1又は複数の吐出口よりも径方向内側で開口する絞り口が設けられ、
    前記隔壁部は、前記吐出口を上流側から覆うように延在し、前記絞り口は、前記排水部の上端に開口した受け口の開口径よりも小さく、前記絞り口全体が前記受け口に重合していることを特徴とする間接排水用継手。
  2. 機器からの排水を排水管へ間接排水するために排水経路に設置される間接排水用継手であって、
    前記機器に直接的又は間接的に接続され、前記機器からの排水を流入する上流側接続口を備えた流入部と、
    軸方向に延びて、前記流入部から流入した排水が通過する流通空間を内部に形成する周壁部と、
    前記排水管に直接的又は間接的に接続される下流側接続口を有し、前記周壁部を通過した排水を前記排水管へ排出する排水部と、
    前記周壁部と前記排水部とを連結する底壁部と、を備え、
    前記底壁部には、前記排水部から逆流した排水が流出するための1又は複数の吐出口が下流側を向いて設けられ、
    前記流入部と前記排水部との間で前記周壁部から径方向内側に延在する隔壁部をさらに備え、前記隔壁部には、前記1又は複数の吐出口よりも径方向内側で開口する絞り口が設けられ、
    前記周壁部の前記隔壁部よりも上流側には、側方から内部を視認可能な確認窓が形成されていることを特徴とする間接排水用継手。
  3. 機器からの排水を排水管に間接排水する機器設置構造であって、
    排水の放出口を有する機器と、
    前記機器の前記放出口に上流側接続口を介して接続された請求項1または2に記載の間接排水用継手と、
    前記間接排水用継手の下流側接続口に接続された排水管と、を備えてなることを特徴とする機器設置構造。
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