JP2011024374A - 系統安定化システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】電力系統に事故が発生した場合に、事故の状況に応じた発電機制御を行って電力系統を安定化する系統安定化システムにおいて、電力系統に事故が発生した場合、予め想定された事故ケースに関する事前シミュレーションを実施して得られた制御テーブルに基づいて事前演算方式による主制御を実施すると共に、主制御では制御量が不足している場合に事故発生後の実際の系統現象を計測して得られた事後演算方式による補正制御を後追いで実施する。
【選択図】 図3
Description
(系統安定化システムの構成)
図1は、本発明の実施の形態にかかる系統安定化システムの構成例を示す図である。本実施の形態の系統安定化システムは、その役割および機能に応じた地位が与えられ、図1に示すような機能的階層構造における所定の位置に配置されている。具体的に、給電指令所1には、機能的階層構造の上位に位置する親局10が配置され、機能的階層構造の中位に位置する変電所2aには子局12が配置され、機能的階層構造の下位に位置する発電所3および変電所2(2a〜2n)には端末14および端末15(15a〜15n)が配置されている。ここで、給電指令所1は、管轄区間における発電所全体の発電機制御を統括する指令所である。また、変電所2aは、複数の変電所の中から任意に選択された一つである。なお、他の変電所2b〜2nの何れか一つが、機能的階層構造の中位に位置する変電所2aに代わることも無論可能である。本実施の形態の系統安定化システムは、これら親局10、子局12および端末14,15によって構成される。なお、図1では、1箇所の発電所のみを示しているが、複数箇所の発電所を有していても構わない。
図4は、子局に記憶される制御テーブルの一例を示す図表である。この制御テーブルでは、図4に示すように、事故ケースと、当該事故ケースに対応する主制御内容および補正制御用定数が示されている。例えば、事故ケースのケース番号1では、「AA線事故」における「2φ2LG事故(高速再閉路失敗)」の場合に、主制御内容として「0台電制」(すなわち「電制」を行わない)が、補正制御用定数のうちP−Δδ曲線の係数として「P0(1),P1(1),P2(1)」、「P0(2),P1(2),P2(2)および「P0(3),P1(3),P2(3)」が、管轄区間の両端間(端と端)における初期位相差(事故発生直前の値)として「θ0」が示されている。また、事故ケースのケース番号2では、「AA線事故」の「3φ3LG事故(平衡事故)」の場合に、主制御内容として「1台電制」が、補正制御用定数のうちP−Δδ曲線の係数として「P0(1),P1(1),P2(1)」が、管轄区間の両端間(端と端)における初期位相差(事故発生直前の値)として「θ0」が示されている。以下、事故ケースのケース番号3,4では、「AA線事故」における「3φ4LG事故(高速再閉路成功)」の場合と、「BB線事故」における「2φ2LG事故(高速再閉路失敗)」の場合とが示されている。これらの事故ケースにおける主制御内容および補正制御用定数は、事故および事故後の処置の態様に応じた親局側にて事前に実施されるオンラインシミュレーション(以下「事前シミュレーション」と称する)に基づいて推定された値であり、前述したように、親局から子局に対して送信される。なお、親局から送信される値は、事前シミュレーションの結果そのものではなく、事前シミュレーション結果から推定して得られた曲線に関する係数である。無論、シミュレーション結果そのものを送信してもよいが、親局から子局に送信すべき情報が増加する。一方、事前シミュレーション結果から推定して得られた曲線に関する係数を送信すれば、送信すべき情報量を削減でき、子局側の処理も簡易に行うことができるという利点がある。
つぎに、ステップS15にて実行するΔδ、Δωの演算処理の詳細について説明する。上述したように、ステップS15では、管轄区間内の発電機出力を端末から取り込むこととしている。このとき、取り込んだ発電機出力(あるいは、発電機端の潮流計測値)を次式に代入することで等価発電機の角速度偏差(Δω)および位相角偏差(Δδ)を算出することができる。
PE:管轄区間における発電機出力の合計(pu)
PM:管轄区間における発電機出力の合計値の初期値(pu)
Δω:等価発電機の角速度偏差(rad/s)
Δδ:等価発電機の位相角偏差(rad)
M:等価発電機の慣性定数(s)
ω0:基準角周波数(rad/s)
つぎに、図5を参照し、ステップS16にて実行するP−Δδ曲線の左右方向の移動処理について説明する。図5は、補正制御用定数を事後の計測情報に基づいて補正する処理のうち、左右方向(位相方向)の移動処理の概念を説明する図である。図5において、太破線で示す波形K1は、事前シミュレーション結果をプロットした曲線であり、太実線で示す波形K2は、事前シミュレーション結果から推定して得られた曲線である。一方、二点鎖線で示す波形K3は、事後計測情報をプロットした曲線であり、一点鎖線で示す波形K4は、波形K3をΔδ0だけ左右方向(図5の例では右方向)にシフトした曲線である。なお、右方向へのシフト量である位相角偏差Δδ0は、次式によって算出することができる。
Δδ0:事後計測情報における位相角偏差初期値(rad)
θ :事後計測情報における位相差初期値(rad)
θ0 :事前シミュレーションにおける位相差初期値(rad)
なお、上記θおよびθ0の値は、管轄区間の両端間における位相差である。
つぎに、図6を参照し、ステップS16にて実行するP−Δδ曲線の上下方向の移動処理について説明する。図6は、補正制御用定数を事後の計測情報に基づいて補正する処理のうち、上下方向(発電機出力の方向)の移動処理の概念を説明する図である。図6において、太破線で示す波形K1、太実線で示す波形K2および、一点鎖線で示す波形K4は、図5に示したものと同一である。一方、太実線で示す波形K5は、波形K2をPP0だけ上下方向(図6の例では下方向)のシフトした曲線である。
つぎに、ステップS17にて実行するΔδ、Δωの予測演算処理の詳細について説明する。このステップS17では、ステップS18のエネルギー計算において必要となる、将来時点のΔδ、Δωを予測する処理が必要となる。なお、各対象故障ケースによって異なるが、将来時点のΔδ、Δωとして、以下のタイミングを考慮する必要があり、それぞれ当該タイミングの最大値までの予測処理が必要となる。
(1)補正制御(実施)のタイミング
(2)再閉路のタイミング
(3)再閉路失敗後の事故除去のタイミング
つぎに、ステップS18にて実行するエネルギー計算の詳細について説明する。
加速エネルギーVAは、次式に基づいて算出される。
VA:加速エネルギー(s)
M(tc):等価発電機の慣性定数(主制御後の状態を想定)(s)
Δω(tc):補正制御の電制タイミングにおける角周波数(主制御後の状態を想定:予測値)(rad/s)
ω0:基準角周波数(rad/s)
図7は、系統の安定判別に必要なエネルギー計算のうちの減速エネルギー計算の概念を示す図である。図7の横軸において、Δδteは、制御演算時点(同時にサンプリング最終点となる)における位相角偏差であり、Δδtcは、補正制御による電制タイミングにおける位相角偏差であり、Δδuは、不安定平衡点における位相角偏差である。なお、Δδtcは予測値であり、Δδuは、制御テーブルに書き込まれている係数値(P0,P1,P2)と、管轄区域における発電機出力の合計値の初期値(PM)から、子局にて計算される値である。
Δδu:不安定平衡点での位相角偏差(rad)
PM:管轄区間における潮流初期値−主制御量(等価発電機の機械入力の代替)(pu)
P1,P2,P0,PP0:P−Δδ曲線の係数
VD:減速エネルギー(s)
PE(Δδ):等価発電機出力(pu)(PE=P1sinΔδ+P2cosΔδ+P0)
Δδtc:補正制御の電制タイミングにおける位相角偏差(予測値)(rad)
安定・不安定の判別については、上記(4)および(6)式にて算出したVA,VDに基づき、次式を用いて行う。なお、本手法は、等面積法(エネルギー法)と称される手法である。
上記(7)式を用いた安定度判別により、不安定と判定された場合、電制パターンを想定したXG,M,PM,P1,P2,Δδuから電制量を算出する。それには、まず、電制に伴い変化する量を次式により算出する。
XG':補正制御における電制後の等価発電機リアクタンス(pu)
M':補正制御における電制後の等価発電機慣性定数(s)
PM':補正制御における電制後の等価発電機機械入力(pu)
G:補正制御実施後の残り発電機の集合
P1',P2':補正制御における電制後の電力相差角曲線の係数
PE':補正制御における電制後の等価発電機出力(pu)
VA':補正制御における電制後の加速エネルギー(s)
Δδu':補正制御における電制後の不安定平衡点の位相角偏差(rad)
VD':補正制御における電制後の減速エネルギー(s)
つぎに、親局から子局に送信される補正制御用情報の一つである補正制御用定数について説明する。
想定される種々の事故ケースにおいては、管轄区間の両端間における事故発生直前の初期位相角が必要となる。具体的な算出式は、次式のとおりである。
θ0:管轄区間の両端間における初期位相角
θj(t=0):事故発生直前の一端母線における位相角偏差(事前シミュレーション)
θt(t=0):故障発生直前の他端母線における位相角偏差(事前シミュレーション)
P−Δδ曲線の係数については、事故様相により必要な系統状態が異なるため、事故様相毎に算出する必要がある。ここでは、その一例として、平衡事故ケース(3φ3LG事故など)、高速再閉路成功ケース(2φ3LG再閉路成功、3φ4LG再閉路成功など)および高速再閉路失敗ケース(1φ1LG再閉路失敗、1φ2LG再閉路失敗、2φ2LG再閉路失敗など)の3通りの場合について説明するが、これら以外の事故ケースや、これら以外の再閉路有無によって発生し得る全パターンについて求めておくことが好ましい。
図8は、平衡事故時におけるP−Δδ曲線推定の概念を説明する図である。図8において、中太破線で示す波形K1は、事前シミュレーション計算にて得られた時系列データからなる曲線であり、太実線で示す波形L1は、波形K1内のサンプリングデータである。これらのデータ、すなわち事前シミュレーション計算にて得られた波形L1によるサンプリングデータを用いることにより、P−Δδ曲線の推定が可能となる。なお、サンプリングデータL1は、任意に設定することが可能である。また、推定したP−Δδ曲線は、例えば中太実線で示す波形M1に示す曲線で表され、推定したP−Δδ曲線の係数値であるP0,P1,P2が子局に対して送信されることは、前述したとおりである。
図9は、高速再閉路成功時におけるP−Δδ曲線推定の概念を説明する図である。図9において、中太破線で示す波形K1は、事前シミュレーション計算にて得られた時系列データからなる曲線であり、太実線で示す波形L1,L2は、それぞれ波形M1,M2内のサンプリングデータである。これらのデータ、すなわち事前シミュレーション計算にて得られた波形L1,L2によるサンプリングデータを用いることにより、2つのP−Δδ曲線の推定が可能となる。ここで、推定した2つのP−Δδ曲線のうち、第1のP−Δδ曲線は、中太実線で示す波形M1に示す曲線で表され、第2のP−Δδ曲線は、中太一点鎖線で示す波形M2に示す曲線で表される。なお、サンプリングデータL1,L2は、任意に設定することが可能である。また、これら推定した第1、第2のP−Δδ曲線の係数値であるP0(1),P1(1),P2(1)およびP0(2),P1(2),P2(2)が子局に対して送信されることは、前述したとおりである。
図10は、高速再閉路失敗時におけるP−Δδ曲線推定の概念を説明する図である。図10において、中太破線で示す波形K1は、事前シミュレーション計算にて得られた時系列データからなる曲線であり、太実線で示す波形L1〜L3は、波形M1〜M3内のサンプリングデータである。これらのデータ、すなわち事前シミュレーション計算にて得られた波形L1〜L3によるサンプリングデータを用いることにより、3つのP−Δδ曲線の推定が可能となる。ここで、推定した3つのP−Δδ曲線のうち、第1のP−Δδ曲線は、中太実線で示す波形M1に示す曲線で表され、第2のP−Δδ曲線は、中太二点鎖線で示す波形M2に示す曲線で表され、第3のP−Δδ曲線は、中太一点鎖線で示す波形M3に示す曲線で表される。なお、サンプリングデータL1〜L3は、任意に設定することが可能である。また、これら推定した第1〜第3のP−Δδ曲線の係数値であるP0(1),P1(1),P2(1)、P0(2),P1(2),P2(2)およびP0(3),P1(3),P2(3)が子局に対して送信されることは、前述したとおりである。
つぎに、P−Δδ曲線における係数P0,P1,P2の算出手法について説明する。まず、等価発電機の電気出力PE、等価発電機の位相角偏差Δδを次式に基づいて算出する。なお、Δδについては、初期値を0とした基準発電機からの相対位相とする。また、PE,Δδは、最小二乗法を解くために使用するデータであり、最小二乗法のサンプリング期間のみのデータで充分である。
PE:等価発電機の電気出力(pu)
PEi:発電機iの電気出力(pu)
Δδ:等価発電機の位相角偏差(rad)
Δδi:発電機iの位相角偏差(rad)
Mi:発電機iの慣性定数(s)
最後に、親局側で推定したP−Δδ曲線の推定結果の評価指標について説明する。上述したように、本実施の形態にかかる系統安定化システムは、事前演算方式による主制御では制御量が不足している場合に、事後演算方式による補正制御を後追いで実施する方式を採用している。しかしながら、後追いで実施する補正制御を如何に柔軟に実施するといっても、全体の制御の精度は、主制御の精度に依存するところが大である。したがって、親局側で推定したP−Δδ曲線の精度を予め評価しておくことは、非常に重要である。そこで、以下に、親局側で実施するP−Δδ曲線にかかる推定精度の評価手法について説明する。
PM:管轄区間における発電機出力の合計値の初期値(pu)
PM':補正制御実施後の等価発電機機械入力(pu)
P0:推定したP−Δδ曲線における発電機出力軸切片(pu)
VD_CALC:減速エネルギー真値
VD_EST :減速エネルギー推定値
VD_BASE:エネルギー基準値
tSPS:サンプリング開始時刻
tSPE:サンプリング終了時刻
VD_ERR >VD_SET:不適当 …(28)
P2'=kP2
P0'=kP0+(1−k)PM'
k=VD_CALC/VD_EST …(29)
P0,P1,P2:修正前の係数
P0',P1',P2':修正後の係数
k:0または正の実数
2,2a〜2n 変電所
3 発電所
4 発電機群
5 送電線
6,27 母線
7 遮断器
8 変流器
9 計器用変圧器
10 親局
12 子局
14,15a〜15n 端末
17,18,19 通信回線
Claims (9)
- 電力系統に事故が発生した場合に、事故の状況に応じた発電機制御を行って電力系統を安定化する系統安定化システムにおいて、
電力系統に事故が発生した場合、予め想定された事故ケースに関する事前シミュレーションを実施して得られた制御テーブルに基づいて事前演算方式による主制御を実施すると共に、前記主制御では制御量が不足している場合に事故発生後の実際の系統現象を計測して得られた事後演算方式による補正制御を後追いで実施することを特徴とする系統安定化システム。 - 事後演算方式に適用する等面積法で用いる電力相差角曲線の係数を、事前演算方式における事前シミュレーション結果から予め求めておくことを特徴とする請求項1に記載の系統安定化システム。
- 前記電力相差角曲線の係数を、事故点、事故ケースおよび再閉路有無によって発生し得る全パターンについて求めておくことを特徴とする請求項2に記載の系統安定化システム。
- 前記電力相差角曲線の係数を、事故発生後の実際の系統現象計測値を用いて補正することを特徴とする請求項2または3に記載の系統安定化システム。
- 事前シミュレーションを実施して得られたシミュレーション波形の発電機出力−発電機位相角平面上の所定の区間における面積と、前記電力相差角曲線の前記所定の区間における面積とを比較することにより、前記電力相差角曲線の係数に関する精度評価を行うことを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の系統安定化システム。
- 前記制御テーブルには、事故ケース、当該事故ケースに対応する主制御内容、当該事故ケースに対応する電力相差角曲線の係数、管轄区間の両端間における初期位相差の情報が含まれることを特徴とする請求項1に記載の系統安定化システム。
- 機能的階層構造の上位に位置する親局と、前記機能的階層構造の中位に位置し、前記親局と通信回線で接続される子局と、前記機能的階層構造の下位に位置し、前記子局と通信回線で接続される端末と、が構成されるとき、
前記親局は、前記制御テーブルに具備すべき情報を推定して前記子局に送信し、
前記子局は、前記制御テーブルを具備し、前記親局から送信された情報を用いて前記制御テーブルの内容を更新すると共に、前記端末からの情報に基づき、事故発生の有無、事故点および事故ケースを判別し、前記制御テーブルに指示されている事故ケースが発生している場合に、当該事故ケースに基づく主制御指令および補正制御指令を端末に通知し、
前記端末は、前記主制御指令に基づいて前記主制御を実行し、前記補正制御指令に基づいて前記補正制御を実行することを特徴とする請求項6に記載の系統安定化システム。 - 前記子局は、前記電力相差角曲線の係数を事後の計測情報に基づいて補正すると共に、補正後の電力相差角曲線を用いて前記補正制御指令を生成することを特徴とする請求項7に記載の系統安定化システム。
- 前記子局は、事前シミュレーションを実施して得られた発電機出力−発電機位相角平面上の電力相差角曲線を、事後の計測情報に基づいて発電機位相角の方向および発電機出力の方向のうちの少なくとも一つの方向に平行移動することで前記補正後の電力相差角曲線を求めることを特徴とする請求項8に記載の系統安定化システム。
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