JP2011024190A - 分解能の低コストでの改善および低雑音信号の雑音の低減 - Google Patents
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Abstract
【課題】アナログ/デジタル変換回路内の低雑音信号の分解能を改善するシステムおよび方法を提供すること。
【解決手段】A/D変換回路の信号処理回路に接続されるとアナログ入力電圧信号に疑似雑音を追加する、簡単で低コストの疑似雑音生成回路が開示される。追加の疑似雑音は、後の変換処理動作でオーバーサンプリングおよび加算または平均化が使用されるとき、アナログ/デジタル変換の分解能を改善するのに有益である。この回路は、少なくとも2つの並列分岐で構成された複数の抵抗から構成される。各分岐には、個々に切替え可能な電圧源出力が接続される。その結果得られるアナログ電圧は、オンになった切替え可能な電圧源出力の組合せおよび電圧出力が印加される分岐に応じて、これらの分岐に対する共通の終端点で測定することができる。時間が経つにつれて、オンになった切替え可能な電圧源出力の組合せを変化させることによって、知られているアナログ疑似雑音信号が生成される。
【選択図】図1
【解決手段】A/D変換回路の信号処理回路に接続されるとアナログ入力電圧信号に疑似雑音を追加する、簡単で低コストの疑似雑音生成回路が開示される。追加の疑似雑音は、後の変換処理動作でオーバーサンプリングおよび加算または平均化が使用されるとき、アナログ/デジタル変換の分解能を改善するのに有益である。この回路は、少なくとも2つの並列分岐で構成された複数の抵抗から構成される。各分岐には、個々に切替え可能な電圧源出力が接続される。その結果得られるアナログ電圧は、オンになった切替え可能な電圧源出力の組合せおよび電圧出力が印加される分岐に応じて、これらの分岐に対する共通の終端点で測定することができる。時間が経つにつれて、オンになった切替え可能な電圧源出力の組合せを変化させることによって、知られているアナログ疑似雑音信号が生成される。
【選択図】図1
Description
政府の権益
本明細書に記載の発明は、米国海軍に対する米国政府の契約第N00030−08−C−0010に基づく業務の実行においてなされた。政府は、本発明の一部に対する権利を有することができる。
本明細書に記載の発明は、米国海軍に対する米国政府の契約第N00030−08−C−0010に基づく業務の実行においてなされた。政府は、本発明の一部に対する権利を有することができる。
A/D変換器の無雑音コード分解能とは、それを超えると個々のコードを明瞭に分解することができなくなる分解能のビット数である。言い換えれば、これは本質的に、入力による雑音のための分解能の損失を補正した後に実際に利用可能なデジタルコードレベルの数である。別の言い方をすれば、これは、変換中に追加された雑音のために互いに区別できないとしてデジタルコードが一緒にまとめられる程度であり、量子化雑音と呼ばれる。
この分解能の損失に対処するために、デジタル出力信号の平均化を使用することができる。平均化は、十分な数のデジタル出力サンプルを収集することによって、雑音分解能を決定するサンプリングされた出力の分布がますます厳密に規定されるようになるので効果的である。その効果は、より少ないサンプルの分布と比較すると、高さの増大およびサンプリングされた出力の分布のくびれた部分の狭まりとして見ることができる。これにより、分布の標準偏差が減少し、したがって無雑音コード分解能が減少する。
しかし、分布を発展させるには、得られる信号の変動性が最小レベルでなければならない。これは、矛盾した要件を招く。A/D変換器の分解能を引き上げるには、デジタル平均化を使用することができるが、この技法には、信号の雑音を実際に最小レベルにする必要が伴う。適切な雑音信号が利用可能でない場合、雑音信号または同じ結果を与えるものを意図的に生成しなければならない。
一般的な雑音信号は1つの可能性であるが、ほとんどの場合、回路のうちのA/D変換器より前の回路段でフィルタリングされているために選択されないことが多く、または不十分な雑音レベルである。白色雑音は別の選択肢であるが、かなりの回路を追加することなく導入するのが非常に厄介であり、欠点を有する。
本発明は、アナログ/デジタル変換器の分解能を改善する回路および方法を提供する。この方法では、アナログ繰返し可能確定信号を、アナログ入力電圧信号と故意に加算してから、加算された信号をアナログデジタル変換器に渡す。アナログ繰返し可能確定信号は、少なくとも2つの回路分岐を構成する複数の抵抗と共通の接続点とを含む回路によって生成される。この共通の接続点は、電流加算抵抗を通って接地接続に接続される。共通の接続点は、増幅器入力で信号処理回路に接続される。最後に、2つ以上の回路分岐は、複数の切替え可能な電圧源出力に接続される。
本発明の一態様では、複数の切替え可能な電圧源出力は、様々な組合せでオンおよびオフに切り替えられる。繰返し確定信号出力ノードとも呼ばれる共通の接続点では、電圧は、オンに切り替えられる切替え可能な電圧源出力の組合せ、およびこの電圧が印加される回路分岐に応じて変動する。この確定的な変動する電圧は、アナログ入力信号も受け取っている信号処理増幅器入力に確定信号出力ノードを接続することによって、アナログ入力電圧信号に追加される。
本発明の別の態様では、3つの切替え可能な電圧源出力が含まれる。これらの3つの電圧源出力に対して、8つの可能な切替えの組合せが存在する。8つの可能な組合せをそれぞれ実行してから、任意の組合せを2回目に繰り返す。さらなる改良形態では、組合せのこのシーケンスを周期的に繰り返すことによって、知られている周期的な疑似雑音信号が、アナログ/デジタル変換器の信号処理回路で利用可能になる。
前述の繰返し確定信号生成回路を信号処理回路の増幅器入力に接続すると、アナログ確定信号がA/D変換器回路の信号処理回路で利用可能になる。生成された確定信号をアナログ入力電圧信号に追加し、その結果得られるデジタル出力信号をオーバーサンプリングおよび平均化することで、アナログ/デジタル変換器の分解能を増大させることができる。データ平均化周期より短い適当な周期の繰返し率で繰返し確定信号を追加することによって、これを完全にフィルタリングすることができ、また導入されるあらゆる直流オフセットが知られており、取り去ることができる。
本発明の好ましい実施形態および代替実施形態について、次の図面を参照して以下に詳細に説明する。
図1は、繰返し確定加算を含むアナログ/デジタル(A/D)信号変換回路の機能動作の電気的流れ図を示す。第1に、アナログ信号加算ステップ24−1で、アナログ繰返し確定信号34がアナログ入力電圧信号28に追加される。アナログ信号加算ステップ24−1の出力は、強化された繰返し確定センサ信号16であり、センサ信号16はA/D信号変換ステップ22−1に送達され、したがってデジタル出力電圧信号32を生成する。オーバーサンプル&平均ブロック35(図2の処理装置25)で、オーバーサンプリングおよび平均化または追加などのデジタル後処理装置動作35をデジタル出力電圧信号32に適用して、追加されたアナログ繰返し確定信号34を利用する。生成されたアナログ繰返し確定信号34をアナログ入力電圧信号28に追加し、その結果得られるデジタル出力信号32をオーバーサンプリングおよび平均化することで、アナログ/デジタル変換ステップ22−1の分解能を増大させることができる。
図2は、A/D変換回路20を示す。この実施形態では、回路20は、A/D変換器22と、アナログ信号処理回路24と、処理装置25と、センサ26と、繰返し確定信号生成回路45とを含む温度監視回路である。センサ26は、アナログ信号処理回路24によってA/D変換器22に接続される。センサ26はアナログ入力電圧信号28を出力し、アナログ入力電圧信号28は信号処理回路24に送達される。信号処理回路24は、疑似雑音が強化されたセンサ信号16を出力し、センサ信号16はA/D変換器22に送達される。A/D変換器22はデジタル出力電圧信号32を出力し、デジタル出力電圧信号32は処理装置25に送達される。繰返し確定信号生成回路45は、アナログ繰返し確定信号34をアナログ信号処理回路24に提供する。
一実施形態では、信号処理回路24は、容量性フィルタ36と、動作増幅器38と、フィードバック抵抗40と、複数の回路抵抗42−1、42−2、42−3と、基準電圧源44と、接地接続46とを含む。動作増幅器38は、正入力ポート38−1と、負入力ポート38−2と、出力ポート38−3とを含む。
この実施形態では、アナログ信号処理回路24の電気構成要素は、アナログ信号処理の当業者には一般的な形で接続される。これは、次の電気構成要素接続を含めて、差動動作増幅器フィルタおよび増幅回路を構築することを含む。容量性フィルタ36はアナログ信号処理回路24の入力の両端間に接続され、一方の脚部はセンサ26の出力に、他方の脚部は接地接続46に接続される。動作増幅器の出力ポート38−3は、A/D変換器22の入力に接続される。フィードバック抵抗40は、動作増幅器の負入力ポート38−2および動作増幅器の出力ポート38−3の両端間に接続される。動作増幅器の負入力ポート38−2は、回路抵抗42−1によって接地接続46から分離され、また回路抵抗42−2によって基準電圧源44から分離される。動作増幅器の正入力ポート38−1は、センサ26の出力に接続され、回路抵抗42−3によって基準電圧源44から分離される。
アナログ信号処理回路24は、差動動作増幅器の信号処理回路であり、センサ26から受け取ったアナログ入力電圧信号28をフィルタリングして増幅してから、それをA/D変換器22の入力に送達する。アナログ信号処理回路24は、本発明の趣旨からそれることなく、同じフィルタリングおよび増幅機能を実現する複数の回路構成をとりうることが理解される。
図3は、簡単な繰返し確定生成回路45を示す。繰返し確定生成回路45は、図2の信号処理回路24内のアナログ入力電圧信号28に追加されるアナログ繰返し確定信号34に対する信号源である。繰返し確定信号生成回路45は、複数の切替え可能な電圧源出力48と、抵抗回路網50と、電流加算抵抗52とを含む。抵抗回路網50は、第1の抵抗50−1と、第2の抵抗50−2と、第3の抵抗50−3と、第4の抵抗50−4とを含む。一実施形態では、複数の切替え可能な電圧源出力48は、複数の出力ピンを有する特定用途向け集積回路(ASIC)である。
複数の個々の抵抗50−1、50−2、50−3、50−4は、直列接続および並列接続の組合せで接続されて複数の分岐を与える。各並列分岐の一方の端部は、複数の切替え可能な電圧源出力48のうちの1つに接続される。各並列分岐の他方の端部では、複数の分岐は、共通の繰返し確定信号出力ノード53で一緒に接続される。繰返し確定信号出力ノード53は、電流加算抵抗52を通って接地接続46に接続される。一実施形態では、切替え可能な電圧源出力48は共通の電圧源に接続され、また切替え可能な電圧源出力48はスイッチである。別の実施形態では、複数の出力ピンを有するASICは、各ピンで固定電圧を提供する。ASICのデジタル制御により、各出力ピンを独立してオンおよびオフに切り替えることができる。これにより、出力で電圧を有する出力ピンの複数の組合せが可能になる。
一実施形態では、抵抗回路網50の第1の抵抗50−1、第2の抵抗50−2、および第3の抵抗50−3は共通の抵抗値を共用し、また第4の抵抗50−4は、第1の抵抗50−1、第2の抵抗50−2、および第3の抵抗50−3の抵抗値の2分の1の値を有する。さらに、第1の抵抗50−1と第2の抵抗50−2は直列に接続される。抵抗回路網50は、3つの分岐を含む。第1の分岐は、第1の抵抗50−1と第2の抵抗50−2の直列接続を含む。第2の分岐は、第3の抵抗50−3を含む。第3の分岐は、第4の抵抗50−4を含む。抵抗回路網50の3つの分岐それぞれの一方の端部は、3つの切替え可能な源出力48のうちの異なる1つに接続される。
繰返し確定信号出力ノード53、すなわち抵抗回路網50の分岐と電流加算抵抗52の接続で測定される出力は、アナログ繰返し確定信号34と規定される。繰返し確定信号生成回路45によってアナログ繰返し確定信号34に対して実現可能な値は、切替え可能な電圧源出力48で利用可能な電圧の値、抵抗回路網50を構成する複数の抵抗50−1、50−2、50−3、50−4に対して選択される個々の抵抗値、抵抗回路網50を構成する複数の抵抗50−1、50−2、50−3、50−4の構成、および電流加算抵抗52の値に依存する。
個々の抵抗値およびこれらを接続する構成が選択され、切替え可能な電圧源出力48で利用可能な電圧の値が選択された後、切替え可能な電圧源出力48の1又は複数がオンに切り替えられることによって、アナログ繰返し確定信号34の出力が調整される。図4は、3つの出力を有する一実施形態で利用可能な切替え可能な電圧源出力48の組合せを示す。各組合せは、デジタル電圧レベル[000]、[001]、[010]、[011]、[100]、[101]、[110]、および[111]のうちの1つによって表される。ASICを使用する実施形態では、これらは3つの出力ピンを有するASICで利用可能な組合せである。
図5は、繰返し確定信号生成回路45によって生成されるアナログ繰返し確定信号34の一実施形態を示す。繰返し確定信号34のグラフでは、時間を独立変数軸12に、電圧を応答変数軸14に示す。アナログ繰返し確定信号34は、図3に示す繰返し確定信号生成回路45によって生成される例示的な繰返し確定信号である。デジタル電圧レベル[000]、[001]、[010]、[011]、[100]、[101]、[110]、および[111]で表される3つの切替え可能な電圧源出力48の8つの可能な組合せを順次切り替えることによって、アナログ繰返し確定信号34において8つの異なる電圧レベルを実現することができる。
一実施形態では、雑音の低減を最大にするために、確定信号34が電圧レベルを変化させる周波数は、デジタル出力電圧信号32の1つの平均化周期の長さを、確定信号34内の電圧レベルの数の整数倍で割った値に整合する。精度より速度を重視する適用分野では、整数倍が引き上げられ、デジタル出力電圧信号32の1つの周期の一部分だけにわたって平均化が実行される。上昇し次いで下降する電圧出力レベルでこれらを順序づけると、図5の実施形態の信号が得られるが、デジタル出力電圧信号32の分解能を改善するために、確定信号34の電圧レベルに対して可算の代替の順序を追加することができる。
代替実施形態では、切替え可能な電圧源出力48が活動化される順序を変化させることによって、波形の異なる繰返し確定信号または疑似雑音信号が実現可能である。アナログ電圧信号34の波形の周波数および周期性も可変である。実現可能な固有の電圧レベルの最大数は、抵抗回路網50内の分岐の数を調整することによって、抵抗回路網50を構成する複数の抵抗50−1、50−2、50−3、50−4の数もしくは値を調整することによって、抵抗回路網50の抵抗を異なる構成で接続して抵抗値の異なる分岐をもたらすことによって、または切替え可能な電圧源出力48を調整して1つもしくは複数の異なる電圧を提供することによって調整可能である。異なる数のサンプルを平均することができる。
図6は、以前は信号処理回路24内の動作増幅器の負入力ポート38−2が接地接続46に接続されていた点で繰返し確定信号出力ノード53を信号処理回路24に接続することによってアナログ信号処理回路24に接続された繰返し確定信号生成回路45を示す。これにより、動作増幅器38の基準電圧が変化し、アナログ繰返し確定信号34がアナログ入力電圧信号28に追加されるようになる。動作増幅器38による増幅後、入力電圧28と繰返し確定信号34の合計が、アナログA/D入力電圧信号16としてA/D変換器22の入力に送達される。アナログ繰返し確定信号34をアナログ入力電圧信号28に追加することで、アナログA/D入力電圧信号16は十分な疑似雑音を含み、したがってA/D変換に続いて、デジタル出力電圧信号32のオーバーサンプリングおよび平均化によってA/D変換器22の実効分解能を増大させるのに十分なほど、デジタル出力電圧信号32が分布される。
疑似雑音信号生成回路45の利益は、安くかつ簡単に、追加の回路をほとんど使わないで、A/D変換器22の分解能を増大できることである。一実施形態では、切替え可能な電圧源出力48は、他の目的のためにアナログA/D信号変換回路20ですでに利用可能なフィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)と一体化される。この実施形態では、唯一の追加で必要とされる構成要素は、抵抗回路網50内の複数の抵抗50−1、50−2、50−3、50−4およびこれらの抵抗間の接続、ならびにアナログ信号処理回路24への接続である。したがって、この解決策には、その簡単さ、より低いコスト、および純粋な受動構成要素の使用という点で、白色雑音、通常の雑音、または組み込まれたデジタル−アナログ変換器を追加するなどの他の方法に勝る利益がある。他の雑音源に勝る疑似雑音のさらなる利益は、疑似雑音のすべての周波数成分がデジタル出力信号の平均化周期の最高周波数を超えているため、追加の雑音がデジタル出力電圧信号32を妨害しないことである。
上記のとおり、本発明の好ましい実施形態について図示および説明したが、本発明の精神および範囲から逸脱することなく、多くの変更を加えることができる。たとえば、代替実施形態では、複数の抵抗50−1、50−2、50−3、50−4の抵抗値に対する異なる値もしくは比、抵抗回路網50内の異なる抵抗分岐構成、異なる数の切替え可能な電圧源出力48、または完全に異なる信号処理回路24への繰返し確定信号生成回路45の接続を使用することができる。したがって、本発明の範囲は、好ましい実施形態の開示に限定されるものではない。逆に、本発明は、次の特許請求の範囲を参照することによって完全に決定されるべきである。
排他的所有権または特権が主張される本発明の実施形態が次に規定される。
12 独立軸
14 応答軸
16 強化された繰返し確定センサ信号
20 A/D変換回路
22 A/D変換器
22−1 A/D信号変換ステップ、アナログ/デジタル変換ステップ
24 アナログ信号処理回路
24−1 アナログ信号加算ステップ
25 処理装置
26 センサ
28 アナログ入力電圧信号
32 デジタル出力電圧信号
34 アナログ繰返し確定信号
35 オーバーサンプル&平均ブロック、デジタル後処理装置動作
36 容量性フィルタ
38 動作増幅器
38−1 正入力ポート
38−2 負入力ポート
38−3 出力ポート
40 フィードバック抵抗
42−1、42−2、42−3 回路抵抗
44 基準電圧源
45 繰返し確定信号生成回路、疑似雑音信号生成回路
46 接地接続
48 複数の切替え可能な電圧源出力
50 抵抗回路網
50−1 第1の抵抗
50−2 第2の抵抗
50−3 第3の抵抗
50−4 第4の抵抗
52 電流加算抵抗
53 繰返し確定信号出力ノード
14 応答軸
16 強化された繰返し確定センサ信号
20 A/D変換回路
22 A/D変換器
22−1 A/D信号変換ステップ、アナログ/デジタル変換ステップ
24 アナログ信号処理回路
24−1 アナログ信号加算ステップ
25 処理装置
26 センサ
28 アナログ入力電圧信号
32 デジタル出力電圧信号
34 アナログ繰返し確定信号
35 オーバーサンプル&平均ブロック、デジタル後処理装置動作
36 容量性フィルタ
38 動作増幅器
38−1 正入力ポート
38−2 負入力ポート
38−3 出力ポート
40 フィードバック抵抗
42−1、42−2、42−3 回路抵抗
44 基準電圧源
45 繰返し確定信号生成回路、疑似雑音信号生成回路
46 接地接続
48 複数の切替え可能な電圧源出力
50 抵抗回路網
50−1 第1の抵抗
50−2 第2の抵抗
50−3 第3の抵抗
50−4 第4の抵抗
52 電流加算抵抗
53 繰返し確定信号出力ノード
Claims (3)
- 入力信号を受け取り、疑似雑音信号を生成し、そして前記疑似雑音信号を前記受け取った信号に追加するように構成された構成要素と、
前記加算された信号をデジタル化するように構成されたアナログ/デジタル変換器と
を備える装置。 - 請求項1に記載の装置において、前記構成要素が、
前記疑似雑音信号を提供するように構成された共通のノードと、
前記共通のノードに結合された2つ以上の疑似雑音ユニットであって、疑似雑音信号を別々に生成するように構成されたユニットと、をさらに備える装置。 - 請求項2に記載の装置において、各疑似雑音ユニットが、
1つまたは複数の抵抗群と、
切替え可能な電圧源とをさらに備え、前記1つまたは複数の抵抗群がそれぞれ、第1の端部で前記共通のノードに接続され、第2の端部で前記切替え可能な電圧源に接続される装置。
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Country | Link |
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