JP2011022767A - 電力制御装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力モードから復帰するまでの復帰時間も含めてユーザの利用状況に応じた省電力化制御を行い、よりユーザの利便性を考慮した省電力化を図るようにする。
【解決手段】本発明の電力制御装置は、ユーザ操作信号の入力がない状態に応じて、省電力モードへの移行を制御する電力制御装置において、ユーザ操作信号の入力がない状態の無操作時間を計測する無操作時間計測手段と、無操作時間計測手段が計測する無操作時間に応じて省電力モードへの移行を判定する電力モード制御手段と、電力モード制御手段の判定結果に応じて電力制御を行う電力制御手段とを備え、電力モード制御手段が、省電力モードの移行から通常モードに復帰までの時間を含む無操作時間に基づいて、省電力モードへの移行制御を行うことを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力制御装置及びプログラムに関し、例えば、スリープモード等の省電力モードを備えた電力制御装置に適用し得るものである。
例えば、省電力機能を有する電力制御装置を備えたパーソナルコンピュータや周辺機器等が存在する。これらの機器の電力制御装置は、所定時間、ユーザ操作による入力がない場合に、通常の動作モードから省電力モードに移行することで省電力化を図っている。
また、省電力モードへの移行に関しては、単に省電力化だけを意識するのではなく、ユーザの利便性も考慮した移行処理が強く望まれている。
特許文献1では、直前に実行していた動作やネットワーク接続の有無に応じて、異なる省電力モード移行時間を設定することが記載されている。
特許文献2では、操作を必要とする処理の実行頻度が高い場合には、各処理が終了した際、実行頻度が高い処理に対応した移行時間が設定できることが記載されている。
特開2000−184106号公報 特開2004−345188号公報
ところで、省電力モードに移行した後、ユーザが何らかの操作を行うと、省電力モードから通常モードに復帰することになる。
上述したように、特許文献1及び特許文献2には、直前に実行していた動作や実行頻度の高い処理に対応して、省電力モードへの移行を行うことにより、ユーザの利便性を低下させることなく省電力化を行うことができる。
しかし、その一方で、省電力モードに移行した後、通常モードに復帰するまでの復帰時間も考慮して、省電力モードへの移行時間を調整することはできない。
例えば、画面閲覧等をしているユーザの場合、無操作状態が続くと省電力モードに移行するが、ユーザは画面閲覧を望んでいるから、通常モードに戻すための何らかの操作を行う。省電力モードへの移行時間が短い場合には、このような復帰操作が頻繁に行われ、ユーザの利便性に欠ける場合が生じ得る。
そこで、本発明は、省電力モードから通常モードに復帰するまでの復帰時間も含めてユーザの利用状況に応じた省電力化制御を行い、よりユーザの利便性を考慮した省電力化を図ることができる電力制御装置及びプログラムを提供することを目的とする。
かかる課題を解決するために、第1の本発明の電力制御装置は、ユーザ操作信号の入力がない状態に応じて、省電力モードへの移行を制御する電力制御装置において、(1)ユーザ操作信号の入力がない状態の無操作時間を計測する無操作時間計測手段と、(2)無操作時間計測手段が計測する無操作時間に応じて省電力モードへの移行を判定する電力モード制御手段と、(3)電力モード制御手段の判定結果に応じて電力制御を行う電力制御手段とを備え、(4)電力モード制御手段が、省電力モードの移行から通常モードに復帰までの時間を含む無操作時間に基づいて、省電力モードへの移行制御を行うことを特徴とする。
第2の本発明の電力制御プログラムは、ユーザ操作信号の入力がない状態の無操作時間を記憶する無操作時間記憶手段を備えた電力制御装置を、(1)無操作時間計測手段が計測する無操作時間に応じて省電力モードへの移行を判定する電力モード制御手段、(2)電力モード制御手段の判定結果に応じて電力制御を行う電力制御手段として機能させ、(3)電力モード制御手段として、省電力モードの移行から通常モードに復帰までの時間を含む無操作時間に基づいて、省電力モードへの移行制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、省電力モードから通常モードに復帰するまでの復帰時間も含めてユーザの利用状況に応じた省電力化制御を行い、よりユーザの利便性を考慮した省電力化を図ることができる。
第1の実施形態の電力制御装置の内部構成を示す内部構成図である。 第1の実施形態の省電力モード制御処理の動作を示すシーケンス図である。 第2の実施形態の省電力モード制御処理の動作を示すシーケンス図である。 第3の実施形態の省電力モード制御処理の動作を示すシーケンス図である。
(A)第1の実施形態
以下、本発明の電力制御装置及びプログラムの第1の実施形態について図面を参照しながら説明する。
第1の実施形態は、例えばコンピュータや周辺機器等のような機器に搭載される電力制御装置の省電力機能に、本発明を適用した実施形態を例示して説明する。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、第1の実施形態の電力制御装置の内部構成を示す内部構成図である。
図1において、第1の実施形態の電力制御装置100は、入力手段101に接続する入力検出部102、無操作時間計測部103、無操作時間記憶部104、省電力モード移行判定部105、電力制御部106、表示処理部107、CPU108、RAM109、記憶装置110を少なくとも有して構成される。
電力制御装置100は、表示処理部107、CPU108、RAM109、記憶装置110などの電源をオフにする省電力モードに移行させることにより省電力化(省エネ)を制御するものである。
入力手段101は、電力制御装置100を搭載する機器の入力手段であり、例えば、キーボードやマウス等が該当する。入力手段101は、ユーザの操作により入力を受け付け、入力信号を入力検出部102に与えるものである。
入力検出部102は、入力手段101からの入力信号を検出する処理部又は装置が該当する。入力検出部102は、入力信号の検出を行うと、無操作時間計測部103に入力信号を検出した旨を伝えるものである。
無操作時間計測部103は、入力検出部102による入力信号の検出結果に基づいて、入力がなかった時間を無操作時間として計測する処理部又は装置が該当する。無操作時間計測部103は、入力検出部102が入力信号を検出した時刻から、次に入力を検出した時刻までの時間を無操作時間とする。
また、無操作時間計測部103は、計測した無操作時間を無操作時間記憶部104に記憶するものである。さらに、無操作時間計測部103は、計測する無操作時間を省電力モード移行判定部105に与えるものである。
無操作時間記憶部104は、無操作時間計測部103が計測した無操作時間を記憶するものである。
省電力モード移行判定部105は、入力手段101から所定時間以上入力がなかった場合、省電力モードへの移行を判定する処理部又は装置である。また、省電力モード移行判定部105は、無操作時間記憶部104に記憶される無操作時間の全体を参照して、省電力モードへ移行させる移行時間の更新を行うものである。
電力制御部106は、省電力モード移行判定部105により省電力モードへ移行することが判定されると、表示処理部107、CPU108、RAM109、記憶装置110の電力供給がオフにする(省電力モードに移行する)制御を行う処理部又は装置である。
表示処理部107は、例えばディスプレイ等の機器の表示装置が該当する。表示処理部107は、通常モード時は通常の表示処理等を行うが、省電力モードに移行すると、電力制御部106の制御を受けて電源供給がオフになる。
CPU108は、電力制御装置100に内蔵されたCPUであり、電力制御部106の制御を受けて電源供給がオフとなる。
RAM109は、電力制御装置100に内蔵されたRAMであり、電力制御部106の制御を受けて電源供給がオフとなる。
記憶装置110は、電力制御装置100に内蔵された記憶装置であり、電力制御部106の制御を受けて電源供給がオフとなる。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、第1の実施形態の電力制御装置100における省電力モード制御処理の動作について図面を参照しながら説明する。
図2は、第1の実施形態の省電力モード制御処理を示すフローチャートである。
まず、入力検出部102は、入力手段101からの入力の有無を監視している。
入力検出部102は入力有りを検出すると(ステップS101)、無操作時間計測部103は、その入力有りの検出時刻から無操作時間の計測を開始する(ステップS102)。
ステップS103では、その後続けて入力がある場合、省電力モード制御処理はなされず処理を終了する。一方、入力がない場合には、ステップS104に移行する。
省電力モード移行判定部105は、無操作時間計測部103が計測する無操作時間と、予め設定されている省電力モード移行時間とを比較する。そして、無操作時間が省電力モード移行時間以下の場合、ステップS103に戻り、無操作時間の計測を維持する。
一方、無操作時間が省電力モード移行時間を越えると、省電力モード移行判定部105は、省電力モードへの移行を判定する(ステップS105)。
つまり、省電力モード移行判定部105による判定を受けて電力制御部106は、表示処理部107、CPU108、RAM109、記憶装置110のそれぞれへの電源供給の制御を行う。
ここで、省電力モードへの移行について、無操作時間に応じて、省電力モードを「表示装置電源オフ」→「記憶装置電源オフ」→「CPU電源オフ(スタンバイ)」→「RAM電源オフ(休止)」の順に移行する。
これは、省電力モード移行判定部105が、省電力対象(例えば、CPU108、RAM109、記憶装置110)のそれぞれについて、省電力モードに移行するための閾値(省電力モード移行時間)を用意し、無操作時間と各省電力モード移行時間(各閾値)との比較から判断して実現することができる。
また、省電力モードに移行してから入力検出部102が入力を検出すると、電力制御部106は、省電力モードから通常モードに復帰する(ステップS107)。すなわち、電源オフにした表示処理部107、CPU108、RAM109、記憶装置110の電源をオンにする。また、このとき無操作時間計測部103は、計測した無操作時間を無操作時間記憶部104に記憶する。なお、入力がない場合には、ステップS104に戻り処理を続行する。
ここで、省電力モードから通常モードへの復帰について、「表示装置電源オフ」、「記憶装置電源オフ」、「CPU電源オフ(スタンバイ)」、「RAM電源オフ(休止)」の順から電源オン状態に復帰するように行う。
ステップS108では、省電力モード移行判定部105が、無操作時間記憶部104に記憶される全体の無操作時間に基づいて、省電力モード移行時間の変更を行う。
ここで、省電力モード移行判定部105は、移行延長閾値と移行短縮閾値とを有する。移行延長閾値は、省電力モード移行時間を延長するための閾値であり、移行短縮閾値は、省電力モード移行時間を短縮するための閾値である。
省電力モード移行判定部105は、無操作時間と移行延長閾値とを比較し、無操作時間が移行延長閾値未満の場合に、省電力モード移行時間を延長するように更新する(ステップS109)。この場合、無操作時間が比較的短いことから、例えば省電力モードへの移行後に、ユーザが入力操作を行い、省電力モードからの復帰することを希望していることが考えられる。そこで、無操作時間が移行延長閾値未満の場合には、省電力モード移行時間の延長更新を行い、省電力モードに移行するまでの時間をそれまでよりも長くなるようにできる。
また、省電力モード移行判定部106は、無操作時間と移行短縮閾値と比較、無操作時間が移行短縮閾値を超える場合に、省電力モード移行時間の短縮するように更新する(ステップS109)。この場合は、上記の場合と逆であり、省電力モードからの復帰を望むことをしなくなったと考えられるから、それまでよりも早く省電力モードへ移行させるように省電力モード移行時間を短縮するようにする。
なお、省電力モード移行時間の延長又は短縮に係る時間長(変更幅)は、例えば、1秒単位、1分単位、10分単位などで調整できるようにしても良い。また、延長の変更幅と短縮の変更幅とが、それぞれ異なる時間長であっても良い。さらに、電源オフ対象毎に省電力モード移行時間を用意した場合、それぞれの省電力モード移行時間毎に延長又は短縮の時間長を決定するようにしても良い。また、無操作時間と移行時間との差分を利用した所定の関数式を用いて算出するようにしても良い。
(A−3)第1の実施形態の効果
以上のように、第1の実施形態によれば、前回の無操作時間に応じて、省電力モードへの移行時間を変更することにより、ユーザの利用状況に応じた省電力制御を行い、ユーザの利便性を考慮した省電力化を図ることができる。
つまり、省電力モード移行後、即座に復帰した場合、直後の省電力モード移行時に、省電力モードヘの移行時間を延長することができる。また、省電力モード移行後、長時間無操作状態が継続した場合、直後の省電力モード移行時に、省電力モードヘの移行時間を短縮することができる。
(B)第2の実施形態
次に、本発明の電力制御装置及びプログラムの第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(B−1)第2の実施形態の構成及び動作
省電力モードへの移行は、無操作時間に応じて自動的に移行させる場合と、ユーザの自発的な操作により移行させる場合がある。
第2の実施形態は、ユーザが自発的に省電力モードへ移行させたか否かに応じて、移行短縮閾値を変更する点が第1の実施形態と異なる。
第2の実施形態の電力制御装置の構成は、図1に示す第1の実施形態の電力制御装置100と同じである。そこで、第2の実施形態でも、図1を用いて説明する。
第2の実施形態では、省電力モード移行判定部105は、第1の実施形態の判定処理に加えて、ユーザ操作により省電力モードへの移行操作が行われているかを判定するものである。
図3は、第2の実施形態の省電力モード制御処理の動作を示すフローチャートである。
図3では、第1の実施形態で説明した移行時間変更判定処理の後(図2のステップS108及びS109)に、ユーザが自発的に省電力モードへの移行をするか否かの操作を行う場合を例示する。
図3において、入力検出部102が入力の有無を検出して、無操作時間計測部103が計測した無操作時間と省電力モード移行時間との比較により省電力モードへ移行する処理(ステップS101〜S105)、その後の入力に応じて省電力モードからの復帰処理(ステップS106、S107)、及び、省電力モード移行時間の変更判定処理及び更新処理(ステップS108、S109)は第1の実施形態と同じである。
省電力モード移行判定部105は、ユーザが手動により省電力モードへの移行操作を行っているか否かを判定する(ステップS201)。
ここで、電力制御装置100は、ユーザ操作により、「CPU電源オフ(スタンバイ)」、「RAM電源オフ(休止)」等の省電力モードへの移行を受け付けている。
ユーザが手動により省電力モードへの移行を行っている場合、省電力モード移行判定部105は、ステップS202に移行し、移行短縮閾値を延長するように調整する(ステップS202)。すなわち、ユーザが手動で省電力モードへの移行を行っている場合、省電力モードへの移行時間を短縮する閾値を小さく(甘く)する。
一方、ユーザが手動により省電力モードへの移行を行っていない場合、省電力モード移行判定部105は、ステップS203に移行し、移行短縮閾値を短縮するように調整する(ステップS203)。すなわち、ユーザが手動で省電力モードへの移行を行っていない場合、省電力モードへの移行時間を短縮する閾値を大きく(厳しく)する。
なお、移行短縮閾値の延長又は短縮に係る変更幅は、例えば、1秒単位、1分単位、10分単位などで調整できるようにしても良い。また、延長と短縮の時間長は、それぞれ異なる時間長としても良い。また、予め複数の異なる移行短縮閾値を用意しておき、無操作時間との比較結果に応じて、例えば1段階大きくした閾値に変更したり、又逆に1段階小さくした閾値に変更したりするようにしても良い。
(B−2)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、ユーザが自発的に省電力モードに移行した場合、移行時間を短縮する閾値を甘くし、ユーザが自発的に省電力モードに移行しなかった場合、移行時間を短縮する閾値を厳しくすることにより、ユーザの利用状況に応じた省電力化を図ることができる。
(C)第3の実施形態
次に、本発明の電力制御装置及びプログラムの第3の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(C−1)第3の実施形態の構成及び動作
第3の実施形態は、所定時間内に生じた省電力モードからの復帰回数に応じて、移行延長閾値を変更する点が第1の実施形態と異なる。
第3の実施形態の電力制御装置の構成は、図1に示す第1の実施形態の電力制御装置100と同じである。そこで、第3の実施形態でも、図1を用いて説明する。
第3の実施形態では、省電力モード移行判定部105は、第1の実施形態の判定処理に加えて、所定期間内に生じる省電力モードからの復帰回数を計数し、その復帰回数に応じて移行延長閾値を変更するものである。
図4は、第3の実施形態の省電力モード制御処理の動作を示すフローチャートである。
図4において、入力検出部102が入力の有無を検出して、無操作時間計測部103が計測した無操作時間と省電力モード移行時間との比較により省電力モードへ移行する処理(ステップS101〜S105)、その後の入力に応じて省電力モードからの復帰処理(ステップS106、S107)、及び、省電力モード移行時間の変更判定処理及び更新処理(ステップS108、S109)は第1の実施形態と同じである。
省電力モード移行判定部105は、所定時間内で発生した、省電力モード移行時間を延長した回数又は省電力モード移行時間を短縮した回数を計数する。
そして、所定時間内で省電力モード移行時間を延長した回数が複数回発生した場合、ステップS302に移行し、移行延長閾値の延長を行う(ステップS302)。すなわち、移行時間の延長が複数回発生した場合、省電力モード移行時間を延長する閾値を甘くする。
また、所定時間内で省電力モード移行時間を短縮した回数が複数回発生した場合、ステップS303に移行し、移行延長閾値の短縮を行う(ステップS303)。すなわち、移行時間の短縮が複数回発生した場合、省電力モード移行時間を延長する閾値を厳しくする。
なお、所定時間内で、省電力モード移行時間の延長又は短縮が複数回生じなかった場合には、処理を終了する。
また、移行延長閾値の延長又は短縮に係る変更幅は、例えば、1秒単位、1分単位、10分単位などで調整できるようにしても良い。また、延長と短縮の時間長は、それぞれ異なる時間長としても良い。また、予め複数の異なる移行延長閾値を用意しておき、移行時間の変更回数に応じて、例えば1段階大きくした閾値に変更したり、又逆に1段階小さくした閾値に変更したりするようにしても良い。
(C−2)第3の実施形態の効果
以上のように、第3の実施形態によれば、省電力モード移行時間の延長が複数回発生した場合、移行時間を延長する閾値を甘くし、移行時間の短縮が複数回発生した場合、移行時間を延長する閾値を厳しくすることにより、ユーザの利用状況に応じた省電力化を図ることができる。
(D)他の実施形態
(D−1)上述した第2及び第3の実施形態では、それぞれの実施形態の特徴が明確にするための別々の実施形態で説明したが、電力制御装置100は、第2及び第3の実施形態で説明した処理機能を同時に有するようにしても良い。
(D−2)上述した第1〜第3の実施形態では、直前の入力信号の検出から今回の入力信号を検出するまでの無操作時間の時間長に応じて、省電力モードへの移行時間を変更することを例示した。無操作時間を計測するだけであるから簡単な構成で実現できる。
しかし、第1〜第3の実施形態の構成に限定されるものではない。例えば、省電力モードへの移行開始から今回の入力信号を検出するまでの時間長に基づいて、省電力モードの移行時間を変更するようにしても良い。
この場合、複数の省電力モードの移行時間が設定されている場合には、最初に移行した時点から計測するようにしても良い。
(D−3)第2の実施形態では、ユーザの自発的な省電力モードへの移行操作の有無に応じて、移行短縮閾値の延長又は短縮を行う場合を例示したが、この変形実施形態として、自発的な操作の有無に応じて、移行時間自体を変更するようにしても良い。
100…電力制御装置、101…入力手段、102…入力検出部、
103…無操作時間計測部、104…無操作時間記憶部、
105…省電力モード移行判定部、106…電力制御部、107…表示処理部、
108…CPU、109…RAM、110…記憶装置。

Claims (6)

  1. ユーザ操作信号の入力がない状態に応じて、省電力モードへの移行を制御する電力制御装置において、
    上記ユーザ操作信号の入力がない状態の無操作時間を計測する無操作時間計測手段と、
    上記無操作時間計測手段が計測する上記無操作時間に応じて上記省電力モードへの移行を判定する電力モード制御手段と、
    上記電力モード制御手段の判定結果に応じて電力制御を行う電力制御手段と
    を備え、
    上記電力モード制御手段が、上記省電力モードの移行から通常モードに復帰までの時間を含む上記無操作時間に基づいて、上記省電力モードへの移行制御を行うことを特徴とする電力制御装置。
  2. 上記無操作時間計測手段が計測した上記無操作時間を記憶する無操作時間記憶手段を備え、
    上記電力モード制御手段が、上記無操作時間記憶手段に記憶される今回の上記無操作時間に基づいて、次回の上記省電力モードへの移行時間の変更を行うことを特徴とする請求項1に記載の電力制御装置。
  3. 上記電力モード制御手段は、上記無操作時間が移行延長閾値未満の場合には、次回の上記省電力モードの移行時間を長くなるようにし、上記無操作時間が移行短縮閾値を超える場合には、次回の上記省電力モードの移行時間を短くするようにすることを特徴とする請求項1又は2に記載の電力制御装置。
  4. 上記電力モード制御手段は、ユーザによる上記省電力モードへの移行操作がなされている場合には上記移行短縮閾値を大きくし、上記ユーザの移行操作がなされていない場合には上記移行短縮閾値を小さくすることを特徴とする請求項3に記載の電力制御装置。
  5. 上記電力モード制御手段は、所定時間内に上記省電力モードへの移行時間の延長変更が複数回発生した場合には、上記移行延長閾値を大きくし、所定時間内に上記省電力モードへの移行時間の短縮が複数回発生した場合には、上記移行延長閾値を小さくすることを特徴とする請求項3又は4に記載の電力制御装置。
  6. ユーザ操作信号の入力がない状態の無操作時間を記憶する無操作時間記憶手段を備えた電力制御装置を、
    上記無操作時間計測手段が計測する上記無操作時間に応じて上記省電力モードへの移行を判定する電力モード制御手段、
    上記電力モード制御手段の判定結果に応じて電力制御を行う電力制御手段
    として機能させ、
    上記電力モード制御手段として、上記省電力モードの移行から通常モードに復帰までの時間を含む上記無操作時間に基づいて、上記省電力モードへの移行制御を行うことを特徴とする電力制御プログラム。
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