JP2011025642A - ベニヤレース及び原木の旋削方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原木の剥芯を、従前に比べて一段と細径化する。
【解決手段】外周に多数の突刺体4aを有する回転部材4bの複数個を、軸芯方向に適宜間隔を隔てて具備して成る駆動軸4が、単板切削用刃物3の刃先寸前の原木外周部と係合する位置に、また原木11と単板12との境界付近を押圧するプレッシャーバー5が、各回転部材4bの間隔に介入する位置に夫々備えられており、前記駆動軸4を介して、原木11の旋削に要する動力の大部分乃至全部を、単板切削用刃物3の刃先寸前の原木外周部に供給するベニヤレースに於て、原木11を中心に、プレッシャーバー5の反対側には、回転可能な原木保持ロール7を、水平方向へ往復移動可能に、また原木11の下方には、原木外周面の全幅の少なくとも一部に摺接する摺接面9aを上端に有する薄板状の摺接式の原木支持部材9を、昇降可能に夫々配設する。
【選択図】図3

Description

本発明は、ベニヤレース及び原木の旋削方法の改良に関するものである。
従来、例えば特許文献1・特許文献2・特許文献3等に開示される如く、往復移動に必要な空間を含めた鉋台の占有場所以外の場所(空間)に、複数本の回転可能な支持ロール(バックアップロール)を、夫々がスピンドルの軸芯(原木の軸芯)に対する求芯方向及び遠芯方向へ往復移動可能に備えて、ベニヤレースを構成し、少なくとも原木の旋削終期に於ては、前記複数本の支持ロールの全てを、原木の外周に当接させることによって、原木の撓みを防止しながら旋削することにより、安定的に剥芯の細径化を図る、原木の旋削方法が公知であり、必要に応じては、前記複数本の支持ロールの少なくとも一部を、駆動回転可能に構成し、原木の旋削終期に於て、スピンドルによる原木の把持と駆動を開放した状態での旋削、所謂、スピンドルレス切削を実施することも可能であって、50mm前後の太さを有する最小級のスピンドルよりも一段と細くまで、原木を旋削し得ることから、原木歩留りの向上に相応の成果を挙げていた。
もっとも、従来公知のこの種のベニヤレースは、いずれも回転可能な支持ロールを用いて、原木の撓みを防止する形態であることから、たとえ原木の旋削終期に於て、スピンドルレス切削を採用したとしても、剥芯の細径化には当然限界があり、複数本の支持ロールを回転可能に枢支する軸受(ベアリング)の大きさや経済的な耐用回転数、前記軸受を保持する軸受保持部材の安定的な大きさなどの諸条件に照らすと、長期に亘る機器の耐久性に支障が生じない剥芯の最小径は、30mm前後が下限であった。
特許第2805170号公報 実用新案登録第2570947号公報 特許第3490573号公報
ところが、近時は、原木資源の枯渇化からして、供用される原木の外径が益々小径化する傾向であり、例えば原木の外径を120mm、剥芯の最小径を32mmと仮定しても、排出される剥芯の比率は約7%となり、同様に原木の外径を100mmと仮定すると、剥芯の比率は約10%にも及ぶことになるので、剥芯の一層の細径化が望まれるに至っている。
本発明は、後述する特性に適合する特異な構成のベニヤレースと原木の旋削方法とを提供することによって、剥芯の一層の細径化を図らんとするものであり、具体的には、特異な構成のベニヤレースとして、外周に多数の突刺体を有する回転部材の適数個を軸芯方向に適宜間隔を隔てて並列的に具備して成る駆動軸が、単板切削用刃物の刃先寸前の原木外周部と係合する位置に、また原木と単板との境界付近を押圧する先端部を有する分割状のプレッシャーバーの適数個が、前記駆動軸の回転部材の間隔に介入する位置に夫々備えられており、前記駆動軸を介して、原木の旋削に要する動力の大部分乃至全部を、単板切削用刃物の刃先寸前の原木外周部に供給するベニヤレースであって、原木の回転軸を中心として前記プレッシャーバーの先端部と略対称的な位置には、回転可能な原木保持ロールを、また原木の回転軸の下方乃至若干斜め下方には、原木外周面の全幅の少なくとも一部に摺接する摺接面を上端に有し、而も原木の軸芯方向と直交方向の厚さがスピンドルの直径に対して著しく薄い、適宜形状の摺接式の原木支持部材を夫々配設すると共に、該原木支持部材及び前記原木保持ロールが、所望時期に、単板切削用刃物の移動に同調して、原木求芯方向へ移動し得るべく構成したことを特徴とするベニヤレース(請求項1)と、少なくとも原木外周面の軸芯方向の大半部分に摺接する摺接面を上端に有する板状の原木支持部材を用いて成る請求項1記載のベニヤレース(請求項2)と、適宜の間隔を隔てて原木外周面の軸芯方向の複数箇所へ分散的に摺接する鎖線状の摺接面を櫛歯状突起体の上端に有する櫛状の原木支持部材を用いて成る請求項1記載のベニヤレース(請求項3)と、適宜の間隔を隔てて原木外周面の軸芯方向の複数箇所へ分散的に摺接する連続正弦曲線状の摺接面を上端に有する波板状の原木支持部材を用いて成る請求項1記載のベニヤレース(請求項4)とを提案する。
また、特異な構成の原木の旋削方法として、外周に多数の突刺体を有する回転部材の適数個を軸芯方向に適宜間隔を隔てて並列的に具備して成る駆動軸が、単板切削用刃物の刃先寸前の原木外周部と係合する位置に、また原木と単板との境界付近を押圧する先端部を有する分割状のプレッシャーバーの適数個が、前記駆動軸の回転部材の間隔に介入する位置に夫々備えられており、更に原木の回転軸を中心として前記プレッシャーバーの先端部と略対称的な位置には、回転自在な原木保持ロールを、また原木の回転軸の下方乃至若干斜め下方には、原木外周面の全幅の少なくとも一部に摺接する摺接面を上部に有し、而も原木の軸芯方向と直交方向の厚さがスピンドルの直径に対して著しく薄い、適宜形状の摺接式の原木支持部材を夫々具備し、且つ、前記原木保持ロール及び原木支持部材が、所望時期に、単板切削用刃物の移動に同調して、原木求芯方向へ移動し得るべく構成して成るベニヤレースを用い、前記駆動軸を介して、原木の旋削に要する動力の大部分乃至全部を、単板切削用刃物の刃先寸前の原木外周部に供給し、併せて所望時期以降に於ては、スピンドルによる原木の把持と駆動を開放し、前記駆動軸及びプレッシャーバーの押圧に伴う水平方向に対する原木の変位を、前記原木保持ロールによって、また原木の自重等に起因する原木の重力方向への変位を、前記原木支持部材によって夫々阻止しつつ、原木支持部材の厚さに近い太さにまで原木を旋削することを特徴とする原木の旋削方法(請求項5)を提案する。
述上の如き構成で成るベニヤレース及び原木の旋削方法にあっては、前記駆動軸を介して、原木の旋削に要する動力の大部分乃至全部を、単板切削用刃物の刃先寸前の原木外周部に供給することから、原木に作用する最大の外力である、単板切削用刃物の切削抵抗力と該切削抵抗力に対向する回転駆動力とが、単板切削用刃物の刃先近辺の垂直方向に於て概ね拮抗作用するので、前記切削抵抗力及び回転駆動力の作用に起因して、原木がいずれかの方向に変位する虞がない特性を有し、更に、原木の回転軸を中心として前記プレッシャーバーの先端部と略対称的な位置に、回転自在な原木保持ロールを備えることから、前記切削抵抗力(及び回転駆動力)に次いで大きな外力である、駆動軸及びプレッシャーバーの押圧に伴う水平方向への押圧力と、該押圧力に対向する原木保持ロールの保持力とが、原木の回転軸を中心とする対称的な水平方向に於て概ね拮抗作用するので、前記押圧力及び保持力の作用に起因して、原木がいずれかの方向に変位する虞も殆どない特性も併せて有する。
従って、本発明の最も特徴的な構成要件である摺接式(非回転式)の原木支持部材は、原木の自重と前記駆動軸の押圧に伴う垂直方向への極く僅かな押圧分力とに起因する、原木の重力方向への変位を阻止するに足る程度の極めて僅かな支持力を以って、原木を支持すれば足りるから、上端の摺接面を以って、原木の外周面を摺接支持する非回転式の態様であっても、摺接面の摺接抵抗が、原木の旋削に悪影響を及ぼす虞はなく、結果的に、原木支持部材の厚さに近い太さにまで原木を旋削して、剥芯を従前に比べて一段と細径化することが可能となる。
因に、原木をスピンドルによって把持している期間については、主としてスピンドルが原木の自重を支持し、また、スピンドルレス切削を行う時期には、原木の自重自体が極めて軽くなっているので、総じて、原木の自重に起因する、原木の重力方向への変位は極めて僅かであり、原木支持部材に掛かる負担も甚だ少ない。
尚、原木支持部材の具体的な形状としては、例えば少なくとも原木外周面の軸芯方向の大半部分に摺接する摺接面を上端に有する板状、或は例えば適宜の間隔を隔てて原木外周面の軸芯方向の複数箇所へ分散的に摺接する鎖線状の摺接面を櫛歯状突起体の上端に有する櫛状等が、代表的な形状として挙げられるが、その外にも、例えば適宜の間隔を隔てて原木外周面の軸芯方向の複数箇所へ分散的に摺接する連続正弦曲線状の摺接面を上端に有する波板状でも差支えなく、要は原木の自重と前記駆動軸の押圧に伴う垂直方向への極く僅かな押圧分力とに起因する、原木の重力方向への変位を阻止するに足る程度の極めて僅かな支持力を以って、原木を支持し得る形状であれば良い。
但し、耐久性からして、原木支持部材の少なくとも上端部分は、金属等の耐磨耗性を有する材料で構成するのが好ましく、また、例えば原木供給機構の不具合等に起因して、旋削前の太くて重い原木が誤って落下した場合の衝突や、或は例えば原木支持部材の近辺に誤って原木の欠落片が介在し、該欠落片を介して原木支持部材を圧迫するように鉋台が前進移動した場合の過負荷の負担等々、異常事態の発生時に於ける変形・損傷を回避するには、相応の機械的強度が必要であるから、全体の材料としても、金属等の剛性に富む材料が好適であり、更に、相応の機械的強度を確保する必要性からして、原木支持部材の厚さを、過度に薄くするのは不適切であり、例えば厚さを12mm〜14mm程度に設定しても、剥芯の最小径を、従前の半分程度(16mm)にすることが可能であって、原木の外径を100mmと仮定すると、剥芯の比率は約2.6%(従前の1/4)に低減するのであるから、従前よりも有益であることは明らかである。
本発明に係るベニヤレースの側面説明図である。 図1に例示したベニヤレースに用いる原木支持部材の斜視説明図である。 図1に例示したベニヤレースの作動説明図である。 本発明に係るベニヤレースの異なる実施例の側面説明図である。 図4に例示したベニヤレースの作動説明図である。 本発明に係るベニヤレースの異なる実施例の側面説明図である。 図6に例示したベニヤレースの作動説明図である。 原木支持部材の異なる実例の斜視説明図である。 原木支持部材の異なる実例の斜視説明図である。
以下、本発明を図面に例示した実施の一例と共に更に詳述するが、図示した実施例は、本発明に係るベニヤレースの概要を説明する為のものであって、説明の冗長化を避ける便宜上、主要な箇所を重点的に表して、細部の構成に関する記載は省略した。また、本発明に係るベニヤレース及び原木の旋削方法にあっては、いずれも旋削終期に於て、スピンドルによる原木の把持と駆動を開放するので、後述する各実施例の作動説明図に於ては、便宜上、スピンドルの表記を省略し、剥芯の断面を明確化させた。
図1は、本発明に係るベニヤレースの側面説明図であり、図2は、図1に例示したベニヤレースに用いる原木支持部材の斜視説明図である。図中、1は、左右一対のスピンドルであって、適時、図示しないスピンドル作動機構の作動を得て、原木11の軸芯方向に倣って相対的に接近する方向へ移動し、原木11の両端面を把持すると共に、後述するスピンドル駆動機構2の駆動を得て、原木11を図示矢印方向へ回転せしめる。
2は、サーボモータ等から成る駆動源2a、ロータリーエンコーダ等から成る回転検知器2b等を有するスピンドル駆動機構であって、後述する制御機構16の制御に基づき、適時、後述する駆動軸5の原木駆動速度に同調する回転速度を以って、前記スピンドル1を図示矢印方向へ回転駆動せしめる。
3は、単板切削用刃物であって、後述する鉋台移動機構14の作動を得て図示矢印方向へ往復移動する鉋台13に付設されており、適時、鉋台13が原木求芯方向へ往動するのに伴って、原木11から単板12を削成する。
4は、外周に多数の突刺体4aを有する回転部材4bの適数個を軸芯方向に適宜間隔を隔てて並列的に具備して成る駆動軸であって、前記回転部材4bの突刺体4aが、少なくとも単板切削用刃物3の刃先寸前の原木外周部を(好ましくは、併せて単板切削用刃物3の刃先直後の単板表面をも)突刺する位置に位置すべく、鉋台13に付設されており、後述する駆動軸追従駆動機構6の作動を得て、適時、図示矢印方向に回転駆動せしめられ、原木11の直径の漸減化に追従しつつ、原木11を図示矢印方向へ回転させる。
5は、適数個の分割状のプレッシャーバーであって、各々が、前記駆動軸4の回転部材4bの間隔に介入する状態を以って、鉋台13の上部に位置するプレッシャーバー取付台15に付設されており、先端部が、原木11と単板12の境界付近を押圧することによって、単板12の裏割の発生を抑制する。
6は、減速機付電動機等から成る駆動源6a、支軸6cを中心として図示矢印方向に揺動可能な左右一対の揺動アーム6b、流体シリンダ等から成る左右一対の押圧部材6d等を有する駆動軸追従駆動機構であって、後述する制御機構16の制御に基づき、適時、前記駆動軸4を介して、原木11の旋削に要する動力の大部分乃至全部を、単板切削用刃物3の刃先寸前の原木外周部に供給するが、併せて、前記揺動アーム6b、押圧部材6d等を介して、常時、駆動軸4を原木外周部に押圧することによって、旋削に伴う原木11の直径の漸減化に追従させ、前記突刺体4aの突刺深さ・突刺数等の係合状態が、原木直径の漸減化に伴って低減する不具合の拡大を緩和する。また一方、前記押圧部材6dの行程長さを適切に調整するか、或はストッパ(図示省略)を備えて、原木11が存在しない状態に於て、前記突刺体4aが単板切削用刃物3等に衝突しないように規制している。
7は、原木保持ロールであって、原木の回転軸を中心として前記プレッシャーバー5の先端部と略対称的な位置に位置すべく、左右一対の軸受保持部材7aを介して、図示矢印方向へ往復移動可能な移動取付台17に付設されており、後述する保持ロール追従駆動機構8の作動を得て、適時、原木求芯方向へ前進し、前記駆動軸4及びプレッシャーバー5の押圧に伴う水平方向への押圧力に対向する保持力を、原木11に付与することによって、水平方向への原木11の変位を防止し、併せて、少なくとも旋削終期に於ては、原木11の旋削に要する動力の一部を、原木外周部に供給する。
8は、サーボモータ等から成る駆動源8a、8d、ロータリーエンコーダ等から成る回転検知器8b、8e、左右一対の送り螺子8c等を有する保持ロール追従駆動機構であって、後述する制御機構16の制御に基づき、適時、前記駆動軸5の原木駆動速度に同調する回転速度を以って、原木保持ロール7を、図示矢印方向へ回転駆動せしめると共に、鉋台13の往動速度(前進速度)に同調する往動速度(前進速度)を以って、移動取付台17を介して、原木保持ロール7を、原木求芯方向へ往動(前進)させる。
9は、原木外周面の軸芯方向の大半部分(好ましくは、主として軸芯方向の中央部分)に摺接する摺接面9aを上端に有し、且つ、原木の軸芯方向と直交方向の厚さがスピンドル1の直径に対して著しく薄い板状の原木支持部材であって、スピンドル1によって把持された原木11の回転軸の下方に昇降可能に位置し、後述する支持部材作動機構10の作動を得て、適時、原木求芯方向へ上昇し、原木11の自重と駆動軸4の押圧に伴う垂直方向への極く僅かな押圧分力とに起因する、原木11の重力方向への変位を阻止するに足る程度の極めて僅かな支持力を、原木11に付与することによって、重力方向への原木11の変位を防止する。
10は、雌螺子付の保持部材10a、左右一対の送り螺子10b、サーボモータ等から成る駆動源10c、ロータリーエンコーダ等から成る回転検知器10d、左右一対の案内部材10e等を有する支持部材作動機構であって、後述する制御機構16の制御に基づき、適時、鉋台13の往動速度(前進速度)に同調する上昇速度を以って、原木支持部材9を、原木求芯方向へ上昇させる。
14は、左右一対の送り螺子14a、サーボモータ等から成る駆動源14b、ロータリーエンコーダ等から成る回転検知器14c等を有する鉋台移動機構であって、後述する制御機構16の制御に基づき、適時、単板12の削成厚さに適合する往動速度(前進速度)を以って、鉋台13を、原木求芯方向へ往動(前進)させる。
16は、前記各機構・各機器類の作動を制御する制御機構であって、個別の制御態様の実体は、以下の通りである。先ず、スピンドル1については、原木供給機構(図示省略)を介して、原木11がベニヤレースに供給される都度、スピンドル作動機構(図示省略)を介して、原木11の軸芯方向に倣って相対的に接近する方向へ移動させ、原木11の両端面を把持させるように制御し、次いで、スピンドル駆動機構2を介して、図示矢印方向へ回転駆動させるように制御する。また更に、単板切削用刃物3が、スピンドル1の直径近辺まで原木11を旋削した際には、スピンドル作動機構を介して相対的に離隔する方向へ移動させ、原木11の把持(及び駆動)を開放するように制御する。
また、駆動軸4については、原木11に単板切削用刃物3が当接する位置まで鉋台13を往動(前進)させるよりも前に、駆動軸追従駆動機構6を介して、図示矢印方向に回転駆動させると共に、原木求芯方向へ押圧・揺動させるように制御する。また、必要に応じて、原木11の旋削を終了した後に、暫時、回転駆動を休止させるように制御する。
また、原木保持ロール7については、鉋台13を前進させた以降の所望時期に、例えば単板切削用刃物3が、原木11の不定形な外周部分を旋削し、原木11の外周が略円柱状に成形された直後に、保持ロール追従駆動機構8を介して、前記駆動軸5の原木駆動速度に同調する回転速度を以って、図示矢印方向へ回転駆動せしめると共に、速やかに原木11の外周面に当接する位置まで往動(前進)させ、更に、鉋台13の往動速度(前進速度)に同調する往動速度(前進速度)を以って、移動取付台17を介して、原木求芯方向へ往動(前進)させるように制御する。そして、原木11の旋削を終了した後は、次位の原木の供給を阻害しない位置まで、速やかに復動(後退)させるように制御する。
また、原木支持部材9については、鉋台13の前進に伴って、単板切削用刃物3が、原木11の不定形な外周部分を旋削し、原木11の外周が略円柱状に成形された後の所望時期に、例えばスピンドル1による原木11の把持を開放する直前に、支持部材作動機構10を介して、速やかに原木11の外周面に当接する位置まで上昇させ、更に、鉋台13の往動速度(前進速度)に同調する上昇速度を以って、原木求芯方向へ上昇させるように制御する。そして、原木11の旋削を終了した後は、次位の原木の供給を阻害しない位置まで、速やかに下降させるように制御する。
また、鉋台13については、スピンドル1が原木11を把持して図示矢印方向へ回転駆動させた以降の所望時期に、例えば回転駆動させた直後に、鉋台移動機構14を介して、速やかに単板切削用刃物3が原木11の外周面に当接する寸前位置まで往動(前進)させ、次いで、単板12の削成厚さに適合する往動速度(前進速度)を以って、原木求芯方向へ往動(前進)させるように制御する。そして、原木11の旋削を終了した後は、次位の原木の供給を阻害しない位置まで、速やかに復動(後退)させるように制御する。
本発明に係るベニヤレースは、例えば述上の如く構成するものであって、制御機構16の制御に基づいて、前記各機構・各機器類を、前述の如き制御形態にて制御することにより、原木11から単板12を削成することができるが、前記駆動軸4を介して、原木11の旋削に要する動力の大部分乃至全部を、単板切削用刃物3の刃先寸前の原木外周部に供給することから、単板切削用刃物3の切削抵抗力と該切削抵抗力に対向する回転駆動力とが、単板切削用刃物3の刃先近辺の垂直方向に於て概ね拮抗作用するので、前記切削抵抗力及び回転駆動力の作用に起因して、原木11がいずれかの方向に変位する虞がなく、更に、原木の回転軸を中心として前記プレッシャーバー5の先端部と略対称的な位置に、回転自在な原木保持ロール7を備えることから、駆動軸4及びプレッシャーバー5の押圧に伴う水平方向への押圧力と、該押圧力に対向する原木保持ロール7の保持力とが、原木の回転軸を中心とする対称的な水平方向に於て概ね拮抗作用するので、前記押圧力及び保持力の作用に起因して、原木11がいずれかの方向に変位する虞も殆どない。
従って、原木支持部材9は、原木11の自重と前記駆動軸4の押圧に伴う垂直方向への極く僅かな押圧分力とに起因する、原木11の重力方向への変位を阻止するに足る程度の極めて僅かな支持力を以って、原木11を支持すれば足りるから、上端の摺接面9aを以って、原木11の外周面を摺接支持する非回転式の態様であっても、摺接面9aの摺接抵抗が、原木11の旋削に悪影響を及ぼす虞はなく、結果的に、図3に例示する如く、原木支持部材9の厚さに近い太さにまで原木11を安定的に旋削して、剥芯を従前に比べて一段と細径化することが可能となる。
尚、前記図1〜図3の実施例に於ては、原木支持部材を、スピンドルによって把持された原木の回転軸の下方に配設したが、原木支持部材の配設位置としては、例えば図4・図5に例示する如く、原木の回転軸の若干斜め下方であっても差支えない。但し、原木の変位を阻止する方向性からして、過度に斜め下方とするのは不適切であり、垂直方向に対して数度乃至十数度程度の傾きに留めるのが一応の目安である。
因に、図4・図5の実施例は、支持部材作動機構を介して、原木支持部材を、直線的に昇降させる構成を含めて、原木支持部材の配設位置(昇降方向)以外の構成を、前記図1〜図3の実施例の構成と全く同じとした(従って、重複する説明を省略)が、原木支持部材の昇降形態としては、前記両実施例の如き直線的な昇降形態に限るものではなく、後述する如き円弧的な昇降形態であっても、実用的に格別支障ない。
即ち、図6・図7に例示した実施例は、前記両実施例に於ける支持部材作動機構10に代えて、後述する如き支持部材揺動機構19を備え、該支持部材揺動機構19を構成する左右一対の揺動アーム19bを介して、上端に摺接面18aを有する板状の支持部材18を、揺動可能に支持し、円弧状の軌跡に沿わせて昇降させるように構成したものである。
而して、図6・図7に例示した支持部材揺動機構19は、支軸19aを中心として図示矢印方向に揺動可能な左右一対の揺動アーム19b、各々が支点ピン19cを介して前記揺動アーム19bに連結された左右一対の送り螺子19d、該送り螺子19dの夫々に係合しており、且つ、支軸19eを中心として揺動可能に支持された雌螺子ユニット19f、サーボモータ等から成り、ウォームギヤ(図示省略)等を介して、前記雌螺子ユニット19fの雌螺子(図示省略)を回動させる駆動源19g、ロータリーエンコーダ等から成る回転検知器19h等を具備して成り、制御機構16aの制御に基づき、適時、鉋台13の往動速度(前進速度)に同調する上昇速度を以って、前記原木支持部材18を、原木求芯方向へ上昇させる構成であり、先記図1〜図3、図4・図5に例示した実施例に於ける支持部材作動機構と、同様の作用を奏することができる。
また一方、前記各実施例に用いた原木支持部材は、いずれも板状であるが、原木支持部材の形態としては、板状に限定するものではなく、例えば図8に例示する如く、複数の櫛歯状突起体20bの上端に鎖線状の摺接面20aを有する櫛状の原木支持部材20であっても、或は例えば図9に例示する如く、上端に連続正弦曲線状の摺接面21aを有し、且つ、必要に応じて、幅方向の両端に左右一対の角棒状のガイド部材21bを備えた波板状の原木支持部材21であっても(因に、先記案内部材10eの案内面を正弦曲線状に形成すれば、前記角棒状のガイド部材21bは無用となる。また、前記摺接面21aは、必ずしも当該摺接面の全部を原木外周面に摺接させる必要はなく、曲線の一部を飛び飛びに摺接させる態様であっても差支えない)、要は、原木外周面の全幅の少なくとも一部に摺接する摺接面を上端に有し、而も原木の軸芯方向と直交方向の厚さがスピンドルの直径に対して著しく薄い形態であれば差支えない。
また、前記原木支持部材は、非回転式ではあるが、厚さが薄いことから、原木の回転軸の真下に位置していても、剥芯の排出を阻害する虞は殆どないが、剥芯の排出の円滑性・的確性からすると、原木支持部材の配設位置(昇降方向)としては、図4・図5、図6・図7の実施例の如く、原木の回転軸の若干斜め下方とするのが比較的適切である。
尚、本発明に係るベニヤレース及び原木の旋削方法にあっては、原木の旋削に要する動力の全部を、常に駆動軸を介して、単板切削用刃物の刃先寸前の原木外周部に供給する形態で実施することも不可能ではないが、旋削初期から旋削中期(特に原木の外周が不定形である旋削初期)に於ける動力供給の安定性からすると、前記各実施例に例示する如く、スピンドルによる原木の把持が可能な期間については、原木の旋削に要する動力の一部を、スピンドルを介して原木に供給する形態とするのが好ましく、また、駆動軸の突刺体の突刺数が減少する旋削終期に於ける動力供給の安定性からすると、前記各実施例に例示する如く、原木保持ロールに適宜の駆動源を付設して、駆動回転可能に構成し、少なくともスピンドルによる原木の把持が不能な旋削終期については、原木の旋削に要する動力の一部を、原木保持ロールを介して原木に供給する形態とするのが好ましい。
また一方、本発明に係るベニヤレース及び原木の旋削方法にあっては、当初、原木の所望の回転軸をスピンドルの軸芯に一致させて把持し、必要に応じて、原木の旋削に要する動力の一部を、スピンドルを介して原木に供給しつつ、旋削する形態を、基本的な形態とするが、例外として、既に外周が円柱状に荒剥きされた比較的細い原木を旋削する場合に限っては、原木の自重が比較的軽いことからして、当初より、スピンドルによる原木の把持と駆動を開放した状態とし、駆動軸(及びプレッシャーバー)、原木保持ロール、及び原木支持部材の協働作用によって、円柱状の原木を三方から挟持しつつ旋削する形態を採ることも可能であり、また、既に外周が円柱状に荒剥きされた比較的細い原木のみを処理対象とするのであれば、スピンドルの設置自体を省略することも不可能ではない。
また、本発明に係るベニヤレース及び原木の旋削方法に於て、スピンドル又は/及び原木保持ロールを介して、原木の旋削に要する動力の一部を、原木に供給する構成を採る場合には、原木が瞬間的に上方へ浮き上がる現象が偶に発生することもあるので、必要に応じて、原木の回転軸の上方乃至斜め上方に、進退自在な押えロールを追加的に付設する構成を採ることも可能ではある。
以上明らかな如く、本発明は、述上の如き特異な構成に基づいて、剥芯の一層の細径化を実現し、原木歩留りを従来に比べて著しく向上させたものであり、近時の資源枯渇化に伴う原木の小径化を克服すると共に、従前では植林地に切り捨てられていた、細い杉間伐材等の国産材の利用促進にも活路を開く、革新的な技術であるから、斯界に於ける本発明の実施効果は著大である。
1 :スピンドル
2 :スピンドル駆動機構
3 :単板切削用刃物
4 :駆動軸
5 :分割状のプレッシャーバー
6 :駆動軸追従駆動機構
7 :原木保持ロール
8 :保持ロール追従駆動機構
9、18、20、21 :原木支持部材
10 :支持部材作動機構
11 :原木
12 :単板
13 :鉋台
14 :鉋台移動機構
15 :プレッシャーバー取付台
16、16a :制御機構
17 :移動取付台
19 :支持部材揺動機構

Claims (5)

  1. 外周に多数の突刺体を有する回転部材の適数個を軸芯方向に適宜間隔を隔てて並列的に具備して成る駆動軸が、単板切削用刃物の刃先寸前の原木外周部と係合する位置に、また原木と単板との境界付近を押圧する先端部を有する分割状のプレッシャーバーの適数個が、前記駆動軸の回転部材の間隔に介入する位置に夫々備えられており、前記駆動軸を介して、原木の旋削に要する動力の大部分乃至全部を、単板切削用刃物の刃先寸前の原木外周部に供給するベニヤレースであって、原木の回転軸を中心として前記プレッシャーバーの先端部と略対称的な位置には、回転可能な原木保持ロールを、また原木の回転軸の下方乃至若干斜め下方には、原木外周面の全幅の少なくとも一部に摺接する摺接面を上端に有し、而も原木の軸芯方向と直交方向の厚さがスピンドルの直径に対して著しく薄い、適宜形状の摺接式の原木支持部材を夫々配設すると共に、該原木支持部材及び前記原木保持ロールが、所望時期に、単板切削用刃物の移動に同調して、原木求芯方向へ移動し得るべく構成したことを特徴とするベニヤレース。
  2. 少なくとも原木外周面の軸芯方向の大半部分に摺接する摺接面を上端に有する板状の原木支持部材を用いて成る請求項1記載のベニヤレース。
  3. 適宜の間隔を隔てて原木外周面の軸芯方向の複数箇所へ分散的に摺接する鎖線状の摺接面を櫛歯状突起体の上端に有する櫛状の原木支持部材を用いて成る請求項1記載のベニヤレース。
  4. 適宜の間隔を隔てて原木外周面の軸芯方向の複数箇所へ分散的に摺接する連続正弦曲線状の摺接面を上端に有する波板状の原木支持部材を用いて成る請求項1記載のベニヤレース。
  5. 外周に多数の突刺体を有する回転部材の適数個を軸芯方向に適宜間隔を隔てて並列的に具備して成る駆動軸が、単板切削用刃物の刃先寸前の原木外周部と係合する位置に、また原木と単板との境界付近を押圧する先端部を有する分割状のプレッシャーバーの適数個が、前記駆動軸の回転部材の間隔に介入する位置に夫々備えられており、更に原木の回転軸を中心として前記プレッシャーバーの先端部と略対称的な位置には、回転自在な原木保持ロールを、また原木の回転軸の下方乃至若干斜め下方には、原木外周面の全幅の少なくとも一部に摺接する摺接面を上部に有し、而も原木の軸芯方向と直交方向の厚さがスピンドルの直径に対して著しく薄い、適宜形状の摺接式の原木支持部材を夫々具備し、且つ、前記原木保持ロール及び原木支持部材が、所望時期に、単板切削用刃物の移動に同調して、原木求芯方向へ移動し得るべく構成して成るベニヤレースを用い、前記駆動軸を介して、原木の旋削に要する動力の大部分乃至全部を、単板切削用刃物の刃先寸前の原木外周部に供給し、併せて所望時期以降に於ては、スピンドルによる原木の把持と駆動を開放し、前記駆動軸及びプレッシャーバーの押圧に伴う水平方向に対する原木の変位を、前記原木保持ロールによって、また原木の自重等に起因する原木の重力方向への変位を、前記原木支持部材によって夫々阻止しつつ、原木支持部材の厚さに近い太さにまで原木を旋削することを特徴とする原木の旋削方法。
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